こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、私が駐車場で当て逃げ被害にあった全てを書いていこうかと思います。
当て逃げ被害に遭われた方は参考にしていただければと思います。
まだ被害に遭っていない方でも、いつ巻き込まれるかわかりません。
自分は関係ないとは思わず、是非対策を講じてほしいと思います。
私のような思いをしないためにも・・・
当て逃げ被害に遭った当日の状況
私は都心部にある有名なパン屋さんに家族で行くことにしました。
その際、パン屋さんに駐車場はなく、仕方なくタイムズの駐車場に駐めることにしました。
1時間程度駐めていたでしょうか・・・値段が上がるギリギリだったので急いで駐車場に行きました。
そこで見た光景に私は愕然としました。
上の写真はお借りした別の写真ですが、私の愛車スバル「インプレッサスポーツ」は同じ様な悲惨な状態になっていたのです。
ショックと怒りで少しの間、座り込んでしまったのを今でも覚えています。
すぐさま、家から最寄りのオートバックスまで行きました。
その時幸いだったことは、担当してくれた方も過去に当て逃げ被害に遭ったことがあるそうで、警察への対応や保険の対応について、丁寧に教えてくれたのです。
警察は明確な証拠がない場合、まともな対応はしてもらえなかったこと。
車両保険に入っているなら、電話して使った方が良いかどうか相談した方が良いことを聞きました。
私は車両保険に入っていたので、すぐに電話をしてみました。
そして車は一旦、オートバックスに預けて、その日は歩いて家に帰りました。
その日は怒りが収まりませんでした。
当てたことはもちろん悪いですが、さらに”逃げた”わけですからね。
バレなければ良いと思っている最低の人間です。
犯人はいずれ必ず何かの形で制裁を受ける、そう願っています。
被害後の駐車場・警察・保険・オートバックスの対応について
その後、私は「タイムズの駐車場なら防犯カメラがあったはず」と思い、タイムズに電話してみました。
その時のタイムズの対応は、「警察からの協力要請があれば対応するが、個人からの要請では対応できない」といったものでした。
「なんで!?」とは思いましたが、諦めというか納得して引き下がりました。
警察に相談するか、かなり悩みましたが、警察の対応の印象は良くなく、これ以上傷に塩を塗る様な状況にしたくなかったため、結局相談はしませんでした。
しかし、今考えればこのときの判断は誤りだったと反省しています。
相談していれば犯人逮捕につながったかもしれません・・・
皆さんも被害に遭われた場合は、必ず警察に連絡しましょう。
その後の保険の対応についてですが、保険会社がオートバックスに電話確認して被害に遭ったことを確認できたようで、保険を使うかどうかの話し合いになりました。
保険を使用した場合、等級が一気に下がり、次年以降の保険料が大幅に上がります。
さらに私の場合、車両保険を安くするため、修理費用内の10万円分は自己負担にしていました。
修理代は135,000円とオートバックスから連絡があり、それなら保険を使わない方が結果的に安くなることとなったため、保険は使用せずに修理してもらうことにしました。
すがるような思いでオートバックスの担当の方にお願いしました。
「できるだけ綺麗にしてください。お願いします」と。
その数日後、オートバックスから連絡がありました。
直るかどうかも心配でしたが、金額も心配でした。
実はかなり被害が深刻だったため「特別なパーツ交換をする必要があるかもしれない」と言われていたのです。
不安になりながら電話にでたところ、特別なパーツは必要なく、135,000円で対応可能ということでした。
そしてさらに1週間~2週間後に、オートバックスから電話があり、車を受け取りに行きました。
もうめっちゃ綺麗になっていました。元通りです。
「本当に事故に遭ったの!?」と思うくらい、まったく痕跡がなくなっていたのです。
別に私はオートバックスを宣伝したいわけでも何でもないですが、この時だけは本当にオートバックスに感謝しかありませんでした。
というか、担当の方が本当に優しく親切な方でした。
この1件で正直不幸のドン底でしたが、あの方に対応してもらえたことだけは、不幸中の幸いでした。
もちろん”仕事としてやっただけ”と言えばそれまでですが、親身になってアドバイス、対応してくれたことへの感謝は変わりません。
事故後、ドライブレコーダーを取り付けることにした
車の修理後、今度同じ様なことがあった場合は必ず証拠をつかみ、犯人を捕まえる(全額弁償させる)という考えにいたりました。
そこで考えたのが、ドライブレコーダーの取り付けです。
昨今、煽り運転などでドライブレコーダーを取り付ける方も多くなっていますが、当て逃げにも効果が期待できます。
ただし、ドライブレコーダーも数多く商品が出回っており、安い物から高い物までたくさんあります。
そこで、ドライブレコーダーに絶対に必要な能力は何かをまとめてみました。
ドライブレコーダーの選び方
以下の機能が備わっているドライブレコーダーがおすすめです。
- 高解像度で証拠能力がある(Full HD以上)
- 逆光や夜でも撮影することができる(HDR、WDR機能)
- 駐車時でも録画ができる(駐車監視機能[衝撃検知、動作検知])
- GPS機能が付いている
- 衝撃による録画機能が付いている(イベント録画機能)
- 広い視野で広範囲を録画できる
- 長期間撮影できるようにSDカードの容量は128GB対応である
- USB端子が付いている(モバイルバッテリー接続のため)
- リアカメラが付いている(後方録画)
ただし、上記の機能が全て備わっているドライブレコーダーは比較的高価な部類に入ります。
私も上記の基準でケンウッド「DRV-610」を選択、購入して約4年以上経ちましたが、買って良かったと思っています。
せっかく購入したのに、うまくナンバープレートが映っていない等のことにならないためにも、あまり安いドライブレコーダーはおすすめできません。
私が購入した際と現時点で1点違うのは、リアカメラについてです。
私が購入を選定している時は、リアカメラ付きで良い製品がなかった(または高すぎた)ため、私は結局「DRV-610」を2つ購入して前と後ろに取り付けることにました。
当たり前な話ですが、事故は前からだけとは限りません。後ろからの追突事故はかなり多いのも事実です。
駐車時にしても、駐め方によっては後ろからの当て逃げ被害の可能性もあります。
そのため後方録画は必須です!
逆に不要な機能についても説明しておきます。
私が購入したケンウッド「DRV-610」にも運転支援機能として前方衝突警告や車線逸脱警告などが付いていましたが、はっきり言って使用していません。
あくまで補助的な機能で警告音も鳴ったり鳴らなかったりします。
車両本体に搭載されている高性能な安全装備とはまったく別物です。
OFFにできますので付いている分には問題ありませんが、運転支援機能の有り無しでドライブレコーダーを選定するべきではありません。
最近は360度録画できるドライブレコーダーも多く発売されていますが、360度ドライブレコーダーの場合、価格が比較的高価になる点、フロントガラスに設置するとバックドアまで距離があるため後続のクルマをしっかり録画できない点がネックです。
サイドを録画できるメリットはあるため、完全に車両の周囲を録画したい方は、前方に360度ドライブレコーダーを1つ、後方に通常のドライブレコーダーを1つ設置すると、安全性が高くなるでしょう。
【最新】おすすめ ドライブレコーダー
以下は各機能を備えたおすすめのドライブレコーダーです。
コムテック「ZDR035」とケンウッド「DRV-MR450」は前後2カメラのドライブレコーダー、ケンウッド「DRV-CW560」は360度ドライブレコーダーです。
ドライブレコーダーの駐車監視機能はモバイルバッテリーで!
ドライブレコーダーの駐車監視機能を使用する場合、車のバッテリーと接続する物が多いですが、私はおすすめしません。
理由は、以下からです。
- バッテリー上がりの原因にもなる
- 素人が施工するには少しハードルが高い
では、どうすれば良いのかというと、モバイルバッテリーの活用です。
モバイルバッテリーとドライブレコーダーをUSBケーブルで接続すれば、バッテリー上がりの心配もなく、素人でも簡単に設置できます。
走行時は車と接続しておき、駐車時はUSBケーブルをモバイルバッテリーに差し替えて使用する形です。
私は事故以来、毎回そうしています。
ただし、モバイルバッテリーも何でも良いわけではありません。
タブレットから火が出たとか、モバイルバッテリーから火が出たとか一時期よくニュースになっていましたが、リチウムイオン電池は基本的に発火しやすいのです。
しかも、夏の車内は40度を超える場合もあり、安いモバイルバッテリーだと発火の恐れがあり危険です。
せっかく保険のためにドライブレコーダーを購入したのに、それが原因で車を燃やしては元も子もありません。
おすすめ モバイルバッテリー
そこでおすすめなのが、Anker製のモバイルバッテリーです。
Anker製の商品は高い耐久性能があることで有名です。
-40度から158度の耐熱温度・耐冷温度試験や耐熱衝撃性、振動テストをクリアした耐久性能を持っており、しかもそこまで高価ではないのです。
私はAnker「PowerCore 20100」を3,600円程度で購入しましたが、日本の最高気温でも有名な四万十市の夏の車内でも問題なく使用できました。
158度まで大丈夫なので当たり前かもしれませんが・・・
製品名の「20100」とは容量のことで、かなり大容量な部類に入ります。
もっと小さい容量の製品もあります。
もちろん容量が小さいと安くなります。
大容量でなくても良いですが、駐車時間が長くなる等いかなる場合でも間違いなく録画できる必要があったため、私は大容量の製品を選びました。
正直、2週間程度充電しなくても大丈夫なほどの容量なので、もう少し小さい製品でも良かったかもしれませんが、充電の回数も減りますし、安心感があるため、おすすめです。
また、大容量モデルの場合、USB差込口が2個ついています。
USB差込口が2個あれば前後両方同時に駐車監視が可能となりますので、おすすめです。
充電時間は12時間程度で満タンになります。
USBについても書いておきます。
先程の「ドライブレコーダーの選び方」でも書きましたが、ドライブレコーダー本体にUSB端子が付いていることが重要です。
もしUSB端子がない製品だと、モバイルバッテリーとの接続ができません。
USBケーブルについては、片側がTypeAで反対側がminiBのUSBケーブルを購入してください。
※ケンウッド「DRV-610」の場合です。それ以外の製品は仕様表などで確認してください。
USBケーブルでおすすめなのは、Amazonベーシック製品です。
AmazonのケーブルはUSBだけでなく、HDMIケーブルなども安価なのに信頼性が高いのでおすすめです。
おすすめ micro SDカード
micro SDカードについては「安い物で良いだろう」と軽視されがちですが、とても重要です。
せっかく高性能で高価なドライブレコーダーを購入しても、micro SDカードが安物で「ちゃんと保存できていなかった」なんてことになったら、元も子もありません。
そこでおすすめなのが、SanDisk製のmicro SDカードです。
SanDisk製のmicro SDカードは信頼性があり、人気があります。
私は128GBのmicro SDカードを2枚購入して使用していますが、約4年以上使用してまったく何の問題も発生していません。ばっちり毎回保存できています。
ドライブレコーダー購入時にmicro SDカードが付属されている場合も多いですが、容量が少ないため、大容量のmicro SDカードを購入することをおすすめします。
ドライブレコーダーはドアパンチ対策にも効果あり
これまでドライブレコーダーは事故時や当て逃げ時に効果があることを書いてきましたが、もっと身近な被害、通称「ドアパンチ」にも効果があります。
「ドアパンチ」とは、隣のクルマがドアを開けた際にぶつけられる被害のことです。
駐車監視機能(動作検知、衝撃検知)の付いたドライブレコーダーなら、「ドアパンチ」された数秒前から録画開始されますので、犯人特定の可能性が高まります。
さらに私はドアにクッション材を取り付けて、そもそもの「ドアパンチ」を防止しています。
というのも、実は当て逃げ被害のあって数ヶ月後に、今度はタイムズの駐車場で「ドアパンチ」被害にあったのです。
このときも、当然の様に犯人は”逃げています”。
・・・もう、このときはタイムズの駐車場を恨みたくもなりました。
もちろんドライブレコーダーによる犯人特定も大事ですが、そもそもぶつけられない対策は必要でしょう。
私はそれ以降、駐める場所すら厳選するようになりました。
- 入り口や出口等、便利な場所はクルマが集中するため駐めない
- 商用車の隣には駐めない
- ボロボロのクルマの横には駐めない
- 逆に空いている不便な場所&角に駐める
- 空いていなかった場合でも、極力必ず開ける運転席側には駐めない
- タイムズには駐めない(笑)
少々手間でも上記をやるだけでも、「ドアパンチ」の被害から愛車を守ることができます。
最後のタイムズは、まぁ”私の場合は”といった感じです。
別にタイムズさんは悪くありません。
ただ2度もやられた場所なので、私は2度と駐めません。
本当に「ドアパンチ」を防ぎたい方は、ドアにクッション材を取り付けましょう。
ホームセンター等でクッション材と磁石を用いれば簡単に作成できます。価格も1,000円程度で用意できます。
私は取り付ける様になって以降、被害ゼロです。
まとめ
今回は、当て逃げ被害、ドアパンチ被害の対策についてご紹介しました。
私はドライブレコーダー関連の装備を整えるのに総額4万円程度かかりましたが、ドライブレコーダーを取り付けることは非常に重要です。
私からしたら、ドライブレコーダー無しでクルマに乗るなんて、家を施錠せずに就寝するのと同じくらい危険だと考えるようになりました。
世の中何が起こるかわかりません。
あたなや周りの多くの人が常識人でも、世の中には果てしなく愚かな人間が存在しているのも事実です。
そういった人間からあなた自身や家族、そして大事な愛車を守るためには、あなたが守るしかありません!
何か起こる前に、対策を講じましょう。
私のような被害者にならないためにも・・・
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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