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【新型プリウス】グレード(Z・G・U・X)違いまとめ~おすすめは?

トヨタ プリウス 新型 タイヤ ホイール車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2023年1月10日にフルモデルチェンジが行われた新型トヨタ「プリウス」のグレードの違い、メリット・デメリットをまとめてみました。

おすすめグレードはユーザーによって異なりますが、筆者が最もおすすめなグレードは!?

 

※掲載している新型「プリウス」の写真は、「Z(HEV・外装色プラチナホワイトパールマイカ・内装色グラディエントブラック)」、「U(外装色プラチナホワイトパールマイカ・内装色アクティブグレー)」です。

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【新型プリウス】グレードの違い

新型「プリウス」のグレード一覧


トヨタ「プリウス」公式HPより

まず、新型「プリウス」のグレード一覧から確認していきましょう。

 

新型「プリウス」は、以下のグレード構成となっております。
※全て2WD車の価格

  • 1.8Lハイブリッド「X」:約275万円
  • 1.8Lハイブリッド「U」:約299万円
  • 2.0Lハイブリッド「G」:約320万円
  • 2.0Lハイブリッド「Z」:約370万円
  • 2.0Lプラグインハイブリッド「Z」:約460万円

 

上記のとおり、全5グレード構成となっており、エントリーグレードと最上位グレード(ハイブリッド車)の価格差は100万円も離れている設定となっています。

そのため、予算の関係から、ユーザーによってどのグレードが良いか、大きく変わってきます。

 

以降記載するグレードの違いに、プラグインハイブリッド車「Z」については触れていません。

プラグインハイブリッド車「Z」については以下の記事にまとめています。

新型プリウスPHEVのメリット・デメリット5選~HVとの違いは価格差分ある?
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2023年3月15日に発売された新型トヨタ「プリウス」のプラグインハイブリッド車(PHEV)とハイブリッド車(HEV)の違い、新型「プリウス(PHEV)」のメリット・デメリットをまとめてみました。

 

エントリーグレード「X」とは

トヨタ プリウス 新型 外装 エクステリア
では、新型「プリウス」のエントリーグレードである「X」からみていきましょう。

 

「X」は、新型「プリウス」を最も安く購入できるグレードとなっていますが、位置づけは社用車的な扱いとなっています。

“社用車”と聞くと、エアコンがマニュアル・安全装備が全くない・質感がチープすぎる、などのイメージを持っている方が多いかと思いますが、「X」は全くそんなことはありません。

 

1.8Lハイブリッド車の上位グレード「U」にあって、「X」にない装備(設定できない装備)は、以下のとおりです。

  • U専用デザインのアルミホイール
  • グレーメタリック塗装のフロントロアグリル
  • LEDデイライト
  • 安全装備「緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)」
  • 安全装備「パノラミックビューモニター」
  • 上級ファブリックシート・前席シートヒーター・除電スタビライジングプラスシート・リヤセンターアームレスト、インパネイルミネーション等のセットオプション

 

上記のとおり、「X」に設定できない装備、つまり「X」のデメリットはかなり限定的であることがわかります。

「U」のアルミホイール(樹脂フルキャップ)については後述していますが、“かなりダサい”ので「U」の方が良い印象はありません。

ただ、「X」のアルミホイール(樹脂フルキャップ)も決してカッコいいわけではありませんし、“樹脂フルキャップは嫌”というユーザーは、必然的に1.8Lハイブリッド車はおすすめできません。

最大の装備差となるのがパノラミックビューモニター、そして上級ファブリックシートのセットオプションで、室内の質感や快適性が大きく変わります。

実車を見た際のあくまで個人的にな感想ですが、上級ファブリックシートの有無による質感差はそこまで大きくないように感じました。

装備設定が変更されるシート表皮、ドア周り、助手席前インパネなどに大きな質感差がなかったためです。

パノラミックビューモニターや前席シートヒーター、リヤセンターアームレストが絶対欲しい、というようなユーザーにはおすすめできませんが、そうでないユーザーで、そこまで質感にこだわりがないのであれば、新型「プリウス」を最も安く買えるおすすめなグレードだと考えます。

「U」との価格差は標準で24万円程度ありますが、両グレードにブラインドスポットモニターを設定すると価格差は12万円程度まで減少します。

とはいえ、「X」の方が安くなることは間違いなく、「U」には設定できない安全装備「プラスサポート」が設定でき、標準だとディスプレイオーディオレスのため自由にナビを設定できるメリットがあるのも「X」の魅力です。

また、「U」はKINTOグレードとなっており、購入するという選択肢がないため(レンタルのみ)、1.8Lハイブリッド車の「プリウス」を購入したい場合は「X」1択となります。

 

上記のとおり、“社用車だから「X」を選択しない”というのは非常にもったいないと考えます。

パノラミックビューモニターや前席シートヒーターなど一部装備や、質感に大きなこだわりがないユーザーには最もおすすめなグレードです。

 

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KINTOグレード「U」とは

トヨタ プリウス 新型 外装 エクステリア
トヨタ プリウス 新型 タイヤ ホイール
トヨタ プリウス 新型 外装 エクステリア
トヨタ プリウス 新型 内装 インテリア
次は、新型「プリウス」のKINTOグレードである「U」について、みていきましょう。

 

「U」と「X」の装備差は前述のとおりですが、2.0Lハイブリッド車の「G」にあって「U」にない装備(設定できない装備)は、以下のとおりです。

  • 19インチアルミホイール
  • リヤスタビライザー
  • フロントパフォーマンスロッド
  • フードサイレンサー
  • ドライブモード(SPORT、CUSTOM)
  • シフトノブのサテンメッキ加飾

 

上記のとおり、「U」に設定できない装備、つまり「U」のデメリットはかなり限定的であることがわかります。

逆に「U」には、「G」には設定できない安全装備「緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)」を設定できるメリットがあります。

ただ、前述のとおりアルミホイール(樹脂フルキャップ)が“かなりダサい”印象を受けました。
※上の写真2枚目

最上位グレード「Z」とは前後グリルやバンパー、ホイールアーチモール、センターピラーの艶有無、シート表皮の違いもありますが、それ以上にアルミホイールの違いが最も大きいと感じたほどです。

「U」は、タイヤのゴム部の面積が広く、アルミホイールのデザインも何とも言えないため、足回りがダサいグレードとなっています。

当然ですが、「X」も同じです。

この点はユーザーによって受け止め方が大きく変わるため、筆者と同様の考え方のユーザーもいれば、何も気にならないユーザーもいるでしょう。

筆者と同様の考え方のユーザーは、必然的に1.8Lハイブリッド車はおすすめできません。

 

「U」グレードの場合、上記の装備差以上にKINTO(レンタル)しか選択できないということが大きな特徴となります。

KINTOの場合、自動車税や重量税、車検代やメンテナンス代、自動車保険や車両保険などが全て込みになっている契約となります。

そのため、毎年発生する税金や車検時のメンテナンス代が不要になり、毎月のレンタル代しか支出が発生しないことになります。

ディーラーに行くと“かなりおすすめされる”かと思いますが、実際どれだけお得なのか、検証してみました。

 

気になる料金は、上級ファブリックシート、緊急時操舵支援、パノラミックビューモニター、フロアマットを設定した場合の7年契約時の月額が47,850円となります。

これを単純に合計すると、約402万円となります。

ちなみに、仮に購入できたとした場合の初期費用は約342万円です。

初回購入時や車検後にメンテパックに都度加入(約7.8万円×3)、3年目車検が4万円程度、5年目車検が6万円程度、車両保険が約4万円×7年、自動車税が3.6万円×7年の場合、合計で約87万円となります。

約342万円に約87万円を足すと、約429万円となり、KINTOの方が30万円近く安いことになります。

ちなみに、「X」を購入した場合の価格に上記の維持費を足すと約398万円となりますので、「X」と「U」の価格差がほぼなくなります。

そのため、ディーラーはお得ですよ!と非常に推してくるわけです。

 

ただ、上記に考えに含まれていないのがリセールバリューです。

残価率が控えめにみて2割だったとした場合、リセールバリューは60~70万円程度となります。

現在は半導体不足でハイブリッド車のリセールバリューが高騰しており、上記以上に残る可能性もあります。

リセールバリューも考慮すると、購入した方が30万円以上安くなるため、筆者はKINTOはお得ではないと考えます。

KINTOの場合、車内喫煙やペット乗車の禁止、カスタマイズの禁止などの制約があったり、中途解約だと違約金が発生したり(プランによる)、などのデメリットもあります。

また、先程の比較では車両保険やメンテパックに加入した場合で計算していますが、それらに加入しないなら価格差はさらに拡大(KINTOのデメリットが拡大)します。

 

上記より、KINTOグレードである「U」はあまりおすすめではないと考えます。

ちなみに、KINTOの他のメリットでもあるソフトウェアアップグレードは他グレードでも使用可能で、メーカーオプションを後付けできるハードウェアアップグレードは購入時のメーカーオプションに限られています。

つまり、購入後追加されたメーカーオプションは設定できません。ケチってオプションを付けられなかった対策にしかなりません。

従来のKINTOよりかなりお得であることは間違いありませんが、残価設定型クレジットなども含め、手数料や金利が発生するため、キャッシュで購入するよりお金がかかることは間違いありません。

次回のクルマ買い替え時期の自由度なども含め、個人的にはキャッシュがおすすめだと考えます。

 

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中間グレード「G」とは

トヨタ プリウス 新型 ディスプレイオーディオ
次は、新型「プリウス」の中間グレード(2.0Lハイブリッド車)である「G」について、みていきましょう。

 

2.0Lハイブリッド車と1.8Lハイブリッド車の違い

まず、2.0Lハイブリッド車と1.8Lハイブリッド車の違いについて簡単に書いておきます。

燃費性能こそ、4.0km/Lほど1.8Lハイブリッド車が優れていますが、それはタイヤの違いによる性能差が大きく、1.8Lハイブリッド車と同じ17インチタイヤを2.0Lハイブリッド車に装着すると違いは1.1km/Lまで減少します。
※G:31.5km/L、U:32.6km/L(ともにWLTCモード)

最大の違いとなるのが加速性能と静粛性です。

加速性能は、0-100km/h加速で2秒近く差があるため、発進時の加速性能が2.0Lハイブリッド車の方が優れているのはもちろん、加速時も2.0Lハイブリッド車の方が伸びのある加速があります。
※2.0L:7.5秒、1.8L:9.3秒(ともに公式値)

モーターの最高出力や最大トルクが優れているため、モーターのみで走行(加速)できるケースが多く、エンジン音がしないため静粛性も高くなっています。

登坂時や追い越し時など1.8Lハイブリッド車だと大きく唸るシーンでも、エンジンとモーターにパワーに余裕のある2.0Lハイブリッド車の方が静かです。

さらに、2.0Lハイブリッド車にはフードサイレンサーや遮音性ガラス、上級ダッシュサイレンサーなどの採用もあり、より静粛性が高くなっています。

上記のとおり、性能面では1.8Lハイブリッド車より2.0Lハイブリッド車が勝る項目が多くなっています。

 

最上位グレードの「Z」にあって「G」にない装備(設定できない装備)

下位グレードとの装備差は前述のとおりで、アルミホイールを除き、質感面や安全性能面での大きな違いはありません。

 

最上位グレードの「Z」にあって「G」にない装備(設定できない装備)は、以下のとおりです。

■エクステリア・インテリア

  • 艶ありブラックのフロントロアグリル
  • 艶ありブラックのリヤバンパーロア
  • 艶ありブラックのセンターピラー
  • 艶ありブラックのホイールアーチモールディング
  • 合成皮革シート
  • 内装色マチュアレッド

■安全装備

  • 自動防眩インナーミラー
  • 安全装備「緊急時操舵支援」
  • 安全装備「周辺車両接近時サポート」
  • ドライブレコーダー(前後方)
  • 安全装備「トヨタ チームメイト アドバンスドパーク」
  • 安全装備「パーキングサポートブレーキ(周囲静止物」

■快適装備

  • 上級ダッシュサイレンサー
  • パワーバックドア
  • LEDアクセサリーランプ
  • フロントドアガラス(IRカット機能付、遮音性)
  • フロントオートワイパー
  • ステアリングヒーター
  • デジタルキー
  • 前席シートベンチレーション
  • 運転席8ウェイパワーシート
  • 運転席シートポジションメモリー
  • 運転席オートスライド
  • 電動ランバーサポート(運転席)
  • ナノイーX
  • ワイヤレス充電器
  • 12.3インチディスプレイオーディオ
  • ディスプレイオーディオPlus

 

これまでのグレード間の装備差と比較すると、圧倒的に多くなっています。

グレード間の価格差が大きいことも、この装備差の多さに起因しています。

特にエクステリアの質感差、快適装備差が大きくなっています。

 

最上位グレード「Z」と「G」の質感差

エクステリアの質感差は後述の写真(最上位グレード「Z」とは)と前述の写真(エントリーグレード「X」とは、KINTOグレード「U」とは)を比較してもらえれば、アルミホイール以外の違いを確認してもらえるかと思います。

艶感は、センターピラーが最も上質で、逆に前後バンパーとホイールアーチは“そこまで”な印象を受けました。

逆にいえば、塗装されていない「G」以下のグレードとの質感差は“そこまで大きくない”と感じましたが、未塗装の面積が大きくなるリヤバンパーロアはチープな印象が大きくなります。

インテリアの質感は、シート表皮くらいしか変わらないため、ほとんど違いはありません。

トヨタ「カローラ」などは、インテリアの質感差が最上位グレードと中間グレード以下で大きく変わる印象を受けましたが、「プリウス」は抑えられている印象です。

 

最上位グレード「Z」と「G」の安全性能差

安全装備面での違いも大きく、具体的には以下の内容となります。

  • 緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)
    自車線内に回避スペースがある場合、システムが回避操舵を行い、衝突を回避する
  • フロントクロストラフィックアラート
    交差点に進入する際、車両前方左右から接近する車両をレーダーで検知してブザー音とディスプレイ表示で警告する
  • レーンチェンジアシスト
    自動車専用道路で方向指示器を操作すると、ハンドル操作をシステムがアシスト
  • トヨタ チームメイト[アドバンストパーク]
    従来のステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトの全操作を自動で行う駐車機能に、並列駐車時の前向き駐車、前向き出庫、バック出庫機能を追加
    スマートフォンを操作による駐車および出庫が可能なリモート機能を追加
  • パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)
    車両前後方のみならず側方に対しても衝突の危険性がある際は自動ブレーキが作動

 

いずれも新型「ノア」・「ヴォクシー」から採用された安全装備で、死角の車両を検知したり、自動駐車や自動車線変更などの機能となっています。

もちろん、“あればより安全”になる装備ばかりですが、先進的でトップクラスの性能を誇る自動ブレーキなど、基本的な安全装備は「G」にも搭載されていますので、設定されていないから大きく困る装備ではないと考えます。

上記のほか、「Z」なら車載カメラを使用したドライブレコーダーも設定されますが、録画時間が100分と短い、衝撃を検知した後から録画が開始されるタイプなため衝突時の映像は録画できない、衝撃が軽い人や自転車との接触の場合は保存されない、など性能面で一般的に販売されているドライブレコーダーより劣る面もあるため、購入後別途ドライブレコーダーを設置する必要がないメリットはあるものの、それ以上のメリットはないと考えます。

 

最上位グレード「Z」と「G」の快適装備差

「G」と「Z」の最大の違いは、快適装備にあります。

特に需要が高いと考える装備は、以下です。

  • パワーバックドア
  • 12.3インチディスプレイオーディオ
  • ディスプレイオーディオPlus

 

何と言ってもパワーバックドアの需要は高いでしょう。

パワーバックドア欲しさだけに「Z」を選ぶユーザーもいるかもしれません。

パワーバックドアがあれば、閉める際に嫌な音をさせたり、半ドアになったりする憂いから開放されます。

予約ロック機能も搭載されているため、閉まるまで待つ必要もありません。

そして、もう1つ大きな装備差となるのが12.3インチディスプレイオーディオとディスプレイオーディオPlusです。

標準装備の8インチディスプレイというのは、下位モデルの「アクア」や「カローラ」より小さく、上の写真のとおり大きな枠に小さなディスプレイとなるため、質感面でも低下します。

また、ディスプレイサイズが小さいことにより動画などの視認性が下がるだけでなく、パノラミックビューモニターの見やすさも大きく落ちるため、そういう意味では安全面でも劣ります。

さらに、ディスプレイオーディオPlusを設定できないため、6年目以降もナビを使用する場合、月880円、年10,560円の支払いが必ず必要になってきます。

ディスプレイオーディオPlusなら、コネクティッドナビの他に従来と同じ車載ナビ機能もあるため、無料で使い続けることが可能です。

 

中間グレード「G」のメリット

上記のとおり、最上位グレード「Z」と比較すると、設定できない装備が多く、「G」はデメリットが多いように見えますが、「Z」と比較して最大のメリットとなるのが価格です。

 

  • 2.0Lハイブリッド「G」:約320万円
  • 2.0Lハイブリッド「Z」:約370万円

 

上記のとおり、車両本体価格差が50万円もあり、「G」にパノラミックビューモニターとETC車載器を、「Z」にはディスプレイオーディオPlusを設定したとしても、価格差は45万円程度までしか縮まりません。
※G:約331万円、Z:約376万円(ともに車両本体価格のみ)

そのため、コスパは「G」の方が高いと考えます。

6年目以降に必ずナビ代が発生すること、リセールバリューを考慮しても、よほど早く売る場合を除き、「G」の方がコストメリットは大きいと考えます。

ただ、エクステリアの質感差、各種快適装備を我慢できるか否かで、「G」がおすすめか否かが変わってくるため、前述の装備差の重要度によって、どちらが良いか変わってくるでしょう。

 

ちなみに、「X」グレードの項目で記載したとおり、上級ファブリックシートの有無による質感差はそこまで大きくないため、加速性能や静粛性、何より17インチアルミホイール(樹脂フルキャップ)を許容できるなら、30万円程度安く購入できる「X」グレードという選択肢もありだと考えます。
※G:約331万円、X:約298万円(ともに車両本体価格のみ)

 

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最上位グレード「Z」とは

トヨタ プリウス 新型 外装 エクステリア
トヨタ プリウス 新型 タイヤ ホイール
トヨタ プリウス 新型 外装 エクステリア
トヨタ プリウス 新型 外装 エクステリア
トヨタ プリウス 新型 内装 インテリア
トヨタ プリウス 新型 ディスプレイオーディオ
トヨタ プリウス 新型 パーキングブレーキ
最後は、新型「プリウス」の最上位グレード(2.0Lハイブリッド車)である「Z」について、みていきましょう。

 

これまで記載したとおり、エクステリア・インテリアの質感、安全性能、快適性の全てに優れた最上位グレードである一方、価格が高く、ディーラーに言われるがまま購入すると間違いなく400万円を超える高級グレードとなっている点が最大のデメリットです。

後悔したくないから最上位グレード、リセールバリューが高いから最上位グレード、という選択は正しいと思いますが、新型「プリウス」の場合、中間グレードとの価格差が大きいため、必ずしも“最上位グレードが正”ではないと考えます。

前述のとおり、質感面、快適面、安全面で妥協できるなら、「G」や「X」を選択した方がコスパは高いと考えます。

 

ちなみに、最上位グレードと中間グレード以下でインテリアの質感差が限定的だと記載しましたが、逆にいえば、最上位グレードでもインテリアの質感はセンターコンソール部を除き、少し残念な印象を受けました。

例えば、インパネやドアアームレスト周りでそこまで上質な印象がなく(樹脂感が強い)、このクラスのクルマながら後席エアコン吹き出し口すらない、後席用充電USB端子がない、など快適性で気になる部分もあります。

エクステリアについても、前後バンパーやホイールアーチモールの艶感がもう少し上質なら、と感じました。

室内高の低さほど気になる部分ではありませんが、価格帯を考慮すると少し残念な印象があり、筆者が「Z」をそこまで推せない大きな理由となっています。

 

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【新型プリウス】見積もり額・値引き額

トヨタ プリウス 新型 外装 エクステリア
最後に、新型トヨタ「プリウス」の見積り額をみていきましょう。

■2.0Lハイブリッド

  • Z(2WD):約398万円
  • G(2WD):約351万円

■1.8Lハイブリッド

  • X(2WD):約319万円

 

上記は、オプションにディスプレイオーディオPlus(Zのみ)、パノラミックビューモニター(Gのみ)、8インチディスプレイオーディオ(Xのみ)、スライドタイプのアームレスト、マット、ボディコーティングを設定した場合の価格です。

オプション総額は「Z」で約18万円、「G」で約20.5万円、「X」で約34.5万円となっています。

また、メンテパックを別途設定していますが、メンテパックは点検代を“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。

「X」を除き、他車と比較するとオプション総額が非常に安くなっており、この点は新型「プリウス」のメリットといえます。

逆にいえば、中間グレードの「G」以下に、フロントクロストラフィックアラートやアドバンスト パークなどの安全装備、合成皮革シート、パワーバックドア、パワーシート、12.3インチディスプレイオーディオ、などのオプションを設定できないデメリットがあるともいえます。

値引き額を含んでいない価格ではありますが、最も高い「Z」だと400万円に近い価格となっています。

400万円というのは、Dセグメントモデルであるトヨタ「カムリ」の価格に近く、下位グレードと比較すると、むしろ新型「プリウス」の方が高い価格となります。

【新型プリウス オプション】おすすめオプション7選!
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2023年1月10日にフルモデルチェンジが行われた新型トヨタ「プリウス」のおすすめオプションを徹底検証してみました。 果たして、新型「プリウス」に必要なオプションとは!? ※掲載している新型「プリ...

 

では、値引き額を含んだ場合の価格をみてみましょう。

■2.0Lハイブリッド

  • Z(2WD):約375万円
  • G(2WD):約328万円

■1.8Lハイブリッド

  • X(2WD):約296万円

 

オプションは、先程の設定からボディコーティングを除外しています。

オプション総額は「Z」で約10.2万円、「G」で約12.8万円、「X」で約26.8万円となっています。

気になる値引き額は15万円でした。

値引き額は発売直後ということもあり控えめな額でしたが、時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。

筆者は「カローラツーリング」オーナーですが、最上位グレードの「HYBRID W×B」を購入した際の値引き額は約33万円でした。

 

では、新型「プリウス」の価格を他車と比較してみましょう。

同トヨタのCセグメントクラス「カローラツーリング」の最上位グレード「HYBRID W×B」の価格は値引き額込みで約290万円、1つ下のBセグメントクラス「アクア」の最上位グレード「Z」の価格は値引き額込みで約277万円となっています。

値引き額の違いはありますが、「カローラツーリング」は新型「プリウス」のエントリーグレード「X」よりも6万円程度安い価格となっています。

当然、1つ下のモデルである「アクア」は新型「プリウス」よりも大幅に安く、エントリーグレード「X」よりも20万円程度安い価格となっています。維持費も含めて考えれば価格差はより拡大するでしょう。

 

とはいえ、新型「プリウス」は「カローラ」や「アクア」よりもスポーティで、先進装備や快適装備も豊富に設定されているため、装備差を考慮すれば決して高くないと考えます。

同じ1.8Lモデルなら「カローラ」との価格差も限定的で、値引き額を上記以上に引き出せれば「カローラ」より安く購入することも可能でしょう。

 

いずれにしても、全込み300万円以上、場合によっては400万円を超える価格となりますので、決して安いクルマではありません。

新型「プリウス」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。

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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。

ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

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まとめ

今回は、新型トヨタ「プリウス」のグレードの違いをまとめてみました。

 

新型「プリウス」は、非常に先進的なエクステリア・インテリアデザインが特徴で、優れた燃費性能だけでなく、加速性能や安全性能もトップクラスという、総合力の高いクルマとなっています。

フルモデルチェンジ前までは、後部座席やラゲッジスペースの広さ程度しか同Cセグメントの「カローラ」に勝る魅力がありませんでしたが、新型「プリウス」は燃費性能・加速性能・安全性能・快適性と、多くの項目で「カローラ」を上回る上位モデルに生まれ変わっています

一方、全高が最大で5cm低くなったことで室内高は6.5cmも低くなり、ラゲッジスペースも大幅に狭くなるなど、居住性の面ではフルモデルチェンジ前より改悪された形になっています。

その他、1.8LモデルはKINTOグレードを除くと社用車向けグレードしか選択できないという点も、安い価格で新型「プリウス」を購入したいユーザー的には気になるところです。

上記のとおり、気になる点が全くないわけではありませんが、「カローラ」にはない魅力が満載の新型「プリウス」は非常におすすめのCセグメントだと考えます。

Cセグメントクラスのクルマの購入を検討している方は、新型「プリウス」を是非検討してみましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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