こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2024年5月20日に一部改良が行われた新型トヨタ「シエンタ」を長距離試乗、徹底分析した上で、良かった点、気になった点をご紹介します。
果たして、新型「シエンタ」はおすすめミニバンなのか!?
※掲載している新型「シエンタ」の写真は、「Z(7人乗り・外装色ホワイトパールクリスタルシャイン・内装色フロマージュ)」、「HYBRID G(5人乗り・外装色アーバンカーキ・内装色カーキ・ファンツールパッケージ&sientaギアセット装着車)」です。
新型トヨタ「シエンタ」のエクステリア(外装)
■Z(7人乗り・ホワイトパールクリスタルシャイン)
■HYBRID G(5人乗り・アーバンカーキ・ファンツールパッケージ&sientaギアセット)
新型トヨタ「シエンタ」のエクステリアは、ヘッドランプがシャープで独特なデザインだった先代「シエンタ」と異なり、ほっこりする優しいフロントデザインとなっています。
フロントデザインは、新型「アクア」や「パッソ」と似た印象があります。
また、全体的に2021年フルモデルチェンジ前のルノー「カングー」、シトロエン「ベルランゴ」、フィアット「パンダ」の様なデザインとなっており、発売当初は似ているという指摘が多くありました。
先代「シエンタ」が爬虫類顔、新型「シエンタ」は犬顔などとも言われています。
ボディサイズが大きく見えないデザインとなっていること、かつ全高が先代「シエンタ」より2cm低くなったことで、全長や全幅に違いはないものの先代「シエンタ」よりボディサイズがコンパクトになった印象もあります。
四角く丸いデザインの“シカクマル”をコンセプトとしており、バンパーコーナープロテクターなどにより“ツール感”も強調されています。
エクステリアの質感は、全体的に艶感のある加飾がほとんどなく、質感高い印象はありません。
全グレードでスチールホイール(樹脂フルキャップ)が標準装備となっている点は廉価な印象もあります。
比較的スポーティでタフな印象のあるホンダ「フリード」と比較すると、非常に対象的な設定となっています。
その他、ファンツールパッケージを選択することでセンターピラーがボディ同色となり、内装色がカーキとなります。
個人的には“より廉価な印象になる”ため、ファンツールパッケージを選択するメリットは少ないを考えます。
グレード間での違いは、フロントグリルモールの金属調塗装、標準装備のスチールホイールデザイン、前後ランプ程度なので、質感差は限定的です。
新型トヨタ「シエンタ」のインテリア(内装)
■Z(7人乗り・フロマージュ)
■G(5人乗り・カーキ)
新型トヨタ「シエンタ」のインテリア(内装)デザインと質感
新型トヨタ「シエンタ」のインテリアは、水平貴重なインパネデザイン、ドアポケットやエアコン吹き出し口など新型「シエンタ」のコンセプトでもある“シカクマル”の形状で統一されていることが特徴です。
また、エクステリアもそうですが、フロントドアポケットのピクトグラムなど“ツール感”も強調されています。
そのため、エクステリアと同じくらい、インテリアデザインも先代「シエンタ」から大きく変更された印象です。
インテリアの質感は、最上位グレードであれば設定されるインパネ各所のファブリック加飾、ドアアームレストのファブリック加飾により、上質ではありませんがそこまで廉価な印象はなく、落ち着くリビングの様な印象を受けました。
一方、中間グレード以下では、ウレタンのステアリングホイール、樹脂感のあるインパネやドアトリム等よりプラスチッキーな印象があり、シート表皮もファブリックであることは共通ながら、最上位グレードとは質感差がある印象を受けました。
筆者が試乗した中間グレードが、ファンツールパッケージの設定された内装色カーキのクルマだったため、より廉価な印象を受けた可能性もあります。
収納スペースは、先代「シエンタ」にはなかったBOXティッシュを置ける助手席前インパネトレイ、運転席前のアッパーボックス、1Lのペットボトルを置けるようになったフロントドアポケットなど、かなり多く便利になっています。
また、タイプC 3Aの高速充電が可能なUSB端子がシフトノブ下部に1~2個、運転席シートバックに2個あるため、スマートフォンやタブレット等の充電設備も充実しています。
※グレードによってUSB端子の数は異なります。
新たに天井サーキュレーターが設定できるようになったことも、新型「シエンタ」の大きな魅力です。
これにより、暑い夏場でも後席がより早く、より涼しく、より快適になっています。
新型トヨタ「シエンタ」2列目とウォークスルーの使い勝手
■Z(7人乗り・フロマージュ)
■G(5人乗り・カーキ)
まずは、新型「シエンタ」の1列目ウォークスルーからみていきましょう。
ウォークスルーは、上の写真のとおり、かなり狭く、コンソールボックスの幅およそ12~15cm程度しかありません。
また、室内高が1,300mmとなっているため、大人だとかがんだ状態で通ることになり、幅だけでなく高さ的にも厳しくなっています。
実際、運転席から2列目へ行ってみようとしてみましたが、全く無理でした。
運転席、または助手席をスライドさせれば通れる可能性もありますが、あまり実用的ではない印象です。
そのため、いっそディーラーオプションのコンソールボックス(約2.2万円)を設置してしまい、ティッシュ箱置きにするのも1つの手だと思います。
次は、新型「シエンタ」の2列目をみていきましょう。
2列目は7人乗り車と5人乗り車で若干仕様が異なり、7人乗り車は前後スライドとリクライニングがそれぞれ可能ですが、5人乗り車はリクライニングと連動してシートが前後にスライドする形となっており、“スライド操作だけ行うのは無理”な仕様となっています。
新型「シエンタ」の2列目の格納(タンブルする)方法は、2列目を1番前までスライドさせ、肩口のレバーを引くだけです。
戻す際もほぼ逆の手順で行えるため、非常に簡単です。
新型「シエンタ」の5人乗り車と7人乗り車の2列目の広さは、ディーラーさん曰く違いはないという話でしたが、試乗した印象では5人乗り車の方が僅かに足元スペースが広いと感じました。
2列目の広さは、足元スペースも頭上スペースも十分な空間があり、多くのユーザーが満足できる広さだと感じます。
先代「シエンタ」よりも、2列目足元スペースは8cm、頭上スペースは2.5cm広くなっています。
ただ、依然としてライバルのホンダ「フリード」、1クラス下のトヨタ「ルーミー」よりは狭い印象です。
その他、ライバルのホンダ「フリード」と比較すると、2列目キャプテンシートを選択できない点はデメリットだといえます。
お子さんのお世話などはベンチシートの方がやりやすいため、一概にキャプテンシートが優れているとはいえませんが、快適性ではキャプテンシートの方が優れているでしょう。
当然ですが、2列目の広さは1クラス上のトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」の方が圧倒的に広くなっています。
新型トヨタ「シエンタ」3列目と荷室の使い勝手
■Z(7人乗り・フロマージュ)
■G(5人乗り・カーキ)
次は、新型「シエンタ」の3列目をみていきましょう。
足元スペースが先代より広くなった2列目と異なり、3列目は全く広くなっていません。
一部ユーザーからは、むしろ狭くなったという意見もあります。
上の写真のとおり、2列目を1番後ろまでスライドさせた状態だと、3列目の足元スペース(膝前スペース)は完全になくなってしまいます。
そのため、大人だけでなく子どもすら乗車できません。
2列目を1番前までスライドさせた場合、膝前に拳1つ分程度の余裕ができる広さですが、3列目の長時間乗車は子どもでも厳しいといえるでしょう。
3列目の格納方法は、前述の2ステップで2列目をタンブルさせたあと、3列目座面横のリクライニングレバーで背もたれを前に倒し、3列目シート後方にあるストラップを引き上げて押し下げるだけです。
2列目同様、2ステップで行えるため、慣れれば非常に簡単です。
また、3列目を上方の窓側に起こす「フリード」と異なり、3列目を2列目床下に格納できるため、荷室を広く使えるメリットがあります。
そのため、7人乗り車(または6人乗り車)の荷室上側の空間は新型「シエンタ」の方が広い(使い勝手が良い)といえます。
上で少し触れましたが、次は新型「シエンタ」の荷室をみていきましょう。
新型「シエンタ」の荷室は、荷室高が7人乗り車で2cm、5人乗り車で4cm、開口部高さが1.5cm高くなるなど、先代「シエンタ」より7人乗り車・5人乗り車ともに広くなっています。
一方、便利なパワーバックドアが設定されなかったことは非常に残念だと考えます。
また、上の写真のとおり、ハイブリッド車はガソリン車と比較してアンダーラゲッジが非常に狭くなっています。
その他、バックドアがダンパーにより勢いよく開き、勢いよく締まる点が気になりました。
締める際、半ドアになりにくい点は良いと思いますが、勢いがよすぎるため少し怖い印象もあります。
新型「シエンタ」の荷室は、7人乗り車と5人乗り車で大きく広さが異なります。
上の写真のとおり、7人乗り車より5人乗り車の方が広くなっています。
※荷室長:7人乗りは152.5cm、5人乗り車は204.5cm
また、7人乗り車だと2列目と荷室の間に隙間ができてしまうデメリットがありますが、5人乗り車にはありません。
そのため、荷室は7人乗り車より5人乗り車の方が広く、使いやすいといえるでしょう。
5人乗り車の2列目の背もたれを倒す方法は、肩口のレバーを引くだけですので、非常に簡単です。
この点も「フリード」と比較してメリットだといえるでしょう。
各数値をライバルの「フリード」と比較してみましょう。
■荷室フロア高
- シエンタ(7人乗り車):50.5cm
- シエンタ(5人乗り車):56.5cm
- フリード(6~7人乗り車):48cm
- フリード(5人乗り車):33.5cm
■荷室高
- シエンタ(7人乗り車):110.5cm
- シエンタ(5人乗り車):105.5cm
- フリード:125.5cm
■荷室幅
- シエンタ(7人乗り車):126.5cm
- シエンタ(5人乗り車):126.5cm
- フリード:108cm
上記のとおり、荷室フロア高は「フリード」の方が低いため、重い荷物を積載しやすくなっています。
特に「フリード」の5人乗り車は荷室フロア高が圧倒的に低いため、「フリード」の大きなメリット(新型「シエンタ」のデメリット)だといえます。
荷室高は「フリード」の方が高いため、背の高い荷物を積載しやすいといえます。
一方、荷室幅は新型「シエンタ」の方が広いため、横に長い荷物の積載時はメリットがあります。
5人乗り車より7人乗り車の方が荷室フロア高が低く、荷室高が高い点は意外でした。
先程、荷室は7人乗り車より5人乗り車の方が広く、使いやすいと記載しましたが、積載時は7人乗り車の方がメリットが多そうです。
当然ですが、3列目の広さは1クラス上の「ノア」・「ヴォクシー」の方が圧倒的に広くなっています。
6人以上乗車する機会が多い場合は「ノア」・「ヴォクシー」の方が快適であることは間違いありません。
新型トヨタ「シエンタ」の加速性能・乗り心地・静粛性
■Z(7人乗り・ホワイトパールクリスタルシャイン)
■HYBRID G(5人乗り・アーバンカーキ・ファンツールパッケージ&sientaギアセット)
新型トヨタ「シエンタ」のパワートレインは、排気量こそ先代「シエンタ」と同じですが、ガソリン車は「ヤリス」や「ヤリスクロス」から採用されている1.5LダイナミックフォースエンジンとDirect Shift-CVTを組み合わせることで、力強いダイレクトな走りと優れた燃費性能を両立させています。
また、ハイブリッド車は「アクア」と同じニッケル水素電池を採用することで、モーターアシストが強化されています。
では、エンジン性能を他車と比較してみましょう。
・新型シエンタ
・1.5Lガソリン
→最高出力 88kW〈120PS〉/6,600rpm
→最大トルク 145N・m〈14.8kgf・m〉/4,800~5,200rpm
・1.5Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 67kW〈91PS〉/5,500rpm
→最大トルク 120N・m〈12.2kgf・m〉/3,800~4,800rpm
フロントモーター
→最高出力 59kW〈80PS〉
→最大トルク 141N・m〈14.4kgf・m〉
リヤモーター
→最高出力 2.2kW〈3.0PS〉
→最大トルク 44N・m〈4.5kgf・m〉
→システム最高出力 85kW〈116PS〉
・フリード
・1.5Lガソリン
→最高出力 87kW〈118PS〉/6,600rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/4,300rpm
・1.5Lハイブリッド(e:HEV)
エンジン
→最高出力 78kW〈106PS〉/6,000~6,400rpm
→最大トルク 127N・m〈13.0kgf・m〉/4,500~5,000rpm
モーター
→最高出力 90kW〈123PS〉/3,500~8,000rpm
→最大トルク 253N・m〈25.8kgf・m〉/0~3,000rpm
・ルーミー
・1.0Lガソリン
→最高出力 51kW〈69PS〉/6,000rpm
→最大トルク 92N・m〈9.4kgf・m〉/4,400rpm
・1.0Lターボ
→最高出力 72kW〈98PS〉/6,000rpm
→最大トルク 140N・m〈14.3kgf・m〉/2,400~4,000rpm
・ノア、ヴォクシー
・2.0Lガソリン
→最高出力 125kW〈170PS〉/6,600rpm
→最大トルク 202N・m〈20.6kgf・m〉/4,900rpm
・1.8Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
フロントモーター
→最高出力 70kW〈95PS〉
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉
リヤモーター
→最高出力 30kW〈41PS〉
→最大トルク 84N・m〈8.6kgf・m〉
→システム最高出力 103kW〈140PS〉
新型「シエンタ」は、ハイブリッド車・ガソリン車ともに先代より加速性能が大きく向上しており、非常に軽やかに加速してくれます。
先代「シエンタ」は比較的加速が遅い部類に入り、加速性能に不満がある方も少なからずいたかと思いますが、新型「シエンタ」なら街中で不満を感じることは少ないでしょう。
加速性能で大きく負けていたライバルの「フリード」と比較しても、負けていません。車両重量が新型「シエンタ」の方が軽いことも影響しています。
1.0L車の設定しかない「ルーミー」と比較すると、当然ですが加速は軽やかです。
とはいえ、「ヤリス」や「アクア」と比較すると、新型「シエンタ」は車両重量が200kg以上重くなっているため、加速性能では劣ります。
「ノア」・「ヴォクシー」と比較すると、ハイブリッド車との差は限定的なものの、ガソリン車と比較すると加速性能は劣ります。
新型「シエンタ」の乗り心地は、なめらかで凹凸をキレイにいなしてくれるため、先代「シエンタ」と異なり、乗り心地は非常に優れています。
同様に静粛性も大きく向上しています。
EV走行領域が先代「シエンタ」より大きく拡大したことにより、市街地の多くのシーンでモーターのみで走行可能となり、エンジンが始動する機会が減ったためロードノイズが減少しています。
また、加速時もモーター出力が向上したことによりエンジン回転数の上昇が抑えられ、比較的静かに加速する様になっています。
いずれも、フルモデルチェンジで大きく性能が向上した新型「アクア」と同程度な印象です。
新型「シエンタ」の運転のしやすさは、運転席のヒップポイントが高く、フロントガラスの傾斜が緩やかで、上方の視界も広ため、軽自動車に近いレベルだと感じました。
先代「シエンタ」も非常に運転しやすかったですが、さらに運転しやすくなった印象です。
もちろん、全長や全幅が新型「シエンタ」よりさらに小さく、最小回転半径も新型「シエンタ」の5.0mより30cm以上小さい「ルーミー」には運転のしやすさで劣りますが、「ノア」・「ヴォクシー」だと大き過ぎると感じているユーザーには“新型シエンタはちょうどいいミニバン”だといえるでしょう。
そして、新型「シエンタ」で残念な点の1つとなるのが、電動パーキングブレーキが設定されていないことです。
邪魔になるレバー式ではなく足踏み式であるため、「ヤリス」より僅かにマシではありますが、「フィット」や「ノート」、そして「ルーミー」や軽自動車ですら電動パーキングブレーキが設定されていることを考慮すると、残念でなりません。
電動パーキングブレーキが搭載されていないため、発進時も駐車後もパーキングブレーキの操作は必ず必要になりますし、赤信号で停車中もブレーキペダルを踏み続ける必要があります。
一方、「レーダークルーズコントロール」については停止保持機能のない「ヤリス」と異なり、停止保持が可能となっています。
そのため、先行車が停止した際に数秒後に発進してしまう様な危険性はありません。
ただし、停止保持の対応が可能なのはエレクトロシフトマチックが採用されているのが最上位グレード「HYBRID Z」のみで、全車エレクトロシフトマチックが採用されている「アクア」とは異なります。
とはいえ、電動パーキングブレーキが設定できないことは、新型「シエンタ」の明らかな欠点(デメリット)となります。
なくてもそんなに不便じゃないかなと思って試乗しましたが、普段電動パーキングブレーキを使用している筆者からしたら、非常に不便に感じました。
軽自動車を含め、今後発売される多くの新型車に電動パーキングブレーキが設定されることを考えると、購入後他車と比較して間違いなく見劣りすることになるでしょう。
新型トヨタ「シエンタ」の燃費性能・維持費
■Z(7人乗り・フロマージュ)
■G(5人乗り・カーキ)
新型トヨタ「シエンタ」の燃費性能と維持費を、ライバルのホンダ「フリード」、同トヨタの「ルーミー」、「ノア」・「ヴォクシー」と比較しながらみていきましょう。
結論から言うと、燃費性能はハイブリッド車・ガソリン車ともに新型「シエンタ」が最も優れており、維持費は新型「シエンタ」のハイブリッド車がダントツで安くなっています。
詳細は、以下の記事にまとめています。
新型トヨタ「シエンタ」の安全性能
新型「シエンタ」の安全性能は国産車トップクラス!
新型トヨタ「シエンタ」の安全性能は、2022年時点で国産車トップクラスの性能となっているトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」に近い性能となっています。
では具体的に新型「シエンタ」の安全性能はどこがすごいのか!?
以下にまとめてみました。
■自動ブレーキ、衝突回避操舵支援
- プリクラッシュセーフティ
自動ブレーキが夜間自転車と昼自動二輪車も検知可能となり、交差点右左折時の対向車や歩行者、自転車に対しても作動し、対向車については2レーンまで対応可能
さらに交差点の出合い頭時にも自車速度5~60km/hと幅広く作動する国産車トップクラスの性能 - パーキングサポートブレーキ(周囲静止物、後方歩行者)
車両前後方のみならず側方に対しても衝突の危険性がある際は自動ブレーキが作動し、後退時に歩行者と接触する危険性が高い場合にも自動ブレーキも作動 - プロアクティブドライビングアシスト
歩行車や自転車が横断する場合や、側道に歩行者や自転車、駐車車両がいる場合、ステアリング操作やブレーキ操作支援による衝突を事前に抑制
先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートし、頻繁な踏みかえ操作を軽減
■駐車支援
- トヨタ チームメイト[アドバンストパーク]
従来のステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトの全操作を自動で行う駐車機能に、並列駐車時の前向き駐車、前向き出庫、バック出庫機能を追加
スマートフォンを操作による駐車および出庫が可能なリモート機能を追加 - パノラミックビューモニター
床下透過機能(サイドクリアランスビュー、コーナリングビュー)を追加
さらに、自動表示する地点の登録機能や音声操作に対応
■高速運転支援
- ドライバー異常時対応システム
「レーントレーシングアシスト」や「アドバンストドライブ」作動中にドライバーの無操作状態が続くとハザードランプやストップランプの点灯、ホーンを鳴らし、自車線内で停止、ドア解錠を行い、緊急車両の手配まで行う
■運転サポート
- ロードサインアシスト
信号が青に変わるとブザー音やディスプレイ表示でお知らせする機能を追加、方向指示器側の信号にも対応
上記の装備はいずれもライバルのホンダ「フリード」や同トヨタの「ルーミー」にはない先進安全装備となっており、スライドドアが装備されたBセグメントクラスのクルマの中では最も安全性能が優れたクルマとなっています。
中でも、自動ブレーキの性能が非常に優れています。
2021年までは、交差点右左折時の対向車や歩行者、自転車に対しても作動するか、交差点などの出合い頭にも作動するかが先進自動ブレーキの基準となっており、自動ブレーキの性能は2021年時点で「レヴォーグ」などスバル車が一時リードしていました。
しかし新型「シエンタ」の自動ブレーキは、上記の性能に加え自動二輪車や後方歩行者に対しても作動するようになっており、さらに1歩先にいった形です。
また、交差点の出合い頭時の自動ブレーキについても、「レヴォーグ」は作動範囲が自車速度1~20km/hとなっているのに対して、新型「シエンタ」は自車速度5~60km/hと幅広く作動し、さらに自動二輪車も検知可能となっています。
さらに、歩行者が飛び出してくるかもしれない、ぶつかるかもしれない、という状況を予測してステアリング操作やブレーキ操作を支援する「プロアクティブドライビングアシスト」も「レヴォーグ」にはない先進安全装備で非常に先進的です。
この機能により、接触する危険性を“もっと手前で”防いでくれるため、自動ブレーキの1歩先の機能ともいえます。
高速運転支援も非常に先進的です。
レーダークルーズコントロールは、先行車との車間を自動調整するだけでなく、カーブを走行する際は自動的に速度が抑制されるようになっています。
また、従来より前方認識範囲を拡大したことで、無駄な加速・減速をなくせるようになっています。
高速走行中にステアリングをアシストするレーントレーシングアシストは、カーブや車両などの回避動作に対応可能で、使用中にドライバーの無操作状態が続くと緊急車両の手配まで行うドライバー異常時対応システムも採用されています。
その他、ドライブレコーダーの標準装備化も大きな魅力です。
前方のドライブレコーダーはToyota Safety Senseの車載カメラを、後方は専用のカメラを使用しています。
何と言っても最大のメリットは、購入後別途ドライブレコーダーを設置する必要がないことでしょう。
その他、ディスプレイオーディオで録画映像を確認できたり、スマートフォンに録画映像を転送して確認できたりできることもメリットでしょう。
画質は若干カクカクしているものの、証拠映像としては問題ないレベルだと考えます。
一方、録画時間が100分と短く、衝撃を検知した後から録画が開始されるタイプなため、衝突時の映像は録画できません。
また、衝撃が軽い人や自転車との接触の場合は保存されない、など一般的なドライブレコーダーと比較するといくつか欠点があるため、気になる方は結局別途ドライブレコーダーを設置した方が良いでしょう。
自動駐車機能であるアドバンスト パークは、スイッチ1つで駐車が可能となっており、スイッチを押したあとはハンドル・アクセル・ブレーキ・シフト操作が一切不要で、座っているだけで駐車が完了します。
駐車後、クルマの後方にはクルマ止めまでかなりスペースが空いており、自分で駐車したらもっと寄せられたのにと思う様なことはありましたが、設定時間や駐車時間の早さを考えれば、非常に実用的な機能だと感じました。
ただ、「ノア」・「ヴォクシー」に設定されているスマートフォンで駐車操作が可能なリモート機能はなく、ハイブリッド車の最上位グレードにしか設定できない設定となっています。
上記の他、「ノア」・「ヴォクシー」に設定されている先進安全装備がいくつか新型「シエンタ」には採用されていません。
具体的には、緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)、フロントクロストラフィックアラート、安心降車アシスト(ドアオープン制御付)、アドバンストドライブ、レーンチェンジアシストなど、主に自動運転(アドバンストドライブ)に付随する機能が設定できません。
新型「シエンタ」はコネクティッドサービスも先進的!
新型トヨタ「シエンタ」は安全性能だけでなく、コネクティッドサービスも非常に先進的です。
具体的に、以下のサービスが先進的で魅力です。
- コネクティッドナビ
従来の車載ナビではなく、通信で取得した常に最新の地図を保持したナビゲーションシステム - エージェント
「Hey、トヨタ」といえば、エアコンの温度調整や窓の開閉が可能 - 車内Wi-Fi
車内Wi-Fiが月1,100円で無制限使い放題
また、ディスプレイオーディオでWebサイトの閲覧が可能 - マイセッティング
スマホやスマートキーによりドライバー毎のメーター表示やディスプレイ表示などの設定を復元
従来のスマートフォンでドアのロック状態の確認や操作、駐車位置の確認、エアコンなどのリモート操作ができるだけでなく、上記の新しいサービスが追加されています。
特に需要が高いのは車内Wi-Fiでしょう。
月1,100円で使い放題というのは他社と比較しても圧倒的に安い価格設定で、非常に魅力的なサービスといえます。
音声操作でエアコンやウィンドウ操作ができる点も非常に先進的です。
また、コネクティッドナビにより常時最新の地図状態を維持できることも大きな魅力です。
従来からあるマップオンデマンドサービスでも、通信により最新の地図状態にすることができましたが、2週間前後の時間差がある点がネックでした。
従来のディスプレイオーディオでナビを使用する場合、T-Connectナビキットの設定に11万円必要でしたが、コネクティッドナビは標準装備されているため、価格的メリットも大きいでしょう。
基本サービスは5年間無料、6年目以降は月330円という点は従来と同じですが、コネクティッドナビを6年目以降も使用する場合、月880円かかる点は気になります。
ナビを使用するだけに年10,560円かかるわけですから、高価な印象です。
その点「10.5インチディスプレイオーディオ(ディスプレイオーディオPlus)」を設定しておけば、車載ナビが設定されるため、コネクティッドナビを使用しないという対応ができるメリットがあります。
新型トヨタ「シエンタ」のおすすめグレード・オプション
新型トヨタ「シエンタ」のおすすめグレード
新型トヨタ「シエンタ」のおすすめグレードについて考えてみましょう。
現時点で最も人気なのは最上位グレードの「HYBRID Z(5人乗り)2WD」となっています。
次いで人気なのは「HYBRID Z(7人乗り)E-Four」、「HYBRID Z(5人乗り)E-Four」となっており、「HYBRID Z」が上位を独占しています。
発売直後ということも影響していると思いますが、1番人気が「HYBRID Z」という状況は今後も変わらないでしょう。
ちなみに、4位は「HYBRID G(7人乗り)2WD」、5位は「X(5人乗り)2WD」となっています。
筆者も「HYBRID Z」が最もおすすめのグレードだと考えます。
5人乗り or 7人乗りは、家族構成や5人以上乗車する機会があるかないかで異なるかと思います。
3列目は子どもでも長時間乗車は厳しいため、あくまで補助席的な扱いです。
7人乗りだと2列目を倒した時に“隙間”ができてしまうため、フラットにしたときの荷室の使い勝手は5人乗りの方が優れています。
5人乗りは2列目のスライドができないものの、リクライニングと連動して座面がスライドするようになっています。
それが要因かは不明ですが、7人乗りより2列目足元スペースが少し広い印象があります。
上記より、5人以上乗車する機会がない場合は、「HYBRID Z(5人乗り)」が最もおすすめだと考えます。
各グレードの違い、おすすめグレードの詳細は、以下の記事にまとめています。
新型トヨタ「シエンタ」のおすすめオプション
新型トヨタ「シエンタ」のおすすめオプションについて考えてみましょう。
以下の記事に新型「シエンタ」のおすすめオプションをまとめています。
購入後後悔しないように必要なオプションはしっかり設定し、一方で設定するオプションを必要最小限にとどめ、新型「シエンタ」をできるだけ安く購入できるようにしましょう。
新型トヨタ「シエンタ」の見積もり額・値引き額
■Z(7人乗り・ホワイトパールクリスタルシャイン)
■HYBRID G(5人乗り・アーバンカーキ・ファンツールパッケージ&sientaギアセット)
最後に、新型トヨタ「シエンタ」の見積り額をみていきましょう。
■ガソリン車
- G(5人乗り):約265万円
- G(7人乗り):約270万円
- Z(5人乗り):約286万円
- Z(7人乗り):約290万円
■ハイブリッド車
- G(5人乗り):約294万円
- G(7人乗り):約300万円
- Z(5人乗り):約315万円
- Z(7人乗り):約320万円
上記は、オプションにアルミホイール、ドライブレコーダー、天井サーキュレーター、アクセサリーコンセント(ハイブリッド車のみ)、ディスプレイオーディオPlus(Gのみ)、マットを設定した場合の価格です。
オプション総額は「HYBRID Z」で19万円、「HYBRID G」で29万円、「Z」で15万円、「G」で25万円となっています。
上記の他、メンテナンスパックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、メンテナンスパックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
先進装備が豊富で、セットオプション設定により高額になりやすいトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」と比較すると、オプション総額は安目だといえます。
気になる値引き額は15万円でした。時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。
以下は、オプションを必要最小限とし、値引き額が40万円だった場合の「ノア」・「ヴォクシー」の価格です。
※オプションにディスプレイオーディオPlus、ユニバーサルステップ、Gならデュアルスライドドア、ハイブリッド車ならアクセサリーコンセント+インパネ一体型センターコンソールボックス、マット、合計約28~37万円を設定した場合の価格
「ノア」ガソリン車の中間グレード「G」と、新型「シエンタ」の「HYBRID Z」が同価格帯であることがわかります。
- 「ノア G」:約314万円
- 「ノア Z」:約337万円
- 「ヴォクシー S-G」:約326万円
- 「ヴォクシー S-Z」:約352万円
- 「ノア HYBRID G」:約341万円
- 「ノア HYBRID Z」:約359万円
- 「ヴォクシー HYBRID S-G」:約353万円
- 「ヴォクシー HYBRID S-Z」:約374万円
新型「シエンタ」の見積り額を、ライバルのホンダ「フリード」と比較してみると、以下のとおり20~30万円程度高くなっています。
※オプションに11.4インチHonda CONNECTナビ、スタンダードマット、ETC車載器を設定した場合の価格
「フリード」の方が高くなる要因は、オプション代(ナビ代)が高いことにあります。
■ハイブリッド(e:HEV)車
- AIR(エアー)6人乗り:約320万円
- AIR EX(エアーEX)7人乗り:約340万円
- CROSSTAR(クロスター)5人乗り:約350万円
■ガソリン車
- AIR(エアー)6人乗り:約300万円
- AIR EX(エアーEX)7人乗り:約320万円
- CROSSTAR(クロスター)5人乗り:約325万円
新型「シエンタ」の見積り額を、1クラス下のトヨタ「ルーミー」と比較してみると、30万円以上安い価格となっています。維持費を含めても安さでは「ルーミー」には及びません。
※オプションにコンフォートパッケージ、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ、ナビ、ETC、マット、合計約33万円を設定した場合の価格
- G Sパッケージ:約217万円
- カスタムG-T:約235万円
いずれにしても、全込み250万円以上、場合によっては350万円以上する価格となりますので、決して安いクルマではありません。
新型「シエンタ」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
新車だと納車を半年以上待たないといけない場合もありますが、中古車なら新車と異なり“すぐに納車される”ことも大きな魅力です。
【PR】車の下取り価格を25万円以上アップさせるコツ!
新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。
しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を25万円以上高く売ることも可能です!
中古車買取サービスは、他社買取業者より高い買取価格がつく楽天Car車買取がおすすめです。
■楽天Car車買取が高価買取できる理由
楽天Car車買取が高価買取できる理由は、楽天が主催するネットオークションに車を直接出品するため、中間コストをカットできることにあります。
そのため、ディーラーの下取りや他社買い取り業者より高い買取価格がつく可能性が高くなっているのです。
実際の高価買取実績は楽天Car車買取公式HPにて掲載しているため、気になる方は確認してみましょう。
■楽天グループが運営する車買取サービスのため安心
楽天Car車買取は、楽天グループの楽天カー株式会社のサービスとなっています。
2023年に発覚したビッグモーターの不正問題など、中古車業界を激震させる事件がありましたが、楽天カー株式会社は売上高が年間1兆円を超えるインターネット関連企業最大手の楽天グループの会社のため、安心感があるといえるでしょう。
■査定を受ける回数は1回のみ!個人情報が流れない!
楽天Car車買取は、いわゆる一括査定サービスと異なり、査定を受ける回数は1回のみとなっています。
私は一括査定サービスに登録した経験がありますが、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。
個人情報も各社に流れてしまうため、プライバシー保護の観点からみても良くありません。
楽天Car車買取は、そういった心配は無用といえるでしょう。
また、査定までの全ての工程を楽天カー株式会社が担当するため、複数の業者と話をする必要はありません。
■楽天ポイントが最大5,000ポイントもらえる!
車の売却成立で1,000ポイント、さらにマイカー割のメンバー登録を行うと合計5,000ポイントが貰えます。
※進呈される最新のポイント数は楽天Car車買取公式HPにてご確認ください。
マイカー割は、お得なメルマガが届いたり、車関連のサービスでポイントが追加で貰えたり、車用品などに使えるクーポンが貰えるキャンペーンとなっているため、入って損はありません。
楽天ポイントは売却価格とは一切関係ありませんので、楽天で車を売るだけで5,000円貰えると言っても過言ではありません。
■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のある楽天Car車買取で無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。
高値がつけば楽天Car車買取でそのまま売ってしまっても良いですし、さらに楽天Car車買取で出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。
私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後に楽天Car車買取を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。
私のような後悔をしないためにも楽天Car車買取に出品して、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう。
【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!
車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
新型「シエンタ」は、2024年時点で安全性能がトップクラスのトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」に近い先進安全装備が搭載され、燃費性能がトップのトヨタ「ヤリス」に迫る優れた燃費性能、非常に快適で広い2列目、そして軽自動車並に運転しやすいコンパクトなボディサイズが魅力です。
一方で、エクステリアが特徴的なため、先進的なデザインやシュッとしたデザインが好みな方にはおすすめできません。
また、3列目は依然として補助席的な広さで、子どもが街乗りで30分程度使用する程度しか活用方法はないため、5人以上乗車するケースがあるなら、やはり1クラス上の「ノア」・「ヴォクシー」には敵いません。
とはいえ、エクステリアの見た目と3列目の使用頻度が低いのであれば、今最もおすすめのコンパクトミニバンだといえるでしょう。
ライバルのホンダ「フリード」よりも安全性能と燃費性能、先進装備が圧倒的に優れており、「ノア」・「ヴォクシー」だとボディサイズが大きすぎる、価格が高すぎると考えているユーザーには非常におすすめです。
ミニバンの購入を検討している方は、新型「シエンタ」を是非検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント