こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2023年1月10日にフルモデルチェンジが行われた新型トヨタ「プリウス」の加速性能について、徹底試乗した上でまとめてみました。
筆者はトヨタ「カローラツーリング」オーナーですが、同トヨタのCセグメント「カローラ」との違いや、先代の「50系プリウス」との違いについてもご紹介します。
※掲載している新型「プリウス」の写真は、「Z(HEV・外装色プラチナホワイトパールマイカ・内装色グラディエントブラック)」、「U(外装色プラチナホワイトパールマイカ・内装色アクティブグレー)」です。
新型トヨタ プリウスの加速性能(0-100km/h加速)
1.8Lハイブリッド車でも50系プリウスより約2秒も速い!!
では、まず新型「プリウス」の1.8Lハイブリッド車の加速性能からみていきましょう。
新型「プリウス」の1.8Lハイブリッド車は、2022年にフルモデルチェンジが行われた新型「ノア」・「ヴォクシー」より採用が始まった新型のハイブリッドシステムが搭載されています。
そのため、同じ1.8Lでも先代の「50系プリウス」や2022年大幅改良前の「カローラ」よりも加速性能が大幅に優れています。
具体的にいうと、先代の「50系プリウス」の0-100km/h加速が11.4秒(公式値)となっているのに対して、新型「プリウス」の1.8Lハイブリッド車は9.3秒(公式値)となっています。
つまり、新型「プリウス(1.8L)」の0-100km/h加速は先代の「50系プリウス」より約2秒も速くなっているのです!
ノンターボの軽自動車の0-100km/h加速が15秒以上、ターボ車でも12秒程度、普通乗用車の多くが10秒前後となっているため、新型「プリウス」の1.8Lハイブリッド車は加速が軽快な部類に入ります。
先代の「50系プリウス」や2022年大幅改良前の「カローラ」でも、POWERモードやSPORTモードにすれば加速は軽快でしたが、新型「プリウス」なら急な坂道や高速の追い越し時以外で“それら”の機能の必要性を感じません。
後述している2.0Lハイブリッド車の加速性能は当然1.8Lハイブリッド車よりも優れていますが、1.8Lハイブリッド車でも多くのユーザーが満足できる加速性能があると考えます。
“トヨタのハイブリッド車は加速が遅い”というのは、もはや過去の話となっています。
2.0Lハイブリッド車の加速性能はスバル「レヴォーグ」以上!?
ここからは新型「プリウス」の2.0Lハイブリッド車の加速性能をみていきましょう。
前述の通り、新型「プリウス」の1.8Lハイブリッド車の加速性能は、先代の「50系プリウス」より大幅に優れています。
ただし、2.0Lハイブリッド車は1.8Lハイブリッド車より、さらに加速性能が優れています。
具体的にいうと、新型「プリウス」の1.8Lハイブリッド車の0-100km/h加速が9.3秒(公式値)となっているのに対して、2.0Lハイブリッド車は7.5秒(公式値)となっています。
つまり、新型「プリウス(2.0L)」の0-100km/h加速は1.8Lハイブリッド車より約2秒も速くなっているのです!
前述の通り、多くの普通乗用車の0-100km/h加速が10秒前後となっているため、新型「プリウス」の2.0Lハイブリッド車は“加速がかなり速い”部類に入ります。
0-100km/h加速が7秒台というのは、トヨタ「カムリ」や「RAV4」などの2.5Lハイブリッド車、ホンダ「シビック」の1.5Lターボ車、日産「リーフ」など、いずれも加速が速いクルマ達と同レベルとなっています。
加速性能が優れているスバル「レヴォーグ」の1.8Lターボ車の0-100km/h加速が7.8秒となっているため、新型「プリウス」の2.0Lハイブリッド車の加速性能は「レヴォーグ」と同等か僅かに速いといえるでしょう。
※0-100km/h加速は、走行環境や測定方法によって異なります。あくまで参考値です。
昔の「プリウス」を知っている方は「プリウス」に対して加速が遅い印象も強いかと思いますが、今の「プリウス」は加速が速いスポーティなクルマとなっています。
同トヨタのCセグメント「カローラ」との最大の違いも、この2.0Lハイブリッド車の加速性能となるでしょう。
新型「プリウス」の2.0Lハイブリッド車が優れているのは加速性能だけでなく、静粛性も優れています。
2.0Lハイブリッド車は、その優れたモーター性能からモーターのみで走行(加速)できるケースが多いことにより、そもそもエンジン音がほとんどしないため、1.8Lハイブリッド車と比較して静粛性が高くなっています。
登坂時や追い越し時など1.8Lハイブリッド車だと大きく唸るシーンでも、エンジンとモーターにパワーに余裕のある2.0Lハイブリッド車は非常に静かです。
これも2.0Lハイブリッド車の大きな魅力といえるでしょう。
グレード構成的に1.8Lハイブリッド車を選びにくい形となっていますが、「カローラ」ではなく「プリウス」を購入するなら、2.0Lハイブリッド車を選択した方がメリットが大きいと考えます。
新型トヨタ プリウスの見積もり額・値引き額
最後に、新型トヨタ「プリウス」の見積り額をみていきましょう。
■2.0Lハイブリッド
- Z(2WD):約398万円
- G(2WD):約351万円
■1.8Lハイブリッド
- X(2WD):約319万円
上記は、オプションにディスプレイオーディオPlus(Zのみ)、パノラミックビューモニター(Gのみ)、8インチディスプレイオーディオ(Xのみ)、スライドタイプのアームレスト、マット、ボディコーティングを設定した場合の価格です。
オプション総額は「Z」で約18万円、「G」で約20.5万円、「X」で約34.5万円となっています。
また、メンテパックを別途設定していますが、メンテパックは点検代を“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
「X」を除き、他車と比較するとオプション総額が非常に安くなっており、この点は新型「プリウス」のメリットといえます。
逆にいえば、中間グレードの「G」以下に、フロントクロストラフィックアラートやアドバンスト パークなどの安全装備、合成皮革シート、パワーバックドア、パワーシート、12.3インチディスプレイオーディオ、などのオプションを設定できないデメリットがあるともいえます。
値引き額を含んでいない価格ではありますが、最も高い「Z」だと400万円に近い価格となっています。
400万円というのは、Dセグメントモデルであるトヨタ「カムリ」の価格に近く、下位グレードと比較すると、むしろ新型「プリウス」の方が高い価格となります。
では、値引き額を含んだ場合の価格をみてみましょう。
■2.0Lハイブリッド
- Z(2WD):約375万円
- G(2WD):約328万円
■1.8Lハイブリッド
- X(2WD):約296万円
オプションは、先程の設定からボディコーティングを除外しています。
オプション総額は「Z」で約10.2万円、「G」で約12.8万円、「X」で約26.8万円となっています。
気になる値引き額は15万円でした。
値引き額は発売直後ということもあり控えめな額でしたが、時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。
筆者は「カローラツーリング」オーナーですが、最上位グレードの「HYBRID W×B」を購入した際の値引き額は約33万円でした。
では、新型「プリウス」の価格を他車と比較してみましょう。
同トヨタのCセグメントクラス「カローラツーリング」の最上位グレード「HYBRID W×B」の価格は値引き額込みで約300万円、1つ下のBセグメントクラス「アクア」の最上位グレード「Z」の価格は値引き額込みで約280万円となっています。
値引き額の違いはありますが、「カローラツーリング」は新型「プリウス」のエントリーグレード「X」と同程度の価格となっています。
当然、1つ下のモデルである「アクア」は新型「プリウス」よりも大幅に安く、エントリーグレード「X」よりも15万円程度安い価格となっています。維持費も含めて考えれば価格差はより拡大するでしょう。
とはいえ、新型「プリウス」は「カローラ」や「アクア」よりもスポーティで、先進装備や快適装備も豊富に設定されているため、装備差を考慮すれば決して高くないと考えます。
同じ1.8Lモデルなら「カローラ」との価格差も限定的で、値引き額を上記以上に引き出せれば「カローラ」より安く購入することも可能でしょう。
いずれにしても、全込み300万円以上、場合によっては400万円を超える価格となりますので、決して安いクルマではありません。
新型「プリウス」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
新車だと納車を1年以上待たないといけない場合もありますが、中古車なら新車と異なり“すぐに納車される”ことも大きな魅力です。
【PR】車の下取り価格を25万円以上アップさせるコツ!
新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。
しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を25万円以上高く売ることも可能です!
中古車買取サービスは、他社買取業者より高い買取価格がつく楽天Car車買取がおすすめです。
■楽天Car車買取が高価買取できる理由
楽天Car車買取が高価買取できる理由は、楽天が主催するネットオークションに車を直接出品するため、中間コストをカットできることにあります。
そのため、ディーラーの下取りや他社買い取り業者より高い買取価格がつく可能性が高くなっているのです。
実際の高価買取実績は楽天Car車買取公式HPにて掲載しているため、気になる方は確認してみましょう。
■楽天グループが運営する車買取サービスのため安心
楽天Car車買取は、楽天グループの楽天カー株式会社のサービスとなっています。
2023年に発覚したビッグモーターの不正問題など、中古車業界を激震させる事件がありましたが、楽天カー株式会社は売上高が年間1兆円を超えるインターネット関連企業最大手の楽天グループの会社のため、安心感があるといえるでしょう。
■査定を受ける回数は1回のみ!個人情報が流れない!
楽天Car車買取は、いわゆる一括査定サービスと異なり、査定を受ける回数は1回のみとなっています。
私は一括査定サービスに登録した経験がありますが、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。
個人情報も各社に流れてしまうため、プライバシー保護の観点からみても良くありません。
楽天Car車買取は、そういった心配は無用といえるでしょう。
また、査定までの全ての工程を楽天カー株式会社が担当するため、複数の業者と話をする必要はありません。
■楽天ポイントが最大5,000ポイントもらえる!
車の売却成立で1,000ポイント、さらにマイカー割のメンバー登録を行うと合計5,000ポイントが貰えます。
※進呈される最新のポイント数は楽天Car車買取公式HPにてご確認ください。
マイカー割は、お得なメルマガが届いたり、車関連のサービスでポイントが追加で貰えたり、車用品などに使えるクーポンが貰えるキャンペーンとなっているため、入って損はありません。
楽天ポイントは売却価格とは一切関係ありませんので、楽天で車を売るだけで5,000円貰えると言っても過言ではありません。
■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のある楽天Car車買取で無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。
高値がつけば楽天Car車買取でそのまま売ってしまっても良いですし、さらに楽天Car車買取で出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。
私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後に楽天Car車買取を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。
私のような後悔をしないためにも楽天Car車買取に出品して、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう。
【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!
車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型トヨタ「プリウス」の加速性能についてまとめてみました。
新型「プリウス」は、非常に先進的なエクステリア・インテリアデザインが特徴で、優れた燃費性能だけでなく、加速性能や安全性能もトップクラスという総合力の高いクルマとなっています。
フルモデルチェンジ前までは、後部座席やラゲッジスペースの広さ程度しか同Cセグメントの「カローラ」に勝る魅力がありませんでしたが、新型「プリウス」は燃費性能・加速性能・安全性能・快適性と、多くの項目で「カローラ」を上回る上位モデルに生まれ変わっています。
一方、全高が最大で5cm低くなったことで室内高は6.5cmも低くなり、ラゲッジスペースも大幅に狭くなるなど、居住性の面ではフルモデルチェンジ前より改悪された形になっています。
その他、1.8LモデルはKINTOグレードを除くと社用車向けグレードしか選択できないという点も、安い価格で新型「プリウス」を購入したいユーザー的には気になるところです。
上記のとおり、気になる点が全くないわけではありませんが、「カローラ」にはない魅力が満載の新型「プリウス」は非常におすすめのCセグメントだと考えます。
Cセグメントクラスのクルマの購入を検討している方は、新型「プリウス」を是非検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント