こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2021年11月1日の一部改良にて追加されたトヨタ「ライズ」・ダイハツ「ロッキー」の1.2Lハイブリッド車、及び1.2Lガソリン車にがっつり試乗してきました。
そこで、「ライズ」・「ロッキー」の後部座席や荷室を改めて徹底評価!
良かった点や気になった点をご紹介します。
※掲載している「ライズ」の写真は「Z」のマスタードイエローマイカメタリックです。
※掲載している「ロッキー」の写真は「Premium G HEV」のブラックマイカメタリック×スムースグレーマイカメタリック、「Premium G」のシャイニングホワイトパールです。
「ライズ」・「ロッキー」の後部座席と荷室の広さ
「ライズ」・「ロッキー」の後部座席の広さ
トヨタ「ライズ」・ダイハツ「ロッキー」の室内の広さを、同価格帯のSUVと比較してみましょう。
■ライズ・ロッキー
→室内長:1,955mm/室内幅:1,420mm/室内高:1,250mm
■ヤリスクロス
→室内長:1,845mm/室内幅:1,430mm/室内高:1,205mm
■C-HR
→室内長:1,800mm/室内幅:1,455mm/室内高:1,210mm
■ヴェゼル
→室内長:1,930mm/室内幅:1,485mm/室内高:1,225mm
上記の数値のとおり、「ライズ」・「ロッキー」は室内長と室内高が他車より高くなっています。
身長170cm前後の乗員が前席と後部座席に座った場合、後部座席の足元スペースは拳3つ分は優にある広さが確保されています。
そのため、トヨタ「ヤリスクロス」や「C-HR」より間違いなく広く、人気のトヨタ「カローラクロス」よりも広く、後部座席が広いホンダ「ヴェゼル」と比較しても負けない広さがあります。
さらに、頭上スペースも「カローラクロス」並に広いため、「ライズ」・「ロッキー」の後部座席は同クラスSUVの中でトップクラスの広さであることがわかります。
この点は「ライズ」・「ロッキー」の大きな魅力の1つといえるでしょう。
その他、後部座席足元中央の凹凸が比較的小さめだったため、後部座席間での移動も比較的楽になっています。
リクライニングは、上の写真のとおり“かなり僅かにしか倒せない”ため、快適性は大きく変わりません。
感覚的には日産「ノート」と同程度で、「カローラクロス」やスバル「レヴォーグ」のように大きく倒すことはできません。
また、操作方法は後部座席を前に倒す場合と同じ肩口のレバーで行うため、座った状態でも倒せる「レヴォーグ」のように操作性が良いわけでもありません。
そのため、後部座席のリクライニング機能は“あってないようなもの”で、実用性はないと考えます。
「ライズ」・「ロッキー」の荷室の広さ
「ライズ」・「ロッキー」の荷室(ラゲッジスペース)の広さを、同価格帯のSUVと比較してみましょう。
■ライズ・ロッキー
→ラゲッジスペース:369ℓ
■ヤリスクロス
→ラゲッジスペース:390ℓ
■C-HR
→ラゲッジスペース:318ℓ
■ヴェゼル
→ラゲッジスペース:-
上記のとおり、「ヤリスクロス」や「ヴェゼル」と比較すると20ℓ程狭いものの、「C-HR」よりは50ℓ以上広くなっています。
※「ヴェゼル」は前モデルの数値393ℓを参考
さらに、アンダーラゲッジが80ℓとかなり広く、深くなっているため、背の高い荷物の収納にも便利です。
デッキボードを外した状態だとラゲッジスペースの広さは最大449ℓとなるため、「ヤリスクロス」や「ヴェゼル」以上の広さとなります。
全長が「ヤリスクロス」より18.5cmも短く、「ヴェゼル」より33.5cmも短いこと、さらに室内の広さが大きく確保されていることを考えると、素晴らしい広さだと言えるでしょう。
このラゲッジスペースの広さも「ライズ」・「ロッキー」の大きな魅力の1つといえるでしょう。
ただし、ハイブリッド車や4WD車だと補機バッテリーや4WD機構の搭載によりアンダーラゲッジスペースが小さくなるため、ラゲッジスペースの広さはハイブリッド車で386ℓ、4WD車で407ℓと狭くなります。
特にハイブリッド車はアンダーラゲッジの左半分が補機バッテリーにより埋まってしまうため、ガソリン2WD車と比較すると使い勝手は大きく落ちることになります。
「ライズ」・「ロッキー」のおすすめグレード・おすすめオプション
「ライズ」・「ロッキー」のおすすめグレード
トヨタ「ライズ」のおすすめグレードは「Z」、ダイハツ「ロッキー」のおすすめグレードは「Premium G」及び「Premium G HEV」だと考えます。
理由は、安全装備や電動パーキングブレーキなどの先進装備を全て搭載できるグレードだからです。
ハイブリッド車とガソリン車の装備差は、アルミホイールのデザイン、「ロッキー」ならフロントグリルのデザインやガンメタリック塗装となる違いがあります。
ハイブリッド車とガソリン車ののどちらが良いかは、ユーザーによって異なります。
静粛性を重視する方、年間走行距離が7,000kmより多い方、10年以上乗り続けるようと考えている方は1.2Lハイブリッド車を、そうでない方や加速性能・初期コストを抑えたい方は1.2Lガソリン車がおすすめです。
各グレードの違い、おすすめグレードの詳細は、以下の記事にまとめています。

「ライズ」・「ロッキー」のおすすめオプション
「ライズ」・「ロッキー」のおすすめオプション・不要なオプションは、以下の記事にまとめています。
不要なオプションは少しでも減らしつつも、必要なオプションを設定できず、購入後後悔しないように注意しましょう。
特にメーカーオプションは購入後、設定することはできないため、より慎重に検討するようにしましょう。

「ライズ」・「ロッキー」の見積額
最後は、トヨタ「ライズ」・ダイハツ「ロッキー」の見積額をご紹介します。
■ライズ
- 「Z(ガソリン)」:約231万円
- 「Z(ハイブリッド)」:約260万円
■ロッキー
- 「Premium G」:約233万円
- 「Premium G HEV」:約262万円
上記の価格は、オプションにブラインドスポットモニター、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ(パノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパック)、9インチナビ、マット、ETC車載器など総額約41万円を設定し、値引き額23万円とした場合の全込み価格です。
点検パックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、点検パックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
「ライズ」と「ロッキー」の価格を比較すると、「ライズ」の方が2万円程度安くなっています。
これは、シート表皮やフロントグリルの違いによるものかと思われます。
では、同価格帯のSUVと価格を比較してみましょう。
■ヤリスクロス
- 「G」:約245万円
- 「Z」:約257万円
- 「HYBRID G」:約272万円
- 「HYBRID Z」:約284万円
■ヴェゼル
- 「G」約252万円
- 「e:HEV X」約283万円
- 「e:HEV Z」約307万円
- 「e:HEV PLaY」約325万円
上記のとおり、ガソリン車なら10~20万円程度、ハイブリッド車なら10~60万円程度、「ライズ」・「ロッキー」の方が安いことがわかります。
価格が安い「ヤリスクロス」より“さらに安く買える”というのは、非常に魅力的だといえるでしょう。
「ヤリスクロス」であれば安全性能や走行性能、「ヴェゼル」であれば室内の質感や快適装備など、「ライズ」・「ロッキー」にはない装備が搭載されているため、価格が高くなるのは必然かと思います。
ただ、「ライズ」・「ロッキー」の装備で充分と考えるユーザーは多く、この価格の安さこそが「ライズ」・「ロッキー」の最大の魅力だと考えます。
いずれにしても、全込み250万円前後する価格となりますので、決して安いクルマではありません。
「ライズ」・「ロッキー」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
人気の最上位グレードでも、“新車同様の中古車”なら200万円以下で購入できるクルマがゴロゴロしていますよ!
【おすすめ】”新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!
車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
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上記を考えると、新車購入を検討中の方は”新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
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■中古車のメリット、デメリット
”新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
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特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
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まとめ
トヨタ「ライズ」・ダイハツ「ロッキー」は、2021年11月1日の一部改良前からコスパの高さで人気の高いSUVとなっていましたが、改良を受けてさらにコスパが高いSUVになったといえます。
運転しやすいボディサイズ、広い室内、優れた燃費性能、そして価格の安さが大きな魅力です。
トヨタ「ヤリスクロス」だと後部座席が狭い、室内の質感が低すぎる、ホンダ「ヴェゼル」やトヨタ「C-HR」だとボディサイズが大きい、価格が高すぎる、と考えている方には非常におすすめです。
敢えて欠点をあげると、安全性能や質感、乗り心地などがありますが、いずれもは同クラス標準レベルですので、大きな欠点とは言えません。
改良前までは、レバー式のパーキングブレーキ・燃費性能という欠点もありましたが、いずれも電動パーキングブレーキの搭載、1.2Lハイブリッド車や1.2Lガソリン車の追加で解消されています。
改良前までも欠点の少ないおすすめSUVだったのですが、改良後は欠点のないおすすめSUVに変貌したといえるでしょう。
以上から、コンパクトSUV中で「ライズ」・「ロッキー」が最もコスパが高いと言っても過言ではないと考えます。
コンパクトSUVの購入を検討している方は、「ライズ」・「ロッキー」も是非検討してみましょう。
「ライズ」と「ロッキー」だと「ライズ」の方が圧倒的に人気ですが、内外装の質感の高さから個人的には「ロッキー」がおすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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