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元スバリストの新型レヴォーグ試乗記~意外な欠点・デメリット、おすすめグレードを解説!

車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2023年10月25日のマイナーチェンジ(年次改良)にてD型となった新型スバル「レヴォーグ」にがっつり試乗してきましたので、内外装の写真、良かった点や気になった点をご紹介します。

また、おすすめグレードやおすすめオプション、見積額もご紹介します。

 

【新型レヴォーグD型】C型との違い・変更点まとめ~マイナーチェンジ2023
2023年10月25日に行われたスバル「レヴォーグ」のマイナーチェンジ(D型改良)による変更点や違いをまとめてみました。2022年モデル(C型)からどれだけ改良されたのか!?

 

※掲載している写真は「GT-H EX」(クリスタルホワイト・パール)と「STI Sport EX」(WRブルー・パール)で、何れもオプションのLEDアクセサリーライナー装着車です。

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  1. 新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装)
    1. 新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装):デザイン
    2. 新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装):ボディサイズ
    3. 新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装):各グレードの違い
    4. 新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装):質感
    5. 新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装):ハンズフリーパワーリヤゲート
  2. 新型「レヴォーグ」のインテリア(内装)
    1. 新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):デザイン
    2. 新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):各グレードの違い
    3. 新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):質感
    4. 新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):メーターやディスプレイ
    5. 新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):快適装備
    6. 新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):車内の広さ、ラゲッジスペース
  3. 新型「レヴォーグ」の加速性能、走行性能、乗り心地、燃費性能
    1. 新型「レヴォーグ」の加速性能
    2. 新型「レヴォーグ」の走行性能
    3. 新型「レヴォーグ」の乗り心地
    4. 新型「レヴォーグ」の燃費性能
  4. 新型「レヴォーグ」の安全性能
    1. 新型レヴォーグ(アイサイトX)と先代レヴォーグ(アイサイト)の違い
    2. 新型「レヴォーグ」が優秀な点~アイサイト編
    3. 新型「レヴォーグ」が優秀な点~アイサイトX編
    4. アイサイトだけじゃない!スバル車が安全である理由
    5. コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」とは!?
    6. スバルの安全装備の残念な点
  5. 新型「レヴォーグ」のおすすめグレード・オプション、見積額
    1. 新型「レヴォーグ」のおすすめグレード
    2. 新型「レヴォーグ」のおすすめオプション
    3. 新型「レヴォーグ」の見積額
  6. 【PR】車の下取り価格を25万円以上アップさせるコツ!
  7. 【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!
  8. まとめ

新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装)

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新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装):デザイン

新型「レヴォーグ」のエクステリアデザインは、先代「レヴォーグ」と比較するとキープコンセプトではあるものの、ヘッドライドやリヤコンビランプ、フロントグリルがよりシャープになっています。

そのため、先代より尖った先進的なデザインとなっています。これはスバル「インプレッサ」などがフルモデルチェンジされた際と同じ傾向といえるでしょう。

上の写真は、何れもディーラーオプションのLEDアクセサリーライナーが装着されているため、よりオシャレな印象ですね。

 

新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装):ボディサイズ

ボディサイズは、以下のとおり全長が6.5cm、全幅が1.5cm、ホイールベースが2cm程度大きくなっていますが、こちらも大きくは変わっていません。

 

・新型レヴォーグ
全長(mm):4,755
全幅(mm):1,795
全高(mm):1,500
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,570~1,640
最小回転半径(m):5.5

・先代レヴォーグ
全長(mm):4,690
全幅(mm):1,780
全高(mm):1,490~1,500
ホイールベース(mm):2,650
車両重量(kg):1,540~1,630
最小回転半径(m):5.4~5.5

 

新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装):各グレードの違い

「GT-H EX」と「STI Sport EX」の違いは、「STI Sport EX」ならフロントバンパーのメッキ加飾、STIロゴ入り大型マフラー、専用18インチアルミホイール、そして車両前後にSTIエンブレムが装備されています。

専用ボディカラーである「WRブルー・パール」を選択できることも、大きな違いでしょう。

マフラーのSTIロゴはマフラーの横に入っているため、あまり目立ちません。
※上の写真でも写っていませんね・・・すいません

そのため、エクステリアの最大の違いは、やはりSTIロゴとアルミホイール、ボディカラーになるでしょう。

 

ちなみに「GT EX」と「GT-H EX」のエクステリアの違いは、「GT-H EX」なら18インチアルミホイール、光輝加飾付きヘッドランプが施されていますが、こちらも大きな違いはありません。

また、アイサイトXの有無(EXとそうでないグレード)でエクステリアの違いはありません。

そんなアイサイトXなし(EXなし)グレードは2023年のマイナーチェンジで「GT EX」とともに廃止されています。

カタロググレードへ昇格した「Smart Edition EX」と「GT-H EX」の違いは、「GT EX」以上にありません。

 

新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装):質感

新型「レヴォーグ」のエクステリアの質感は、フロントグリルがダークメタリック塗装、各ピラーの艶あり塗装、光輝ウィンドウモール、リヤゲートガーニッシュのピアノブラック塗装など、全体的に質感高い印象です。

「STI Sport EX」は、フロントグリルがダークグレーシリカ塗装となる点で異なりますが、近くで見ても違いはあまり分かりません。

他車と比較すると、スバル「インプレッサ」やトヨタ「カローラツーリング」より上質な印象ですが、マツダ「MAZDA3(マツダ3)」よりは劣る印象です。

 

新型「レヴォーグ」のエクステリア(外装):ハンズフリーパワーリヤゲート

新型「レヴォーグ」から搭載されている新しい「ハンズフリーオープンパワーリヤゲート」も試してみました。

いわゆる”肘で開けられる”リヤゲートですね。

実際試してみると、肘だと反応しづらく、手の平の方が反応しやすい感じでした。エンブレムにかざす面が小さいからですかね。

また、エンブレムと近すぎると反応しない様になっているため、少し離れた方が反応しやすいようです。

上記のとおり、少しコツがいる装備となっています。この点は、他社の”足で開けれられる”リヤゲートと同じですかね。

 

”肘で開けられる”点を除くとスバル「フォレスター」にも同様の装備が搭載されていますが、新型「レヴォーグ」の方が開閉スピードが僅かに早くなっているとのことでした。

”肘で開けられる”ことも便利ですが、車内のスイッチやアクセスキーのボタンでリヤゲートを開けられたり、メモリー機能により開度を設定できたり、リヤゲートを閉めると同時に全ドアを施錠できる点も便利でしょう。

安全装備や運転席周りの快適装備も先進的ですが、ラゲッジスペースも先進的で使い勝手が非常に良くなっています。

ラゲッジスペースの使い勝手では、同クラス他車と圧倒しているでしょう。

 

上記の他、フューエルリッド(給油口)はドアロック状態と連動してドアロック解除状態だとフューエルリッド(給油口)左端を押すと開く仕組みになっています。

そのため、従来の運転席下の給油口オープナーはありません。

上記を知らないと、運転席下の給油口オープナーを探してしまいそうですね。

 

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新型「レヴォーグ」のインテリア(内装)

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新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):デザイン

新型「レヴォーグ」のインテリアデザインは、先代「レヴォーグ」と比較すると非常に先進的になっています。

エアコン吹き出し口の形状は細長いシャープな形になり、ドアトリムは「インプレッサ」などと同様の形状になっています。

また、肘置き(フロアコンソールボックス)が先代「レヴォーグ」より前方に突き出しているため、肘を置きやすくなっています。

これは、前席カップホルダーの形状が縦2個から横2個に変更となったことにより、縦の空間が空いたことが主な要因だと思われます。

 

そして、何と言っても11.6インチセンターインフォメーションディスプレイが新たに採用された点が最大の違いでしょう。

これにより、エアコン操作パネルがなくなり、確認するディスプレイやメーターの数が2つになったことで、目線の移動が少なくなっています。

アイサイトXなし(EXなし)グレードなら依然として”3画面構造”にはなりますが、基本的にアイサイトXなし(EXなし)グレードを選択するメリットはありません。
※理由は後述しています。

前述のとおり、アイサイトXなし(EXなし)グレードは2023年のマイナーチェンジで廃止されています。

 

新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):各グレードの違い

「GT-H EX」と「STI Sport EX」の違いは、「STI Sport EX」ならステアリングホイールにピアノブラック調加飾パネル、インパネ加飾パネルやインナードアハンドル加飾パネルなどがダークキャストメタリック、フロント&リヤのドアポケットがフェルトタイプとなり、何と言ってもシート表皮が標準で本革となることが大きいでしょう。

その他、ステッチがブルーからレッドとなり、メーターに表示されるリング照明がホワイトからレッドに変更となります。

上記の中でも、ステアリングホイールのピアノブラック調加飾パネルと、フェルトタイプのフロント&リヤのドアポケットが、シート表皮に次いで質感や見た目の印象が大きく異なります。

 

ちなみに「GT EX」と「GT-H EX」のインテリアの違いは、「GT-H EX」なら本革巻ステアリングホールの高感触素革、メーターバイザーリングがダークメタリック塗装、シートサイドの素材がトリコットからファブリックとなり、センタートレイ加飾が表皮巻、コンソールリッドがソフトパッドとなります。

上記の中でも、センタートレイ及びコンソールリッドの違いにより質感と印象が異なります。

ただし、「GT EX」と「GT-H EX」の最大の違いは快適装備なため、質感差はさほど大きくはありません。

また、アイサイトXなし(EXなし)グレードでインテリアの違いはありません

前述のとおり、アイサイトXなし(EXなし)グレードは2023年のマイナーチェンジで「GT EX」とともに廃止されています。

カタロググレードへ昇格した「Smart Edition EX」と「GT-H EX」の違いは、本革巻ステアリングホールを除き、「GT EX」と同じです。

 

新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):質感

新型「レヴォーグ」のインテリアの質感は、助手席前やセンターコンソールなどインパネ各所、ドアトリムにソフトパッドや表皮巻が多用されており、安い樹脂製の部分は少なくなっています。

シフトレバーやリヤセンターアームレストにはピアノブラック調の加飾が施されており、ドアトリムはダークメタリック塗装のインナードアハンドル加飾により質感高くなっています。

「STI Sport」のみではありますが、フェルトタイプとなっているフロント&リヤのドアポケットも質感高い印象です。

小型で扱いやすいステアリングホイールは、「STI Sport」や「GT-H」であれば「インプレッサ」などよりも触り心地が非常に良くなっています。

他車と比較すると、「STI Sport」ならDセグメントクラスのクルマや「MAZDA3(マツダ3)」に匹敵する質感です。その他のグレードなら「インプレッサ」や「カローラツーリング」の上位グレードと同等の質感といった印象です。

 

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新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):メーターやディスプレイ

スバル レヴォーグ 内装 インテリア
新型「レヴォーグ」のインテリアにおける最大の特徴は、デジタルメーター(12.3インチフル液晶メーター)と大型の11.6インチセンターインフォメーションディスプレイでしょう。

 

12.3インチフル液晶メーターは、フォルクスワーゲン「ゴルフ」の様にナビ画面も表示できるデジタルメーターとなっています。

メーター内にナビ画面を表示できるため、ナビ使用時でも視線を移動する範囲が少なくすむメリットがあります。

また、筆者が試乗時に最も驚いたのは、メーター内に表示される「レヴォーグ」の画像と実際のブレーキランプや方向指示器が連動していることです。

そのため、ブレーキペダルを踏むとメーター内の「レヴォーグ」の画像でも点灯し、方向指示器を操作すると同様に点灯します。

 

11.6インチセンターインフォメーションディスプレイは、ナビゲーションだけでなく、アイサイトやドライブモードなどの車両設定・オーディオ設定・エアコン設定・シートヒーター設定・コネクティッドサービス・スマホ連携など、ほとんどの操作を行える様になっています。

センターインフォメーションディスプレイでエアコン操作を行える様になっているため、音声操作でエアコンの操作を行うことが可能となっています。

他車だとスイッチ操作で行うオートビークルホールド(ブレーキホールド)の設定も11.6インチセンターインフォメーションディスプレイで行う形になっています。

ただし、エンジンスイッチオフで解除される点は他車と同じなため、毎回ディスプレイを操作して設定することを考えるとスイッチの方が早い気がします。

アイサイトXなし(EXなし)グレードの7インチセンターインフォメーションディスプレイでは、ナビゲーション・オーディオ設定・コネクティッドサービス・スマホ連携の操作が行えなくなります。

ただし、前述の通りアイサイトXなし(EXなし)グレードを選択するメリットはありません。
※理由は後述しています。

前述のとおり、アイサイトXなし(EXなし)グレードは2023年のマイナーチェンジで廃止されています。

 

CD/DVDデッキについてはディーラーオプション設定となっており、挿入箇所はフロアコンソールボックス内で、立て入れする形になります。

昨今、トヨタなどでもディスプレイオーディオの採用によりCD/DVDデッキがオプションとなるケースが多く、挿入場所が助手席足元など使い勝手が悪くなっている印象です。

オーディオはmp3やmp4などのデジタルファイル、またはスマホ連携が中心となっており、いずれCD/DVDデッキはオプションでの採用もなくなるかもしれませんね。

 

デジタルメーターと大型ディスプレイを採用している国産車はまだまだ少なく、新型「レヴォーグ」のインテリアは非常に先進的だといえるでしょう。

 

新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):快適装備

スバル レヴォーグ 内装 インテリア
新型「レヴォーグ」は、快適装備も非常に先進的になっています。

 

「フォレスター」から採用された「ドライバーモニタリングシステム」により、登録しておけば乗車時にドアを開けると運転席のシートが自動後退する機能が搭載されています。

これにより乗車がスムーズになるメリットがあります。ただし、降車時の自動後退機能はない様です。

また、ドライバーの顔を認証してシートポジションやドアミラー角度、前回イグニッションOFFした際のメーターディスプレイ表示、エアコン設定などを自動的に再現する機能も搭載されているため、非常に先進的で利便性が高くなっています。

「ドライバーモニタリングシステム」のカメラは11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ上部の台形部分に設置されています。

シートポジションとドアミラー角度だけなら、シートポジションメモリー機能でも再現可能となっています。

さらに、Cセグメントクラスでは採用されることが少ない後席用シートヒーターも搭載されています。

上記は何れも上位グレード(GT-HとSTI Sport)から搭載される装備で、前述の通りエントリーグレード(GT、Smart Edition)との最大の装備差となります。

 

その他、全車標準装備されているリヤシートリクライニングが非常に快適です。

大きくはリクライニングできませんが、それでも後席の快適性は大きく向上し、シート横のレバーで操作できるため操作性が良いことも良い点の1つです。

 

新型「レヴォーグ」のインテリア(内装):車内の広さ、ラゲッジスペース

スバル レヴォーグ 内装 インテリアスバル レヴォーグ 内装 インテリア
新型「レヴォーグ」の車内の広さは、下記の数値のとおり先代「レヴォーグ」より室内長は10.5cm狭くなっていますが、室内幅は2.5cm広くなっています。

元々室内が広かった「インプレッサ」と比較すると、室内幅は逆転、室内長の差も縮まっています。
※インプレッサはフルモデルチェンジにより室内長、室内幅が数値的に狭くなったため

  • 新型「レヴォーグ」室内長:1,900mm、室内幅:1,515mm、室内高:1,205mm
  • 先代「レヴォーグ」室内長:2,005mm、室内幅:1,490mm、室内高:1,205mm
  • 「インプレッサ」室内長:1,925mm、室内幅:1,505mm、室内高:1,200mm

 

新型「レヴォーグ」のラゲッジスペースの広さは、以下のとおり先代「レヴォーグ」や「インプレッサ」より広くなっています。

  • 新型「レヴォーグ」:561ℓ
  • 先代「レヴォーグ」:522ℓ
  • 「インプレッサ」:368ℓ(e-BOXER搭載車は315ℓ)

特にカーゴフロアボード下のサブトランクが広くなっており、先代「レヴォーグ」の33ℓよりも広い69ℓとなっています。

サブトランクも含めた荷室高は1,105mmとなっており、先代「レヴォーグ」の955mmより高くなっているため、背の高い荷物を積載することも可能になっています。

また、カーゴフロアボードをリヤゲート上部に引っかけることもできるため荷物を積載する際に便利ですし、標準装備のトノカバーをサブトランクに格納することもできます。

前述の通り、ラゲッジスペースの使い勝手は同クラス他車と圧倒しています。

 

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新型「レヴォーグ」の加速性能、走行性能、乗り心地、燃費性能

スバル レヴォーグ タイヤ ホイールスバル レヴォーグ タイヤ ホイール

新型「レヴォーグ」の加速性能

新型「レヴォーグ」は、新開発の「1.8L BOXER 直噴ターボ“DIT”」が搭載されています。

1.8Lターボ車のスペック的は先代「レヴォーグ」の1.6Lターボと2.0Lターボの中間で、これまでよりも”より低回転域”で最大トルクが発生する様になっています。

さらに、2021年には2.4Lターボモデルも追加されています。

【新型レヴォーグB型】STI Sport R(2.4L)の違いまとめ~マイナーチェンジ2021の変更点
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2021年11月25日に行われたスバル「レヴォーグ」のマイナーチェンジ(B型改良)による変更点をまとめてみました。 今回の改良による最大の変更点は、何と言っても新開発2.4Lターボエンジンを搭載し...

 

・新型「レヴォーグ」1.8Lターボ
→最高出力 130kW〈177PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 300N・m〈30.6kgf・m〉/1,600~3,600rpm

・新型「レヴォーグ」2.4Lターボ
→最高出力 202kW〈275PS〉/5,600rpm
→最大トルク 375N・m〈38.2kgf・m〉/2,000~4,800rpm

・先代「レヴォーグ」1.6Lターボ
→最高出力 125kW〈170PS〉/4,800~5,600rpm
→最大トルク 250N・m〈25.5kgf・m〉/1,800~4,800rpm

・先代「レヴォーグ」2.0Lターボ
→最高出力 221kW〈300PS〉/5,600rpm
→最大トルク 400N・m〈40.8kgf・m〉/2,000~4,800rpm

 

以下、筆者が試乗で感じた所感です。

新型「レヴォーグ」は、低回転域で最大トルクが発生するため、踏み込んだ瞬間に鋭い加速力があります。

あまりの加速力に筆者は試乗時の一踏み目で非常に驚きました。

そのため、「インプレッサ」や「カローラツーリング」などと同様の感覚でアクセル操作を行うとスピードが出過ぎてしまいます。

急な坂道や追い越し時でも1,100回転程度で走行できる程パワーに余裕があります。

「SI-DRIVE」のスポーツモードにすると、アクセルレスポンスが良くなりエンジンが高回転になりやすいため、加速力がさらに高まります。

インテリジェントモードでも優れた加速性能があるため、スポーツモードを街中で使用するシーンはないでしょう。ただし、速度が出せる高速道路や山間部では楽しい走行ができること間違いなしです。

「STI Sport」のコンフォート(Comfort)とノーマル(Normal)、インテリジェントモードで加速性能に大きな違いはありません。

最も加速性能が優れているのは、もちろん2.4Lターボ車の「STI Sport R」です。

 

新型「レヴォーグ」の走行性能

新型「レヴォーグ」の走行性能は、“走る”・”曲がる”・”止まる”というクルマの基本的な部分はフォルクスワーゲン「ゴルフ」で受けた印象と似ており、走行安定性や旋回性能の高さを感じました。

さらに「STI Sport」に搭載されている「ドライブモードセレクト」は、旋回性能やステアリングフィール、電子制御ダンパーにより乗り心地も変更できるため、「GT-H」などより”よりクイック”に曲がれる印象があります。

「GT-H」などに搭載されているアクセルレスポンスを高めるだけの「SI-DRIVE」とは全く異なります。

ただし、トヨタ「カローラスポーツ」のAVSの様に、よほどの”通”でなければ体感しにくいもので、特に試乗コースで走る一般道では中々体感することは難しいでしょう。

 

上記の他、方向指示器の操作性が独特なものになっています。一般的なカチッとはまるタイプではありません。

そのため、車線変更後にニュートラルに戻す際、戻らず反対方向の指示器が出てしまうことが何度かあったため、若干使用しづらい印象です。

 

新型「レヴォーグ」の乗り心地

新型「レヴォーグ」の乗り心地は、非常になめらかで凹凸をキレイにいなしてくれるため、他車だとホンダ「シビック」やトヨタ「カローラ」の様な乗り心地となっています。

「インプレッサ」と比較すれば、乗り心地は圧倒的に優れています。

乗り心地の良さを各モードで比較すると、「SI-DRIVE」のインテリジェントモードは、「ドライブモードセレクト」のコンフォート(Comfort)とノーマル(Normal)の中間くらいといった印象です。

コンフォート(Comfort)が最もしなやかな乗り心地になり、凹凸の多い道路だとその違いは明らかです。

ただ、一般道だとインテリジェントモードとの違いはそこまで大きくない印象で、前述の通り、よほどの”通”でなければ体感することは難しいでしょう。

 

乗り心地だけでなく加速性能や走行性能もそうですが、通常状態の新型「レヴォーグ」が非常に優れているため、エントリーグレードから”いいクルマ”であるといえます。

 

新型「レヴォーグ」の燃費性能

新型「レヴォーグ」1.8Lターボ車の燃費性能は、以下のとおり先代「レヴォーグ」の1.6Lターボ車と大きな差はなく、「インプレッサスポーツ」の2.0Lガソリン車とも大きな差はありません。

新型「レヴォーグ」1.8Lターボ車の実燃費は11.0km/L前後となります。

 

・新型レヴォーグ

・1.8Lターボ ※GT
→16.6km/L(JC08モード)
→13.7km/L(WLTCモード)

・2.4Lターボ ※STI Sport R
→13.1km/L(JC08モード)
→11.0km/L(WLTCモード)

 

・先代レヴォーグ

・1.6Lターボ ※インテリジェントモード
→16.0km/L(JC08モード)
→10.61km/L(e燃費より)

・2.0Lターボ ※インテリジェントモード
→13.2km/L(JC08モード)
→10.17km/L(e燃費より)

 

・インプレッサ

・2.0Lガソリン
→14.0km/L(WLTCモード)
→12.35km/L(e燃費より)

・2.0Lマイルドハイブリッド(e-BOXER)
→16.6km/L(WLTCモード)
→14.25km/L(e燃費より)

 

何れにしても、燃費性能は「レヴォーグ」、というかスバル車全体の弱点であり欠点であることは間違いありません。

トヨタのハイブリッド車、例えば「カローラツーリング」と比較すると、実燃費は倍以上の違いがあります。そのため、当然維持費も倍以上変わってきます。
※「カローラツーリング」の実燃費は約25.0km/L

今後、より電動車が主体となり、燃費・環境基準もより厳しくなる中で、電動化や燃費・環境性能の向上はスバルの喫緊の課題といえるでしょう。

 

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新型「レヴォーグ」の安全性能

スバル レヴォーグ 内装 インテリア

新型レヴォーグ(アイサイトX)と先代レヴォーグ(アイサイト)の違い

次は、新型「レヴォーグ」(アイサイトX)と先代「レヴォーグ」(アイサイト)の安全性能の違いを、比較してみましょう。

 

■アイサイトX

新型レヴォーグ先代レヴォーグ
渋滞時ハンズオフアシスト
渋滞時発進アシスト
アクティブレーンチェンジアシスト
カーブ前速度制御
料金所前速度制御
ドライバー異常時対応システム

 

■アイサイト

新型レヴォーグ先代レヴォーグ
アレイ式アダプティブドライビングビームハイビームアシスト
ステアリング連動ヘッドランプステアリング連動ヘッドランプ
プリクラッシュブレーキプリクラッシュブレーキ
前側方プリクラッシュブレーキ
緊急時プリクラッシュステアリング
後退時ブレーキアシスト後退時ブレーキアシスト
AT誤発進(後進)抑制制御AT誤発進(後進)抑制制御
ツーリングアシストツーリングアシスト
全車速追従機能付クルーズコントロール全車速追従機能付クルーズコントロール
車線逸脱抑制車線逸脱抑制
車線逸脱警報車線逸脱警報
ふらつき警報ふらつき警報
先行車発進お知らせ機能先行車発進お知らせ機能
青信号お知らせ機能
スバルリヤビークルディテクションスバルリヤビークルディテクション
エマージェンシーレーンキープアシスト
前側方警戒アシスト
デジタルマルチビューモニター(フロント/トップ/サイド/リヤ/3D)フロント&サイドビューモニター
スマートリヤビューミラースマートリヤビューミラー
自動防眩ルームミラー自動防眩ルームミラー
ドライバーモニタリングシステム
コネクティッドサービス[SUBARU STARLINK]
エアバッグ(サイド・カーテン・ニー・シートクッションエアバッグ(サイド・カーテン・ニー)
アクティブ・トルク・ベクタリングアクティブ・トルク・ベクタリング

上の表のとおり、新型「レヴォーグ」が圧倒的に優れているでしょう。

そもそも新型「レヴォーグ」の安全性能は、先代「レヴォーグ」より優れているというより、2023年時点で国産車トップクラスの安全性能なんです。

 

アイサイトXが搭載されているから優れているというより、アイサイト自体も先代「レヴォーグ」より優れています。

アイサイトXの機能は、主に高速道路上でクルーズコントロール使用中に動作するものが基本で、アイサイトに含まれている自動ブレーキなどの性能が高いことが新型「レヴォーグ」の安全性能の中心です。

つまり、アイサイトXがなくても新型「レヴォーグ」の安全性能はトップクラスの性能なんです。

 

以下に、新型「レヴォーグ」が優れている点をまとめてみました。

 

新型「レヴォーグ」が優秀な点~アイサイト編

まずは、アイサイトの機能で先代「レヴォーグ」より優れている点を、以下にまとめてみました。

  • 自動ブレーキが右左折時の対向車・歩行者・自転車に対しても作動(プリクラッシュブレーキ)
    ※多くのクルマはハンドル操作中は自動ブレーキが作動しない(しない可能性がある)
  • 自動ブレーキが出会い頭車両に対しても作動可能(前側方プリクラッシュブレーキ)
  • 自動ブレーキ作動後、自車線内に回避スペースがあるか判断、後側方の接近車両の有無を確認し、自車線内で障害物を回避、逸脱しないようにハンドルを制御する機能の搭載(緊急時プリクラッシュステアリング)
  • 隣接車線の後方車両を検知しステアリングアシストを行い車線逸脱を抑制する機能の搭載(エマージェンシーレーンキープアシスト)
  • 先行車がいない状態で青信号に切り替わった際にお知らせしてくれる(青信号お知らせ機能)
  • フロントビューモニターを表示中、左右から接近する車両をお知らせしてくれる(前側方警戒アシスト)
  • ドライバーの居眠りや脇見を検知し注意を促してくれる(ドライバーモニタリングシステム)
  • エアバッグ展開時、またはスイッチにより緊急車両を手配できる(コネクティッドサービス)
  • 助手席乗員の胸部や腹部への衝撃をやわらげるエアバッグの搭載(シートクッションエアバッグ)
  • 車線中央維持機能作動中に手を放した場合、システムが渋滞時ハンズオフアシストを継続できないと判断した場合に警告を行い、それでもハンドル操作が検知できない場合に減速やハザードランプの点滅、クラクションを鳴らすなど、周囲の車両へ運転者の異常を知らせ停車(ドライバー異常時対応システム)

 

2023年のマイナーチェンジで、以下の改良が加えられています。

  • 新型「クロストレック」から採用されている広角眼カメラの採用により、従来より低速走行時の二輪車/歩行者に対するプリクラッシュブレーキ対応シチュエーションが広い
  • デジタルマルチビューモニターに、自車を上から見たようなトップビュー、自車を斜め上から見たような3Dビュー、車速15km/h未満時に自動でフロントビューとトップビューを表示するAUTOモードを追加

 

上記の中でも自動ブレーキの性能は、2023年時点で国産車トップクラスの性能となっています。

自動ブレーキが右左折時の歩行者や自転車、自動二輪車に対しても作動可能なのはスバル車や、2022年以降に発売された新型トヨタ「ノア」・「ヴォクシー」、「プリウス」など、まだまだ多くはありません。

さらに、出会い頭車両に対しても作動可能で、自動ブレーキでも回避できなかった場合はステアリングアシストを行い回避動作、及び自車線内から逸脱しない様に抑制する機能まで搭載されています。

つまり、自動ブレーキの性能だけでもスバル車はかなり優秀なことがわかります。

ただ、出会い頭車両に対して作動する自動ブレーキは他車にはないスゴイ機能ながら、作動車速が20km/h以下、2輪車や歩行者の検知はできないなど、まだ性能的に発展途上な面も残っています。
※警報は60km/h以下で作動します。

 

自動ブレーキ以外だと、「青信号お知らせ機能」も他車だと採用例の少ない先進的な機能です。

先行車発進お知らせ機能は各車搭載が当たり前になっていますが、青信号をカメラで検知してお知らせする機能は新型「レヴォーグ」が初めての搭載となります。

この機能のおかげで、青信号に気づかず後続車からクラクションを鳴らされることもなくなるでしょう。

そもそもスバルのクルーズコントロールには従来より赤信号を検知し、加速を緩やかにする機能が搭載されていましたので、新型「レヴォーグ」発売以前からカメラの検知能力は他社より優れていたといえるでしょう。

 

その他、「ドライバーモニタリングシステム」も先進的な機能でしょう。

「フォレスター」から搭載された「ドライバーモニタリングシステム」は、居眠りや脇見を検知し注意を促してくれるため、疲労が溜まりやすい長距離ドライブ時などで安心です。

 

これだけ“高速道路上での自動化”が進んでいるだけに、急病など“もしも”の時の対応が心配になりますが、「ドライバー異常時対応システム」が搭載されているため、後続車や周辺車両への警告、停車までシステムが行ってくれるため、安心です。

 

ここまでスバルの予防安全システムの凄さについて記載してきましたが、スバル車は視界性能が優れていることが安全に大きく寄与していると筆者は考えます。

スバルが「0次安全」と掲げているだけあって、スバル車はアイポイントが高く、フロントウィンドウとリヤウィンドウの面積が広いことが特徴的です。

そのため死角が少なく、そもそもヒヤリとする瞬間が少なくなる様に設計されていると感じます。

また、「レヴォーグ」や「フォレスター」など比較的大きなクルマでも、全長や車幅の感覚をつかみやすいため、運転しやすくなっています。

これは、「レヴォーグ」の試乗時でも感じたことですし、筆者は元スバル「インプレッサスポーツ」オーナーでしたが、「インプレッサスポーツ」でも他車と比較して視界が良いことを実感していました。

昨今、デザイン優先でリヤウィンドウの面積が小さくなるなど視界性能が低いクルマも少なくありません。

その一方でスバル車が視界性能にこだわり続けているところは、非常に評価すべき点だと考えます。

 

さらに、スバル車は衝突安全性能も非常に高くなっており、仮に衝突事故が発生したとしても被害を最小限に留めるように設計されています。

衝突して1回転してもドライバーは無傷だった、なんて実績もあるくらいです。

 

新型「レヴォーグ」が優秀な点~アイサイトX編

次は、新型「レヴォーグ」の”最大の売り”であるアイサイトXの各機能について、以下にまとめてみました。

  • 自動車専用道路を0 km/h~約50 km/hで走行時、ハンドルから手を放しても車線中央維持機能が作動(渋滞時ハンズオフアシスト)
  • 停車してから約10分以内であれば、運転者の操作なしで先行車に追従して再発進(渋滞時発進アシスト)
  • 自動車専用道路を約70 km/h~約120 km/hで走行時、方向指示器のレバーにより車線変更を行うハンドル操作をアシスト(アクティブレーンチェンジアシスト)
  • 自動車専用道路を走行時、カーブ曲率に合わせた適切な速度に制御(カーブ前速度制御)
  • 自動車専用道路を走行時、ETCゲート通過に適した速度に制御(料金所前速度制御)

 

前述の通り、アイサイトXの機能は主に高速道路上でクルーズコントロール使用中に動作するものが基本となっています。

上記の中でも「渋滞時ハンズオフアシスト」が最も有名な機能でしょう。

この機能と「渋滞時発進アシスト」により、渋滞時はまさに”何もしなくてよい”わけですから、渋滞に巻き込まれた際は非常に楽になるでしょう。

楽すぎて眠ってしまいそうですね。
※眠ってしまった場合「ドライバー異常時対応システム」により機能が解除されますので注意が必要です。

 

ただし、上記の中で使用頻度が最も高いのは「アクティブレーンチェンジアシスト」、「カーブ前・料金所前速度制御」でしょう。

「アクティブレーンチェンジアシスト」は、ハンズオフで使用できる機能ではないため自動車線変更機能ではありませんが、車線中央維持機能の様な形でハンドル操作をアシストしてくれます。

隣接車線の安全を確保できたタイミングで作動するため、車線変更時の安全性は非常に高いといえるでしょう。

 

また、筆者が最も活躍する機能だと考えるのは「カーブ前・料金所前速度制御」です。

多くのアダプティブクルーズコントロール(ACC)は、カーブ時や料金所前でも減速せず、そのままのスピードで突っ込むため、ブレーキを踏むなどしてアダプティブクルーズコントロール(ACC)を解除する場面が度々でてきます。

しかし、「カーブ前・料金所前速度制御」により速度が自動で制御されるため、高速道路の出口までアダプティブクルーズコントロール(ACC)を解除する必要性がありません

この機能により、従来のアダプティブクルーズコントロール(ACC)よりも、さらに気を使う必要がなくなるため、長距離ドライブでのさらなる負担軽減となることは間違いありません。

 

これだけ”高速道路上での自動化”が進んでいるだけに、急病など”もしも”の時の対応が心配になりますが、「ドライバー異常時対応システム」が搭載されているため、後続車や周辺車両への警告、停車までシステムが行ってくれるため、安心です。

 

先程、アイサイトXがなくても新型「レヴォーグ」の安全性能はトップクラスの性能と記載しましたが、やはり新型「レヴォーグ」には、この非常に便利で先進的な「アイサイトX」を搭載するべきでしょう。

何度も記載していますが、アイサイトX無しグレード(EXではないグレード)を選択するメリットはありません。
※理由は後述しています。

前述のとおり、アイサイトXなし(EXなし)グレードは2023年のマイナーチェンジで廃止されています。

 

非常に先進的なアイサイトXですが、1つ注意点があります。

新型「レヴォーグ」には地図データが2種類設定されており、1つはナビ用の地図データ、そしてもう1つはアイサイトXに使用する3D高精度地図データです。

この3D高精度地図データにより、自車のタイヤの位置をセンチ単位で正確に把握することができ、それにより「渋滞時ハンズオフアシスト」などが行えるわけです。

そんなスゴイ3D高精度地図データは、年4回有料の更新が必要となっており、更新しないとアイサイトXを使用できる範囲が狭まる可能性があります。

例えば、使用する高速道路の形状が工事などで変わった場合、アイサイトXが使用できなくなるわけです。

とはいえ価格は1回4,000円程度と安く、毎回更新しなくても上記の様なタイミングをみて更新しても良いため、大きな負担になるわけではありません。

ナビの地図データは自分でできる一方、3D高精度地図データはディーラーでないとできなため、点検などと合わせて更新を行うと良いでしょう。

ちなみに、ナビの地図データは3年間は更新無料となっています。

 

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アイサイトだけじゃない!スバル車が安全である理由

ここまでアイサイトXやアイサイトなど、スバルの予防安全システムの凄さについて記載してきましたが、新型「レヴォーグ」に限らず、スバル車は視界性能が優れていることが安全に大きく寄与していると筆者は考えます。

スバルが「0次安全」と掲げているだけあって、スバル車はアイポイントが高く、フロントウィンドウとリヤウィンドウの面積が広いことが特徴的です。

そのため死角が少なく、そもそもヒヤリとする瞬間が少なくなる様に設計されていると感じます。

また、新型「レヴォーグ」やスバル「フォレスター」など比較的大きなクルマでも、全長や車幅の感覚をつかみやすいため、運転しやすくなっています。

これは、新型「レヴォーグ」の試乗時でも感じたことですし、筆者は元スバル「インプレッサスポーツ」オーナーでしたが、「インプレッサスポーツ」でも他車と比較して視界が良いことを実感していました。

 

昨今、デザイン優先でリヤウィンドウの面積が小さくなるなど視界性能が低いクルマも少なくありません。

その一方でスバル車が視界性能にこだわり続けているところは、非常に評価すべき点だと考えます。

 

コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」とは!?

今回、新型「レヴォーグ」には国産スバル車として初めてコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」が搭載されたことも特徴の1つです。

 

では、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」には一体どんな機能があるのか!?

以下にまとめてみました。

  • エアバッグ展開時にコールセンターにつながり、緊急車両を手配する「ヘルプネット」
  • ”SOS”ボタンを押すことによりコールセンターにつながり、緊急車両を手配する「SUBARU SOSコール」
  • ”i”ボタンを押すことによりコールセンターにつながり、ロードサービスの手配する「SUBARU iコール」
  • 故障などでクルマの警告灯が点灯したとき、盗難警報装置作動時にアプリやEメールでお知らせ「故障診断アラート&セキュリティアラート」
  • リコール情報の表示、車載通信機を自動的にアップデート「リコールお知らせ機能/ソフトウェア更新」

 

さらに、2023年のマイナーチェンジで、以下のサービスが追加されています。

  • スマホでドアロックなどが確認・操作できるリモート確認やリモート操作
  • 自車の位置をスマホで確認できるマイカー検索
  • 車内がWi-Fi環境になる
  • スマホで設定したドライブプランをナビに送信できる
  • スマホでエアコンを始動できるリモートエアコン

など

 

発売当初はサービス内容が乏しく、あまりメリットがありませんでしたが、2023年のマイナーチェンジで一気にサービスが拡充しています。

ただし、気になるのは価格設定です。

ヘルプネットは5年間無料、6年目以降は月190円となっており、SOSコールなどは1年間無料、各種リモートサービスも1年間無料、2年目以降はSOSコールなどが月280円、各種リモートサービスが月460円となっています。

1年目こそ車内Wi-Fiを除き無料ですが、2年目は年8,880円、6年目は年11,160円と、かなり高い価格設定となっています。
※SOSコールや各種リモートサービスを全て使用した場合

ホンダや日産も高い価格設定がネックですが、トヨタのような価格設定にしてほしいところです。

 

スバルの安全装備の残念な点

コネクティッドサービスは他社と比較すると劣っているとご紹介しましたが、それだけではありません。

筆者が気になるスバルの安全装備で残念な点は、以下のとおりです。

  • 後ろ側方から接近してくる車両に対する自動ブレーキが搭載されていない
  • スマートリヤビューミラーなどの車両周辺カメラの画質が低い
  • 電動パーキングブレーキが自動でかかる機能がない

 

まず、”後ろ側方から接近してくる車両に対する自動ブレーキが搭載されていない”点について、後退時に接近してくる車両に対しても自動ブレーキがかかるため、後退時の安全性が高まり、他社だとトヨタやマツダで多くのクルマに搭載が進んでいます。

機能的になくても安全に大きな支障はないと考えますが、スバルは他社より進んだ先進安全装備を多く搭載していながら「なぜかこの装備だけない」状態が続いています。

 

また、デジタルマルチビューモニターなどの車両周辺カメラの画質が低いことも気になります。

昨今、トヨタやマツダなどに採用されている最新の車両周辺カメラの画質が非常に高画質になっており、それらと比較すると劣る印象があります。

おすすめオプションは後述していますが、上記の理由からスマートリヤビューミラーはおすすめできない装備となっています。

 

そして、電動パーキングブレーキが自動でかかる機能がないことも非常に気になります。

電動パーキングブレーキが便利なのは、”パーキングブレーキの操作が一切不要になる”ことにあります。

まず、ギアをD(ドライブ)にしてアクセルを踏むと、自動的にパーキングブレーキが解除されます。

これにより、パーキングブレーキを解除し忘れてアクセルを踏んで「ガガッ」と嫌な音をさせることはなくなります。

例えば、ナビを使用するために一旦パーキングブレーキをかけて、信号が変わったため急いでアクセルを踏んで「ガガッ」ということがなくなります。
※これは筆者の体験談です。

また、ギアをP(パーキング)にする、パワースイッチをオフにすることで自動的にパーキングブレーキがかかります。

これにより、パーキングブレーキのかけ忘れを防げます。

ニュースなどを見ていると、パーキングブレーキをかけ忘れたことによりドライバー下車後にクルマが勝手に進み、線路内に入って大事故になった、なんてことも耳にしますが、電動パーキングブレーキの搭載により、そんな事故はおきなくなります。

 

そんな便利な電動パーキングブレーキで、他社だと以下のとおり自動でかかる機能があるにも関わらず、なぜかスバル車にはありません。これに関しては技術的に無理という理由ではないと思いますので、不思議で仕方がありません。

  • トヨタとダイハツ:ギアをP(パーキング)にするとかかる
  • ホンダとマツダ:パワースイッチをオフにするとかかる
  • 日産:オートブレーキホールド中にギアをP(パーキング)にするとかかる
  • スバル:自動でかかる機能なし

 

100%完璧なクルマ、メーカーは存在しないため、いくつか気になる点があるのは当然かと思いますが、上記の点は何れも技術的に難しいわけではなく、解消できる内容ばかりかと思いますので、今後の改良に期待しています。

 

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新型「レヴォーグ」のおすすめグレード・オプション、見積額

スバル レヴォーグ 内装 インテリア

新型「レヴォーグ」のおすすめグレード

次は新型「レヴォーグ」のおすすめグレードは何なのか!?徹底検証してみました。

以下、アイサイトXなし(EXなし)グレードについて記載していますが、前述のとおり2023年のマイナーチェンジで廃止されています。

中古車を検討している方は参考にしてみてください。

 

アイサイトXなし(EXなし)グレードにメリットはない!

新型「レヴォーグ」は8グレード設定となっていますが、内半分はアイサイトXの有無で分けられているだけなので、実質4グレード構成といえます。

アイサイトXなし(EXなし)グレードの場合、以下の装備が設定できない、またはオプション設定となっています。

 

■EXグレードは標準装備、EXではないグレードは設定不可

  • アイサイトX
  • 12.3インチフル液晶メーター

■EXグレードはオプション設定、EXではないグレードは設定不可

  • スマートリヤビューミラー

■EXではないグレードでもオプション設定可(EXグレードは標準装備)

  • フットランプ
  • 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ
  • ドライバーモニタリングシステム
  • 運転席シート自動後退機能
  • 視界拡張テクノロジー
  • コネクティッドサービス[SUBARU STARLINK]

 

アイサイトXの必要性について一旦保留にしたとして、アイサイトXを除くEXグレードとEXなしグレードの最大の違いは、EXなしグレードはナビゲーションが標準装備されていない点にあります。
※EXグレードはナビが使用できる11.6インチセンターインフォメーションディスプレイが標準装備

そのため、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイをオプション設定するか、ディーラーオプションのナビを設定する必要があります。

各オプション価格は、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイはドライバーモニタリングシステムなど各オプション装備とセットで27.5万円、ディーラーオプションのナビが30万円前後となっています。

この時点でディーラーオプションのナビを設定するメリットは何もないため、候補から外れます。

アイサイトXの有無によるグレード間の価格差は39万円ありますが、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの価格を上乗せして再計算すると、アイサイトXの有無による価格差は12万円まで減少します。

つまり、アイサイトXと12.3インチフル液晶メーターの価格は12万円ということになります。

 

前述の通り、アイサイトXがなくても新型「レヴォーグ」の安全性能は高く、高速道路を走行する機会が少ないなら使用する機会も必然的に少なくなることになります。

しかし、リセールバリューを考慮すれば価格差はさらに縮まり、場合によっては逆転する可能性もあります。

そのため、アイサイトX有り(EX)グレードを選択した方が賢く、アイサイトXなし(EXなし)グレードを選択するメリットはないといえるでしょう。

そもそも、メーカー側もアイサイトX有り(EX)グレードを売る気で価格設定を行った様な気さえします。

 

「Smart Edition EX」と「GT-H EX」の最大の違いは快適装備!

残りの選択肢は「Smart Edition EX」(約363万円)・「GT-H EX」(約380万円)・「STI Sport EX」(約435万円)・「STI Sport R EX」(約503万円)の4つになります。

ちなみに、上記のグレード間で安全性能に違いはありません。

「STI Sport EX」や「STI Sport R EX」にすれば、電子制御ダンパーや「ドライブモードセレクト」が搭載されますが、よほどの”通”でなければ体感することは難しいでしょう。

インテリアの質感は「STI Sport EX」と「STI Sport R EX」が最も高くなっていますが、その分価格も「GT-H EX」より約55万円以上高く、「Smart Edition EX」より約71万円以上も高くなるため、質感を向上させたいだけなら「GT-H EX」に本革シートをオプション設定(11万円)した方が安くなります。

そのため、お得さの観点から「STI Sport EX」と「STI Sport R EX」は、おすすめグレードから外れます。

 

あとは、「Smart Edition EX」(約363万円)か「GT-H EX」(約380万円)か!?ということになりますが、各グレードの装備差はインテリアの項目で記載したとおり、最大の装備差は以下の快適装備です。

  • リバース連動ドアミラー
  • ドアミラーメモリー&オート格納機能
  • ハンズフリーオープンパワーリヤゲート
  • アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能
  • 運転席シート自動後退機能
  • 後席左右シートヒーター

 

価格差は約17万円のため、上記の快適装備に17万円分の価値があると考えるか否かによって、判断は異なります。

主にドライビングポジションを自動設定する機能とハンズフリーオープンパワーリヤゲート、後席のシートヒーターということになりますが、この中でもハンズフリーオープンパワーリヤゲートは便利でしょう。

しかし、17万円分の価値があるとは考えにくく、ドライビングポジションは自分で設定すれば良いと思いますし、後席のシートヒーターもさほど重要ではないと個人的には考えます。

 

上記より、新型「レヴォーグ」のおすすめグレードは「Smart Edition EX」(約363万円)だと筆者は考えます。

 

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新型「レヴォーグ」のおすすめオプション

次は、新型「レヴォーグ」のおすすめオプションについて、考えてみましょう。

 

新型「レヴォーグ」は必要な安全装備やナビゲーション(11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ)が標準装備されている(EXグレードに限る)ため、設定すべきオプションは非常に少なくなっています。

まず、ETC車載器(約2万円)とマット(約3.7万円)は必須でしょう。

そして、エクステリアの項目でも記載したとおり、LEDアクセサリーライナー(約6万円)を装着すると、よりオシャレな印象になるため、おすすめです。

筆者が考えるおすすめオプションは、上記の3点のみです。

ただ、追加でCD/DVDキット(約3.6万円)が必要な方もいらっしゃるかと思います。

 

逆に、筆者が考える不要なディーラーオプションは、ドライブレコーダー・ドアバイザー・ETC2.0車載器・コーティング・そしてスマートリヤビューミラーです。

まず、ドライブレコーダーについて、ディーラーで購入した場合、約6万円前後と非常に高い価格になることがネックです。

自分で購入した場合、価格は360°カメラでも3万円前後ですみ、前後のドライブレコーダーなら2万円以下ですむため、間違いなく自分で購入した方がお得です。

装着は非常に簡単ですが、難しい場合は自分で外品を購入してディーラーに装着をお願いしても良いと思います。

ディーラーにもよりますが、おそらく無料で装着してくれるでしょう。クルマは高い買い物ですから、サービスの範囲内でしょう。
※筆者は外品のLEDルームランプを自分で購入し、ディーラーさんに無料で取り付けてもらいました。

 

ドアバイザーは、メリットが少なく、何と言っても”ダサい”。これが不要だと考える最大の理由です。

上記の理由で、最近は装着率が低いとディーラーさんも話していました。

 

ETC2.0車載器は、通常のETC車載器より1~2万円程度高いにも関わらず、恩恵はほとんどありません。

筆者はスバル「インプレッサスポーツ」購入時にETC2.0車載器を選択しましたが、何のメリットもなかったため、以後ETC車載器を装着する様にしています。

東京など一部の地域ではメリットもありますが、ほとんどの地域で価格が高いだけでメリットは少ないため、不要だと考えます。

 

コーティングは、多くのディーラーでおすすめされますが、小まめ(1ヶ月~2ヶ月に1回程度)に洗車を行うのであれば、筆者は不要ではないかと考えています。

価格も8万円前後と決して安くないため、可能であれば外しましょう。

 

最後はスマートリヤビューミラーですが、前述の通り画質が良くないため、5.5万円の価値はないと筆者は考えます。

ラゲッジスペースに高い荷物を積む機会がよくあるなら別ですが、基本的に通常のルームミラーで問題ありません。

前述の通り、新型「レヴォーグ」は後方視界が良いため、尚更必要性を感じません。

 

何も言わず見積もりを頼むと上記のオプションを勝手に設定されることが多いため、総額が高くなってしまいます。

そのため、不要なオプションは極力外す様にしましょう。

 

新型「レヴォーグ」の見積額

最後は、新型「レヴォーグ」の見積額をご紹介します。

  • 「Smart Edition EX」:約378万円
  • 「GT-H EX」:約395万円
  • 「STI Sport EX」:約450万円

 

上記は、何れも前述のおすすめオプション、値引き額が20万円程度だった場合の価格です。

点検パックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、点検パックの価格は”先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。

搭載エンジンやアイサイトXの有無で異なるものの、先代「レヴォーグ」と比較すると40万円以上高くなった印象です。

 

普通に見積もりをお願いすると400万円を超す価格になることが多く、「STI Sport EX」なら500万円近い価格を提示されることになるでしょう。

そのため、300万円後半で新型「レヴォーグ」を購入できれば、お得感がありますね。

ディーラーに言われるがままの条件で購入すると、不要なオプションを付けられたり、値引き額が少ないままの価格となってしまうため、少しでも安く新型「レヴォーグ」を購入できる様に工夫しましょう。

 

新型「レヴォーグ」は高すぎる!ということであれば、“新車同様の中古車”を検討するのも賢い選択だと考えます。

“新車同様の中古車”なら、年式2022年、走行距離10km未満、修復歴なしと好条件の「レヴォーグ STI Sport EX」が約390万円で、「レヴォーグ GT-H EX」なら約340万円で買えるクルマもあります!

新型「レヴォーグ」を少しでも安く、お得にを購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。

 

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しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。

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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。

ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。

 

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中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。

さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。

  • 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
  • 納車後、100日以内であれば返品可能
  • ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)

ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。

特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。

その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。

 

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まとめ

新型「レヴォーグ」は、同クラス他車と比較して、走行性能と安全性能が圧倒的に優れています

走行性能と安全性能は国産車トップクラスで、この点で不満を持つことはないでしょう。

また、車内の広さも比較的広い部類に入り、後席の快適性も優れているためファミリー向けにもおすすめといえます。

視界性能も優れているためクルマの感覚をつかみやすく、運転しやすいことも大きなメリットでしょう。

質感も比較的上質なため、同クラス他車より劣る印象は全くありません。

 

一方で、欠点は燃費性能と価格の高さにあるでしょう。

例えば、トヨタ「カローラツーリング」と、初期購入費と維持費(ガソリン代のみ)を足した額で比較すると、以下の様に140万円前後高くなることになります。
※ガソリン代160円、年間走行距離8,000km、10年間使用した場合

  • 新型レヴォーグ(Smart Edition EX):価格→378万円、維持費→107万円、総額→485万円
  • カローラツーリング(HYBRID W×B):価格→290万円、維持費→51万円、総額→約341万円

 

そのため、新型「レヴォーグ」はコストを度外視してでも走行性能と安全性能を重視する方におすすめといえるでしょう。

コストを考えてしまうと、手が出しにくいクルマだといえます。

欠点の内の1つでもある燃費性能は、スバル車全体の欠点となっており、燃費性能の向上は喫緊の課題でしょう。

逆に燃費性能を向上させることができれば、新型「レヴォーグ」と同クラス他車との価格差は大きく縮まるため、新型「レヴォーグ」のみならず、スバル車全体の魅力が増すことは間違いありません。

今ある魅力を大きく輝かせるためにも、燃費性能や環境性能の向上には早く取り組んでもらいたいところです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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