こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2023年10月25日に行われたスバル「レヴォーグ」のマイナーチェンジ(D型改良)による変更点や違いをまとめてみました。
2022年モデル(C型)から、どれだけ改良されたのか!?
※同日に発売された「レヴォーグ レイバック」と「レヴォーグ」の違いは、以下の記事にまとめています。
新型スバル「レヴォーグ(D型)」マイナーチェンジによる変更点
新型スバル「レヴォーグ(D型)」マイナーチェンジによる変更点
2023年10月25日に行われたスバル「レヴォーグ」のマイナーチェンジ(D型改良)による変更点は、以下のとおりです。
■グレード構成の変更
- アイサイトXなし(EXなし)グレードの廃止
- 「GT EX」グレードの廃止
- 「Smart Edition」は「Smart Edition EX」へ改名、カタロググレードに昇格
- 特別仕様車「Black Interior Selection」の追加
※ベース車は「STI Sport EX 」、「STI Sport R EX 」
■装備内容の変更
- ステレオカメラに加えて広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトを装備
- デジタルマルチビューモニター機能に「3Dビュー」表示、車速15km/h未満時に自動でフロントビューとトップビューを表示するAUTOモードを追加
- ハーマンカードンサウンドシステムを装備
- SUBARU STARLINKにリモートエアコン機能を追加
- Apple Carplayのワイヤレス接続対応
- 12.3インチフル液晶メーター上でのApple Carplay地図アプリ情報の表示機能を追加
- 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイのAndroid Auto表示画面の拡張
- ボディカラーには「アステロイドグレー・パール」を新たに設定
※「クリスタルホワイト・パール」の廃止
■その他
- 車両本体価格の上昇(9~20万円程度)
今回の改良による最大の変更点は、新世代アイサイトの採用、グレード構成の変更、そして価格上昇です。
新世代アイサイトの採用
新型「レヴォーグ」は今回の改良により、新型「クロストレック」から採用されている広角眼カメラにより、低速走行時の二輪車/歩行者に対するプリクラッシュブレーキ対応シチュエーションが広くなっています。
デジタルマルチビューモニターも同様に、新型「クロストレック」から採用されている、自車を上から見たようなトップビュー、自車を斜め上から見たような3Dビューが追加され、車速15km/h未満時に自動でフロントビューとトップビューを表示するAUTOモードも追加されています。
また、コネクティッドサービス(SUBARU STARLINK)も、クロストレックから採用されているリモートドアロック&アンロックや目的地ナビ送信、車内Wi-Fiが追加され、新型「レヴォーグ」にはさらにリモートエアコンも今回の改良で追加されています。
アイサイトやコネクティッドサービス(SUBARU STARLINK)の機能は、一時下位モデルの「クロストレック」や「インプレッサ」に追い抜かる状況となっていましたが、今回の改良で追いつき、アイサイトXなどがある点で「レヴォーグ」が改めて追い抜いた形になります。
グレード構成の変更
グレード構成は、アイサイトXなし(EXなし)グレードが廃止されています。
元々、メリットがあまりないグレードとなっていたため、廃止は必然といえます。
従来エントリーグレードだった「GT EX」グレードも廃止されますが、それに伴い「Smart Edition」が「Smart Edition EX」へ改名、カタロググレードに昇格しています。
「Smart Edition EX」は「GT EX」に以下の装備が標準装備され、+55,000円程度の価格設定だったため、こちらもユーザーにとってデメリットはないと考えます。
■ベース車
- 「GT」
- 「GT-X 」
■エクステリア
- 18インチアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)※ベース車は17インチ
- フルLEDヘッドランプ(ブラックベゼル+光輝加飾)※ベース車は光輝加飾なし
- ドアミラーフットランプ ※GT EXは標準装備、GTはオプション
■インテリア
- 高触感革の本革巻ステアリングホイール ※ベース車は通常の本革
- アルミパッド付スポーツペダル ※ベース車はアルミなし
- 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ ※GT EXは標準装備、GTはオプション
- 運転席10ウェイ&助手席8ウェイパワーシート ※ベース車は運転席8ウェイのみ
■安全装備
- アイサイトセイフティプラス、ドライバーモニタリングシステム、コネクティッドサービス
※GT EXは標準装備、GTはオプション
その他、「STI Sport EX 」、「STI Sport R EX 」をベースとした特別仕様車「Black Interior Selection」が新たに追加されています。
以下の装備が特別装備され、価格ベース車の+55,000円となっています。
- ウルトラスエードシート[ブラック/グレー(レッドステッチ)]
- センタートレイ加飾/フロアコンソールリッド/ドアアームレスト ブラック表皮巻(レッドステッチ)
- スマートリヤビューミラー
- サンルーフ
価格上昇
今回の改良により、以下のとおり車両本体価格が大幅に上昇しています。
- Smart Edition EX:3,542,000 → 3,630,000(+88,000)
- GT-H EX:3,707,000 → 3,795,000(+88,000)
- STI Sport EX:4,147,000 → 4,345,000(+198,000)
- STI Sport R EX:4,829,000 → 5,027,000(+198,000)
新世代アイサイトや改良型デジタルマルチビューモニターの採用はあるものの、何かオプション装備が標準装備化されたわけではありません。
「STI Sport EX」、「STI Sport R EX」が約20万円という大幅な価格上昇となっていますが、これはハーマンカードンサウンドシステムが標準装備されたためです。
設定したいユーザーには嬉しい話かもしれませんが、少しでも安く新型「レヴォーグ」を購入したいユーザーにとっては単なるデメリットといえます。
「GT-H EX」についても、スマートリヤビューミラーを設定するためにはハーマンカードンサウンドシステムを設定する必要があり、スマートリヤビューミラーだけなら55,000円の追加だけで良いところを、165,000円も追加で払わないといけなくなっています。
この点は明らかな改悪といえるでしょう。
スマートリヤビューミラーを設定したいと考えていたユーザーでも、上記のセットオプション設定から、採用を見送ることが多くなるでしょう。
【最新】新型スバル「レヴォーグ(D型)」の乗り出し価格
最後は、新型「レヴォーグ」の見積額をご紹介します。
- 「Smart Edition EX」:約378万円
- 「GT-H EX」:約395万円
- 「STI Sport EX」:約450万円
オプションに、LEDアクセサリーライナー(約6万円)、ETC車載器(約2万円)とマット(約3.7万円)を設定、値引き額が20万円程度だった場合の価格です。
普通に見積もりをお願いすると400万円を超す価格になることが多く、「STI Sport EX」なら500万円近い価格を提示されることになるでしょう。
そのため、300万円後半で新型「レヴォーグ」を購入できれば、お得感がありますね。
ディーラーに言われるがままの条件で購入すると、不要なオプションを付けられたり、値引き額が少ないままの価格となってしまうため、少しでも安く新型「レヴォーグ」を購入できる様に工夫しましょう。
「レヴォーグ」は高すぎる!ということであれば、“新車同様の中古車”を検討するのも賢い選択だと考えます。
“新車同様の中古車”なら、年式2022年、走行距離10km未満、修復歴なしと好条件の「レヴォーグ STI Sport EX」が約390万円で、「レヴォーグ GT-H EX」なら約340万円で買えるクルマもあります!
新型「レヴォーグ」を少しでも安く、お得にを購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
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気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、スバル「レヴォーグ」のマイナーチェンジ(D型改良)による変更点や違いをまとめてみました。
「レヴォーグ」は、走行性能と安全性能が国産車トップクラスの性能となっているため、安全性能で選ぶなら「レヴォーグ」と言っても過言ではありません。
同様の性能を持ったスバル「レガシィ アウトバック」や「WRX S4」より価格が安い魅力もあります。
また、後席の快適性が優れているためファミリー向けにもおすすめで、視界性能も優れているためクルマの感覚をつかみやすく、運転しやすいメリットもあります。
さらに、内外装の質感も比較的上質なため、燃費性能を除けば欠点のない非常に総合力の高いクルマだと考えます。
新型「レヴォーグ」、おすすめです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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