こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2024年に発売された新型マツダ「CX-80」、2022年に発売された新型「CX-60」、同マツダのSUV「CX-5」のボディサイズや室内寸法、燃費性能を徹底比較してみました。
新型CX-80・CX-60・CX-5のボディサイズ比較!
では、新型マツダ「CX-80」、「CX-60」、「CX-5」のボディサイズをみていきましょう。
■CX-80
- 全長(mm):4,990
- 全幅(mm):1,890
- 全高(mm):1,705
- ホイールベース(mm):3,120
- 車両重量(kg):1,990~2,130
- 最小回転半径(m):5.8
- 最低地上高(mm):170
■CX-60
- 全長(mm):4,740
- 全幅(mm):1,890
- 全高(mm):1,685
- ホイールベース(mm):2,870
- 車両重量(kg):1,680~1,940
- 最小回転半径(m):5.4
- 最低地上高(mm):175~180
■CX-5
- 全長(mm):4,575
- 全幅(mm):1,845
- 全高(mm):1,690
- ホイールベース(mm):2,700
- 車両重量(kg):1,540~1,650
- 最小回転半径(m):5.5
- 最低地上高(mm):210
新型「CX-80」のボディサイズは、全高と最低地上高を除く全ての項目で生産終了となった「CX-8」より大きくなっています。
そのため、「CX-80」は全マツダ車の中で最も大きいボディサイズとなっています。
小回りの良さを示す最小回転半径も「CX-80」が最も大きくなっており、トヨタ「アルファード」クラスの大きさとなっています。
次いで大きいのは「CX-60」で、全長は「CX-5」より16.5cmも大きく、全幅については約1.9mと「CX-5」より4.5cmも大きくなっているため、狭い道では全幅の大きさが気になることもあるでしょう。
一方、全高と最低地上高が「CX-5」より低く、何より最小回転半径が「CX-5」より10cm小さいことは驚きです。
全長もホイールベースもタイヤサイズも大きい「CX-60」ですが、3車の中でも最も小回りがきくクルマとなっています。
いずれもボディサイズは大きめなクルマに該当するかと思いますが、狭い日本の道には「CX-5」が最も適しているといえるでしょう。
そんな「CX-5」は、2023年最も売れたマツダ車となっています。
新型CX-80・CX-60・CX-5の室内寸法を比較!
次は、新型マツダ「CX-80」、「CX-60」、「CX-5」の室内寸法をみていきましょう。
■CX-80
- 室内長(mm):2,650
- 室内幅(mm):1,550
- 室内高(mm):1,233
- ラゲッジスペース(ℓ):239
■CX-60
- 室内長(mm):1,910
- 室内幅(mm):1,550
- 室内高(mm):1,230
- ラゲッジスペース(ℓ):ー
■CX-5
- 室内長(mm):1,890
- 室内幅(mm):1,540
- 室内高(mm):1,265
- ラゲッジスペース(ℓ):500
新型「CX-80」の室内は、生産終了となった「CX-8」とほぼ同じ室内寸法となっています。
マツダ車で唯一3列シートを搭載したクルマとなっており、後席にもパワーシートや空調コントロールが搭載されるなど、快適装備も最も豊富に設定されています。
快適性の高いキャプテンシートだけでなく、センターウォークスルーが可能なシート、3人乗車できるベンチシートなど選択できることも魅力です。
「CX-60」の室内は、ボディサイズ同様「CX-5」と「CX-80」の中間のサイズとなっていますが、室内長は2cm、室内幅は1cm程度しか「CX-5」との違いはなく、室内高については「CX-5」より3.5cmほど低くなっています。
全長や全幅が「CX-5」よりかなり大きい新型「CX-60」ですが、室内の広さは「CX-5」とあまり変わらず、室内高など一部では「CX-5」より狭くなっています。
そのため、“CX-5より室内が広いSUVが欲しい”と考えているユーザーにはおすすめできないと考えます。
室内の広さに関しては、3列シートで最大7人乗車できる「CX-80」が圧倒的に広くなっています。
3列目があるから広いのではなく、上の写真のとおり、2列目足元スペースも非常に広くなっています。
そのため、室内を広く、快適に使用したい場合は、「CX-80」が最もおすすめだといえるでしょう。
新型CX-80・CX-60・CX-5の燃費性能比較!
次は、新型マツダ「CX-80」、「CX-60」、「CX-5」の燃費性能をみていきましょう。
■CX-80
・3.3Lディーゼル ※2WD
→18.3km/L(WLTCモード)
・3.3Lディーゼルマイルドハイブリッド
→19.2km/L(WLTCモード)
・2.5Lプラグインハイブリッド
→12.9km/L(WLTCモード)
→EV走行可能距離67km(WLTCモード)
■CX-60
・2.5Lガソリン ※2WD
→14.2km/L(WLTCモード)
・3.3Lディーゼル ※2WD
→19.8km/L(WLTCモード)
・3.3Lディーゼルマイルドハイブリッド
→21.1km/L(WLTCモード)
・2.5Lプラグインハイブリッド
→14.6km/L(WLTCモード)
→EV走行可能距離74km(WLTCモード)
■CX-5
・2.0Lガソリン ※2WD
→14.6km/L(WLTCモード)
・2.5Lガソリン ※2WD
→13.8km/L(WLTCモード)
・2.2Lディーゼル ※2WD
→17.4km/L(WLTCモード)
単純に燃費性能のみを比較すると、3.3Lディーゼルエンジンとマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「e-SKYACTIV D 3.3」を搭載している「CX-60」の3.3Lディーゼルハイブリッド車が最も優れています。
実燃費でも18.0km/L前後の数値を出すことも可能でしょう。
一方、3.3Lディーゼルエンジンも非常に燃費性能が優れており、実燃費では1.0km/L前後の違いしかないため、車両本体価格も含めて考えると、圧倒的に3.3Lディーゼル車の方がお得になるでしょう。
上記については「CX-80」も同じです。
2.5Lプラグインハイブリッド車は、例えば家に充電設備があり、夜間など安い時間に充電したり、太陽光発電設備がある場合などは、圧倒的な維持費の安さを実現できます。
近場だけであれば、EV走行のみで完結することも可能でしょう。
ただし、2.5Lプラグインハイブリッド車も車両本体価格を含めて考慮すると、3.3Lディーゼル車の方がお得になる可能性が高いでしょう。
最も燃費性能が劣る「CX-5」ですが、2.2Lディーゼル車なら実燃費14.0km/L~15.0km/L程度の数値を出すことも可能です。
「CX-80」や「CX-60」のディーゼル車は、大排気量のエンジンを搭載していながら「CX-5」を上回る燃費性能となっていることも魅力ですが、大排気量故に自動車税はガソリン車なら年7,500円、ディーゼル車なら年13,500円、「CX-5」の方が安くなります。
また、後述する車両価格は「CX-5」が最も安くなっており、トータルコストでは「CX-5」の方が安くなる可能性が高いでしょう。
新型CX-80・CX-60・CX-5の乗り出し価格
最後に、新型マツダ「CX-80」、「CX-60」、「CX-5」の見積り額をみていきましょう。
■CX-80
- XD S Package(2WD):約502万円
■CX-60
- 25S S Package(2WD):約385万円
- XD S Package(2WD):約418万円
■CX-5
- 20S Black Tone Edition(2WD):約361万円
- XD Black Tone Edition(2WD):約388万円
CX-80は、オプションにセーフティ&シースルービューパッケージ、パワーリフトゲートパッケージ、ドライバー異常時対応システム、ナビゲーション用SDカードアドバンス2、ETC車載器、マットを設定した場合の価格です。
オプション総額は約49万円と、他車と比較して高価です。
CX-60は、オプションにセーフティパッケージ、シースルービューパッケージ、ドライバー・エマージェンシー・アシストパッケージ、ドライビングポジションパッケージ、パワーリフトゲートパッケージ、ナビゲーション用SDカードアドバンス2、ETC車載器、マットを設定した場合の価格です。
オプション総額はガソリン車で約60万円、ディーゼル車で約48万円と、他車と比較して高価です。
CX-5は、オプションにナビゲーション用SDカードアドバンス2、ETC車載器、マットを設定した場合の価格です。
オプション総額はガソリン車・ディーゼル車ともに約10万円と、他車と比較して安価です。
上記のとおり、新型「CX-80」の乗り出し価格は500万円を超える結果となっています。
「CX-60」と「CX-5」の価格差は30万円程度となっており、「CX-5」ならディーゼル車でも300万円台で購入できるメリットがあります。
選択するグレードやオプションによって異なりますが、、コスパの高さは「CX-5」が最も優れていると考えます。
いずれにしても、全込み400万円前後、「CX-80」なら500万円を超える価格となりますので、決して安いクルマではありません。
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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型マツダ「CX-80」、「CX-60」、「CX-5」のボディサイズや室内寸法、燃費性能を徹底比較してみました。
新型「CX-80」は、マツダ車で唯一3列シートを設定したクルマとなっており、室内の広さや快適性が魅力です。
また、「CX-80」や「CX-60」は、「CX-5」にはない3.3Lディーゼル車やPHEVの設定があることも魅力で、安全性能も交差点右左折時に対応した自動ブレーキ、ドライバー異常時対応システムなどの搭載により、「CX-5」より優れています。
そのため、“走りの楽しさ”や安全性能で選ぶなら、「CX-80」や「CX-60」はおすすめのSUVだと考えます。
一方、「CX-80」や「CX-60」はボディサイズが大きく、価格が高くなる点がネックで、価格を重視するなら「CX-5」を選択するユーザーも多いでしょう。
上記のとおり、ユーザーによってどのクルマが良いかは異なります。
クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。
1番売れてるから何となく選んだ、SUVが流行っているから何となくSUVにした、などの安易なクルマ選びをしない様にしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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