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元オーナーの新型インプレッサ試乗記~辛口評価でみえた欠点・デメリット

スバル インプレッサ 新型 外装 エクステリア車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2023年1月13日にフルモデルチェンジが行われた新型スバル「インプレッサ」を長距離試乗、徹底分析した上で、良かった点、気になった点をご紹介します。

筆者は元「インプレッサスポーツ」オーナー、現トヨタ「カローラツーリング」オーナーですが、先代「インプレッサスポーツ」や「カローラツーリング」との違いについても記載しています。

果たして、新型「インプレッサ」はおすすめCセグメントなのか!?

 

※掲載している新型「インプレッサ」の写真は、「ST-H(ホライゾンブルー・パール)」です。

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新型インプレッサのエクステリア、ボディサイズ、運転のしやすさ

スバル インプレッサ 新型 外装 エクステリア
スバル インプレッサ 新型 外装 エクステリア
スバル インプレッサ 新型 外装 エクステリア
スバル インプレッサ 新型 外装 エクステリア
新型「インプレッサ」のエクステリアは、先代「インプレッサスポーツ」からキープコンセプトながら、先代よりシャープなヘッドランプ、爪のような形状のリヤコンビランプなど、非常に先進的かつスポーティで、「レヴォーグ」を彷彿とさせるデザインとなっています。

新型「インプレッサ」のエクステリアを一言で表すなら、“スポーティハッチバック”だと考えます。

上の写真の「インプレッサ」は、ドットパタンーンのフロントグリル、STIフロントアンダースポイラー、STIサイドアンダースポイラー、STIリヤアンダースポイラー、ルーフスポイラーが設定されているため、素の「インプレッサ」より艶感と高級感があります。

 

新型「インプレッサ」のボディサイズは、以下のとおりです。

先代「インプレッサスポーツ」からほとんど変わらないサイズとなっており、昨今の新型車に多い大型化は回避されています。

■新型インプレッサのボディサイズ

  • 全長(mm):4,475
  • 全幅(mm):1,780
  • 全高(mm):1,450(ガソリン車)、1,515(e-BOXER車)
  • ホイールベース(mm):2,670
  • 車両重量(kg):1,380~1,550
  • 最小回転半径(m):5.3
  • 最低地上高(mm):130(ガソリン車)、135(e-BOXER車)

 

全長が4.4m後半、全幅も1.8m近くあるため、決して小さいクルマではありませんが、スバルが「0次安全」と掲げているだけあって、スバル車はアイポイントが高く、フロントウィンドウとリヤウィンドウの面積が広いことが特徴的です。

そのため死角が少なく、そもそもヒヤリとする瞬間が少なくなる様に設計されていると感じます。

「レヴォーグ」や「フォレスター」など比較的大きなクルマでも、全長や車幅の感覚をつかみやすいため、運転しやすくなっています。

新型「インプレッサ」の場合、ダッシュボードの上が短くスッキリしているため、前方が見やすく、ボンネットが見えることも特徴です。

そのため、新型「インプレッサ」は非常に運転しやすいと考えます。

ちなみに、小回りの良さを示す最小回転半径は、同Cセグメントクラスのトヨタ「カローラツーリング」、「MAZDA3(マツダ3)」と同じ5.3mとなっていますので、違いはありません。

 

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新型インプレッサのインテリア、室内の広さ、乗り心地・静粛性

スバル インプレッサ 新型 内装 インテリア
スバル インプレッサ 新型 ナビ
スバル インプレッサ 新型 内装 インテリア
スバル インプレッサ 新型 内装 インテリア
スバル インプレッサ 新型 内装 インテリア
スバル インプレッサ 新型 内装 インテリア
スバル インプレッサ 新型 内装 インテリア
新型「インプレッサ」のインテリアは、新型「レヴォーグ」から採用されている11.6インチセンターインフォメーションディスプレイが最大の特徴で、デザインにおいても「レヴォーグ」を踏襲しています。

11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの採用により、エアコン操作パネルがなくなり、確認するディスプレイやメーターの数が2つになったことで、目線の移動が少なくなっています。

11.6インチセンターインフォメーションディスプレイは、ナビゲーションだけでなく、アイサイトやドライブモードなどの車両設定・オーディオ設定・エアコン設定・シートヒーター設定・コネクティッドサービス・スマホ連携など、ほとんどの操作を行える様になっています。

センターインフォメーションディスプレイでエアコン操作を行える様になっているため、音声操作でエアコンの操作を行うことが可能となっています。

他車だとスイッチ操作で行うオートビークルホールド(ブレーキホールド)の設定も11.6インチセンターインフォメーションディスプレイで行う形になっています。

ただし、エンジンスイッチオフで解除される点は他車と同じなため、毎回ディスプレイを操作して設定することを考えるとスイッチの方が早い気がします。

また、「レヴォーグ」と異なりCD/DVDデッキがオプション設定できない点については、一部ユーザーにとってデメリットといえるでしょう。

質感面においても、「レヴォーグ」だと表皮巻となっているインパネやドアトリムなどが樹脂製となっており、ルームランプがハロゲンとなっている点は気になります。

ただ、同クラス他車よりフロアコンソールの位置が高めで、肘置き(フロアコンソールボックス)も大きいため、この点においては質感高い印象です。

 

その他、「レヴォーグ」に採用されている12.3インチフル液晶メーターは採用されておらず、昔ながらの4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ付アナログメーターとなっている点は気になります。

「レヴォーグ」に限らず、昨今の新型車はデジタルメーター化が進んでいるだけに、メーターにおいては少し古臭い印象を受けました。

また、「レヴォーグ」にある後席シートヒーターや後席ベンチレーション、リヤシートリクライニングなどの快適装備は採用されていないため、後部座席の快適性は「レヴォーグ」より劣ります。

 

スバル インプレッサ 新型 内装 インテリア
スバル インプレッサ 新型 後部座席
スバル インプレッサ 新型 後部座席
スバル インプレッサ 新型 内装 インテリア
スバル インプレッサ 新型 荷室
スバル インプレッサ 新型 荷室
新型「インプレッサ」の後部座席は、Cセグメントクラスの中でも足元スペースが広い部類に入ると考えます。

室内長が先代「インプレッサスポーツ」の2,085mmから1,930mmと狭くなっているものの、後部座席足元スペースの広さは依然として変わっていません。

さらに、新型「インプレッサ」は頭上スペースも広く、リヤドア開閉度が広い点も魅力です。

 

一方、ラゲッジスペース(荷室)容量は、ガソリン車で368ℓ、e-BOXER車で315ℓとなっており、先代「インプレッサスポーツ」のラゲッジスペース(荷室)容量がガソリン車で385ℓ、e-BOXER車で340ℓとなっていたことを考慮すると、かなり狭くなった印象があります。

具体的には、荷室下に格納されている高電圧バッテリーにより荷室床面が高く、それに伴い荷室高が狭くなっていることが主な要因です。

このラゲッジスペースの狭さは新型「インプレッサ」の欠点といえるでしょう。

 

新型「インプレッサ」の乗り心地と静粛性は、先代「インプレッサスポーツ」と比較して格段に良くなっています。

新型「インプレッサ」を試乗して最も驚いたことの1つが、乗り心地と静粛性の高さだと言っても過言ではありません。

優れた乗り心地や静粛性の高さは、新型「インプレッサ」の大きな魅力の1つだと考えています。

 

新型「インプレッサ」の後部座席や荷室の広さ、乗り心地や静粛性の詳細は、以下の記事にまとめています。

新型インプレッサの後部座席や荷室は狭い?乗り心地は悪い?
2023年1月13日にフルモデルチェンジが行われた新型スバル「インプレッサ」の後部座席についてまとめてみました。「カローラツーリング」と比較した結果も記載しています。

 

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新型インプレッサの加速性能

スバル インプレッサ 新型 シフトノブ
新型「インプレッサ」のパワートレインは、先代「インプレッサスポーツ」に設定されていた1.6Lガソリンエンジンが廃止され、2.0Lガソリンエンジン、2.0L e-BOXERのみとなっています。

 

■新型インプレッサのパワートレイン

・2.0Lガソリン
→最高出力 113kW〈154PS〉/6,000rpm
→最大トルク 193N・m〈19.7kgf・m〉/4,000rpm

・2.0Le-BOXER
エンジン
→最高出力 107kW〈145PS〉/6,000rpm
→最大トルク 188N・m〈19.2kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 10kW〈13.6PS〉
→最大トルク 65N・m〈6.6kgf・m〉

 

上記のとおり、エンジン・モーターのスペックは先代「インプレッサスポーツ」と概ね同じとなっています。

e-BOXER車は、発進加速が非常にスムーズで、アクセルを軽く踏み込んだだけでもリニアに加速します。

低速時はエンジンが1,000回転を切って走行できるほどのモーターアシストがあり、車速40km/h未満であれば状況によってはモーター走行も可能となっています。

新型「インプレッサ」の2.0Lガソリン車とは、発進加速、低速走行時や停止時の静粛性が最大の違いとなるでしょう。

0-100km/h加速は、9.3秒のトヨタ「プリウス」や「カローラツーリング」の1.8Lハイブリッド車、7.5秒の「プリウス」の2.0Lハイブリッド車や「レヴォーグ」よりは劣りますが、「MAZDA3(マツダ3)」の2.0Lマイルドハイブリッド車とは大きな違いはありません。

 

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新型インプレッサの燃費性能

スバル インプレッサ 新型 タイヤ ホイール
新型「インプレッサ」の燃費性能は、先代「インプレッサスポーツ」から僅かにe-BOXER車において性能が向上しています。

具体的には、WLTCモードで15.2km/Lから16.6km/Lに向上しています。

 

■新型インプレッサの燃費性能

・2.0Lガソリン
→14.0km/L(WLTCモード)
→11.68km/L(e燃費より)

・2.0Le-BOXER
→16.6km/L(WLTCモード)
→12.90km/L(e燃費より)

 

同Cセグメントクラスの「カローラツーリング」のハイブリッド車と比較すると、実燃費では倍くらい違います。

筆者は元「インプレッサスポーツ」1.6Lガソリン車オーナー、現「カローラツーリング」1.8Lハイブリッド車オーナーですが、実際に倍以上の差がありました。
※筆者の例(インプレッサ:12.0km/L、カローラ:24.5km/L)

当然ですが、必然的に維持費も高くなります。

この燃費性能の低さは新型「インプレッサ」の欠点といえるでしょう。

燃費性能や維持費の詳細は、以下の記事にまとめています。

新型インプレッサ(ハイブリッド)の実燃費は悪い?維持費は高い?
2023年1月13日にフルモデルチェンジが行われた新型スバル「インプレッサ」の燃費性能や維持費についてまとめました。同Cセグメントのクルマと比較した結果もご紹介します。

 

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新型インプレッサの安全性能

スバル インプレッサ 新型 内装 インテリア

新型インプレッサの安全性能はトップクラス!

残念ながら新型「インプレッサ」には、「レヴォーグ」などスバル上位モデルに搭載されている「アイサイトX」は採用されていませんが、「アイサイトX」の機能は主に高速道路上でクルーズコントロール使用中に動作するものが基本で、アイサイトに含まれている自動ブレーキなどの性能が高いことがスバル車の安全性能の中心です。

つまり、「アイサイトX」がなくても新型「インプレッサ」の安全性能はトップクラスの性能なんです。

 

具体的に、以下の点で優れています。

  • 自動ブレーキが右左折時の対向車・歩行者・自転車に対しても作動(プリクラッシュブレーキ)
    ※多くのクルマはハンドル操作中は自動ブレーキが作動しない(しない可能性がある)
  • 自動ブレーキが出会い頭車両に対しても作動可能(前側方プリクラッシュブレーキ)
  • 自動ブレーキ作動後、自車線内に回避スペースがあるか判断、後側方の接近車両の有無を確認し、自車線内で障害物を回避、逸脱しないようにハンドルを制御する機能の搭載(緊急時プリクラッシュステアリング)
  • 隣接車線の後方車両を検知しステアリングアシストを行い車線逸脱を抑制する機能の搭載(エマージェンシーレーンキープアシスト)
  • 先行車がいない状態で青信号に切り替わった際にお知らせしてくれる(青信号お知らせ機能)
  • フロントビューモニターを表示中、左右から接近する車両をお知らせしてくれる(前側方警戒アシスト)
  • ドライバーの居眠りや脇見を検知し注意を促してくれる(ドライバーモニタリングシステム)
  • 助手席乗員の胸部や腹部への衝撃をやわらげるエアバッグの搭載(シートクッションエアバッグ)
  • 車線中央維持機能作動中に手を放した場合、システムが渋滞時ハンズオフアシストを継続できないと判断した場合に警告を行い、それでもハンドル操作が検知できない場合に減速やハザードランプの点滅、クラクションを鳴らすなど、周囲の車両へ運転者の異常を知らせ停車(ドライバー異常時対応システム)

 

上記の中でも自動ブレーキの性能は、2023年時点で国産車トップクラスの性能となっています。

自動ブレーキが右左折時の歩行者や自転車、自動二輪車に対しても作動可能なのはスバル車や、2022年以降に発売された新型トヨタ「ノア」・「ヴォクシー」、「プリウス」など、まだまだ多くはありません。

さらに、出会い頭車両に対しても作動可能で、自動ブレーキでも回避できなかった場合はステアリングアシストを行い回避動作、及び自車線内から逸脱しない様に抑制する機能まで搭載されています。

つまり、自動ブレーキの性能だけでもスバル車はかなり優秀なことがわかります。

ただ、出会い頭車両に対して作動する自動ブレーキは他車にはないスゴイ機能ながら、作動車速が20km/h以下、2輪車や歩行者の検知はできないなど、まだ性能的に発展途上な面も残っています。
※警報は60km/h以下で作動します。

 

自動ブレーキ以外だと、「青信号お知らせ機能」も他車だと採用例の少ない先進的な機能です。

先行車発進お知らせ機能は各車搭載が当たり前になっていますが、青信号をカメラで検知してお知らせする機能は新型「レヴォーグ」が初めての搭載となります。

この機能のおかげで、青信号に気づかず後続車からクラクションを鳴らされることもなくなるでしょう。

そもそもスバルのクルーズコントロールには従来より赤信号を検知し、加速を緩やかにする機能が搭載されていましたので、新型「レヴォーグ」発売以前からカメラの検知能力は他社より優れていたといえるでしょう。

 

その他、「ドライバーモニタリングシステム」も先進的な機能でしょう。

「フォレスター」から搭載された「ドライバーモニタリングシステム」は、居眠りや脇見を検知し注意を促してくれるため、疲労が溜まりやすい長距離ドライブ時などで安心です。

 

これだけ“高速道路上での自動化”が進んでいるだけに、急病など“もしも”の時の対応が心配になりますが、「ドライバー異常時対応システム」が搭載されているため、後続車や周辺車両への警告、停車までシステムが行ってくれるため、安心です。

 

さらに、スバル車は衝突安全性能も非常に高くなっており、仮に衝突事故が発生したとしても被害を最小限に留めるように設計されています。

衝突して1回転してもドライバーは無傷だった、なんて実績もあるくらいです。

 

新型インプレッサのアイサイトは一部レヴォーグ以上!

新型「インプレッサ」のアイサイトは、新型「クロストレック」の発売まで採用されていた従来のアイサイトより以下の点で優れています。

  • 新型「クロストレック」から採用されている広角眼カメラの採用により、従来より低速走行時の二輪車/歩行者に対するプリクラッシュブレーキ対応シチュエーションが広い
  • デジタルマルチビューモニターに、自車を上から見たようなトップビュー、自車を斜め上から見たような3Dビューが追加されている
  • 右左折時や駐車中に車両の斜め前方を照らし、接近する歩行者や自転車を見えやすくするコーナリングランプが搭載されている

 

上記の中でも「デジタルマルチビューモニター」が大きな違いとなるでしょう。

スバル車は従来、車両周辺360°カメラが搭載できないというデメリットがありましたが、新型「クロストレック」と新型「インプレッサ」から解消されています。

なくても大きな支障が出るわけではありませんが、他社と比較して出遅れていた部分ですので、「インプレッサ」や「クロストレック」の大きなメリットといえるでしょう。

 

その他、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」にも違いがあり、新型「インプレッサ」と「クロストレック」には、従来にはない以下のサービスを使用できます。

  • スマホでドアロックなどが確認・操作できるリモート確認やリモート操作
  • 自車の位置をスマホで確認できるマイカー検索
  • 車内がWi-Fi環境になる
  • スマホで設定したドライブプランをナビに送信できる

など

 

スバルのコネクティッドサービスはサービス内容が少ないことが欠点の1つとしてありましたが、こちらも新型「クロストレック」と新型「インプレッサ」から解消されています。

一方で、主要サービスであるリモート確認やリモート操作などの機能の無料期間が僅か1年間と短く、車内Wi-Fiもトヨタの月1,000円より高い30日1,650円となっているなど、無料期間の長さや価格設定はトヨタより劣る印象です。

 

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新型インプレッサのおすすめグレード

スバル インプレッサ 新型 外装 エクステリア
新型「インプレッサ」は、以下の3グレード設定となっています。

  • ST:FWD(約230万円)、AWD(約252万円)
  • ST-G:FWD(約278万円)、AWD(約300万円)
  • ST-H:FWD(約299万円)、AWD(約321万円)

 

オプションフル設定ならST-H、お得に買うならST-Gがおすすめ!

最上位グレードの「ST-H」と中間グレードの「ST-G」の価格差は20万円程度ありますが、「ST-G」に「ST-H」だと標準装備されているオプション(フルLEDランプ、運転席10ウェイパワーシート、運転席自動後退機能、デジタルマルチビューモニターなど)を設定すると、価格差は22,000円まで縮まります

  • ST-G:FWD(約311万円)
  • ST-H:FWD(約314万円)

※共にナビゲーション機能を設定した場合の価格
※諸費用・値引き額なしの価格

 

そうなると残りの装備差は、フロントグリルバー(ブラック塗装 or ダークグレー塗装)、フロントフォグランプのブラック塗装加飾の有無、アルミパッド付スポーツペダルの有無、シート表皮(トリコット or ファブリック)、LEDリヤゲートランプの有無、自動防眩ルームミラーの有無、などの違いとなるため、利便性や質感から「ST-H」を選択した方がお得だといえるでしょう。

 

ただ、ステアリング連動ヘッドランプやコーナリングランプ、運転席や助手席パワーシート、運転席自動後退機能などが不要であれば、「ST-G」にナビゲーション機能、デジタルマルチビューモニターのみをメーカーオプション設定した場合だと、価格差は約20万円に戻ります。

  • ST-G:FWD(約294万円)
  • ST-H:FWD(約314万円)

※ST-Hもナビゲーション機能を設定
※諸費用・値引き額なしの価格

 

つまり、パワーシートなどの快適装備をフルで設定したい場合は「ST-H」が、お得に購入したい場合は「ST-G」がおすすめだと考えます。

 

お得に買うならST-G、荷室を重視するならSTがおすすめ!

では、エントリーグレードの「ST」と「ST-G」を比較してみましょう。

「ST」の場合、本革巻ステアリングホイールと11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを設定しないとインパネやシフト周りの質感がかなり低い状態となっているため、必須だと考えます。

さらに、ディーラーオプションのナビは価格が高く、設定するメリットは何一つないため、購入後別途ナビを設定する場合を除き、ナビゲーション機能も必須です。

そうなると、「ST」のオプションは必然的に約45.7万円の高額セットオプションを設定するしかありません。

上記のセットオプションを設定した場合の、「ST」と「ST-G」の価格は以下のとおりです。

  • ST:FWD(約276万円)
  • ST-G:FWD(約294万円)

※諸費用・値引き額なしの価格

 

中間グレードの「ST-G」とエントリーグレードの「ST」の車両本体価格差は48万円程度ありましたが、オプション設定により約18万円まで縮まります。

さらに、諸費用の差から「ST-G」と「ST」の価格差は約15万円まで縮まります

上記の状態でも「ST-G」に装備されているサイドシルスポイラー、6スピーカー、後席USB電源、ドアミラースイッチやインパネのメッキ加飾、などは「ST」には設定できません。

そして、何と言っても「ST」には安全装備「緊急時プリクラッシュステアリング」や「エマージェンシーレーンキープアシスト」を設定できず、モーターアシストを行うe-BOXERシステムも搭載されていないことが最大の違いとなるでしょう。

約15万円の価格差を燃費性能の差から回収することは難しいですが、リセールバリューも合わせて考えれば、大幅に縮まることは間違いありません。

判断が分かれるところかと思いますが、上記の装備を我慢して「ST」を選択するより「ST-G」を選択した方がお得だと考えます。

 

ただ、ラゲッジスペースの容量が「ST-G」は315ℓとなっているのに対して、「ST」は368ℓと53ℓも多く、大型のサブトランクやサイドポケットも使用できるため、ラゲッジスペースを多用する方は「ST」がおすすめだと考えます。

 

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新型インプレッサの見積もり額・値引き額

スバル インプレッサ 新型 内装 インテリア
最後に、新型スバル「インプレッサ」の見積り額をみていきましょう。

  • ST(FWD):約299万円
  • ST-G(FWD):約314万円
  • ST-H(FWD):約334万円

 

上記の価格は、「ST」はキーレスアクセス、本革巻ステアリングホイール、LEDリヤフォグランプ、ステアリングヒーター、フロントシートヒーター、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ、ナビゲーション機能、デジタルマルチビューモニター、ETC2.0車載器、マット、ボディコーティングをオプション設定した場合の価格です。

「ST-G」は、ナビゲーション機能、デジタルマルチビューモニター、ETC2.0車載器、マット、ボディコーティングをオプション設定した場合の価格です。

「ST-H」は、LEDリヤフォグランプ、ステアリングヒーター、フロントシートヒーター、ナビゲーション機能、ETC2.0車載器、マット、ボディコーティングをオプション設定した場合の価格です。

オプション総額は「ST」で約58.5万円、「ST-G」で約28.3万円、「ST-H」で約27.2万円となっています。

その他、メンテパックを別途設定していますが、メンテパックは点検代を“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。

気になる値引き額は10万円でした。

値引き額は発売直後ということもあり控えめな額でしたが、時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。

また、ディーラーに行くと高額なボディコーティングやドライブレコーダー、ベースキットなどが設定され、上記より30万円以上高い価格を提示されることが多く、最上位グレードであれば400万円近い価格を提示されることもあるでしょう。

新型「インプレッサ」を極力安く購入するために、最低限必要なオプションのみを設定するようにしましょう。

【新型インプレッサ オプション】おすすめ/不要アクセサリー7選
2023年1月13日にフルモデルチェンジが行われた新型スバル「インプレッサ」のおすすめオプションを徹底検証してみました。新型インプレッサに必要なオプションとは!?

 

Cセグメントクラスとしては概ね平均的な価格帯といえますが、燃費性能がe-BOXER車でも16.6km/L、つまり“ほぼガソリン車”ということを考慮すると割高だと考えます。

例えば、同Cセグメントクラスであるトヨタ「カローラツーリング」なら燃費性能が27.3km/Lのハイブリッド車が購入できる価格帯です。

筆者は「カローラツーリング」オーナーですが、オプションにアクセサリーコンセント、パーキングサポートブレーキなどの安全装備、ディスプレイオーディオ、マットをオプション設定した「カローラツーリング HYBRID W×B」の価格は約290万円でした。

値引き額が32万円と多く引き出せたことが安く購入できた大きな要因ですが、新型「インプレッサ」と同じ値引き額10万円だったとしても総額約312万円となりますので、新型「インプレッサ」と同価格帯です。

維持費も含めて考えれば、間違いなく「カローラツーリング」の方が安くなります。

 

また、同CセグメントクラスのSUVである新型「クロストレック」との価格差が5~10万円程度しかないため、新型「クロストレック」を選択する方も多いでしょう。

【クロストレック】乗り出し価格400万円?見積もり・値引き額は?
2022年9月15日に「スバルXV」よりフルモデルチェンジが行われた新型「クロストレック」の見積もり額や値引き額をご紹介します。乗り出し価格はまさかの400万円!?

 

ちなみに、同Cセグメントクラスのライバル「MAZDA3(マツダ3)」、同スバルの「レヴォーグ」の価格は、以下のとおりです。

■MAZDA3 FASTBACK(マツダ3 ファストバック)

  • 15S Touring(2WD):約259万円
  • 20S PROACTIVE Touring Selection(2WD):約292万円
  • XD PROACTIVE Touring Selection(2WD):約320万円
  • X Proactive Touring Selection(2WD):約392万円

■レヴォーグ

  • GT EX(2WD):約350万円
  • GT-H EX(2WD):約370万円
  • STI Sport EX(2WD):約420万円

 

「MAZDA3(マツダ3)」と比較すると、2.0Lマイルドハイブリッド車だと概ね同価格帯ですが、維持費も含めて考えれば、1.8Lディーゼル車がある「MAZDA3(マツダ3)」が安くなるでしょう。

「MAZDA3(マツダ3)」の場合、価格の安い1.5Lガソリン車がある点も大きな魅力でしょう。

 

上位モデルである「レヴォーグ」とは最低15万円以上、最大100万円以上の価格差があります。

ただし、アイサイトXの搭載、加速性能、後部座席の快適性、ラゲッジスペースの使い勝手など、全てにおいて「レヴォーグ」の方が優れているため、新型「インプレッサ ST-H」と「レヴォーグ GT EX」の価格差なら、「レヴォーグ」を選択する方も少なくないでしょう。

 

いずれにしても、新型「インプレッサ」は全込み300万円以上、オプション設定によっては350万円以上の価格となりますので、決して安いクルマではありません。

新型「インプレッサ」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。

新車だと納車を1年以上待たないといけない場合もありますが、中古車なら新車と異なり“すぐに納車される”ことも大きな魅力です。

また、一部性能面では劣るものの、安全性能が依然として高い、先代「インプレッサスポーツ」の中古車を安い価格で購入するのも賢い選択だと考えます。

 

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“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。

ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。

 

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中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。

さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。

  • 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
  • 納車後、100日以内であれば返品可能
  • ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)

ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。

特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。

その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。

 

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中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。

また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。

ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。

 

 

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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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まとめ

新型「インプレッサ」は、アクティブでシャープなエクステリア、先進的なインテリア、そして高い安全性能が魅力のCセグメントハッチバックとなっています。

特にスバル車は予防安全性能だけでなく、衝突安全性能が非常に高い点も魅力です。

また、後部座席が広く、視界性能も優れているため、ファミリカーとしても非常におすすめです。

地味な点ではありますが、リヤドア開閉度が「カローラツーリング」より大きく開くため、乗り降りがしやすい点も魅力です。

燃費性能や価格など、コスト面が欠点となりますが、燃費性能を除く性能では引けを取らないコスパの高いハッチバックであると考えます。

Cセグメントクラスのクルマを検討している方は、新型「インプレッサ」を是非検討してみましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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