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トヨタ「ヤリス」と「ライズ」どっちを買えば後悔しない!?違い・比較まとめ

車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2020年2月10日に発売されたトヨタ「ヤリス」と、2019年11月5日に発売されたトヨタ「ライズ」を徹底比較してみました。

ボディタイプはハッチバックとSUVで異なるものの同じBセグメントのコンパクトカーで、2020年普通車人気No1とNo2の両車。

そんな「ヤリス」と「ライズ」のどっちを買った方が後悔しないのか!?

燃費性能・加速性能・安全性能・運転のしやすさ・エクステリア・インテリア・車内の広さ・価格など、徹底検証いたします。

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ボディサイズ・運転のしやすさ・エクステリアの比較

ボディサイズ・運転のしやすさ


トヨタ「ヤリス」公式HPより
トヨタ「ライズ」公式HPより

ボディサイズについて、比較していきます。

 

・ヤリス
全長(mm):3,940
全幅(mm):1,695
全高(mm):1,500(4WDは1,515)
ホイールベース(mm):2,550
車両重量(kg):940~1,180
最小回転半径(m):4.8(HYBRID Z・Z・4WD車は5.1)
最低地上高(mm):145(1.0ガソリン車は140、1.5Lガソリン4WD車は130、1.8Lハイブリッド4WD車は160)

・ライズ
全長(mm):3,995
全幅(mm):1,695
全高(mm):1,620
ホイールベース(mm):2,525
車両重量(kg):970~1,050
最小回転半径(m):4.9(Zは5.0)
最低地上高(mm):185

 

■ボディサイズはほぼ同じ!違いは全高と最低地上高!
ボディサイズの内、全長・全幅・ホイールベース・車両重量などは、ほぼ同じです。

最大の違いは、「ライズ」の方が全高が12cm程度高く最低地上高が4cm程度高くなっていることです。

全高が高い点は走行性能的に不利になりますが、最低地上高が高いため悪路や水害時などでの走破性が高くなっています。

両車コンパクトサイズなため取り回しが良く、視界も良好なため、運転のしやすさは同レベルです。

最小回転半径もほとんど同じですが、最上位グレードと4WD車を除くと「ヤリス」の方が10cm小さくなっていますので、小回りの良さは僅かに「ヤリス」が優れています。

何れにしても、「ヤリス」も「ライズ」も非常に運転しやすいため、運転が苦手な方に最適なクルマといえるでしょう。

 

エクステリア

トヨタ ヤリス 外装 エクステリア
トヨタ「ライズ」公式HPより

※1枚目の写真は「ヤリス HYBRID Z」(シアンメタリック)

「ヤリス」は最上位グレードと中間グレード以下で質感差が激しい

「ヤリス」のエクステリアデザインは、フロントはヘッドランプのシャープさこそ違いますが「アクア」に似た印象で、街中のパッと見だと見分けがつかない方もいるかもしれません。

リアはコンビネーションランプが特徴的な水平基調のデザインとなっているため、「ヤリス」だと一目で分かるデザインになっています。

 

質感は、フロントグリル(ロアアンダーグリルを除く)、リヤグリルやリヤルーフが艶有りブラック塗装となっており、ドアベルトモールディングにサテンクロムメッキ加飾が施されているなど、比較的質感高い印象です。

また、ドアを閉めた際の音は、従来(ヴィッツ)の軽い安っぽい感じではなく、比較的重めで上質な印象です。

さらに、ディーラーオプションのLEDフォグランプを設定するとフォグランプ周辺が艶有りブラック塗装となり、より質感が向上します。

フォグランプなしだと塗装なしのフタが装着されている状態で、質感が高いとは言えません。質感を向上させたい方はLEDフォグランプを設定するのがおすすめです。
※上の写真はフォグランプ装着車

 

ただ気になるのは、中間グレード以下の質感です。

上記は全て最上位グレードのみの設定で、中間グレード以下になると質感や装備内容は大きく減少します。

特に、今どきハロゲンヘッドランプというのは軽自動車より劣る装備内容といえるでしょう。

仮にLEDヘッドランプ(約8万円)を設定すると、最上位グレードとの価格差は8万円程度になりますので、エクステリアだけみても最上位グレードが最もおすすめであると個人的には考えます。

また、アルミホイールが全グレードでオプション設定となっている点も気になります。

 

「ライズ」の質感は同クラス標準的、または1クラス上と比較しても遜色ない

「ライズ」のエクステリアデザインは、トヨタ「RAV4」に似ていると言われていますが、横並べで見ると明らかにコンパクトで結構異なる印象です。

質感は、バックドアガーニッシュが艶有り塗装となっている点、ドアアウターハンドルがメッキとなっている点は質感高い印象です。

また、2トーンカラーのルーフ部(ブラックマイカメタリック)が艶のある感じになっていたため、好印象です。

そのため、質感的には廉価な印象はなく、同クラス標準的、または1クラス上と比較しても遜色ない印象です。

印象的だったのは、ドアの締めやすさやドアを閉めた音が比較的上質であったことです。ちょっと重めな音で、感覚的には1クラス上のCセグメントクラスなイメージです。

 

「ヤリス」と「ライズ」に大きな質感差はなし!

上記から、最上位グレードであれば「ヤリス」の方が僅かに質感高い印象がありますが、中間グレード以下であれば「ライズ」の方が質感高い印象があります。

何れにしても、「ヤリス」と「ライズ」に大きな質感差はありません。

スポーティなスタイリングが好みな方は「ヤリス」、SUV的なデザインが好みな方は「ライズ」がおすすめです。

 

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インテリア・居住性・ラゲッジスペースの比較

インテリア

トヨタ ヤリス 内装 インテリア
トヨタ「ライズ」公式HPより

※1枚目の写真は「ヤリス HYBRID Z」(合成皮革+ツィード調ファブリック[CLEAR TAUPE])

「ヤリス」の質感は「ヴィッツ」より大幅向上も、中間グレード以下で急激に落ちる

「ヤリス」のインテリアは、最上位グレードであれば本革巻きステアリングホイール、本革巻きシフトノブ、インパネにソフトパッドが設定され、オプションでシート表皮が合成皮革+ツィード調ファブリックとなるため、「ヴィッツ」から質感はかなり向上しています。
※革巻きステアリングホイール、革巻きシフトノブは他グレードでもオプション設定可能

特に、シート表皮を合成皮革にすると質感が大きく向上する印象があり、上級ファブリックと比較すると差は歴然です。ただ、インテリアカラーがクリアトープしか選択できない点は、個人的に残念です。

 

上記のとおり、「ヴィッツ」から質感は向上しているものの、まだまだ樹脂製の部分が多く、特にセンターコンソール付近の質感の低さが気になります。

ライバルであるホンダ「フィット」は質感が大きく向上しており、インテリアの質感差は大きくなったといえるでしょう。「フィット」ならアームレスト付きセンターコンソールボックスを全車にオプション設定することも可能です。
※「ヤリス」もアームレストは設定可能

 

中間グレード以下では質感の低さがより強調され、特に”ヘッドレスト一体型のシート”は今どき軽自動車でもスズキ「アルト」やダイハツ「ミライース」程度しかなく、その点では軽自動車と比較しても質感は低めだといえます。

シートは最上位グレードと同じヘッドレストセパレート型に変更可能ですが、約5万円のコンフォートシートセットを設定する必要があります。

LEDヘッドランプ(約8万円)と合算すれば最上位グレードとの価格差は3万円程度になりますので、やはり最上位グレードが最もおすすめであると個人的には考えます。

 

「ライズ」の質感は同クラス他車と比較すると高め!

「ライズ」のインテリアデザインは、センターコンソールやドアグリップなどSUV的なデザインとなっています。

質感は、同クラス他社のコンパクトカーと比較すると高めであるといえます。

コンパクトカーの中ではトップクラスの質感を誇るマツダ「MAZDA2(マツダ2)」と比較すると劣っている点もありますが、エアコンの操作パネルや中央のカップホルダー部(「ライズ」はセンターコンソールボックス)については「ライズ」の方が上質な印象です。

姉妹車のダイハツ「ロッキー」の場合、最上位グレード「Premium」のシート表皮がファブリック×ソフトレザー調となるため、インテリアは「ライズ」より上質であるといえます。

 

インテリアの質感は「ライズ」の方が高い!

上記から、インテリアは「ライズ」の方が質感高い印象があります。

中間グレード以下の「ヤリス」と比較した場合は、その差が激しくなります。

そのため、インテリアの質感を重視する方には「ライズ」の方がおすすめだといえるでしょう。

 

居住性・ラゲッジスペース

トヨタ ヤリス 内装 インテリアトヨタ ヤリス 内装 インテリア
トヨタ「ライズ」公式HPより

※1枚目の写真は「ヤリス HYBRID Z」(合成皮革+ツィード調ファブリック[CLEAR TAUPE])、2枚目の写真は「ヤリス Z」(上級ファブリック[BLACK])

室内長の比較

「ヤリス」:1,845mm
「ライズ」:1,955mm

室内長は「ライズ」の方が+11cm広い

室内幅の比較

「ヤリス」:1,430mm
「ライズ」:1,420mm

室内幅は「ヤリス」の方が+1cm広い

室内高の比較

「ヤリス」:1,190mm
「ライズ」:1,250mm

室内高は「ライズ」の方が+6cm広い

ラゲッジスペースの比較

「ヤリス」:270ℓ
「ライズ」:369ℓ

ラゲッジスペースは「ライズ」の方が+99ℓ広い

車内の広さ比較 まとめ

室内の広さは上記の数値のとおり、「ライズ」の方が圧倒的に広くなっています

特に後部座席の足元スペース・頭上スペース、ラゲッジスペースは圧倒的に違います。「ヤリス」はお世辞にも広いとは言えません。

「ライズ」は同クラスの中でも室内が広めなのに対して、「ヤリス」は狭めなため、その差は歴然です。

「ライズ」は後部座席が僅かにリクライニングできる点も好印象で、ラゲッジスペースのアンダーラゲッジが非常に広くなっているため(80ℓ)、背の高い荷物の収納にも便利そうです。

上記より、3人以上乗る機会が多い方、荷物を多く積む方は「ライズ」の方が快適でしょう。

 

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快適装備の比較

トヨタ「ライズ」公式HPより

快適装備を比較してみましょう。

 

「ヤリス」には、「ライズ」には無い以下の装備が搭載されています。

  • カラーヘッドアップディスプレイ
  • テレスコピックステアリング
  • 運転席・助手席ターンチルトシート
  • 運転席イージーリターン機能
  • 助手席買い物アシストシート
  • 照明付運転席・助手席バニティミラー付サンバイザー ※「ライズ」は照明なし
  • ナノイー
  • AC100V・1500W非常時給電システム付アクセサリーコンセント
  • ディスプレイオーディオの内容(ナビキット、Android Auto、コネクティッドサービス使用可)
  • コネクティッドサービスの内容

 

「ライズ」には、「ヤリス」には無い以下の装備が搭載されています。

  • センターコンソールボックス ※「ヤリス」もアームレストは設定可能
  • 最大2.1A充電用USB端子(フロント1個/リヤ2個) ※「ヤリス」は最大1.5AのUSB端子がフロント1個

 

上記のとおり、「ヤリス」の方が快適装備の種類が多くなっていますが、何れも必須装備ではない印象です。

「ヤリス」から新たに設定されている「運転席イージーリターン機能」は運転席のシートポジションを頻繁に変更する場合は便利で、助手席には買い物アシストも設定されています。

ただ、非常に便利で先進的な装備という印象はありません。

 

むしろ、「ライズ」だけに設定されているセンターコンソールボックスや充電用USB端子の方が個人的には好印象です。

利便性だけでなくセンターコンソールボックスはインテリアの見栄えにも影響してきますし、後部座席用のUSB端子はスマートフォンやタブレットの充電に便利で、昨今発売されている新型車の多くに採用されています。是非「ヤリス」にも設定して欲しいところです。

 

上記のほか、ディスプレイオーディオとコネクティッドサービスの内容が大きく異なります

「ライズ」のディスプレイオーディオはナビ機能を搭載することができず、Apple CarPlayのみでAndroid Autoには対応していません。コネクティッドサービスも使用できません。

「ヤリス」はディスプレイオーディオが標準装備されており、最大で11万円という格安でナビ機能を搭載できるメリットがあります。「ライズ」でナビを使用する場合、スマホのナビアプリを使用するか、DCMパッケージなら20万円以上するT-Connectナビを別途設定する必要があります。

さらに、「ライズ」のコネクティッドサービスには以下の機能が搭載されていません。

  • ドアロックなどのリモート確認、操作が行える「うっかり通知/リモート確認/リモート操作」
  • エンジンオイル、ガソリン残量の確認が行える「ヘルスチェック」
  • 自分の運転を診断できる「ドライブ診断」

 

価格についても、「ライズ」はDCMなら初年度無料2年目以降年13,200円に対して、「ヤリス」は標準サービスは5年間無料で6年目以降年3,630円、または月330円となっています。

サービス内容を合わせて「マイカーサーチPlus」と「オペレーターサービス」を含めても、5年間は年6,050円、6年目以降は年9,680円と「ライズ」より安く設定されているのです。
※「マイカーサーチPlus」は年2,420円または、月220円
※「オペレーターサービス」は年3,630円または、月330円

 

つまり、「ライズ」のコネクティッドサービスは高くてサービス内容が少ないということです。

「ライズ」の場合、DCMではなく別途スマートフォンやWi-Fiルーターでの接続も可能なため、自分で通信端末を用意した方が安くすむ可能性もあるでしょう。

 

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燃費性能の比較


トヨタ「ヤリス」公式HPより

燃費性能は、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。

補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。

  • WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
  • 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
  • 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
  • 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定

 

・ヤリス

・1.0Lガソリン
→20.2km/L(WLTCモード)
→-km/L(e燃費より)

・1.5Lガソリン ※2WD、CVT
→21.6km/L(WLTCモード)
→17.01km/L(e燃費より)

・1.5Lハイブリッド ※2WD
36.0km/L(WLTCモード)
31.30km/Le燃費より)

 

・ライズ

・1.0Lターボ ※2WD
→18.6km/L(WLTCモード)
→14.64km/L(e燃費より)

 

燃費性能を比較すると、「ヤリス」の1.5Lハイブリッド車が圧倒的に優秀です。

「ヤリス」のハイブリッド車の燃費性能は、これまでのハイブリッド車の1歩先をいっています。PHEVなどを除くとダントツトップの燃費性能です。

次いで優秀なのも「ヤリス」の1.5Lガソリン車です。

 

ちなみに、年間走行距離8000km、ガソリン台140円だった場合の年間の維持費は以下のとおりです。

  • 「ヤリス」1.5Lハイブリッド車:35,783円+30,500円=66,283円
  • 「ヤリス」1.5Lガソリン車:65,844円+30,500円=96,344円
  • 「ライズ」:76,503円+25,000円=101,503円

上記のとおり、「ヤリス」のハイブリッド車がガソリン車より約3万円安く、「ライズ」より約3.5万円安いことが分かります。

「ライズ」は1.0Lターボ車であるため自動車税が「ヤリス」より5,500円安くなっていますが、それでも維持費が最も高いことが分かりますね。

 

維持費を安くしたいなら、間違いなく「ヤリス」のハイブリッド車がおすすめです。

 

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エンジン性能・乗り心地の比較

エンジン性能の比較


トヨタ「ヤリス」公式HPより

エンジン性能について、比較していきます。

その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。

  • 出力:クルマの速さ
  • トルク:クルマの加速力

簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。

 

・ヤリス

・1.0Lガソリン
→最高出力 51kW〈69PS〉/6,000rpm
→最大トルク 92N・m〈9.4kgf・m〉/4,400rpm

・1.5Lガソリン
→最高出力 88kW〈120PS〉/6,600rpm
→最大トルク 145N・m〈14.8kgf・m〉/4,800~5,200rpm

・1.5Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 67kW〈91PS〉/5,500rpm
→最大トルク 120N・m〈12.2kgf・m〉/3,800~4,800rpm
モーター
→最高出力 59kW〈80PS〉
→最大トルク 141N・m〈14.4kgf・m〉

→システム最高出力 85kW〈116PS〉

 

・ライズ

・1.0Lターボ
→最高出力 72kW〈98PS〉/6,000rpm
→最大トルク 140N・m〈14.3kgf・m〉/2,400~4,000rpm

 

「エンジン性能」を比較すると、スペック的には「ヤリス」の方が優れています。

あくまで参考値ですが、0-100km/h加速は何れも9秒~10秒前後で、あまり差はありません。試乗で感じた印象は以下のとおりです。

 

■「ヤリス」
「ヤリス」は新開発の1.5Lダイナミックフォースエンジンと新世代1.5Lハイブリッドシステムが採用されており、ハイブリッド車のシステム最高出力は「ヴィッツ」の73kW(100PS)から85kW(116PS)に上昇しています。

1.5Lガソリン車は、「RAV4」などにも設定されている発進用ギヤ付きのDirect Shift-CVTが設定されたため、発進時のもっさり感などはなくスムーズに加速してくれます。1,000kg前後の車両重量には十分なパワーで、街中でパワー不足を感じることはないでしょう。

1.5Lハイブリッド車と1.5Lガソリン車を比較すると、発進時の加速性能はハイブリッド車の方が滑らかな印象があります。モーターのアシストにより加速性能が向上しているものかと思います。

ただ、その後の加速感は1.5Lガソリン車の方がガソリン車特有の面白さがある様に感じましたが、それほど大きな差は感じにくく、燃費性能の圧倒的な違いに勝るほどの差はない様に感じました。

静粛性なども考慮すれば、ハイブリッド車の方が総合的に優れているといえるでしょう。

 

■「ライズ」
「ライズ」の1.0t未満の車両重量には1.0Lターボエンジンのパワーで十分な印象です。ターボ車であるため、発進時は比較的スムーズで、上り坂も2,000回転程度で登ってくれます。そのため、街中でパワー不足を感じることはあまりないと思います。

ただ、急な上り坂となれば3,000回転程度にはなりますし、高速道路の追い越し時などは若干パワー不足を感じるでしょう。

上記をまとめると、パワー不足感は少ないものの、”走りが面白い”と感じるクルマではない印象です。

 

個人的には「ヤリス」の1.5Lハイブリッド車の走りが最も好印象でしたが、加速性能の差はほぼないため、エンジン性能は引き分けとしておきます。

 

乗り心地の比較

「ヤリス」の乗り心地や静粛性は、「ヴィッツ」とは比べ物のならないほど良くなっています。

凹凸をキレイにいなして、コンパクトカー(Bセグメントクラスのクルマ)とは思えない乗り心地となっています。

感覚的には一昔前のCセグメントクラスのクルマの乗り心地といった印象で、従来のコンパクトカー(日産「ノート」など)と比較すると圧勝であるといえます。

シートの座り心地も良く、通常のファブリックシートより合成皮革+ツィード調ファブリックシートの方が快適な印象です。

 

「ライズ」の乗り心地や静粛性は、比較的良く、段差による突き上げもかなり抑えられている印象です。

サスペンションが優秀なトヨタ「カローラ」やホンダ「シビック」などと比較すると劣るものの、1クラス上のCセグメントレベルだと感じました。

後部座席の座り心地も家族に好印象でした。

 

上記から、乗り心地に大きな差はないでしょう。静粛性は「ヤリス」のハイブリッド車が最も優れています。

 

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安全性能の比較


トヨタ「ライズ」公式HPより

安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。

 

ライズヤリス
ADB(アダプティブドライビングビーム)
サイドビューランプ
オートハイビームオートマチックハイビーム
車線逸脱警報機能、車線逸脱抑制制御機能レーントレーシングアシスト
LKC(レーンキープコントロール)レーントレーシングアシスト
衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)、衝突警報機能(対車両・対歩行者)プリクラッシュセーフティ(交差点左右折支援機能、低速時加速抑制機能)
ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)、コーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個)インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)、ドライブスタートコントロール
RCTA(リヤクロストラフィックアラート)リヤクロストラフィックオートブレーキ
BSM(ブラインドスポットモニター)ブラインドスポットモニター
標識認識機能(進入禁止)ロードサインアシスト
全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)レーダークルーズコントロール
先行車発進お知らせ機能先行者発進告知機能
防眩インナーミラー防眩インナーミラー
パノラミックビューパノラミックビューモニター
スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]

安全性能を比較すると、以下のとおり両車一長一短あります。

 

「ヤリス」の優秀な点は以下のとおりです。

  • 自動ブレーキが交差点右左折時の歩行者検知機能、低速時加速抑制機能が搭載されており、現時点でトップクラスの安全性能となっている
  • 車線中央維持支援機能(レーントレーシングアシスト)が全車速域に対応している
    ※「ライズ」は60km/h以上のみ対応
  • 後ろ側方から接近する車両を検知し、自動ブレーキも作動する機能(リヤクロストラフィックオートブレーキ)を搭載している

 

「ヤリス」が優秀な点は、何と言っても現時点でトップクラスの安全性能を誇る自動ブレーキが搭載されている点です。特に、交差点の左右折時に歩行者を検知可能な点で優れています。

さらに、自動運転技術(レーントレーシングアシスト)が全車速域に対応している点、後方の自動ブレーキの性能が優秀な点でも「ライズ」より優秀といえるでしょう。

また、「ヤリス」と「ライズ」はともに駐車支援システムが搭載されていますが、「ヤリス」の「アドバンストパーク」の方が使いやすくなっており、何より駐車箇所の設定がほとんど不要な点(自動で空間を認識する能力が高い点)で優れています。

「ライズ」より駐車にかかる時間も短くスムーズで、切り返しも少なくなっています。

ただ、ガソリン車には設定できないため、設定したい方は必然的にハイブリッド車を選択する必要があります。

 

「ライズ」の優秀な点は以下のとおりです。

  • 対向車の部分的に遮光する先進ライト(アダプティブドライビングビーム)を搭載している
  • サイドビューランプを搭載している
  • 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)を搭載している

 

上記の中でも先進ライトが搭載されている点で「ヤリス」より優れており、同クラスでアダプティブドライビングビームを搭載しているクルマはまだまだ少ないため、非常に先進的であるといえます。

また、アダプティブクルーズコントロールが30km/hでも作動する全車速追従機能付となってる点でも「ヤリス」より優れています。

ただ、「ヤリス」も「ライズ」も停止保持まではできないため、アダプティブクルーズコントロールの能力は最新の装備より劣っていることになります。

「ヤリス」はせっかく「レーントレーシングアシスト」が搭載されているのに、非常にもったいない印象があります。

 

ちなみに、電動パーキングブレーキ及ぶブレーキホールド機能が搭載されていない点は、「ヤリス」・「ライズ」共通の弱点・欠点だと考えます。

上記の装備が搭載されれば、パーキングブレーキを操作する必要や赤信号などでの停止時にブレーキペダルを踏み続ける必要がなくなり、アダプティブクルーズコントロールでも停止保持が可能となります。

軽自動車も含め、新型車の多くに搭載されている装備ですので、是非今後の改良にて搭載してほしいところです。

 

上記のとおり、安全性能は両車一長一短あるため、引き分けとしておきます。

 

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価格の比較


トヨタ「ヤリス」公式HPより

価格について、比較します。

 

ヤリスのおすすめグレード&価格

「ヤリス」のおすすめグレードは、ガソリン車なら「Z」(2WD)で約193万円、ハイブリッド車なら「HYBRID Z」(2WD)で約230万円です。

理由は、中間グレード以下との質感差がとても大きいからです。

メーカーオプションのブラインドスポットモニターなどの安全装備、パノラミックビューモニター、合成皮革+ツィード調ファブリックシート表皮、ディーラーオプションのナビキット、ETC代等を約30万円足すと、「Z」は約223万円「HYBRID Z」は約260万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。

 

ライズのおすすめグレード&価格

「ライズ」のおすすめグレードは、「Z」(2WD)で約206万円です。

理由は、レーンキープコントロール、全車速追従機能付ACCなどの安全装備が「Z」でないと設定できないからです。

メーカーオプションのリヤクロストラフィックアラートやパノラミックビューパッケージ、ディーラーオプションのETC代等を約20万円足すと、「Z」は約226万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~20万円程度の価格になります。

 

価格比較 結果

上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。ハイブリッド車は諸費用が減税となるため、ガソリン車より10万円程度お得になります。

上記価格を比較すると、「ヤリス」のガソリン車と「ライズ」の価格はほぼ同じであることが分かります。

最も高いのは「ヤリス」のハイブリッド車です。諸費用の差で10万円前後価格差が縮まるため、「ヤリス」のガソリン車や「ライズ」より30万円程度高くなることが分かります。

 

では、維持費について、もう1度確認してみましょう。
※年間走行距離8000km、ガソリン台140円だった場合の年間の維持費

  • 「ヤリス」1.5Lハイブリッド車:35,783円+30,500円=66,283円
  • 「ヤリス」1.5Lガソリン車:65,844円+30,500円=96,344円
  • 「ライズ」:76,503円+25,000円=101,503円

上記のとおり、「ヤリス」のハイブリッド車がガソリン車より約3万円安く、「ライズ」より約3.5万円安くなりますので、10年乗れば「ヤリス」のハイブリッド車の価格差は回収できる可能性が高そうです。

つまり、走行距離が多い方は「ヤリス」のハイブリッド車がおすすめ、上記より走行距離が少ない方は「ヤリス」のガソリン車がおすすめです。

 

さらに安く、お得に購入したい方は、”新車同様の中古車”も検討してみましょう。

 

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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

なので、中古車選びのポイントは、車のカラー及びメーカーオプションは妥協しないようにしましょう。

 

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期間中は在庫台数25,000台からセール車両が大放出され、お得なクルマを購入しやすくなっています。

ただし、セール車両は先着順につき売り切れる場合があるため、お得に購入したい方はお早めに!

 

気になった車、欲しい車がある方、セール車両を購入したい方は、ガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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【おすすめ】車の下取り価格を30万円以上アップさせるコツ!


新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。

しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を30万円以上高く売ることも可能です!

中古車買取サービスは、中古車の買取台数ランキング1位のガリバー無料査定がおすすめです。

買取台数No1なのには、それだけの高価買取実績サービスの良さ信頼性があります。

中古車販売台数も1位でしたが、中古車買取台数も1位のガリバーは、まさに中古車業界の”トヨタ”的存在です。

 

■ガリバーが支持される理由、高価買取できる理由
中古車買取台数が1位ということは、多くの人がガリバーで愛車を売っていることになりますが、ガリバーが支持される理由、高価買取できる理由は、以下のとおりです。

  • 買取車両の在庫期間を短くする独自のシステムで、在庫管理コストを大幅に削減
  • 全国約550店の直接販売店舗とオークション会場、海外店舗による圧倒的な販売網で中間業者を挟まずに、マージンカットを実現し買取額に反映
  • ディーラーの下取りと異なり、オプションやアクセサリーを買取額にプラス評価!

 

■筆者の一括査定体験談
買取といえば一括査定というサービスもありますが、実際一括査定に登録してみたところ、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。また、個人情報も各社に流れてしまうためプライバシー保護の観点からみても良くありません。

上記のことから、一括査定サービスはあまりおすすめできません。

 

■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のあるガリバーで無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。

高値がつけばガリバーでそのまま売ってしまっても良いですが、さらにガリバーで出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。

何れにしも、無料ですのでガリバーで査定を行うデメリットはほとんどありません。

査定時にお車の情報を入力する必要がありますが、45秒程度で行えるため簡単です。

もちろん、とりあえず査定するだけもOKです。

 

私は1台目の軽自動車を売る際、ディーラーで下取りに出し「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。

私のような後悔をしないためにもガリバー無料査定を行い、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう

※愛車の査定金額は申込完了ページには表示されません。入力後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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まとめ

今回は、トヨタ「ヤリス」とトヨタ「ライズ」を徹底比較してみました。

 

「ヤリス」と「ライズ」の比較結果を以下にまとめてみました。

  • 運転のしやすさ:引き分け
  • エクステリアやインテリアの質感:インテリアの質感は「ライズ」の方が上質
  • 車内の広さ:「ライズ」の圧勝
  • 快適装備:両車一長一短あり
  • 燃費性能:「ヤリス」の圧勝
  • エンジン性能:引き分け
  • 乗り心地:引き分け、静粛性は「ヤリス」のハイブリッド車が優秀
  • 安全性能:両車一長一短あり
  • 価格の安さ:維持費も考慮すれば「ヤリス」の方が安い

 

上記のとおり、引き分けとなった項目が多くなっています。

どの項目を重視するかによりますが、筆者的には「ヤリス」がおすすめです。

筆者は、年間走行距離が多いため燃費性能を重視し、安全性能でも先進ライトより自動ブレーキの性能を重視、スタイリングもスポーティなクルマの方が好みだからです。

ただ、年間走行距離が少なく、インテリアの質感や車内の広さを重視し、SUV的なデザインが好みな方は間違いなく「ライズ」の方が良いでしょう。

 

何れにしても、前述の通り2020年普通車人気No1とNo2のクルマですので、どちらを購入しても大きく後悔することはないでしょう。

クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。

SUVが流行っているから何となくSUVにした、燃費性能が良いから何となくハイブリッド車にした、などのクルマ選ぶをしない様にしましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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