こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2025年9月1日に一部改良が行われた新型トヨタ「アクア」の各グレードの違いを徹底比較してみました。
また、グレードの違いより導き出した”おすすめグレード”もご紹介します。
果たして、最もお得で”買い”なグレードは何なのか!?

新型「アクア」の詳細や内外装の写真は、以下の記事にまとめています。

新型トヨタ「アクア」の各グレードの違い
※上の写真が「Z」(クリアベージュメタリック)、下の写真が「G」(アーバンカーキ)
 ※2025年9月1日改良前の写真
まずは、2025年9月1日に一部改良が行われた新型トヨタ「アクア」の各グレードの違いを比較してみましょう。
新型「アクア」のグレード構成は、2WD車・4WD車にそれぞれ4グレード設定されています。
2WD車と4WD車の装備の違いは、リヤサスペンション(トーションビーム or ダブルウィッシュボーン)の違い、アジャスタブルデッキボード有無の違い、一部グレードでホイールの違いがありますが、その他装備内容に大きな違いはありません。
エントリーグレード「B」とは(2024年4月3日の一部改良で廃止)
エントリーグレード「B」は、2WD車の価格が199万円と唯一200万円を切っており、燃費性能も35.8km/Lと最も優れています。
装備内容は、よくあるコンパクトカーのエントリーグレードと異なり、ヘッドランプはハロゲンではなくLED、安全装備は自動ブレーキなどの基本的なものは標準装備されており、設定できないのは「ブラインドスポットモニター」と「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」のみとなっています。
つまり、性能的に他グレードと大きな違いはないのです。
それでいて、1つ上のグレード「X」より11万円も安く、最上位グレード「Z」より40万円も安いのです。
ただし、以下の欠点(デメリット)があります。
- オプションのアルミホイールは設定できない
- アウトサイドドアハンドルは社用車的なブラック
- フロントドアガラスはスーパーUVカット、IRカット機能がない
- リヤドアやバックドアはプライバシーガスではない
- 安全装備「ブラインドスポットモニター」が設定できない
- 安全装備「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」が設定できない
- 「POWER+」モード(快適ペダル)が設定できない
- リヤウィンドウは手動開閉
- スマートエントリースタートシステムが設定できない(昔ながらの鍵式)
- 「ナノイーX」が設定できない
- 助手席サンバイザー(バニティミラー)が設定できない
- 10.5インチディスプレイオーディオが設定できない(7インチが標準装備)
- 4スピーカーにできない(2スピーカーが標準装備)
- 室内(インパネ、フロントコンソール、アームレストなど)の質感が低い
- 唯一ニッケル水素電池ではなくリチウムイオン電池
ヘッドランプや安全装備は他社コンパクトカーより”まともな装備内容”となっていましたが、非常に廉価なアウトサイドドアハンドル、手動開閉のリヤウィンドウ、スマートエントリースタートシステムが設定できない、という点をみると、やはり社用車的なグレードであるといえるでしょう。
また、新型「アクア」のグレードの中で唯一ニッケル水素電池ではなく従来のリチウムイオン電池が採用されているため、他グレードよりモーター出力が弱く、加速性能や静粛性も落ちることになります。
そのため、エントリーグレード「B」はおすすめとはいえません。
一般ユーザーが購入を検討するグレードではないでしょう。
中間グレード「X」とは
中間グレード「X」は、2WD車の価格が249万円と比較的安くなっており、燃費性能も34.3km/Lと優れています。
装備内容は、エントリーグレード「B」の欠点(デメリット)として紹介した項目のほとんどが解消されています。
解消されないのは、助手席サンバイザー(バニティミラー)が設定できない点、10.5インチディスプレイオーディオが設定できない点、4スピーカーにできない点、程度です。
価格は、1つ上のグレード「G」より16万円も安く、最上位グレード「Z」より33万円も安くなっています。
上記のとおり、エントリーグレード「B」と比べると一般のユーザーにもおすすめできるグレードの様に見えますが、以下の欠点(デメリット)があります。
- 本革巻きステアリングホイールを設定できない(ディーラーオプションでも不可)
- センターコンソールボックスが標準装備ではない(ディーラーオプションで設定可)
- フロントシートが廉価なヘッドレスト一体型
- フードサイレンサーが設定できない
- 助手席サンバイザー(バニティミラー)が設定できない
- 10.5インチディスプレイオーディオが設定できない(8インチが標準装備)
- 4スピーカーにできない(2スピーカーが標準装備)
- 室内(インパネ、フロントコンソール、アームレストなど)の質感が低い
上記のとおり、最大の欠点は室内の質感を向上させる装備、静粛性を向上させる装備を設定できないことです。
インパネについては、「X」でもピアノブラック加飾が多く施されているため、「ヤリス」より上質な印象がありますが、問題は”ヘッドレスト一体型のフロントシート”です。
”ヘッドレスト一体型のフロントシート”は今どき軽自動車でもスズキ「アルト」やダイハツ「ミライース」程度しかなく、2スピーカーということも合わせて軽自動車より質感は低めだといえます。
そもそも新型「アクア」の魅力は、2020年に発売されたトヨタ「ヤリス」より室内の質感が高いことにあります。
特に、合成皮革巻きのインパネやフロントドアトリム、そして合成皮革巻きのセンターコンソールボックスが「ヤリス」との最大の違いです。
従来のコンパクトカーといえば、センターコンソールボックスを装着できないクルマがほとんどで、センターコンソール部が廉価なのが当たり前でした。
しかし、2020年にフルモデルチェンジが行われたホンダ「フィット」はセンターコンソールボックスをオプション装備、同年にフルモデルチェンジが行われた日産「ノート」は標準装備されており、室内の質感は従来のコンパクトカーより非常に高くなっています。
その点「ヤリス」はグレード全体的に質感が低く、最上位グレードでもライバル車より質感が低いところが欠点となっています。
そんな質感が低い「ヤリス」と中間グレード「X」の質感に大きな違いはありません。
ただし、「ヤリス」と異なり新型「アクア」はセンターコンソールボックス(28,930円)をディーラーオプションで設定可能なことも大きなメリットです。
 ※「G」、「Z」ならアームレストスライドタイプも設定可
さらに後部座席が「ヤリス」より広くなっているメリットもあります。
そのため、質感が「ヤリス」程度で十分な方には、「X」は「ヤリス」と比較してもおすすめのグレードといえるでしょう。
中間グレード「X」は、あくまで”質感より価格”を重視する方にのみ、おすすめできるグレードだと考えます。
上位グレード「G」、最上位グレード「Z」とは
 ※上の写真は「Z」(マッドバス)
※上の写真は「Z」(マッドバス)
上位グレード「G」は、2WD車の価格が265万円と比較的高くなっており、燃費性能も33.6km/Lとエントリーグレード「X」と比較すると0.7km/L低くなっています。
最上位グレード「Z」は、2WD車の価格が「G」より17万円も高い282万円となっています。
一方装備内容は、中間グレード「X」で欠点だったシートはセパレート型が標準装備、2スピーカーではなく4スピーカーが標準装備、本革巻きステアリングホイールやセンターコンソールボックスも標準装備されています。
さらに、インパネやフロントドアトリムも合成皮革巻きとなるため、室内の質感が高いグレードとなっています。
そんな質感高い上位グレード「G」ですが、最上位グレード「Z」と比較すると、以下の欠点(デメリット)があります。
- ラジエーターグリル&ラジエーターロアグリルが艶なしブラック塗装
- メーカーオプションのアルミホイールが設定できない
- LEDクリアランスランプやアクセサリーランプが設定ではない
- カラーヘッドアップディスプレイが設定できない
- 充電用USB端子(タイプC)が設定できない
- 10.5インチディスプレイオーディオが標準装備ではない
- 合成皮革パッケージを設定できない
上記のとおり、「G」には主に質感を向上させる装備が設定できません。
エクステリア(外装)では、2025年9月1日の改良により「プリウス」そっくりの顔となったことで、ピアノブラック加飾(ラジエーターグリル&ラジエーターロアグリル)の範囲が広くなり、質感差が拡大した印象です。
また、メーカーオプションのアルミホイールを設定できないため、足元の質感差も大きいでしょう。
インテリア(内装)では、合成皮革パッケージを設定できないため、シートの質感差が大きくなります。
では、「G」に10.5インチディスプレイオーディオを設定した場合の価格を計算してみましょう。
「G」に10.5インチディスプレイオーディオを設定した場合の価格は2,783,000円となります。
つまり、「G」と「Z」の価格差は41,800円となるため、ピアノブラック加飾やアルミホイールなどを考慮すると、「Z」の方がお得だといえるでしょう。
アルミホイールや10.5インチディスプレイオーディオを設定するなら「Z」がおすすめです。
逆にアルミホイールや10.5インチディスプレイオーディオ、合成皮革シートやパワーシートが不要であれば、「G」がおすすめでしょう。
新型トヨタ「アクア」のおすすめグレードは!?
では、ここまでのグレード比較結果をまとめてみましょう。
- エントリーグレード「X」は、質感が「ヤリス」と同程度ながら「ヤリス」より安く購入できるため、質感より価格を重視する方に最もおすすめ!
- 上位グレード「G」は、室内の質感が高く、アルミホイールや10.5インチディスプレイオーディオ、合成皮革シートが不要ならおすすめ!
- 最上位グレード「Z」は、内外装の質感が最も高く、アルミホイールや各種LEDランプ、合成皮革シートを設定したい方に最もおすすめ!
個人的には、最上位グレード「Z」が最もおすすめだと考えます。
従来は「G」グレードにアルミホイールを設定できたり、合成皮革シートを設定できたり、「Z」グレードとのエクステリア(外装)の質感差が小さかったりしたため、「G」グレードが最もおすすめだと考えていました。
しかし、発売以降の各種改良により、「G」グレードの魅力が低くなった、具体的には価格を抑えつつも質感を向上させるということがしにくくなった印象があります。
質感にこだわりがないのであれば、いっそ最も安い「X」を選択し、質感にこだわりがあるなら妥協せず「Z」を選択した方が良い、という形になったと考えます。
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まとめ
今回は、新型トヨタ「アクア」の各グレードの違い、おすすめグレードをご紹介しました。
新型「アクア」は、「ヤリス」で優れていた燃費性能はそのままに、トップクラスの安全性はさらに進化し、「ヤリス」の欠点だった室内の質感や広さが改善されています。
また、2025年の一部改良で「ヤリス」にはない電動パーキングブレーキが搭載されたことで、より「アクア」の魅力が増したといえるでしょう。
そのため、総合的に「ヤリス」より優れていることはもちろん、「フィット」や「ノート」と比較しても非常におすすめだと考えます。
室内の使い勝手や広さでは「フィット」や「ノート」より劣りますが、個人的には新型「アクア」が最もおすすめのコンパクトカーだと考えます。
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おすすめです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。







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