こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2021年8月5日にフルモデルチェンジ、2022年6月30日にハイブリッド車「e:HEV」が追加された新型ホンダ「シビック(ハッチバック)」にがっつり試乗してきました。
そこで、新型「シビック」のおすすめオプションを徹底検証。
果たして、新型「シビック」に必要なオプションは何なのか!?
※掲載している新型「シビック」の写真は、「EX」(MT・プレミアムクリスタルブルー・メタリック)、「LX」(CVT・プレミアムクリスタルレッド・メタリック)です。
新型「シビック」のおすすめオプション
では、新型「シビック」のおすすめオプションについて、考えてみましょう。
新型「シビック」はメーカーオプション設定が一切なく、ナビゲーションやETC車載器なども標準装備されているため、絶対に必要なオプションはないといっても過言はありません。
純正マットが約5万円と比較的高価なため、マットすら社外品で良い場合は本当に“オプションなし”となります。
フロントロアスカート(クリスタルブラック・パール)
まずは、「フロントロアスカート(クリスタルブラック・パール)」がおすすめです。
上の写真のとおり、フロントロアに艶ありブラックの加飾が追加されるため、見た目もオシャレで質感も向上します。
分かる人には分かるオシャレなオプションとなっています。
価格は49,500円となっています。
テールゲートスポイラー
次は、「テールゲートスポイラー」です。
上の写真のとおり、カッコいいテールゲートスポイラー。
「シビック タイプR」や「WRX」などのスポーツカーが好きな方には非常におすすめです。
ベース部が艶のあるベルリナブラックとなっているため、質感も向上します。
価格は44,000円となっています。
ドアバイザー(ステンレスモールタイプ)※「LX」の場合
最後は、「ドアバイザー(ステンレスモールタイプ)」です。
通常、筆者は見た目が損なわれるためドアバイザー否定派なのですが、新型「シビック」の場合は別です。
特に「LX」にステンレスモールタイプのドアバイザーを装着した場合は、上の写真のとおり質感や見栄えも保持しつつ、ドアバイザーの利便性も付加できるため、非常におすすめです。
価格は30,800円となっています。
新型「シビック」のおすすめグレード
ここからは、新型「シビック」のおすすめグレードを検証してみましょう。
新型「シビック」のグレード間の違いを、以下にまとめてみました。
■エクステリア
- LEDフォグライト(LX:なし、EX:あり、e:HEV:あり)
- フロントアッパーグリル(LX:艶なしブラック、EX:艶なしブラック、e:HEV:グロスブラック)
- ドアミラー(LX:カラード、EX:カラード、e:HEV:ブラック塗装)
- ドアモールディング(LX:シルバー、EX:ブラック、e:HEV:グロスブラック)
- リアバンパーロアガーニッシュ(LX:メッキ加飾、EX:メッキ加飾、e:HEV:艶なしブラック)
- 18インチアルミホイール(LX:切削クリア、EX:ダーク切削クリア、e:HEV:ダーク切削クリア)
■インテリア
- シート表皮(LX:プライムスムース×ファブリック、EX:プライムスムース×ウルトラスエード、e:HEV:プライムスムース×ウルトラスエード)
- 運転席8ウェイ&助手席4ウェイパワーシート(LX:なし、EX:あり、e:HEV:あり)
- デジタルグラフィックメーター(LX:7インチ、EX:10.2インチ、e:HEV:10.2インチ)
- スピーカー(LX:8スピーカー、EX:BOSEプレミアムサウンドシステム[12スピーカー])
- エアコン プラズマクラスター技術(LX:なし、EX:あり、e:HEV:あり)
- ワイヤレス充電器(LX:なし、EX:あり、e:HEV:あり)
- リアドアトリム加飾(LX:なし、EX:あり、e:HEV:あり)
- ドアライニングセンターパネル(LX:?、EX:プライムスムース、e:HEV:プライムスムース)
- パワーウィンドウスイッチ(LX:無塗装樹脂、EX:ヘリボーンブラック、e:HEV:ヘリボーンブラック)
- メーターバイザー(LX:加飾なし、EX:シルバー加飾、e:HEV:シルバー加飾)
- ルームミラー(LX:手動防眩、EX:自動防眩、e:HEV:自動防眩)
- リアベンチレーション(LX:なし、EX:あり、e:HEV:あり)
- フロントドアランニング&フットのLEDランプ(LX:なし、EX:あり、e:HEV:あり)
- 先読みエコアシスト(LX:なし、EX:なし、e:HEV:あり)
- ドライブモード[INDIVIDUAL(インディビジュアル)モード](LX:なし、EX:なし、e:HEV:あり)
- アクティブノイズコントロール(LX:なし、EX:なし、e:HEV:あり)
- アクティブサウンドコントロール(LX:なし、EX:なし、e:HEV:あり)
- エアコン用フル電動コンプレッサー(LX:なし、EX:なし、e:HEV:あり)
- PTCヒーター(LX:なし、EX:なし、e:HEV:あり)
- セレクトレバー/シフトノブ(LX:アナログ、EX:アナログ、e:HEV:エレクトリックギアセレクター)
- パドルシフト(LX:パドルシフト、EX:パドルシフト、e:HEV:減速セレクター)
■安全装備
- アダプティブドライビングビーム(LX:なし、EX:あり、e:HEV:あり)
- LEDアクティブコーナリングライト(LX:なし、EX:あり、e:HEV:あり)
■価格
- LX:約319万円、EX:約354万円(価格差 約35万円)
- EX:約354万円、e:HEV:約394万円(価格差 約40万円)
ガソリン車のエクステリアの違いは非常に限定的となっており、安全装備も「EX」の方が夜間の視認性を高める装備が設定されているものの、基本的な装備は変わらないため、安全性能が大きく変わるわけではありません。
ガソリン車グレードの最大の違いは、シート表皮、メーター、そしてドアアームレスト周辺加飾です。
特に、ドアアームレスト付近の質感は「LX」と「EX」で全く異なります。
そのため、室内の質感が少しでも気になる方は「EX」を、気にならない方は「LX」がおすすめです。
一方、「e:HEV」とガソリン車の最大の違いはエクステリアです。
「e:HEV」の場合、各ピラーが艶あり塗装となることで、特にサイドから見た質感が大きく上昇します。
インテリアの質感は「EX」と「e:HEV」で差はないものの、エレクトリックギアセレクターの操作性やパドルシフトの有無、そして走りや燃費性能が大きく異なるため、初期費用が高いものの、上質さや静粛性、維持費を重視する方には「e:HEV」がおすすめです。
「EX」と比較した場合、諸費用や維持費の安さから、価格差を回収できる可能性も十分あるでしょう。
オプションを設定してもグレード間の価格差に変更はないため、少しでもお得に購入したい方は「LX」がおすすめです。
燃費性能の優れた「e:HEV」でも、「EX」との価格差を回収できる見込みはあるものの、「LX」との60万円以上ある価格差を回収するのは難しいでしょう。
そのため、アダプティブドライビングビームやLEDアクティブコーナリングライトなどの安全装備、パワーシートやBOSEサウンドシステムなどの快適装備はないものの、「LX」が最もお得に新型「シビック」を購入できると考えます。
新型「シビック」の見積額
最後は、新型「シビック」の見積額をご紹介します。
- 「LX」約328万円
- 「EX」約364万円
- 「e:HEV」約391万円
上記は、何れもオプションにマットを設定、諸費用を含んだ価格です。
値引き額は20万円程度でした。
点検パックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、点検パックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
他社Cセグメントと比較すると、「MAZDA3(マツダ3)」の「X PROACTIVE Touring Selection」、「レヴォーグ」の「GT EX」や「GT-H EX」と同価格帯となっています。
「インプレッサ」なら最上位グレードの「STI Sport」、「MAZDA3(マツダ3)」なら「XD PROACTIVE Touring Selection」、「カローラ」なら最上位グレードの「HYBRID W×B」がいずれも300万円前後で購入可能となっていますので、新型「シビック」の方が90万円前後高い印象です。
比較的安いガソリン車と比較しても、「インプレッサ」の「1.6i-S EyeSight」、「MAZDA3(マツダ3)」の「15S Touring」、「カローラ」の「W×B」なら250万円前後で購入できるため、新型「シビック」の方が70万円前後高い印象です。
新型となったことで、1クラス上の価格となってしまった「シビック」。
ディーラーに言われるがままの条件で購入すると、不要なオプションを付けられたり、値引き額が少ないままの価格となってしまい、「e:HEV」なら450万円以上、「EX」なら400万円以上、「LX」でも300万円後半の価格を提示されることも少なくないでしょう。
そのため、少しでも安く新型「シビック」を購入できる様に、賢く購入しましょう。
少しでも安く、お得に「シビック」を購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
新型「シビック」は高い!と感じた方には、先代の10代目「シビック」もおすすめです。
インテリアの先進性や質感、安全性能は大きく異なるものの、その他の性能は大きく変わりません。
むしろ、走りや乗り心地を重視するなら、敢えて先代の10代目「シビック」を選択するというのは賢い選択といえるでしょう。
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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
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まとめ
新型「シビック」は、走りが楽しめるスポーツカーでありながら、広い後部座席とラゲッジスペースを備えているため、ファミリー向けにもおすすめのCセグメントとなっています。
さらに、昨今減少しているMT車の設定があることも大きな魅力でしょう。
先代の10代目「シビック」では欠点だったインテリアのデザインや質感、安全性能も大きく向上したため、先代の欠点も克服した形になっています。
一方、価格の高さがネックで、コストを考慮すると手を出しにくいクルマになっています。
同価格帯で走りやラゲッジスペースの使い勝手に優れた「レヴォーグ」の方が、安全性能は圧倒的に優れているため、「レヴォーグ」の方が良いと考えるユーザーもいるでしょう。
燃費性能や乗り心地、価格の安さによるコスパの高さを重視するなら「カローラ」の方が優れていると考えるユーザーもいるでしょう。
新型「シビック」の最大の強みは“ファミリー層にもおすすめできるスポーツカー”という点にあると考えますので、やはり「レヴォーグ」にはないMT設定があることが最大の魅力だと考えます。
家族も広々快適に過ごせる後部座席を備え、かつ見た目もゴリゴリのスポーツカーではなく、MT設定を有したクルマ、というニーズに応えれるのは新型「シビック」だけでしょう。
メーカーであるホンダもそう考えてか他車とは異なり試乗車はMT車だらけになっており、月間販売目標も僅か1,000台と控えめです。
新型「シビック」をおすすめできる層は限定的かもしれませんが、“楽しさ”と“快適性”を備えた“いいクルマ”に仕上がっていますので、Cセグメントの購入を検討している方には非常におすすめだと筆者は考えます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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