こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2024年9月13日にマイナーチェンジが行われた新型ホンダ「シビック(ハッチバック)」にがっつり試乗してきました。
そこで、新型「シビック」のおすすめオプションを徹底検証。
果たして、新型「シビック」に必要なオプションは何なのか!?
※掲載している新型「シビック」の写真は、「EX」(MT・プレミアムクリスタルブルー・メタリック)、「LX」(CVT・プレミアムクリスタルレッド・メタリック)です。
新型「シビック」のおすすめオプション
では、新型「シビック」のおすすめオプションについて、考えてみましょう。
新型「シビック」はメーカーオプション設定が一切なく、ナビゲーションやETC車載器なども標準装備されているため、絶対に必要なオプションはないといっても過言はありません。
純正マットが約5万円と比較的高価なため、マットすら社外品で良い場合は本当に“オプションなし”となります。
ロアーグリルガーニッシュ(クリスタルブラック・パール)
まずは、「ロアーグリルガーニッシュ(クリスタルブラック・パール)」がおすすめです。
上の写真のとおり、フロントロアに艶ありブラックの加飾が追加されるため、見た目もオシャレで質感も向上します。
分かる人には分かるオシャレなオプションとなっています。
写真は2024年マイナーチェンジ前のものですが、マイナーチェンジ後も類似のパーツが販売されています。
価格は24,200円となっています。
テールゲートスポイラー
次は、「テールゲートスポイラー」です。
上の写真のとおり、カッコいいテールゲートスポイラー。
「シビック タイプR」や「WRX」などのスポーツカーが好きな方には非常におすすめです。
ベース部が艶のあるベルリナブラックとなっているため、質感も向上します。
価格はウィングタイプで68,200円、ダックテールタイプで59,400円となっています。
ドアバイザー(ステンレスモールタイプ)※「LX/e:HEV LX」の場合
最後は、「ドアバイザー(ステンレスモールタイプ)」です。
通常、筆者は見た目が損なわれるためドアバイザー否定派なのですが、新型「シビック」の場合は別です。
特に「LX/e:HEV LX」にステンレスモールタイプのドアバイザーを装着した場合は、上の写真のとおり質感や見栄えも保持しつつ、ドアバイザーの利便性も付加できるため、非常におすすめです。
価格は30,800円となっています。
新型「シビック」のおすすめグレード
ここからは、新型「シビック」のおすすめグレードを検証してみましょう。
新型「シビック」のグレード間の違いを、改めてまとめてみました。
■エクステリア
e:HEV LX | e:HEV EX | LX | EX | RS | |
ドアミラー | カラード | グロスブラック | カラード | カラード | グロスブラック |
ヘッドライトガーニッシュ | 艶なしブラック | カラード | 艶なしブラック | グロスブラック | グロスブラック |
フロントアッパーグリル | 艶なしブラック | グロスブラック | 艶なしブラック | 艶なしブラック | 艶なしブラック |
フロントロアグリル | 艶なしブラック | カラード | 艶なしブラック | グロスブラック | グロスブラック |
ドアモールディング | シルバー | グロスブラック | シルバー | 艶なしブラック | グロスブラック |
エキパイフィニッシャー | なし | なし | 有り | 有り | 有り(ブラッククローム) |
シャークフィンアンテナ | カラード | カラード | カラード | カラード | ブラッククローム |
18インチアルミホイール | シャークグレーメタリック+マット切削 | シャークグレーメタリック+マット切削 | ベルリナブラック+切削クリア | ベルリナブラック+ダーク切削クリア | ベルリナブラック |
■インテリア
e:HEV LX | e:HEV EX | LX | EX | RS | |
シート表皮 | プライムスムース×ファブリック | プライムスムース×ウルトラスエード | プライムスムース×ファブリック | プライムスムース×ウルトラスエード | プライムスムース×ウルトラスエード |
運転席8ウェイ&助手席4ウェイパワーシート | なし | 有り | なし | 有り | 有り |
デジタルグラフィックメーター | 10.2インチ | 10.2インチ | 7インチ | 10.2インチ | 10.2インチ |
スピーカー | BOSE[12スピーカー] | BOSE[12スピーカー] | 8スピーカー | BOSE[12スピーカー] | BOSE[12スピーカー] |
エアコン プラズマクラスター技術 | 有り | 有り | なし | 有り | 有り |
ワイヤレス充電器 | なし | 有り | なし | 有り | 有り |
リアドアトリム加飾 | なし | 有り | なし | 有り | 有り |
ドアライニングセンターパッド | ? | プライムスムース | ? | プライムスムース | プライムスムース |
パワーウィンドウスイッチ | 無塗装樹脂 | ヘリボーンブラック | 無塗装樹脂 | ヘリボーンブラック | ヘリボーンブラック |
メーターバイザー | 加飾なし | 加飾なし | 加飾なし | シルバー加飾 | シルバー加飾 |
サンバイザー | スライド機構付 | ||||
サングラスボックス | なし | 有り | なし | なし | なし |
ルームミラー | 手動防眩 | 自動防眩 | 手動防眩 | 自動防眩 | 自動防眩 |
リアベンチレーション | 有り | 有り | なし | 有り | 有り |
フロントドアランニング&フットのLEDランプ | なし | 有り | なし | 有り | 有り |
ドライブモード[INDIVIDUAL] | 有り | 有り | なし | なし | 有り |
セレクトレバー/シフトノブ | エレクトリックギアセレクター | エレクトリックギアセレクター | アナログ | アナログ | アナログ |
パドルシフト | 減速セレクター | 減速セレクター | パドルシフト | パドルシフト | なし |
■安全装備
e:HEV LX | e:HEV EX | LX | EX | RS | |
誤発進抑制機能、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能) | 有り | 有り | 有り | 有り | なし |
アダプティブドライビングビーム | なし | 有り | なし | 有り | 有り |
LEDアクティブコーナリングライト | なし | 有り | なし | 有り | 有り |
レプマッチシステム | なし | なし | なし | なし | 有り |
■価格
e:HEV LX | e:HEV EX | LX | EX | RS | |
価格 | 約400万円 | 約431万円 | 約345万円 | 約380万円 | 約420万円 |
エクステリアの違いは、フロントグリルやピラーなどの艶あり塗装の有無という違いはあったものの、限定的でした。
一方、インテリアは「LX/e:HEV LX」だとシート表皮やドアアームレスト付近の質感が低下し、「LX」においてはメーターが7インチと小さく、リアベンチレーションがないなどのデメリットがありました。
e:HEV車とガソリン車では、エレクトリックギアセレクターの操作性やパドルシフトの有無、そして走りや燃費性能が大きく異なります。
以上から、上質さや静粛性、維持費を重視する方には「e:HEV EX」がおすすめです。
室内の質感にそこまでこだわりがない方は、「e:HEV LX」がおすすめです。
「e:HEV EX」より30万円以上安く、「EX」との価格差も諸費用込みだと10万円を切るため、トータルで「e:HEV LX」がお得になります。
走りにこだわる方は、MT車の「RS」1択です。
少しでもお得に購入したい方は「LX」がおすすめです。
燃費性能の優れた「e:HEV LX」でも、年間走行距離が少なければ、「LX」との40万円以上ある価格差を回収できない場合もあります。
また、唯一初期費用が400万円を大きく下回るグレードとなってることも、「LX」の大きな魅力の1つといえるでしょう。
新型「シビック」のグレード間の違いは、以下の記事に詳細をまとめています。
新型「シビック」の見積額
最後は、新型「シビック」の見積額をご紹介します。
- 「LX」約357万円
- 「EX」約393万円
- 「e:HEV LX」約400万円
- 「e:HEV EX」約431万円
- 「RS」約434万円
上記は、何れもオプションにマットを設定、諸費用を含んだ価格です。
値引き額は20万円程度でした。
点検パックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、点検パックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
他社Cセグメントと比較すると、「MAZDA3(マツダ3)」の「X Touring」、「レヴォーグ」と同価格帯となっています。
「インプレッサ」なら上位グレードの「ST-G」、「MAZDA3(マツダ3)」なら「XD Touring Selection」、「カローラ」なら最上位グレードの「HYBRID W×B」がいずれも300万円前後で購入可能となっていますので、新型「シビック」の方が50万円前後高い印象です。
比較的安いガソリン車と比較しても、「MAZDA3(マツダ3)」の「15S S Package」、「カローラ」の「W×B」なら270万円前後で購入できるため、新型「シビック」の方が70万円以上高い印象です。
新型となったことで、1クラス上の価格となってしまった「シビック」。
ディーラーに言われるがままの条件で購入すると、不要なオプションを付けられたり、値引き額が少ないままの価格となってしまい、「e:HEV EX」なら450万円以上、「LX」でも400万円前後の価格を提示されることも少なくないでしょう。
そのため、少しでも安く新型「シビック」を購入できる様に、賢く購入しましょう。
新型「シビック」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
新車だと納車を半年から1年以上待たないといけない場合もありますが、中古車なら新車と異なり“すぐに納車される”ことも大きな魅力です。
“新車同様の中古車”なら、年式2024年、走行距離10km未満、修復歴なしと好条件の「e:HEV」が約350万円で、「LX」なら約280万円で買えるクルマもありますよ!
【PR】車の下取り価格を25万円以上アップさせるコツ!
新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。
しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を25万円以上高く売ることも可能です!
中古車買取サービスは、他社買取業者より高い買取価格がつく楽天Car車買取がおすすめです。
■楽天Car車買取が高価買取できる理由
楽天Car車買取が高価買取できる理由は、楽天が主催するネットオークションに車を直接出品するため、中間コストをカットできることにあります。
そのため、ディーラーの下取りや他社買い取り業者より高い買取価格がつく可能性が高くなっているのです。
実際の高価買取実績は楽天Car車買取公式HPにて掲載しているため、気になる方は確認してみましょう。
■楽天グループが運営する車買取サービスのため安心
楽天Car車買取は、楽天グループの楽天カー株式会社のサービスとなっています。
2023年に発覚したビッグモーターの不正問題など、中古車業界を激震させる事件がありましたが、楽天カー株式会社は売上高が年間1兆円を超えるインターネット関連企業最大手の楽天グループの会社のため、安心感があるといえるでしょう。
■査定を受ける回数は1回のみ!個人情報が流れない!
楽天Car車買取は、いわゆる一括査定サービスと異なり、査定を受ける回数は1回のみとなっています。
私は一括査定サービスに登録した経験がありますが、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。
個人情報も各社に流れてしまうため、プライバシー保護の観点からみても良くありません。
楽天Car車買取は、そういった心配は無用といえるでしょう。
また、査定までの全ての工程を楽天カー株式会社が担当するため、複数の業者と話をする必要はありません。
■楽天ポイントが最大5,000ポイントもらえる!
車の売却成立で1,000ポイント、さらにマイカー割のメンバー登録を行うと合計5,000ポイントが貰えます。
※進呈される最新のポイント数は楽天Car車買取公式HPにてご確認ください。
マイカー割は、お得なメルマガが届いたり、車関連のサービスでポイントが追加で貰えたり、車用品などに使えるクーポンが貰えるキャンペーンとなっているため、入って損はありません。
楽天ポイントは売却価格とは一切関係ありませんので、楽天で車を売るだけで5,000円貰えると言っても過言ではありません。
■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のある楽天Car車買取で無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。
高値がつけば楽天Car車買取でそのまま売ってしまっても良いですし、さらに楽天Car車買取で出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。
私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後に楽天Car車買取を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。
私のような後悔をしないためにも楽天Car車買取に出品して、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう。
【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!
車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
新型「シビック」は、走りが楽しめるスポーツカーでありながら、広い後部座席とラゲッジスペースを備えているため、ファミリー向けにもおすすめのCセグメントとなっています。
さらに、昨今減少しているMT車の設定があることも大きな魅力でしょう。
先代の10代目「シビック」では欠点だったインテリアのデザインや質感、安全性能も大きく向上したため、先代の欠点も克服した形になっています。
一方、価格の高さがネックで、コストを考慮すると手を出しにくいクルマになっています。
同価格帯で走りやラゲッジスペースの使い勝手に優れた「レヴォーグ」の方が、安全性能は圧倒的に優れているため、「レヴォーグ」の方が良いと考えるユーザーもいるでしょう。
燃費性能や乗り心地、価格の安さによるコスパの高さを重視するなら「カローラ」の方が優れていると考えるユーザーもいるでしょう。
新型「シビック」の最大の強みは“ファミリー層にもおすすめできるスポーツカー”という点にあると考えますので、やはり「レヴォーグ」にはないMT設定があることが最大の魅力だと考えます。
家族も広々快適に過ごせる後部座席を備え、かつ見た目もゴリゴリのスポーツカーではなく、MT設定を有したクルマ、というニーズに応えれるのは新型「シビック」だけでしょう。
メーカーであるホンダもそう考えてか、他車とは異なりガソリン車の試乗車はMT車だらけになっており、月間販売目標も僅か500台と控えめです。
新型「シビック」をおすすめできる層は限定的かもしれませんが、“楽しさ”と“快適性”を備えた“いいクルマ”に仕上がっていますので、Cセグメントの購入を検討している方には非常におすすめだと筆者は考えます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント