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【試乗記】トヨタ「ヤリス」はガソリン車よりハイブリッド車がおすすめ!5つの理由

トヨタ ヤリス 外装 エクステリア車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2020年2月10日に発売された新型トヨタ「ヤリス」のハイブリッド車(HYBRID Z)、及びガソリン車(Z)にがっつり試乗した上で”ハイブリッド車の方がおすすめ”である5つの理由をご紹介します。

また、見積額や値引き額、おすすめグレードもご紹介します。

 

※掲載している写真は「Z」(ホワイトパールクリスタルシャイン)及び「HYBRID Z」(シアンメタリック)です。

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年間走行距離が約8千km以上ならコストメリットがある

トヨタ ヤリス 外装 エクステリア
※上の写真は「Z」(ホワイトパールクリスタルシャイン)です。

 

まずは、コスト(価格)の話からです。

どんな良いクルマでも、価格や維持費が高過ぎてはコスパが悪いといえます。

結論からいえば、年間走行距離が約8千kmを超える場合コストメリットがあるといえます。

 

ハイブリッド車とガソリン車の価格差は、同グレードで40万円程度ありますが、購入時の諸費用の差で30万円程度まで縮まります。

さらに燃費性能が2倍近く異なりますので、維持費はハイブリッド車の方が断然安くなります。

ちなみに、ハイブリッド車及びガソリン車それぞれの実燃費は、以下のとおりです。

  • ハイブリッド車:31.57km/L
  • ガソリン車:17.42km/L

e燃費より
※実燃費は使用環境や季節によって異なります。

 

仮にガソリン代を140円とした場合、年間走行距離別の年間ガソリン代価格差は以下となります。

  • 1万km:約3.6万円ハイブリッド車の方が安い
  • 8千km:約2.9万円ハイブリッド車の方が安い
  • 5千km:約1.8万円ハイブリッド車の方が安い

上記のとおり、年間走行距離が約8千kmであれば、10年間使用すればハイブリッド車の方が安くなる可能性がでてきます。

8千km以上であれば、間違いなくハイブリッド車の方が安くなります。

 

つまり、年間走行距離が約8千kmを超える場合コストメリットがあるといえます。

 

上記は、あくまで購入時の費用と維持費のみを考慮した場合です。

リセールバリュー(クルマを売るときの価格)についても、ハイブリッド車の方が人気が高く、高価で買取してもらえる場合が多いため、リセールバリューも含めればハイブリッド車の方がお得になる可能性が高いといえます。

 

極端に年間走行距離が短い、5年程度で売るつもり、などの場合であれば別ですが、そうでないならコストのみを考えてもハイブリッド車がおすすめです。

 

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加速性能がガソリン車より優れている

トヨタ ヤリス 内装 インテリア
※上の写真は「HYBRID Z」(合成皮革+ツィード調ファブリック[CLEAR TAUPE])です。

 

次は、走り(加速性能)の話です。

筆者は1.5Lハイブリッド車(HYBRID Z)、1.5Lガソリン車(Z)ともに全く同じ道で試乗しましたが、走り(加速性能)はハイブリッド車の方が優れています

 

1.5Lハイブリッド車は、新開発の1.5Lダイナミックフォースエンジンと新世代1.5Lハイブリッドシステムが採用されており、ハイブリッド車のシステム最高出力は「ヴィッツ」の73kW(100PS)から85kW(116PS)に上昇しています。

1.5Lガソリン車は、トヨタ「RAV4」などにも設定されている発進用ギヤ付きのDirect Shift-CVTが設定されたため、発進時のもっさり感などはなくスムーズに加速してくれます。1,000kg前後の車両重量には十分なパワーで、街中でパワー不足を感じることはないでしょう。

 

ただ、モーターのアシストがあるハイブリッド車の方が発進時の加速性能が優れており、踏み込んだ際リニアに加速する点でもハイブリッド車の方が好印象です。

中間加速としてはガソリン車の方が優れている印象ですが、普段の街乗りで最も多様する”発進時の加速”が優れているハイブリッド車の方が恩恵を受ける機会が多いでしょう。

 

以上から、走り(加速性能)はハイブリッド車の方が優れています

 

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静粛性がガソリン車より優れている

トヨタ ヤリス 内装 インテリア
※上の写真は「HYBRID Z」(合成皮革+ツィード調ファブリック[CLEAR TAUPE])です。

 

次は、静粛性の話です。

筆者は1.5Lハイブリッド車(HYBRID Z)、1.5Lガソリン車(Z)ともに全く同じ道で試乗しましたが、静粛性はハイブリッド車の方が優れています

 

「ヤリス」の静粛性は、ガソリン車・ハイブリッド車問わず、「ヴィッツ」とは比べ物のならないほど良くなっています。

ガソリン車は、「ヴィッツ」などの昔のガソリン車と違ってエンジン音はかなり静かになっていますし、アイドリングストップ装置が搭載されていないためアイドリングストップ解除時の不快なエンジン音や揺れもありません。

 

しかし、ハイブリッド車は0km/h~130km/hのほとんどの速度域でモーター走行可能なため、そもそもエンジンが始動せず、エンジン音はほとんどしません。

発進や停止はモーターにより静かで、非常に快適です。

筆者はトヨタ「カローラツーリング ハイブリッド」のオーナーですが、その静粛性の高さを日々実感しています。

少し極端な表現ですが、市街地や郊外では電気自動車に乗っている感覚です。

 

以上から、静粛性はハイブリッド車の方が優れています

 

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ハイブリッド車は自動駐車機能(アドバンスト パーク)を搭載できる

トヨタ ヤリス 外装 エクステリア
※上の写真は「HYBRID Z」(シアンメタリック)です。

 

次は、安全装備の話です。

ハイブリッド車には、新型「ヤリス」の目玉の1つでもある自動駐車機能「トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]」を搭載できます

この機能、残念ながらガソリン車には搭載できません。

 

筆者は自動駐車機能「アドバンストパーク」を試乗で試してみましたが、従来(トヨタ「ライズ」や日産「リーフ」)のものより使いやすくなっており、特に駐車箇所の設定がほとんど不要だった(自動で空間を認識する)点に衝撃を受けました。

必要な操作はシフト操作のみで、ディスプレイに表示される指示に従うだけです。映像も伴っているためゲーム感覚で操作ができます。駐車にかかる時間も短くスムーズで、切り返しも少なくなっています。

性能は従来のものよりかなり向上しているため、駐車が苦手な方には嬉しい装備といえるでしょう。

 

ただ、自動駐車機能は完ぺきなものではなく、あくまで補助装置なため駐車場の状況によっては時間がかかることもあるでしょう。慣れているドライバーであれば自分がした方が早いことは確実です。

価格も中間グレード「HYBRID G」以降で77,000円と決して安くはありません。

 

上記のとおり、全てのドライバーにおすすめできる装備ではありませんが、便利な装備であることは間違いありません。

そのため、自動駐車機能「トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]」を搭載できるメリットは大きいといえるでしょう。

 

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ハイブリッド車はコンセント・非常時給電システムを搭載できる

トヨタ ヤリス 内装 インテリア
※上の写真は「Z」(ホワイトパールクリスタルシャイン)です。

 

最後は、便利装備の話です。

ハイブリッド車には、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)及び非常時給電システムを搭載できます

この機能、残念ながらガソリン車には搭載できません。

 

アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)により、外出時でも電子レンジやトースター、ドライヤーなどを使用できます。

キャンプなどのアウドドア時に非常に便利です。

また、非常時給電システムにより、パワースイッチOFF状態でもアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)が使用可能となっています。

この機能は災害時などに便利で、クルマを非常用電源として使用できます。

その点では、プラグインハイブリッド車や電気自動車と同じ様な使い方ができるといえます。

 

キャンプなどを行わない方であれば普段使用する機会は少ないかもしれませんが、もしもの災害時に非常用電源として使用できる安心感は大きいといえるのではないでしょうか。

 

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ヤリスのおすすめグレード、見積額&値引き額

トヨタ ヤリス 外装 エクステリア
※上の写真は「HYBRID Z」(シアンメタリック)です。

 

ここまでガソリン車よりハイブリッド車の方がおすすめである理由をご紹介してきましたが、最後に「ヤリス」の見積額や値引き額、おすすめグレードをご紹介します。

 

「ヤリス」の見積額と値引き額

「ヤリス」の人気グレードである「HYBRID G」・「HYBRID Z」それぞれの見積額は、以下のとおりです。

  • 「HYBRID G」:約270万円
  • 「HYBRID Z」:約274万円

 

値引き額は発売して間もないため、10万円程度でした。

オプションは、「HYBRID G」ならアルミホイール(約6万円)、LEDヘッドランプ(約8万円)、ブラインドスポットモニターなど(約10万円)、パノラミックビューモニター(約3万円)、コンフォートシートセット(約5万円)、T-CONNECTナビキット(約11万円)、CD・DVDキット(約4万円)、ETC車載器(約3万円)、マット(約1.5万円)、アームレスト(約2万円)、革巻きステアリングホイール(約2万円)、革巻きシフトノブ(約0.8万円)、合計57万円程度を設定しています。

「HYBRID Z」ならアルミホイール(約8万円)、ブラインドスポットモニターなど(約10万円)、パノラミックビューモニター(約3万円)、合成皮革+ツィード調ファブリックシート表皮(約1万円)、T-CONNECTナビキット(約11万円)、CD・DVDキット(約4万円)、ETC車載器(約3万円)、マット(約1.5万円)、アームレスト(約2万円)、合計45万円程度を設定しています。

 

「ヤリス」のおすすめグレード

見積額を見て分かるとおり、「HYBRID G」と「HYBRID Z」の価格差は4万円程度しかなく、上記のオプションを設定した後の装備差は以下のとおりになります。

  • アルミホイールのデザイン及びサイズ
  • ブラック塗装のフロントグリル
  • サテンクロムメッキ加飾が施されたドアベルトモールディング
  • ブラック塗装のリヤルーフスポイラー
  • 時間調整式のフロントワイパー
  • シート表皮(合成皮革+ツィード調ファブリック)
  • ソフトパッドのインパネ
  • サイドレジスターノブ(ホワイト)
  • アシストグリップ(リヤ)
  • 照明付きバニティミラー(運転席、助手席)
  • ナノイー
  • アジャスタブルデッキボード

 

約4万円の価格差をどう考えるかによりますが、個人的には「HYBRID Z」が最もおすすめです。

最も高額にはなるものの、質感の低さをある程度カバーできるからです。

新型「ヤリス」は中間グレード以下の質感がかなり低く、ハロゲンヘッドランプやヘッドレスト一体型のシートで妥協することは、あまりおすすめできません。

「HYBRID G」にLEDヘッドランプ(約8万円)とコンフォートシートセット(約6万円)を設定すれば、「HYBRID G」と「HYBRID Z」の価格差は3万円程度になるため、少しでも安く抑えたいなら「HYBRID Z」を選択し、オプションを節約することがおすすめです。

 

何れにしても、「ヴィッツ」から価格は20万円以上上昇しており、Cセグメントクラスのクルマ(「カローラ」など)と価格差がほどんどない、逆に値引き額の差から新型「ヤリス」の方が高くなるレベルにまでなっています。
※Cセグメントクラスのクルマなら値引き額が30万円程度あるため

ディーラーの言われるがままだと300万円オーバーの価格も普通に提示してくるため、”コンパクトカーであること”を忘れずに賢く購入しましょう。

 

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■楽天グループが運営する車買取サービスのため安心
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車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。

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上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!

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■中古車のメリット、デメリット
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。

 

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特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。

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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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まとめ

今回は、トヨタ「ヤリス」はガソリン車よりハイブリッド車の方がおすすめである理由をご紹介しました。

 

「ヤリス」は、運転しやすいボディサイズに優れた乗り心地、最先端の自動ブレーキや自動駐車機能を搭載した安全性能、そして何と言っても圧倒的な燃費性能が魅力です。

クルマとしての基本性能や安全性能はCセグメントクラスのクルマと遜色なくなってきているため、コンパクトカーを検討している方にはもちろん、これまでCセグメントクラスのクルマに乗っていた方にもおすすめだと筆者は考えます。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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