こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2020年2月4日に行われたスズキ「イグニス」のマイナーチェンジ(一部仕様変更)による変更点をまとめてみました。
最大の変更点は新グレード「HYBRID MF」が追加されたことですが、その他何が変わったのか!?
また、最新のおすすめグレードも徹底検証してみました。新グレード「HYBRID MF」は超おすすめ!?
スズキ「イグニス」一部仕様変更2020による変更点
2020年2月4日に行われたスズキ「イグニス」のマイナーチェンジ(一部仕様変更)による変更点は、以下のとおりです。
■エクステリア、インテリア
- 新デザインのフロントグリル、ボディーと同色の新デザインリヤバンパーを採用
- シート表皮やメーターのデザインを変更
- センターコンソールやインサイドドアグリップに、新色ブルーとガンメタリックを設定(MGを除く)
- ボディカラー「ファーベントレッド」はモノトーン専用色に変更
■新グレード「HYBRID MF」
- 最上位グレードに新グレード「HYBRID MF」を設定
- スキッドプレート調デザインの専用フロントバンパー、シルバー塗装を施したリヤバンパーを採用
- ルーフレール、フェンダーアーチモール、サイドアンダーモールを採用
- レザー調シート表皮の採用
- インテリアカラーはブルーではなくカーキを設定
- ボディカラーは新色「タフカーキパールメタリック」をモノトーン・ブラック2トーンルーフ共に設定、「ミネラルグレーメタリック」をモノトーンに設定
※「プレミアムシルバーメタリック」の設定は不可 - 汚れをふき取りやすい防汚タイプラゲッジフロアを採用(リヤシート背面、スライドラゲッジボード)
■快適装備の充実
- ガイドミーライト機能を採用したオートライトシステムを全車に標準装備【スズキ国内初】
※夜間の降車後にヘッドランプが一定時間点灯し周囲を照らす
※乗車前に携帯リモコンにより遠隔でドアロックを解除した場合、自動でヘッドランプが点灯 - 助手席シートヒーターを全車に標準装備(2WD車)
- 助手席シートサイドポケットを採用(MGを除く)
■その他
- 従来オプション設定だったデュアルカメラブレーキサポートなどの安全装備を標準装備(MG)
※「スズキ セーフティ サポート 非装着車」が新たに設定 - 特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」の廃止
上記のとおり、エクステリアやインテリアのデザインの変更、快適装備の変更なども行われていますが、最大の変更点は最上位に設定された新グレード「HYBRID MF」が追加されたことでしょう。
SUV風のコンパクトカーとして販売されている「イグニス」ですが、新グレード「HYBRID MF」はスキッドプレート調デザインの専用フロントバンパーやルーフレールが採用され、”SUV感”がより強調された印象です。
価格は、「HYBRID MG」が約11万円、「HYBRID MX」と「HYBRID MZ」が約2万円上昇しています。
そもそも「イグニス」の人気は!?
「イグニス」の人気状況ですが、月1,000台も売れていない状況で、500台売れない月もあります。
ライバルであるスズキ「クロスビー」は2,000台程度、スズキ「ハスラー」は5,000台程度、ダイハツ「ロッキー」は3,000台程度、トヨタ「ライズ」は9,000台程度売れており、大差で負けています。
月間目標販売台数は1,500台ということですが、今回の改良で果たして人気アップとなるか否か!?
【最新】「イグニス」のおすすめグレードは!?
新グレード「HYBRID MF」が追加されたことにより、最新の「イグニス」のおすすめグレードは何なのか!?
徹底検証してみます。
最廉価グレード「HYBRID MG」は!?
まず、最廉価グレードの「HYBRID MG」(約152万円)をみてみましょう。
最廉価グレード「HYBRID MG」には、以下の装備がありません。
- フルオートエアコン
- キーレスプッシュスタートシステム
- 助手席バニティミラー
- メッキインサイドドアハンドル
- 運転席シートリフター
- 運転席センターアームレスト
- 5:5分割可倒式リヤシート
- 左右独立リヤシートスライド&リクライニング機構
- 後席シートバックスライドレバー
- サブトランク
- LEDサイドターンランプ付ドアミラー
- 16インチアルミホイール(「MG」は15インチフルホイールキャップ)
など
今どきマニュアルエアコンで、運転席シートリフターや「キーレスプッシュスタートシステム」がないというのは社用車的な装備内容といえます。また、後席の使い勝手も悪く、質感もかなり低くなるため、個人的にはおすすめできません。
下位グレード「HYBRID MX」は!?
次に、中間グレードの「HYBRID MX」(約165万円)をみてみましょう。
「HYBRID MX」は「HYBRID MG」にはなかった上記の装備が全て設定されますが、以下の装備がありません。
- LEDヘッドランプ
- LEDフロントフォグランプ
- クルーズコントロールシステム
- 本革巻ステアリングホイール
- 本革巻シフトノブ
- 本革巻パーキングブレーキレバー
- パドルシフト
- メッキドアハンドル
- IRカット機能付フロントガラス
- プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)
など
最廉価グレード「HYBRID MG」よりは装備内容がマシになるものの、ハロゲンヘッドランプ、フロントフォグランプの位置にフタ、ウレタンのステアリングホイールなど、質感的に廉価な印象です。
ただ、質感が全く気にならない方には「イグニス」を安く購入できるグレードであるため、おすすめです。上位グレードの「HYBRID MZ」より約14万円安く購入できます。
上位グレード「HYBRID MZ」と新グレード「HYBRID MF」は!?
次に、上位グレードの「HYBRID MZ」(約179万円)と、新たに設定された最上位グレード「HYBRID MF」(約184万円)をみてみましょう。
「HYBRID MZ」及び「HYBRID MF」は、「HYBRID MX」にはなかった上記の装備が全て設定されます。
「HYBRID MZ」と「HYBRID MF」の装備の違いは、以下のとおりです。
- シルバーステッチ(ステアリングホイール、シフトブーツ、パーキングブレーキレバー)
- 防汚タイプラゲッジフロア(リヤシート背面、スライドラゲッジボード)
- レザー調シート表皮
- スキッドプレート調デザインの専用フロントバンパー
- シルバー塗装を施したリヤバンパー
- ルーフレール
- フェンダーアーチモール
- サイドアンダーモール
- インテリアカラー(ブルーではなくカーキ)
- ガンメタリック塗装の16インチアルミホイール
- ボディカラー(新色「タフカーキパールメタリック」、「ミネラルグレーメタリック」)
何と言っても、SUV感が強調されたデザインのエクステリア、レザー調シート表皮が最大の違いといえるでしょう。
価格差は約5万円と大きな差はないため、SUVテイストなデザインとシート表皮をどう考えるかで、どちらが良いか異なるでしょう。
筆者のおすすめグレードは「HYBRID MF」!
中間グレードの「HYBRID MX」と異なり、上位グレードの「HYBRID MZ」には絶対必用な装備は設定されていると考えるため、お得に購入したいなら「HYBRID MZ」が最もおすすめです。
ただし、SUV風なデザインが好みな方や、質感を重視される方には「HYBRID MF」が最もおすすめです。
個人的には、質感を重視し、価格差が5万円しかないことから「HYBRID MF」が最もおすすめです。
理由は、妥協して(ケチって)1つ下のグレードのクルマを購入して後悔したことがあるからです。
より安く、よりお得にを購入したい方は、”新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
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ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、スズキ「イグニス」のマイナーチェンジ(一部仕様変更)による変更点、おすすめグレードをご紹介しました。
昨今、大人気のコンパクトSUVですが、価格は200万円以上するクルマばかりです。安全性能やラゲッジスペースの広さなど劣る部分はあるものの、よりコンパクトで”安い”「イグニス」は検討してみる価値ありでしょう。
コンパクトSUVを検討している方は、「イグニス」も是非検討してみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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