こんにちは！青空ひつじ(♂)です。
今回は、2022年8月22日に行われたトヨタ「カローラアクシオ」、「カローラフィールダー」のマイナーチェンジ（一部改良）による変更点をまとめてみました。
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「アクシオ」・「フィールダー」マイナーチェンジ2022による変更点
2022年8月22日に行われたトヨタ「カローラアクシオ」、「カローラフィールダー」のマイナーチェンジ（一部改良）による変更点は、以下のとおりです。
- プロジェクター式LEDヘッドランプ（マニュアルレベリング機能付）を標準装備
- 「ナノイーX」を標準装備
※マニュアルエアコンへの「ナノイーX」搭載はトヨタ初 - スマホが置けるパーキングブレーキレバー横トレイ、充電用USB端子（タイプC）を新たに標準装備
- シート表皮を一新
- カローラフィールダーのラゲッジ容量を407Lから413Lに拡大
- 価格は全グレードで20万円程度上昇
今回の改良による最大の変更点は、LEDヘッドランプの標準装備、及びそれらに伴う価格の上昇でしょう。
改良前はハロゲンヘッドランプしか選択できない、“まさに社用車”的な装備内容となっていましたが、今回の改良でLEDヘッドランプが全車標準装備されています。
これにより、夜間の視認性が劇的に向上したといえるでしょう。
一方、気になるのは価格で、何と20万円も上昇しています。
ビジネス用途での購入が主になっている今の「カローラアクシオ」、「カローラフィールダー」購入ユーザーにとっては、痛い改良といえます。
上記の他、トヨタ車で採用が進んでいる「ナノイーX」の標準装備、スマートフォンの充電設備が新たに採用されています。
改良前は「HYBRID EX」のみ「ナノイー」が採用されていましたが、今回の改良でマニュアルエアコンが標準装備のガソリン車にも採用されています。マニュアルエアコンへの「ナノイーX」搭載はトヨタ初となります。
また、公式発表はされていませんが、「カローラフィールダー」のラゲッジ容量を407Lから413Lに拡大されています。
敢えて「カローラアクシオ」・「カローラフィールダー」を買う理由
トヨタ「カローラ」、「カローラツーリング」のフルモデルチェンジ時に、「カローラアクシオ」と「カローラフィールダー」は2グレードに整理、装備も簡素化されたものの、今でも販売され続けています。
生産終了とならない大きな理由の1つとして、ビジネス用途での需要の高さがあります。
「カローラ」、「カローラツーリング」より小さい全幅や小さい最小回転半径により運転しやすく、後部座席とラゲッジスペースが広いため使い勝手に優れ、そして何より自動車税と車両本体価格が安いことが大きな魅力です。
例えば、「カローラツーリング」で最も安いグレードでも車両本体価格が約200万円となっていますが、「カローラフィールダー」なら約176万円から購入可能です。
仮にナビ、バックガイドモニター、ETC、マット程度を設定しても、諸費用や値引き額込みで200万円あれば購入できます。
毎年発生する自動車税も、1.8Lの「カローラツーリング」より年5,500円安い点も大きな魅力でしょう。
搭載されているエンジンやハイブリッドシステムは古いものの、ハイブリッド車なら27.8km/L、ガソリン車でも19.8km/Lと、新型車と比較しても全く負けていない優れた燃費性能となっていることも魅力です。
※いずれもWLTCモードの数値
装備面で見れば、「カローラ」や「カローラツーリング」に搭載されている電動パーキングブレーキやブレーキホールド、先進安全装備やコネクティッドサービスは採用されていません。
プラットフォームやサスペンションが異なるため、乗り心地や静粛性も劣ります。
しかし、「カローラ」や「カローラツーリング」にはない助手席前大型アッパーボックス、リクライニング機能がある後部座席により、利便性や快適性が高くなっています。
おすすめできるユーザーは限定的なものの、「カローラアクシオ」や「カローラフィールダー」には上記のとおり、「カローラ」や「カローラツーリング」にはない魅力があるわけです。
今回の改良で約20万円も価格が上昇してしまったため、より安く「カローラアクシオ」や「カローラフィールダー」を購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
走行距離1,000km未満、修復歴なしの「カローラアクシオ」が135万円で、「カローラフィールダー」なら120万円で買えるクルマもありますよ！
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証（走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証）
ガリバーによると、修復歴車の約4割（39.4％）の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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まとめ
今回は、トヨタ「カローラアクシオ」、「カローラフィールダー」のマイナーチェンジ（一部改良）による変更点をまとめてみました。
今回の改良でLEDヘッドランプやスマートフォンの充電設備が採用されるなど、装備の先進化が図られました。
今回の改良から、トヨタは「カローラアクシオ」と「カローラフィールダー」を“まだまだ売りたい”という意思を感じます。
購入を検討するユーザーは主にビジネスユーザーが主だと思いますが、前述のとおり「カローラ」や「カローラツーリング」にはない魅力がある「カローラアクシオ」と「カローラフィールダー」。
安くて使い勝手の良いCセグメントセダンやワゴンの購入を検討している方は、是非新型「カローラアクシオ」と「カローラフィールダー」を検討してみましょう！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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