こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2019年9月12日に行われた三菱「アウトランダー」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点をまとめてみました。
また、PHEVとガソリン車のどっちが”買い”なのか!?
プラグインハイブリッドEVシステム以外の両車の違いを徹底比較してみました。
「アウトランダー」マイナーチェンジ(一部改良)2019の変更点
2019年9月12日に行われた三菱「アウトランダー」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点は、以下のとおりです。
■走行性能
- 4WD車全車に、車両運動統合制御システム「S-AWC」を標準装備(ガソリン車のみ)
- 「S-AWC」に、従来の「AWC ECO」、「NORMAL」、「SNOW」に加え、新たにラフロードでの走行に適した「GRAVEL」を追加(ガソリン車のみ)
■ナビゲーション、オーディオ
- 「スマートフォン連携ディスプレイオーディオ」からナビ機能や動画再生に対応した「スマートフォン連携ナビゲーション」に変更
- ディスプレイ画面を7インチから8インチに拡大
- 8個のスピーカーシステムを採用した「ミツビシパワーサウンドシステム」を新たにオプション設定
■エクステリア、インテリア
- ボディカラーに「レッドダイヤモンド」を新たに設定
- 運転席に、腰部を支持して運転姿勢を適正化させる「パワーランバーサポート」を採用
- セカンドシートの形状及びクッションを見直し、サポート性を向上
- 「G Limited Edition」を除き、助手席のパワーシートを標準装備(PHEVのみ)
■特別仕様車「BLACK Edition」(ガソリン車のみ)
- ダーククロムのフロントファンネルガーニッシュ、リヤゲートガーニッシュ、ブラック塗装の18インチアルミホイールを新たに採用
- 撥水機能付きのシート生地を新たに採用
- 室内天井に合わせ全てのピラーをブラックで統一
- ステアリングホイール、シフトノブ、シートなどにレッドステッチを追加
- インパネ、ドアトリムにブラックカーボン調のオーナメントパネルを採用
- ボディカラーに、「ブラックマイカ/レッドダイヤモンド」、「ブラックマイカ/ホワイトパール」、「ブラックマイカ/チタニウムグレーメタリック」の2トーンカラーを新たに設定、モノトーンの「ブラックマイカ」と併せ、全4色展開に変更
今回のマイナーチェンジ(一部改良)による最大の変更点は、「スマートフォン連携ディスプレイオーディオ」(7インチ)から「スマートフォン連携ナビゲーション」(8インチ)に変更されたことではないでしょうか。
従来から使用できたAndroid AutoやApple CarPlayはそのままに、VICS交通情報に対応したルート案内や、MP4など各種動画ファイル再生も可能となっています。
今どき7インチとかなりディスプレイサイズが小さいと言わざるを得ない状況でしたので、ディスプレイサイズが大きくなったことも嬉しいですね。
その他、ガソリン車にはラフロードでの走行に適した新たなドライブモード「GRAVEL」が追加されたことも特徴的です。
【三菱 アウトランダー】PHEVとガソリン車の主な違い
「アウトランダー」のPHEVとガソリン車の違いについて、プラグインハイブリッドEVシステムの有無以外で一体何が違うのか!?
以下に、PHEVとガソリン車の主な違いをまとめてみました。
■スペック
- PHEVは2列5人乗り、ガソリン車は3列7人乗り
- 上記により、室内長はガソリン車の方が68cm広い
PHEV:1,900mm、ガソリン車:2,580mm - PHEVの方が車両重量が300kg程度重い
- 実燃費が10km/L程度異なる
PHEV:21.22km/L、ガソリン車(2WD):11.05km/L、ガソリン車(4WD):10.12km/L
※実燃費は使用環境や時季によって異なります。 - ガソリン車のみ2WD車(2.0L NAエンジン)が選択可能
■装備
- ドライブモード
PHEV:「NORMAL」、「LOCK」、「SNOW」、「SPORT」
ガソリン車:「AWC ECO」、「NORMAL」、「SNOW」、「GRAVEL」 - 運転席・助手席パワーシート(PHEVのみ)
- アルミペダル(PHEVのみ)
- パワーメーター(PHEV)/タコメーター(ガソリン車)
- 100V AC電源[1500W](PHEVのみ)
- 三菱リモートコントロール(PHEVのみ)
- BILSTEIN社製ショックアブソーバー(PHEV「S Edition」のみ)
上記の他にも細かな違いはありますが、主な違いをまとめてみました。
最大の違いは、車内のシート数、燃費性能、バッテリーの電気が使える、といった点ではないでしょうか。
燃費性能はかなりの差がありますが、車両本体価格差が100万円程度ありますので、安くしたいなら間違いなくガソリン車の方がお得です。
”走り”については、2.0Lガソリンの0-100km/h加速が10.5秒程度、2.4Lガソリンの0-100km/h加速が9.8秒程度、2.4LPHEVの0-100km/h加速が9.9秒程度、となっていますので大きな違いはありません。
※0-100km/h加速は走行環境や計測方法により異なります。あくまで参考値です。
そのため、3列目を使用する可能性がある、少しでも安くしたい、ということであればガソリン車がおすすめです。
逆に、PHEVの魅力はバッテリーの電気が使える点にあるかと思いますので、アウトドアなどで電化製品を使用する用途がある場合や、非常用電源として使用したい場合はPHEVの方が良いでしょう。
個人的には、「アウトランダー」の最大の魅力は優れた悪路走破性だと考えていますので、比較的安いガソリン車の方がおすすめです。
2012年に発売されてから2019年で約7年が経過し、モデル末期となっていますので、よりお得に購入したい方は中古車も検討してみましょう。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
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- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、三菱「アウトランダー」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点、PHEVとガソリン車のどっちが”買い”なのかを徹底検証してみました。
「アウトランダー」は、悪路走破性に優れた世界的に人気の高いSUVです。
ただ、ライバルであるトヨタ「RAV4」、日産「エクストレイル」、スバル「フォレスター」、マツダ「CX-5」などと先進安全装備を比較すると、前後の自動ブレーキ性能や自動運転技術で大きく劣っている点は気になります。また、加速性能でも劣ります。
上記の点が改善されれば、もっと売れそうなのに・・・と個人的には思ってしまいます。
2020年頃にフルモデルチェンジが行われると予想されていますので、次期「アウトランダー」に期待大です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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