こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2025年7月1日に行われた新型トヨタ「プリウス」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点や違い、特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」について、「カローラツーリング」オーナーの筆者がまとめてみました。
果たして、今回の改良でどれほど変わったのか!?
新型「プリウス」一部改良2025による変更点
2025年7月1日に行われた新型トヨタ「プリウス」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点は、以下のとおりです。
- 特別仕様車「G“Night Shade”」(プラグインハイブリッド車)の発売
- 従来メーカーオプション設定だった以下の装備の標準化
・ETC2.0を「X」を除く全グレードに標準装備
・デジタルインナーミラー、ドライブレコーダー(前後)、ディスプレイオーディオPlus(12.3インチディスプレイ)を「Z」グレードに標準装備
上記のとおり、今回の一部改良による変更内容は非常に限定的で、最大の変更点は特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」の発売でしょう。
特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」の詳細は、後述しています。
その他、最上位グレードにディスプレイオーディオPlus(12.3インチディスプレイ)が標準装備されており、これは「カローラ」など他の車種も一部改良にて標準装備されており、同様の流れとなっています。
特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」はお得なのか!?
今回の改良で追加された特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」は、お得なのか検証してみましょう。
特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」の特別装備
まず、特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」に、どのような特別装備が設定されているのかみていきましょう。
特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」限定の装備として、アルミホイールはハイブリッド車に採用されている19インチアルミホイールをブラック塗装にしたものが装備されています。
また、アウトサイドドアハンドルは艶ありブラック塗装となります。
その他、車両前後のトヨタマーク、車名エンブレム、PHEVエンブレムがブラック塗装となり、シートストライプがカッパーからブラックに変更されます。
さらに、上位グレード「Z」に採用されているフロントロアグリル (艶ありブラック)、リヤバンパーロア (艶ありブラック)、センターピラーガーニッシュ(艶ありブラック)、ホイールアーチモールディング(艶ありブラック)が装備されます。
これらは上位グレード「Z」と同じ装備内容です。
つまり特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」は、一部「G“Night Shade”(ナイトシェード)」限定の装備はあるものの、外装(エクステリア)が上位グレード「Z」と同じになる、といえるでしょう。
価格はベースグレードの「G」の約385万円に対して10万円高い約395万円で、「Z」の約461万円に対して約66万円も安くなっています。
特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」と「Z」を比較
では、「Z」にあって「G“Night Shade”(ナイトシェード)」にない装備をみていきましょう。
- ダッシュサイレンサー(室内)
- パワーバックドア
- オートヘッドランプレベリング
- LEDアクセサリーランプ
- 撥水機能付フロントドアクォーターガラス
- フロントドアガラス(スーパーUVカット&IRカット機能、遮音性ガラス)
- 雨滴感応式フロントオートワイパー
- デジタルインナーミラー
- 【安全装備】緊急時操舵支援、フロントクロストラフィックアラート、レーンチェンジアシスト
- 【安全装備】アダプティブハイビームシステム
- 【安全装備】アドバンスト パーク
- ステアリングヒーター
- 合成皮革シート
- 運転席パワーシート、シートポジションメモリー、オートスライドアウェイ、電動ランバーサポート
- ナノイーX
- ワイヤレス充電器
- ディスプレイオーディオPlus(12.3インチディスプレイ)
価格差が大きいこともあり、装備差もかなりありました。
また、上記はメーカーオプションの「パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)」を抜いています。
それを設定した場合の「G“Night Shade”(ナイトシェード)」と「Z」の価格差は、約60万円となります。
上記装備差の中でも、個人的に“あるといいなと思う装備”をマーカーしています。
中でもパワーバックドアは需要の高い装備といえます。
パワーバックドアの有無で利便性が大きく異なります。
また、ディスプレイオーディオPlusも大きな違いだと考えます。
車載ナビがあることによる安心感と購入後6年目の価格的メリットもさることながら、8インチディスプレイという軽自動車以下のディスプレイサイズを12.3インチに変更できるメリットは大きいと考えます。
その他、自動で衝突回避操作をしてくれる「緊急時操舵支援」、前方死角から来る車両を検知してお知らせしてくれる「フロントクロストラフィックアラート」があると安全性が高まることは間違いありません。
室内の静粛性を高める装備も捨てがたいといえます。
“あるといいなと思う装備”が特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」に設定できないことがわかりました。
とはいえ、約60万円の価値があるか否かは判断が分かれるところでしょう。
個人的には、PHEVは普段使いを全てEV走行できるコストメリットが最大の魅力だと考えます。
そのため、見た目(外装)を最上位グレードと同じにできて、HEVの「Z」と同じ価格で購入できることを踏まえると、特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」は非常にお得なグレードではないかと考えます。
特に、価格を抑えつつPHEVを購入したかったユーザーには非常におすすめだと考えます。
新型トヨタ プリウスの見積もり額・値引き額
最後に、新型トヨタ「プリウス」の見積り額をみていきましょう。
■2.0Lプラグインハイブリッド
- Z:約462万円
- G:約390万円
■2.0Lハイブリッド
- Z(2WD):約388万円
- G(2WD):約330万円
■1.8Lハイブリッド
- X(2WD):約300万円
上記は、オプションにパノラミックビューモニター(Gのみ)、8インチディスプレイオーディオ(Xのみ)、スライドタイプのアームレスト、マットを設定した場合の価格です。
オプション総額は「Z」で約4万円、「G」で約10万円、「X」で約27万円となっています。
気になる値引き額は15万円でした。
値引き額は非常に控えめしたが、時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。
また、メンテパックを別途設定していますが、メンテパックは点検代を“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
「X」を除き、他車と比較するとオプション総額が非常に安くなっており、この点は新型「プリウス」のメリットといえます。
逆にいえば、中間グレードの「G」以下に、フロントクロストラフィックアラートやアドバンスト パークなどの安全装備、合成皮革シート、パワーバックドア、パワーシート、12.3インチディスプレイオーディオ、などのオプションを設定できないデメリットがあるともいえます。

では、新型「プリウス」の価格を他車と比較してみましょう。
同トヨタのCセグメントクラス「カローラツーリング」の最上位グレード「HYBRID W×B」の価格は値引き額込みで約300万円、1つ下のBセグメントクラス「アクア」の最上位グレード「Z」の価格は値引き額込みで約280万円となっています。
値引き額の違いはありますが、「カローラツーリング」は新型「プリウス」のエントリーグレード「X」と同程度の価格となっています。
当然、1つ下のモデルである「アクア」は新型「プリウス」よりも大幅に安く、エントリーグレード「X」よりも15万円程度安い価格となっています。維持費も含めて考えれば価格差はより拡大するでしょう。
とはいえ、新型「プリウス」は「カローラ」や「アクア」よりもスポーティで、先進装備や快適装備も豊富に設定されているため、装備差を考慮すれば決して高くないと考えます。
同じ1.8Lモデルなら「カローラ」との価格差も限定的で、値引き額を上記以上に引き出せれば「カローラ」より安く購入することも可能でしょう。
いずれにしても、全込み300万円以上、プラグインハイブリッド車であれば400万円を超える価格となりますので、決して安いクルマではありません。
新型「プリウス」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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まとめ
今回は、新型トヨタ「プリウス」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点や違い、特別仕様車「G“Night Shade”(ナイトシェード)」についてまとめてみました。
新型「プリウス」は、非常に先進的なエクステリア・インテリアデザインが特徴で、優れた燃費性能だけでなく、加速性能や安全性能もトップクラスという総合力の高いクルマとなっています。
フルモデルチェンジ前までは、後部座席やラゲッジスペースの広さ程度しか同Cセグメントの「カローラ」に勝る魅力がありませんでしたが、新型「プリウス」は燃費性能・加速性能・安全性能・快適性と、多くの項目で「カローラ」を上回る上位モデルに生まれ変わっています。
一方、全高が最大で5cm低くなったことで室内高は6.5cmも低くなり、ラゲッジスペースも大幅に狭くなるなど、居住性の面ではフルモデルチェンジ前より改悪された形になっています。
その他、1.8LモデルはKINTOグレードを除くと社用車向けグレードしか選択できないという点も、安い価格で新型「プリウス」を購入したいユーザー的には気になるところです。
上記のとおり、気になる点が全くないわけではありませんが、「カローラ」にはない魅力が満載の新型「プリウス」は非常におすすめのCセグメントだと考えます。
Cセグメントクラスのクルマの購入を検討している方は、新型「プリウス」を是非検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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