こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2024年1月17日に一部改良が行われたトヨタ「ヤリスクロス」と、トヨタ「ヤリス」の違いを徹底比較してみました。
ボディタイプはSUVとハッチバックで異なるものの、同じ「ヤリス」の名を冠したBセグメントのコンパクトカーで、2023年普通車人気TOP10に入る両車。
そんな「ヤリスクロス」と「ヤリス」のどっちを買った方が後悔しないのか!?
燃費性能・加速性能・安全性能・運転のしやすさ・エクステリア・インテリア・車内の広さ・価格など、徹底検証いたします。
※掲載している「ヤリスクロス」の写真は「HYBRID Z」(ブラックマイカ)及び「HYBRID G」(ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ)、「ヤリス」の写真は「Z」(ホワイトパールクリスタルシャイン)及び「HYBRID Z」(シアンメタリック)です。
ボディサイズ・運転のしやすさ・エクステリアの比較
ボディサイズ・運転のしやすさ
ボディサイズについて、比較していきます。
・ヤリスクロス
全長(mm):4,180~4,200
全幅(mm):1,765
全高(mm):1,580~1,590
ホイールベース(mm):2,560
車両重量(kg):1,110~1,270
最小回転半径(m):5.3
最低地上高(mm):170
・ヤリス
全長(mm):3,950
全幅(mm):1,695
全高(mm):1,495(4WDは1,515)
ホイールベース(mm):2,550
車両重量(kg):940~1,180
最小回転半径(m):4.8(HYBRID Z・Z・4WD車は5.1)
最低地上高(mm):145(1.0ガソリン車は140、1.5Lガソリン4WD車は130、1.8Lハイブリッド4WD車は160)
■3ナンバーの「ヤリスクロス」、5ナンバーの「ヤリス」、ボディサイズは似ているようで全然違う!
同じ「ヤリス」の名を冠したBセグメントのコンパクトカーですが、ボディサイズは結構異なっています。
全長は「ヤリスクロス」の方が23cm以上長く、全幅は「ヤリスクロス」の方が7cm大きく、全高は「ヤリスクロス」の方が最大で9.5cm高くなっています。
車両重量は「ヤリスクロス」の方が約100kg重くなっており、最低地上高はSUVに属する「ヤリスクロス」の方が最大で4cmも高くなっています。
5ナンバーの「ヤリス」に対して、「ヤリスクロス」は3ナンバーサイズとなっており、見た目も「ヤリスクロス」の方が1回り大きい印象を受けます。
コンパクトカーだと小さく廉価な印象を受ける方もいますが、そういった方には運転しやすいボディサイズでありながら、“そこまで小さくない”「ヤリスクロス」の方が良いでしょう。
運転のしやすさは両車優れており、視界も良好です。「ヤリスクロス」の方がボディサイズは大きいものの、最低地上高が高いためアイポイントが高く、「ヤリス」とのボディサイズ差をほとんど感じません。
両車ともに軽自動車にしか乗ったことがない方でも問題なく運転できるでしょう。
“SUVが欲しいけどトヨタ「カローラクロス」だと大きすぎて運転しにくい”と感じていた方にも「ヤリスクロス」はおすすめです。
最小回転半径は最上位グレードや4WD車を除き4.8mとなっている「ヤリス」に対して、「ヤリスクロス」は5.3mとなっていますので、50cmも異なります。
そのため、小回りでは「ヤリス」の方が優れているといえます。
何れにしても、「ヤリスクロス」も「ヤリス」も非常に運転しやすいため、運転が苦手な方に最適なクルマといえるでしょう。
エクステリア
■ヤリスクロス:「HYBRID G」(ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ)
「ヤリスクロス」は中間グレードから装備が充実
「ヤリスクロス」のエクステリアデザインは、車名に「ヤリス」と付いていますが「ヤリス」とはフロントデザインが結構異なります。
フロントグリルが大きい「ヤリス」に対して、「ヤリスクロス」のフロントグリルは小さく、ヘッドランプもよりシャープになっています。
また、「ヤリスクロス」はフロントフォグランプとは別に設定されている縦長のデイタイムランニングランプ(ターンランプ)や、ドア下モールディングの車名プレートが全車標準装備されている点も特徴的です。
リヤデザインは、リヤコンビネーションランプの形状など、比較的「ヤリス」と似たデザインになっています。
エクステリアの質感は、ピラーの艶有り塗装やドアベルトモールディングのメッキ加飾などはないため、特別質感高い印象はなく、クラス標準的といった印象です。
「ヤリス」と比較すると、艶有り塗装部分が若干少なくなっていますが、大きな質感差があるわけではありません。
上位グレード「Z」と中間グレード「G」の質感差(装備差)は、「Z」のみに設定されている切削光輝のアルミホイール、ピアノブラックのアッパーグリル程度しかなく、それほど大きな違いはありません。
アッパーグリルの違いはよく見ないと分からないレベルなので、エクステリアの最大の違いはアルミホイールといえそうです。
アルミホイールのデザインは当然「Z」の方がカッコよくなっていますが、2インチもタイヤサイズが大きくなるためタイヤ代が4本で12,000円前後異なりますし、燃費性能にも影響してくるため、一長一短あると思います。
両グレードともにフォグランプはオプションとなっていますが、“フタ”がされている箇所がそれほど目立っていないこと、LEDヘッドランプが非常に明るいことを考慮すると、5万円前後のフォグランプをわざわざ設定する必要はないかと個人的には考えます。
中間グレード「G」で気になる点は、LEDヘッドランプ(約7万円)がオプション設定となっている点で、今どきハロゲンヘッドランプというのは軽自動車より劣る装備内容といえるでしょう。
そのため、LEDヘッドランプのオプション装備は必須だと考えます。
とはいえ、アルミホイールが全グレードでオプション設定となっている「ヤリス」よりは大分マシといえます。
「ヤリス」よりも上位グレードと中間グレードの質感差が少なくなっていることも好印象です。
「ヤリスクロス」は、2022年7月19日の一部改良にて新たに「Z”Adventure”」が追加されました。
「Z”Adventure”」は、「Z」にはないシルバー塗装の前後バンパー、ルーフレールが設定されることにより、“よりSUVらしい”力強いデザインとなっています。
■ヤリス:「HYBRID Z」(シアンメタリック)
※2024年1月17日改良前
■ヤリス:「HYBRID Z」(コーラルクリスタルシャイン)
※2024年1月17日改良後
「ヤリス」は最上位グレードと中間グレード以下で質感差が激しい
「ヤリス」のエクステリアは、「ヤリスクロス」と異なり、非常にスポーティなフロントデザインとなっています。
リアはコンビネーションランプが特徴的な水平基調のデザインとなっているため、「ヤリス」だと一目で分かるデザインになっています。
2024年1月17日の改良でフロントラジエーターグリルのデザインが上の写真のとおり変更されています。
横基調だった改良前のフロントグリルに対して、改良後はドットパターンのようなデザインとなっています。
最上位グレード「Z」であれば、光沢感もあって、より印象的なフロントグリルとなっています。
ただ、この手のフロントグリルは“カッコいいけど洗うのが(拭き上げが)大変”という印象が強いです。
いずれにしても、一目で改良後の「ヤリス」だと分かるデザインとなっており、同日に改良された「ヤリスクロス」のフロントグリルとは対象的です(ヤリスクロスのフロントグリルは改良前後で違いがほぼ分かりません)。
また、同日の改良で上の写真にもある「ヤリス」のイメージカラーでもあったボディカラー「シアンメタリック」が廃止されています。
質感は、フロントグリル(ロアアンダーグリルを除く)、リヤグリルやリヤルーフが艶有りブラック塗装となっており、ドアベルトモールディングにサテンクロムメッキ加飾が施されているなど、比較的質感高い印象です。
また、ドアを閉めた際の音は、従来(ヴィッツ)の軽い安っぽい感じではなく、比較的重めで上質な印象です。
さらに、ディーラーオプションのLEDフォグランプを設定するとフォグランプ周辺が艶有りブラック塗装となり、より質感が向上します。
フォグランプなしだと塗装なしのフタが装着されている状態で、質感が高いとは言えません。質感を向上させたい方はLEDフォグランプを設定するのがおすすめです。
※上の写真はフォグランプ装着車
ただ気になるのは、中間グレード以下の質感です。
上記は全て最上位グレードのみの設定で、中間グレード以下になると質感や装備内容は大きく減少します。
特に、今どきハロゲンヘッドランプというのは軽自動車より劣る装備内容といえるでしょう。
仮にLEDヘッドランプ(約8万円)を設定すると、最上位グレードとの価格差は10万円程度になりますので、エクステリアだけみても最上位グレードが最もおすすめであると個人的には考えます。
また、アルミホイールが全グレードでオプション設定となっている点も気になります。
「ヤリスクロス」と「ヤリス」に大きな質感差はなし!
上記から、最上位グレードであれば「ヤリス」の方が僅かに質感高い印象がありますが、中間グレード以下であれば「ヤリスクロス」の方が質感高い印象があります。
何れにしても、「ヤリスクロス」と「ヤリス」に大きな質感差はありません。
SUV的なデザインが好みな方は「ヤリスクロス」、スポーティなスタイリングが好みな方は「ヤリス」がおすすめです。
インテリア・居住性・ラゲッジスペースの比較
インテリア
■ヤリスクロス:「HYBRID Z」(合成皮革+ツィード調ファブリック[ダークブラウン])
※2024年1月17日改良前
■ヤリスクロス:「HYBRID Z”Adventure”」(合成皮革[サドルタン])
※2024年1月17日改良後
「ヤリスクロス」最大の魅力は電動パーキングブレーキとブレーキホールド!
「ヤリスクロス」のインテリアデザインは、エクステリアと異なり「ヤリス」とほとんど同じです。
ただ、メーターは2024年1月17日の改良で全グレード7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイに統一されたため、下位グレードで4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用している「ヤリス」とは異なります。
「ヤリスクロス」と「ヤリス」のインテリア装備差は、電動パーキングブレーキとブレーキホールド、倒すとリヤセンターアームレストになる4:2:4分割可倒式リヤシート、などが主な違いです。
特に電動パーキングブレーキとブレーキホールドが搭載されている点が「ヤリス」との最大の違いといえるでしょう。
筆者はトヨタ「カローラツーリング」オーナーですが、電動パーキングブレーキとブレーキホールドは非常に便利で、パーキングブレーキの操作が一切不要になるためパーキングブレーキのかけ忘れや解除し忘れがなくなります。
また、赤信号などでの停止時にブレーキペダルを踏み続ける必要がないため非常に楽で、安全装備「レーダークルーズコントロール」も停止保持が可能となっています。
上記の点だけでも「ヤリス」ではなく「ヤリスクロス」を選ぶメリットがあるといえます。
インテリアの質感は「ヤリス」とほぼ同じで、従来のコンパクトカーと比較すると質感高くなっていますが、ホンダ「ヴェゼル」やトヨタ「C-HR」と比較すると、かなり劣ります。
2024年1月17日の改良でコンソールボックス付フロントソフトアームレストが採用されていますが、上の写真のとおり「プリウス」や「カローラ」などCセグメントクラス以上のクルマに採用されている“ちゃんとした”センターアームレストとは異なり、収納スペースも限定的です。
そのため、しっかりたセンターコンソールボックスが全車標準装備されている「ライズ」と比較しても、この点では劣るといえるでしょう。
とはいえ、オプションで設定可能な軽自動車的なアームレストよりは全然マシです。
依然として軽自動車的なアームレストをオプション設定することしかできない「ヤリス」との大きな違いの1つとなっています。
上位グレード「Z」と中間グレード「G」の質感差(装備差)は、シート表皮、パワーシート、シートヒーター程度で、「ヤリス」と比較するとそれほど多くはありません。
「Z」グレードは内装色によって見え方が異なりますが、「Z」と「G」に大きな質感差はありません。
「ヤリス」の場合、中間グレード以下だと“ヘッドレスト一体型のシート”となっており、今どき軽自動車でもスズキ「アルト」やダイハツ「ミライース」程度しかない非常に廉価な装備で、大きな欠点となっていました。
その点、「ヤリスクロス」はエントリーグレードを除きヘッドレストセパレート型のシートとなっているなど、「ヤリス」よりも上位グレードと中間グレードの差が少なくなっています。
■ヤリス:「HYBRID Z」(合成皮革+ツィード調ファブリック[クレアトープ])
※2024年1月17日改良前
■ヤリス:「HYBRID Z」(合成皮革+ツィード調ファブリック[ブラック])
※2024年1月17日改良後
「ヤリス」の質感は「ヴィッツ」より大幅向上も、中間グレード以下で急激に落ちる
「ヤリス」のインテリアは、最上位グレードであれば本革巻きステアリングホイール、本革巻きシフトノブ、インパネにソフトパッドが設定され、シート表皮が合成皮革+ツィード調ファブリックとなるため、「ヴィッツ」から質感はかなり向上しています。
※革巻きステアリングホイール、革巻きシフトノブは他グレードでもオプション設定可能
特に、シート表皮が合成皮革になることで質感が大きく向上する印象があり、ファブリックと比較すると差は歴然です。
2024年1月17日の改良前は、インテリアカラーがクレアトープとなっていましたが、改良後はブラックとなっています。
上記のとおり、「ヴィッツ」から質感は向上しているものの、まだまだ樹脂製の部分が多く、特にセンターコンソール付近の質感の低さが気になります。
ライバルである日産「ノート」やホンダ「フィット」、同トヨタの「アクア」は質感が大きく向上しており、インテリアの質感差は大きくなったといえるでしょう。
いずれのクルマもアームレスト付きセンターコンソールボックスが標準装備、またはオプション設定することが可能です。
前述のとおり、「ヤリス」も軽自動車的なアームレストであればオプション設定可能です。
中間グレード以下では質感の低さがより強調され、特に“ヘッドレスト一体型のシート”となっている点が大きな欠点だといえます。
シートは最上位グレードと同じヘッドレストセパレート型に変更可能ですが、約5.6万円のコンフォートシートセットを設定する必要があります。
LEDヘッドランプ(約8万円)と合算すれば最上位グレードとの価格差は5万円程度になりますので、やはり最上位グレードが最もおすすめであると個人的には考えます。
質感差はほとんど無いものの、装備内容的に「ヤリスクロス」の圧勝!
上記のとおり、「ヤリスクロス」には電動パーキングブレーキとブレーキホールドが搭載されている点、そして中間グレードから装備が充実している点で、「ヤリスクロス」の方が優れているといえます。
インテリアは一見同じ様に見える「ヤリスクロス」と「ヤリス」ですが、装備差が大きくなっています。
居住性・ラゲッジスペース
■ヤリスクロス:「HYBRID G」
■ヤリス:「HYBRID Z」(合成皮革+ツィード調ファブリック[クレアトープ])
ここからは、室内の広さを比較してみましょう。
室内長の比較
- 「ヤリスクロス」:1,845mm
- 「ヤリス」:1,845mm
室内長に差はありません。
室内幅の比較
- 「ヤリスクロス」:1,430mm
- 「ヤリス」:1,430mm
室内幅に差はありません。
室内高の比較
- 「ヤリスクロス」:1,205mm
- 「ヤリス」:1,190mm
室内高は「ヤリスクロス」の方が+1.5cm高くなっています。
ラゲッジスペースの比較
- 「ヤリスクロス」:390ℓ
- 「ヤリス」:270ℓ
ラゲッジスペースは「ヤリスクロス」の方が+120ℓ広くなっています
車内の広さ比較 まとめ
室内の広さは上記の数値のとおり、「ヤリスクロス」の方が僅かに広くなっています。
試乗した印象は、「ヤリス」よりも室内高が1.5cm高くなっているため広く感じましたが、「ヴェゼル」や「ライズ」などライバルSUVと比較すると狭めです。
ただ、運転席や助手席に座る方が大柄でなければ(170cm程度の方であれば)後部座席の広さに問題はないですし、「C-HR」よりは広くなっています。これは「ヤリス」も同様です。
ラゲッジスペースは「ヤリスクロス」の方が圧倒的に広くなっており、ラゲッジスペースの広さがクラストップクラスの「ライズ」(369ℓ)よりも広くなっています。
アジャスタブルデッキボードを使用すれば後席を倒した際にフラットにすることが可能な点は同じですが、「ヤリス」だと中間グレードだとアジャスタブルデッキボードがオプション設定となっているのに対し、「ヤリスクロス」は中間グレードから標準装備となっています。
快適装備の比較
※ヤリスクロス:「HYBRID G」2024年1月17日改良前
快適装備を比較してみましょう。
「ヤリスクロス」には、「ヤリス」には無い以下の装備が搭載されています。
- 電動パーキングブレーキ
- ブレーキホールド
- 4:2:4分割可倒式リヤシート(リヤセンターアームレスト付[ボトルホルダー2個付])
- 運転席6ウェイパワーシート
- ハンズフリーパワーバックドア
「ヤリス」には、「ヤリスクロス」には無い以下の装備が搭載されています。
- 助手席ターンチルトシート
上記のとおり、基本的には「ヤリスクロス」の方が快適装備が多くなっていますが、一部「ヤリス」にしか採用されていない装備があることも分かります。
ただ、電動パーキングブレーキとブレーキホールド、ハンズフリーパワーバックドアが採用されている点で「ヤリスクロス」の方が圧倒的に利便性が高くなっています。
ハンズフリーパワーバックドアはトヨタのコンパクトSUVでは初採用で、その点では「ライズ」や「C-HR」よりも便利といえます。
また、従来車よりも約2倍のスピードで開閉する最新仕様となっています。
従来あったコネクティッドサービスの差は2024年1月の改良でなくなっています。
また、常時最新の地図状態を維持できるコネクティッドナビ、エアコンの温度調整や窓の開閉が音声操作で可能なエージェント、月1,100円で無制限使い放題の車内Wi-Fi、スマホやスマートキーによりドライバー毎のメーター表示やディスプレイ表示などの設定を復元できるマイセッティングなど、最新のコネクティッドサービスが使用できるメリットもあります。
燃費性能の比較
※ヤリス:「Z」(ホワイトパールクリスタルシャイン)
燃費性能は、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・ヤリスクロス
・1.5Lガソリン ※2WD、CVT
→19.8km/L(WLTCモード)
→13.92km/L(e燃費より)
・1.5Lハイブリッド ※2WD
→30.8km/L(WLTCモード)
→25.12km/L(e燃費より)
・ヤリス
・1.0Lガソリン
→20.2km/L(WLTCモード)
→15.22km/L(e燃費より)
・1.5Lガソリン ※2WD、CVT
→21.3km/L(WLTCモード)
→17.01km/L(e燃費より)
・1.5Lハイブリッド ※2WD
→36.0km/L(WLTCモード)
→31.30km/L(e燃費より)
上記のとおり、燃費性能は「ヤリス」の方が圧倒的に優秀です。
とはいえ、「ヤリスクロス」もSUVトップクラスの燃費性能なのはもちろん、全車種でみても「ヤリス」、「アクア」、「プリウス」に次ぐ4番目に優秀な燃費性能となっています。
※PHV・PHEVを除く
「ヤリス」は実燃費30.0km/Lを超える驚異の未来的燃費性能となっていますが、「ヤリスクロス」も実燃費25.0km/Lを超える素晴らしい燃費性能となっています。
上記のとおり、ハイブリッド車の燃費性能は非常に優秀ですが、同様にガソリン車の燃費性能も優秀です。
しかも、ガソリン車の場合は「ヤリスクロス」と「ヤリス」の燃費性能差は1.0km/L程度しかありません。
「ヤリスクロス」の方が車両重量が100kg程度重くなっているにも関わらず、素晴らしい燃費性能です。
ちなみに、燃費性能が5km/L異なれば、年間走行距離が8,000km程度で年1万円程度安くなります。
※燃料代140円で計算した場合
そのため、維持費を少しでも安くしたいなら「ヤリス」のハイブリッド車がおすすめです。
加速性能・走行性能・乗り心地の比較
加速性能の比較
※ヤリスクロス:「HYBRID Z」(ブラックマイカ)
エンジン性能について、比較していきます。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・ヤリスクロス
・1.5Lガソリン
→最高出力 88kW〈120PS〉/6,600rpm
→最大トルク 145N・m〈14.8kgf・m〉/4,800~5,200rpm
・1.5Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 67kW〈91PS〉/5,500rpm
→最大トルク 120N・m〈12.2kgf・m〉/3,800~4,800rpm
モーター
→最高出力 59kW〈80PS〉
→最大トルク 141N・m〈14.4kgf・m〉
→システム最高出力 85kW〈116PS〉
・ヤリス
・1.0Lガソリン
→最高出力 51kW〈69PS〉/6,000rpm
→最大トルク 92N・m〈9.4kgf・m〉/4,400rpm
・1.5Lガソリン
→最高出力 88kW〈120PS〉/6,600rpm
→最大トルク 145N・m〈14.8kgf・m〉/4,800~5,200rpm
・1.5Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 67kW〈91PS〉/5,500rpm
→最大トルク 120N・m〈12.2kgf・m〉/3,800~4,800rpm
モーター
→最高出力 59kW〈80PS〉
→最大トルク 141N・m〈14.4kgf・m〉
→システム最高出力 85kW〈116PS〉
「エンジン性能」を比較すると、同じエンジン、同じハイブリッドシステムを搭載しているため、スペック的には違いはありません。
あくまで参考値ですが、0-100km/h加速は何れも9秒~10秒前後で、差はほとんどありません。
試乗で感じた印象は以下のとおりです。
1.5Lハイブリッド車は、1.5Lダイナミックフォースエンジンと新世代1.5Lハイブリッドシステムが採用されており、ハイブリッド車のシステム最高出力は「ヴィッツ」など旧世代1.5Lハイブリッドシステムの73kW(100PS)から85kW(116PS)に上昇しています。
1.5Lガソリン車は、「RAV4」などにも設定されている発進用ギヤ付きのDirect Shift-CVTが設定されたため、発進時のもっさり感などはなくスムーズに加速してくれます。
1,100kg前後の車両重量には十分なパワーで、街中でパワー不足を感じることはないでしょう。
1.5Lハイブリッド車と1.5Lガソリン車を比較すると、発進時の加速性能はハイブリッド車の方が滑らかな印象があります。モーターのアシストにより加速性能が向上しているものかと思います。
ただ、その後の加速感は1.5Lガソリン車の方がガソリン車特有の面白さがある様に感じましたが、それほど大きな差は感じにくく、燃費性能の圧倒的な違いに勝るほどの差はない様に感じました。
静粛性なども考慮すれば、ハイブリッド車の方が総合的に優れているといえるでしょう。
「ヤリスクロス」は、「ヤリス」よりも100kg程度車両重量が増加していますが、その差はほとんど感じられず、走りは軽快です。
走行性能の比較
「ヤリスクロス」と「ヤリス」の最大の違いとなるのが、この走行性能でしょう。
「ヤリスクロス」のガソリン車には、「RAV4」にも採用されている4WDシステム「ダイナミックトルクコントロール4WD」や「マルチテレインセレクト」などが採用されており、「RAV4」並の悪路走破性を誇ります。
「ヤリスクロス」のハイブリッド車には、「RAV4」と同じ「TRAILモード」や「SNOWモード」が採用されており、まさにコンパクト「RAV4」といった感じです。
上記のとおり、悪路走破性は「ヤリスクロス」の方が圧倒的に優れており、コンパクトSUVによくある“なんちゃってSUV”ではありません。
乗り心地の比較
「ヤリス」の乗り心地や静粛性は、「ヴィッツ」とは比べ物のならないほど良くなっています。
凹凸をキレイにいなして、コンパクトカー(Bセグメントクラスのクルマ)とは思えない乗り心地となっています。
感覚的には一昔前のCセグメントクラスのクルマの乗り心地といった印象で、従来のコンパクトカーと比較すると圧勝であるといえます。
シートの座り心地も良く、通常のファブリックシートより合成皮革+ツィード調ファブリックシートの方が快適な印象です。
「ヤリスクロス」も同様に優秀で、違いはほとんどありません。
ただ、「C-HR」や「カローラ」などはさらに優れているため、乗り心地や静粛性にこだわる方は1クラス上のクルマの方がおすすめです。
安全性能の比較
※ヤリスクロス:「HYBRID G」2024年1月17日改良前
安全装備の違いは、「ヤリスクロス」には先行者や対向車を部分的に遮光する先進ライト「アダプティブハイビームシステム」がある点のみです。
それ以外の装備は全く同じです。
そして、両車とも2024年時点でトップクラスの安全性能となっています。
具体的に、以下の点で優れています。
- 自動ブレーキが交差点右左折時の隣接2レーンまで対向車、歩行者、自転車も検知可能(プリクラッシュセーフティ)※多くのクルマはハンドル操作中は自動ブレーキが作動しない(しない可能性がある)
- 自動ブレーキが交差点の出合い頭時にも作動する(プリクラッシュセーフティ)
- 自動ブレーキに「緊急時操舵支援機能」が搭載されている(プリクラッシュセーフティ)
- 歩行車や自転車が横断する場合や、側道に歩行者や自転車、駐車車両がいる場合、ステアリング操作やブレーキ操作支援による衝突を事前に抑制(プロアクティブドライビングアシスト)
- 後側方から接近する車両を検知し、自動ブレーキが作動(パーキングサポートブレーキ[後方接近車両])
- 車両前側方に対しても衝突の危険性がある際は自動ブレーキが作動し、後退時に歩行者と接触する危険性が高い場合にも自動ブレーキが作動(パーキングサポートブレーキ[周囲静止物、後方歩行者])
- クルーズコントロールが作動中の全車速域で車線中央維持支援が可能、さらにステアリングの切り始めを検知し、速度を抑制(レーントレーシングアシスト)
- レーントレーシングアシスト作動中にドライバーの無操作状態が続くとハザードランプやストップランプの点灯、ホーンを鳴らし、自車線内で停止、ドア解錠を行い、緊急車両の手配まで行う(ドライバー異常時対応システム)
- 車両周辺をサイドクリアランスビュー、コーナリングビューなどクルマを透かしたような映像を表示でき、自動表示する地点の登録、音声操作に対応(パノラミックビューモニター[床下透過表示機能付])
- 後方から接近する車両や自転車を検知して、降車乗員と衝突する危険性がある場合、ドアミラーインジケーターの点滅、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われる(安心降車アシスト)
- 信号が青に変わるとブザー音やディスプレイ表示でお知らせする(発進遅れ告知機能)
- 赤信号を見落とし交差点に進入した場合、ディスプレイの点滅やブザー音で警告(ロードサインアシスト)
- アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動操作する自動駐車機能(アドバンストパーク)
「ヤリス」と「ヤリスクロス」の自動ブレーキは、交差点右左折時の隣接2レーンまで歩行者・自転車・対向車に対しても作動するようになっており、交差点の出合い頭時にも作動します。
交差点右左折時では自動ブレーキが作動しない(しない可能性がある)多くのクルマよりも圧倒的に優れています
さらに、“衝突する可能性があるかもしれない”という状況を予測してステアリング操作やブレーキ操作を支援する「プロアクティブドライビングアシスト」も先進的で、この機能により事故を“もっと手前で”防いでくれます。
後退時の自動ブレーキも、歩行者に対して、車両前後方のみならず側方に対しても作動するようになっています。
これらの機能は、新型「ノア」・「ヴォクシー」から採用されたもので、トヨタ「ハリアー」や「RAV4」には一部採用されていない機能も「ヤリスクロス」には採用されています。
※交差点右左折時の自転車検知、交差点の出合い頭時の対応、プロアクティブドライビングアシストなど
「ヤリス」と「ヤリスクロス」の自動ブレーキは、2024年時点でトップクラスの性能となっており、一部性能ではスバル「レヴォーグ」すら上回っています。
もう1つ優れているのが、高速運転支援です。
多くのクルマのアダプティブクルーズコントロール(レーダークルーズコントロール)は設定速度のままカーブを走行しようとするため、速度を自分で落とす必要がありましたが、「ヤリス」と「ヤリスクロス」は自動的に速度が抑制されるようになっています。
また、2024年1月の改良で前方認識範囲を拡大したことで、無駄な加速・減速をなくせるようになっています。
そのため、レーダークルーズコントロールの利便性が大きく異なります。
さらに、「ヤリス」と「ヤリスクロス」のレーントレーシングアシストは、カーブや車両などの回避動作に対応できるようになっており、使用中にドライバーの無操作状態が続くと緊急車両の手配まで行うドライバー異常時対応システムが採用されています。
これにより、“もしも”の際の安心感が多くのクルマより優れているといえるでしょう。
降車時の安全性能も優れています。
「ヤリス」と「ヤリスクロス」の「安心降車アシスト」は、「ブラインドスポットモニター」のセンサーを活用し後方から接近する車両や自転車を検知して、降車乗員と衝突する危険性がある場合、ドアミラーインジケーターの点滅、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われる機能で、これにより降車時の事故を防ぐことにつながります。
その他、「ロードサインアシスト」や「発進遅れ告知機能」は赤信号の変化にも対応している点も、大きな違いの1つです。
上記のとおり、安全性能が高いクルマが欲しい方には、「ヤリス」・「ヤリスクロス」ともに非常におすすめだといえるでしょう。
この優れた安全性能は、燃費性能と合わせて「ノート」や「フィット」、「ヴェゼル」や「ライズ」と比較して両車の大きな魅力となっています。
ちなみに、「ヤリス」と「ヤリスクロス」は以前の改良で「ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラー」が採用されていたのですが、2024年1月の改良で廃止、防眩インナーミラーに格下げされています。
価格の比較
※ヤリス:「Z」(ホワイトパールクリスタルシャイン)2024年1月17日改良前
価格について、比較します。
ヤリスクロスのおすすめグレード&価格
「ヤリスクロス」のおすすめグレードは、ガソリン車なら「Z」(2WD)で約244万円、ハイブリッド車なら「HYBRID Z」(2WD)で約281万円です。
価格差は10万円程度ありますが、SUVらしいエクステリアにしたい方には、専用フロントバンパーとリアバンパー、そしてルーフレールが設定されることで“よりSUVらしい”力強いデザインになる「Z”Adventure”」がおすすめです。
オプションに、アクセサリーコンセント(約4.5万円)、ハンズフリーパワーバックドア(約7.7万円)、アドバンスト パーク+床下透過表示機能付パノラミックビューモニター(約5.5万円)、ディスプレイオーディオPlus(約6.1万円)、マット(約1.5万円)、合計25万円程度を設定すると、「Z」は約264万円、「HYBRID Z」は約296万円となります。
※上記は値引き額が20万円だった場合の全込み価格です。
ちなみに、「HYBRID Z”Adventure”」(約293万円)に同様のオプション設定した場合の価格は、「HYBRID Z”Adventure”」が約307万円となります。
※上記は値引き額が20万円だった場合の全込み価格です。
ヤリスのおすすめグレード&価格
「ヤリス」のおすすめグレードは、ガソリン車なら「Z」(2WD)で約215万円、ハイブリッド車なら「HYBRID Z」(2WD)で約250万円です。
理由は、中間グレード以下との質感差がとても大きいからです。
オプションに、ブラインドスポットモニター+パノラミックビューモニター(約8.5万円)、ディスプレイオーディオPlus(約6万円)、マット(約1.5万円)、アームレスト(約2万円)、アクセサリーコンセント(約4.5万円)、合計22万円程度を設定すると、「Z」は約230万円、「HYBRID Z」は約262万円となります。
※上記は値引き額が20万円だった場合の全込み価格です。
価格比較 結果
上記価格を比較すると、「ヤリスクロス」と「ヤリス」の価格差は35万円程度であることが分かります。
2024年1月の改良で両車ともに価格が上昇していますが、上昇幅が「ヤリスクロス」の方が大きかったこともあり、両車の価格差は広がっています。
ただ、「ヤリスクロス」の中間グレードと比較した場合、「ヤリス」との価格差は10万円程度まで縮まります。
維持費の安さも考慮すれば、総額で安くなるのは間違いなく「ヤリス」ですが、装備差を考慮すればお得なのは「ヤリスクロス」でしょう。
ガソリン車とハイブリッド車 どっちがおすすめ!?
ガソリン車とハイブリッド車の価格差は両車ともに30万円程度です。
燃費性能が圧倒的に異なるため、年間走行距離が1万km程度であれば10年で10万円ほどハイブリッド車の方が安くなるでしょう。5千km程度であれば逆に10万円程度ガソリン車の方が安くなるでしょう。
※燃料代140円で計算した場合
そのため、年間走行距離7,500km程度を基準に、上回る場合はハイブリッド車を、下回る場合はガソリン車を選択した方がお得になる可能性が高くなります。
ご自分の年間走行距離によって、お得になる方を選択しましょう。
リセールバリューはハイブリッド車の方が高くなるため、走行距離が極端に短い場合を除き、ハイブリッド車の方がお得になる可能性が高いと考えます。
また、ハイブリッド車は発進時の加速性能や静粛性などが優れており、自動駐車機能「アドバンストパーク」の他、災害時などに役立つアクセサリーコンセントが設定できるメリットもあるため、おすすめです。
さらに安く、お得に購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
「ヤリスクロス」や「ヤリス」に限った話ではありませんが、深刻な納期待ちが発生しており、半年で買えれば早い方といった異常事態に陥っています。
そのため、今「ヤリスクロス」や「ヤリス」を購入するなら、納期待ちがほとんどない中古車が非常におすすめです。
“新車同様の中古車”なら、年式2023年、走行距離10km未満、修復歴なしと好条件の「ヤリスクロス HYBRID Z」が250万円で、「ヤリス HYBRID Z」が220万円で、「ヤリスクロス Z」なら205万円で買えるクルマもありますよ!
【PR】車の下取り価格を25万円以上アップさせるコツ!
新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。
しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を25万円以上高く売ることも可能です!
中古車買取サービスは、他社買取業者より高い買取価格がつく楽天Car車買取がおすすめです。
■楽天Car車買取が高価買取できる理由
楽天Car車買取が高価買取できる理由は、楽天が主催するネットオークションに車を直接出品するため、中間コストをカットできることにあります。
そのため、ディーラーの下取りや他社買い取り業者より高い買取価格がつく可能性が高くなっているのです。
実際の高価買取実績は楽天Car車買取公式HPにて掲載しているため、気になる方は確認してみましょう。
■楽天グループが運営する車買取サービスのため安心
楽天Car車買取は、楽天グループの楽天カー株式会社のサービスとなっています。
2023年に発覚したビッグモーターの不正問題など、中古車業界を激震させる事件がありましたが、楽天カー株式会社は売上高が年間1兆円を超えるインターネット関連企業最大手の楽天グループの会社のため、安心感があるといえるでしょう。
■査定を受ける回数は1回のみ!個人情報が流れない!
楽天Car車買取は、いわゆる一括査定サービスと異なり、査定を受ける回数は1回のみとなっています。
私は一括査定サービスに登録した経験がありますが、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。
個人情報も各社に流れてしまうため、プライバシー保護の観点からみても良くありません。
楽天Car車買取は、そういった心配は無用といえるでしょう。
また、査定までの全ての工程を楽天カー株式会社が担当するため、複数の業者と話をする必要はありません。
■楽天ポイントが最大5,000ポイントもらえる!
車の売却成立で1,000ポイント、さらにマイカー割のメンバー登録を行うと合計5,000ポイントが貰えます。
※進呈される最新のポイント数は楽天Car車買取公式HPにてご確認ください。
マイカー割は、お得なメルマガが届いたり、車関連のサービスでポイントが追加で貰えたり、車用品などに使えるクーポンが貰えるキャンペーンとなっているため、入って損はありません。
楽天ポイントは売却価格とは一切関係ありませんので、楽天で車を売るだけで5,000円貰えると言っても過言ではありません。
■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のある楽天Car車買取で無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。
高値がつけば楽天Car車買取でそのまま売ってしまっても良いですし、さらに楽天Car車買取で出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。
私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後に楽天Car車買取を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。
私のような後悔をしないためにも楽天Car車買取に出品して、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう。
【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!
車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、トヨタ「ヤリスクロス」とトヨタ「ヤリス」の違いを徹底比較してみました。
「ヤリスクロス」と「ヤリス」の比較結果を以下にまとめてみました。
- 運転のしやすさ:引き分け、ただし小回りは「ヤリス」の圧勝
- エクステリアやインテリアの質感:引き分け
- 車内の広さ:「ヤリスクロス」が僅かに優秀、ラゲッジスペースは「ヤリスクロス」の圧勝
- 快適装備:「ヤリスクロス」が先進的で豊富
- 燃費性能:「ヤリス」が優秀
- 加速性能:引き分け
- 走行性能:「ヤリスクロス」の圧勝
- 乗り心地:引き分け
- 安全性能:僅かに「ヤリスクロス」の方が先進的
- 価格の安さ:「ヤリス」の方が35万円程度安い
上記のとおり、荷室の広さ・快適装備・走行性能の項目では「ヤリスクロス」が、小回り・燃費・価格の項目では「ヤリス」が優秀でした。
どの項目を重視するかによりますが、筆者的には「ヤリスクロス」がおすすめです。
理由は、価格差に対して装備差が多いからです。
特に“後悔しない”という点においては、電動パーキングブレーキの搭載有無が大きいと筆者は考えます。
電動パーキングブレーキは軽自動車でも採用が進んでおり、今後“付いていて当たり前”の装備となります。
購入後他車と比較した場合、装備の古さを感じたり、利便性で非常に劣ることになります。
+10万円で安全性能が優秀で電動パーキングブレーキなどの先進装備が搭載されたクルマ(ヤリスクロス)を購入できるなら、総合的に判断して「ヤリスクロス」の方が無難といえるでしょう。
ただ、とくかく“安さ”を重視したい、ハッチバックが好みだ、という方は「ヤリス」という選択肢も有りだと思います。
※ハッチバックが良いなら、価格差や装備差から個人的には「カローラスポーツ」や「カローラツーリング」の方がおすすめです。
何れにしても、前述の通り2023年普通車人気TOP10に入る両車ですので、どちらを購入しても大きく後悔することはないでしょう。
クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。
SUVが流行っているから何となくSUVにした、燃費性能が良いから何となくハイブリッド車にした、などの安易なクルマ選びをしない様にしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント