こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2023年10月18日に一部改良が行われたトヨタ「カローラクロス」と、2024年4月2日に一部改良が行われたトヨタ「カローラツーリング」を徹底比較してみました。
筆者は「カローラツーリング」オーナーですが、オーナーだからこそわかる“細かい違い”もご紹介します。
果たして、どっちがおすすめなのか!?
※掲載している「カローラクロス」の写真は「HYBRID Z」のアティチュードブラックマイカ、「カローラツーリング」は「HYBRID W×B」のホワイトパールクリスタルシャインです。
エクステリア(外装)
■カローラツーリング(2022年一部改良後)
まず、エクステリア(外装)の違いからみていきましょう。
SUVスタイルである「カローラクロス」、ワゴンスタイルである「カローラツーリング」という違いがあるため、見た目も大きくことなります。
「カローラクロス」には、SUVらしい無塗装のフェンダーアーチモールやサイドロアガーニッシュ、大きいリヤバンパーが装備されていることが特徴的で、タイヤは最大17インチの「カローラツーリング」に対して「カローラクロス」は最大18インチとなっています。
また、全幅と全高が「カローラツーリング」よりかなり大きいため、1回り大きい印象があります。
「カローラクロス」のフロントロアグリルは「カローラツーリング」より大きく、形状も異なります。
「カローラクロス」のフロントグリルは他カローラシリーズ同様海外仕様とデザインが異なり、日本仕様はCマークが採用されました。
事前情報で「カローラクロスカッコいい!」と思っていた方は、日本仕様のデザインを残念に思った方も少なくないでしょう。
フロントロアグリルメッシュ内を除くと見える黒い発泡スチロールは「カローラツーリング」と同じく「カローラクロス」にも使われています。
※上から2枚目の写真
性能とコストからメリットがあるため使用しているものかと思われますが、見えてしまった瞬間少し残念な気持ちになってしまうため、できればもう少し見えない様に考慮してほしかったところですね。
ヘッドランプやリアコンビネーションランプの形状も異なっており、尖ったシャープなデザインの「カローラツーリング」に対して「カローラクロス」は少し丸みを帯びています。
最上位グレードの「Z」であればシーケンシャルターンランプ、いわゆる“流れるウィンカー”が装備されることも「カローラツーリング」との大きな違いです。
「カローラクロス」には、クロームメッキのドアウィンドウフレームモールディングが上部だけですが装備されているため、ドアウィンドウ周辺は「カローラクロス」の方が上質な印象です。
Cピラーに刻印された「COROLLA CROSS」の文字も特徴的です。
ちなみに、「ヤリスクロス」はサイドロアガーニッシュに車名が刻印されていましたね。
エクステリアの質感は、最上位グレードの「W×B」であればフロントロアグリルがブラック艶あり塗装となり、前後のメッキ加飾の多さから、「カローラツーリング」の方が僅かに上質な印象です。
「カローラクロス」は無塗装樹脂パーツが多く、金属調塗装のフロントロアグリルやリヤロアバンパーなども質感が低めなことが最大の要因です。
「カローラツーリング」は、最上位グレードの「W×B」であれば装備されるダークグレーメタリック塗装のアルミホイールも個人的には非常にポイントだと考えています。
ただ、「カローラツーリング」は中間グレード以下になると質感が大きく落ちるため、あくまで最上位グレードの「W×B」であれば「カローラツーリング」の方が上質だという点は注意が必要です。
センターピラーは両車ともに無塗装となっていますが、筆者の「カローラツーリング」は「カローラスポーツ」のブラック艶あり塗装のセンターピラーガーニッシュを装備しています。
かなり見た目の印象が変わりますし、ディーラーで比較的安く装備できるため、非常におすすめです。
インテリア(内装)
運転席周り
■カローラクロス
■カローラツーリング
■カローラクロス
■カローラツーリング
■カローラクロス
■カローラツーリング
■カローラクロス
■カローラツーリング
次はインテリア(内装)を比較してみましょう。
※上の写真は9インチディスプレイオーディオですが、現在は10.5インチディスプレイオーディオです。
インテリア(内装)における最大の違い
インテリアの最大の違いは、何と言っても「カローラクロス」の高い室内高にあります。
「カローラツーリング」の室内高は1,160mmとなっているのに対して「カローラクロス」は1,260mmと10cmも大きくなっています。
これは、後部座席のみならず運転席も非常に開放的で、頭上スペースが拳1つ分程度の余裕しかない「カローラツーリング」の倍程度広い印象です。
■カローラクロス
→室内長:1,800mm/室内幅:1,505mm/室内高:1,260mm
■カローラツーリング
→室内長:1,795mm/室内幅:1,510mm/室内高:1,160mm
もう1つ大きく異なるのが、シート表皮とドアアームレストです。
シート表皮は、「カローラクロス」の最上位グレード「Z」なら本革+ファブリック、「カローラツーリング」の最上位グレード「W×B」なら合成皮革+レザテックとなっているため、一見「カローラクロス」の方が上質な印象があります。
しかし、実際は全く逆です。
直接見て触ってみると、間違いなく「カローラツーリング」の方が上質で、触り心地や艶などが全く異なります。
正直、「本当に本革シートなのか!?」と思ったほど質感が低い印象を受けました。
さらに、ドアアームレストの質感が決定的に違います。
「カローラツーリング」の最上位グレード「W×B」なら、フロントリヤともにパワーウインドウスイッチ部はピアノブラック加飾、アームレスト部は合成皮革巻となっているため、見た目や触り心地ともに質感高くなっています。
一方の「カローラクロス」は、フロントリヤともにパワーウインドウスイッチ部は無塗装樹脂で、アームレスト部も硬く、明らかに質感が低くなっています。
このドアアームレストの質感の低さが「カローラクロス」の内装で最も気になった部分です。
同クラス他車のSUVと比較しても、明らかなら欠点といえるでしょう。
ただ、エクステリア同様「カローラツーリング」は中間グレード以下になると質感が大きく落ちるため、「カローラクロス」と同等の質感か、むしろ逆転する形になりますので、注意が必要です。
その他、「カローラツーリング」なら全ドア照明付となっているパワーウインドウスイッチも、「カローラクロス」は運転席のみとなっています。
ただ、全ドア自動全開閉できますので、利便性に違いはありません。
快適装備の違い
快適装備もいくつか違いがあります。
「カローラクロス」には、「カローラツーリング」にはない以下の装備が搭載されます。
- パノラマルーフ
- 運転席8ウェイパワーシート
- 電動ランバーサポート
- 左右独立温度コントロール付オートエアコン
- LEDバニティランプ
- 後席エアコン吹き出し口
- 雨滴感応式フロントワイパー
- デンタルキー(コネクティッドサービス)
逆に「カローラツーリング」には、「カローラクロス」にはない以下の装備が搭載されます。
- エアクリーンモニター
- スライドタイプのセンターアームレスト ※カローラクロスもディーラーオプション設定あり
- カラーヘッドアップディスプレイ
- 充電用USB端子の数 ※カローラツーリングは最大3つ、カローラクロスは最大2つ
上記の中でどの装備を重視するかはユーザーによって異なりますが、個人的にはどれも大して重要な装備ではないと考えています。
パワーシートは正直手動で動かした方が楽で早いですし、左右独立温度エアコンは使用機会が少なく、パノラマルーフは暑いですしね。
後席吹き出し口とLEDバニティランプは「カローラツーリング」オーナー的に少し羨ましいですが、後席吹き出し口がなくても「カローラ」はエアコンの効きが良いため、大きな問題はありません。
もちろん考え方は様々ですが、上記の快適装備が両車の大きな違いになるかと言われれば、ならないと考えます。
一般的に上位車種に搭載される装備が「カローラクロス」に設定されている印象ですが、そうであるなら質感を「カローラツーリング」同等か、それ以上にしてほしかったところです。
上記の他、「カローラクロス」のフロントパーソナルランプとルームランプはLEDが全車標準装備となっているのに対して、「カローラツーリング」はハロゲンが全車標準装備となっています。
Bセグメントクラスのクルマや軽自動車でもLEDが標準装備となっている時代に、Cセグメントクラスのクルマでハロゲンが標準装備というのは、何とも残念なところです。
筆者の「カローラツーリング」は3,000円程度の外品をディーラーさんに付けてもらいましたが、今度の改良あたりでLEDを標準装備にしてほしいところです。
ちなみに、ラゲッジランプは両車ともにハロゲンが標準装備となっています。ハロゲンだと夜は暗くて見にくいため、ラゲッジランプもLED化することをおすすめします。
「カローラクロス」の場合、センターアームレストはスライドタイプとなっていないため、約1.3万円のディーラーオプションがおすすめです。
その他の違い
インテリアデザインは概ね同じですが、インサイドドアグリップの形状、助手席前インパネパネルの形状、フロントコンソールトレイの形状が異なります。
インサイドドアグリップは、角張った「カローラクロス」に対して、「カローラツーリング」は丸みがあります。
逆にインパネパネルは「カローラクロス」の方が丸みのある形状となっており、ハンドル右横の突起も少し丸みがあります。
フロントコンソールトレイは、「カローラクロス」には敷居の様な物が設置されているのが特徴的です。
筆者の「カローラツーリング」のフロントコンソールトレイにはディーラーオプションの電源BOXが設置されていますが、「カローラクロス」の電源BOXはフロントコンソールトレイ外左側に縦向きで設置される商品に変更されており、USB端子もタイプA2個からタイプA1個+タイプC1個に変更、アクセサリーソケットは2口から1口に変更されています。
価格は1,000円程度高い5,984円となっています。
ただし、「カローラツーリング」は2022年の一部改良で、電源BOXのディーラーオプション設定が廃止されています。
シートヒーターのスイッチは、「カローラクロス」はフロントコンソールトレイ上部にありますが、「カローラツーリング」だとフロントコンソールトレイに設置される違いがあります。
「カローラクロス」だとステアリングヒーターのスイッチもシートヒータースイッチの右隣りに設置されますが、「カローラツーリング」だとハンドル右下に設置される違いがあります。
他のスイッチ類だと、「カローラクロス」には「パノラミックビューモニター」と「ハンズフリーパワーバックドア」が装備できますので、スイッチも「カローラツーリング」より多くなっています。
そのため、ハンドル右下のスイッチ郡は「カローラツーリング」だと1段ですが、「カローラクロス」はETC車載器を挟んで2段になっています。
上の写真のとおり、フロントパーソナルランプの形状も異なっています。
ランプが左右に2つある「カローラツーリング」に対して、「カローラクロス」はU字型になっています。
「カローラクロス」は同箇所にパノラマルーフボタンがある違いもあります。
また、ヘルプネット使用時のマイクが中央にある「カローラツーリング」に対して、「カローラクロス」は運転席頭上に設置されてあります。
メッキ加飾の塗装も異なります。
「カローラツーリング」のメータークラスターやエアコン操作パネルのメッキはスモークシルバーメタリック加飾なのに対して、「カローラクロス」はサテン調シルバーとなっています。
「カローラクロス」は明るめなメッキ、「カローラツーリング」は暗めなメッキが採用されている違いがあるわけです。
当然ですが、「カローラクロス」のエアコン操作パネルは左右独立温度コントロール付オートエアコン仕様となっているため、「カローラツーリング」よりボタンの種類や数が多くなっています。
2022年・2023年の一部改良における変更点
「カローラツーリング」は2022年、「カローラクロス」は2023年の一部改良で、いずれも以下の装備が追加されています。
- ドライブレコーダー(前方)の標準装備、録画機能付バックガイドモニターをオプション設定
- 10.5インチディスプレイオーディオを新たに採用
- コネクティッドナビ、車内Wi-Fi、リモートスタートなどコネクティッドサービスの拡充
- マルチインフォメーションディスプレイ7インチから12.3インチに拡大、デジタルメーターの採用
※下位グレードは7インチまたは4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ+アナログメーター - 充電用USB端子をタイプAからCに変更
10.5インチディスプレイオーディオや12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ、最新のコネクティッドサービスが大きな違いとなっています。
最大で9インチだったディスプレイオーディオは1.5インチ大きい10.5インチとなっており、ディスプレイ左右にあったスイッチ類がなくなっています。
また、12.3インチマルチインフォメーションディスプレイとなったことで完全にデジタルメーターとなり、上の写真のとおりナビの地図表示もできるようになっています。
テイストやレイアウト、メーター表示などが自由に設定できるようになっており、ハイブリッドシステムインジケーターやタコメーター、アナログスピードメーターなどを表示できるようになっています。
コネクティッドサービスは、従来の車載ナビからコネクティッドナビに変更されたことにより、常時最新の地図状態を維持できることもが大きな魅力です。
従来からあるマップオンデマンドサービスでも、通信により最新の地図状態にすることができましたが、2週間前後の時間差がある点がネックでした。
また、従来のディスプレイオーディオでナビを使用する場合、T-Connectナビキットの設定に11万円必要でしたが、エントリーグレードを除きコネクティッドナビが標準装備されているため、価格的メリットもあります。
その他、エアコンの温度調整や窓の開閉が音声操作で可能なエージェント、月1,100円で無制限使い放題の車内Wi-Fi、スマホやスマートキーによりドライバー毎のメーター表示やディスプレイ表示などの設定を復元できるマイセッティングなど、便利なコネクティッドサービスが増えています。
前述の通り、「カローラクロス」にはデジタルキーも追加されています。
「カローラツーリング」、「カローラクロス」ともに一部改良のタイミングでCD・DVDデッキも廃止されています。
後部座席、乗り心地
■カローラクロス
■カローラツーリング
■カローラクロス
■カローラツーリング
次は後部座席を比較してみましょう。
後部座席の最大の違いも、前述の運転席周りの項目で記載した室内高、シート表皮やドアアームレストの質感差にあります。
後部座席は高い室内高により乗り込みやすく、子どもを抱っこした状態でも楽に乗り込めるようになっています。
ただ、「カローラツーリング」の欠点としてもあげている後席ドアの開閉度の狭さについては、残念ながら「カローラクロス」でも改善されておらず、開閉度は全く同じでした。
また、後席足元スペースは「カローラクロス」と「カローラツーリング」で大きな違いはありません。
そのため、「カローラクロス」の方が広いのは室内高と、後述しているラゲッジスペースのみです。
「カローラクロス」の後席は2段階のリクライニングが可能となっており、上の写真のとおり比較的倒せるようになっています。
他車だと日産「ノート」などはほとんど倒せないものになっていますが、比較的倒せるスバル「レヴォーグ」と同等か、それ以上倒せるようになっておいます。
倒し方は座席を前に倒す際と同じ肩口のレバーで後ろに下げる形なので、座席横のレバーで倒せる「レヴォーグ」と比較すると使い勝手は今ひとつです。
とはいえ、後席の快適性は向上するため、「カローラツーリング」との大きな違いの1ついえるでしょう。
乗り心地については、「カローラクロス」の2WD車はリヤサスペンションがトーションビームとなっているため、ダブルウィッシュボーンの「カローラツーリング」の方が優れていると思って試乗しました。
※2022年の改良で「カローラツーリング」のガソリン車もトーションビームに変更されています。
ところが、結果的には全く逆で、「カローラクロス」の方が乗り心地はソフトな印象がありました。
シートの硬度が「カローラツーリング」より柔らかいこともあり、乗り心地が良く感じた可能性もありますが、いずれにしても“トーションビームだから乗り心地悪い”なんてことは全くありません。
リクライニングできる点、後席エアコン吹き出し口がある点、高い室内高による開放感と乗り込みやすさ、さらに上記の乗り心地も合わせて考えると、後部座席の快適性は「カローラクロス」の方が優れていると考えます。
その他、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)はラゲッジスペースに設置された1個しかない「カローラクロス」に対して、「カローラツーリング」はコンソールボックス裏にも設置されているため、使い勝手が優れています。
ラゲッジスペース
■カローラクロス
■カローラツーリング
■カローラクロス
■カローラツーリング
次はラゲッジスペースを比較してみましょう。
ラゲッジスペースの最大の違いは、何と言っても「ハンズフリーパワーバックドア」の有無でしょう。
「カローラクロス」には「ハンズフリーパワーバックドア」が搭載されていますので、ボタン1つでバックドアの開閉が可能で、クルマのロックまで可能と非常に便利です。
また、運転席ハンドル右下に設置されたボタンでもバックドアの開閉が可能で、当然キック動作でも開閉可能です。
パワーバックドアがないと、度々半ドアになったり、逆に強くバックドアをしめてしまい「バンッ」と嫌な音を出してしまうことがありますが、パワーバックドアがあれば“そんな憂い”から開放されます。
そのため、「カローラクロス」の大きな魅力の1つといえるでしょう。
「カローラツーリング」オーナーの筆者としては、最も羨ましい装備の1つです。
また、積載量も大きく異なります。
「カローラツーリング」の392ℓに対して、「カローラクロス」は487ℓと約1.2倍広くなっています。
奥行きに大きな違いはありませんが、やはり室内高が高いことにより広くなっている形です。
「カローラクロス」のラゲッジスペースは、スバル「フォレスター」の509ℓに迫る広さとなりますので、相当広いことが分かりますね。
ラゲッジスペースが広いことも、「カローラクロス」の大きな魅力の1つといえるでしょう。
ラゲッジスペースは「カローラクロス」の方が良いこと尽くめに見えますが、そんなことはありません。
「カローラツーリング」はラゲッジスペース上部左右にレバーが設置されており、これによりラゲッジスペース側からでも後席を倒しやすくなっています。
「カローラクロス」はラゲッジスペース側からだと後席を倒しにくくなっていますので、その点では「カローラツーリング」の方が使い勝手が良くなっています。
また、「カローラクロス」は標準だと後席を倒した際に段差ができてしまいますが、「カローラツーリング」は標準装備のリバーシブルデッキボードによりフラットにすることができます。
ただ、「カローラツーリング」でもリバーシブルデッキボードを下段にすれば段差はできますし、「カローラクロス」もラゲージアクティブボックス(約1.7万円)を設定すればフラットにすることができます。
※上2枚目の写真
その他、「カローラツーリング」はジャッキやジャッキハンドルが標準装備されていますので、別途購入しておかなくてもタイヤ交換ができる様になっています。
「カローラツーリング」も2022年の一部改良でジャッキやジャッキハンドルがオプション装備に変更となりました。
自分でタイヤ交換をする筆者としては、残念な傾向だと感じます。
「カローラツーリング」の方が使い勝手が良い点もありましたが、ラゲッジスペースは「カローラクロス」の方が総合的に優れているでしょう。
広さは「カローラツーリング」でも十分だと思いますが、やはり「ハンズフリーパワーバックドア」はあると非常に便利です。
ボディサイズ・運転のしやすさ
次はボディサイズ、運転のしやすさを比較してみましょう。
ボディサイズの違いは、以下のとおりです。
■カローラクロス
→全長:4,490mm/全幅:1,825mm/全高:1,620mm/最低地上高:160mm/最小回転半径:5.2m
■カローラツーリング
→全長:4,495mm/全幅:1,745mm/全高:1,460mm/最低地上高:130mm/最小回転半径:5.0m ※W×Bは5.3m
上記のとおり、全長はほとんど違いはありませんが、「カローラクロス」は全幅と全高が非常に大きくなっています。
「カローラツーリング」より、全幅は+80mm、全高は+160mmも異なります。
そのため、前述のエクステリアの項目で記載したとおり、「カローラクロス」は「カローラツーリング」より1回り大きい印象があります。
「カローラクロス」の全幅はスバル「フォレスター」の1,815mmより大きくなっていますので、ミドルクラスSUV並の大きさであることがわかります。
そのため、“全幅が大きすぎる!”と思っている方も少なくないでしょう。
「RAV4」も大きすぎる印象がありましたが、「カローラクロス」も全幅が少し大き過ぎると考えます。個人的には、できれば1,800mmは超えないでほしかったところです。
ボディサイズが大きく異なるため、運転のしやすさも異なります。
道幅が広い高速道路や国道では大きな違いはありませんが、全幅が1,800mmを超えている「カローラクロス」の方が、生活道路や山道の様な細い道では運転しにくくなります。
一方、運転席の位置は「カローラツーリング」より高くなっているため、視界性能は良くなっています。
また、最小回転半径は概ね「カローラツーリング」の方が20cm小さく、小回りがききますが、一部グレードで「カローラツーリング」より「カローラクロス」の方が10cm小さくなっています。
一方、SUVスタイルである「カローラクロス」は最低地上高が「カローラツーリング」より30mm高くなっており、個人的には大きな魅力の1つだと考えています。
何を隠そう、筆者は先日「カローラツーリング」のフロントバンパーを擦ったばかりだからです。
※正確には“筆者の家族が”運転中に擦りました。
平坦路から少し急な坂になっている駐車場から出る際に、スピードが少し出ていたため「ガリッ」といきました。
幸い、ディーラーさんが非常に親切な方で、“無料で”事なきを得ましたが(再塗装でパッと見なかったことにしましたが)、それでも“最低地上高の高さって重要だな”としみじみ感じた一幕でした。
後日、同じ坂で歩くより遅い速度で検証しましたが、バンパーと地面との差は1cmにも満たない隙間しかなく、非常に恐怖を感じたものです。
少し話が脱線しましたが、そんな「カローラツーリング」なので、この+30mmの最低地上高の余裕は非常に大きな魅力だと考えるわけです。
上記をまとめると、運転のしやすさは「カローラツーリング」が勝るものの、バンパーを擦る心配は「カローラクロス」の方が少ない、といえるでしょう。
これまで軽自動車やBセグメントクラスのクルマにしか乗ってこなかった方、生活道路の様な細い道をよく走る方は、「カローラツーリング」の方が良いと考えます。
「カローラツーリング」も全幅が1,700mmを超えていますが、トヨタ「アクア」や「ヤリス」と同じような感覚で運転できます。
「カローラクロス」にするにしても、心配な方は「パノラミックビューモニター」を必ず設定するようにしましょう。
加速性能・燃費性能・安全性能
加速性能
次は加速性能を比較してみましょう。
パワートレインは「カローラツーリング」に1.2LターボのMT車の設定がある点で異なりますが、基本となる1.8Lハイブリッド車、1.8Lガソリン車のスペックに違いはありません。
一般道において加速性能に大きな違いはありませんが、+20kg前後の車両重量や空気抵抗などから、急な上り坂や高速道路で100km/hを越えるスピードでの追い越し時は、「カローラクロス」の方が少し重い印象があります。
とはいえ、加速性能に大きな違いはないでしょう。
パワートレインは、「カローラツーリング」は2022年、「カローラクロス」は2023年の一部改良で大きく変更されています。
ハイブリッド車は新型「ノア」・「ヴォクシー」から採用されている第5世代1.8Lハイブリッドシステムに変更、ガソリン車はトヨタ「ヤリス」にも採用されているDirect Shift-CVTと組み合わせた1.5Lダイナミックフォースエンジンに変更されています。
従来設定のあった1.8Lガソリン車や1.2Lターボ車は廃止されています。
第5世代ハイブリッドシステムは、システム最高出力は改良前の90kW〈122PS〉から103kW〈140PS〉に向上、フロントモーターの最大トルクは163N・m〈16.6kgf・m〉から185N・m〈18.9kgf・m〉に向上しています。
E-Four(電気式4輪駆動方式)は、従来最高30km/hまでしか使えない補助的なものに留まっていたのに対し、後輪モーターの出力を約6倍に増加させ、最高150km/hまでで使える本格的な4輪駆動システムとなっています。
上記のとおり、ハイブリッド車の加速性能は格段に向上しています。
車両重量は20kg前後の違いがあり、空気抵抗の差などから「カローラツーリング」の方が加速は軽やかです。
一方、ガソリン車は、「カローラツーリング」は1.8Lから1.5Lにダウンサイジングしていますので、最高出力は103kW〈140PS〉から88kW〈120PS〉に、最大トルクは170N・m〈17.3kgf・m〉から145N・m〈14.8kgf・m〉に低下しています。
「カローラクロス」は古い1.8Lエンジンから2.0Lダイナミックフォースエンジンに変更され、最高出力は103kW〈140PS〉から125kW〈170PS〉に、最大トルクは170N・m〈17.3kgf・m〉から202N・m〈20.6kgf・m〉に向上しています。
そのため、ガソリン車の加速性能は「カローラクロス」が優れています。
燃費性能
次は燃費性能を比較してみましょう。
燃費性能も加速性能同様、パワートレインの変更で違いも大きくなっています。
■カローラクロス
- 1.8Lハイブリッド2WD車:26.4km/L
- 1.8Lハイブリッド4WD車:24.5km/L
- 2.0Lガソリン2WD車:16.6km/L
■カローラツーリング
- 1.8Lハイブリッド2WD車:27.3~29.5km/L
- 1.8Lハイブリッド4WD車:24.9~27.8km/L
- 1.5Lガソリン2WD車:17.8~19.1km/L
改良前は「カローラツーリング」の最上位グレード「W×B」のみ「カローラクロス」を下回る燃費性能となっていましたが、2022年10月3日に行われた「カローラツーリング」の一部改良で、ハイブリッド車は全グレードで「カローラクロス」より「カローラツーリング」の方が燃費性能が良い結果となっています。
2WDで比較すると、最大で「カローラツーリング」の方が3.1km/L程度優れており、年間走行距離が8,000km、ガソリン代が160円だった場合、年間のガソリン代は「カローラツーリング」の方が5,500円程度安くなります。
ハイブリッド車以上に異なるのが、ガソリン車です。
燃費性能差こそ最大で2.5km/L程度「カローラツーリング」の方が優れている形ですが、自動車税が年5,500円安くなるため、先と同条件で比較すると、維持費は「カローラツーリング」の方が約15,000円も安くなります。
「カローラツーリング」のガソリン車は、パワーダウンしたり、リヤサスペンションがトーションビームになったりと、以前より装備内容は廉価になっていますが、維持費は劇的に安くなっています。
いずれにしても、古い1.8Lガソリンエンジンからの変更となったため、「カローラツーリング」の1.5Lガソリン車はもちろん、「カローラクロス」の2.0Lガソリン車も燃費性能が優れています。
ちなみに、筆者の「カローラツーリング HYBRID W×B」の最新平均燃費が25.0km/Lですので、改良後の「カローラツーリング」なら、さらに上を目指せるでしょう。
使用環境や季節によって異なりますが、概ね市街地モードに近い燃費になる印象がありますので、おそらく「カローラクロス」も25.0km/Lを狙えると考えています。
上記の他、「カローラツーリング」には、減速行動や下り坂、渋滞情報よりバッテリーの事前に充電や使用、アクセルオフを促すなど、エネルギーをより効率的に使用できるようにサポートする「先読みエコドライブ(先読み減速支援・先読みSOC制御)」が「カローラツーリング」は2022年に、「カローラクロス」は2023年の改良で新たに設定されています。
つまり、“さらにエコに走れるようになった”といえます。
安全性能
次は安全性能を比較してみましょう。
「カローラツーリング」は2022年、「カローラクロス」は2023年の一部改良で以下の装備が追加されています。
■自動ブレーキ、衝突回避操舵支援
- 交差点右左折支援
交差点右左折時の隣接2レーンまでの対向車、歩行者、自転車に対しても衝突警報や自動ブレーキが作動
さらに交差点の出合い頭時にも自車速度5~60km/hと幅広く作動する国産車トップクラスの性能 - 低速時加速抑制機能
低速走行時にアクセルペダルを強く踏むと、出力を抑制、または弱いブレーキをかけて加速を抑制 - 緊急時操操舵支援
歩行者と衝突する可能性が高い際に自車線内に回避するスペースがある際、ドライバーの回避操作をアシスト、車線逸脱抑制に寄与 - プロアクティブドライビングアシスト
歩行車や自転車が横断する場合や、側道に歩行者や自転車、駐車車両がいる場合、ステアリング操作やブレーキ操作支援による衝突を事前に抑制
先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートし、頻繁な踏みかえ操作を軽減
■駐車支援
- 安心降車アシスト
後方から接近する車両や自転車を検知して、降車乗員と衝突する危険性がある場合、ドアミラーインジケーターの点滅、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われる
■高速運転支援
- ドライバー異常時対応システム
レーントレーシングアシスト作動中にドライバーの無操作状態が続くとハザードランプやストップランプの点灯、ホーンを鳴らし、自車線内で停止、ドア解錠を行い、緊急車両の手配まで行う - レーダークルーズコントロール(カーブ速度抑制機能)
ステアリングの切り始めを検知し、速度を抑制
■運転サポート
- ロードサインアシスト
信号が青に変わるとブザー音やディスプレイ表示でお知らせする機能を追加、方向指示器側の信号にも対応
■その他
- ドライブレコーダー(前方)+録画機能付バックガイドモニター
- ソフトウェアアップデート
Toyota Safety Senseに機能の追加や更新があった場合、DCM(通信)でアップデート
さらに、「カローラクロス」には以下の装備も追加されています。
■自動ブレーキ、衝突回避操舵支援
- パーキングサポートブレーキ(周囲静止物、後方歩行者)
車両前後方のみならず側方に対しても衝突の危険性がある際は自動ブレーキが作動し、後退時に歩行者と接触する危険性が高い場合にも自動ブレーキも作動
■駐車支援
- トヨタ チームメイト[アドバンストパーク]
従来のステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトの全操作を自動で行う駐車機能に、並列駐車時の前向き駐車、前向き出庫、バック出庫機能を追加 - パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)
サイドクリアランスビュー、コーナリングビューなどクルマを透かしたような映像を表示できる
さらに、自動表示する地点の登録、音声操作に対応
自動駐車機能である「アドバンスト パーク」、後方歩行者も検知可能なパーキングサポートブレーキも大きな違いですが、何と言っても最大の違いは「パノラミックビューモニター」でしょう。
これは、「カローラツーリング」の欠点だといえます。
筆者はてっきり2022年の改良で採用されるものだとばかり考えていましたが、見送られた形になります。
いまどき、車両周辺360°カメラが採用されていないクルマはほとんどなく、フロントカメラやサイドカメラすらないクルマは「カローラ/ツーリング/スポーツ」くらいしかありません。
なぜ、「カローラ/ツーリング/スポーツ」に「パノラミックビューモニター」が設定されないのかは不思議でしょうがないですが、改良前オーナーの筆者としては最もホッとした部分でもあります。
最新の自動ブレーキや高速運転支援、ソフトウェアアップデートなど、羨ましい装備が満載ではありますが、「パノラミックビューモニター」が採用されていたら、本当に「カローラツーリング」から「カローラツーリング」に乗り換えようかと思っていたくらいです。
その他、「カローラクロス」の最上位グレード「Z」であれば自動防眩インナーミラーが設定できる点でも異なります。
以前は「カローラスポーツ」には設定可能でしたが、2022年の改良で「カローラスポーツ」すら設定できなくなっています。
補助確認装置は助手席側ドアミラー下に設置される補助ミラーですが、「パノラミックビューモニター」を設定すれば外されます。
価格
カローラクロスとカローラツーリングの価格差は!?
最後は価格を比較してみましょう。
売れ筋の最上位グレード、価格を抑えた中間グレードの2グレードで、ハイブリッド車、ガソリン車それぞれ比較してみましょう。
■カローラクロス
- Z:約307万円
- HYBRID S:約310万円
- HYBRID Z:約337万円
■カローラツーリング
- G:約245万円
- W×B:約272万円
- HYBRID G:約275万円
- HYBRID W×B:約302万円
上記の価格は、「カローラツーリング」にオプションの「プラチナホワイトパールマイカ」、アクセサリーコンセント(ハイブリッド車のみ)、パーキングサポートブレーキなどの安全装備、ディスプレイオーディオPlus、マットを設定し、値引き額33万円だった場合の全込み価格です。
値引き額は筆者の「カローラツーリング」の実際の価格です。
「カローラクロス」は、オプションに「プラチナホワイトパールマイカ」、パノラミックビューモニターなど安全装備のセットオプション、アクセサリーコンセント(ハイブリッド車のみ)、ディスプレイオーディオPlus、アームレスト(スライドタイプ)、マットを設定し、値引き額33万円だった場合の全込み価格です。
点検パックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、点検パックの価格は“先に払っているだけ”なため、両車ともに上記の価格からは抜いています。
最上位グレード同士で比較すると、2023年の一部改良前は20万円程度だった価格差が35万円まで拡大しています。
「カローラクロス HYBRID S」や「カローラクロス Z」も、従来は「カローラツーリング HYBRID W×B」より安かったのですが、2023年の一部改良で逆転してしまっています。
「カローラクロス」の価格設定が従来はを安くしすぎていたのかもしれませんが、2023年の一部改良で高くなった印象は否めません。
価格差・装備差・質感差を考慮すると「カローラツーリング」の方がお得な印象が強くなったと考えますが、5年以内に乗り換えた場合のリセールバリューまで考慮すれば、その限りではありません。
ガソリン車で比較しても、同様です。
おすすめグレードは!?
両車ともにハイブリッド車とガソリン車の価格差が30万円程度ですが、「カローラクロス」の場合はハイブリッド車とガソリン車の維持費は、年間走行距離が8,000km、ガソリン代160円程度の場合で、年5万円以上異なるため、6年程度で価格差がなくなる計算になります。
一方、「カローラツーリング」はガソリン車の燃費性能の向上、自動車税の差により、「カローラクロス」より多い7年程度で価格差がなくなる計算になります。
いずれにしても、加速性能や静粛性、リセールバリューの観点から、ハイブリッド車がおすすめです。
「カローラクロス Z」と「カローラクロス S」の違いは、主に本革シートとハンズフリーパワーバックドアなどの快適装備となるため、SUVスタイルが好みで、質感をさほど重視せず、快適装備も不要だという方は「カローラクロス」の「HYBRID S」が最もおすすめだと考えます。
一方、SUVスタイルが好みで、質感をある程度重視、快適装備も必要だという方は「カローラクロス」の「HYBRID Z」が最もおすすめだと考えます。
ハッチバックスタイルが好みで、質感やコストを重視する方は「カローラツーリング」の「HYBRID W×B」が最もおすすめだと考えます。
ハッチバックスタイルが好みで、質感よりもコストを重視する方は「カローラツーリング」の「HYBRID G」が最もおすすめだと考えます。
スタイルにこだわりがないのであれば「カローラツーリング」の「HYBRID W×B」がおすすめです。
また、せっかく「カローラクロス」にするのであれば、「カローラツーリング」との大きな違いの1つが快適装備にあるため、「HYBRID Z」にすべきだと考えます。
一方、「カローラツーリング」や「カローラクロス」に限った話ではありませんが、深刻な納期待ちが発生しており、半年で買えれば早い方といった異常事態に陥っています。
そのため、「カローラツーリング」や「カローラクロス」をすぐに購入したい方は、納期待ちがほとんどない中古車が非常におすすめです。
少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、トヨタ「カローラクロス」とトヨタ「カローラツーリング」の違いを徹底比較してみました。
「カローラクロス」は、「カローラツーリング」より高い室内高による開放感と乗り込みやすさ、後席リクライニングや後席エアコン吹き出し口などによる後部座席の快適性が魅力で、パワーバックドアが搭載されていることや圧倒的な広さからラゲッジスペースの使い勝手の良さも大きな魅力となっていました。
一方、シート表皮がドアアームレストなどに室内の質感の低さが見られ、ボディサイズが大きいことによる運転のしにくさがネックとなっています。
後部座席の快適性が高いものの、後席足元スペースに違いがないことも、「カローラクロス」の方が後部座席が広いと期待していたユーザーにとっては残念な点かもしれません。
※筆者がその1人
エクステリアを除くと上記が最大の違いとなるため、SUVスタイルであること、ハッチバックスタイルであることにこだわりがある方を除き、快適性と質感、そして価格のどれを優先するかによって、どちらが良いかは変わってくると考えます。
筆者は同時に「カローラツーリング」と「カローラクロス」が発売されていたとしても、「カローラツーリング」を選びます。
理由は、ハッチバックスタイルの方が好きなこともありますが、快適装備などが価格差ほどの魅力がないと考えること、そして最大の理由は質感の低さです。
せっかく、「カローラ」シリーズの最上位モデルとして発売するなら、もう少し価格を高くしてでも質感を「カローラツーリング」と同等、またはそれ以上にしてほしかったところです。
クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。
人気だから何となくSUVを選んだ、燃費性能が良いから何となくハイブリッド車にした、などのクルマ選びをしない様にしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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