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【新型】ルーミー・トール・ソリオの違いを比較!どっちが人気で後悔しない!?

車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2020年9月15日にマイナーチェンジが行われた新型トヨタ「ルーミー」と新型ダイハツ「トール」の違い、2023年5月10日にマイナーチェンジ(一部仕様変更)が行われたスズキ「ソリオ」の違いを、エクステリア・インテリア・加速性能・燃費性能・車内の広さ・安全性能・価格など、各項目を徹底比較いたします。

果たしてどれほどの違いがあり、どっちが後悔しないのか!?

 

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新型「ルーミー」と新型「トール」の違いを徹底比較!


トヨタ「ルーミー」公式HPより


ダイハツ「トール」公式HPより

「ルーミー」と「トール」の違い

2020年9月15日にビッグマイナーチェンジが行われたトヨタ「ルーミー」とダイハツ「トール」ですが、2車の違いは新型となってどう変わったのか!?

 

まず、1番気になる価格設定ですが、従来どおり違いはありません。

グレード構成もターボ車を「T」と表示するか、「ターボ」と表示するかの違いしかなく、2車ともにノーマルモデル3つ、カスタムモデル2つで違いはありません。

エクステリア・インテリアについても大きな違いはありません。違いはメーカーエンブレム程度です。

 

そんな「ルーミー」と「トール」の最大違いは、一部装備設定とコネクティッドサービスです。

 

「ルーミー」と「トール」の違い~装備設定

装備設定について、新型「トール」のみに設定されているものを以下にまとめてみました。

 

  • カスタムモデルのメーカーオプションとして「レザー調×ファブリックシート(グレーステッチ 撥水加工)」、「メッキドアアウターハンドル」、「トップシェイドガラス(フロントウインドウ)」、フットイルミネーションなど各種イルミネーションを設定できる
    ※「ルーミー」でもメッキドアアウターハンドル、各種イルミネーションはディーラーオプションあり
  • ノーマルモデルでも14インチ、15インチアルミホイールをオプション設定できる
  • ノーマルモデルでも電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能をオプション設定できる
  • ノーマルモデルでも「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」をオプション設定できる
  • ディスプレイオーディオでコネクティッドサービスを使用できる
  • Wi-Fiルーターを設定できる

 

上記のとおり、OEM元である「トール」のみの設定が多くあります。

「ルーミー」だとアルミホイールや電動パーキングブレーキ、全車速追従機能付ACCはカスタムモデルにしか装備できない一方、「トール」ではオプション装備可能となっています。

また、「レザー調×ファブリックシート」を設定できるため、質感を向上させることも可能になっています。

 

「ルーミー」と「トール」の違い~コネクティッドサービス

そして、新型「ルーミー」と新型「トール」はコネクティッドサービスの内容も異なっています。

ディスプレイオーディオでの使用有無やWi-Fiルーターだけでなく、サービス内容でも以下の違いがあります。

 

■トールのみのサービス

  • 燃料残量などをスマホで確認できる「見えるマイカー」
  • 高齢家族の運転状況を把握できる「見えるドライブ」

■ルーミーのみのサービス

  • 新しい道路情報を自動更新する「マップオンデマンド」
  • トヨタのビッグデータを活用した最適なナビ「ハイブリッドナビ」
  • オペレーターによる目的地設定などが行える「オペレーターサービス」
  • エンジン始動通知、警備員の派遣、車両位置追跡などが行える「マイカーSecurity」
  • トヨタのナビアプリ「TCスマホナビ」
  • DCM(専用通信機)の搭載

 

サービス内容はトヨタの「T-Connect」の方が多くなっていますが、最大の違いは通信方法と価格でしょう。

トヨタはDCMを使用することを基本としていますが、ダイハツはWi-Fiまたはスマートフォンを使用することを基本としています。

価格は、ダイハツ(Wi-Fiの場合)が3年間無料で4年目以降1GB月250円~なのに対して、トヨタは初年度無料で2年目以降年13,200円(月1,100円)と割高です。トヨタの「T-Connect」の方がサービス内容が多いとはいえ、少し高く感じますね。トヨタの「T-Connect」もDCMではなく別途スマートフォンやWi-Fiルーターでの接続も可能なため、自分で通信端末を用意した方が安くすむ可能性もあるでしょう。

ナビアプリを使用するにしても通信料が必要になりますが、その点はWi-Fiの定額サービスがあるダイハツの方が安心でしょう。ちなみに、Yahooカーナビの通信量は1時間で16MB程度でしたので、1日2時間程度の使用なら月1GBもあれば十分です。

また、「ルーミー」でコネクティッドサービスを使用したい場合は、ディスプレイオーディオではなく15万円以上するT-Connectナビを選択する必要があるため、コスト的に「ルーミー」の方が高くなります。

ただ、何れにしてもディスプレイオーディオ単体ではナビやCD/DVDを再生できないため、純正ナビを選択するケースが多くなるでしょう。

 

「トール」と「ルーミー」どっちが人気!?

2021年年間販売台数ランキングでは、「ルーミー」が約13万台、「トール」が約1.5万台となっており、「ルーミー」の方が10倍近い人気があることがわかります。

「タンク」の廃止(ルーミーへの統合)による影響で差は拡大た印象です。

「ルーミー」が人気な理由は、ダイハツに比べてトヨタの方がディーラー(販売店)が多いことが主な要因と考えられますが、トヨタの信頼度が高いことも理由の1つとしてあるでしょう。

ちなみに、トヨタ「ライズ」とダイハツ「ロッキー」の販売台数も同じ様な状況になっています。

 

「ルーミー」と「トール」の違い~まとめ

上記のとおり、パッと見では違いが少ない新型「ルーミー」と新型「トール」ですが、細かく見れば多くありました。

「ルーミー」と「トール」の違いは、「ライズ」と「ロッキー」の違いと類似しており、トヨタ車(ルーミー、ライズ)の方が人気はありますが、設定的にはダイハツ車(トール、ロッキー)の方がお得感があります。

 

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新型「ルーミー」&「トール」・新型「ソリオ」の違いを徹底比較!

ボディサイズの比較

トヨタ「ルーミー」公式HPより

スズキ「ソリオ」公式HPより

新型「ルーミー」&「トール」と、新型「ソリオ」のボディサイズを比較してみましょう。

 

・ルーミー・トール
全長(mm):3,700(カスタムは3,705)
全幅(mm):1,670
全高(mm):1,735
ホイールベース(mm):2,490
車両重量(kg):1,080~1,140
最小回転半径(m):4.6(最上位グレードのみ4.7)
最低地上高(mm):130

・ソリオ
全長(mm):3,790
全幅(mm):1,645
全高(mm):1,745
ホイールベース(mm):2,480
車両重量(kg):960~1,050
最小回転半径(m):4.8
最低地上高(mm):140

 

ボディサイズの最大の違いは、「ソリオ」の方が100k前後軽いことでしょう。

後述していますが、燃費性能は「ソリオ」の方が優れており、この軽さも要因の1つとなっています。

その他、全長は9cm程度「ソリオ」が大きくなっていますが、全幅は「ルーミー」&「トール」の方が2.5cm大きく、全高は「ソリオ」の方が1cm大きく、ホイールベースは「ルーミー」&「トール」が1cm大きく、最低地上高は「ソリオ」が1cm大きくなっています。

最小回転半径は、「ルーミー」&「トール」の方が最大で20cm小さくなっているため、小回りがききます。

 

エクステリアの比較

トヨタ「ルーミー」公式HPより

スズキ「ソリオ」公式HPより

スズキ「ソリオ バンディット」公式HPより

新型「ルーミー」&「トール」と、新型「ソリオ」のエクステリアを比較してみましょう。

「ルーミー」&「トール」のスタンダードモデルは、メッシュのフロントグリルが特徴的で、どことなくトヨタ「ライズ」に似た印象があります。

カスタムモデルはメッキのフロントグリルが特徴的で、いわゆる”オラオラ顔”となっています。こちらはトヨタ「アルファード」に似た印象がありますね。

 

「ソリオ」は「ルーミー」&「トール」とは対象的にフロントグリルは小さめで、キリッとした印象になっています。

「ソリオ バンディット」はポジションランプとヘッドランプを二段構えに配置した独創的なヘッドランプとなっており、4眼の様なデザインになっていることも特徴的です。

 

リアデザインは、リヤランプが縦長になっている「ルーミー」&「トール」に対して、「ソリオ」は葉っぱの様な形になっており、メッキのガーニッシュが角の様なデザインになっていることも特徴的です。

エクステリアの質感に大きな違いはありません。

 

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インテリアの比較

ダイハツ「トール」公式HPより

スズキ「ソリオ」公式HPより

新型「ルーミー」&「トール」と、新型「ソリオ」のインテリアを比較してみましょう。

インテリアの最大の違いは、ハンドル前のオプティトロンメーター、センターに設定されたマルチインフォメーションディスプレイ、そして最大9インチのディスプレイオーディオ(またはナビ)となっている「ルーミー」&「トール」に対して、「ソリオ」はスピードメーターとマルチインフォメーションディスプレイが表示されたセンターメーターに最大10インチのナビとなっている点でしょう。

センターメーターは好き嫌いがありますが、「ソリオ」はセンターメーターにしたことにより運転席前にスマートフォン充電用USB端子も備えた収納スペースが設置されており、収納面ではメリットがあります。

 

また、インパネデザインは全体的にカクカクした印象のある「ルーミー」&「トール」に対して、「ソリオ」はまるっとした印象になっています。

 

その他、全グレードでファブリックシートとなっている「ソリオ」に対して、「トール」はレザー調×ファブリックシートをオプション設定可能となっており、質感面では僅かに「トール」が優れています。

「ソリオ」で気になる点としては、後部座席中央にヘッドレストが設置されていないことです。安全面を考慮すれば、できれば設置してほしいところですね。

 

室内の広さ・ラゲッジスペースの広さの比較

ダイハツ「トール」公式HPより

スズキ「ソリオ」公式HPより

新型「ルーミー」&「トール」と、新型「ソリオ」の室内の広さ、ラゲッジスペースの広さを比較してみましょう。

室内長の比較

「ルーミー」&「トール」:2,180mm
「ソリオ」:2,500mm

室内長は「ソリオ」の方が+32cm広い

室内幅の比較

「ルーミー」&「トール」:1,480mm
「ソリオ」:1,420mm

室内幅は「ルーミー」&「トール」の方が+6cm広い

室内高の比較

「ルーミー」&「トール」:1,355mm
「ソリオ」:1,365mm

室内高は「ソリオ」の方が+1cm高い

ラゲッジスペースの比較

「ルーミー」&「トール」:205ℓ
「ソリオ」:不明

ラゲッジスペースは「ソリオ」の数値が不明なため広さの比較はできませんが、「ルーミー」&「トール」の方が開口高は10cm高く、開口幅は0.2cm広く、荷室フロア高は13.8cm低いため、使い勝手が良いでしょう。

室内の広さ比較 まとめ

室内の広さは、後部座席の足元スペースは室内長が広い「ソリオ」の方が広くなっていますが、室内幅は「ルーミー」&「トール」の方が広く、前述の通り後部座席中央にヘッドレストが設置されているため、5人乗車時は「ルーミー」&「トール」の方が快適でしょう。

逆に「ソリオ」には後席センターアームレストが設置されているメリットがあり、そもそも「ソリオ」は5人乗車をメインに想定していない感があります。

 

その他、後部座席を最大で16.5cmスライド可能で56°リクライニングできる「ソリオ」に対して、「ルーミー」&「トール」は最大で24.0cmスライド可能で70°リクライニングできる様になっているため、後部座席の可動域は「ルーミー」&「トール」の方が豊かです。

70°リクライニングが可能ためフルフラットにした際は「ルーミー」&「トール」の方が快適ですが、「ソリオ」は助手席を前に倒すことが可能になっているなどシートアレンジが豊富です。

 

上記のとおり、どちらが圧倒的に良いというより、それぞれ一長一短あるといえます。

そのため、最大5人乗車するケースがあり、ラゲッジスペースを多様する場合は「ルーミー」&「トール」を、最大4人乗車で後部座席の足元スペースを広く使用したい場合は「ソリオ」を選択すると良いでしょう。

 

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ドライビング装備・快適装備の比較

ダイハツ「トール」公式HPより

スズキ「ソリオ」公式HPより

新型「ルーミー」&「トール」と、新型「ソリオ」のドライビング装備、快適装備を比較してみましょう。

 

「ルーミー」&「トール」には、「ソリオ」には無い以下の装備が搭載されています。

  • 電動パーキングブレーキ
    ※「ソリオ」は足踏み式パーキングブレーキ
  • ブレーキホールド
  • ウェルカムパワースライドドア(運転席・助手席側)
  • ウェルカムドアロック解除
  • コネクティッドサービス

 

「ソリオ」には、「ルーミー」&「トール」には無い以下の装備が搭載されています。

  • スリムサーキュレーター
  • エコクール
  • パドルシフト

 

いくつか装備差がありますが、最大の違いは「ルーミー」&「トール」に電動パーキングブレーキとブレーキホールドが搭載されていることでしょう。

上記の装備により、パーキングブレーキを操作する機会がなくなり、パーキングブレーキのかけ忘れや解除し忘れがなくなります。

また、信号などでの停止時にブレーキペダルを踏み続ける必要がなくなるため、長距離ドライブ時の負担軽減となります。

昨今発売されている新型車の多くに採用されており、もはや”当たり前の装備”になりつつありますので、上記の装備差は大きいでしょう。

 

さらに、「ルーミー」&「トール」はコネクティッドサービスが使用可能となっている点も大きな違いでしょう。

コネクティッドサービスは、緊急車両の手配が行えたり、駐車位置や燃料残量をスマホで確認できたり、Wi-Fiルーターも使用可能となっています。

いわゆる「SOSコール」や「ヘルプネット」といわれる装備は、急病や事故の際、あおり運転の際などに”あると安心な装備”となっており、新型車の搭載は当たり前になってきていますので、もはや”必須の安全装備”といえるでしょう。

その他、「ルーミー」&「トール」は各種ウェルカム機能が搭載されており、スムーズな乗り降りが可能となっています。

 

一方「ソリオ」には、スリムサーキュレーターが搭載されているため、夏は後席も涼しく、冬は後席も暖かくなりにやすくなっています。

また、エコクールも搭載されているため、アイドリングストップ中でも一定時間冷たい風を送り続けることが可能で、暑い日でも快適になっています。

 

充電設備について、充電用USB端子2個とアクセサリーソケットがインパネに設置されている点は同じですが、「ルーミー」&「トール」はラゲッジスペースに、「ソリオ」は後席の右側面にアクセサリーソケットがもう1つ設置されています。

「ソリオ」は2023年5月10日の改良でUSB端子全2個中の1個がタイプAからタイプCに変更、タイプAは2.4A、タイプCは3Aとなっているため、高速充電が可能となっています。

そのため、「ソリオ」は2.1Aとなっている「ルーミー」&「トール」より充電スピードが早いメリットがあります。

 

上記のとおり、空調面や充電面での快適装備は「ソリオ」の方が豊富でしたが、装備の先進性・安全性・利便性は「ルーミー」&「トール」が優秀といえるでしょう。

 

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燃費性能の比較

スズキ「ソリオ」公式HPより

新型「ルーミー」&「トール」と、新型「ソリオ」の燃費性能を比較してみましょう。

燃費性能は、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。

補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。

  • WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
  • 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
  • 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
  • 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定

 

・ルーミー&トール

・1.0Lガソリン(2WD)
→18.4km/L(WLTCモード)
→15.33km/L(e燃費より)

・1.0Lターボ
→16.8km/L(WLTCモード)
→13.10km/L(e燃費より)

 

・ソリオ

・1.2Lガソリン(2WD)
→19.0km/L(WLTCモード)
→15.94km/L(e燃費より)

・1.2Lマイルドハイブリッド(2WD)
→19.6km/L(WLTCモード)
→17.24km/L(e燃費より)

・1.2Lストロングハイブリッド
→22.3km/L(WLTCモード)
→17.42km/L(e燃費より)

 

燃費性能を比較すると、ハイブリッドシステムを搭載している「ソリオ」が優秀です。

ガソリン車で比較しても、「ソリオ」の方が優れています。

 

では、維持費を年間走行距離8,000km、ガソリン代140円で計算してみましょう。

  • 「ルーミー」&「トール」1.0Lガソリン車:約9.8万円(燃料代7.3万円+自動車税2.5万円)
  • 「ルーミー」&「トール」1.0Lターボ車:約11万円(燃料代8.5万円+自動車税2.5万円)
  • 「ソリオ」1.2Lガソリン車:約10万円(燃料代7万円+自動車税3.05万円)
  • 「ソリオ」1.2Lマイルドハイブリッド車:約9.5万円(燃料代6.5万円+自動車税3.05万円)
  • 「ソリオ」1.2Lストロングハイブリッド車:約9.5万円(燃料代6.4万円+自動車税3.05万円)

自動車税は「ルーミー」&「トール」の方が5,500円安くなりますが、やはり燃費性能が優秀な「ソリオ」のハイブリッド車が最も安くなっています。「ルーミー」&「トール」よりも3,000円~1.5万円程度安くなります。

ガソリン車で比較した場合、自動車税が安い分「ルーミー」&「トール」のガソリン車の方が僅かに安くなりますが、「ルーミー」&「トール」のターボ車と比較した場合は「ソリオ」の方が1万円前後安くなります。

 

つまり、維持費を安くしたいなら「ソリオ」が良いといえるでしょう。

 

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エンジン性能の比較


スズキ「ソリオ」公式HPより

新型「ルーミー」&「トール」と、新型「ソリオ」の加速性能を比較してみましょう。

その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。

  • 出力:クルマの速さ
  • トルク:クルマの加速力

簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。

 

・ルーミー&トール

・1.0Lガソリン
→最高出力 51kW〈69PS〉/6,000rpm
→最大トルク 92N・m〈9.4kgf・m〉/4,400rpm

・1.0Lターボ
→最高出力 72kW〈98PS〉/6,000rpm
→最大トルク 140N・m〈14.3kgf・m〉/2,400~4,000rpm

 

・ソリオ

・1.2Lガソリン
→最高出力 67kW〈91PS〉/6,000rpm
→最大トルク 118N・m〈12.0kgf・m〉/4,400rpm

・1.2Lマイルドハイブリッド
エンジン
→最高出力 67kW〈91PS〉/6,000rpm
→最大トルク 118N・m〈12.0kgf・m〉/4,400rpm
モーター
→最高出力 2.3kW〈3.1PS〉/1,000rpm
→最大トルク 50N・m〈5.1kgf・m〉/1,00rpm

・1.2Lストロングハイブリッド
エンジン
→最高出力 67kW〈91PS〉/6,000rpm
→最大トルク 118N・m〈12.0kgf・m〉/4,400rpm
モーター
→最高出力 10kW〈13.6PS〉/3,185~8,000rpm
→最大トルク 30N・m〈3.1kgf・m〉/1,000~3,185rpm

 

「エンジン性能」を比較すると、まず最も非力なのはもちろん「ルーミー」&「トール」の1.0Lガソリン車です。次点で「ソリオ」の1.2Lガソリン車が非力です。

しかし、「ソリオ」の1.2Lガソリン車は「ソリオ」の中でも最も軽く、0-100km/h加速が9秒前後という加速性能があります。

0-100km/h加速はあくまで参考値ですが、今回比較対象の全モデル中で最も加速性能が良いのは「ソリオ」の1.2Lガソリン車となります。

ちなみに、「ルーミー」&「トール」の1.0Lガソリン車の0-100km/h加速は17秒前後です。

 

次いで加速性能が良いのは「ルーミー」&「トール」の1.0Lターボ車、「ソリオ」のマイルドハイブリッド車・ストロングハイブリッド車となります。

何れも0-100km/h加速は11秒前後となっています。

何れにしても、加速性能・燃費性能・静粛性の良さを総合的に考えれば「ソリオ」のマイルドハイブリッド車が優れているといえるでしょう。

 

ちなみに、両車ともに車速が一定以下になるとエンジンを自動停止する仕組みになっていますが、「ルーミー」&「トール」は約7km/h以下、「ソリオ」は約13km/h以下と多少異なります。

上記は軽自動車でも多く採用されている機能ですが、完全にクルマが停止する場合はエンジンを早めに停止させて僅かでも燃費向上に寄与する効果があるかと思います。

しかし、クルマが”止まりそうで止まらなかった”場合は、エンジンが停止した直後に再加速となるため、加速が遅れるというデメリットがあります。

上記の点では、エンジンが停止する速度が低い「ルーミー」&「トール」の方が多少煩わしさを軽減できそうです。

 

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安全性能の比較

ダイハツ「トール」公式HPより

新型「ルーミー」&「トール」と、新型「ソリオ」の安全性能を比較してみましょう。

下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。

 

ルーミー&トールソリオ
衝突警報機能(対車両・対歩行者[昼夜])/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者[昼夜])デュアルカメラブレーキサポート
ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)後退時ブレーキサポート
ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能
車線逸脱警報機能車線逸脱警報機能
路側逸脱警報機能
車線逸脱抑制機能
ふらつき警報ふらつき警報機能
先行車発進お知らせ機能先行車発進お知らせ機能
標識認識機能(進入禁止/最高速度/一時停止)標識認識機能[車両進入禁止、はみ出し通行禁止、最高速度、一時停止]
AHB(オートハイビーム)ハイビームアシスト
ADB(アダプティブドライビングビーム)
サイドビューランプ
コーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個)リヤパーキングセンサー
全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能付]
パノラマモニター全方位モニター用カメラ
ヘッドアップディスプレイ

安全性能で比較すると、両車一長一短あります。

 

「ルーミー」&「トール」は、以下の点で「ソリオ」より優れています。

  • 先行車や対向車の部分的に遮光する先進ライト「ADB(アダプティブドライビングビーム)」が搭載されている
  • ステアリングを切った方向にヘッドランプが照らす「サイドビューランプ」が搭載されている
  • ACC(アダプティブクルーズコントロール)が停止保持まで可能
  • 車線がない路側も検知する「路側逸脱警報機能」が搭載されている

 

「ルーミー」&「トール」は2020年9月15日のマイナーチェンジを受けるまでは、安全性能で「ソリオ」に一歩及ばない形でしたが、マイナーチェンジを受けて一気に安全性能が向上しました。

自動ブレーキは自転車や夜間の歩行者も検知可能となり、後方の自動ブレーキも搭載され、「ソリオ」との性能差がなくなっています。

さらに、上記の先進装備(ADBやACC)の性能差が大きく、さらに電動パーキングブレーキとブレーキホールドの搭載有無により、安全装備の先進性は大差がついたと言っても過言ではないでしょう。

 

一方の「ソリオ」は、フルモデルチェンジによりアダプティブクルーズコントロールが全車速追従機能付きとなり、標識認識機能が搭載され、「ルーミー」&「トール」との装備差が減少しています。

さらに、2023年5月10日の改良で「ルーミー」&「トール」にはない「車線逸脱抑制機能」が追加されています。

これにより、65km/h以上となる高速道路などで車線を逸脱する可能性がある際に、警報音のみでなくシステムがハンドル操作をアシストし、より車線逸脱による事故を回避しやすくなっています。

「ルーミー」&「トール」は2020年のマイナーチェンジ時に、何故か新型「タント」から搭載されている類似機能の「LKC(レーンキープコントロール)」が搭載されなかったため、車線逸脱事故防止の点では「ソリオ」の方が優れているといえるでしょう。

また、「ソリオ」には「ルーミー」&「トール」にも搭載されていないヘッドアップディスプレイが上位グレードには設定されており、「SRSサイドエアバッグ」や「SRSカーテンエアバッグ」が全車標準装備となっている点でも「ルーミー」&「トール」より優れています

 

ちなみに、2022年12月15日に追加された「ソリオ」のストロングハイブリッド車には全車速追従機能がありませんので、注意が必要です。

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価格の比較


スズキ「ソリオ バンディット」公式HPより

新型「ルーミー」&「トール」と、新型「ソリオ」の価格を比較してみましょう。

 

ルーミーのおすすめグレード&価格

「ルーミー」のおすすめグレードは、「カスタムG-T」で約205万円です。

ノーマルモデルではなくカスタムモデルを選択した理由は、電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド・全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)をカスタムモデルにしか設定できないためです。

ターボ車を選択した理由は、加速性能が大きく異なるからです。

コンフォートパッケージ、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ、ナビ、ETC代等を30万円ほど足すと、「カスタムG-T」の価格は約235万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。

 

トールのおすすめグレード&価格

「トール」のおすすめグレードは、「カスタムGターボ」で約205万円です。

「トール」の場合、ノーマルモデルにも電動パーキングブレーキや全車速追従機能付ACCがオプション設定可能ですが、LEDフォグランプやアルミホイールなどを設定するとカスタムモデルとの価格差がなくなってしまいます。

LEDフォグランプやアルミホイールが不要な場合は「Gターボ」がおすすめですが、今回は条件を合わせて比較するため、「カスタムGターボ」で比較します。

スタイルパック、コンフォータブルパック、パノラマモニター対応アップグレードパック、ナビ、ETC代等を30万円ほど足すと、「カスタムGターボ」の価格は約235万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。

 

ソリオのおすすめグレード&価格

「ソリオ」のおすすめグレードは、「バンディット」の「HYBRID MV」で約213万円となります。

最も価格が安いガソリン車は、アダプティブクルーズコントロール・LEDヘッドランプ・スリムサーキュレーターなどの安全装備や快適装備が設定できず、室内もプラスチッキーな印象が強いため、利便性や質感を考慮すると、おすすめできません。

ガソリン車よりは装備内容が充実するものの、同理由から「ソリオ HYBRID MX」もおすすめできません。

ストロングハイブリッド車は、マイルドハイブリッド車との燃費性能(実燃費)差が限定的な一方、価格はマイルドハイブリッド車より20万円程度高くなっているため、おすすめできません。アダプティブクルーズコントロールが“全車速追従機能なし”という大きな欠点もあります。

「バンディット」を選択した理由は、見た目がスタイリッシュな点もありますが、本革巻きステアリングホイールやスリムサーキュレーターなどが装備され、カスタムモデルながら「ソリオ」の「HYBRID MZ」との価格差が3万円程度しかないからです。

全方位モニター付メモリーナビゲーション、ETC代等を20万円ほど足すと、「HYBRID MV」の価格が約233万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。

 

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価格比較 結果

上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。

上記金額を比較すると、「ルーミー」&「トール」よりも「ソリオ」の方が僅かに(2万円程度)安いことが分かります。

さらに、「ソリオ」のハイブリッド車は購入時の諸費用(重量税や環境性能割など)が優遇されるため、お得に購入できます。

また、前述の通り、維持費も「ソリオ」の方が安くなりますので、初期費用+維持費の総額で考えても「ソリオ」の方が安くなるでしょう。

 

さらに安く、お得に購入したい方は、”新車同様の中古車”も検討してみましょう。

 

また、上記の価格は現在の車の買取価格を含めていません。

買取価格を最大限上げたい方、安心して現在の車を売りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

現在の車を少しでも高く売って、その資金を基に車を購入しましょう。

【車を高く売る方法】車の下取り価格を30万円以上アップさせるコツ!
車を少しでも高く売る方法をご紹介します。ディーラーで下取りに出すより、現在の車を30万円以上高く売ることも可能ですよ!

 

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【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!


車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。

しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。

さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!

上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!

また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。

 

■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。

ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。

 

■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。

中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。

さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。

  • 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
  • 納車後、100日以内であれば返品可能
  • ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)

ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。

特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。

その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。

 

■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。

また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。

ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。

 

 

気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!

※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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【PR】車の下取り価格を30万円以上アップさせるコツ!


新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。

しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を30万円以上高く売ることも可能です!

中古車買取サービスは、中古車の買取台数トップクラスのガリバー無料査定がおすすめです。

買取台数がトップクラスな理由は、高価買取実績サービスの良さ信頼性にあります。

中古車買取台数だけでなく中古車販売台数もトップクラスのガリバーは、まさに中古車業界の“トヨタ”的存在です。

 

■ガリバーが支持される理由、高価買取できる理由
中古車買取台数がトップクラスということは、多くの人がガリバーで愛車を売っていることになりますが、ガリバーが支持される理由、高価買取できる理由は、以下のとおりです。

  • 買取車両の在庫期間を短くする独自のシステムで、在庫管理コストを大幅に削減
  • 全国約550店の直接販売店舗とオークション会場、海外店舗による圧倒的な販売網で中間業者を挟まずに、マージンカットを実現し買取額に反映
  • ディーラーの下取りと異なり、オプションやアクセサリーを買取額にプラス評価!

 

■筆者の一括査定体験談
買取といえば一括査定というサービスもありますが、実際一括査定に登録してみたところ、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。

また、個人情報も各社に流れてしまうためプライバシー保護の観点からみても良くありません。

上記のことから、一括査定サービスはあまりおすすめできません。

 

■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のあるガリバーで無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。

高値がつけばガリバーでそのまま売ってしまっても良いですが、さらにガリバーで出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。

何れにしも、無料ですのでガリバーで査定を行うデメリットはほとんどありません。

査定時にお車の情報を入力する必要がありますが、45秒程度で行えるため簡単です。

もちろん、とりあえず査定するだけもOKです。

 

 

私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後にガリバーの無料査定を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。

私のような後悔をしないためにもガリバー無料査定を行い、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう

※愛車の査定金額は申込完了ページには表示されません。入力後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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まとめ

今回は、新型トヨタ「ルーミー」と新型ダイハツ「トール」の違い、新型スズキ「ソリオ」との違いを徹底比較してみました。

 

「ルーミー」&「トール」と「ソリオ」の比較結果を以下にまとめてみました。

  • 運転のしやすさ:小回りは「ルーミー」&「トール」が良い
  • 車内の広さ:引き分け(両車一長一短あり)
  • 快適装備:空調面や充電面では「ソリオ」、先進性・安全性・利便性は「ルーミー」&「トール」が優秀
  • 燃費性能:「ソリオ」が優秀
  • エンジン性能:総合的に「ソリオ」が優秀
  • 安全性能:引き分け(両車一長一短あり)
  • 価格の安さ:「ソリオ」の方が2万円程度安い

 

上記のとおり、装備の先進性で優れているのは「ルーミー」&「トール」、燃費性能や価格の安さなどコスト面で優れているのは「ソリオ」でした。

どの項目を重視するかによりますが、筆者的には「ルーミー」&「トール」がおすすめです。

理由は、「ルーミー」&「トール」の方が総合的に優れていると考えるからです。

特に、先進性では大差がついており、購入後他車と比較して後悔しないという点でも「ルーミー」&「トール」の方がおすすめだと考えます。

軽自動車でも搭載が当たり前になりつつある便利な電動パーキングブレーキやコネクティッドサービスがないと、他車と比較して見劣りしてしまいます。

「ルーミー」か「トール」かについては、ノーマルモデルでも先進装備を充実させることが可能な点、「レザー調×ファブリックシート」を設定できる点、コネクティッドサービスを安く使用できる点から、「トール」がおすすめです。

 

一方の「ソリオ」は、広い後部座席と優れた空調装備、何より優れた燃費性能と価格の安さが魅力的で、コストメリットが大きいためコスパが高さでは「ソリオ」も非常に優れています

そのため、どの点を重視するかによって、どちらが良いかは変わってくるでしょう。

何れにしても、軽自動車の様な運転のしやすさ、ミニバンの様な広さにスライドドア、そして価格の安さを備えた「ルーミー」&「トール」と「ソリオ」は、非常にコスパが優秀なクルマといえるでしょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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