こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2021年10月28日に商品改良が行われたマツダ「MAZDA3(マツダ3)」と、2021年7月2日に一部改良が行われたトヨタ「カローラスポーツ」を、エクステリア・インテリア・加速性能・燃費性能・車内の広さ・安全性能・価格など、各項目を徹底比較いたします。
果たしてどれほどの性能差があり、どっちが”おすすめ”なのか!?



ボディサイズ・エクステリアの比較
ボディサイズ
・MAZDA3 FASTBACK
全長(mm):4,460
全幅(mm):1,795
全高(mm):1,440
ホイールベース(mm):2,725
車両重量(kg):1,320~1,520
最小回転半径(m):5.3
・カローラスポーツ
全長(mm):4,375
全幅(mm):1,790
全高(mm):1,460
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,310~1,400
最小回転半径(m):5.1~5.3
「MAZDA3(マツダ3)」と「カローラスポーツ」のボディサイズは瓜二つですね。
”運転のしやすさ”について、「アクセラ」までは「カローラスポーツ」の方が視界の広く、運転しやすい印象でした。しかし「MAZDA3(マツダ3)」になったことで、その差はほとんどなくなったと感じています。
最小回転半径は、上位グレードの「G“Z”」や4WD車を除いて「カローラスポーツ」の方が小さくなっていますので、小回りは「カローラスポーツ」の方が良くなっています。
エクステリア
エクステリアの質感については、フロントグリルやリアルーフスポイラー、リアバンパー、センターピラーなど、各場所にピアノブラック塗装が施されている「MAZDA3(マツダ3)」の方が、ツヤ感があって高級感があります。
ボディカラーの質感も「MAZDA3(マツダ3)」の方が高いため、エクステリアの質感は「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝でしょう。
「カローラスポーツ」も上位グレードであれば、ウィンドウモールのメッキ加飾やセンターピラーの艶有り塗装が施されますが、「MAZDA3(マツダ3)」の質感が1クラス上という印象です。
インテリア・居住性・ラゲッジスペースの比較
インテリア
インテリアの質感については、革素材が多く用いられ、メッキ加飾も多く、安い素材がほとんど使用されていない「MAZDA3(マツダ3)」の方が上質です。
ステアリングなど各パーツの触り心地であったり、8スピーカーのオーディオシステムであったり、すごい細かい所までこだわって造られているなと感じられます。
「MAZDA3(マツダ3)」は、8.8インチディスプレイやカメラ(フロント・サイド・バック)の画質もかなり綺麗です。これは実際見ないと分からないと思いますが、圧倒的に綺麗です。
「カローラスポーツ」も比較的質感高くなっていますが、インサイドドアハンドルの周辺が安っぽい点が気になります。何れにしても「MAZDA3(マツダ3)」ほどの質感高さはないでしょう。
上記より、インテリアの質感は「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝でしょう。
居住性・ラゲッジスペース
室内長の比較
マツダ「MAZDA3(マツダ3)」:1,820mm
トヨタ「カローラスポーツ」:1,795mm
「MAZDA3(マツダ3)」の方が+2.5cm広い
室内幅の比較
マツダ「MAZDA3(マツダ3)」:1,490mm
トヨタ「カローラスポーツ」:1,510mm
「カローラスポーツ」の方が+2cm広い
室内高の比較
マツダ「MAZDA3(マツダ3)」:1,160mm
トヨタ「カローラスポーツ」:1,155mm
「MAZDA3(マツダ3)」の方が+0.5cm広い
ラゲッジスペースの比較
マツダ「MAZDA3 FASTBACK」:358ℓ
トヨタ「カローラスポーツ」:352ℓ
車内の広さ比較 まとめ
上記の数値のとおり差がほとんどないため、室内の広さは引き分けとしておきます。
「MAZDA3(マツダ3)」も「カローラスポーツ」も、Cセグメントの中では比較的狭い部類に入りますが、圧迫感を感じるほど狭い印象はありません。
快適装備の比較
「MAZDA3(マツダ3)」と「カローラスポーツ」にあって、他車にはあまりない特徴的な装備を以下にまとめてみました。
- アクティブ・ドライビング・ディスプレイ(MAZDA3)
カラーヘッドアップディスプレイ(カローラスポーツ) - コネクティッドサービス
■「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」・「カラーヘッドアップディスプレイ」
フロントガラスに速度や交通標識などが表示される装備ですが、「MAZDA3(マツダ3)」の「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」は、「カローラスポーツ」の「カラーヘッドアップディスプレイ」よりもフロントガラスの上の方(先の方)に投射されるため、視界を下げることなく認識できるため好印象です。
■コネクティッドサービス
「カローラスポーツ」に先に搭載され、「MAZDA3(マツダ3)」にも搭載されたコネクティッドサービス。
緊急車両の手配、クルマの状況やドアの閉め忘れなどの通知、リモートドアロックなど、サービス内容は似ています。「MAZDA3(マツダ3)」は3年間無料、「カローラスポーツ」は標準サービスが5年間無料ですが、それ以降は有料となります。
上記のほか、「カローラスポーツ」にしか搭載されていない装備として、サスペンション特性やステアリング制御を変更できる「AVS」があります。
■AVS(Adaptive Variable Suspension system)
「AVS」について、試乗で「COMFORT」や「SPORT S +」も試してみましたが、サスペンションやステアリング制御の違いを通常の一般道で体感することは難しいと感じました。ディーラーさんも言っていましたが、中々違いを感じにくいです。
通常のサスペンションもかなり良いため、約11万円と高い「AVS」は個人的に不要だと思いました。
また、「MAZDA3(マツダ3)」には「カローラスポーツ」には無い以下の装備があります。
- リバース連動ドアミラー機能
- ドライビングポジションメモリー機能(シート位置、ドアミラー角度など)
- 車速感応オートドアロック
- レインセンサーワイパー
燃費性能の比較
燃費性能は、JC08モード、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・MAZDA3(マツダ3)
・1.5Lガソリン ※2WD、6AT
→16.6km/L(WLTCモード)
→14.27km/L(e燃費より)
・2.0Lガソリン ※2WD、6AT
→15.6km/L(WLTCモード)
→13.22km/L(e燃費より)
・1.8Lディーゼル ※2WD
→19.8km/L(WLTCモード)
→17.77km/L(e燃費より)
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-SKYACTIV X) ※2WD、6AT
→17.4km/L(WLTCモード)
→14.24km/L(e燃費より)
・カローラスポーツ
・1.2Lターボ ※2WD、CVT
→19.6km/L(JC08モード)
→16.4km/L(WLTCモード)
→13.48km/L(e燃費より)
・1.8Lハイブリッド
→34.2km/L(JC08モード)
→30.0km/L(WLTCモード)
→25.04km/L(e燃費より)
ガソリン車で比較すると、同程度であることがわかります。
ディーゼル車とハイブリッド車と比較すると、使用燃料がディーゼル車の方が20円ほど安いですが、実燃費で「カローラスポーツ」の方が7km/L程度優秀なため、「カローラスポーツ」の方が安くなります。
以上から、燃費性能は「カローラスポーツ」のハイブリッド車が最も優秀です。
ちなみに、「e-SKYACTIV X」搭載車は1.5Lガソリン車より燃費性能が優秀ですが、使用燃料がハイオク(プレミアガソリン)となっているため、維持費は1.5Lガソリン車より高くなります。
年間走行距離が1万km程度、レギュラー140円、ハイオク160円の場合、「e-SKYACTIV X」搭載車の方が年間6,600円程度高くなります。維持費的には2.0Lガソリン車とあまり変わりません。
エンジン性能・乗り心地の比較
エンジン性能
エンジン性能について、比較していきます。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・MAZDA3(マツダ3)
・1.5Lガソリン
→最高出力 82kW〈111PS〉/6,000rpm
→最大トルク 146N・m〈14.9kgf・m〉/3,500rpm
・2.0Lガソリン
→最高出力 115kW〈156PS〉/6,000rpm
→最大トルク 199N・m〈20.3kgf・m〉/4,000rpm
・1.8Lディーゼル
→最高出力 95kW〈130PS〉/4,000rpm
→最大トルク 270N・m〈27.5kgf・m〉/1,600~2,600rpm
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-SKYACTIV X)
エンジン
→最高出力 140kW〈190PS〉/6,000rpm
→最大トルク 240N・m〈24.4kgf・m〉/4,500rpm
モーター
→最高出力 4.8kW〈6.5PS〉/1,000rpm
→最大トルク 61N・m〈6.2kgf・m〉/100rpm
・カローラスポーツ
・1.2Lターボ
→最高出力 85kW〈116PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉/1,500~4,000rpm
・1.8Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
モーター
→最高出力 53kW〈72.0PS〉
→最大トルク 163N・m〈16.6kgf・m〉
→システム最高出力 90kW〈122PS〉
あくまで参考値ですが、「e-SKYACTIV X」搭載車以外の0-100km/h加速は何れも10秒~11秒前後といったイメージです。
「e-SKYACTIV X」搭載車のスペックは、マイルドハイブリッドシステム「M Hybrid(エム ハイブリッド)」を搭載している点は異なるものの、ホンダ「シビック」の1.5L VTEC TURBOエンジンと似たようなスペックとなっています。
「シビック」の0-100km/h加速は7秒台という素晴らしい加速性能となっており、同様のスペックであることを考えると「MAZDA3(マツダ3)」の「e-SKYACTIV X」搭載車も似たようなタイム(8秒台)となるでしょう。
試乗で感じた印象は以下のとおりです。
■MAZDA3(マツダ3)
1.5Lガソリン車は、決してトルクフルでパワーがあるという印象はありませんが、街乗りでパワー不足を感じることはないと思います。ただ、上り坂や追い越し時はパワー不足を顕著に感じるため、2.0L車の方がおすすめです。
1.8Lディーゼル車は、加速が“鋭い”というより”力強い”印象で、アクセルを踏み込む上り坂や追い越し時などに低回転域で力強く加速する感じです。逆に、平坦路などアクセルを浅く踏んだ際の加速感は悪く言えば重く、ガソリン車の方が軽いと感じました。好みはあると思いますが、個人的にはガソリン車の方が走りは面白いと感じました。
そのため、数値的に低回転域から高トルクですが、同様に出だしから高トルクである電動車(e-POWERやe:HEVなど)やガソリンターボ車(シビックなど)と比べると、加速感はあまりありません。
「MAZDA3(マツダ3)」のトランスミッションは6速ATとなっているため、個人的には国産車に多いCVTより好印象でした。スポーツモードにするとより面白いです。
■カローラスポーツ
ハイブリッド車と1.2Lターボ車を比較すると、発進時の加速性能はハイブリッド車の方が滑らかな印象があります。モーターのアシストにより加速性能が向上しているものかと思います。
ただ、その後の加速感は1.2Lターボ車の方がガソリン車特有の面白さがある様に感じましたが、それほど大きな差は感じにくく、燃費性能の圧倒的な違いに勝るほどの差はない様に感じました。
上記より、エンジン性能は「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝でしょう。
ただ、「e-SKYACTIV X」搭載車を除けば、あまり差はない印象です。
乗り心地
サスペンションの性能は、「カローラスポーツ」の方が良かった様に感じました。路面の凹凸による突き上げなどを感じにくく、同様にサスペンション性能が高いと感じたホンダ「シビック」と似たような印象です。
サスペンションの性能ではありませんが、「MAZDA3(マツダ3)」は「G-ベクタリング コントロール プラス」のおかげか、ブレーキを踏んだ際に発生する前後のGや、カーブ時に発生する横Gを感じにくく、頭が振られない(揺れない)ため、乗り心地が良く、酔いにくい印象です。
「MAZDA3(マツダ3)」のサスペンションは、比較的安いトーションビーム式となっていますので、期待していなかっただけに衝撃でした。
静粛性については、両車ともに高く、甲乙つけがたい印象です。
以上のことを総合して、乗り心地は引き分けとしておきます。
安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
MAZDA3(マツダ3) | カローラスポーツ |
アダプティブ・LED・ヘッドライト | - |
ハイ・ビーム・コントロールシステム | オートマチックハイビーム |
車線逸脱警報システム | 車線逸脱警報機能、先行車発進告知機能 |
レーンキープ・アシスト・システム、クルージング&トラフィック・サポート | レーントレーシングアシスト |
スマート・ブレーキ・サポート | プリクラッシュセーフティ |
AT誤発進抑制制御[前進時][後退時] | ドライブスタートコントロール |
スマート・ブレーキ・サポート[後退時] | インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ) |
ブラインド・スポット・モニタリング | ブラインドスポットモニター |
前側方接近車両検知(FCTA) | - |
後側方接近車両検知(RCTA)、スマート・ブレーキ・サポート[後進時左右接近物] | リヤクロストラフィックオートブレーキ |
360°ビュー・モニター | - |
交通標識認識システム | ロードサインアシスト |
ドライバー・アテンション・アラート | レーントレーシングアシスト |
ドライバー・モニタリング | - |
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール 全車速追従機能付 | レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) |
自動防眩ルームミラー | 自動防眩ルームミラー |
■自動ブレーキ
自動ブレーキは、共に夜間歩行者及び自転車検知機能が付いているため、先進的で優秀です。
■レーンキープ
レーンキープは、「カローラスポーツ」の「レーントレーシングアシスト」は車線中央維持支援機能が全車速域に対応しているため優秀です。スバル「レヴォーグ」などに搭載されている「ツーリングアシスト」と同様の機能を有してことになります。
「MAZDA3(マツダ3)」も2020年11月19日の商品改良にて「クルージング&トラフィック・サポート」のステアリングアシスト機能が高速域でも作動可能となったため、「レーントレーシングアシスト」や「ツーリングアシスト」と大きな性能差はありません。
その他、「MAZDA3(マツダ3)」にしか搭載されていない機能がいくつかあります。カメラでドライバーの状態をチェックし、眠気や疲れを検知し注意喚起を行ってくれる機能(ドライバー・モニタリング)や、先進ライト(アダプティブ・LED・ヘッドライト)、前方左右の死角からの車両を検知する機能(前側方接近車両検知)などです。
以上から、先進装備が豊富に搭載されている点で「MAZDA3(マツダ3)」の方が優秀でしょう。
ただ、「MAZDA3(マツダ3)」・「カローラスポーツ」ともに安全性能は先進的です。
価格の比較
価格について、比較します。
MAZDA3(マツダ3)のおすすめグレード&価格
「MAZDA3(マツダ3)」のおすすめグレードは、1.5Lガソリン車なら「15S Touring」(約232万円)、2.0Lガソリン車なら「20S PROACTIVE Touring Selection」(約264万円)、1.8Lディーゼル車なら「XD PROACTIVE Touring Selection」(約291万円)、e-SKYACTIV X搭載車なら「X Black Tone Edition」(約325万円)です。
「Touring Selection」を選択した理由は、「クルージング&トラフィック・サポート」や「運転席10Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能」などを設定できるからです。
メーカーオプションの「360°セーフティパッケージ」、ナビゲーション用SDカードアドバンス、ETC代等を加えると、「15S Touring」が約249万円、「20S PROACTIVE Touring Selection」が約281万円、「XD PROACTIVE Touring Selection」が約308万円、「X Black Tone Edition」が約353万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
■おすすめグレードは?
ガソリン車とディーゼル車の”走りの差”をどう感じるかによりますが、ガソリン車の走りが気に入ったのであれば「20S PROACTIVE Touring Selection」がおすすめです。1.5Lより余裕のある走りがあり、安全装備も充実するからです。
ただ、1.5Lガソリン車に”設定できない装備”が不要で、走りも1.5Lで十分なら、最も安くなる「15S Touring」がおすすめです。やはり”安い”といのは魅力的ですよね。
遠出が多く、年間走行距離が多い方は、最も安くなる可能性が高い「XD PROACTIVE Touring Selection」がおすすめです。ちょい乗りが多い方は、結果的に燃費もあまり伸びないため、走行距離が多い方に向いています。
価格は高くなりますが、加速性能を重視するなら「X Black Tone Edition」1択です。
カローラスポーツのおすすめグレード&価格
「カローラスポーツ」のおすすめグレードは、1.2Lターボ車なら「G“Z”」(約257万円)、ハイブリッド車なら「HYBRID G“Z”」(約284万円)です。
メーカーオプションの9インチディスプレイ、ブラインドスポットモニターなどの安全装備、ディーラーオプションのナビキット、ETC代を加えると、「G“Z”」が約279万円、「HYBRID G“Z”」が約306万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
値引き額をディーラーで確認したところ、30万円程度でした。
価格比較 結果
上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で相殺されるでしょう。
価格を比較すると、「MAZDA3(マツダ3)」の1.5Lガソリン車が「カローラスポーツ」の1.2Lターボ車より30万円程度安く、2.0Lガソリン車とほぼ同じ価格となります。
「MAZDA3(マツダ3)」の1.8Lディーゼル車と「カローラスポーツ」の1.8Lハイブリッド車がほぼ同じ価格となり、「MAZDA3(マツダ3)」のe-SKYACTIV X搭載車は、さらに45万円ほど高くなるでしょう。
■最も安くなるのは?
年間走行距離が5千km程度であれば、初期費用が安い「MAZDA3(マツダ3)」の1.5Lガソリン車を選択した方が安くなる可能性が高くなります。
年間走行距離が1万km程度であれば、「カローラスポーツ」のハイブリッド車が最も安くなるでしょう。
年間走行距離が2万km以上であれば、「MAZDA3(マツダ3)」の1.5Lガソリン車より「MAZDA3(マツダ3)」のディーゼル車の方が安くなる可能性がでてきます。当然、「カローラスポーツ」のハイブリッド車が最も安くなります。
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まとめ
今回は、マツダ「MAZDA3(マツダ3)」とトヨタ「カローラスポーツ」を比較しながらご紹介しました。
「MAZDA3(マツダ3)」と「カローラスポーツ」の比較結果を以下にまとめてみました。
- 運転のしやすさ:小回りは「カローラスポーツ」の方が優秀
- エクステリアやインテリアの質感:「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝
- 車内の広さ:引き分け(「MAZDA3(マツダ3)」の方が僅かに広い)
- 快適装備:引き分け
- 燃費性能:「カローラスポーツ」のハイブリッド車が最も優秀
- エンジン性能:「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝(e-SKYACTIV Xを除けば引き分け)
- 乗り心地:引き分け
- 安全性能:「MAZDA3(マツダ3)」の方が先進装備が豊富
- 価格の安さ:「MAZDA3(マツダ3)」の1.5Lガソリン車が安い
「MAZDA3(マツダ3)」の方が質感は1クラス上で高級感があります。
「カローラスポーツ」の方が燃費性能が圧倒的に優秀で、長く使用するなら間違いなく安くなります。
どの部分を優先するかによりますが、筆者的には総合力が高い「MAZDA3(マツダ3)」の方がおすすめです。
「MAZDA3(マツダ3)」がおすすめな理由は、質感の高さももちろん素晴らしいのですが、”走る”・”曲がる”・”止まる”という車の基本的な性能もフォルクスワーゲン「ゴルフ」に近い印象を受けましたし、”所有する満足感”といった点においても「カローラスポーツ」を圧倒している様に感じたからです。
ただ、ハイブリッド車のコストメリットがある「カローラスポーツ」もかなり魅力的で、質感や走りにそこまで重きを置かない方に対しては、「カローラスポーツ」の方がおすすめです。安全性能や乗り心地も優れているため、「カローラスポーツ」も総合力が高いといえるでしょう。
一部で圧倒的な差はあるものの、どの点を重視するかによってどちらが良いかは変わってきます。
あなたが最も欲しいと思った車を購入する様にしてください。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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