こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2024年10月16日に発売された新型スズキ「フロンクス」のおすすめオプションを徹底検証してみました。
果たして、新型「フロンクス」に必要なオプションとは!?
新型「フロンクス」のおすすめオプション
ルームランプバルブ
まず、新型「フロンクス」のおすすめしたいオプションは、「ルームランプバルブ」です。
「フロンクス」は、標準装備の状態だと残念ながらフロント・センター・ラゲッジのいずれもハロゲンランプとなっています。
ハロゲンランプだと暗くてよく見えない夜の車内でも、LEDランプなら昼の様に明るくなります。
価格の低下もあり、昨今の新型車の多くはLEDランプが標準装備されています。
そのため、ルームランプをLED化することは非常におすすめなのですが、筆者は基本的にディーラーオプションのLEDランプを推奨していません。
最大の理由は価格で、社外品だと3,000~5,000円程度で購入できる物が、ディーラーオプションだと2万円以上する様な場合が多いからです。
しかし「フロンクス」の場合、ディーラーオプションでも価格は4,070~5,060円となっており、社外品との価格差が限定的になっています。
自分でルームランプを交換する手間などを考慮すれば、ディーラーオプションの「ルームランプバルブ」を設定するメリットは大きいと考えます。
以上の理由から、ディーラーオプションの「ルームランプバルブ」はおすすめです。
TVアンテナキット/HDMI接続ケーブル
まず、新型「フロンクス」のおすすめしたいオプションは、「TVアンテナキット/HDMI接続ケーブル」です。
「フロンクス」にはスマートフォン連携メモリーナビゲーションが標準装備されています。
上記の点は非常に嬉しいところなのですが、残念ながらCD/DVDプレーヤーは装着されておらず、後付けも不可能です。
そのため、「フロンクス」のナビで動画などを見るには、USBメモリーに動画ファイルを格納して接続するか、Apple CarPlayやAndroid Autoで一部アプリを使用する必要があります。
それらの対応が難しい場合でも「HDMI接続ケーブル」があれば、HEMI端子があるプレーヤーやスマートフォンから動画を再生することが可能です。
※スマートフォンから再生する場合は、別途変換ケーブルが必要になります。
また、「TVアンテナキット」があれば、クルマでテレビを見ることが可能になります。
価格は、「TVアンテナキット」が25,300円、「HDMI接続ケーブル」が12,320円となっています。
本オプションはユーザーによって必要性が異なるため、必須オプションではありません。
ですが、動画の変換やUSBメモリへの格納、アプリの使用に不安がある方は、設定することをおすすめします。
新型「フロンクス」の“不要な”オプション
ここからは、新型「フロンクス」で“不要”だと考えるオプションをご紹介します。
ディーラーに言われるがままオプションを設定すると、オプション総額が非常に高くなってしまうため、極力不要なオプションは省くようにしましょう。
高すぎるドライブレコーダー
まずは、ドライブレコーダーです。
ディーラーで購入した場合、5万円~10万円前後と非常に高い価格になることがネックです。
自分で購入した場合、価格は360°カメラでも3万円前後ですみ、前後のドライブレコーダーなら2万円以下ですむため、間違いなく自分で購入した方がお得です。
装着は非常に簡単ですが、難しい場合は自分で外品を購入してディーラーに装着をお願いしても良いと思います。
ディーラーにもよりますが、おそらく無料で装着してくれるでしょう。
クルマは高い買い物ですから、サービスの範囲内でしょう。
※筆者は外品のLEDマップランプとルームランプを自分で購入し、ディーラーさんに無料で取り付けてもらいました。
メリットがないETC2.0車載器
次は、ETC2.0車載器です。
ETC車載器は絶対に必要ですが、ETC2.0車載器にするメリットは限定的です。
ETC2.0車載器は、通常のETC車載器より2~3万円程度高いにも関わらず、恩恵はほとんどありません。
筆者はスバル「インプレッサスポーツ」購入時にETC2.0車載器を選択しましたが、何のメリットもなかったため、以後ETC車載器を装着する様にしています。
東京など一部の地域ではメリットもありますが、ほとんどの地域で価格が高いだけでメリットは少ないため、不要だと考えます。
外観を損ねるドアバイザー
次は、ドアバイザーです。
ドアバイザーは、メリットが少なく、何と言っても”ダサい”。
これが不要だと考える最大の理由です。
上記の理由で、最近は装着率が低いとディーラーさんも話していました。
最近は、トヨタ「カローラクロス」やホンダ「シビック」など一部車種でメッキモールが付いたカッコいいものもありますが、「フロンクス」のドアバイザーはアクリル樹脂だけの所謂普通のドアバイザーのため、カッコいいデザインとはなっていません。
見た目をどう感じるかは人それぞれですが、約2万円の価値はないと筆者は考えます。
新型「フロンクス」の見積もり額・値引き額
最後に、新型スズキ「フロンクス」の見積り額をみていきましょう。
- フロンクス(2WD):約270万円
上記の価格は、ETC車載器、マットをオプション設定した場合の価格です。
オプション総額は約6万円と非常に安くなっています。
これは安全装備やナビなど、ほとんどの装備が標準設定されているためです。
その他、メンテパックを別途設定していますが、メンテパックは点検代を“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
気になる値引き額は10万円でした。
値引き額は非常に控えめしたが、時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。
では、「ヤリスクロス」と「ライズ」・「ロッキー」の価格と比較してみましょう。
- ヤリスクロス Z:約264万円
- ヤリスクロス HYBRID Z:約296万円
- ライズ Z:約231万円
- ライズ HYBRID Z:約260万円
「ヤリスクロス」は、オプションにアクセサリーコンセント、ハンズフリーパワーバックドア、アドバンスト パーク+床下透過表示機能付パノラミックビューモニター、ディスプレイオーディオPlus、マットを設定、値引き額が20万円だった場合の価格です。
「ライズ」は、オプションにブラインドスポットモニター、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ、ディーラーオプションの9インチT-Connectナビ、マット、ETC車載器を設定、値引き額が23万円だった場合の価格です。
値引き額の違いはあるものの、「フロンクス」の価格は、「ヤリスクロス」の1.5Lガソリン車、「ライズ」の1.2Lハイブリッド車と概ね同じであることが分かりました。
燃費性能は、「フロンクス」が19.0km/L(WLTCモード)、「ヤリスクロス」の1.5Lガソリン車で19.8km/L(WLTCモード)、「ライズ」・「ロッキー」の1.2Lハイブリッド車で28.0km/L(WLTCモード)となっているため、維持費を含めて考えれば、「ライズ」・「ロッキー」の1.2Lハイブリッド車が最も安くなる可能性が高いでしょう。
また、「ライズ」・「ロッキー」の1.2Lガソリン車は、燃費性能が20.7km/L(WLTCモード)となっているため、初期費用と維持費の双方で「フロンクス」より優れている(安い)結果となります。
ちなみに、「ヤリスクロス」の1.5Lハイブリッド車の燃費性能は30.8km/L(WLTCモード)となっているため、走行距離が多い方はお得になる可能性もありますが、「ライズ」の1.2Lハイブリッド車の燃費性能も非常に優れているため、多くのケースで「ライズ」・「ロッキー」が最も安くしやすいことは間違いありません。
いずれにしても、全込み250万円前後、場合によっては300万円を超える価格となりますので、決して安いクルマではありません。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
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- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
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気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型スズキ「フロンクス」のおすすめオプションを徹底検証してみました。
新型「フロンクス」は、日本の狭い道で運転しやすいコンパクトなボディサイズで、クーペスタイルなスタイリッシュなSUVとなっています。
最小回転半径が圧倒的に小さいことにより小回りがきき、後部座席が広いことも大きな魅力です。
「ライズ」・「ロッキー」だと少し弱い安全性能については、「フロンクス」だと自動ブレーキが交差点右左折時の対向車、歩行者、自転車も検知可能で、交差点の出合い頭時にも作動するトヨタやスバルの自動ブレーキに匹敵する性能を誇ります。
その他、信号が青に変わるとブザー音やディスプレイ表示でお知らせする「先行車発進お知らせ機能」など、トヨタやスバルにしかない先進機能も備わっています。
一方、「ヤリスクロス」や「ライズ」・「ロッキー」にはあるハイブリッド車が設定されていない点で、燃費性能で劣ります。
ハイブリッド車より劣るだけでなく、ガソリン車と比較しても燃費性能で劣るため、どうしても維持費を含めてトータルコストでは両車に負けてしまいます。
コスト面とラゲッジスペースの広さでは劣る新型「フロンクス」ですが、それを上回る魅力があると考えます。
「ライズ」・「ロッキー」より優れた安全性能を持ち、「ヤリスクロス」より広い後部座席や上質な室内を持つ「フロンクス」は、両車の中間をいくクルマといえるでしょう。
見た目の好みはユーザーによって分かれますが、クーペスタイルでカッコいい点も新型「フロンクス」の大きな魅力でしょう。
BセグメントクラスのSUVを検討している方は、新型「フロンクス」を是非検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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