こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2022年10月4日にマイナーチェンジ(一部改良)が行われた新型トヨタ「RAV4」のおすすめオプションを徹底検証してみました。
果たして、新型「RAV4」に必要なオプションとは!?
新型「RAV4」のおすすめオプション
パーキングサポートブレーキ+ブラインドスポットモニター
まず、おすすめしたいオプションは、メーカーオプションの「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター」です。
これは「X」グレード(2.0Lガソリン車・2.5Lハイブリッド車)のみのおすすめオプションで、その他のグレードには標準装備されています。
「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」は、後退時に後側方から接近してきた車両に対して自動ブレーキは作動する装備です。
自動ブレーキですので、普段の運転で恩恵を受ける機会は多くはありませんが、“もしも”の際の安心感があります。
筆者のトヨタ「カローラツーリング」にも搭載しており、アラートは何度か作動したことがありますが、自分が気づいていない接近車両を警告してくれるので安全性に寄与しています。
しかも、ちゃんとクルマ後方から警告音が鳴るように設計されていますので、直感的にも分かりやすくなっています。
「ブラインドスポットモニター」は、走行時に後側方から接近してきた車両を検知してドアミラーのインジケーターが点滅する装備で、車線変更時の安全性に寄与します。
以前筆者は“なくても問題ない装備”だと考えていましたが、実際使用してみると、ドアミラーでクルマを目視確認するより早くインジケーターの点滅によりクルマの存在を把握できるため、非常に便利です。
ドアミラーの点滅がチカチカと光って結構目に入るため、クルマの確認が早くなります。
さらに、後側方から接近する車両がある状態で方向指示器を操作すると警告音が鳴るだけでなく、車線逸脱抑制機能が作動する仕組みになっているため、車線変更時の事故を大幅に抑制する効果があります。
“なくても大丈夫だろう”と思う方も多いかもしれませんが、“もしも”は突然訪れます。
絶対に事故を起こさないと言い切れる人はいないでしょう。
“もしも”が起きる確率を下げるためにも、装備していると安心です。
価格は68,200円と決して安くはありませんが、安全は何物にも代えがたいものです。
10年間乗ると考えれば1年あたり6,820円ですし、リセールバリューの価格アップにも繋がりますので、ケチらず設定することをおすすめします。
パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)
次におすすめしたいオプションは、メーカーオプションの「パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)」です。
これは「Adventure」グレード(2.0Lガソリン車・2.5Lハイブリッド車)のみのおすすめオプションで、「G」グレードは標準装備、「X」グレードには設定できません。
「パノラミックビューモニター」といえば、駐車の際に自車を上から見下ろした様な映像を確認できるイメージが強いと思いますが、最も活躍するシーンは狭い道での接触回避や幅寄せ、縦列駐車時だと考えます。
※サイドクリアランスビュー、コーナリングビュー、ワイドフロントビューなどを使用
また、車速が10km/h以下になる、ステアリングハンドルを180度以上操作する、などの条件で自動表示する設定が可能になっているため、上記のようなシーンで非常に便利です。
駐車するだけならバックガイドモニターでも十分ではありますが、上記の点から「パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)」は重要な安全装備だといえるでしょう。
「ノア」・「ヴォクシー」など一部車種の場合、隠れている子どもや運転席からは見えない障害物などを確認できるムービングビュー、音声操作での表示が可能となっており、より利便性が高くなっています。
価格は88,000円とトヨタの360度カメラとしては比較的高めな価格設定になっていますが、運転に自信がある方しか運転しない場合を除いて、設定すべきオプションといえるでしょう。
ハンズフリーパワーバックドア
次におすすめしたいオプションは、メーカーオプションの「ハンズフリーパワーバックドア」です。
これは「Adventure」グレード(2.0Lガソリン車・2.5Lハイブリッド車)のみのおすすめオプションで、「G “Z Package”」(2.0Lガソリン車)や「G」(2.5Lハイブリッド車)グレードは標準装備、「X」グレードには設定できません。
「ハンズフリーパワーバックドア」は、いわゆる“足で開閉できる”バックドアです。
手がふさがっているときでも、バックドアを開閉できるメリットは大きいでしょう。
ただ、筆者は上記以上に、スイッチでバックドアの開閉ができ、閉じると同時に全ドアをロックできる機能が便利だと考えます。
これにより、狭いスペースだと開けにくいバックドアを、スイッチ1つで開けることが可能になります。
また、閉める際は強く閉めすぎると嫌な音が、優しく閉めすぎると半ドアになるという手動バックドアの欠点から開放されます。
キーのスイッチや運転席ハンドル右下のボタンなどでもバックドアを操作できるため、利便性が非常に高い装備だといえるでしょう。
2.0Lガソリン車の「G」グレードの場合、“足で開閉できる”機能がない「パワーバックドア」となりますが、上記の点から機能的に大きく劣るとはいえないでしょう。
価格は77,000円と比較的高価なメーカーオプションですが、予算に余裕があるなら付けておきたいオプションの1つです。
アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)
次におすすめしたいオプションは、メーカーオプションの「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」です。
ハイブリッド車専用のオプションとなっています。
「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」は、今やトヨタ「プリウス」、「アルファード」などは標準装備となっており、トヨタはハイブリッド車は災害時に非常電源になるということをプッシュしています。
何と言っても最大の魅力は、災害時に最大6.5日間も電力供給できるという安心感でしょう。
1500W以下の電化製品も使用できるため、通常のアクセサリーソケットでは使用できない電子レンジやポットなどが使用できるメリットもあります。
価格は44,000円と決して安くはないため、使用用途が決まっていなければ節約して付けない方も多いでしょう。
しかし、「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」はメーカーオプションのため、購入後改めて設定することはできません。
筆者はケチって設定しなかったため、購入後非常に後悔しました。
想像以上にクルマにコンセントがある、様々な電化製品を使用できるということのメリットが多かったためです。
そのため、筆者の様に後悔しないためにも、購入時に設定する様にすることをおすすめします。
ディスプレイオーディオPlus
次におすすめしたいオプションは、メーカーオプションの「ディスプレイオーディオPlus」です。
多くのグレードのおすすめオプションとなりますが、残念ながら「X」グレードには設定できません。
「RAV4」は、インチ数(ディスプレイの大きさ)が異なるものの、全グレードでコネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオが標準装備されています。
コネクティッドナビは、自車位置を中心に80km四方の地図データを常にダウンロード、保持している状態で走行するため、一時的な非通信環境下でも問題なく使用できる仕様になっています。
全地図データをクルマに保持している従来の車載ナビと異なり、感覚的にはGoogleマップなどに近い印象です。
一方、「ディスプレイオーディオPlus」となることで、非通信環境下でも確実に使用できる従来の車載ナビが搭載される安心感は大きいと考えます。
不意にナビが使用できないといった事態にはなりません。
さらに、コネクティッドナビは6年目以降も使用する場合、月880円、年10,560円の支払いが必要になりますが、「10.5インチディスプレイオーディオ(ディスプレイオーディオPlus)」を設定しておけば、車載ナビが設定されるため、コネクティッドナビを使用しないという対応ができるメリットがあります。
コネクティッドナビの場合、上記の支払いを行わなければ6年目以降はナビが使用できないため、先に払うか後で払うかの違いともいえます。
価格は28,600円となっているため、6年目以降に3年以上使用するなら、「ディスプレイオーディオPlus」の方が間違いなくお得になります。
その他、車内Wi-Fiを契約している場合、ディスプレイオーディオでもWebサイトの閲覧ができるメリットもあります。
以上から、「ディスプレイオーディオPlus」は必須のメーカーオプションだと考えます。
アームレスト(スライドタイプ)
次におすすめしたいオプションは、ディーラーオプションの「アームレスト(スライドタイプ)」です。
「RAV4」フロントセンターアームレストは、標準では前方にスライドする仕組みが搭載されていません。
大柄な方などスライドしなくても問題ない場合もあるかと思いますが、小柄の方など運転席シートを比較的前にする場合は、アームレストがスライドすることで肘をかけられる様になり、快適性が大きく向上します。
最大で約8cm前方にスライドでき、3段階の調整ができるようになっているため、多くのユーザーが肘をかけることができるでしょう。
価格は13,200円と比較的安く設定されていることもあり、おすすめです。
レインクリアリングブルーミラー
最後におすすめしたいオプションは、ディーラーオプションの「レインクリアリングブルーミラー」です。
これは、ドアミラーが雨により見にくい状態になるのを防ぐ装備です。
つまり、「ガラコ ミラーコートZERO」が施工されたドアミラーということですね。
しかも、親水性が太陽光により自己回復する優れものです。
毎回ガラコを施工していた方からすると、施工する手間が省け、非常に便利です。
言うまでもありませんが、ドアミラーが見えなければ、右左折時や車線変更時など、安全性が非常に低下していることになります。
そのため、「レインクリアリングブルーミラー」は安全装備の1つといえるでしょう。
価格は13,200円のため、「ガラコ ミラーコートZERO」20個分程度の価格です。
1年間に「ガラコ ミラーコートZERO」を何本購入するかによりますが、1年に2本以上購入するなら10年間で元が取れる計算になります。
「ガラコ ミラーコートZERO」を安く仕入れることができる方、施工が煩わしいと思わない方、などは不要かと思いますが、そうでない方にはドアミラーを見やすい状態に維持してくれる便利な装備なため、おすすめです。
その他
上記の他、フロアマットは必須でしょう。
フロアマットについて、筆者はラグジュアリータイプを選択しましたが、安くしたいなら3Dレザー調やデラックスタイプを選択しましょう。
「RAV4」はディスプレイオーディオレスの設定をしない限り、ETC2.0車載器が標準装備されているため、ETC車先を別途オプション設定する必要はありません。
「前後方録画機能付デジタルインナーミラー」は、録画角度が狭い、駐車録画ができないなど、一般的に販売されているドライブレコーダーより機能が劣るため、ドライブレコーダーの代わりにはなり得ず、デジタルインナーミラーの利便性も66,000円ほどの価値はないと判断したため、候補から外しています。
上記のオプション価格の総額は最も高い「Adventure」グレード(ハイブリッド車)で約34万円、「X」グレード(ハイブリッド車)で約24万円、「G」グレード(ハイブリッド車)なら約18万円となります。
※ガソリン車の場合、上記から約4万円マイナス
「Adventure」グレードこそ少し高めですが、新型「RAV4」は安全装備など必要な多くの装備が標準装備となっているため、他車と比較してオプション総額は安めだといえるでしょう。
そのため、オプションで一気に価格が上がる様な心配はありません。
新型「RAV4」の見積額と値引き額
最後は、新型「RAV4」の見積額をご紹介します。
2.0Lガソリン車、2.5Lハイブリッド車ともに、それぞれ最も人気が高いグレードの価格をご紹介します。
- Adventure(2.0Lガソリン車):約390万円
- HYBRID G(2.5Lハイブリッド車):約427万円
上記の価格は、前述のおすすめオプションを設定し、値引き額30万円とした場合の全込み価格です。
点検パックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、点検パックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
ちなみに、2022年10月4日のマイナーチェンジ(一部改良)で追加された人気の特別仕様車「Adventure“OFFROAD package Ⅱ”(アドベンチャーオフロードパッケージ2)」の価格は、以下の記事でまとめています。
上記のとおり、人気の上位グレードということもあって概ね400万円前後、もしくは400万円を大きく超える価格となっています。
エントリーグレードである「X」なら約300万円で、「HYBRID X」なら約355万円で購入できますので、価格を重視する方はこれらのグレードを選択しましょう。
その他、「RAV4」に限った話ではありませんが、深刻な納期待ちが発生しており、半年で買えれば早い方といった異常事態に陥っています。
「RAV4 PHEV」に限っては1年以上の納期待ちになることもあるでしょう。
そのため、今「RAV4」を購入するなら、納期待ちがほとんどない中古車が非常におすすめです。
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“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
新型「RAV4」は、トヨタ「ハリアー」やトヨタ「カローラクロス」などの発売により、販売台数は当初から考えると大幅に減少していますが、お求めやすい価格設定と優れた安全性能・加速性能・燃費性能・悪路走破性など非常にコスパが高いクルマであることは間違いありません。
同性能ながら「ハリアー」より30万円前後安く、「カローラクロス」より後部座席が広い「RAV4」は、非常におすすめのSUVだといえるでしょう。
SUVの購入を検討している方は、今回ご紹介したおすすめオプションを適切に設定し、新型「RAV4」をお得に購入しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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