こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2019年12月18日に発表されたトヨタ「アルファード」及び「ヴェルファイア」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点をまとめてみました。
また、「アルファード」と「ヴェルファイア」のどちらが人気なのか!?両車の人気状況を調査してみました。
トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」マイナーチェンジ(一部改良)2019による変更点
2019年12月18日に発表されたトヨタ「アルファード」及び「ヴェルファイア」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点は、以下のとおりです。
■ナビゲーション
- スマートフォンとの連携を可能にした9インチディスプレイオーディオ(DA)を標準装備
※「Executive Lounge」・「Executive Lounge S」はT-Connect SDナビゲーションシステムを標準装備 - 車載通信機(DCM)を全車標準装備
- T-Connect SDナビゲーションシステムのディスプレイサイズを10.5インチに大型化
- リヤシートエンターテインメントシステムのディスプレイサイズを13.3インチに大型化
■安全装備、快適装備
- バックガイドモニターを標準装備
※「Executive Lounge」・「Executive Lounge S」はパノラミックビューモニターを標準装備 - 3眼LEDヘッドランプ、ウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能の標準装備設定グレードを拡大
※「X」・「S」・「HYBRID X」・「HYBRID S」以外のグレードに標準装備 - スライドドアの開閉に連動しステップが展開格納される電動サイドステップをオプション設定
■その他
- ガソリン車の「S」に設定されていた「Aパッケージ」、「Z」に設定されていた「Aエディション」を廃止
- 「ヴェルファイア」のフロントエンブレムがネッツ店専用のものからトヨタに変更
今回のマイナーチェンジ(一部改良)による最大の変更点は、ディスプレイオーディオ及び車載通信機(DCM)が標準装備されたことでしょう。
ディスプレイオーディオは、SmartDeviceLink・Apple CarPlay・Android Auto対応のスマホアプリをディスプレイに表示、操作が可能です。また、車載通信機が全車標準装備されたことにより、T-Connectナビを設定しなくてもコネクティッドサービスを使用できる様になっています。
ディスプレイオーディオが標準装備されたことによるメリットは次項にまとめています。
上記の他、快適装備の設定変更なども行われていますが、「ヴェルファイア」のフロントエンブレムがネッツ店専用のものからトヨタに変更されたことも大きな変更点かと思います。
エンブレムの変更は、ネッツ店だけでなくカローラ店でも販売される様になったためで、見た目の印象も多少変わってきます。
今回の改良により、下位グレード(「X」や「S」)は9万円程度、上位グレード(「SC」や「SR」、「G」など)は20~26万円程度価格が上昇しています。
改良された「アルファード」及び「ヴェルファイア」は、2020年1月6日に発売されます。
「ディスプレイオーディオ」全車標準装備によるメリット
「ディスプレイオーディオ」が全車に標準装備されたことで、以下のメリットがあります。
- 「SmartDeviceLink」が使用可能なため、トヨタのナビゲーションエンジンを搭載した「TCスマホナビ」、「LINEカーナビ」を使うなら、追加のナビ代が不要
- 上記ナビが不満でも、オプション約3.3万円で「Apple CarPlay」、「Android Auto」が使用可能なため、Googleマップを使用できる
- 従来のナビ機能を使用したい場合でも、6.6万円~11万円で使用可能
- CD・DVDデッキはオプション設定だが、約4.1万円で使用可能
簡単に言えば、”ナビ代が安くなった”ということです。
TVやCD・DVDデッキなど、各オプション設定を細かくできるため、必要なものだけを設定すれば節約することも可能です。
仮に「Android Auto」等のセット、T-Connectナビキット、CD・DVDデッキをオプション設定しても追加で18万円程度なので、従来のT-Connectナビを設定するよりもお得感があります。
ただし、ディスプレイオーディオに「パノラミックビューモニター」と「インテリジェントパーキングアシスト」は設定できませんので注意が必要です。これらを設定したい場合は約72万円のT-Connect SDナビゲーションシステムを設定する必要があります。
「アルファード」と「ヴェルファイア」の人気状況を確認!
今回の商品改良により魅力が増した「アルファード」とヴェルファイアですが、2019年の人気状況はどうなっているのか!?
2019年7月~11月までの人気状況を、以下に整理してみました。
2019年7月 ミニバンランキング
順位 | 車種名 | メーカー名 | 販売台数 |
1 | シエンタ | トヨタ | 10,739 |
2 | セレナ | 日産 | 8,791 |
3 | ヴォクシー | トヨタ | 8,044 |
4 | フリード | ホンダ | 7,608 |
5 | アルファード | トヨタ | 6,228 |
6 | ノア | トヨタ | 4,946 |
7 | ステップワゴン | ホンダ | 4,715 |
8 | エスクァイア | トヨタ | 3,821 |
9 | ヴェルファイア | トヨタ | 3,359 |
10 | デリカD5 | 三菱 | 1,412 |
2019年7月は、「ヴェルファイア」の約2倍「アルファード」が売れています。
ミニバン全体の1位は「シエンタ」ですが、大型高級ミニバンとしては「アルファード」が1位です。
「ヴェルファイア」は前年比約80%と販売台数が減少しているのに対し、「アルファード」は前年比約117%と増加しています。
2019年8月 ミニバンランキング
順位 | 車種名 | メーカー名 | 販売台数 |
1 | シエンタ | トヨタ | 8,745 |
2 | セレナ | 日産 | 7,714 |
3 | フリード | ホンダ | 7,000 |
4 | ヴォクシー | トヨタ | 6,887 |
5 | アルファード | トヨタ | 4,628 |
6 | ノア | トヨタ | 3,956 |
7 | ステップワゴン | ホンダ | 3,548 |
8 | エスクァイア | トヨタ | 3,040 |
9 | ヴェルファイア | トヨタ | 2,065 |
10 | オデッセイ | ホンダ | 1,262 |
2019年8月は、「ヴェルファイア」の2倍以上「アルファード」が売れています。
ミニバン全体の1位は「シエンタ」ですが、大型高級ミニバンとしては「アルファード」が1位です。
「ヴェルファイア」は前年比約71%と販売台数が減少しているのに対し、「アルファード」は前年比約106%と増加しています。
2019年9月 ミニバンランキング
順位 | 車種名 | メーカー名 | 販売台数 |
1 | シエンタ | トヨタ | 13,558 |
2 | ヴォクシー | トヨタ | 10,178 |
3 | セレナ | 日産 | 9,224 |
4 | フリード | ホンダ | 8,108 |
5 | アルファード | トヨタ | 6,523 |
6 | ノア | トヨタ | 5,912 |
7 | ステップワゴン | ホンダ | 5,621 |
8 | エスクァイア | トヨタ | 4,438 |
9 | ヴェルファイア | トヨタ | 3,478 |
10 | デリカD5 | 三菱 | 2,227 |
2019年9月は、「ヴェルファイア」の約1.8倍「アルファード」が売れています。消費税増税前の駆け込み需要で販売台数が増加しています。
ミニバン全体の1位は「シエンタ」ですが、大型高級ミニバンとしては「アルファード」が1位です。
2019年9月は両車共に前年より販売台数を伸ばしており、「アルファード」は約115%なのに対して「ヴェルファイア」は約121%と大きく伸ばしています。
2019年10月 ミニバンランキング
順位 | 車種名 | メーカー名 | 販売台数 |
1 | シエンタ | トヨタ | 9,302 |
2 | アルファード | トヨタ | 5,130 |
3 | ヴォクシー | トヨタ | 4,394 |
4 | フリード | ホンダ | 4,368 |
5 | セレナ | 日産 | 4,313 |
6 | ステップワゴン | ホンダ | 3,127 |
7 | ノア | トヨタ | 2,598 |
8 | エスクァイア | トヨタ | 2,524 |
9 | ヴェルファイア | トヨタ | 2,221 |
10 | デリカD5 | 三菱 | 868 |
2019年10月は、「ヴェルファイア」の2倍以上「アルファード」が売れています。
ミニバン全体の1位は「シエンタ」ですが、大型高級ミニバンとしては「アルファード」が1位です。2019年10月は「ヴォクシー」、「セレナ」、「フリード」よりも売れています。
駆け込み需要の反動による影響で全体的に販売台数が減少している中、「アルファード」は前年比約88%と比較的減少数が抑えられているのに対し、「ヴェルファイア」は前年比約59%と大きく減少しています。
2019年11月 ミニバンランキング
順位 | 車種名 | メーカー名 | 販売台数 |
1 | シエンタ | トヨタ | 10,331 |
2 | フリード | ホンダ | 6,444 |
3 | アルファード | トヨタ | 5,748 |
4 | ヴォクシー | トヨタ | 5,570 |
5 | セレナ | 日産 | 4,830 |
6 | エスクァイア | トヨタ | 3,413 |
7 | ステップワゴン | ホンダ | 3,364 |
8 | ノア | トヨタ | 3,135 |
9 | ヴェルファイア | トヨタ | 2,477 |
10 | デリカD5 | 三菱 | 1,215 |
2019年11月は、「ヴェルファイア」の2倍以上「アルファード」が売れています。
ミニバン全体の1位は「シエンタ」ですが、大型高級ミニバンとしては「アルファード」が1位です。2019年11月は「ヴォクシー」、「セレナ」よりも売れています。
「ヴェルファイア」は前年比約67%と販売台数が減少しているのに対し、「アルファード」は前年比約103%と増加しています。
「アルファード」と「ヴェルファイア」の人気状況 まとめ
こうして整理すると、「ヴェルファイア」より「アルファード」の方が2倍以上人気であり、「アルファード」は前年よりも販売台数を伸ばしているのに対して「ヴェルファイア」は販売台数が減少傾向にあります。
販売チャネル制度廃止に伴い”「ヴェルファイア」は生産終了となり「アルファード」に統合される”とい噂も流れていますが、この結果を見ると統合されれても不思議はない印象です。
2020年5月よりトヨタ全販売店でトヨタ全車種の販売が開始されますので、それほど先の話ではないかもしれません。
そのため、「ヴェルファイア」を新車で購入したい方は少し急いだ方がいいかもしれませんね。
そもそも「アルファード」と「ヴェルファイア」の違いって!?
「アルファード」と「ヴェルファイア」の違いについて確認してみましょう。
エンブレムや販売店(「アルファード」はトヨペット店、「ヴェルファイア」はネッツ店とカローラ店)も異なっていますが、両車の主な違いはエクステリア、特にフロントフェイスが異なります。
つまり、両車の販売台数の違いは”顔の好みの違い”といえます。
「アルファード」や「ヴェルファイア」は高くない!
「アルファード」や「ヴェルファイア」は高価なイメージですが、最廉価グレードから装備は比較的充実しており、オプションの安全装備を全て設定しても370万円前後で購入可能です。
※「アルファード」、「ヴェルファイア」はガソリン車「X」にナビキット、デジタルインナーミラー等を設定した場合の価格
「ヴォクシー」や「セレナ」のハイブリッド車と同程度か、むしろ少し安くなっています。
※「ヴォクシー」は「HYBRID ZS“煌Ⅱ”」にサイドエアバッグやナビ等を設定した場合の価格(約367万円)
※「セレナ」は「e-POWER ハイウェイスターV」にオートデュアルエアコン、プロパイロット、カーテンエアバッグ、ナビ等を設定した場合の価格(約400万円)
それでいて安全性能や質感は高く設定されていますので、”「アルファード」や「ヴェルファイア」は高いからやめておこう”と考えていた方は再検討した方が良いかもしれません。
さらに安く、お得に購入したい方は”新車同様の中古車”も検討してみましょう!
ちなみに、中古車としても「アルファード」の方が人気です!
【PR】車の下取り価格を25万円以上アップさせるコツ!
新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。
しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を25万円以上高く売ることも可能です!
中古車買取サービスは、他社買取業者より高い買取価格がつく楽天Car車買取がおすすめです。
■楽天Car車買取が高価買取できる理由
楽天Car車買取が高価買取できる理由は、楽天が主催するネットオークションに車を直接出品するため、中間コストをカットできることにあります。
そのため、ディーラーの下取りや他社買い取り業者より高い買取価格がつく可能性が高くなっているのです。
実際の高価買取実績は楽天Car車買取公式HPにて掲載しているため、気になる方は確認してみましょう。
■楽天グループが運営する車買取サービスのため安心
楽天Car車買取は、楽天グループの楽天カー株式会社のサービスとなっています。
2023年に発覚したビッグモーターの不正問題など、中古車業界を激震させる事件がありましたが、楽天カー株式会社は売上高が年間1兆円を超えるインターネット関連企業最大手の楽天グループの会社のため、安心感があるといえるでしょう。
■査定を受ける回数は1回のみ!個人情報が流れない!
楽天Car車買取は、いわゆる一括査定サービスと異なり、査定を受ける回数は1回のみとなっています。
私は一括査定サービスに登録した経験がありますが、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。
個人情報も各社に流れてしまうため、プライバシー保護の観点からみても良くありません。
楽天Car車買取は、そういった心配は無用といえるでしょう。
また、査定までの全ての工程を楽天カー株式会社が担当するため、複数の業者と話をする必要はありません。
■楽天ポイントが最大5,000ポイントもらえる!
車の売却成立で1,000ポイント、さらにマイカー割のメンバー登録を行うと合計5,000ポイントが貰えます。
※進呈される最新のポイント数は楽天Car車買取公式HPにてご確認ください。
マイカー割は、お得なメルマガが届いたり、車関連のサービスでポイントが追加で貰えたり、車用品などに使えるクーポンが貰えるキャンペーンとなっているため、入って損はありません。
楽天ポイントは売却価格とは一切関係ありませんので、楽天で車を売るだけで5,000円貰えると言っても過言ではありません。
■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のある楽天Car車買取で無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。
高値がつけば楽天Car車買取でそのまま売ってしまっても良いですし、さらに楽天Car車買取で出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。
私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後に楽天Car車買取を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。
私のような後悔をしないためにも楽天Car車買取に出品して、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう。
【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!
車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、トヨタ「アルファード」と「ヴェルファイア」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点、両車の人気状況を調査してみました。
「アルファード」及び「ヴェルファイア」は、上質で安全性能も高い素晴らしいミニバンです。
「アルファード」の方が圧倒的に人気でしたが、個人的には「ヴェルファイア」のフロントフェイスの方が好印象です。
ミニバンの購入を考えていた方は、今回の一部改良を機に「アルファード」及び「ヴェルファイア」も検討してみては如何でしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント