こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2023年9月4日に行われたマツダ「CX-5」のマイナーモデルチェンジ(年次改良)による変更点をまとめてみました。
今回の改良でグレード構成、オプション設定、価格設定など、大幅に変更されていますが、果たしてどれほど変わったのか!?
新型「CX-5」マイナーモデルチェンジ(年次改良)による変更点
2023年9月4日に行われたマツダ「CX-5」のマイナーモデルチェンジ(年次改良)による変更点は、以下のとおりです。
- 「20S Proactive」、「25S L Package」、「25S Exclusive Mode」、「XD Proactive」、「XD L Package」の廃止
- ディーゼル車のSKYACTIV-MT(6MT)仕様を廃止
※上記に伴い「CX-5」はSKYACTIV-DRIVE(6EC-AT)仕様のみとなった - 特別仕様車「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」を追加
- ボディカラー「プラチナクォーツメタリック」を新たに設定
※ソニックシルバーメタリックを廃止 - 各グレードの標準装備、オプション設定の変更
- 車両本体価格の上昇
今回の改良による最大の変更点は、グレード構成の大幅変更(主に廃止)、各グレードの標準装備やオプション設定の変更、そして車両本体価格の上昇でしょう。
上記の詳細は、後述しています。
新型「CX-5」各グレードの標準装備・オプション設定変更まとめ
ここからは、各グレードの標準装備やオプション設定がどのように変わったのかをみていきましょう。
Smart Edition(スマートエディション)(20S/XD)
- 360°ビューモニター+フロントパーンキングセンサー、アドバンストキーレスエントリーシステムの標準装備化(66,000円分のオプション装備の標準装備化)
- 10.25インチセンターディスプレイがオプション設定不可に変更
- 地上デジタルTVチューナーの標準装備化(22,000円分のオプション装備の標準装備化)
Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)(20S/XD)
- クルージング&トラフィック・サポート、ワイヤレス充電、ワイヤレス接続機能、外部接続ハブ(フロントのUSB端子がタイプAからタイプC)の標準装備化(40,000円分のオプション装備の標準装備化)
- パワーリフトゲートの標準装備化(55,000円分のオプション装備の標準装備化)
- ハンズフリー機能付パワーリフトゲートがオプション設定不可に変更
- 10.25インチセンターディスプレイの標準装備化(22,000円分のオプション装備の標準装備化)
- 地上デジタルTVチューナーの標準装備化(22,000円分のオプション装備の標準装備化)
Field Journey(フィールドジャーニー)(20S/XD)
- クルージング&トラフィック・サポート、ワイヤレス充電、ワイヤレス接続機能、外部接続ハブ(フロントのUSB端子がタイプAからタイプC)の標準装備化(40,000円分のオプション装備の標準装備化)
- フロントグリルアクセント(ライムグリーン)の廃止
- ハンズフリー機能付パワーリフトゲートの標準装備化(77,000円分のオプション装備の標準装備化)
- 地上デジタルTVチューナーの標準装備化(22,000円分のオプション装備の標準装備化)
- 切削加工ブラックメタリック塗装の19インチアルミホイールがオプション設定不可に変更
- シートパイピングとステッチにライトグレーを採用
- パーフォレーション加工を施した、合成皮革をシート座面に採用
- エアコンルーバーベゼルをサテンクロームメッキに変更(ライムグリーンの廃止)
Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)(20S/XD)
特別仕様車「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」は今回の改良に合わせて新しく追加されたグレードで、ベース車は「Black Tone Edition」、以下の特別装備が設定されています。
- フロント、リアバンパーガーニッシュがピアノブラック塗装(艶なし→艶ありに変更)
- ボディロアガーニッシュがピアノブラック塗装(艶なし→艶ありに変更)
- ピラーガーニッシュがピアノブラック塗装(艶なし→艶ありに変更)
- バニティミラーの照明がハロゲンからLED
- オーバーヘッドコンソールLEDダウンライトの装備
- 内装色がブラックからテラコッタ/ブラックに変更
- シートは背もたれ前面と座面中央がグランリュクスからレガーヌに変更
- 価格は「20S」で約324万円から約343万円に、「XD」で約356万円から約375万円に上昇
※2WD車の価格
エクステリア(外装)は艶ありブラック加飾が豊富に設定され、インテリア(内装)はシート表皮にレガーヌが採用されるなど、ベース車の「Black Tone Edition」より内外装が上質になっています。
その分価格も上昇しており、ベース車の「Black Tone Edition」より19万円程度高く設定されています。
Sports Appearance(スポーツアピアランス)(25S/XD)
- フロントグリルのメッシュデザインが水平基調から縦基調に変更
- フロントグリルアクセント(クラシックレッド)の廃止
- 運転席&助手席シートベンチレーションを新たに採用(従来はExclusive Modeのみの装備)
- 地上デジタルTVチューナーの標準装備化(22,000円分のオプション装備の標準装備化)
Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)(XD)
- フロントグリルのメッシュデザインが水平基調から縦基調に変更
- シルバーのフロント&リアバンパーセンターガーニッシュを新たに採用(Field Journeyと同じ装備)
- 19インチアルミホイールが高輝度ダーク塗装に変更
- デコレーションパネル(インパネ/ドアトリム)がハニカムシルバーに変更
- ステッチ(シート/コンソールリッド/ドアアームレスト/ニーパッド) がライトグレーを採用
新型「CX-5」各グレードの価格上昇まとめ
ここからは、各グレードの価格設定がどのように変わったのかをみていきましょう。
単純に車両本体価格の上昇だけでなく、標準装備化されたオプション代も加味して算出します。
- Smart Edition:5.5万円上昇(14.3万円上昇 – 8.8万円分標準装備化)
20S Smart Edition:約277万円→約291万円
XD Smart Edition:約309万円→約323万円 - Black Tone Edition:2.6万円上昇(16.5万円上昇 – 13.9万円分標準装備化)
20S Black Tone Edition:約307万円→約324万円
XD Black Tone Edition:約339万円→約356万円 - Field Journey(20S):11.4万円上昇(25.3万円上昇 – 13.9万円分標準装備化)
20S Field Journey:約327万円→約352万円 - Field Journey(XD):7.6万円上昇(21.5万円上昇 – 13.9万円分標準装備化)
XD Field Journey:約362万円→約384万円 - Sports Appearance:10.9万円上昇(23.1万円上昇 – 12.2万円分標準装備化)
25S Sports Appearance:約335万円→約358万円
XD Sports Appearance:約367万円→約390万円
※シートベンチレーションの価格を10万円とした場合 - Exclusive Mode:5.5万円上昇
XD Exclusive Mode:約394万円→約399万円
上記のとおり、グレードによって価格の上昇幅が異なっています。
お得な「Smart Edition(スマートエディション)」や「Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)」は、10万円以上価格が上昇しているように見えますが、実質は3~5万円程度に抑えられています。
一方、「Field Journey(フィールドジャーニー)」や「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」は大幅な価格上昇となっています。
今回の改良で多くのユーザーが設定していたTVチューナーやクルージング&トラフィック・サポート、パワーリフトゲートなどが標準装備されたため、追加設定するオプションはナビゲーション用SDカードアドバンスとETC車載器、マットなど総数が少なくなり、10万円程度となるケースもあるでしょう。
オプション代と諸費用を合わせてもガソリン車で35万円前後、ディーゼル車で25万円前後となるため、上手く値引きを引き出せれば、上記の車両本体価格と概ね同価格で「CX-5」を購入することもできるでしょう。
いずれにしても、全込み300万円以上、グレードやオプション設定によっては400万円を超える価格となりますので、決して安いクルマではありません。
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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、マツダ「CX-5」のマイナーモデルチェンジ(年次改良)による変更点をまとめてみました。
「CX-5」は、ライバル車と同価格帯ながら、先進的で優れた安全性能と高級車のような質感があることが大きな魅力となっています。
そのため、所有する満足感が非常に高いクルマとなっており、価格が比較的安いことからコスパも高いといえるでしょう。
今回の改良で一部グレードで大きく価格上昇となってしまいましたが、依然として「CX-5」は非常におすすめのSUVだと考えます。
ミドルクラスSUVの購入を検討している方は、是非新型「CX-5」も検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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