こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2024年6月27日にフルモデルチェンジが行われた新型ホンダ「フリード」のボディサイズや室内寸法を、ライバルのトヨタ「シエンタ」、同ホンダのミニバン「ステップワゴン」、先代「フリード(GB5/6/7/8型)」と比較してみました。
新型フリード・シエンタ・ステップワゴンのボディサイズ比較!
新型ホンダ「フリード」のボディサイズ
では、新型ホンダ「フリード」のボディサイズをみていきましょう。
■新型フリード
- 全長(mm):4,310
- 全幅(mm):1,695(CROSSTAR(クロスター)は1,720)
- 全高(mm):1,755(2WD車)、1,780(4WD車)
- ホイールベース(mm):2,740
- 最低地上高(mm):135(2WD車)、150(4WD車)
- 車両重量(kg):1,370~1,580
- 最小回転半径(m):5.2
「シエンタ」、「ステップワゴン」、先代「フリード」と比較!
次は、新型「フリード」のライバルのトヨタ「シエンタ」、同ホンダのミニバン「ステップワゴン」、及び先代「フリード(GB5/6/7/8型)」のボディサイズをみていきましょう。
■先代フリード(GB5/6/7/8型)
- 全長(mm):4,265(フリード+2WD車は4,295)
- 全幅(mm):1,695
- 全高(mm):1,710(2WD車)、1,735(4WD車)
- ホイールベース(mm):2,740
- 最低地上高(mm):135(2WD車)、150(4WD車)
- 車両重量(kg):1,350~1,520
- 最小回転半径(m):5.2
■シエンタ
- 全長(mm):4,260
- 全幅(mm):1,695
- 全高(mm):1,695(2WD車)、1,715(4WD車)
- ホイールベース(mm):2,750
- 最低地上高(mm):140
- 車両重量(kg):1,270~1,370
- 最小回転半径(m):5.0
■ステップワゴン
- 全長(mm):4,800(AIR[エアー])、4,830(SPADA[スパーダ])
- 全幅(mm):1,750
- 全高(mm):1,840(※1)、1,845(※2)、1,855(※3)
- ホイールベース(mm):2,890
- 最低地上高(mm):145(※1)、150(※4)
- 車両重量(kg):1,710~1,840
- 最小回転半径(m):5.4(PREMIUM LINE[プレミアムライン]2WD車のみ5.7)
※1:ガソリン2WD車・ハイブリッド車(AIR[エアー]、SPADA[スパーダ])
※2:ガソリン2WD車・ハイブリッド車(PREMIUM LINE[プレミアムライン])
※3:ガソリン全4WD車
※4:ガソリン全4WD車、ガソリン車・ハイブリッド車(PREMIUM LINE[プレミアムライン])
■先代「フリード(GB5/6/7/8型)」との違い
新型「フリード」のボディサイズは、先代「フリード(GB5/6/7/8型)」よりも、全長は最大45mm、全高は45mm拡大しており、「CROSSTAR(クロスター)」は全幅も25mm拡大され、3ナンバーサイズになっています。
それ以外の数値は概ね同じとなっていますが、車両重量は30kg前後重くなっています。
ハイブリッド車はe:HEVに換装されたことにより、最大トルクが16.3kgf・mから25.8kgf・mに大幅に増加、市街地では多くのシーンでモーター走行できるようになったため静粛性も向上、さらに燃費性能も5.0km/L程度上昇しています。
一方、ガソリン車は同じエンジンを使用していることもあり、車両重量増加などの影響から燃費性能は逆に悪くなっています。
■「シエンタ」との違い
ライバルの「シエンタ」と比較すると、多くの項目で新型「フリード」の方が大きくなっています。
「CROSSTAR(クロスター)」が3ナンバーサイズとなったのに対して、「シエンタ」は全グレードで5ナンバーサイズとなっています。
全高は1.8m近い高さとなる新型「フリード」に対して、「シエンタ」は1.7m前後と低くなっています。
特に大きく異なるのが車両重量で、新型「フリード」で最も軽いガソリン車の重さ(1,370kg前後)と、最も重い「シエンタ」のハイブリッド車の重さが同じ数値となっています。
ガソリン車・ハイブリッド車ともに100kg前後、新型「フリード」の方が重くなっています。
必然的に燃費性能に差が生まれる結果となり、「シエンタ」の方が2.0~3.0km/L程度優れています。
最小回転半径は「シエンタ」の方が0.2m小さくなっているため、「シエンタ」の方が小回りが利くといえるでしょう。
■「ステップワゴン」との違い
「ステップワゴン」と比較すると、当然ですが全ての項目において圧倒的に新型「フリード」が小さくなっています。
「ステップワゴン」は広い前方視界から非常に運転しやすいクルマとなっていますが、感覚的に“後ろに長いクルマ”となっているため、これまで小さいクルマしか運転してこなかったユーザーだと戸惑うケースもあるかもしれません。
また、「ステップワゴン」は全高が高いため、車庫によっては高さ制限に引っかかるケースもあるでしょう。
後述している室内の広さは圧倒的に「ステップワゴン」が勝りますが、「ステップワゴン」だと大きすぎると考えるユーザーには新型「フリード」は非常におすすめだといえるでしょう。
“ちょうどいい”ボディサイズとなっている新型「フリード」は、日本の道に最適だと考えます。
新型フリード・シエンタ・ステップワゴンの室内寸法を比較!
新型ホンダ「フリード」の室内寸法
では、新型ホンダ「フリード」の室内寸法をみていきましょう。
■新型フリード
- 室内長(mm):2,645(6/7人乗り車)、1,935(5人乗り車)
- 室内幅(mm):1,470
- 室内高(mm):1,260~1,280(グレードにより異なる)
「シエンタ」、「ステップワゴン」、先代「フリード」と比較!
次は、新型「フリード」のライバルのトヨタ「シエンタ」、同ホンダのミニバン「ステップワゴン」、及び先代「フリード(GB5/6/7/8型)」の室内寸法をみていきましょう。
■先代フリード(GB5/6/7/8型)
- 室内長(mm):3,045(6/7人乗り車)、2,310(5人乗り車)
- 室内幅(mm):1,455
- 室内高(mm):1,275(ハイブリッド車)、1,285(ガソリン車)
■シエンタ
- 室内長(mm):2,545(7人乗り車)、2,030(5人乗り車)
- 室内幅(mm):1,530
- 室内高(mm):1,300
■ステップワゴン
- 室内長(mm):2,845
- 室内幅(mm):1,545
- 室内高(mm):1,410(ハイブリッド車)、1,425(ガソリン車)
■先代「フリード(GB5/6/7/8型)」との違い
新型「フリード」の室内は、数値的にみると室内長が圧倒的に狭くなっているのが分かります。
6/7人乗り車だと400mm、5人乗り車だと375mmも全長が狭くなっています。
一方、上図のとおり2列目膝前空間は30mm拡大、室内幅の拡大から3列目の横幅は65mmも拡大されていることから、後部座席は先代「フリード(GB5/6/7/8型)」より広くなっているといえるでしょう。
また、3列目シートの薄型化と軽量化からはね上げ位置が先代より90mm程度低くなり、シート格納時のシート間距離が先代より160mm拡大されたことで、従来より荷室の使いやすさも向上しています。
■「シエンタ」との違い
ライバルの「シエンタ」と比較すると、7人乗り車の室内長では新型「フリード」が100mm勝るものの、5人乗り車の室内長では「シエンタ」の方が95mm広くなっています。
また、室内幅は60mm、室内高は最大40mmも「シエンタ」が勝る結果となっています。
その他、「シエンタ」は3列目を2列目下に格納できるため、荷室上部空間的なメリットがあります。
一方、「シエンタ」の場合、シートバックを倒した状態だと上の写真のとおりシート間に隙間ができてしまうため、荷室をフラットに使いたい場合は「フリード」の方がメリットがあると考えます。
■「ステップワゴン」との違い
「ステップワゴン」と比較すると、当然ですが全てにおいて「ステップワゴン」の方が圧倒的に広くなっています。
数値以上に広さに違いがあると言っても過言ではありません。
新型「フリード」や「シエンタ」などは、コンパクトカーの中では後部座席が広く、3列目を備えた広い室内が魅力となっていますが、所詮それは“コンパクトカーの中では広い”レベルで、ミドルクラスミニバンの広さはその比でありません。
2列目も3列目も圧倒的に「ステップワゴン」の方が広いため、お子さんが小さい時から大人になるまで末永く利用できるメリットがあるといえるでしょう。
そのため、室内の広さや快適性を重視する場合は、「ステップワゴン」の方がおすすめだと考えます。
新型フリード・シエンタ・ステップワゴンの価格比較!
最後に、新型ホンダ「フリード」の見積り額を、ライバルのトヨタ「シエンタ」、同ホンダのミニバン「ステップワゴン」と比較してみましょう。
まず、新型「フリード」の見積り額をみていきましょう。
■ハイブリッド(e:HEV)車
- AIR(エアー)6人乗り:約320万円
- AIR EX(エアーEX)7人乗り:約340万円
- AIR EX(エアーEX)6人乗り:約350万円
- CROSSTAR(クロスター)5人乗り:約350万円
- CROSSTAR(クロスター)6人乗り:約370万円
■ガソリン車
- AIR(エアー)6人乗り:約300万円
- AIR EX(エアーEX)7人乗り:約320万円
- AIR EX(エアーEX)6人乗り:約315万円
- CROSSTAR(クロスター)5人乗り:約325万円
- CROSSTAR(クロスター)6人乗り:約330万円
上記は、オプションに11.4インチHonda CONNECTナビ、スタンダードマット、ETC車載器を設定した場合の価格です。
ハイブリッド(e:HEV)のAIR EX(エアーEX)6人乗り車、CROSSTAR(クロスター)6人乗り車にはマルチビューカメラシステムのセットオプションも設定しています。
オプション総額は約36万円、マルチビューカメラシステムのセットオプションを含めた場合は約49万円となっています。
上記の他、メンテナンスパックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、メンテナンスパックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
気になる値引き額は15万円でした。時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。
上記は必要最低限のオプション設定としていますが、ディーラーに言われるがまま設定、値引きも上手く引き出せないとCROSSTAR(クロスター)なら400万円という額を提示されることも珍しくないでしょう。
では、上記の価格をライバルの「シエンタ」、同ホンダのミニバン「ステップワゴン」と比較してみましょう。
- 「シエンタ G」ハイブリッド車:約300万円
- 「シエンタ Z」ハイブリッド車:約320万円
- 「シエンタ G」ガソリン車:約270万円
- 「シエンタ Z」ガソリン車:約290万円
- 「ステップワゴン SPADA」ガソリン車:約354万円
- 「ステップワゴン SPADA」ハイブリッド車:約385万円
「シエンタ」と比較すると、「CROSSTAR(クロスター)」が「シエンタ」より高く設定されているのは別にしても、新型「フリード」の「AIR EX(エアーEX)」より「シエンタ」の「Z」の方が20万円程度安くなっているのは、オプション総額が20万円程度安いからです。
「シエンタ」の場合、自動駐車機能である「アドバンスト パーク」、天井サーキュレーター、アクセサリーコンセントなどを設定しても、オプション総額が25万円程度ですみます。
一方の新型「フリード」は、11.4インチHonda CONNECTナビが約30万円と異常に高く、マルチビューカメラシステムのセットオプションも約12万円と高いことが、「シエンタ」より高くなる主な要因となっています。
先進安全装備では「シエンタ」が圧倒的に上回っており、ディスプレイサイズもディスプレイオーディオPlusにすると10.5インチと新型「フリード」より1インチ小さい程度に留まっているため、装備面で新型「フリード」の方が優れているわけでは決してありません。
新型「フリード」でオプションをケチると、より一層「シエンタ」との装備差が拡大する形になります。
「シエンタ」に限らず、トヨタは良い装備を安く設定できるメリットがあるため、ホンダ車はこの点で不利になるといえるでしょう。
燃費性能も「シエンタ」の方が優れているため、コスト面では「シエンタ」より劣る形になるでしょう。
「ステップワゴン」と比較すると、価格差は15~25万円程度となっています。
値引き額の違い(ステップワゴンの値引き額は30万円)による影響もありますが、仮に同じ値引き額(15万円)だったとしても、新型「フリード」と「ステップワゴン」の価格差は30~40万円程度です。
いずれにしても、オプション設定や値引き額によっては、新型「フリード」と「ステップワゴン」の価格差がほとんどない状態になる可能性もあるといえるでしょう。
400万円という価格は「ステップワゴン」などミドルクラスミニバンを購入できる金額だと認識しておきましょう。
いずれにしても、全込み300万円以上、場合によっては400万円する価格となりますので、決して安いクルマではありません。
新型「フリード」や「シエンタ」、「ステップワゴン」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型ホンダ「フリード」のボディサイズや室内寸法を、ライバルのトヨタ「シエンタ」、同ホンダのミニバン「ステップワゴン」、先代「フリード(GB5/6/7/8型)」と比較してみました。
新型「フリード」は、コンパクトながら広い室内が魅力です。
ハイブリッド(e:HEV)車でも350万円前後で購入できるため、ハイブリッド車のミニバンを安く購入したいユーザーには非常におすすめだといえます。
先進安全装備や燃費性能など、ライバルのトヨタ「シエンタ」と比較すると劣る部分もありますが、デザイン面で気に入れば、長く乗り続けられる“いいクルマ”だと考えます。
ミニバンの購入を検討している方は、新型「フリード」を是非検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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