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【最新】約200万円で買える!コンパクトカーおすすめ3選~元ディーラーが安全、広さ、燃費、価格(安い)で選出【2021年版】

日産 ノート 外装 エクステリア車セレクション&おすすめ車

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、安全性能・後部座席の広さ・燃費性能・価格の各項目より選出した”おすすめコンパクトカー”3車種をご紹介します。

 

昨今クルマの大型化が進み、5ナンバーサイズの車種が少なくなっていますが、逆に脚光を浴びているのがコンパクトサイズのクルマでしょう。

狭い道路が多い日本には、やはり5ナンバーサイズのクルマの方が適しており、”運転しやすい”・”小回りが利く”というのは非常に魅力的なポイントです。

上記の点では軽自動車の方が適しており、軽自動車は普通車より税金が安いメリットもありますが、一方で見た目や走行性能的に劣る欠点があります。

そのため、”運転のしやすさ”・”優れた走行性能”・”価格の安さ”を持ち合わせたコンパクトカーは、まさに”ちょうどいいクルマ”といえるでしょう。

新型となることで安全性能や乗り心地は向上していますが、価格も高くなっているコンパクトカー。

そんなコンパクトカーの中で、全込み約200万円で買える、安くておすすめなクルマはどれなのか!?

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燃費性能・安全性能はトップクラス!走りも良い!トヨタ「ヤリス」

トヨタ ヤリス 外装 エクステリアトヨタ ヤリス 外装 エクステリアトヨタ ヤリス 外装 エクステリア
※「HYBRID Z」(シアンメタリック)

 

まずは、2020年2月にフルモデルチェンジが行われたトヨタ「ヤリス」。

筆者が最もおすすめなのは圧倒的な燃費性能と優れた静粛性を備えたハイブリッド車ですが、ハイブリッド車は約200万円で購入するのは難しいため、初期費用を抑えたい場合や年間走行距離が少ない方にはガソリン車がおすすめです。

安全性能と燃費性能はトップクラス!走りも軽やかで加速が良い!

「ヤリス」がおすすめな最大の理由は、安全性能と燃費性能の高さです。

 

まず安全性能について、安全装備の中でも自動ブレーキの性能が特に優れており、コンパクトカーの中では「ヤリス」が最も優れています

具体的には、「ヤリス」に搭載されている自動ブレーキ(プリクラッシュセーフティ)は交差点右左折時の対向車や歩行者に対しても作動可能となっている点で優れています。

多くのクルマに搭載されている自動ブレーキはハンドル操作中は作動しない(しない可能性がある)ものがほとんどで、作動するのは「ヤリス」以外だと「ヤリスクロス」・「C-HR」・「クラウン」・「カムリ」など、トヨタ車でもまだ限られた車種にしか搭載されていません。

2021年時点で最も優れているのはスバル「レヴォーグ」の自動ブレーキで、「レヴォーグ」の場合は右左折時の自転車も検知可能となっています。

また、「ヤリス」には後退時に後ろ側方から接近する車両に対しても作動する自動ブレーキ(リヤクロストラフィックオートブレーキ)が搭載されている点でも優れています。

この装備が搭載されているコンパクトカー(Bセグメント)も「ヤリス」だけです。

つまり、コンパクトカーの中で自動ブレーキの性能が最も優れているのは「ヤリス」なんです。

 

その他、全車速域で作動するハンドル支援[車線維持支援]機能(レーントレーシングアシスト)、駐車支援機能(アドバンストパーク)などが搭載されている点で優れています。

 

とはいえ、日産「ノート」に搭載されている以下の機能は「ヤリス」には搭載されていません。

  • 先進ライト(アダプティブLEDヘッドライトシステム)
  • 前方を走行する2台前の車両を検知し警告する機能(インテリジェント FCW)
  • カーブで減速するアダプティブクルーズコントロール(ナビリンク機能付プロパイロット)
  • 急病などの際点灯し車両を停止させ緊急車両の手配を行う機能(プロパイロット緊急停止支援システム)
  • 隣車線に車両がいるときに車線逸脱抑制する機能(インテリジェント BSI)

それだけでなく、「ヤリス」にはホンダ「フィット」など多くのクルマに搭載されている「全車速追従機能付レーダークルーズコントロール」が搭載されておらず、電動パーキングブレーキも搭載されていません。

そのため、上記の点ではライバルの「ノート」や「フィット」に劣る面もあるため、「ヤリス」は全ての安全性能が優れているというわけではありません。

 

簡単にいうと、「ヤリス」は自動ブレーキの性能が優れている一方、長距離ドライブで負担軽減となる装備ではライバル車より劣る、といった形です。

街乗りでの安全性能は「ヤリス」が最も優れているともいえるでしょう。

 

次は燃費性能について、「ヤリス」はハイブリッド車の燃費性能が実燃費30.0km/Lを超える他車より1歩先をいく未来の燃費性能となっていることに注目が集まりがちですが、ガソリン車の燃費性能も非常に優れています。

1.5Lガソリン車の実燃費は17.0km/L前後となっており、トヨタ「RAV4」などSUVのハイブリッド車並の燃費性能となっています。

もちろん、ガソリン車としてはトップクラスの燃費性能です。

 

また、走り(加速性能)も非常に軽快です。

新開発の1.5Lダイナミックフォースエンジンと「RAV4」などにも設定されている発進用ギヤ付きのDirect Shift-CVTの組み合わせたパワートレインは、発進時のもっさり感などはなくスムーズに加速してくれます。

1,000kg前後の車両重量には十分なパワーで、街中でパワー不足を感じることはありません。

ライバルのコンパクトカー(ガソリン車)の多くは1.5L未満のエンジンを採用していますので、走り(加速性能)の点でも「ヤリス」は優れているといえるでしょう。

 

つまり「ヤリス」は、安全で、燃費が良くて、走りが楽しい、と三拍子揃っているわけです。

 

最大の欠点は、”車内の質感の低さ”と”車内の狭さ”!パーキングブレーキ!

「ヤリス」の欠点は車内にあります。

 

まず、車内の質感は「フィット」や「ノート」などライバル車と比較すると非常に低くなっています。

インパネやドアトリムなどの質感も低いですが、特に気になるのはセンターコンソール付近で、質感的には1昔前のコンパクトカーの様な質感となっています。

オプションでもセンターコンソールボックスを設定できず、設定できるのは軽自動車の様なアームレストしかありません。

中間グレード以下では質感の低さがより強調され、特に”ヘッドレスト一体型のシート”は今どき軽自動車でもスズキ「アルト」やダイハツ「ミライース」程度しかなく、その点では軽自動車と比較しても質感は低めだといえます。

シートは最上位グレードと同じヘッドレストセパレート型に変更可能ですが、約6万円のコンフォートシートセットを設定する必要があります。LEDヘッドランプ(約8万円)と合算すれば最上位グレードとの価格差は3万円程度になりますので、最上位グレードが最もおすすめであると個人的には考えます。

何れにしても、車内の質感の低さは「ヤリス」の最大の欠点といえるでしょう。

 

また、前述の通り、「ヤリス」には電動パーキングブレーキが搭載されていません。

「フィット」、「ノート」、「ルーミー」など、新型のコンパクトカーの多くに電動パーキングブレーキが搭載されており、軽自動車にも搭載が進んでいます。

今後、より”当たり前の装備”となってきますので、レバー式パーキングブレーキは大きな欠点といえるでしょう。

 

その他、車内の狭さも気になる点でしょう。

「ヤリス」の車内は、室内長:1,845mm、室内幅:1,430mm、室内高:1,190mm、ラゲッジスペース:270ℓとなっており、ライバル車と比較すると後部座席の足元スペースが狭く、天井も低く、ラゲッジスペースも狭くなっています。

車内の広さは、同様の車内が狭い「MAZDA2(マツダ2)」と競うレベルです。

とはいえ、運転席や助手席に座る方が大柄でなければ(170cm程度の方であれば)広さに問題はないと思いますし、ラゲッジスペースも頻繁に大量の荷物を搭載するわけでなければ問題ないでしょう。

 

「ヤリス」の全込み価格

「ヤリス」の見積額は、以下のとおりです。

  • 「G」:約220万円
  • 「Z」:約223万円
  • 「HYBRID G」:約258万円
  • 「HYBRID Z」:約260万円

オプションは、LEDヘッドランプ、ブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニター、コンフォートシートセット、T-CONNECTナビキット、ETC車載器、マット、革巻きステアリングホイール、革巻きシフトノブなど合計45万円程度を設定しています。
※「HYBRID Z」・「Z」の場合、LEDヘッドランプ、コンフォートシートセット、革巻きステアリングホイール、革巻きシフトノブが標準装備となっているため、オプション総額は30万円程度

 

実燃費30.0km/Lを超える圧倒的に優れた燃費性能を誇るハイブリッド車は250万円を超える価格となっていますが、ガソリン車なら200万円前半で購入できます。

値引き額や設定するオプションを減らすことによって、約200万円で購入することも可能でしょう。

 

前述の通り、中間グレード「G」にLEDヘッドランプとコンフォートシートセットを設定した場合、最上位グレード「Z」との価格差がほとんどありません。

そのため、最上位グレードの「Z」が最もおすすめだと考えます。

 

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車内の広さはぶっちぎりで優秀!トヨタ「ルーミー」


トヨタ「ルーミー」公式HPより

次は、2020年9月のマイナーチェンジで予約ロック機能や先進安全装備、そして電動パーキングブレーキが搭載され非常に魅力的になったトヨタ「ルーミー」。

 

車内の広さは圧倒的!「ソリオ」との最大の違いは電動パーキングブレーキ!

まず、何と言っても「ルーミー」の最大の魅力は、圧倒的に広い車内、使い勝手の良さにあるでしょう。

 

「ルーミー」の車内は、室内長:2,180mm、室内幅:1,480mm、室内高:1,355mm、ラゲッジスペース:205ℓとなっており、同クラス他車と比較するとラゲッジスペースは狭くなっていますが、後部座席の足元スペースは非常に広く、天井もかなり高くなっています。

また、後部座席を最大24.0cmスライド可能で、リクライニングは最大70°倒せる様になっており、さらに前席を倒してフルフラットにできることも魅力です。

快適装備では、フロントシートウォークスルーにより前席と後席の移動が可能で、前席背面にはシートバックテーブルが設置、後席のドアがスライドドアとなっているなど、使い勝手は非常に優れています。

そのため、子育てや介護、車中泊などに最も適したコンパクトカーともいえるでしょう。

ボディサイズや最小回転半径はコンパクトカーの中でも特に小さくなっているため、軽自動車を同じ様な感覚で運転できることも魅力です。

 

同ボディタイプのライバル、スズキ「ソリオ」との最大の違いは先進装備にあります。

何と言っても、「ルーミー」は電動パーキングブレーキとブレーキホールドが搭載されている点で優れているでしょう。

電動パーキングブレーキ搭載により、パーキングブレーキを操作する必要がなくなり、パーキングブレーキのかけ忘れや解除し忘れを防止できます。

また、ブレーキホールドにより信号などでの停止時にブレーキペダルを踏み続ける必要がないため、長距離ドライブなどでの負担軽減となります。

さらに、「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」の停止保持も可能となっています。

停止保持機能がなければ、ACC(アダプティブクルーズコントロール)使用中に突然渋滞に巻き込まれ停止した際、停止後数秒でクリープ現象によりクルマが動き出すことになりますが、「ルーミー」にその心配はありません。

 

「ルーミー」は、電動パーキングブレーキ以外にもコネクティッドサービスが使用できる点で優れています。

コネクティッドサービスは、緊急車両の手配が行えたり、駐車位置や燃料残量をスマホで確認することが可能となっています。

いわゆる「SOSコール」や「ヘルプネット」といわれる装備は、急病や事故の際、あおり運転の際などに”あると安心な装備”となっており、新型車の搭載は当たり前になってきていますので、もはや”必須の安全装備”といえるでしょう。

その他、先行車や対向車の部分的に遮光する先進ライト「ADB(アダプティブドライビングビーム)」、ステアリングを切った方向にヘッドランプが照らす「サイドビューランプ」、車線がない路側も検知する「路側逸脱警報機能」など、先進安全装備は「ソリオ」より多く搭載されています。

 

燃費性能や価格の安さの点では「ソリオ」の方が僅かに優れていますが、上記の点から車内が広いコンパクトカーは「ルーミー」がおすすめだと考えます。

 

最大の欠点は、安全性能と走行性能!

運転しやすく、車内は広く、電動パーキングブレーキなどの先進装備も多く搭載されている「ルーミー」ですが、気になる点もあります。

 

まずは、安全性能です。

自動ブレーキの性能は、「ヤリス」と比較すると右左折時に対向車や歩行者を検知できない点で劣り、後退時に後ろ側方から接近する車両に対する自動ブレーキが搭載されていない点でも劣ります。

また、最も気になるのは「レーンキープコントロール」が搭載されていない点でしょう。

「レーンキープコントロール」とは、60km/h以上で走行中に車線中央を走行するようにハンドル支援を行ってくれる機能です。

「ルーミー」はマイナーチェンジ時にトヨタ「ライズ」などに搭載されている「レーンキープコントロール」などを”あえてを搭載しなかった”経緯があります。

価格を安くするため、クラスを考慮して、などの理由があるかと考えられますが、昨今軽自動車にも「プロパイロット」など車線維持支援機能(ハンドル支援機能)が搭載される時代ですので、この点は残念ですね。

とはいえ、夜間の歩行者や自転車を検知できる自動ブレーキは搭載されており、線逸脱警報機能や路側逸脱警報機能が搭載されているため、安定性に大きく問題があるわけではありません。

 

次は走行性能です。

背の高いボディスタイルとなっていることもあり、高速走行時やカーブを曲がる際の安定性は「ヤリス」などと比較すると劣ります。

また、加速性能も「ヤリス」などと比較すると劣ります。

あくまで参考値ですが、0-100km/h加速は1.0Lターボ車が11秒前後、1.0Lガソリン車は17秒前後となっており、同クラス他車の多くが9秒~10秒前後、「ノート」や「フィット(e:HEV)」は7秒台であることを考えると、かなり遅いことがわかります。

良い点として、小回りがきくため”軽自動車を同じ様な感覚で運転できる”ことをあげましたが、加速性能については加速が遅いため”軽自動車と同じ様”なレベルとなっています。

 

「ルーミー」の全込み価格

「ルーミー」の見積額は、以下のとおりです。

  • 「カスタムG-T」:約235万円

オプションは、コンフォートパッケージ、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ、T-Connectナビ、ETC車載器、マット、など合計30万円程度を設定しています。

 

電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド・全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)をカスタムモデルにしか設定できないため、ノーマルモデルではなくカスタムモデルがおすすめです。

また、前述の通り加速性能が大きく異なるため、ターボ車がおすすめです。

そのため、最上位グレードの「カスタムG-T」が最もおすすめだと考えます。

 

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質感高く・乗り心地は1クラス上!そして安い!ホンダ「フィット」

ホンダ フィット 外装 エクステリアホンダ フィット 外装 エクステリアホンダ フィット 外装 エクステリア
※「LUXE」(プレミアムサンライトホワイト・パール)

 

最後は、2020年2月にフルモデルチェンジが行われたホンダ「フィット」。

筆者が最もおすすめなのは加速性能や静粛性が優れた「e:HEV」搭載車ですが、「e:HEV」搭載車は約200万円で購入するのは難しいため、初期費用を抑えたい場合や年間走行距離が少ない方にはガソリン車がおすすめです。

上質な内外装に1クラス上の乗り心地!最もおすすめのコンパクトカー!

「フィット」がおすすめな最大の理由は、上質な内外装・広い車内・1クラス上の乗り心地にあります。

 

まず内外装について、「フィット」のエクステリアはピラーやテールゲートスポイラー、シャークフィンアンテナなどが艶有りブラック塗装となっており、全体的に質感高くなっています。

ボディカラーは有料であるプレミアムサンライトホワイト・パールが特に上質で、ドアを閉めた音も比較的上質な印象です。

 

インテリアは、中間グレードの「ホーム」でも本革巻ステアリングホイールに本革巻セレクトレバー、一部プライムスムースを使用したコンビシートが設定されています。コンビシートは座る面を除いた多くの部分が革素材で、リアセンターアームレストも革素材となっています。
※本革巻ステアリングホイールに本革巻セレクトレバーは「e:HEV」搭載車のみ

その他、インパネやドアアームレストなどにはプライムスムースが施されているため、全体的に質感高い印象です。

全グレードで後席ドアアームレストが艶有りブラック塗装となっている点も質感高い印象です。

「ヤリス」で気になったセンターコンソール付近の質感の低さも「フィット」は抑えられており、アームレスト付きセンターコンソールボックスをディーラーオプションで全グレードに設定できる点、国産コンパクトカーでは設定されないケースが多いリアセンターアームレストがあるのも良い点です。
※リアセンターアームレストは「e:HEV」搭載車のみ

また、ルームランプなどもナビ装着用スペシャルパッケージを設定すれば全グレードでLEDとなるのも良い点でしょう。

「ヤリス」にはない電子制御パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能が搭載されていることも大きな魅力です。

 

上記のとおり「フィット」の内外装の質感は高くなっており、内外装の質感は国産コンパクトカートップクラスだといえるでしょう。

最大のライバルは運転席まわりの質感が高い日産「ノート」となるでしょう。

 

質感だけでなく、「フィット」は車内も非常に広くなっています。

「フィット」の車内は、室内長:1,955mm、室内幅:1,445mm、室内高:1,260mmとなっており、「ルーミー」や「ソリオ」を除くと後部座席の広さはコンパクトカートップクラスの広さとなっています。

ラゲッジスペースの広さの数値は不明ですが、先代「フィット」のラゲッジスペースの広さが380ℓあり、現行型も同等の広さがあるためラゲッジスペースもコンパクトカートップクラスの広さといえます。

後席足元中央の凹凸も小さく、後席足元が前席と同じ傾斜になっているため楽に足を伸ばすことができます。

また、後席を持ち上げて高い荷物を積めたり、後席を倒した際もフラットになるなど、使い勝手も優れています。

 

車内が広く、内外装の質感が素晴らしい「フィット」ですが、視界も圧倒的に広くなっています。

先代「フィット」は、国産コンパクトカーの中では圧迫感があり”見にくい”印象がありましたが、フロントピラーが細く、ワイパーを運転席から見えない位置に配置するなど、視界が劇的に良くなっています。

コンパクトなボディに、この”視界の良さ”も相まって、運転のしやすさは抜群です。

 

そして、「フィット」の最大の魅力は、乗り心地が非常に優れていることです。

凹凸をキレイにいなして、コンパクトカー(Bセグメントクラスのクルマ)とは思えない、まさに1クラス上の乗り心地となっています。

「フィット」の乗り心地は、国産コンパクトカーの中では間違いなくトップクラスで、一部Cセグメントクラスのクルマすら凌駕するレベルです。

「ヤリス」と比較しても、「フィット」の方が優れているでしょう。

 

最大の欠点は、安全性能と・・・デザイン!?

上記のとおり、上質で車内が広い「フィット」ですが、気になる点もあります。

 

まずは、安全性能です。

「フィット」には、前後の自動ブレーキ、渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール、車線維持支援システム(LKAS)など、基本的な安全装備は概ね搭載されていますが、「ヤリス」に搭載されている以下の装備がありません。

  • クルーズコントロールが作動中の全車速域で作動する車線維持支援
  • 後退時に後側方から接近する車両を検知し、作動する自動ブレーキ
  • 車両周辺360°を確認できるカメラ
  • アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動操作する自動駐車機能

 

「フィット」に搭載されている車線維持支援機能は65km/h以上で作動するもので、全車速域で作動する装備と比較すると劣ります。

また、フロントカメラシステムは設定できるものの車両周辺360°カメラは設定できず、自動駐車機能もありません。そのため、駐車が苦手な方には「ヤリス」の方が良いといえるでしょう。

そして、安全性能の基本である自動ブレーキの性能が「ヤリス」より劣ります。

とはいえ、「ヤリス」より安全性能が大きく劣るわけではなく、渋滞追従機能付ACCや電子制御パーキングブレーキが搭載されている点では「ヤリス」より優れていますので、大きな欠点とはいえないでしょう。

 

その他、ガソリン車は搭載エンジンは1.3Lなため、加速性能では「ヤリス」に劣り、燃費性能も実燃費15.0km/L前後と「ヤリス」より劣ります。

こちらも大きな欠点とはいえませんが、「e:HEV」搭載車が非常に魅力的な分、ガソリン車の性能は少し見劣りする形になっています。

 

そして、筆者が最も気になるのは、エクステリアのデザインです。

デザインは人によって好みが分かれるため、良い悪いというのはないと考えていますが、「ヤリス」や「ノート」と比べると”カッコいい”という印象は控えめだといえます。

昨今の普通車の多くは、ハッチバックやセダンならヘッドランプがシャープでいかにも”速く走るクルマ”と想像させるデザインだったり、ミニバンなどハイトール系のクルマならグリルが大きく”オラオラ感”のあるデザインが主流になっている中で、「フィット」は”ほっこりする”・”カワイイ”印象のあるデザインになっています。

良い意味では他車とかぶらないデザインといえますし、欧州車の様なデザインともいえますが、先代「フィット」や「フリード」などのデザインが気に入っている方からしたら違和感を感じる気もします。

前述の通りデザインは人によって好みが分かれるため、デザインを欠点としてあげるべきではないと考えていますが、販売台数に影響していることは間違いありません。

昨今のホンダ車は、「N-ONE」の様にほとんどデザインを変えないケースもありますが、「フィット」や「N-WGN」、「ヴェゼル」の様に大きくデザインを変えるケースが増えている様に思えます。

あくまで個人的な意見ですが、もう少しスタイリッシュなデザインにしても良かったのではないかと考えます。

 

上記にいくつか「フィット」の気になる点をあげましたが、大きな欠点はなく、良い点の方が大きいと筆者は考えます。

 

「フィット」の全込み価格

「フィット」の見積額は、以下のとおりです。

  • 「ホーム」(ガソリン車):約210万円
  • 「クロスター」(ガソリン車):約220万円
  • 「リュクス」(ガソリン車):約225万円
  • 「ホーム」(e:HEV搭載車):約240万円
  • 「クロスター」(e:HEV搭載車):約250万円
  • 「リュクス」(e:HEV搭載車):約255万円

オプションは、アームレスト付センターコンソールボックス、オートリトラミラー、ナビ、ETC車載器、マット、など合計26万円程度を設定しています。
※ホームの場合は、16インチアルミホイール、 Honda CONNECT for Gathers+ナビ装着用スペシャルパッケージを設定するため、合計38万円程度

 

上記のとおり、「フィット」は「ヤリス」や「ルーミー」より価格が安く抑えることができます

中間グレードの「ホーム」ならアルミホイールを設定して上記の価格なので、アルミホイールを設定しなければ、200万円以下で購入することも可能でしょう。

また、e:HEV搭載車でも250万円以下の価格となるため、燃費性能では「ヤリス」より劣りますが、価格が安いため「フィット」の方が安くなる可能性が高いでしょう。

この価格の安さ、つまりコスパの高さが「フィット」最大の魅力であり、おすすめな理由です。

 

上記のとおり、「フィット」は価格も安く、大きな欠点はないため、総合力の高いコンパクトカーだといえるでしょう。

燃費性能や安全性能で「ヤリス」や「ノート」より劣る面はありますが、コストを含めた総合力では「フィット」が最も優れていると筆者は考えます。

 

今回ご紹介したクルマは概ね200万円を超す価格になっていますので、200万円以下でコンパクトカーを購入したい、もっと安くクルマを買いたい、という方は、”新車同様の中古車”も検討してみましょう。

 

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まとめ

今回は、全込み約200万円で買えるおすすめコンパクトカーを3車種ご紹介しました。

 

昨今、安全性能の進化、乗り心地や質感の向上、先進装備の搭載などにより軽自動車でも200万円を超える時代になっています。

そのため、コンパクトカーを全込み約200万円で買えれば、かなり賢い買い方をしたといえるでしょう。

 

とはいえ、お金を優先するあまり、妥協してクルマを購入するべきではありません。

筆者は昔、価格を優先しすぎて安全装備がなく質感の低い下位グレードのクルマを購入して非常に後悔したことがあります。

購入時はそれほど劣ってみえなくても、時代が進むことにより他車の質感や安全装備の内容は進化し、非常に見劣りすることになります。

特に普段目にする車内の質感、進化のスピードの早い安全装備は新型車との差が顕著なため、妥協して購入することはおすすめできません。

 

クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。

1番売れてるから何となく選んだ、燃費が良いから何となくハイブリッド車にした、などの安易なクルマ選びをしない様にしましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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