トヨタ＆ダイハツ ”後付け”「踏み間違い加速抑制システム(つくつく防止)」の詳細をまとめてみた【対象車種拡大中！】

こんにちは！青空ひつじ(♂)です。

2018年12月5日より、トヨタとダイハツから”後付け純正用品”の「踏み間違い加速抑制システム」が発売されました！（※ダイハツは「つくつく防止」という名称で発売）

発売されてから、続々と対象車種が拡大されています。

そんな、トヨタとダイハツから発売された”後付け”の「踏み間違い加速抑制システム」とは、いったいどんな機能で対象車種は何なのか？！確認してみましょう！

 ”後付け”踏み間違い加速抑制システムの機能詳細

トヨタ「踏み間違い加速抑制システム」公式HPより

まず、装着するパーツとして、前後2つずつ計4つのセンサーと表示機などを取り付けます。

前方または後方に障害物を検知すると、「ブザー・ランプ表示」で警告します。

さらに、間違ってアクセルを強く踏むと、自動的にクリープ状態になるという機能です。

しかし、ここで注意なのは、新型車購入時に装備される「インテリジェントクリアランスソナー（パーキングサポートブレーキ）」とは違って、自動的にブレーキはかかりません！

あくまで、クリープ状態になるだけということを認識しておきましょう。

上記機能の他にも、後退時にアクセルを踏み込んで時速約5km以上のスピードになると、自動的に加速が抑制されます。つまり、加速して後退することができなくなります。

以下の動画でも機能を確認できます。

動画でも説明がありましたとおり、超音波が反射しにくい障害物の場合は正常に作動しない場合もあります。
逆にETCのバーや立体駐車場のスロープなどで超音波センサーが作動してしまう可能性もあるそうですので、その点は把握しておきましょう。

■トヨタの対象車種
トヨタの対象車種は、以下のとおりです。
※2019年5月29日更新

• 年式2009年5月～2015年12月の３代目「プリウス」
• 年式2011年12月～2018年4月の「アクア」
• 年式2011年5月～の「プリウスα」
• 年式2007年6月～2016年6月の「プレミオ」
• 年式2007年6月～2016年6月の「アリオン」
• 年式2012年7月～の「ポルテ」
• 年式2012年7月～の「スペイド」
• 年式2009年4月～の「ウィッシュ」
• 年式2012年5月～2017年10月の「カローラアクシオ」
• 年式2012年5月～2017年10月の「カローラフィールダー」
• 年式2010年2月～2016年4月の「パッソ」
• 年式2010年12月～2018年5月の「ヴィッツ」

価格は55,080円です。ただし、取り付け費などが別途必要になる可能性があるようです。

■ダイハツの対象車種
ダイハツの対象車種は、以下のとおりです。
※2019年7月29日更新

• 年式2007年12月～2013年9月の2代目「タント」
• 年式2006年10月～2010年11月の4代目「ムーヴ」
• 年式2010年12月～2012年12月の5代目「ムーヴ」
• 年式2006年12月～2018年3月の7代目「ミラ」
• 年式2009年7月～2018年2月の7代目「ミラ ココア」
• 年式2011年9月～2013年8月の初代「ミラ イース」
• 年式2008年8月～2017年1月の初代「ムーヴ コンテ」
• 年式2009年12月～2014年9月の初代「タント エグゼ」

価格は取り付け費込みで59,508円です。

今後、トヨタ・ダイハツともに対象車種を増やすことを検討しているようです。

価格もそれほど高価ではありませんので、「インテリジェントクリアランスソナー（パーキングサポートブレーキ）」などの誤発進抑制機能が装備されておらず、アクセル操作ミスでヒヤッとしたことがある方は、保険として装備した方が良いかもしれませんね。

まとめ

今回は、トヨタとダイハツから発売された”後付け純正用品”の「踏み間違い加速抑制システム（つくつく防止）」について、ご紹介しました。

気になった方は、是非ディーラーさんにて確認してみてください。

あるのとないのとでは、安全性能は格段に異なると思います。

個人的には、その他のメーカーでも同様の”後付け”安全装備を発売してくれたら良いのになぁと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。