こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2022年7月19日に行われた新型トヨタ「ヤリスクロス」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点や違い、同日に発売された新グレード「GR SPORT」と「Z“Adventure”」の詳細をまとめてみました。
最新おすすめグレードは「GR SPORT」か!?
はたまた「Z“Adventure”」か!?
新型トヨタ「ヤリスクロス」マイナーチェンジ2022による変更点
2022年7月19日に行われた新型トヨタ「ヤリスクロス」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点は、以下のとおりです。
- 「ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラー」を全車にオプション設定
- 「Z」・「HYBRID Z」の内装色の標準設定をブラックに変更
※従来のダークブラウンへの変更も可 - ガソリン車専用でエントリーグレードの「X”Bパッケージ”」を廃止
- 新グレード「GR SPORT」・「Z”Adventure”」をハイブリッド車、ガソリン車に追加
今回の改良による最大の変更点は、新グレード「GR SPORT」・「Z”Adventure”」の追加でしょう。
新グレード「GR SPORT」・「Z”Adventure”」の詳細は後述しています。
安全装備には、「ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラー」が新たに採用されています。
2022年7月15日にフルモデルチェンジが行われた新型トヨタ「クラウン」のToyota Safety Senseの車載カメラを使用したドライブレコーダーとは異なり、ドライブレコーダー用のカメラを使用した全く別の装備となっています。
そのため、機能的にもいくつか違いがあり、車載器メモリに保存され、録画映像をディスプレイオーディオ用に接続したUSBやスマートフォンに転送できる新型「クラウン」に対して、新型「ヤリスクロス」はインナーミラーに入れたmicroSDカードに保存する、一般的に販売されているドライブレコーダーと同じ形になります。
駐車録画は、衝撃検知型の新型「クラウン」に対して、新型「ヤリスクロス」は最大120分間の常時録画になります。
その他、走行中の常時録画時間が新型「クラウン」は約100分、新型「ヤリスクロス」は約80分、などの違いがあります。
いずれにしても、購入後別途ドライブレコーダーを設置する必要がなく、駐車録画時のバッテリーあがり問題、配線などの問題もないため、非常に嬉しい装備だといえます。
一方、価格は53,900円となっており、前後のドライブレコーダーをネットなどで購入した場合の価格(1.5万円~2万円程度)と比較すると、価格は割高だといえます。
また、ドライブレコーダーの映像や音声をトヨタのシステムが管理するため、プライバシー的に気になる方も少なくないでしょう。
そのため、価格を節約したい方やデータを外部に出したくない方にはおすすめできませんが、駐車録画時のバッテリーあがり問題を気にしたくない方、または駐車録画用にモバイルバッテリーを使用したくない方にはおすすめだと考えます。
今回の改良により、「Z」・「HYBRID Z」の価格が2万円程度上昇しています。
新型トヨタ「ヤリスクロス Z“Adventure”」の違いと乗り出し価格
■Z”Adventure”
■Z
では、今回のマイナーチェンジ(一部改良)で追加された新グレード「Z”Adventure”」の詳細をみていきましょう。
「Z”Adventure”」と1つ下のグレード「Z」との違いは、以下のとおりです。
- 専用フロントバンパー
- 専用リヤバンパー
- シルバー塗装のルーフレール
- ピアノブラック塗装のフロントドアインナーガーニッシュ&フロントコンソール
※Zはシルバー塗装 - サドルタンの内装色
※Zはブラック - 価格はZより99,000円高
上記のとおり、「Z」と「Z”Adventure”」の違いは非常に限定的となっています。
最大の違いは、専用フロントバンパーとリアバンパー、そしてルーフレールになるでしょう。
「Z”Adventure”」は、「Z」にはないシルバー塗装の前後バンパー、ルーフレールが設定されることにより、“よりSUVらしい”力強いデザインへと変わっています。
「Z”Adventure”」の室内は、シフトノブ周辺やインサイドドアハンドル手前のシルバー加飾がピアノブラック加飾となることで、僅かに質感高くなっています。
また、シート表皮は同じですが、内装色がサドルタンとなっているため、室内の印象も大きく異なります。
「Z”Adventure”」の価格は、「Z」より+99,000円となっており、同アドベンチャーグレードの設定があるトヨタ「RAV4」より価格差は大きくなっています。
ただ、機能性や快適性、質感に大きな違いはなく、「RAV4」ほど大きく見た目は変わらないため、フロントバンパーとリアバンパー、そしてルーフレールを約10万円かけて設定したいか否かで、判断は分かれるでしょう。
「Z”Adventure”」の乗り出し価格は、オプションにアクセサリーコンセント、ハンズフリーパワーバックドア、パノラミックビューモニター、ブラインドスポットモニター、アームレスト、T-Connectナビキット、マット、EYC車載器など、約37.6万円ほど設定して、諸費用、値引き額込みで「Z”Adventure”」が約257万円、「HYBRID Z”Adventure”」が約289万円となります。
※「Z”Adventure”」はアクセサリーコンセントなしでオプション総額33.2万円
※ハイブリッド車、ガソリン車ともに2WDの価格
値引き額は30万円でしたが、時期や店舗、オプションによって前後します。
新型トヨタ「ヤリスクロス GR SPORT」の違いと乗り出し価格
次は、今回のマイナーチェンジ(一部改良)で追加された新グレード「GR SPORT」の詳細をみていきましょう。
「GR SPORT」と「Z」との違いは、以下のとおりです。
- フロア下とロアバックにブレースを追加
- 車高を10mm下げ、スポーツタイヤ「FALKEN FK510 SUV」を装着、ブッシュ、コイルスプリング、ショックアブソーバー、電動パワーステアリングを、よりスポーティな特性にチューニング
- 加速、減速時のアクセルレスポンスの向上、ドライブシャフトのねじり剛性を向上(ハイブリッド車)
- 専用デザインのフロントフォグベゼル、リアディフューザー
- メッシュタイプのラジエーターグリル(アッパー・ロア)、リアバンパーロアカバー
- 専用18インチアルミホイール(切削光輝/センターオーナメント付)
- GR SPORT専用エンブレム
- GRロゴ付き専用本革巻きステアリングホイール
- 専用本革巻きシフトノブ
- パドルシフト(ガソリン車)
- アルミペダル
- GRロゴ付き専用スマートキー
- スポーティシート及び専用シート表皮(エアヌバック+合成皮革)
- ガンメタリック塗装のインパネやドアトリム、サイドレジスターなど
- 価格はZより135,000円高、HYBRID Zより144,000円高
エクステリアは、ラジエーターグリル(アッパー・ロア)やリアバンパーロアカバーがメッシュタイプとなることで大きく印象が異なり、他グレードだと170mmある最低地上高は160mmに変更されています。
インテリアは、シートはスポーティタイプ、表皮はエアヌバック+合成皮革となることで、全グレード中最も質感高い印象となります。
また、「Z」だとシルバー塗装やピアノブラック加飾となっているシフトノブ周辺やインサイドドアハンドル手前の加飾が全てガンメタリック塗装となり、GRロゴ付き専用本革巻きステアリングホイール、アルミペダルによりスポーティな印象となっています。
見た目以上に走行性能が大きく変更されており、走行安定性やアクセルレスポンスが向上しています。
上記のとおり、「GR SPORT」には非常にスポーティな装備が設定されていますが、「Z」にある以下の装備が設定不可、またはオプション設定に変更されています。
- 4WD(E-Four)
- アダプティブハイビームシステム(オプション設定不可に変更)
- 7インチマルチインフォメーションディスプレイ+オプティトロンメーター
- 運転席パワーシート
- 助手席バニティミラー
- 運転席チケットホルダー
- 運転席バニティミラーのLED照明
- 助手席シートバックポケット
- 助手席シートアンダートレイ
- 前席足元/インサイドドアハンドル/フロントコンソールボックスのLED照明
- ラゲッジスペースのアクセサリーソケット
- シートヒーター、ステアリングヒーターを標準装備からオプション設定に変更
主に快適装備や照明類が設定できなくなっている、またはオプション設定に落とされています。
「GR SPORT」と「Z」との車両本体価格差は14万円前後となっていますが、実際の価格差は20万円前後あるといえるでしょう。
その他、燃費性能(WLTCモード)は、ハイブリッド車は「HYBRID Z」の27.8km/Lより2.8km/L低い25.0km/L、ガソリン車は「Z」の18.8km/Lより1.2km/L低い17.6km/Lとなっており、維持費も僅かではありますが全グレード中最も高くなります。
そのため、スポーティな走りを求めている方には非常におすすめですが、一般ユーザーにはあまりおすすめできないグレードだと考えます。
「GR SPORT」の乗り出し価格は、オプションにアクセサリーコンセント、ハンズフリーパワーバックドア、パノラミックビューモニター、ブラインドスポットモニター、アームレスト、T-Connectナビキット、マット、EYC車載器など、約37.6万円ほど設定して、諸費用、値引き額込みで「GR SPORT」が約261万円、「HYBRID GR SPORT」が約293万円となります。
※「GR SPORT」はアクセサリーコンセントなしでオプション総額33.2万円
値引き額は30万円でしたが、時期や店舗、オプションによって前後します。
今トヨタ「ヤリスクロス」を買うなら中古車がおすすめ!?
新型トヨタ「ヤリスクロス」は、コンパクトSUVの中でもトヨタ「ライズ」と1・2を争う人気車種となっており、安全性能や悪路走破性、燃費性能などは、コンパクトSUVの中で最も優れています。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
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ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型トヨタ「ヤリスクロス」のマイナーチェンジによる変更点、新グレード「GR SPORT」と「Z“Adventure”」の詳細をまとめてみました。
新型「ヤリスクロス」は、トヨタ「ライズ」とコンパクトSUVの中で1位・2位を争う人気車種となっています。
中でも、安全性能や悪路走破性、燃費性能では他のコンパクトSUVより非常に優れています。
室内の質感や後部座席の狭さに難点はあるものの、その点が気にならなければ、最も優れたコンパクトSUVだといえるでしょう。
今回のマイナーチェンジで、スポーティな「GR SPORT」、よりSUVらしい「Z“Adventure”」が追加され、選択の幅が広がった新型「ヤリスクロス」。
コンパクトSUVの購入を考えている方は、是非新型「ヤリスクロス」も検討してみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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