You Tube始めました!ひつじ茶屋のコンテンツを動画でお楽しみください!

現在の愛車を少しでも高く売りたい方は、ディーラーに下取りを出すより、他社買取業者より高い買取価格がつく楽天Car車買取がおすすめです。

楽天Car車買取なら、現在の車を25万円以上高く売ることも可能ですよ!

詳細は、楽天Car車買取 公式サイトから確認してください。

元ディーラーの新型トヨタ「アクア」試乗記~辛口評価でわかった欠点・デメリット

トヨタ アクア 外装 エクステリア車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2022年11月29日に一部改良が行われた新型トヨタ「アクア」にがっつり試乗してきました。

そこで、新型「アクア」を徹底評価!

ライバルのトヨタ「ヤリス」、日産「ノート」、ホンダ「フィット」と比較して、良かった点や気になった点を紹介します。

果たして、新型「アクア」はおすすめのコンパクトカーなのか!?

 

新型アクア マイナーモデルチェンジまとめ~GRスポーツの乗り出し価格は!?
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2022年11月29日に行われた新型トヨタ「アクア」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点や違いをまとめてみました。 また、新たに発売された「GR SPORT」の違いや乗り出し価格についてもま...

 

※掲載している新型「アクア」の写真は、「Z」(クリアベージュメタリック、合成皮革パッケージ)です。

スポンサーリンク

現在の愛車を少しでも高く売りたい方は、ディーラーに下取りを出すより、他社買取業者より高い買取価格がつく楽天Car車買取がおすすめです。

楽天Car車買取なら、現在の車を25万円以上高く売ることも可能ですよ!

詳細は、楽天Car車買取 公式サイトから確認してください。

新型「アクア」のエクステリア(外装)

トヨタ アクア 外装 エクステリアトヨタ アクア 外装 エクステリアトヨタ アクア 外装 エクステリア
※メーカーオプションの切削光輝16インチアルミホイール装着車

新型「アクア」のエクステリアは、フロントヘッドランプが先代「アクア」よりシャープになっていますが、フロントグリルは先代「アクア」を踏襲したデザインとなっています。

そのため、前から見た印象は先代「アクア」と非常によく似ています。

一方、リヤデザインは縦長のリヤコンビネーションランプの形状が大きく異なり、バンパーのデザインも特徴的です。

リヤフォグランプは、リヤコンビネーションランプに内蔵されていた先代「アクア」と異なり、バンパー下部に設置されています。

 

ボディサイズは先代「アクア」と大きな違いはありませんが、ホイールベースが5cm拡大しています。

全長はトヨタ「ヤリス」の3,940mmより約10cm長い4,050mmとなっているため、「ヤリス」より車格が少し上な印象があります。

見た目的に「ヤリス」だとコンパクト過ぎると感じていた方にも納得できるデザインではないかと思います。

好みは人によって様々ですが、個人的には新型「アクア」の方がカッコいいと感じました。

 

新型「アクア」のエクステリアの質感は、上位グレードの「G」や「Z」だとベールゴールド塗装となるグリルモール、最上位グレード「Z」だとピアノブラック塗装となるグリルガーニッシュにより質感高くなっています。

ただ、良くも悪くも上記の装備による質感差はさほど大きくないため、グレード間のエクステリアの質感差は小さくなっています。

エクステリアにおけるグレード間の最大の違いは、アルミホイールとなるでしょう。

上の写真のとおり、メーカーオプションのアルミホイールが非常にカッコよくなっています。

「Z」に標準装備されているアルミホイールよりもカッコいいですし、「G」以下に標準装備されているスチールホイールとは見た目的に雲泥の差があります。

そのため、見た目を重視する方には非常におすすめのオプションだといえるでしょう。

メーカーオプションのアルミホイールは「G」と「Z」に装着可能です。

 

ライバル車とエクステリアの質感を比較すると、「ヤリス」や日産「ノート」とは大きな差はありません。

国産コンパクトカーの中では、ピラーやテールゲートスポイラー、シャークフィンアンテナ、フロントロアグリルなどが艶有りブラック塗装となっているホンダ「フィット」が最も上質な印象です。

 

ボディカラーは、人気のプラチナホワイトパールマイカも良いですが、新色クリアベージュメタリックもおすすめです。

有料のプラチナホワイトパールマイカと異なり、無料であることもメリットの1つです。

 

スポンサーリンク

新型「アクア」のインテリア(内装)

トヨタ アクア 内装 インテリアトヨタ アクア 内装 インテリアトヨタ アクア 内装 インテリアトヨタ アクア 内装 インテリアトヨタ アクア 内装 インテリアトヨタ アクア 内装 インテリア

新型「アクア」のインテリア(内装):デザインと質感

新型「アクア」のインテリアは、非常にシンプルで落ち着いたデザインとなっています。

エクステリアと異なりインテリアデザインは先代「アクア」から大きく変更されており、センターメーターは運転席前のデジタルメーターとなり、シフトノブはエアコン操作パネル下に設置されています。

 

また、上位グレードの「G」や「Z」であればセンターコンソールボックスが標準装備、ナビゲーションはトヨタコンパクトカーとして初採用となる10.5インチの大型ディスプレイオーディオが設定可能となっています。

ディスプレイオーディオは、「ヤリス」・「ヤリスクロス」・「C-HR」だと8インチとなっているため、一部上位車種よりも大きなディスプレイが採用されていることになります。

大型で見やすいディスプレイですが、それに伴い9インチディスプレイオーディオまではあったボタンがエアコン操作パネルと一体化されています。

ボタンが少なくなったことにより、風量調整や吹き出し口切り替えなどはディスプレイで操作する必要があり、直感的に操作できない点、ボタンを数回押さないと操作画面にならない点など、デメリットも存在します。

そのため、操作性としては7インチディスプレイオーディオの方が優れているでしょう。

10インチディスプレイオーディオだと、温度調整ダイヤルに温度表示画面がある違いもあります。

 

ブラック基調な室内ですが、「Z」は合成皮革+コンフォートパッケージ(COZY)を設定すると助手席前やフロントドアアームレストがダークネイビーとなりますので、他グレードと印象が異なります。
※上の写真は「Z」の合成皮革+コンフォートパッケージ装着車です。

 

新型「アクア」のインテリアの質感は、上位グレードの「G」や「Z」なら助手席前やフロントドアアームレストの素材が合成皮革となっており、インパネやドアトリムのピアノブラック加飾により質感高くなっています。

メーカーオプションの合成皮革+コンフォートパッケージを設定すれば、シート表皮が合成皮革となるため、室内全体の質感が高くなります。

また、先代「アクア」や「ヤリス」にはない合成皮革巻きのセンターコンソールボックスが上位グレードの「G」や「Z」なら標準装備、下位グレードでもディーラーオプションで設定可能となっているため、先代「アクア」や「ヤリス」だと非常に廉価だったセンターコンソールの質感も高くなっています。

そのため、新型「アクア」は先代「アクア」や「ヤリス」よりも圧倒的に質感高くなっています。

このインテリアの質感が、先代「アクア」や「ヤリス」との最大の違いの1つといえるでしょう。

「ヤリス」は燃費性能や安全性能がライバル車を圧倒している一方で、室内の質感の低さが弱点となっており、質感を重視する方にはおすすめできないクルマとなっていました。

その点、新型「アクア」は室内の質感が高くなっていますので、質感を重視する方にもおすすめだといえるでしょう。

 

ライバル車と室内の質感を比較しても、全く負けていません。

ただ、合成皮革シートの質感(触り心地、スベスベした感じ)が若干悪く、「フィット」や「カローラ」と比べると落ちる印象があります。

また、後席ドアアームレストの質感が低いため、合成皮革巻きとなっている「カローラ」と比べると廉価な印象があります。

価格が高い本革シートしか設定できず、同様に後席ドアアームレストの質感が低い「ノート」と比較した場合は、大きな欠点(デメリット)とはいえないでしょう。

 

上記のとおり、室内の質感が高い新型「アクア」ですが、質感高いのは上位グレードの「G」や「Z」だけです。

社用車的なエントリーグレード「B」は当然として、「X」も「ヤリス」と同等の質感となっています。

インパネについては、「X」でもピアノブラック加飾が多く施されているため、「ヤリス」より上質な印象がありますが、問題は”ヘッドレスト一体型のフロントシート”です。

”ヘッドレスト一体型のフロントシート”は今どき軽自動車でもスズキ「アルト」やダイハツ「ミライース」程度しかなく、2スピーカーということも合わせて軽自動車より質感は低めだといえます。

コンフォートパッケージを設定すれば廉価なヘッドレスト一体型フロントシートはセパレート型に変更できますが、運転席イージーリリターン機能なども含まれたパッケージなため価格は71,500円と高く、1つ上のグレード「G」との価格差は7万円程度に減少してしまいます。

コンフォートパッケージを設定しても質感は大きく向上しないため、「X」にコンフォートパッケージを設定するくらいなら「G」を選んだ方が賢いでしょう。

 

スポンサーリンク

新型「アクア」のインテリア(内装):収納スペース


トヨタ「アクア」公式HPより

収納面では、ボックスティッシュも収納可能な助手席アッパーボックス、大型のスマホを置けるスライドトレイ、先代「アクア」にはなかったカップホルダー付リヤセンターアームレストなど利便性が高くなっています。

充電用USB端子は、標準ではフロントコンソールに1つしかないためライバル車と比較して数は少ないですが、出力が3Aとなっているため、ライバル車より高速な充電が可能となっています。

 

また、「ヤリス」や「ヤリスクロス」だと助手席下に設置されるため使い勝手が悪くなっていたCD・DVDデッキは、新型「アクア」だと助手席アッパーボックス内に設置されるため、使い勝手が非常に良くなっています。

ただ、助手席アッパーボックスの収納スペースとの引き換えになりますので、CD・DVDデッキを設定するとボックスティッシュの収納はできなくなります。

 

その他、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)が全車標準装備されている点も、先代「アクア」と「ヤリス」との大きな違いの1つです。

さらに、新型「アクア」にはリアドアにコードを通せる穴を備えた外部給電アタッチメントが標準装備されていることで、ドアを閉めたままでもコードを車外に出して給電することができる様になっています。

そのため、非常時用電源としての使い勝手が非常に優れているといえます。

一方、新型「アクア」のアクセサリーコンセントはセンターコンソールボックス裏に1つしか設置されないので、荷室側で電源を使用したい場合はラゲッジスペースにも設置される「カローラ」の方が使い勝手が良いでしょう。

 

さらに、全ドアを閉めたあとにクルマから離れると自動的にロックがかかる「降車オートロック機能」も搭載されています。

これにより鍵の閉め忘れはなくなるでしょう。

 

スポンサーリンク

新型「アクア」のインテリア(内装):後部座席と荷室の広さ

トヨタ アクア 後部座席トヨタ アクア 後部座席トヨタ アクア 荷室 ラゲッジスペース
※「トノカバー」装着車

新型「アクア」の後部座席の足元スペースは、「ヤリス」や「ヤリスクロス」よりもかなり広くなっています

前席に座る人が170cm前後の場合、後部座席の足元(膝前)スペースは拳2つ~3つ分くらい余裕があります。

感覚的に「カローラ」と同等の広さがある印象です。

ただ、室内高は「ヤリスクロス」の方が1.5cm高いため、頭上スペースは「ヤリスクロス」の方が余裕があるでしょう。

また、ライバル車の「フィット」や「ノート」と比較すると、まだまだ狭くなっています。

そのため、新型「アクア」の後部座席は、「ヤリス」以上「フィット」・「ノート」未満といった形です。

とはいえ、「ヤリス」よりは間違いなく広いため、「ヤリス」だと後部座席が狭すぎると感じていた方にも新型「アクア」は非常におすすめです。

 

新型「アクア」のラゲッジスペースは、荷室高824mm・荷室幅1,153mm・荷室長656mmとなっていますので、荷室高830mm・荷室幅1,000mm・荷室長630mmとなっている「ヤリス」より、荷室高は6mm低く、荷室幅は15.3cmも広く、荷室長は2.6cm広くなっています。

そのため、新型「アクア」のラゲッジスペースは「ヤリス」より間違いなく広いでしょう。

ただし、ライバル車の「フィット」や「ノート」と比較すると、まだまだ狭くなっています。

また、後部座席を倒し際は「ヤリス」や「ノート」同様に段差ができてしまうため、その点ではフラットになる「フィット」より劣ることになります。

4WD車やディーラーオプションでアジャスタブルデッキボードを設定すれば段差は解消されますが、当然ラゲッジスペース(荷室高)は狭くなります。

 

スポンサーリンク

新型「アクア」の走行性能


トヨタ「アクア」公式HPより

新型「アクア」の運転のしやすさ

新型「アクア」は、先代「アクア」からボディサイズの拡大などが行われておらず、コンパクトな5ナンバーサイズとなっていますので、依然として運転のしやすさは優れています。

視界性能も優れているため、軽自動車しか乗ってことなかった方でも問題なく運転できるでしょう。

ただ、ホイールベースの延長などにより最小回転半径は5.2mになっており、先代「アクア」の4.8mから40cm拡大しています。

「ヤリス」は多くのグレードで4.8m、「ノート」は4.9m、「フィット」も多くのグレードで5m以下となっていますので、小回りはライバル車よりも劣るでしょう。

最小回転半径5.2mというのは、「ヤリスクロス」などコンパクトクラス(Bセグメント)SUV、「カローラ」などCセグメントクラスのクルマとほぼ同じです。

 

新型「アクア」の加速性能

新型「アクア」は、「ヤリス」と同じ1.5Lガソリンエンジン、同じモーターが採用されていますが、バッテリーは「ヤリス」と異なり新開発の高出力バイポーラ型ニッケル水素電池が世界初採用されています。

先代「アクア」のニッケル水素電池に比べバッテリー出力が約2倍に向上したことにより、アクセル操作の応答性が向上、低速からリニアでスムースな加速が可能になっています。

また、電気だけでの走行可能速度域を拡大したことで街中の多くのシーンでエンジンを使わず電気だけで走行できる様になっています。

さらに、減速度はノーマルモードの2倍になる新開発の「快感ペダル(POWER+モード)」がトヨタ初採用されており、アクセルだけで加減速をコントロールできる様になっています。

これは、日産の「e-POWER Drive」と同様の技術です。

 

では、エンジン性能をライバル車と比較してみましょう。

・新型アクア

・1.5Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 67kW〈91PS〉/5,500rpm
→最大トルク 120N・m〈12.2kgf・m〉/3,800~4,800rpm
モーター(フロント)
→最高出力 59kW〈80PS〉
→最大トルク 141N・m〈14.4kgf・m〉
モーター(リヤ)
→最高出力 4.7kW〈6.4PS〉
→最大トルク 52N・m〈5.3kgf・m〉

→システム最高出力 85kW〈116PS〉

 

・ヤリス

・1.5Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 67kW〈91PS〉/5,500rpm
→最大トルク 120N・m〈12.2kgf・m〉/3,800~4,800rpm
モーター(フロント)
→最高出力 59kW〈80PS〉
→最大トルク 141N・m〈14.4kgf・m〉
モーター(リヤ)
→最高出力 3.9kW〈5.3PS〉
→最大トルク 52N・m〈5.3kgf・m〉

→システム最高出力 85kW〈116PS〉

 

・ノート

・1.2Lハイブリッド(e-POWER)
エンジン
→最高出力 60kW〈82PS〉/6,000rpm
→最大トルク 103N・m〈10.5kgf・m〉/4,800rpm
モーター(フロント)
→最高出力 85kW〈116PS〉/2,900~10,341rpm
→最大トルク 280N・m〈28.6kgf・m〉/0~2,900rpm
モーター(リヤ)
→最高出力 50kW〈68PS〉/4,775~10,024rpm
→最大トルク 100N・m〈10.2kgf・m〉/0~4,775rpm

 

・フィット

・1.5Lハイブリッド(e:HEV)
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,600~6,400rpm
→最大トルク 127N・m〈13.0kgf・m〉/4,500~5,000rpm
モーター
→最高出力 80kW〈109PS〉/3,500~8,000rpm
→最大トルク 253N・m〈25.8kgf・m〉/0~3,000rpm

 

上記のとおり、スペック上では新型「アクア」と「ヤリス」の違いはリヤモーターの最高出力が異なるだけですが、新型「アクア」は発進加速やアクセルを強く踏み込んだ際の加速度が先代「アクア」や「ヤリス」より速く、軽やかになっています。

1クラス上の「カローラ」や「プリウス」と比較しても走りは軽く、街中ではノーマルモードでもストレスのない加速性能となっています。

「快感ペダル(POWER+モード)」なら、さらに加速性能が向上し、多くのシーンで加速性能に不満を感じることはないでしょう。

 

従来より加速性能が優れている「フィット」や「ノート」と比較しても、アクセルを軽く踏んだ際の加速感は新型「アクア」の方が上だと感じました。

「ノート」も「フィット」もフルモデルチェンジによりアクセルを軽く踏んだ際の加速感は減少した印象があり、日常の使用域では新型「アクア」や「ヤリス」の方が軽やかに加速する印象があります。

そのため、軽くアクセルを踏み込むエコ運転をした際の加速性能は、新型「アクア」が最も優れているといえるでしょう。

もちろん、ベタ踏みした際のフル加速は「ノート」と「フィット」が優れていますが、圧倒的な燃費性能となった「ヤリス」に対抗するため、軽くアクセルを踏み込んだ際の加速性能を落としたものかと思われます。

 

「快感ペダル(POWER+モード)」の減速感も試乗で試してみましたが、感覚的にガソリン車の2速から3速の間くらいの減速感となっています。減速感は「ノート」の「e-POWER Drive」より控えめな印象です。

気になる点は「ノート」の「e-POWER Drive」同様、停止保持ができないことです。

それにより、結局アクセルペダルだけでの完全な操作はできないため、ノーマルモードの方が使い勝手が良いと感じました。

また、減速度は変わらず加速性能だけ向上させる「POWERモード」がエントリーグレード以外では使用できないことも残念な点の1つです。

 

トヨタ アクア 内装 インテリア
そして、新型「アクア」で最も残念な点が電動パーキングブレーキが設定されていないことです。

邪魔になるレバー式ではなく足踏み式であるため、「ヤリス」より僅かにマシではありますが、「フィット」や「ノート」、そして「ルーミー」や軽自動車ですら電動パーキングブレーキが設定されていることを考慮すると、残念でなりません。

電動パーキングブレーキが搭載されていないため、発進時も駐車後もパーキングブレーキの操作は必ず必要になりますし、赤信号で停車中もブレーキペダルを踏み続ける必要があります。

ただし、「レーダークルーズコントロール」については停止保持機能のない「ヤリス」と異なり、停止保持が可能となっています。

そのため、先行車が停止した際に数秒後に発進してしまう様な危険性はありません。

電動パーキングブレーキが設定されていないのに停止保持が可能な点は「プリウス」と同じです。

とはいえ、ライバル車の「フィット」や「ノート」と比べると、明らかな欠点(デメリット)となります。

なくてもそんなに不便じゃないかなと思って試乗しましたが、普段電動パーキングブレーキを使用している筆者からしたら、非常に不便に感じました。

軽自動車を含め、今後発売される多くの新型車に電動パーキングブレーキが設定されることを考えると、購入後他車と比較して間違いなく見劣りすることになるでしょう。

 

スポンサーリンク

新型「アクア」の乗り心地

新型「アクア」の乗り心地は、なめらかで凹凸をキレイにいなしてくれるため、先代「アクア」と異なり、乗り心地は非常に優れています。

最上位グレード「Z(2WD車)」ならフロントショックアブソーバーにスウィングバルブが標準装備されているため、よりフラットな乗り心地になっています。

また、後部座席シートの座面が包み込まれる様な感じになっているため、座り心地も非常に優れています。

そのため、乗り心地は「ヤリス」や「ノート」を比較しても優れており、「フィット」と同程度だと感じました。

 

同様に静粛性も大きく向上しています。

EV走行領域が先代「アクア」の2倍に拡大したことにより、市街地の多くのシーンでモーターのみで走行可能となり、エンジンが始動する機会が減ったためロードノイズが減少しています。

また、加速時もモーター出力が向上したことによりエンジン回転数の上昇が抑えられ、比較的静かに加速する様になっています。

そのため、静粛性も「ヤリス」より優れており、低速域でエンジンがかからない「ノート」と同程度だと感じました。

 

以上から、乗り心地や静粛性は一気に国産コンパクトカートップクラスになったといえるでしょう。

性能的には1クラス上のクルマと比較しても遜色ありません。

そのため、乗り心地や静粛性を重視する方にも新型「アクア」はおすすめです。

一方、操縦性(スポーティな走り)を重視する方には「ヤリス」の方がおすすめです。

新型「アクア」と「ヤリス」は同じトヨタのコンパクトカーですが、コンフォートな新型「アクア」、スポーティな「ヤリス」、という形で棲み分けしているのでしょう。

 

新型「アクア」の燃費性能

新型「アクア」の燃費性能を、ライバル車と比較してみましょう。

 

・新型アクア

・1.5Lハイブリッド ※2WD
→35.8km/L(WLTCモード)
→28.08km/L(e燃費より)

・ヤリス

・1.5Lハイブリッド ※2WD
→36.0km/L(WLTCモード)
→28.96km/L(e燃費より)

・ノート

・1.2Lハイブリッド(e-POWER) ※F
→29.5km/L(WLTCモード)
→22.58km/L(e燃費より)

・フィット

・1.5Lハイブリッド(e:HEV) ※2WD
→29.4km/L(WLTCモード)
→24.86km/L(e燃費より)

 

上記のとおり、「ヤリス」と比較すると新型「アクア」の燃費性能は僅か0.2km/L劣っていることがわかります。

最上位グレードで比較すると、35.4km/Lの「ヤリス」に対して、新型「アクア」は33.6km/Lとなっており、差は1.8km/Lに拡大します。

「ヤリス」は最も燃費性能が優れているエントリーグレードと最上位グレードの間で燃費性能差はほとんどないのに対して、新型「アクア」は2.2km/Lも異なるため、上記の様な結果となっています。

そのため、燃費性能を重視するなら「ヤリス」の方が良いといえるでしょう。

年間走行距離8,000km、ガソリン代が140円なら、維持費は年間1,700円程度「ヤリス」の方が安くなります。

 

「ヤリス」と比較すれば劣る燃費性能ですが、「フィット」や「ノート」より5.0km/L以上優れています。

新型「アクア」の燃費性能は全車種中2番目に優れたクルマとなるため、当然トップクラスの性能です。
※PHEVを除く

燃費性能は僅かに劣りますが、乗り心地や静粛性、加速性能など総合的に考えると、新型「アクア」の方が上だといっても過言ではないでしょう。

 

スポンサーリンク

新型「アクア」の安全性能

トヨタ アクア 内装 インテリア

新型「アクア」の安全性能を「ヤリス」と比較すると!?

次は、新型「アクア」の安全性能を「ヤリス」と比較してみましょう。

 

新型アクアヤリス
プリクラッシュセーフティ(交差点左右折支援機能、低速時加速抑制機能、緊急時操舵支援機能)プリクラッシュセーフティ(交差点左右折支援機能、低速時加速抑制機能、緊急時操舵支援機能)
オートマチックハイビームオートマチックハイビーム
レーントレーシングアシストレーントレーシングアシスト
ドライブスタートコントロールドライブスタートコントロール
プラスサポートプラスサポート
パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)、クリアランスソナーインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)
リヤクロストラフィックアラート、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)リヤクロストラフィックオートブレーキ
パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)
ブラインドスポットモニター(停車時警報機能付ブラインドスポットモニター
ロードサインアシストロードサインアシスト
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
先行者発進告知機能先行者発進告知機能
ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラードライブレコーダー付自動防眩インナーミラー
セカンダリーコリジョンブレーキセカンダリーコリジョンブレーキ
エアバッグ+サイドエアバッグ+カーテンエアバッグエアバッグ+サイドエアバッグ+カーテンエアバッグ
パノラミックビューモニター(シースルービュー機能付パノラミックビューモニター
トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]

上記のとおり、安全性能は新型「アクア」が優れています。

 

以下に、新型「アクア」が優れている点をまとめてみました。

  • 「ブラインドスポットモニター(停車時警報機能付)」により停車時、後方から車両が接近した際にドアを開けるとインジケーター点滅とブザー音で注意喚起
  • 「パノラミックビューモニター」に運転席から見たような映像(シースルービュー)などを確認可能
  • 自動駐車機能「アドバンストパーク」がシフト制御も可能となり、スイッチ1つで駐車可能
  • 「パーキングサポートブレーキ」が車両側方に対しても作動可能となり、巻き込みによる衝突を防止
  • 「レーダークルーズコントロール」は停止保持が可能

 

まず、最も驚いたのは自動駐車機能トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]の性能です。

「ヤリス」の「アドバンストパーク」も空間認識能力が高いことにより設定時間が僅かで、切り返しが少ないためスムーズに駐車できたことに驚きました。

しかし、新型「アクア」の「アドバンストパーク」はさらに優れています。

何と言ってもスイッチ1つで駐車が可能だからです。

スイッチを押したあとは、ハンドル・アクセル・ブレーキ・シフト操作が一切不要で、座っているだけで駐車が完了します。

駐車後、クルマの後方にはクルマ止めまでかなりスペースが空いており、自分で駐車したらもっと寄せられたのにと思う様なことはありましたが、設定時間や駐車時間の早さを考えれば、非常に実用的な機能だと感じました。

従来の自動駐車機能は、設定に時間がかかったり、切り返しが多かったり、煩わしい点が多く、結局自分で駐車した方が早いとなるものばかりでしたが、新型「アクア」の自動駐車機能はそんなことはありません。

日産「リーフ」やトヨタ「ライズ」、「ヤリス」などの自動駐車機能より優れていることは間違いないでしょう。

 

また、「ブラインドスポットモニター」に停車時警報機能が新たに搭載されており、「パーキングサポートブレーキ」が車両側方でも作動可能となったことで巻き込みによる衝突を防止できる様になっています。

これらの機能により、駐車時や駐車後の安全性が「ヤリス」より優れているといえるでしょう。

いずれもトヨタコンパクトカーとして初採用の装備で、「パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)」に至ってはトヨタ初採用の装備となっています。

 

その他、前述の通り「レーダークルーズコントロール」は停止保持が可能となっており、減速制御時やブレーキ操作時にメーター内のクルマのブレーキランプも点灯する様になっています。

新型「アクア」の安全装備は、従来のインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)やリヤクロストラフィックオートブレーキから名称が変更されていますが、性能的には変わりません。

クリアランスソナーはバックガイドモニターやパノラミックビューモニターとセットで設定されます。

 

新型「アクア」の安全性能は、元々トップクラスだった「ヤリス」よりも、さらに優れています。

この安全性能の高さも新型「アクア」の大きな魅力といえるでしょう。

 

新型「アクア」の安全性能を「ノート」と比較すると!?

「ヤリス」より安全性能が優れている新型「アクア」でしたが、その他ライバル車と安全性能を比較するとどうなのか。

ライバル車の中で最も先進安全装備が豊富に搭載されている「ノート」と比較した場合、新型「アクア」は以下の装備がない点で劣ります。

  • 先進ライト「アダプティブLEDヘッドライトシステム」
  • 2台前の車両を検知警告する「インテリジェント FCW」
  • カーブの大きさに応じた減速を支援する「ナビリンク機能付プロパイロット」
  • プロパイロット使用中の急病時などに緊急車両を手配する「緊急停止支援システム」
  • 隣車線に車両がいるときに車線変更すると車線逸脱抑制を行う「インテリジェント BSI」
  • ドライバーの下肢部にかかる衝撃を緩和するエアバッグ「ニーエアバッグ」

 

特に高速走行時の安全性能面では新型「アクア」より「ノート」の方が優れているといえるでしょう。

カーブで自動減速してくれる「プロパイロット」は便利で、カーブでブレーキを踏むなどしてわざわざプロパイロット(アクアならレーダークルーズコントロール)を停止させる必要がありません。

また、プロパイロットに「緊急停止支援システム」が搭載されているため、急病など”もしも”の際にもクルマが自動停車し緊急車両を手配してくれるため、安心です。

上記は、トヨタ「クラウン」や「カムリ」、スバル「レヴォーグ」に搭載されている装備と同様のものです。

 

ただ、新型「アクア」の自動ブレーキは、交差点右左折時の対向車や歩行者に対しても作動可能で、後退時に後ろ側方から接近してくる車両に対しても作動、車両側方に対しても作動するなど、自動ブレーキの性能は「ノート」より圧倒的に優れています

また、前述の自動駐車機能がある点でも新型「アクア」の方が優れています。

そのため、自動ブレーキの性能や駐車時の安全性、高速走行時の安全性、どちらを重視するかによってどちらが良いかは異なるでしょう。

もちろん、「フィット」と比較した場合は新型「アクア」の方が優れています。

 

スポンサーリンク

新型「アクア」のおすすめグレード・オプション、見積額


トヨタ「アクア」公式HPより

新型「アクア」のおすすめグレード

新型「アクア」のおすすめグレードは「G」です。

何も考えずに1番良いグレードを買う、というのが最も簡単で、車種によっては購入後後悔しないためにも最上位グレードを選択するのが最も賢い場合もあります。

しかし新型「アクア」の場合は、最上位グレード「Z」と上位グレード「G」で装備差が限定的なため、賢く購入したい方には「G」が最もおすすめだと筆者は考えます。

各グレードの違い、おすすめグレードの詳細は、以下の記事にまとめています。

【新型トヨタ アクア】おすすめグレードはZ?G?X?違いを徹底比較してみた結果
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2022年11月29日に一部改良が行われた新型トヨタ「アクア」の各グレードの違いを徹底比較してみました。 また、グレードの違いより導き出した”おすすめグレード”もご紹介します。 果たして、最もお得...

 

新型「アクア」のおすすめオプション

次は、新型「アクア」のおすすめオプションについて、考えてみましょう。

 

切削光輝+ダークグレーメタリックの16インチアルミホイール

まずは、メーカーオプションの切削光輝+ダークグレーメタリックの16インチアルミホイールです。

「G」以下に標準装備されているスチールホイールとは見た目的に雲泥の差があり、「Z」に標準装備されているアルミホイールよりもかなりカッコよくなっています。

価格は「Z」の2WD車で39,600円、「G」の2WD車で89,100円と決して安くはありませんが、アルミホイールにしたいから「Z」にしようと考えている方には、「G」に切削光輝+ダークグレーメタリックの16インチアルミホイールを設定した方が安くなりますので、価格的メリットもあります。

「Z」と「G」のエクステリアにおける最大の違いはアルミホイールですので、「G」にダークグレーメタリックの16インチアルミホイールを設定した方が賢いといえるでしょう。

 

合成皮革+コンフォートパッケージ

次は、メーカーパッケージオプションの合成皮革+コンフォートパッケージです。

従来は中間グレード「G」にも設定可能でしたが、2022年11月29日の一部改良で廃止、パッケージ内容に助手席シートバックポケット、助手席シートアンダートレイが追加されています。

その名のとおりシート表皮が合成皮革となるパッケージで、設定することにより室内全体の質感が高くなります。

新型「アクア」はブラック基調な室内となっていますが、「Z」に合成皮革パッケージを設定すると助手席前やフロントドアアームレストがダークネイビーとなります。

ダークネイビーの部分がアクセントとなり、デザイン的にも優れています。

2022年11月29日の一部改良でオレンジも選択できるようになっています。

室内の質感が高い新型「アクア」ですが、シート表皮がファブリックのままだと少し廉価な印象があり、中間グレードからコンビシートとなる「フィット」などと比較して見劣りしてしまいます。

価格は66,000円と決して安くはありませんが、合成皮革シート以外にも運転席6ウェイパワーシートやシートヒーター、ステアリングヒーターも一緒に設定されるため、決して割高な設定というわけではありません。

そのため、質感を重視する方はには非常におすすめです。

個人的には合成皮革だけ設定できる様にして、もう少し価格を下げてくれればと考えてしまいますが・・・

 

ブラインドスポットモニター+パーキングサポートブレーキ

次は、メーカーオプションのブラインドスポットモニター(停車時警報機能付)+パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両)です。

 

「ブラインドスポットモニター」は、走行時に後側方から接近してきた車両を検知してドアミラーのインジケーターが点滅する装備で、車線変更時の安全性に寄与します。

さらに、後側方から接近する車両がある状態で方向指示器を操作すると警告音が鳴るだけでなく、車線逸脱抑制機能が作動する仕組みになっているため、車線変更時の事故を大幅に抑制する効果があります。

また、新型「アクア」には停車時警報機能が新たに付いていることにより、停車後の安全性も高くなっています。

実際、後方から自転車が接近していることに気づかずドアを開けて事故となった現場を目撃したことがありますが、自転車は不意に現れることがあるので、ドアミラーを見ていても気づかないことがあるのでしょう。

その点、停車時警報機能があればドアミラーのインジケーターだけでなく警告音でお知らせしてくれるため、安心感があります。

 

また、パーキングサポートブレーキが優れものです。

前後の自動ブレーキ、そして後退時に側方から接近してくる車両に対しても自動ブレーキが作動する装備となっていますので、”もしも”のことを考えれば必須の装備といえるでしょう。

筆者の「カローラツーリング」にもパーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両)が装備されていますが、ミラーだけだと気づけない後方接近車両を検知し警告してくれるため、安全性の高さを実感しています。

しかも、ちゃんとクルマ後方から警告音が鳴るように設計されていますので、直感的にも分かりやすくなっています。

 

価格は46,200円と決して安くはありませんが、安全は何物にも代えがたいものです。

10年間乗ると考えれば1年あたり4,620円ですし、リセールバリューの価格アップにも繋がりますので、ケチらず設定することをおすすめします。

 

スポンサーリンク

パノラミックビューモニター

次は、メーカーオプションのパノラミックビューモニターです。

駐車の際に自車を上から見下ろした様なカメラ映像を確認できるだけでなく、走行中に自車の前、または横のカメラ映像を確認することができるため、細い道路への進入時や幅寄せの際にも便利です。

日産やマツダの360°カメラの様に障害物を検知して自動的にカメラが作動する仕組みはありませんが、車速が10km/h以下になると自動表示する設定は可能になっています。

価格はシースルービュー機能なしなら27,500円と360°カメラとしてはかなり安めな価格設定になっていますので、設定すべきオプションといえるでしょう。

 

シースルービュー機能付きの場合、クルマ前方が透けて運転席から見たような映像、車両を斜め上方からみたような映像を確認できる様になりますが、価格は倍の55,000円となるため、少しでも安くパノラミックビューモニターを設定したい方は、シースルービュー機能なしを選択しましょう。

「G」以下のグレードは、シースルービュー機能なしのパノラミックビューモニターを設定できるメリットがあります。
※最上位グレード「Z」は選択できません。

 

トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]

次は、メーカーオプションのトヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]です。

トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]は、いわゆる自動駐車機能です。

筆者は、「ヤリス」や「ヤリスクロス」のオプションとして、「アドバンストパーク」は不要なオプションだと考えていました。

理由は、完全には自動ではない点と、まだまだ自分で駐車した方が早いと感じていたからです。

しかし、新型「アクア」の「アドバンストパーク」は、スイッチを押したあとはハンドル・アクセル・ブレーキ・シフト操作が一切不要で、座っているだけで駐車が完了します。

駐車にかかる時間も僅かで、精度的にも問題ありません。

その早さと精度の高さから、非常に驚きました。

 

さらに、新型「アクア」から採用されているパーキングサポートブレーキ(周囲静止物)により、車両側方に対しても自動ブレーキが作動可能となり、巻き込みによる衝突を防止してくれます。

価格は、42,900円とそこまで高価ではないため、おすすめのオプションだと考えます。
※ブラインドスポットモニターやパノラミックビューモニター(シースルービュー機能付)を抜いた価格

 

とはいえ、駐車が嫌いではない方、駐車に苦手意識がない方は、なくても問題ない装備だと思います。

また、「アドバンストパーク」を設定する場合、シースルービュー機能なしのパノラミックビューモニターを設定できないデメリットがあり、総額の高さもネックです。

「G」の場合、シースルービュー機能なしのパノラミックビューモニターとブラインドスポットモニターだけ設定した場合の総額は73,700円ですが、「アドバンストパーク」とブラインドスポットモニターを設定した場合の価格は144,100円と、70,400円も高くなってしまいます。

「Z」の場合、シースルービュー機能付パノラミックビューモニターとブラインドスポットモニターだけ設定した場合の価格は101,200円ですが、「アドバンストパーク」を設定した場合の価格は188,100円と、86,900円も高くなってしまいます。

価格が高くなる原因は、シースルービュー機能付パノラミックビューモニターや、カラーヘッドアップディスプレイがセットとなっているためです。

 

性能は素晴らしいため、おすすめオプションではありますが、駐車に自信がある方や、少しでもオプション総額を安くしたい方は、無理に設定しなくても良いかと思います。

迷う方は、ぜひ1度ディーラーで体感してみてください。

体感すると、欲しくなってしまうかもしれませんが・・・

 

T-CONNECTナビキット

次は、ディーラーオプションの「T-CONNECTナビキット」です。

 

トヨタ「カローラ」のフルモデルチェンジから搭載が始まったディスプレイオーディオは、スマホ連携(スマホのナビアプリ)により追加のナビ代が0円でナビゲーションを使用できることがメリットの1つです。

しかし、スマホのアプリを使用する以上、スマホの容量を使用するわけですから容量制限があります。

また、圏外になるような場所では、そもそもナビを使用できないという問題も発生します。

 

上記のことを考慮すると、ナビキットを設定するメリットは大きいといえるでしょう。

価格は66,000円から110,000円で、0円と比較すると高く感じるかもしれませんが、よくあるメーカー純正のナビ代は安くても14万円程度、高いものなら30万円以上するナビも多くある中で、最大で11万円というのはかなり安い部類に入ります。

 

エントリーナビキットとT-CONNECTナビキットの違いは、以下のコネクティッドサービスの違いです。

  • ナビデータ(道路情報)を自動でアップデートしてくれる(マップオンデマンド)
  • ビッグデータを活用した最適なナビゲーション(ハイブリッドナビ)
  • ナビやニュースなど、音声による操作(エージェント)
  • アプリをナビにインストールできる(Apps)
  • オペレーターとの会話でナビの目的地設定などができる(オペレーターサービス)
    ※有料オプション

 

上記の中で、マップオンデマンドとAppsが便利です。

マップオンデマンドは、かなりマメにアップデートしてくれるため、最新の地図状態を維持できます。

また、Appsは、ナビ画面上にオービスの位置を表示し近づいたら音声でお知らせしてくれるアプリなど、便利なアプリを使用できます。

ただ、アプリの数事態は比較的少ない(30個程度の)ため、スマホアプリのような感覚で考えているとがっかりするかもしれません。

何れにしても、最新の地図状態を維持できるだけでも大きな魅力のため、エントリーナビキットよりT-CONNECTナビキットの方がおすすめです!

 

スポンサーリンク

10.5インチディスプレイオーディオ(GR SPORT、Gグレードのみ)

次は、メーカーオプションの10.5インチディスプレイオーディオです。

「GR SPORT」や「G」は、標準装備のままだとディスプレイサイズが7インチと小さく、10.5インチディスプレイと比較すると視認性が悪くなっています。

また、大きな枠に小さなディスプレイということで、どうしても廉価な印象が出てしまいます。

価格は、38,500円と決して安くはありませんが、「GR SPORT」や「G」を選択した方は設定すべきメーカーオプションだと考えます。

 

アームレスト(スライドタイプ)&コンソールボックス

次は、ディーラーオプションのアームレスト(スライドタイプ)&コンソールボックスです。

「G」以上のグレードなら標準装備されるセンターコンソールボックスは、小柄の方はアームレストに肘を置けないという問題が発生します。

これは新型「アクア」のみならず、多くのクルマで同じ問題点を抱えています。

理由としてセンターコンソールボックスのアームレストは比較的後ろよりに設置してあるからです。

そのため、約80cmスライド可能となっているディーラーオプションのアームレストは非常に魅力的です。

これを設定するか、しないかで、肘をアームレストに置けるか、置けないかが変わってきます。

快適性が全く異なります。

価格は13,200円とさほど高価ではないため、センターアームレストなんて使用しないという方は別として、設定すべきディーラーオプションだといえるでしょう。

 

また、「X」以下のグレードの場合、センターコンソールボックスが標準装備されていません。

設定の有無で快適性や収納性も異なりますが、それ以上に設定しないとセンターコンソール付近が非常に廉価な印象になってしまいます。

そのため、「X」以下のグレードの場合、コンソールボックスは絶対に設定すべきオプションだと考えます。

このセンターコンソールボックスを設定できることも、「ヤリス」との大きな違いの1つとなっています。

 

レインクリアリングブルーミラー

最後は、ディーラーオプションの「レインクリアリングブルーミラー」です。

これは、ドアミラーが雨により見にくい状態になるのを防ぐ装備です。

つまり、「ガラコ ミラーコートZERO」が施工されたドアミラーということですね。

しかも、親水性が太陽光により自己回復する優れものです。

毎回ガラコを施工していた方からすると、施工する手間が省け、非常に便利です。

 

言うまでもありませんが、ドアミラーが見えなければ、右左折時や車線変更時など、安全性が非常に低下していることになります。

そのため、「レインクリアリングブルーミラー」は安全装備の1つといえるでしょう。

 

価格は13,200円のため、「ガラコ ミラーコートZERO」20個分程度の価格です。

1年間に「ガラコ ミラーコートZERO」を何本購入するかによりますが、1年に2本以上購入するなら10年間で元が取れる計算になります。

「ガラコ ミラーコートZERO」を安く仕入れることができる方、施工が煩わしいと思わない方、などは不要かと思いますが、そうでない方にはドアミラーを見やすい状態に維持してくれる便利な装備なため、おすすめです。

 

その他

上記の他に必要だと考えるオプションは、ベーシックなマット(14,300円)、ETC車載器程度です。

マットはディーラーにおまかせすると、勝手に高価なデラックスやアピールにされてしまいます。

価格は11,550円高くなりますが、性能的には大きな違いはないため、少しでも安くしたい方はベーシックを選択しましょう。

上記のオプション価格の総額は約45~約50万円となります。
※グレードによって異なります。

仮にアドバンストパークやパノラミックビューモニターのシースルービュー機能が不要であれば、約37~約43万円となります。

アルミホイールや各種安全装備により、他車と比較してオプション総額は高めになっています。

 

スポンサーリンク

新型「アクア」の不要なオプション

次は、逆に筆者が考える不要なオプションをご紹介します。

ディーラーに言われるがままオプションを設定すると、オプション総額が非常に高くなってしまうため、極力不要なオプションは省くようにしましょう。

 

Bi-BeamLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(G、Xのみ)

まずは、メーカーオプションのBi-BeamLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプです。

 

新型「アクア」はエントリーグレードからLEDヘッドランプが標準装備となっており、最上位グレード「Z」のみBi-BeamLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプが標準装備となっています。

価格は11万円と非常に高いものの、違いはターンランプとクリアランスランプがLED化され、デイライト機能が付くだけです。

 

フロントヘッドランプをLED化する最大の理由は、見た目の良さ(ハロゲンだとダサい)もありますが、何より非常に明るいことによる夜間の視認性の高さにあります。

ターンランプやクリアランスランプがLEDになると対向車や歩行者から自車の視認性は上がりますが、運転する側の夜間の視認性は変わりません。

ヘッドランプと異なり見た目的にも大きなデメリットがあるとも思えません。

筆者の「カローラツーリング」はデイライト機能が付いており、確かに街中で見ると目立ちますし、上位グレードの証にはなりますが・・・メリットはそれだけです。

 

必ず付けたい装備とまではいかないと考えますが、にも関わらず価格が高い!

最上位グレード「Z」ではなく価格が安い「G」や「X」をあえて選択するのであれば、Bi-BeamLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプは選択すべきではないと考えます。

 

LEDルームランプセット

次は、ディーラーオプションのLEDルームランプセットです。

 

新型「アクア」のルームランプは、残念ながら標準装備だとハロゲンランプとなっています。
※フロントパーソナルランプ(マップランプ)はLEDです。

この点は、同クラス他車と比較すると劣っていますので、今後是非改良してほしいところではあります。

 

話が脱線しましたが、上記のとおりハロゲンランプとなっていますので、LEDルームランプに変更することは非常におすすめです。

ただし!社外品で十分です!

 

純正のLEDルームランプセットは22,000円と高価です。

しかし、社外品(アクア専用設計)であれば3,000円程度で販売されているため、非常にお得です。

明るさも十分で、昼の様に明るくなるため、暗いハロゲンランプとは圧倒的に違います。

取り付けが不安な方は、購入時にお願いすればディーラーさんによっては無料で付けてくれますので、不安な方は是非相談してみましょう。

ちなみに、ラゲッジルームランプもルームランプと同じくハロゲンで暗いですが、LEDルームランプだけでも非常に明るいため、ラゲッジルームランプまでLEDにする必要性はないかと思っています。

 

上記のとおり、社外品にすれば2万円程度節約できるため、純正のLEDルームランプセットは不要でしょう。

 

高すぎるドライブレコーダー

次は、2022年11月29日の一部改良で追加されたメーカーオプションのドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーです。

「ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラー」は、新型トヨタ「クラウン」やトヨタ「シエンタ」のToyota Safety Senseの車載カメラを使用したドライブレコーダーとは異なり、ドライブレコーダー用のカメラを使用した全く別の装備となっています。

購入後別途ドライブレコーダーを設置する必要がなく、駐車録画時のバッテリーあがり問題、配線などの問題もないため、非常に嬉しい装備だといえます。

一方、価格は53,900円となっており、前後のドライブレコーダーをネットなどで購入した場合の価格(1.5万円~2万円程度)と比較すると、価格は割高だといえます。

また、ドライブレコーダーの映像や音声をトヨタのシステムが管理するため、プライバシー的に気になる方も少なくないでしょう。

そのため、価格を節約したい方やデータを外部に出したくない方にはおすすめできません。

 

従来からディーラーオプション設定されている約7.7万円の360°カメラ、約4.5万円の前後のドライブレコーダーも、同様に価格の高さがネックなためおすすめできません。

 

自分で購入した場合、価格は360°カメラでも3万円前後ですみ、前後のドライブレコーダーなら2万円以下ですむため、間違いなく自分で購入した方がお得です。

装着は非常に簡単ですが、難しい場合は自分で外品を購入してディーラーに装着をお願いしても良いと思います。

ディーラーにもよりますが、おそらく無料で装着してくれるでしょう。

クルマは高い買い物ですから、サービスの範囲内でしょう。
※筆者は外品のLEDマップランプとルームランプを自分で購入し、ディーラーさんに無料で取り付けてもらいました。

 

メリットがないETC2.0車載器

次は、ディーラーオプションのETC2.0車載器です。

ETC2.0車載器は、通常のETC車載器より2万円程度高いにも関わらず、恩恵はほとんどありません。

筆者はスバル「インプレッサスポーツ」購入時にETC2.0車載器を選択しましたが、何のメリットもなかったため、以後ETC車載器を装着する様にしています。

東京など一部の地域ではメリットもありますが、ほとんどの地域で価格が高いだけでメリットは少ないため、不要だと考えます。

 

外観を損ねるサイドバイザー

次は、ディーラーオプションのサイドバイザーです。

サイドバイザーは、メリットが少なく、何と言っても”ダサい”。これが不要だと考える最大の理由です。

上記の理由で、最近は装着率が低いとディーラーさんも話していました。

見た目をどう感じるかは人それぞれですが、13,200円の価値はないと筆者は考えます。

 

高価なボディコーティング

最後は、ボディコーティングです。

ボディコーティングは、多くのディーラーでおすすめされますが、小まめ(1ヶ月~2ヶ月に1回程度)に洗車を行うのであれば、筆者は不要ではないかと考えています。

価格も7万円前後と非常に高額なため、可能であれば外しましょう。

 

スポンサーリンク

新型「アクア」の見積額


トヨタ「アクア」公式HPより

最後は、新型「アクア」の見積額をご紹介します。

  • 「X」約250万円
  • 「G」約266万円
  • 「Z」約277万円

 

上記は、何れも前述のおすすめオプション、諸費用を含んだ価格です。
※アドバンストパークなし
※「X」・「G」はシースルービュー機能なしパノラミックビューモニター
※「X」はメーカーオプションの15インチアルミホイール、コンフォートパッケージを設定

 

値引き額は15万程度でした。

メンテナンスパックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、メンテナンスパックの価格は”先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。

 

では、ライバル車である「ヤリス」・「フィット」・「ノート」の見積額を見てみましょう。

  • ヤリス「HYBRID Z」:約274万円
  • ヤリス「HYBRID G」:約270万円
  • フィット「リュクス」:約270万円
  • フィット「クロスター」:約265万円
  • フィット「ホーム」:約255万円
  • ノート「X」:約280万円

 

まず、何と言っても新型「アクア」と「ヤリス ハイブリッド」の価格差がほとんどない、「G」以下のグレードなら「ヤリス」より新型「アクア」の方が安いというのが驚きです。

車両本体価格が安い「ヤリス」ではありますが、LEDヘッドランプやヘッドレストセパレート型シートなどがオプションとなっているため、オプション総額が高くなり、新型「アクア」との価格差がなくなっています。

最も安いのは「フィット」の中間グレード「ホーム」で、質感も合わせて考えると最もお得です。

最も高いのは「ノート」です。「ノート」の価格が高くなる理由はセットオプションによるもので、オプション総額は約64万円と非常に高額になります。
※価格の内訳は、各試乗記に記載しています。

【ヤリス(Z・HYBRID Z)試乗記】フォグランプは必要!?おすすめオプション、おすすめグレードも徹底解説!
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2021年5月10日に一部改良が行われたトヨタ「ヤリス」(Z、HYBRID Z)にがっつり試乗してきましたので、良かった点や気になった点をご紹介します。 また、見積額や値引き額、おすすめグレードも...
【新型フィット(ホーム・クロスター・リュクス・RS)試乗記】辛口評価でわかった欠点とは!?乗り心地や見積もり額を徹底解説!
2022年10月6日にマイナーチェンジが行われた新型ホンダ「フィット」(HOME、CROSSTAR、LUXE)の良かった点や気になった点、見積額や値引き額、おすすめグレードをご紹介!
元ディーラーの新型「日産ノート」試乗記!ヤリスやフィットと比較して欠点・デメリット
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2022年8月22日に一部仕様向上が行われた新型「日産ノート」にがっつり試乗してきましたので、内外装の写真、良かった点や気になった点をご紹介します。 また、おすすめオプションや不要なオプション、見...

 

上記のとおり、”価格が安い”というメリットもある新型「アクア」ですが、ディーラーに言われるがままの条件で購入すると、不要なオプションを付けられたり、値引き額が少ないままの価格となってしまい、「G」で300万円以上、「Z」なら330万円を超える価格を提示されることも少なくないでしょう。

そのため、Cセグメントクラスのクルマ(「カローラ」や「MAZDA3(マツダ3)」など)と価格差がほどんどなく、逆に値引き額の差から新型「アクア」の方が高くなるレベルにまでなっています。
※Cセグメントクラスのクルマなら値引き額が30万円程度あるため

ちなみに、筆者の「カローラツーリング HYBRID W×B」は値引き額込みで290万円でしたので、ディーラーに言われるがままだと新型「アクア」の方が40万円以上も高くなる様な”非常に賢くない”買い方をしてしまいます。

そのため、少しでも安く新型「アクア」を購入できる様に、賢く購入しましょう。

 

さらに安く、お得に新型「アクア」を購入したい方は、”新車同様の中古車”も検討してみましょう。

 

スポンサーリンク

【PR】車の下取り価格を25万円以上アップさせるコツ!


新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。

しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を25万円以上高く売ることも可能です!

中古車買取サービスは、他社買取業者より高い買取価格がつく楽天Car車買取がおすすめです。

 

■楽天Car車買取が高価買取できる理由
楽天Car車買取が高価買取できる理由は、楽天が主催するネットオークションに車を直接出品するため、中間コストをカットできることにあります。

そのため、ディーラーの下取りや他社買い取り業者より高い買取価格がつく可能性が高くなっているのです。

実際の高価買取実績は楽天Car車買取公式HPにて掲載しているため、気になる方は確認してみましょう。

 

■楽天グループが運営する車買取サービスのため安心
楽天Car車買取は、楽天グループの楽天カー株式会社のサービスとなっています。

2023年に発覚したビッグモーターの不正問題など、中古車業界を激震させる事件がありましたが、楽天カー株式会社は売上高が年間1兆円を超えるインターネット関連企業最大手の楽天グループの会社のため、安心感があるといえるでしょう。

 

■査定を受ける回数は1回のみ!個人情報が流れない!
楽天Car車買取は、いわゆる一括査定サービスと異なり、査定を受ける回数は1回のみとなっています。

私は一括査定サービスに登録した経験がありますが、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。

個人情報も各社に流れてしまうため、プライバシー保護の観点からみても良くありません。

楽天Car車買取は、そういった心配は無用といえるでしょう。

また、査定までの全ての工程を楽天カー株式会社が担当するため、複数の業者と話をする必要はありません。

 

■楽天ポイントが最大5,000ポイントもらえる!
車の売却成立で1,000ポイント、さらにマイカー割のメンバー登録を行うと合計5,000ポイントが貰えます
※進呈される最新のポイント数は楽天Car車買取公式HPにてご確認ください。

マイカー割は、お得なメルマガが届いたり、車関連のサービスでポイントが追加で貰えたり、車用品などに使えるクーポンが貰えるキャンペーンとなっているため、入って損はありません。

楽天ポイントは売却価格とは一切関係ありませんので、楽天で車を売るだけで5,000円貰えると言っても過言ではありません。

 

■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のある楽天Car車買取で無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。

高値がつけば楽天Car車買取でそのまま売ってしまっても良いですし、さらに楽天Car車買取で出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。

 

私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後に楽天Car車買取を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。

私のような後悔をしないためにも楽天Car車買取に出品して、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう

 

スポンサーリンク

【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!


車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。

しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。

さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!

上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!

また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。

 

■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。

ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。

 

■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。

中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。

さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。

  • 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
  • 納車後、100日以内であれば返品可能
  • ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)

ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。

特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。

その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。

 

■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。

また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。

ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。

 

 

気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!

※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

スポンサーリンク

まとめ

新型「アクア」は、「ヤリス」で優れていた燃費性能はそのままに、トップクラスの安全性はさらに進化し、「ヤリス」の欠点だった室内の質感や広さが改善されています。

最大の欠点となるのは、電動パーキングブレーキが搭載されていないことですが、その他大きな欠点はありません。

そのため、総合的に「ヤリス」より優れており、「フィット」や「ノート」と比較しても非常におすすめだといえるでしょう。

電動パーキングブレーキが必須な方、より室内の使い勝手、広さを求める方を除き、個人的には新型「アクア」が最もおすすめのコンパクトカーだと考えます。

 

一方、ハイブリッド専用車であるため、車両本体価格が高く、安くコンパクトカーを買いたい方や、走行距離が短い方にはガソリン車の設定がある「ヤリス」や「フィット」の方がおすすめです。

もちろん、ハイブリッド車を買うなら、燃費性能や安全性が優れた新型「アクア」が最もおすすめです。

室内の広さや高速走行をサポートする先進安全装備では「ノート」の方が優れていますが、「ノート」より安く購入できる点も新型アクアの大きなメリットです。

 

コンパクトカーの購入を検討している方は、ぜひ新型「アクア」も検討してみましょう。

おすすめです!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント