こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2021年4月22日にフルモデルチェンジが行われた新型ホンダ「ヴェゼル」にがっつり試乗してきました。
そこで、新型「ヴェゼル」を徹底評価!
良かった点や気になった点をご紹介します。
果たして、新型「ヴェゼル」はおすすめSUVなのか!?
※掲載している新型「ヴェゼル」の写真は、「e:HEV Z」(プラチナホワイト・パール)、「G」(クリスタルブラック・パール)です。
※「G」と「e:HEV X」の内外装はほぼ同じですので、「e:HEV X」を検討中の方も参考にしてみてください。
新型「ヴェゼル」のエクステリア(外装)
※「e:HEV Z」・「G」ともに「ドアバイザー」、「ライセンスフレーム」装着車
※「G」は「テールゲートスポイラー」、「ドアハンドルプロテクションカバー」装着車
新型「ヴェゼル」のエクステリア(外装):デザインと質感(XとZの違い)
新型「ヴェゼル」のエクステリアは、先代「ヴェゼル」と大きく異なるデザインとなっており、中でもボディカラーと同色のフロントグリル、水平基調のリアコンビネーションランプが特徴的です。
フロントデザインはマツダの「CX」シリーズに、リアデザインは先代トヨタ「ハリアー」に似ているため、発表当時は「CXハリアー」なんてことも言われていました。
昨今、フルモデルチェンジが行われた新型車の多くはキープコンセプトとなっていることが多い中で、2019年にフルモデルチェンジが行われた「N-WGN」、2020年にフルモデルチェンジが行われた「フィット」など、ホンダ車は先代からデザインを大きく変えている傾向にあります。
※一方、「N-ONE」の様にほぼ同じデザインとしているケースも一部あります。
新型「ヴェゼル」のデザインについては賛否両論あると思いますが、個人的にはカッコいいと考えています。
ただ、”ホンダらしさ”は消えてしまった様な気はします。また、ボディカラーと同色のフロントグリルについては否定的です。
私の様にボディカラーと同色のフロントグリルに違和感を感じる方は、ボディカラーに「クリスタルブラック・パール」を選択することでフロントグリルが目立たなくなるため、おすすめです。
また、ディーラーオプションのフロントグリル(クロームメッキ)を設定することで、フロントグリルにアクセントがついてオシャレになるため、おすすめです。
※おすすめオプションについては、後述しています。
新型「ヴェゼル」のエクステリアの質感は、「e:HEV Z」と「e:HEV PLaY」であれば、フロントロアグリル・ホイールアーチモール・センターピラー・リアバンパーなどがピアノブラック塗装が施されており、非常に質感高くなっています。
「e:HEV X」と「G」は、上記の部分が未塗装となっているため、「e:HEV Z」や「e:HEV PLaY」と比較すると質感は低めです。
とはいえ、他社のSUVもセンターピラーを除く部分は未塗装となっていることが多いため、「e:HEV X」と「G」の質感が低いというより、「e:HEV Z」と「e:HEV PLaY」の質感が高いと言った方が正しいかもしれません。
上記の他、「e:HEV Z」や「e:HEV PLaY」であれば、前後のバンパーロアガーニッシュがシャープシルバー塗装となっており、メッキ等のドアロアガーニッシュも施されています。
上の写真の違いを見てもわかるとおり、「e:HEV Z」のバンパーロアガーニッシュの方が若干艶のあるシルバーになっています。
新型「ヴェゼル」のエクステリア(外装):ボディサイズ(新旧比較)
新型「ヴェゼル」のボディサイズを、先代「ヴェゼル」と比較してみましょう。
・新型ヴェゼル
全長(mm):4,330
全幅(mm):1,790
全高(mm):1,580(e:HEV X・G)、1,590(e:HEV Z・PLaY)
ホイールベース(mm):2,610
車両重量(kg):1,250~1,450
最小回転半径(m):5.3(e:HEV X・G)、5.5(e:HEV Z・PLaY)
最低地上高(mm):185(e:HEV X・G[2WD])、170(e:HEV X・G[4WD])、195(e:HEV Z・PLaY[2WD])、180(e:HEV Z[4WD])
・先代ヴェゼル
全長(mm):4,330(RS・TOURINGは4,340)
全幅(mm):1,770(RS・TOURINGは1,790)
全高(mm):1,605
ホイールベース(mm):2,610
車両重量(kg):1,180~1,390
最小回転半径(m):5.3(RS・TOURINGは5.5)
最低地上高(mm):185(4WD車・TOURINGは170)
上記のとおり、全長とホイールベースは全く同じ、全幅は最大+2cm、全高は最大-2.5cm、車両重量は+50kg前後、最小回転半径はほぼ同じ、最低地上高は一部グレードで+1cmとなっています。
見た目的に先代よりホイールノーズが長くなった印象があるため、ボディサイズも大きくなった様にも見えますが、ボディサイズの拡大はほとんどありません。
最小回転半径もほとんど同じであるため、小回りの差もありません。
ただ、他の新型車同様、ワイド&ロー(全幅は大きく、全高は低く)となっています。
新型「ヴェゼル」のインテリア(内装)
■e:HEV Z
■G
■e:HEV Z
■G
■e:HEV Z
■G
■e:HEV Z
■G
■e:HEV Z
■G
■e:HEV Z
■G
■e:HEV Z
■G
※「e:HEV Z」は「Honda CONNECTディスプレイ」、「サイドステップガーニッシュ」装着車
※「G」は「9インチインターナビ」、「USBチャージャーリア用」、「ワイヤレス充電器」装着車
新型「ヴェゼル」のインテリア(内装):デザインと質感(XとZの違い)
新型「ヴェゼル」のインテリアは、水平基調なデザインとなっており、先代「ヴェゼル」とはナビ(Honda CONNECTディスプレイ)やセンターコンソール、ドアアームレスト、インサイドドアハンドルの形状など、大きくデザインが変更されています。
インテリアデザインも、どことなくマツダ車に似てきた様な気もします。
その他、エアコン吹き出し⼝「そよ⾵アウトレット」、静電タッチ式LEDルームランプなどが新たに設定されています。
上記新装備のメリットや利便性は試乗ではわかりかねましたが、「そよ⾵アウトレット」以上にリアベンチレーション(エアコン後席吹き出し口)が新たに装備されたことの方が大きいと考えます。
このリアベンチレーションにより、暑い夏場など後席の快適性が高くなっています。
BCセグメントクラスSUVでリアベンチレーションが装備されているクルマはマツダ「CX-30」くらいですので、トヨタ「ヤリスクロス」や「C-HR」、「ライズ」にはない魅力といえるでしょう。
新型「ヴェゼル」のインテリアの質感は、「e:HEV Z」と「e:HEV PLaY」であれば、シート表皮がコンビシート(プライムスムース&ファブリック)となり、本革巻ステアリングホイール、ピアノブラック調パワーウィンドウスイッチパネル、インパネやシフトノブ周辺に施されたシルバー加飾インテリアにより、質感高くなっています。
「e:HEV X」や「G」と比較すると、シート表皮やステアリングホイールはもちろんですが、シフトノブ周辺やドアトリムなどの質感差が大きくなっています。
あくまでイメージですが、「e:HEV Z」と「e:HEV PLaY」ならトヨタ「C-HR」や「ハリアー」の様な質感になりますが、「e:HEV X」と「G」ならトヨタ「ライズ」や「ヤリスクロス」の様な質感になります。
そのため、少しでも質感を重視する方は「e:HEV Z」または「e:HEV PLaY」を選択した方が良いでしょう。
「e:HEV X」や「G」の質感は低めで、プラスチッキーな印象があります。
質感だけでなく、シートヒーターやステアリングヒーター、リアベンチレーションなどの快適装備が「e:HEV X」や「G」には設定できません。
上の写真のとおり、「e:HEV X」や「G」だとリアベンチレーションの位置が”タダの穴”になっており、何とも残念な感じです。
上の写真だと「G」にも後席充電用USBジャック2個が設定されていますが、これはディーラーオプションによるもので、「e:HEV X」や「G」には標準では装備されていませんので注意が必要です。
また、上の写真だと「G」はHonda CONNECTディスプレイではなくディーラーオプションの9インチナビが設定されていますが、その場合ワイヤレス充電器は標準装備ではなく、メーターのマルチインフォメーションディスプレイは4インチとなり、アナログタコメーターとなりますので注意が必要です。
新型「ヴェゼル」のインテリア(内装):後部座席と荷室の広さ
■e:HEV Z
■G
■e:HEV Z
■G
■e:HEV Z
■e:HEV Z
■G※「e:HEV Z」・「G」ともに「トノカバー」装着車
※「G」は「ラゲッジトレー」装着車
新型「ヴェゼル」の室内の広さ、荷室(ラゲッジスペース)の広さを、先代「ヴェゼル」と比較してみましょう。
- 新型「ヴェゼル」室内長:2,010mm、室内幅:1,445mm、室内高:1,225mm、荷室:ーℓ
- 先代「ヴェゼル」室内長:1,930mm、室内幅:1,485mm、室内高:1,265mm、荷室:393ℓ
上記のとおり、室内幅と室内高が-4cmとなっている一方、室内長は+8cmと大きく拡大しています。
そのため、新型「ヴェゼル」の後部座席足元スペースは非常に広く、トヨタ「ヤリスクロス」や「C-HR」の様な室内が比較的狭いクルマと比較すれば、圧倒的に広くなっています。
また、トヨタ「RAV4」などのミディアムクラスSUVと比較しても広いでしょう。
上の写真は前席を比較的後退させた状態ですが、それでも後部座席は十分広くなっており、前席に座る方が170cm前後の方であれば、後部座席は写真以上に広くなることになります。
全高が低くなったことにより室内高も低くなり、先代「ヴェゼル」と比較すれば若干圧迫感を感じる面もありますが、他社SUVと比較すれば、かなり広いことは間違いありません。
この後部座席の広さが、新型「ヴェゼル」のメリットの1つといえるでしょう。
新型「ヴェゼル」の後部座席は、先代「ヴェゼル」同様チップアップ機構付リアシートとなっているため、後部座席を持ち上げることで、ベビーカーなど背の高い荷物を積載することが可能です。
また、後部座席を可倒した際はダイブダウン機構により、より低く後部座席を前倒しできる様になっています。
新型「ヴェゼル」の荷室(ラゲッジスペース)容量(数値)は不明ですが、先代「ヴェゼル」とほぼ同程度の容量があると思われますので、トップクラスの広さを保持しているでしょう。
先代「ヴェゼル」と異なり、荷室(ラゲッジスペース)の両サイドが段差となっており、小物を入れるスペースとして利用できます。
また、上の写真を見てもわかるとおり、アンダーラゲッジも比較的深くなっているため、同様に小物を入れるスペースとして利用できるでしょう。
その他、新型「ヴェゼル」の魅力として「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」が新たに設定されています。
足で開けられることが話題になりがちですが、それ以上にボタンでテールゲートの開閉が操作でき、ドアロックまでできることが最大の魅力です。
テールゲートはドアを閉じる際に半ドアになりやすかったり、開ける際は狭い場所だと重くて開けにくかったりしますが、「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」が装備されていれば、その憂いから開放されます。
「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」は「e:HEV Z」と「e:HEV PLaY」にしか装備されませんので、設定したい方は、「G」や「e:HEV X」ではなく「e:HEV Z」または「e:HEV PLaY」を選択しましょう。
新型「ヴェゼル」の走行性能
新型「ヴェゼル」の運転のしやすさ
新型「ヴェゼル」は、先代「ヴェゼル」同様アイポイントが高いため見晴らしが良く、さらに視界性能が非常に優れているため、先代「ヴェゼル」以上に運転しやすくなったと感じました。
全幅は先代「ヴェゼル」より最大+2cm拡大していますが、運転中横幅の大きさは全く気になりませんでした。
全幅の数値だけ見ると、1,800mmに近くあるため非常に大きい印象を受けますが、運転してみるとコンパクトカー「フィット」と同じ感覚で運転できます。
アイポイントが高いため、むしろ新型「ヴェゼル」の方が運転しやすい印象すら受けました。
そのため、運転が苦手な方にもおすすめできるSUVだといえるでしょう。
とはいえ、生活道路の様な狭い道や細い山道での運転のしやすさは、5ナンバーサイズ(全幅1,695、最小回転半径5m以下)のトヨタ「ライズ」には敵わないでしょう。
新型「ヴェゼル」の加速性能
新型「ヴェゼル」のハイブリッド車は、先代「ヴェゼル」の1モーターハイブリッドシステム「i-DCD」から、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」に変更となったことで、高速走行時以外はモーターのみで走行できる様になりました。
ざっくり言えば日産のe-POWERと似たようなシステムですが、ホンダのe:HEVは高速走行時にエンジンで走行する点で異なります。
ガソリン車については、型式は異なりますが、同じ直列4気筒1.5Lガソリンエンジンとなっています。
では、エンジン性能を先代「ヴェゼル」と比較してみましょう。
・新型ヴェゼル
・1.5Lガソリン
→最高出力 87kW〈118PS〉/6,600rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/4,600rpm
・1.5Lハイブリッド(e:HEV)
エンジン
→最高出力 78kW〈106PS〉/6,000~6,400rpm
→最大トルク 127N・m〈13.0kgf・m〉/4,500~5,000rpm
モーター
→最高出力 96kW〈131PS〉/4,000~8,000rpm
→最大トルク 253N・m〈25.8kgf・m〉/0~3,500rpm
・先代ヴェゼル
・1.5Lガソリン
→最高出力 96kW〈131PS〉/6,600rpm
→最大トルク 155N・m〈15.8kgf・m〉/4,600rpm
・1.5Lターボ
→最高出力 127kW〈172PS〉/5,500rpm
→最大トルク 220N・m〈22.4kgf・m〉/1,700~5,500rpm
・1.5Lハイブリッド(i-DCD)
エンジン
→最高出力 97kW〈132PS〉/6,600rpm
→最大トルク 156N・m〈15.9kgf・m〉/4,600rpm
モーター
→最高出力 22kW〈29.5PS〉/1,313~2,000rpm
→最大トルク 160N・m〈16.3kgf・m〉/0~1,313rpm
→システム最高出力 112kW〈152PS〉
上記を見てもわかるとおり、ガソリン車についてはパワーダウンしています。
車両重量が50kg程度重くなったことを考慮すると、加速性能は落ちたといえるでしょう。
また、ハイブリッド車についても、最大トルクが非常に高い値となっていますが、踏み込んだ際の加速感は弱くなった印象があります。
これは新型「フィット」でも感じたことですし、新型「ノート」でも感じたことですが、何れも先代より加速感が減少した印象が強く、燃費を重視した制御になっている様に思われます。
もちろん、ドライブモードをSPORTにした際や、アクセルを強く踏んだ際の加速性能は素晴らしいものがありますが、基本的に先代「ヴェゼル」の1.5Lターボ車の様なスポーティーな印象はありません。
その他、新型「ヴェゼル」には「減速セレクター」・「ヒルディセントコントロール」が新たに装備されています。
「減速セレクター」はパドルシフトのシフトダウンの様にエンジンブレーキなどにより減速力を高めるものです。
実際、試乗で試してみましたが、減速力は非常に弱く、パドルシフトのシフトダウンの様な減速力はありません。
そのため、あまり使用機会はないかと個人的には考えています。
「ヒルディセントコントロール」は、下り坂などで20km/h以下で走行中に設定した車速をキープする機能で、国内ホンダ車で初搭載となる機能です。
この機能は、ミディアムクラスSUVによく装備されているものですが、20km/h以下でしか使用できないため個人的にはあまり使用機会がない印象です。
新型「ヴェゼル」の乗り心地
新型「ヴェゼル」の乗り心地は、なめらかで凹凸をキレイにいなしてくれるため、先代「ヴェゼル」とは異なり、乗り心地は非常に優れています。
これは「フィット」でも感じたことですが、乗り心地や静粛性は一気にトップクラスになった印象があります。
乗り心地は、日産「キックス」やトヨタ「ライズ」、「ヤリスクロス」より優れているでしょう。
乗り心地、静粛性に優れてた新型「ヴェゼル」ですが、1点気になったのは後部座席中央の座り心地です。
後部座席の中央が盛り上がっているため座りにくい・・・というか、そもそも”座らせる気がない”設計になっている様に感じました。
「e:HEV Z」や「e:HEV PLaY」も座りにくいですが、特にファブリック表皮となっている「G」や「e:HEV X」で顕著になっています。
そのため、5人乗車する機会が多い場合は注意が必要です。
新型「ヴェゼル」の燃費性能
新型「ヴェゼル」の燃費性能を、先代「ヴェゼル」と比較してみましょう。
・新型ヴェゼル
・1.5Lガソリン ※2WD
→17.0km/L(WLTCモード)
→-km/L(e燃費より)
・1.5Lハイブリッド(e:HEV) ※e:HEV X 2WD
→30.4km/L(JC08モード)
→25.0km/L(WLTCモード)
→-km/L(e燃費より)
・先代ヴェゼル
・1.5Lガソリン ※2WD
→21.2km/L(JC08モード)
→13.92km/L(e燃費より)
・1.5Lターボ
→17.6km/L(JC08モード)
→13.07km/L(e燃費より)
・1.5Lハイブリッド(i-DCD) ※2WD
→27.0km/L(JC08モード)
→18.56km/L(e燃費より)
1.5Lガソリン車の燃費性能は大きく変わっていませんが、何と言っても新型「ヴェゼル」の1.5Lハイブリッド車の燃費性能が圧倒的に優れています。
先代「ヴェゼル」の実燃費は18.0km/L前後となっていますが、新型「ヴェゼル」の実燃費は22.0km/L前後となるでしょう。
つまり、先代「ヴェゼル」より4.0km/L前後燃費性能が改善されたことになります。
上記の燃費性能を他車と比較すると、日産「キックス」の21.6km/L(WLTCモード)より圧倒的に優れており、トヨタ「C-HR」の25.8km/L(WLTCモード)とほぼ同じですが、トヨタ「ヤリスクロス」の30.8km/L(WLTCモード)と比較すると5.0km/L以上の差をつけて負けています。
とはいえ、新型「ヴェゼル」が負けているのは「ヤリスクロス」と「C-HR」だけで、SUVとしては3位となるトップクラスの燃費性能となっています。
※PHEVを除く
新型「ヴェゼル」の安全性能
新型「ヴェゼル」の安全性能を「ヤリスクロス」と比較すると!?
次は、新型「ヴェゼル」の安全性能を、コンパクトSUVの中で最も安全性能が高い「ヤリスクロス」と比較してみましょう。
ヤリスクロス | ヴェゼル |
アダプティブハイビームシステム | - |
オートマチックハイビーム | オートハイビーム |
- | LEDアクティブコーナリングライト |
レーントレーシングアシスト | 路外逸脱抑制機能、車線維持支援システム(LKAS) |
ブラインドスポットモニター | ブラインドスポットインフォメーション |
リヤクロストラフィックオートブレーキ | 後退出庫サポート |
- | 歩行者事故低減ステアリング |
プリクラッシュセーフティ | 衝突軽減ブレーキ |
ドライブスタートコントロール | 誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能 |
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ) | 近距離衝突軽減ブレーキ、パーキングセンサーシステム |
パノラミックビューモニター | マルチビューカメラシステム |
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) | 渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール |
先行車発進告知機能 | 先行車発進お知らせ機能 |
ロードサインアシスト | 標識認識機能 |
防眩インナーミラー | 自動防眩ルームミラー |
- | アドバンスドルームミラー ※ディーラーオプション |
アドバンストパーク | - |
上記のとおり、いくつか装備差がありますが、自動ブレーキの性能・ハンドル支援(車線維持支援)機能の性能が高い「ヤリスクロス」の方が優れているでしょう。
以下に、「ヤリスクロス」が優れている点をまとめてみました。
- 自動ブレーキが交差点右左折時の対向車や歩行者も検知可能(プリクラッシュセーフティ)
※多くのクルマはハンドル操作中は自動ブレーキが作動しない(しない可能性がある) - 自動ブレーキに「緊急時操舵支援機能」が搭載されている(プリクラッシュセーフティ)
- 後退時に後側方から接近する車両を検知、自動ブレーキが作動(リヤクロストラフィックオートブレーキ)
- 「オートハイビーム」より先進的な「アダプティブハイビームシステム」が搭載されている
- クルーズコントロールが作動中の全車速域で車線中央維持支援が可能(レーントレーシングアシスト)
- アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動操作する自動駐車機能(アドバンストパーク)が搭載されている
「ヤリスクロス」が新型「ヴェゼル」より優れている点の中でも、前後の自動ブレーキの性能が最大の違いといえるでしょう。
「ヤリスクロス」の自動ブレーキの性能は、2021年時点でトップクラスの性能となっており、新型「ヴェゼル」より優れているというより、ほとんどのクルマより優れています。
また、「緊急時操舵支援機能」により、40~80km/hで走行中に自車線内の歩行者と衝突の危険性がある際の回避操作後にステアリングをアシストし車線逸脱を抑制する機能も搭載されています。
ハンドル支援(車線維持支援)機能では、65km/h以上で作動する新型「ヴェゼル」の「車線維持支援システム(LKAS)」と異なり、「ヤリスクロス」の「レーントレーシングアシスト」は全車速域で車線中央維持支援機能が作動する装備となっています。
その他、先行車や対向車の部分的に遮光する先進ライトや自動駐車機能が搭載されている点で新型「ヴェゼル」より優れています。
一方の新型「ヴェゼル」は、40km/h以下の低速時に歩行者と衝突の危険性がある際にステアリングアシストが作動する「歩行者事故低減ステアリング)」が搭載されている点で「ヤリスクロス」より優れています。
また、「LEDアクティブコーナリングライト」、「自動防眩ルームミラー」が搭載されている点でも優れており、先代「ヴェゼル」にはなかった「ブラインドスポットインフォメーション」や「マルチビューカメラシステム」も新たに搭載されています。
これらの装備はいずれも「フィット」にはないもので、特に車両周辺をカメラで確認できる「マルチビューカメラシステム」の搭載は大きいでしょう。
他メーカー車と比較してホンダ車の多くは車両周辺360°カメラを設定できないというデメリットがありましたが、新型「ヴェゼル」にそのデメリットはありません。
ただし、「マルチビューカメラシステム」は価格の高さがネックです。
※オプションの詳細については後述しています。
上記のとおり、「ヤリスクロス」と比較すると劣っている内容もありますが、基本的な安全装備は概ね搭載されており、安全性能が欠点というわけではありません。
新型「ヴェゼル」のコネクティッドサービスは必要!?
新型「ヴェゼル」は、「フィット」から採用が始まったホンダのコネクティッドサービス「Honda Total Care プレミアム」が使用できる様になっており、サービスの内容は最新のものとなっています。
新型「ヴェゼル」は、「フィット」にはない以下のサービスが使用できます。
- Honda デジタルキー
- 自動地図更新サービス
- 車内Wi-Fi
- Honda アプリセンター
自動地図更新サービスを除いて、いずれも2020年10月に発売された電気自動車「ホンダe」から採用された新サービスです。
上記の中でも「Honda デジタルキー」は他社に採用例の少ない先進機能となっており、いわゆるスマホが鍵になるサービスです。
スマホでクルマのドアロック操作や解除だけでなく、エンジン始動も可能となっています。
車内Wi-Fiは、1GBで330円となっていますので、低価格から使用できるメリットがあります。
逆に、大容量の使用を考えている方にとっては容量無制限となっている日産の「docomo in Car Connect」の方が安くなるでしょう。
上記の他、急病時やあおり運転などの際に安心な緊急サポートセンター、スマホでドアロックの確認や操作・エアコン操作が行えるリモート操作、車両の盗難時などに安心なALSOK駆けつけサービス、などの従来のサービスも使用できます。
1点が注意が必要なのは、ディーラーオプションのナビを選択した場合、自動地図更新サービス・車内Wi-Fi・Honda アプリセンターのサービスは使用できませんので、使用したい場合はHonda CONNECTディスプレイを選択しましょう。
そもそも、CD・DVDを使用したい場合を除いて、ディーラーオプションのナビを選択するメリットはほとんどありません。
※オプションの詳細については後述しています。
気になるのは料金で、申し込みから1年間はタダですが、2年目からは緊急サポートセンターやリモート操作、自動地図更新などの基本サービスは月550円、ALSOK駆けつけサービス、アプリ、デジタルキー、車内Wi-Fiはそれぞれ各330円となっており、全て使用すると年間22,440円もかかります。
基本サービスだけでも年間6,600円かかるため、基本サービスは5年間無料で6年目以降も年3,630円と安いトヨタのコネクティッドサービスと比較すると割高です。
価格ではトヨタに、サービスの豊富さでは日産に負けているため、コネクティッドサービスでは他社に遅れを取っている状況といえるでしょう。
新型「ヴェゼル」にコネクティッドサービス「Honda Total Care プレミアム」が必要かどうかは、無料期間中(1年間)で個別に判断ということになるかと思いますが、”もしも”に備えるため保険的に考えるなら緊急サポートセンターが使用できる基本サービスは必要かと考えます。
さらに、ALSOK駆けつけサービスも付けておくと、盗難の際にも安心といえます。
ただし、上記だけでも年間10,560円となりますので、価格が高すぎると感じる方は基本サービスだけ更新するのも手かと思います。
新型「ヴェゼル」のおすすめグレード・オプション、見積額
新型「ヴェゼル」のおすすめグレード
新型「ヴェゼル」のおすすめグレードは「e:HEV Z」です。
とにかく安く新型「ヴェゼル」を購入したい方には「G」もおすすめです。
各グレードの違い、おすすめグレードの詳細は、以下の記事にまとめています。

新型「ヴェゼル」のおすすめオプション
次は、新型「ヴェゼル」のおすすめオプションについて、考えてみましょう。
Honda CONNECTディスプレイは必須!
まず「Honda CONNECTディスプレイ」(ETC2.0車載器、後退出庫サポート、ワイヤレス充電器)ですが、社外品のナビを設定しようと考えている方以外は、必須装備といえるでしょう。
「e:HEV PLaY」以外はディーラーオプションの15万円前後と価格の安い8インチナビを選択することも可能ですが、別途ETC車載器を設定した場合、「Honda CONNECTディスプレイ」を設定した場合と比較して約3万円しか安くなりません。
※Honda CONNECTディスプレイの価格は約22万円
そのため、自動地図更新サービスやワイヤレス充電器もセットになっている「Honda CONNECTディスプレイ」の方が間違いなくお得でしょう。
ただし、「Honda CONNECTディスプレイ」はCDやDVD再生ができないため、CDやDVD再生を行いたい方は、必然的にディーラーオプションのナビを選択する必要があります。
フロントグリル(クロームメッキ)によりフロントグリルにアクセントを!
ボディカラーと同色のフロントグリルに違和感を感じる方は、ディーラーオプションのフロントグリル(クロームメッキ)を設定することで、フロントグリルにアクセントがついてオシャレになるため、おすすめです。
クロームメッキとは別にグロッシーカッパー・メタリックのものもありますが、3,000円程度安いことなどからクロームメッキの方がおすすめです。
フロントグリル(クロームメッキ)の価格は、5万円前後となっています。
割高だと感じる方は、ボディカラーに「クリスタルブラック・パール」を選択することでフロントグリルが目立たなくなるため、最も安くフロントグリルの違和感を解消することができます。
アクアクリーンミラー(G・e:HEV Xの2WD車のみ)
ここからはガソリン車「G」とe:HEV搭載車で最も安い「e:HEV X」に限定したおすすめオプションとなります。
まずは、「アクアクリーンミラー」です。
「アクアクリーンミラー」は親水式ドアミラーのことで、ドアミラーに雨粒がつきにくく(流れやすく)なります。
激しい降雨時はドアミラーが見えなくなるくらい雨粒が付着することもあるため、それを防止することができる「アクアクリーンミラー」は降雨時の安全性を高めることに寄与します。
「アクアクリーンミラー」は、親水と撥水という点で異なりますが、いわゆるガラコを施工した状態のドアミラーとなります。
価格は約1.5万円となっていますので、ガラコを都度施工した方が安いのは間違いありませんが、施工の必要がないというのが最大の魅力でしょう。
仮に年1本単位でガラコを購入した場合、10年間で約6,400円となるため、「アクアクリーンミラー」はガラコより8,000円程度高くなるでしょう。
そのため、”施工の手間>8,000円”と考える方には、間違いなくおすすめです。
ガラコの施工はさほど手間ではありませんが、触れたり洗車したり1ヶ月~2ヶ月程度経過すると効果がなくなってしまう点がネックです。
「G」と「e:HEV X」の4WD車、「e:HEV Z」と「e:HEV PLaY」には標準装備されています。
オートリトラミラー(G・e:HEV Xの2WD車のみ)
次は、「オートリトラミラー」です。
ドアロックと連動して、ドアミラーが自動で展開、または格納する装備です。
狭い駐車場に駐車した際に邪魔なドアミラーを自動的に格納できたり、ロックしたかどうかの確認が1目でわかるなどのメリットがあります。
昨今、軽自動車を含め多くのクルマに装備されるており、もはや”あって当たり前の装備”といえるでしょう。
価格は約1万円と、クルマのオプションとしては低価格なため、できれば装備しておきたいところです。
「G」と「e:HEV X」の4WD車、「e:HEV Z」と「e:HEV PLaY」には標準装備されています。
USBチャージャー リア用(G・e:HEV Xの2WD車のみ)
リア用USBチャージャーは、コンソールボックス裏に2口設置され、最大2.5Aと比較的高速な充電が可能な装備となっています。
「G」と「e:HEV X」の2WD車の場合、充電用USB端子が前席(2つ)にしかありませんので、後部座席に乗車した人は充電しづらい環境となっています。
長いUSBケーブルを用いたり、前席の乗員に充電したい端末を渡して充電することも可能ですが、リア用USBチャージャーを設定した方が利便性が高いことは間違いありません。
リア用USBチャージャーは、昨今新型車の多くに装備されており、”あって当たり前の装備”となりつつあります。
価格は約約1万円と、クルマのオプションとしては低価格なため、できれば装備しておきたいところです。
「G」と「e:HEV X」の4WD車、「e:HEV Z」と「e:HEV PLaY」には標準装備されています。
その他
上記の他に必要だと考えるオプションは、スタンダードなマット(約3万円)程度です。
上記のオプション価格の総額は約30万円となります。
※「G」と「e:HEV X」の4WD車、「e:HEV Z」と「e:HEV PLaY」の場合
仮にフロントグリル(クロームメッキ)が不要であれば、約25万円となります。
新型「ヴェゼル」には、安全装備など必要な多くの装備が標準装備となっているため、他車と比較してオプションが少なくなっています。
そのため、オプションで一気に価格が上がる様な心配はありません。
新型「ヴェゼル」の不要なオプション
次は、逆に筆者が考える不要なオプションをご紹介します。
ディーラーに言われるがままオプションを設定すると、オプション総額が非常に高くなってしまうため、極力不要なオプションは省くようにしましょう。
プレミアムオーディオとセットの「マルチビューカメラシステム」
まずは「マルチビューカメラシステム」です。
先代「ヴェゼル」や「フィット」にはなく、駐車時に便利な車両周辺カメラではありますが、価格は約13万円と高価な点がネックです。
例えば、トヨタ「C-HR」のパノラミックビューモニターは約1.5万円、トヨタ「ライズ」はステアリングスイッチとセットで約5万円と、他社(トヨタ)より2.5倍~8.5倍程度高いことがわかります。
価格が高い最大の要因が、プレミアムオーディオ(10スピーカー)とのセットオプションとなっていることです。
13万円という価格の半分以上は、このオーディオの価格といえるでしょう。
プレミアムオーディオも一緒に設定したいと考えるユーザー以外に何のメリットもない、極悪なセットオプションだと個人的には考えます。
是非とも、今後の改良で設定変更してほしいところです。
とはいえ、駐車が苦手な方には設定しておきたい装備だけに、13万円払ってでも設定したいと考える方がいらっしゃるかもしれません。
その際は、約4万円と比較的安い「フロントカメラシステム」も検討してみましょう。
「マルチビューカメラシステム」の様にグラウンドビュー(車両真上から見た映像)やサイドビューは確認できませんが、フロントビューとリアビュー(リアワイドカメラより)は確認できます。
また、「パーキングセンサーシステム」が全車標準装備されていますので、音やマルチインフォメーションディスプレイで表示されるインジケーターで障害物との距離を確認することができます。
そのため、「フロントカメラシステム」+「リアワイドカメラ」+「パーキングセンサーシステム」だけでも、車両真横を除く部分を確認できます。
「マルチビューカメラシステム」は非常に便利な装備ではありますが、価格の高さがネックなため、上記の装備はおすすめです。
高すぎるドライブレコーダー
次は、ドライブレコーダーです。
ディーラーで購入した場合、9万円前後と非常に高い価格になることがネックです。
自分で購入した場合、価格は360°カメラでも3万円前後ですみ、前後のドライブレコーダーなら2万円以下ですむため、間違いなく自分で購入した方がお得です。
装着は非常に簡単ですが、難しい場合は自分で外品を購入してディーラーに装着をお願いしても良いと思います。
ディーラーにもよりますが、おそらく無料で装着してくれるでしょう。
クルマは高い買い物ですから、サービスの範囲内でしょう。
※筆者は外品のLEDマップランプとルームランプを自分で購入し、ディーラーさんに無料で取り付けてもらいました。
メリットがないETC2.0車載器
次は、ETC2.0車載器です。
ETC2.0車載器は、通常のETC車載器より2~3万円程度高いにも関わらず、恩恵はほとんどありません。
筆者はスバル「インプレッサスポーツ」購入時にETC2.0車載器を選択しましたが、何のメリットもなかったため、以後ETC車載器を装着する様にしています。
東京など一部の地域ではメリットもありますが、ほとんどの地域で価格が高いだけでメリットは少ないため、不要だと考えます。
「Honda CONNECTディスプレイ」を設定した場合は標準装備されますので問題ありませんが、ディーラーオプションのナビを選択した場合は、ETC車載器を選ぶ様にしましょう。
外観を損ねるドアバイザー
次は、ドアバイザーです。
ドアバイザーは、メリットが少なく、何と言っても”ダサい”。これが不要だと考える最大の理由です。
上記の理由で、最近は装着率が低いとディーラーさんも話していました。
見た目をどう感じるかは人それぞれですが、約2万円の価値はないと筆者は考えます。
高価なボディコーティング
最後は、ボディコーティングです。
ボディコーティングは、多くのディーラーでおすすめされますが、小まめ(1ヶ月~2ヶ月に1回程度)に洗車を行うのであれば、筆者は不要ではないかと考えています。
価格も11万円前後と非常に高額なため、可能であれば外しましょう。
新型「ヴェゼル」の見積額
最後は、新型「ヴェゼル」の見積額をご紹介します。
- 「G」約257万円
- 「e:HEV X」約288万円
- 「e:HEV Z」約312万円
- 「e:HEV PLaY」約330万円
上記は、何れも前述のおすすめオプション(フロントグリルを除く)、諸費用を含んだ価格です。
値引き額は15万程度でした
点検パックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、点検パックの価格は”先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
ディーラーに言われるがままの条件で購入すると、不要なオプションを付けられたり、値引き額が少ないままの価格となってしまい、「e:HEV Z」なら300万円後半の価格を提示されることも少なくないでしょう。
そのため、少しでも安く新型「ヴェゼル」を購入できる様に、賢く購入しましょう。
さらに安く、お得に新型「ヴェゼル」を購入したい方は、”新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
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上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
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中古車販売台数もトップクラスでしたが、中古車買取台数もトップクラスのガリバーは、まさに中古車業界の“トヨタ”的存在です。
■ガリバーが支持される理由、高価買取できる理由
中古車買取台数がトップクラスということは、多くの人がガリバーで愛車を売っていることになりますが、ガリバーが支持される理由、高価買取できる理由は、以下のとおりです。
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■筆者の一括査定体験談
買取といえば一括査定というサービスもありますが、実際一括査定に登録してみたところ、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。
また、個人情報も各社に流れてしまうためプライバシー保護の観点からみても良くありません。
上記のことから、一括査定サービスはあまりおすすめできません。
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高価買取実績のあるガリバーで無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。
高値がつけばガリバーでそのまま売ってしまっても良いですが、さらにガリバーで出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。
何れにしも、無料ですのでガリバーで査定を行うデメリットはほとんどありません。
査定時にお車の情報を入力する必要がありますが、45秒程度で行えるため簡単です。
もちろん、とりあえず査定するだけもOKです。
私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後にガリバーの無料査定を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。
私のような後悔をしないためにもガリバーで無料査定を行い、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう。
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まとめ
新型「ヴェゼル」は、内外装の質感の高さ・室内や荷室の広さ・加速性能や燃費性能・乗り心地や静粛性など、総合的に優れたコンパクトSUVとなっています。
中でも、室内の広さや使い勝手はライバルSUVより非常に優れています。
そのため、トヨタ「ヤリスクロス」や「C-HR」、マツダ「CX-30」だと室内が狭いと感じていた方には、非常におすすめだといえます。
一方、気になるのは安全性能です。
「ヤリスクロス」や「CX-30」と比較すると、設定されていない装備や性能的に劣る装備がいくつかあり、安全性能を重視するユーザーにとっては、あまりおすすめできないといえます。
とはいえ、トヨタ「ライズ」や日産「キックス」と比較すれば、同等または勝っている点もあるため、欠点とまでは言えないでしょう。
燃費性能では「ヤリスクロス」に圧倒的大差で敗れていますが、「ヤリスクロス」は室内の質感が低く、室内が非常に狭いことがネックです。
内外装の質感では「CX-30」より劣りますが、室内の広さや使い勝手、燃費性能(維持費)が(ヴェゼルe:HEVと比較して)悪いことがネックです。
上記の様な突出した欠点がないため、幅広いユーザーにおすすめできるクルマになっていると考えます。
また、新型「ヴェゼル」の価格は「C-HR」や「CX-30」、「キックス」より安めで、「ヤリスクロス」と同価格帯となっているため、価格設定が比較的安いことも魅力の1つです。
そのため、新型「ヴェゼル」はコスパが高いといえるでしょう。
ただし、価格が圧倒的に安い「ライズ」と比較すれば30万円以上高くなるため、250万円以下でコンパクトSUVを購入したい方や、5ナンバーサイズのコンパクトSUVを購入したい方にはおすすめできません。
上記をまとめると、「ヤリスクロス」・「C-HR」・「CX-30」・「キックス」などのコンパクトSUVの購入を検討していた方には、新型「ヴェゼル」は非常におすすめなクルマだと筆者は考えます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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