こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2020年7月15日に発売された新型フォルクスワーゲン「T-Roc(Tロック)」、2019年11月27日に発売された新型フォルクスワーゲン「T-Cross(Tクロス)」を、エクステリア・インテリア・加速性能・燃費性能・車内の広さ・安全性能・価格など、各項目を徹底比較いたします。
果たしてどれほどの性能差があり、どっちが”買い”なのか!?
ボディサイズ・エクステリアの比較
ボディサイズ
・T-Cross(Tクロス)
全長(mm):4,115
全幅(mm):1,760
全高(mm):1,580
ホイールベース(mm):2,550
車両重量(kg):1,270
最小回転半径(m):5.1
・T-Roc(Tロック)
全長(mm):4,240 ※R-Lineは4,250
全幅(mm):1,825
全高(mm):1,590
ホイールベース(mm):2,590
車両重量(kg):1,430
最小回転半径(m):5.0
「T-Cross(Tクロス)」と「T-Roc(Tロック)」のボディサイズを比較すると、「T-Roc(Tロック)」の方が全長は+12.5cm、全幅は+6.5cm、全高は1.0cm大きくなっています。
「T-Roc(Tロック)」の方が大きいとはいえ、全長は4,200mm台なのでコンパクトサイズといえます。ただ、全幅が1,800mmを超えているので生活道路の様な細い道では全幅の大きさが気になるかもしれません。
車両重量は、「T-Roc(Tロック)」の方が160kgも重くなっていますが、搭載しているエンジンが「T-Cross(Tクロス)」の1.0Lガソリンターボエンジンに対し、「T-Roc(Tロック)」はトルクフルな2.0Lディーゼルターボエンジンを搭載しているため、重さは気にならないでしょう。
運転のしやすさ、視界の良さについては両車大きな差はなかった印象です。最小回転半径は1クラス上の「T-Roc(Tロック)」の方が10cm小さい逆転現象がおきていますが、小回りの差もほとんどありません。
エクステリア
「T-Cross(Tクロス)」と「T-Roc(Tロック)」のエクステリアについて、「T-Cross(Tクロス)」はSUVらしい無骨なスタイリングですが、「T-Roc(Tロック)」はクーペ風なデザインとなっています。
フロントグリルのデザインは比較似ていますが、フロントバンパーのデザインは違いが大きくなっています。
リアデザインは、テールランプやバンパーの形状が両車異なっており、「T-Cross(Tクロス)」は水平基調なテールランプとなっていることが特徴的です。
また、「T-Roc(Tロック)」は最近日本車でも標準装備となっていることが多いシャークフィンアンテナとなっているのに対し、「T-Cross(Tクロス)」は軽自動車やコンパクトカーに多いポールタイプとなってる違いもあります。
デザインは好みが分かれるところですが、個人的には都会的でシュッとしている「T-Roc(Tロック)」の方が好印象です。
エクステリアの質感は、リアルーフスポイラーやセンターピラーなどにピアノブラック塗装が施されているため艶感があり、ウィンドウモールにもメッキ加飾が施されているなど、両車ともに比較的質感高い印象です。
「T-Roc(Tロック)」の方がメッキ加飾が多い印象もありますが、エクステリアの質感に大きな差はありません。
インテリア・居住性・ラゲッジスペースの比較
インテリア
「T-Cross(Tクロス)」と「T-Roc(Tロック)」のインテリアについて、インパネやセンターコンソール、フロントドアグリップなど、両車のデザインは非常に似ています。
両車ともにカラフルで艶感があるダッシュパッドが特徴的で、シンプルなデザインながらも質感高い印象です。
同フォルクスワーゲンの「ゴルフ7」や「ポロ」と比較しても、質感では両車ともに勝っているでしょう。
シートの座り心地は「ポロ」と同程度で、少し固めな印象です。
居住性・ラゲッジスペース
室内長や室内幅の数値が公表されていないため、数値的な比較はできませんが、実際試乗した感覚及びディーラーさんの話では、室内は「T-Roc(Tロック)」の方が広いでしょう。
ラゲッジスペースの広さについては、「T-Cross(Tクロス)」が455ℓ、「T-Roc(Tロック)」が445ℓとなっているため、「T-Cross(Tクロス)」の方が僅かに(10ℓ)広くなっています。
ただ、後席を倒した際の広さは「T-Cross(Tクロス)」の1,281ℓに対して、「T-Roc(Tロック)」は1,290ℓとなっているため、「T-Roc(Tロック)」」の方が僅かに(9ℓ)広くなっています。
室内の広さは両車ともに同クラス国産車と比較しても平均的な広さで、ラゲッジスペースについてはむしろ広い部類に入ります。
快適装備の比較
「T-Cross(Tクロス)」には、「T-Roc(Tロック)」には無い以下の装備が搭載されています。
- スマートフォンワイヤレスチャージング
- 後席スライド機能
- シートアンダートレー(運転席)
「T-Roc(Tロック)」には、「T-Cross(Tクロス)」には無い以下の装備が搭載されています。
- デジタルクラスターメーター”Active Info Display”
- エレクトロニックパーキングブレーキ
- オートホールド機能
- パワーテールゲート(挟み込み防止機能付)
- ドライビングプロファイル機能
- シートヒーター
- グローブボックス裏エアコン送風口
- テンポラリースペアタイヤ
何と言っても、最大の違いは「エレクトロニックパーキングブレーキ」と「オートホールド機能」でしょう。「T-Cross(Tクロス)」はレバー式のパーキングブレーキとなっています。
「エレクトロニックパーキングブレーキ」の利点は、発進時は自動でパーキングブレーキが解除され、エンジンを切ると自動でパーキングブレーキがかかるため、パーキングブレーキのかけ忘れや解除し忘れが発生しません。また、アダプティブクルーズコントロールでの停止保持も可能です。
また、「オートホールド機能」があるため、赤信号などでの停止時にブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持してくれます。
同コンパクトSUVだと、トヨタ「ライズ」などもレバー式のパーキングブレーキを採用していますが、価格帯の違い(ライズは200万円前半、T-Crossは300万円前半)を考慮すれば、「T-Cross(Tクロス)」にも上記の装備を設定してほしかったところです。
その他、「デジタルクラスターメーター”Active Info Display”」、グローブボックス裏エアコン送風口、パワーテールゲート、シートヒーターなど、普段使いで便利な装備が「T-Roc(Tロック)」には満載です。
個人的にはグローブボックス裏エアコン送風口が好印象で、夏の暑い時期など後席がなかなか冷えないという状況になりがちですが、上記の装備により比較的早くエアコンがききます。
「T-Cross(Tクロス)」は、シートアンダートレーや後席スライド機能(最大14cm)が設定されており、輸入車としては珍しい設定です。ただ、後席を前にスライドさせると足元スペースがほぼなくなるため、あまり使わない機能かと個人的には感じました。
上記のとおり、快適装備は「T-Roc(Tロック)」の方が豊富で利便性が高いでしょう。
燃費性能の比較
燃費性能は、JC08モード、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・T-Cross(Tクロス)
・1.0Lターボ
→19.3km/L(JC08モード)
→16.9km/L(WLTCモード)
→15.02km/L(e燃費より)
・T-Roc(Tロック)
・2.0Lディーゼル
→19.5km/L(JC08モード)
→18.6km/L(WLTCモード)
→-(e燃費より)
燃費性能を比較すると、「T-Roc(Tロック)」が優秀でしょう。
「ゴルフ7」のディーゼル車の実燃費が17.39km/Lですので、「T-Roc(Tロック)」の実燃費も近い値になるものかと思われます。
ディーゼル車の場合、年1回程度尿素水溶液(AdBlue)の補充が必要になるため別途7,000円程度かかり、自動車税も「T-Roc(Tロック)」の方が5,500円高くなりますが、「T-Cross(Tクロス)」の使用燃料がハイオクとなっている点や燃費性能差から、維持費は「T-Roc(Tロック)」の方が安くなるでしょう。
年間走行距離が8,000km程度であれば、「T-Roc(Tロック)」の方が年1.6万円程度安くなります。
エンジン性能の比較
エンジン性能について、比較していきます。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・T-Cross(Tクロス)
・1.0Lターボ
→最高出力 85kW〈116PS〉/5,000~5,500rpm
→最大トルク 200N・m〈20.4kgf・m〉/2,000~3,500rpm
・T-Roc(Tロック)
・2.0Lディーゼル
→最高出力 110kW〈150PS〉/3,500~4,000rpm
→最大トルク 340N・m〈34.7kgf・m〉/1,750~3,000rpm
■0-100km/h加速
- 「T-Cross(Tクロス)」1.0Lターボ:10.2秒
- 「T-Roc(Tロック)」2.0Lディーゼル:8.4秒
上記の数値はあくまで参考値ですが、上記の数値の差くらい実際の加速感も異なります。
「T-Cross(Tクロス)」は、踏み込むと一気に加速する様な感覚はありませんが、発進時は比較的スムーズで、上り坂も2,000回転程度で登ってくれます。加速感は「ゴルフ7」の1.2Lターボ車と似た印象です。
ただ、やはり2.0Lディーゼルエンジンを搭載した「T-Roc(Tロック)」と比較するとパワー不足感は否めません。
「T-Roc(Tロック)」は、発進時などの低速域こそ「ゴルフ7」の1.4Lターボ車に劣りますが、中速域では力強い加速を発揮し、上り坂や追い越し時はパワフルでストレスフリーな走りをみせてくれます。
上記より、加速性能は圧倒的に「T-Roc(Tロック)」が優れています。
安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
T-Cross(Tクロス) | T-Roc(Tロック) |
ハイビームアシスト | ハイビームアシスト |
スタティックコーナリングライト | スタティックコーナリングライト |
レーンキープアシストシステム”Lane Assist” | レーンキープアシストシステム”Lane Assist” |
プリクラッシュブレーキシステム(歩行者検知対応) | プリクラッシュブレーキシステム(歩行者検知対応) |
パークディスタンスコントロール(前後衝突軽減ブレーキ機能付) | パークディスタンスコントロール(前後衝突軽減ブレーキ機能付) |
オプティカルパーキングシステム | オプティカルパーキングシステム |
ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能) | ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能) |
リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能) | リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能) |
ドライバー疲労検知システム | ドライバー疲労検知システム |
アダプティブクルーズコントロール”ACC”(全車速追従機能付) | アダプティブクルーズコントロール”ACC”(全車速追従機能付) |
自動防眩ルームミラー | 自動防眩ルームミラー |
プロアクティブ・オキュパント・プロテクション | プロアクティブ・オキュパント・プロテクション |
ポストコリジョンブレーキシステム | ポストコリジョンブレーキシステム |
駐車支援システム”Park Assist” | - |
安全性能を比較すると、駐車支援システムが搭載されている点で「T-Cross(Tクロス)」の方が優秀です。
多くの場合、同年に発売された新型車で、1クラス上のクルマが1クラス下のクルマに安全装備で劣ることはないのですが、「T-Roc(Tロック)」と「T-Cross(Tクロス)」の場合は異なる様です。
ただ、安全装備の違いは駐車支援システムだけなため、基本的な安全性能はほとんど同じといえます。
駐車支援システムは、ステアリング操作が自動になるだけの発展途上のシステムですので、大きな違いとはいえないでしょう。
価格の比較
価格について、比較します。
T-Cross(Tクロス)のおすすめグレード&価格
2020年前半時点では、特別仕様車「TSI 1st」(約304万円)と「TSI 1st Plus」(約340万円)のみの販売となっており、その違い(「TSI 1st Plus」にのみ設定される装備)は以下のみです。
- レーンキープアシストシステム
- ハイビームアシスト
- パドルシフト
- インテリアアンビエントライト
- シルバールーフレール
- スポーツコンフォートシート
- ドアミラー、アルミホイール、シートなどのデザインパッケージ
特別仕様車はナビやETC2.0車載器などが標準装備されているため、絶対必要なオプションはありません。
諸費用込みで「TSI 1st」が約319万円、「TSI 1st Plus」が約354万円となります。2020年2月時点での値引き額は10万円程度でした。
価格が35万円も異なるため、一部安全装備が不要であれば「TSI 1st」でも十分かと思います。
T-Roc(Tロック)のおすすめグレード&価格
「T-Roc(Tロック)」のグレードについて、まず「ハイビームアシスト」などの安全装備がなく、ハロゲンヘッドライトとなるエントリーグレード「TDI Style」は除外します。
また、専用のフロントバンパーやアルミホイール、アクティブシャシーコントロールなどが装備される最上位グレード「TDI R-Line」は非常に魅力的ですが、450万円を超える価格となり高価なため、除外します。
残るグレードは「TDI Style Design Package」と「TDI Sport」になりますが、違い(「TDI Sport」にのみ設定される装備)は以下のみです。
- 安全装備パークディスタンスコントロール(前後衝突軽減ブレーキ機能付)
- 安全装備オプティカルパーキングシステム
- インテリアアンビエントライト(ホワイト → レッド)
- スポーツシート
- アルミ調ペダルクラスター
- 17インチアルミホイール → 18インチアルミホイール
- ダッシュパッド(ブラック or イエロー or ブルー → ダークグレー)
- シートカラーやボディカラー設定
価格は「TDI Style Design Package」が約406万円、「TDI Sport」が約419万円となっていますので、価格差は約13万円となります。
「T-Roc(Tロック)」には日本車に設定されていることが多い死角カメラ(360°カメラ)が設定されていませんので、車両前後のセンサーや自動ブレーキは設定すべき装備かと個人的には考えます。
そのため、安全性やスポーティな装備を考えれば間違いなく「TDI Sport」の方がおすすめです。
ただ、ダッシュパッドのカラフルなカラーリングや価格の安さも魅力的なため、運転(特に駐車時の操作)に自信がある方は、「TDI Style Design Package」という選択もありだと思います。
何れのグレードもナビやETC2.0車載器などが標準装備されているため、絶対必要なオプションはありません。
諸費用込みで「TDI Style Design Package」が約399万円、「TDI Sport」が約412万円となります。2020年7月時点での値引き額は20万円程度でした。
価格比較 結果
最も安い「T-Cross(Tクロス)」の「TSI 1st」と「T-Roc(Tロック)」の「TDI Style Design Package」の価格差は80万円程度あります。
「T-Cross(Tクロス)」の「TSI 1st Plus」と「T-Roc(Tロック)」の「TDI Style Design Package」を比較しても、価格差は45万円程度あります。
維持費を含めて考えた場合、燃料代は年間走行距離が8,000km程度なら「T-Roc(Tロック)」の方が年2.9万円程度安くなりますが、自動車税が「T-Roc(Tロック))」の方が5,500円高く、「T-Roc(Tロック)」の場合は年1回尿素水溶液(AdBlue)の補充が必要になるため別途7,000円程度かかります。
そのため、実質年1.6万円程度の差となります。
計算するまでもありませんが、年間走行距離が8,000km程度なら、10年間使用しても間違いなく「T-Cross(Tクロス)」の方が安くなります。
ただし、年間走行距離が倍の16,000km程度となれば、「T-Roc(Tロック)」の方が年4.5万円程度安くなりますので、10年間使用した場合「T-Roc(Tロック)」の方が安くなる可能性がでてきます。
何れにしても、よほど走行距離が多い場合を除いて、「T-Cross(Tクロス)」の「TSI 1st」が最も安くなることは確実でしょう。
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- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
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まとめ
今回は、フォルクスワーゲン「T-Roc(Tロック)」と「T-Cross(Tクロス)」の違いを徹底比較してみました。
「T-Roc(Tロック)」と「T-Cross(Tクロス)」の比較結果を以下にまとめてみました。
- 運転のしやすさ:引き分け
- エクステリアやインテリアの質感:引き分け
- 車内の広さ:引き分け
- 快適装備:「T-Roc(Tロック)」の方が豊富で利便性が高い
- 燃費性能:「T-Roc(Tロック)」が優秀
- エンジン性能:「T-Roc(Tロック)」の圧勝
- 安全性能:駐車支援システムが搭載されている点で「T-Cross(Tクロス)」の方が優秀
- 価格の安さ:「T-Cross(Tクロス)」の方最大80万円安い
上記のとおり、同じフォルクスワーゲンの新型SUVだけあって引き分けとなっている項目も多くありますが、燃費性能やエンジン性能、快適装備では1クラス上の「T-Roc(Tロック)」が優秀な形となっています。
ただ、その分「T-Roc(Tロック)」の方が価格は高く、維持費が安い面はあるものの、価格差を回収するのは難しいでしょう。
そのため、どの部分を優先するかによりますが、筆者的には「T-Cross(Tクロス)」がおすすめです。
「T-Roc(Tロック)」より劣る部分もあるものの、価格差ほどの性能差があるとは感じられず、フォルクスワーゲンのSUVを”比較的お求めやすい価格で購入できる”ということが「T-Cross(Tクロス)」をおすすめする最大の理由です。
ただ、走りや快適性を重視するなら「T-Roc(Tロック)」の方が魅力的なため、どの点を重視するかによってどちらが良いかは変わってくるでしょう。
あなたが最も欲しいと思ったクルマを購入する様にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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