こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2024年9月13日のマイナーチェンジ(年次改良)でB型となった新型スバル「クロストレック」のおすすめオプションを徹底検証してみました。
果たして、新型「クロストレック」に必要なオプションとは!?
※掲載している新型「クロストレック」の写真は、「Limited(マグネタイトグレー・メタリック)」です。
新型「クロストレック」のおすすめオプション
【2024年一部改良で標準装備化】11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ
まず、新型「クロストレック」のおすすめしたいオプションは、メーカーオプションの「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」です。
2024年の一部改良前の「Touring(ツーリング)」のみのオプションでしたが、以降全グレードで標準装備されています。
「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」は、アイサイトやドライブモードなどの車両設定・オーディオ設定・エアコン設定・シートヒーター設定・コネクティッドサービス・スマホ連携など、ほとんどの操作を行えるディスプレイです。
「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」でエアコン操作を行える様になっているため、音声操作でエアコンの操作を行うことも可能となっています。
他車だとスイッチ操作で行うオートビークルホールド(ブレーキホールド)の設定も11.6インチセンターインフォメーションディスプレイで行う形になっています。
上記のとおり、車両のほとんどの操作や設定、確認を行うディスプレイとなっており、「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」を設定しなかった場合は、上の写真のとおり7インチと小さいディスプレイが装備され、ディスプレイの上にディーラーオプションなどのナビを設定する形になります。
ディーラーオプションのナビについての詳細は後述していますが、価格が高く、設定するメリットは何一つないため、「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」を設定しないメリットはありません。
また、「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」を設定しない状態だと、ディスプレイだけでなく、インパネやシフト周りの質感が上の写真のとおりかなり低い状態となっています。
具体的には、シフトノブはウレタンで、シフトブーツもなく、シフトノブ周りは未塗装樹脂となっており、運転席周りの質感が圧倒的に低くなっています。
「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」を設定すると、本革巻シフトレバー、ピアノブラック調シフトパネル、シフトブーツ、シャークフィンアンテナ、ドライバーモニタリングシステム、コネクティッドサービスなどもセットで装備されるため、質感が劇的に向上し、先進装備も豊富に設定されます。
上記の点は、2024年の一部改良で改善されています。
上記より、「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」は必須オプションといえるでしょう。
価格は、176,000円と決して安くはないですが、購入後後悔しないようにケチらず設定しましょう。
【2024年一部改良で標準装備化】デジタルマルチビューモニター
次に新型「クロストレック」のおすすめしたいオプションは、メーカーオプションの「デジタルマルチビューモニター」です。
2024年の一部改良前の「Touring(ツーリング)」のみのオプションでしたが、以降全グレードで標準装備されています。
「デジタルマルチビューモニター」は、フロントグリル、左右ドアミラー、バックドアに設置された合計4つのカメラで、車両を上から見下ろしたようなトップビュー、車両周辺を確認できる3Dビュー、車両前方を確認できるフロントビュー、車両前方左右を確認できるサイドビュー、車両後方を確認できるリヤビュー、と車両周辺360度をカメラで確認できる機能です。
バック駐車だけならリヤビューだけでも問題ないですが、「デジタルマルチビューモニター」は前向き駐車や幅寄せ、狭い道路でのすれ違いや右左折時などに便利で、発進時に車両周辺をカメラで確認することもできるため、ドライバーが気づいていない障害物、小さいお子さんや動物などとの事故を防ぐこともできます。
他社だと「パノラミックビューモニター」や「アラウンドビューモニター」と呼ばれている装備で、機能は一部異なるものの概ね同じです。
価格は、66,000円と決して安くはないですが、購入後装備できないメーカーオプションとなっているため、後悔しないようにケチらず設定するのがおすすめだと考えます。
※セットオプション価格242,000円から11.6インチディスプレイの176,000円を抜いた価格
ナビゲーション機能
次に新型「クロストレック」のおすすめしたいオプションは、メーカーオプションの「ナビゲーション機能」です。
先程ご紹介した「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」単体ではナビが使用できず、ナビを使用するにはメーカーオプションの「ナビゲーション機能」の設定が必要になります。
価格は88,000円と決して安くはありませんが、「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」を設定する場合は必須オプションといえるでしょう。
※「Touring」のセットオプション価格330,000円からデジタルマルチビューモニターの242,000円を抜いた価格
ただ1点、注意が必要なのは、「Limited(リミテッド)」グレードの場合、「ナビゲーション機能」を設定するには「LEDリヤフォグランプ」、「ステアリングヒーター」、「フロントシートヒーター」の設定が必須となっているため、それにより価格は143,000円と非常に高価です。
上記の点は、2024年の一部改良で標準装備化されています。
また、地図データは3年間は無償ですが4年目以降有償となっており、地図データを最新に保ちたい場合は購入後別途費用が必要になります。
全地図更新作業はインターネットが可能なパソコンとUSBメモリーがあれば、個人での更新が可能となっています。
ちなみに、差分更新(地図データの差分更新)は月に1回、通信モジュール(DCM)により行われます。
更新頻度の少なさ、更新作業にエンジンのオン・オフが必要になるなど、車両走行中でも地図更新が可能なトヨタのマップオンデマンドや、地図データを常に最新の状態に保てるトヨタのコネクティッドナビと比較すると、少々不便に感じます。
上記のとおり、一部グレードはセットオプションによる価格設定の高さなど気になる点もありますが、「ナビゲーション機能」は設定すべきオプションだと考えます。
新型「クロストレック」の“できれば欲しい”オプション
アダプティブドライビングビーム、パワーシートなど
ここからは、新型「クロストレック」の“できれば欲しい”オプションをご紹介します。予算に余裕がある方は、是非参考にしてみてください。
まず、新型「クロストレック」のおすすめしたいオプションは、メーカーオプションの「アレイ式アダプティブドライビングビーム」、「ステアリング連動ヘッドランプ」、「コーナリングランプ」、「運転席10ウェイパワーシート」、「助手席8ウェイパワーシート」、「運転席シートポジションメモリー機能」、「リバース連動ドアミラー」、「ドアミラーオート格納機能」などのセットオプションです。
「Touring(ツーリング)」のオプションで、「Limited(リミテッド)」には標準装備されています。
「アレイ式アダプティブドライビングビーム」は、対向車や先行車など部分的に遮光し、他の車両を眩惑しないようにハイビームによる視界を確保する装備です。
いわゆるオートハイビームとの違いは、上記の“部分的に遮光”する点にあり、明るく照射できる範囲が広いことにより夜間の歩行者や自転車との衝突事故を防ぐことに寄与します。
新型「クロストレック」の場合、いわゆるオートハイビームの設定がないため、「アレイ式アダプティブドライビングビーム」を設定しない場合、他の車両を眩惑しないようにハイビームを使用する装備は一切ない状態になります。
「ステアリング連動ヘッドランプ」はハンドル操作に合わせてヘッドランプの照射方向を変える装備、「コーナリングランプ」は車両が35km/h以下、かつロービーム点灯中に方向指示器操作またはハンドル操作時に、左右折する方向にランプが点灯する装備です。
いずれも夜間のカーブ走行時に進行方向や周囲の視認性を高めることに寄与します。
「運転席シートポジションメモリー機能」は、「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」上にあるカメラでドライバーを認識し、シート前後位置や背もたれ角度、シートの高さ、ドアミラーの鏡面位置などを自動設定する装備です。
パワーシートは説明不要かと思いますが、運転席には助手席にはない腰痛を防止することに寄与するランバーサポートの機能が装備されています。
「リバース連動ドアミラー」はセレクトレバー「R」時に助手席側鏡面が車両側面下側付近を見やすいように自動で動く装備、「ドアミラーオート格納機能」はエンジンオフ時にドアミラーが自動格納、エンジン始動時に自動展開する装備です。
上記のとおり、いずれも“あるとより安全で、より便利な装備”であることは間違いありません。
しかしながら、価格が176,000円と高く、いずれも“なくても困らない装備”なため、予算に余裕がないのであれば、設定しないという選択肢もありだと考えます。
また、本オプションを設定した場合、「Touring(ツーリング)」と「Limited(リミテッド)」の価格差が44,000円まで縮まるため、「Touring(ツーリング)」を選択するメリットがなくなるという点でも、設定しないという選択はありだと考えます。
ドライブレコーダー
次に新型「クロストレック」のおすすめしたいオプションは、ディーラーオプションの「ドライブレコーダー」です。
おすすめしたいポイントは、アイサイトに影響がないことをスバルが検証済みのドライブレコーダーであること、車両購入時に配線などを綺麗にしてくれることにあります。
一方、ネックなのは価格で、前方のドライブレコーダーだけで6万円以上、リヤのドライブレコーダーも合わせると10万円を超える価格となります。
社外品であれば前後セットで1.5万円~2万円前後、360度ドライブレコーダーですら3万円~4万円前後で購入できるため、社外品を購入した方が間違いなくお得でしょう。
そのため、予算があり、安心を重視する場合はディーラーオプションのドライブレコーダーを、予算が少ない場合は社外品を購入するようにしましょう。
新型「クロストレック」の“不要な”オプション
ここからは、新型「クロストレック」で“不要”だと考えるオプションをご紹介します。
前述でも少し触れましたが、ディーラーオプションのナビは間違いなく不要です。
2024年の一部改良で「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」が全グレードで標準装備化され、88,000円でナビゲーション機能も追加できるため、価格が25万円以上と高価なディーラーオプションのナビをわざわざ設定するメリットがありません。
デジタルマルチビューモニターやドライバーモニタリングシステム、コネクティッドサービスなども使用できないため、尚更です。
そのため、どう考えてもディーラーオプションのナビにメリットはありません。
わざわざオーディオレス仕様で新型「クロストレック」を購入する場合は、いっそ社外品のナビを購入し、ご自分、またはカー用品店などで設定してもらうことで価格を大幅に下げることが可能です。
質感や利便性、快適性より、とにかく低価格で新型「クロストレック」を購入したい方は、上記の選択肢もありだと考えます。
新型「クロストレック」の見積もり額・値引き額
最後に、新型スバル「クロストレック」の見積り額をみていきましょう。
- Touring(FWD):約325万円
- Limited(FWD):約347万円
上記の価格は、ナビゲーション機能、ETC2.0車載器、マットをオプション設定した場合の価格です。
オプション総額は約16.5万円となっています。
その他、メンテパックを別途設定していますが、メンテパックは点検代を“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
気になる値引き額は10万円でした。
値引き額は非常に控えめしたが、時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。
また、ディーラーに行くと高額なボディコーティングやドライブレコーダー、ベースキットなどが設定され、上記より30万円以上高い価格を提示されることが多く、最上位グレードであれば400万円近い価格を提示されることもあるでしょう。
新型「クロストレック」を極力安く購入するために、最低限必要なオプションのみを設定するようにしましょう。
CセグメントクラスのSUVとしては概ね平均的な価格帯といえますが、燃費性能が16.4km/L、つまり“ほぼガソリン車”ということを考慮すると割高だと考えます。
例えば、同CセグメントクラスのSUVであるトヨタ「カローラクロス」なら燃費性能が26.2km/Lのハイブリッド車が購入できる価格帯です。
以下は、オプションにパノラミックビューモニターなど安全装備のセットオプション、アクセサリーコンセント(ハイブリッド車のみ)、ディスプレイオーディオPlus、アームレスト(スライドタイプ)、マット等総額約30万円を設定し、値引き額20万円だった場合の全込み価格です。
- カローラクロス Z:約320万円
- カローラクロス HYBRID S:約322万円
- カローラクロス HYBRID Z:約350万円
ちなみに、1クラス上のSUVであるスバル「フォレスター」やスバル「レヴォーグ」だと新型「クロストレック」の+30万円程度の価格となります。
「フォレスター」や「レヴォーグ」だと高すぎる、大きすぎると考える方には、新型「クロストレック」は非常におすすめだといえるでしょう。
いずれにしても、全込み300万円以上、オプション設定によっては400万円に近い価格となりますので、決して安いクルマではありません。
新型「クロストレック」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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また、一部性能面では劣るものの、安全性能が依然として高い、先代「SUBARU XV」の中古車を安い価格で購入するのも賢い選択だと考えます。
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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型スバル「クロストレック」のおすすめオプションを徹底検証してみました。
新型「クロストレック」は、アクティブでシャープなエクステリア、先進的なインテリア、そして“なんちゃってSUV”ではない優れた悪路走破性、高い安全性能が魅力のCセグメントSUVとなっています。
特にスバル車は予防安全性能だけでなく、衝突安全性能が非常に高い点も魅力です。
また、後部座席が広く、視界性能も優れているため、ファミリカーとしても非常におすすめです。
地味な点ではありますが、リヤドア開閉度が「カローラクロス」より大きく開くため、乗り降りがしやすい点も魅力です。
燃費性能や価格など、コスト面が欠点となりますが、燃費性能を除く性能では引けを取らないコスパの高いSUVであると考えます。
CセグメントクラスのSUVを検討している方は、新型「クロストレック」を是非検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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