こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2022年9月21日に行われたダイハツ「タフト」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点をまとめてみました。
また、今回の改良に合わせて発売された特別仕様車「ダーククロムベンチャー」はお得なのか!?
徹底検証してみました。
果たして、「ダーククロムベンチャー」はおすすめグレードなのか!?
ダイハツ「タフト」マイナーチェンジ(一部改良)による変更点
2022年9月21日に行われたダイハツ「タフト」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点は、以下のとおりです。
- 特別仕様車「ダーククロム ベンチャー」の発売
- 音声認識機能、Apple CarPlayのワイヤレス接続に対応した「9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ」をメーカーオプションに追加
- 燃費性能の向上(2WD車で1.0km/L前後、4WD車で1.5km/L前後)
- ボディカラーに「セラミックグリーンメタリック」・「クロムグレーメタリック」・「レーザーブルークリスタルシャイン」を追加
※「ブライトシルバーメタリック」・「レモンスカッシュクリスタルメタリック」・「スプラッシュブルーメタリック」を廃止
快適装備では、「9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ」が、従来有線接続しか行えなかったApple CarPlayがワイヤレス接続が可能となり、エアコン操作やディスプレイオーディオ操作が音声で行えるようになっています。
エアコン操作を音声で行えるクルマはまだまだ少ないため、かなり先進的だといえます。
燃費性能は、今回の改良で4WD車を含め、全車20.0km/L(WLTCモード)を超える性能に向上しています。
2WD車と4WD車の燃費性能差が0.2km/L~0.3km/L(WLTCモード)しかないことも特徴的です。
これで“4WD車だから燃費が悪い”という状態では完全になくなりました。
車両価格差は20万円程度あるものの、今回の改良で4WD車を選択しやすくなったといえるでしょう。
さらに、今回の改良では、2021年5月に発売された特別仕様車「クロムベンチャー」に続き、特別仕様車「ダーククロム ベンチャー」が新たに発売されました。
ベース車は「クロムベンチャー」と同じ「G」・「Gターボ」となっています。
では、そんな特別仕様車「ダーククロム ベンチャー」は、他のグレードとどう違うのか!?
特別仕様車「ダーククロムベンチャー」はお得なのか!?
■ダーククロムベンチャー
■クロムベンチャー
まずは、ダイハツ「タフト」の特別仕様車「ダーククロムベンチャー」の特別装備を確認してみましょう。
- フードガーニッシュ(ダークブラックメッキ)
- バックドアガーニッシュ(ダークブラックメッキ)
- ドアアウターハンドル(ブラックマイカメタリック塗装)
- 15インチアルミホイール(ガンメタリック塗装) ※Gターボ“クロム ベンチャー”は標準装備、Gのみ
- ガンメタリックアンダーガーニッシュ(フロント/リヤ)
- ダークシルバー加飾(インパネセンターシフトベゼル)
- ダークシルバー加飾(エアコンレジスターパネル)
- ダークシルバー加飾(メーターパネル)
- フロントセパレートシートのシルバーステッチ
上記の装備の内、1と2はディーラーオプションのダークブラックメッキパック(約5.3万円)、3と4はメーカーオプションのブラックパック(約1.1万円)となっています。
つまり、5~9の装備が通常グレードでは設定できない特別装備であることがわかります。
ちなみに、特別仕様車「クロムベンチャー」の特別装備は以下のようになっており、「ダーククロムベンチャー」だとダークブラックメッキやガンメタリック塗装となっている箇所が、メッキやシルバー塗装になっているだけの違いであることがわかります。
※6~9の装備は「クロムベンチャー」と「ダーククロムベンチャー」共通
以下の装備の内、1と2はディーラーオプションのメッキパック(約4.1万円)、3と4はメーカーオプションのクロムパック(約1.7万円)となっています。
- フードガーニッシュ(メッキ)
- バックドアガーニッシュ(メッキ)
- ドアアウターハンドル(メッキ)
- 15インチアルミホイール(シルバー塗装) ※Gは標準装備、Gターボ“クロム ベンチャー”のみ
- シルバーアンダーガーニッシュ(フロント/リヤ)
- ダークシルバー加飾(インパネセンターシフトベゼル)
- ダークシルバー加飾(エアコンレジスターパネル)
- ダークシルバー加飾(メーターパネル)
- フロントセパレートシートのシルバーステッチ
次に価格設定を見てみましょう。
※いずれも2WD車の価格
■ターボ車
- Gターボ“ダーククロム ベンチャー”:約167.7万円
- Gターボ“クロム ベンチャー”:約167.2万円
- Gターボ:約160.6万円
■ノンターボ車
- G“ダーククロム ベンチャー”:約155.6万円
- G“クロム ベンチャー”:約155.1万円
- G:約148.5万円
上記のとおり、特別仕様車「ダーククロムベンチャー」は、特別仕様車「クロムベンチャー」より5,500円高い価格設定であることがわかります。
また、通常グレードより特別仕様車「クロムベンチャー」は約6.6万円高く、特別仕様車「ダーククロムベンチャー」は約7.2万円高い価格設定であることがわかります。
特別装備の中でオプションとなっていたダークブラックメッキパック(約5.3万円)、ブラックパック(約1.1万円)の価格を合計すると約6.4万円となりますので、残る価格差は8千円となります。
ちなみに、この価格差は「クロムベンチャー」も全く同じです。
先程の特別装備5~9の総額がおよそ8千円程度になると思われますので、特別仕様車「ダーククロムベンチャー」は特別お得ではないといえるでしょう。
そのため、お得さよりもダークブラックメッキやガンメタリック塗装に魅力を感じる方に、特別仕様車「ダーククロムベンチャー」はおすすめだといえます。
「Gターボ」の場合、特別仕様車「クロムベンチャー」だと15インチアルミホイールがガンメタリック塗装からシルバー塗装に変わってしまうため、その点をデメリットだと感じる方もいるでしょう。
その点、今回新たに発売された特別仕様車「ダーククロムベンチャー」は15インチアルミホイールがガンメタリック塗装となっているため、シックでカッコいいアルミホイールを維持できるメリットがあります。
そのため、「クロムベンチャー」より「ダーククロムベンチャー」がおすすめだと考えます。
当然ですが、ダークブラックメッキパックやブラックパックを設定する必要性を感じない方は、「G」or「Gターボ」を選択した方が、安く購入できるメリット、オプションを選択できるメリットがあるといえるでしょう。
「G」にスマートクルーズパック(全車速追従機能付ACC+LKC)を設定した場合と「Gターボ」の価格差が約7.7万円もありますので、加速性能に不満がない方は「G」を、不満がある方は「Gターボ」を選択すると良いでしょう。
ちなみに、筆者はノンターボの軽自動車を購入したものの、あまりの加速不足に1年で買い替え、後悔した過去があります。
そのため、「Gターボ」がおすすめだと考えます。
何れにしても、全込みで190万円、場合によっては200万円を超える価格となるため、少しでも安く、お得に購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、ダイハツ「タフト」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点、特別仕様車「ダーククロムベンチャー」がお得なのか徹底検証してみました。
「タフト」は、今流行りのSUVタイプの軽自動車となっていますが、人気(販売台数)はホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」、スズキ「ハスラー」に後塵を拝しています。
しかし、以下の点で非常におすすめな軽自動車であると考えます。
- 電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド機能が搭載されている
- スカイフィールトップやルーフレールなど、標準装備されている装備が豪華
- コネクティッドサービスなど、先進装備が豊富
- 安全性能が先進的で優秀
上記の中でも、特に電動パーキングブレーキの搭載と優れた安全性能が大きいと感じます。
安全は何ものにも代え難いものですし、先進装備はその利便性のみならず、購入後付いていないことで他車より見劣りし、後悔する可能性が高いからです。
軽自動車の購入を考えている方は、今回の改良を機に是非「タフト」も検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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