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【最新】カローラクロス・RAV4どっちが後悔しない!?違いを比較した結果

トヨタ カローラクロス 外装 エクステリア車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2023年10月18日に一部改良が行われたトヨタ「カローラクロス」と、2022年10月4日に一部改良が行われたトヨタ「RAV4」の違いを、「カローラツーリング」オーナーの筆者が徹底比較してみました。

同じトヨタのSUVで価格帯も近い両車。

そんな「カローラクロス」と「RAV4」のどっちを買った方が後悔しないのか!?

 

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※掲載している「カローラクロス」の写真は「HYBRID Z」(アティチュードブラックマイカ)です。
※掲載している「カローラクロス」の写真は2023年一部改良前のものです。

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エクステリア・インテリアの違い

■カローラクロス:「HYBRID Z」(アティチュードブラックマイカ)
トヨタ カローラクロス 外装 エクステリアトヨタ カローラクロス 外装 エクステリアトヨタ カローラクロス 外装 エクステリアトヨタ カローラクロス 外装 エクステリア

 

■RAV4:「G “Z package”」(アティチュードブラックマイカ)


トヨタ「RAV4」公式HPより

■RAV4:「HYBRID Adventure」(アッシュグレーメタリック×グレイッシュブルー)


トヨタ「RAV4」公式HPより

カローラクロスのエクステリア

「カローラクロス」のエクステリアデザインは、他カローラシリーズと異なり、SUVらしい無塗装のフェンダーアーチモールやサイドロアガーニッシュ、大きいリヤバンパーが装備されていることが特徴的で、タイヤは最大18インチと大きくなっています。

また、全幅と全高が他カローラシリーズよりかなり大きいため、1回り大きい印象があります。

大きいフロントグリルも特徴的で、メッシュの形状も他カローラシリーズと異なります。

ヘッドランプやリアコンビネーションランプは少し丸みを帯びた形状となっており、最上位グレードの「Z」であればシーケンシャルターンランプ、いわゆる“流れるウィンカー”が装備されることも「カローラクロス」の大きな特徴です。

ちなみに、同価格帯のSUVだとホンダ「ヴェゼル」の上位グレードが同じくフロントに、トヨタ「C-HR」の上位グレードならリヤに、シーケンシャルターンランプを採用しています。

 

ドアウィンドウ周辺は、クロームメッキのドアウィンドウフレームモールディングが上部だけですが装備されているため、比較的上質な印象です。

Cピラーに刻印された「COROLLA CROSS」の文字も特徴的です。

同トヨタの「ヤリスクロス」の場合は、サイドロアガーニッシュに車名が刻印されています。

 

エクステリアの質感は、前後バンパーやフェンダーアーチモール、センターピラー、サイドロアガーニッシュなど無塗装樹脂パーツが多く、金属調塗装のフロントロアグリルやリヤロアバンパーなども特別質感高い印象はありません。

同価格帯のSUVだと、「C-HR」の上位グレードならセンターピラーは艶あり塗装となっており、「ヴェゼル」の上位グレードなら前後バンパーやフェンダーアーチモール、センターピラー、サイドロアガーニッシュなど、「カローラクロス」だと無塗装の部分の多くがクリアブラック塗装となっており、非常に上質になっています。

「カローラクロス」のエクステリアの質感は、クロームメッキのドアウィンドウフレームモールディングが設定されている点などから一部上質なものの、「C-HR」や「ヴェゼル」より劣っているといえるでしょう。

 

ちなみに、筆者の「カローラツーリング」は「カローラスポーツ」のブラック艶あり塗装のセンターピラーガーニッシュを装備しています。

かなり見た目の印象が変わりますし、ディーラーで比較的安く装備できたため、非常に気に入っています。

「カローラクロス」も装備できる可能性があるため、気になる方はディーラーさんに相談してみましょう。

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RAV4のエクステリア

「RAV4」のエクステリアデザインは、「Adventure」とその他のグレードでフロントグリルやスキッドプレート、フロントフォグランプの形状が上の写真のとおり大きく異なります。

「Adventure」を除くグレードは上質さを、「Adventure」は“よりSUVらしい力強いデザイン”となっています。

「RAV4」の場合、シーケンシャルターンランプ(流れるウィンカー)は装備されていません。

 

エクステリアの質感は、「G」(G、G ”Z package”、HYBRID G)だとガンメタリック塗装のフロントグリル、艶ありブラック塗装のリヤサイドスポイラー、高輝度シルバー塗装のバックドアガーニッシュ、メッキモール付アウトサイドドアハンドルなど、エントリーグレード「X」や「Adventure」より質感高くなっています。

そのため、「G」(G、G ”Z package”、HYBRID G)のなら「カローラクロス」より僅かに上質な印象で、特にフロントグリルの差が大きくなっています。

デザインの好みは人によって異なると思いますが、質感を重視するなら「G」(G ”Z package”、G、HYBRID G)がおすすめです。

 

「G ”Z package”」と「G」のエクステリアの違いは、アルミホイールの大きさ(19 or 18インチ)とデザイン(スーパークロームメタリック塗装 or ダークプレミアムメタリック塗装)が異なる程度です。

アルミホイールのデザインは「G ”Z package”」より下位グレードの「G」の方がシックな印象でカッコいいと考えます。タイヤ交換時にタイヤサイズが1インチ小さいことから安く購入できることもメリットとしてあるでしょう。

 

同クラス他車と比較すると、前後バンパーやフェンダーアーチモール、センターピラー、ドア下ロッカーモールなど無塗装樹脂パーツが多くなっている点が気になりますが、質感的には同クラス標準レベルです。

ちなみに、「RAV4 PHEV」だと上記の部分が全て艶ありブラック塗装となるため、非常に上質になっています。

 

エクステリアの質感は「RAV4」が僅かに高い!

上記のとおり、エクステリアの質感は1クラス上の「RAV4」の方が僅かに高いでしょう。

ただ、質感に差があるのは「RAV4」の一部グレードのみで、その差も大きくないため、非常に限定的だといえるでしょう。

 

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インテリアの違い

■カローラクロス:「HYBRID Z」
トヨタ カローラクロス 内装 インテリアトヨタ カローラクロス 内装 インテリアトヨタ カローラクロス 内装 インテリア

 

■RAV4:「Adventure」


トヨタ「RAV4」公式HPより

カローラクロスのインテリア

「カローラクロス」のインテリアは、インサイドドアグリップの形状、助手席前インパネパネルの形状、フロントコンソールトレイの形状が異なる程度で、基本的に他カローラシリーズと共通のデザインとなっています。

また、他カローラシリーズには設定できない「パノラマルーフ」が設定できることも大きな特徴の1つで、同価格帯のSUVだと「ヴェゼル」やマツダ「CX-30」など、一部の車種にしか設定できません。

「ヴェゼル」や「CX-30」と異なり、中間グレードにもオプション設定できる点は魅力的ですが、価格が11万円と高いことがネックです。
※「CX-30」は8.8万円

 

「カローラクロス」のインテリアの質感は、最上位グレード「Z」なら本革+ファブリックとなるため、一見上質な印象がありますが、直接見て触ってみると、触り心地や艶など「本当に本革シートなのか!?」と思ったほど質感が低い印象を受けました。

さらにドアアームレストは、フロントリヤともにパワーウインドウスイッチ部は無塗装樹脂で、アームレスト部も硬く、明らかに質感が低くなっています。

個人的には、このドアアームレストの質感の低さが「カローラクロス」の内装で最も気になった部分です。

室内の質感がかなり低い「ヤリスクロス」よりは上質なものの、「ヴェゼル」や「C-HR」、「CX-30」より大きく劣るといえるでしょう。

このインテリアの質感の低さは、「カローラクロス」の大きな欠点といえるでしょう。

上記は最上位グレードの話で、下位グレードになると一層質感の低さが強調される形になります。

 

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RAV4のインテリア

「RAV4」のインテリアデザインは、SUVらしいインサイドドアグリップ、「カローラクロス」より大型のセンターコンソールが特徴的です。

 

「RAV4」はエントリーグレードと中間グレード以降でメーター類が異なっていますが、それ以上に質感が異なります。

中間グレード以降だと、シート表皮はファブリックではなく合成皮革となり、ステアリングホイールやシフトノブはウレタンではなく本革巻き、センターコンソールボックスは合成皮革巻き、ドアトリムショルダーやオープントレイにはソフトパッドが使用されるなど質感高くなっており、エクステリア以上にエントリーグレードと中間グレード以降で質感差が大きくなっています。

パワーシートや運転席シートポジションメモリー機能、快適温熱シートやステアリングヒーターなどの快適装備もエントリーグレードでは設定できないため、快適性も大きく異なります。
※快適装備についての詳細は後述しています。

そのため、質感や快適装備にこだわるなら、中間グレード以降を選択した方が良いでしょう。

 

「カローラクロス」とは、SUVらしいインサイドドアグリップや大型のセンターコンソールが最大の違いとなっています。

大型のセンターコンソールにより「カローラクロス」より1クラス上な印象があり、「カローラクロス」で気になったドアアームレストやシート表皮も中間グレード以降なら僅かに上質な印象です。

パワーウインドウスイッチ部は「カローラクロス」同様、無塗装樹脂となっているため、大きな違いはありません。

ただ、エントリーグレード「X」なら革巻きやソフトパッドの装飾が減るため「カローラクロス」と同等、または「カローラクロス」以下の質感となります。

 

インテリアの質感は「RAV4」が1クラス上!

上記のとおり、インテリアの質感は中間グレード以降の「RAV4」の方が1クラス上な印象です。

特に「カローラクロス」のセンターコンソールやドアアームレスト、シート表皮が気になる方は「RAV4」を選択した方が良いでしょう。

 

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ボディサイズ・運転のしやすさの比較

トヨタ カローラクロス 内装 インテリア
※カローラクロス:「HYBRID Z」

 

「カローラクロス」と「RAV4」のボディサイズ、運転のしやすさを比較してみましょう。

・カローラクロス
全長(mm):4,490
全幅(mm):1,825
全高(mm):1,620
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,360~1,490
最小回転半径(m):5.2
最低地上高(mm):160

・RAV4
全長(mm):4,600(Adventureは4,610)
全幅(mm):1,855(Adventureは1,865)
全高(mm):1,685(AdventureとG”Z package”は1,690、Zは1,695)
ホイールベース(mm):2,690
車両重量(kg):1,500~1,920
最小回転半径(m):5.5(Adventure・G”Z package”・Zは5.7)
最低地上高(mm):190~200

 

ボディサイズは「RAV4」の方が全項目で1回り大きくなっています。

全長は11.0cm以上長く、全幅は3.0cm以上大きく、全高は6.5cm以上大きく、ホイールベースは3.0cm大きく、車両重量は200kg以上重くなっています。

最小回転半径も「RAV4」の方が30cm以上大きくなっているため、「カローラクロス」の方が取り回しが良いといえます。

 

一方、両車ともに気になるのは全幅が大きいことです。

「カローラクロス」の全幅はスバル「フォレスター」の1,815mmより大きくなっていますので、「RAV4」と同じミドルクラスSUV並の大きさであることがわかります。

両車ともにアイポイントが高いため見晴らしが良く、視界性能は非常に優れていますが、全幅が1,800mmを超えている両車は、生活道路や山道の様な細い道では運転しにくくなります。

実際、試乗してみた印象としても、トヨタ「ヤリス」やホンダ「フィット」と同じような感覚で運転できた「ヤリスクロス」や「ヴェゼル」と比較すると、「カローラクロス」や「RAV4」はやはり横幅の大きさが気になりました。

これまで軽自動車やBセグメントクラスのクルマにしか乗ってこなかった方、生活道路の様な細い道をよく走る方は、「カローラクロス」も「RAV4」も運転しにくいと考える方も少なくないでしょう。

「RAV4」は「カローラクロス」より全幅が最大4.0cmも大きくなるため、より全幅の大きさが顕著になります。

そのため、全幅の大きさが気になる方は「カローラクロス」、または全幅が1,800mmより小さい「ヤリスクロス」や「ヴェゼル」を選択した方が無難でしょう。

 

その他、最低地上高は「RAV4」の方が3.0cm以上余裕があります。

「カローラクロス」は都会派SUVに属するため、悪路走破性はさほど高くありません。

最低地上高の高さを気にする方は少ないかと思いますが、最低地上高が高いことによりバンパーを擦る心配は低減します。

 

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室内の広さ・ラゲッジスペースの広さ・使い勝手の比較

室内の広さ・ラゲッジスペースの広さを比較

■カローラクロス:「HYBRID Z」
トヨタ カローラクロス 内装 インテリアトヨタ カローラクロス 荷室 ラゲッジスペース

 

■RAV4:「Adventure」


トヨタ「RAV4」公式HPより

室内長の比較

「カローラクロス」:1,800mm
「RAV4」:1,890mm

室内長は「RAV4」の方が+9.0cm広い

室内幅の比較

「カローラクロス」:1,505mm
「RAV4」:1,515mm

室内幅は「RAV4」の方が+1.0cm広い

室内高の比較

「カローラクロス」:1,260mm
「RAV4」:1,230mm

室内高は「カローラクロス」の方が+3.0cm高い

ラゲッジスペースの比較

「カローラクロス」:487ℓ
「RAV4」:580ℓ

ラゲッジスペースは「RAV4」の方が+93ℓ広い

室内の広さ比較 まとめ

室内の広さは上記の数値のとおり、室内高を除き「RAV4」の方が広くなっています。

後部座席の足元スペースは「RAV4」の方が拳1つ分程度ゆとりがあり、室内幅も「RAV4」の方が広いため後部座席に3人乗る場合は横幅に僅かにゆとりがあります。

 

一方、「カローラクロス」で特徴的なのは1,260mmと高い室内高にあります。

室内高が1,160mm前後となっている他カローラシリーズより10cm以上大きく、同価格帯のSUVの中で室内が広い「ヴェゼル」の1,225mmより3.5cmも大きくなっています。

これにより、運転席・後部座席ともに頭上スペースは開放的で、「RAV4」より拳半分程度ゆとりがあります。

 

上記より、前席に座る方が170cm前後の方であれば「カローラクロス」でも後部座席足元スペースに余裕があり、頭上スペースが広いメリットもあるため、「カローラクロス」でも十分快適だと考えます。

一方、前席に座る方が大柄な方であれば、「カローラクロス」だと後部座席足元スペースに余裕がなくなるため、「RAV4」の方が間違いなく快適でしょう。

 

ラゲッジスペースは「RAV4」の方が圧倒的に広くなっています。

「カローラクロス」も同クラスSUVの中ではトップクラスの広さとなっていますが、「RAV4」はさらに約1.2倍広くなっています。

「RAV4」のラゲッジスペースは、同クラスSUVの中でも室内が広い「フォレスター」の509ℓを超える広さとなっていますので、相当広いことが分かりますね。

また、「カローラクロス」のラゲッジスペースは標準だと後席を倒した際に段差ができてしまうデメリットがあります。

約1.7万円するメーカーオプションの「ラゲージアクティブボックス」を設定すればフラットにすることができますが、この点は「カローラクロス」の欠点といえるでしょう。

 

上記のとおり、室内の広さを重視する方やファミリー向けには「RAV4」がおすすめだと考えます。

「カローラクロス」は頭上スペースこそ他カローラシリーズより広いものの、後部座席の足元スペースに大きな違いはないため、同クラス他車と比較すれば狭い部類に入ります。

「カローラクロス」はラゲッジスペースの広さを、もう少し後部座席に回せれば、と思ってしまいます。

 

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使い勝手の比較

トヨタ カローラクロス 内装 インテリアトヨタ カローラクロス 内装 インテリアトヨタ カローラクロス 荷室 ラゲッジスペース
※カローラクロス:「HYBRID Z」

「カローラクロス」と「RAV4」の快適装備を比較してみましょう。

 

「RAV4」には、「カローラクロス」には無い以下の装備が搭載されています。

  • 運転席シートポジションメモリー
  • シートベンチレーション(運転席・助手席)
  • リバース連動ドアミラー(オプション)

 

上記のとおり、快適装備は「RAV4」の方が豊富に設定されています。

中でも、暑い夏場に快適なシートベンチレーションを設定できる点が大きな魅力でしょう。

運転席シートポジションメモリーも設定できるため、運転席のシートポジションをよく変更する場合は「カローラクロス」より圧倒的に便利です。

 

「RAV4」は2022年の、「カローラクロス」は2023年の一部改良でディスプレイオーディオにCD・DVDデッキが設定できなくなっています。

「RAV4」の場合、ディーラーオプションのナビを選択すればCD・DVDデッキを設定することが可能ですが、2022年の一部改良でディスプレイオーディオレス設定がエントリーグレードのみとなり、ディスプレイサイズも7インチしか選択できないようになっています。

 

両車ともにリクライニング機能が付いたリヤシート、後席エアコン吹き出し口、ハンズフリーパワーバックドアなど、利便性が高い快適装備が装備されているため、後部座席の快適性やラゲッジスペースの利便性は高くなっています。

ただ、「カローラクロス」は2023年の一部改良で「S」グレードに設定されていたハンズフリーパワーバックドアのオプション設定が廃止されたため、設定したい場合は「Z」または「HYBRID Z」グレードを選択する必要があります。

 

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燃費性能の比較


トヨタ「カローラクロス」公式HPより

「カローラクロス」と「RAV4」の燃費性能を比較してみましょう。

燃費性能は、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。

補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。

  • WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
  • 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
  • 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
  • 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定

 

・RAV4
※Z(RAV4 PHEV)を除く

・2.0Lガソリン ※2WD
→15.8km/L(WLTCモード)
→12.73km/L(e燃費より)

・2.5Lハイブリッド ※2WD
→21.4km/L(WLTCモード)
→17.41km/L(e燃費より)

 

・カローラクロス

・2.0Lガソリン
→16.6km/L(WLTCモード)
→13.25km/L(e燃費より)

・1.8Lハイブリッド
→26.4km/L(WLTCモード)
→23.37km/L(e燃費より)

 

燃費性能を比較すると、「カローラクロス」が優れています

ハイブリッド車なら5.0km/L程度、ガソリン車なら0.8km/L程度「カローラクロス」の方が優れています。

ハイブリッド車は特に差が大きく、自動車税も「カローラクロス」の方が年7,500円も安いため、維持費の差は大きくなります。

 

では、年間走行距離8,000km、ガソリン台140円だった場合の年間の維持費(燃料代+自動車税)を比較してみましょう。

  • 「RAV4」2.0Lガソリン車:87,981円+36,000円=123,981円
  • 「RAV4」2.5Lハイブリッド車:44,585円+43,500円=107,830円
  • 「カローラクロス」2.0Lガソリン車:84,528円+36,000円=120,528円
  • 「カローラクロス」1.8Lハイブリッド車:47,925円+36,000円=83,925円

 

上記のとおり、ハイブリッド車で比較すると「カローラクロス」の方が年2.4万円程度安く、ガソリン車で比較すると「カローラクロス」の方が年3千円程度安くなります。

「カローラクロス」のハイブリッド車はガソリン車より年4万円程度安く、「RAV4」のハイブリッド車はガソリン車より年1.6万円程度安いことが分かります。

「カローラクロス」の場合、ハイブリッド車とガソリン車の燃費性能差が大きく、自動車税も同じため、維持費の差が「RAV4」以上に大きくなっています。

当然、上記の数値よりガソリン代が高かったり、年間走行距離が多ければ、金額差はさらに開くことになります。

 

そのため、維持費を安くしたいなら「カローラクロス」のハイブリッド車がおすすめだといえるでしょう。

 

今回比較対象外としてましたが、「RAV4 PHEV」を電気のみで(ガソリンを使用せず)走行、かつ自宅で夜間のお得な電気代(1kWh単価 12円)の時間帯に充電した場合で計算すると、維持費は年6.5万円程度となります。

ただ、車両本体価格と合わせた総コストで考えれば、間違いなく「カローラクロス」のハイブリッド車の方が安くなります。

 

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加速性能・走行性能・乗り心地の比較

加速性能の比較


トヨタ「RAV4」公式HPより

「カローラクロス」と「RAV4」の加速性能、走行性能、乗り心地を比較してみましょう。

その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。

  • 出力:クルマの速さ
  • トルク:クルマの加速力

簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。

 

・RAV4

・2.0Lガソリン
→最高出力 126kW〈171PS〉/6,600rpm
→最大トルク 207N・m〈21.1kgf・m〉/4,800rpm

・2.5Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 131kW〈178PS〉/5,700rpm
→最大トルク 221N・m〈22.5kgf・m〉/3,600~5,200rpm
フロントモーター
→最高出力 88kW〈120PS〉
→最大トルク 202N・m〈20.6kgf・m〉
リヤモーター
→最高出力 40kW〈54PS〉
→最大トルク 121N・m〈12.3kgf・m〉

→システム最高出力:2WD 160kW〈218PS〉
→システム最高出力:4WD 163kW〈222PS〉

・2.5Lプラグインハイブリッド
エンジン
→最高出力 130kW〈177PS〉/6,000rpm
→最大トルク 219N・m〈22.3kgf・m〉/3,600rpm
モーター(フロント)
→最高出力 134kW〈182PS〉
→最大トルク 270N・m〈27.5kgf・m〉
モーター(リア)
→最高出力 40kW〈54PS〉
→最大トルク 121N・m〈12.3kgf・m〉

→システム最高出力 225kW〈306PS〉

 

・カローラクロス

・2.0Lガソリン
→最高出力 125kW〈170PS〉/6,600rpm
→最大トルク 202N・m〈20.6kgf・m〉/4,900rpm

・1.8Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
モーター
→最高出力 70kW〈95PS〉
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉

→システム最高出力 103kW〈140PS〉

 

「エンジン性能」を比較すると、上記のとおりハイブリッド車もガソリン車も「RAV4」の方が優れています。

特に「RAV4 PHEV」は圧倒的なスペックとなっています。

同様に加速性能も「RAV4」の方が上で、特にプラグインハイブリッド車、ハイブリッド車は「RAV4」が圧倒的に優れているといえるでしょう。

「カローラクロス」は2023年の一部改良で大きく改善されており、特にガソリン車は「RAV4」と同じDirect Shift-CVTと組み合わせた2.0Lダイナミックフォースエンジンが搭載され、車両重量が軽いことから「RAV4」より軽やかに加速します。

あくまで参考値ですが、0-100km/h加速は「RAV4」のプラグインハイブリッド車が6秒、ハイブリッド車が7.8秒、「カローラクロス」のガソリン車が8.5秒前後、その他は何れも9~10秒前後で、「RAV4」のプラグインハイブリッド車とハイブリッド車が圧倒的に加速が速いことがわかります。

 

上記より、加速性能を重視する方は「RAV4」のハイブリッド車がおすすめだといえるでしょう。

走りの楽しさという点では、「カローラクロス」の2.0L車ガソリン車も非常に好印象で、ハイブリッド車以上に走りが面白い印象があります。

予算がある方は「RAV4 PHEV」もおすすめです。

 

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走行性能の比較

「RAV4」のガソリン車には、4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」や「ダイナミックトルクコントロール4WD」、「マルチテレインセレクト」、「ダウンヒルアシストコントロール」などが採用されており、非常に高い悪路走破性を誇ります。

ガソリン車には及ばないものの、「RAV4」のハイブリッド車にも「TRAILモード」が採用されており、「カローラクロス」より優れた悪路走破性を誇ります。

ロードクリアランス的にも「RAV4」の方が3.0cm以上余裕があり、悪路走破性を高める装備も豊富に搭載されています。

そのため、悪路走破性は「RAV4」の方の圧勝だといえるでしょう。

特に「カローラクロス」のガソリン車には4WD車の設定すらないため、その違いは顕著になっています。

 

乗り心地の比較

「カローラクロス」乗り心地は、2WD車のリヤサスペンションがトーションビームとなっているため、ダブルウィッシュボーンの「カローラツーリング」などより大きく劣ると思って試乗しました。

ところが、結果的には全く逆で、「カローラクロス」の乗り心地は非常にソフトな印象がありました。

後部座席シートの硬度が「カローラツーリング」などより柔らかいこともあり、乗り心地が良く感じた可能性もありますが、いずれにしても“トーションビームだから乗り心地悪い”なんてことは全くありません。

同様に静粛性も優れており、ロードノイズや風切り音は、かなり抑えられています。

同価格帯のSUVと比較しても、「ヴェゼル」や「C-HR」に全く負けていない性能となっています。

 

当然、「カローラクロス」より1クラス上で、リヤサスペンションがダブルウィッシュボーンとなっている「RAV4」の乗り心地も非常に優れており、静粛性も高くなっています。

そのため、クラスやサスペンションの違いはあるものの、乗り心地については大きな差はないと考えます。

 

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安全性能の比較

トヨタ カローラクロス 内装 インテリア
※カローラクロス:「HYBRID Z」

 

「カローラクロス」と「RAV4」の安全性能を比較してみましょう。

結論から書くと、安全性能は「カローラクロス」の方が優れています

「RAV4」は2022年の一部改良で一時的に「カローラクロス」を上回る安全性能となっていましたが、2023年に行われた「カローラクロス」の一部改良で大きく逆転しています。

 

具体的には、以下の機能が搭載されている点で「カローラクロス」が優れています。

■自動ブレーキ、衝突回避操舵支援

  • 交差点右左折支援
    自転車に対しても衝突警報や自動ブレーキが作動作動し、対向車については2レーンまで対応可能
    さらに交差点の出合い頭時にも自車速度5~60km/hと幅広く作動する国産車トップクラスの性能
  • 低速時加速抑制機能
    低速走行時にアクセルペダルを強く踏むと、出力を抑制、または弱いブレーキをかけて加速を抑制
  • 緊急時操操舵支援
    歩行者と衝突する可能性が高い際に自車線内に回避するスペースがある際、ドライバーの回避操作をアシスト、車線逸脱抑制に寄与
  • プロアクティブドライビングアシスト
    歩行車や自転車が横断する場合や、側道に歩行者や自転車、駐車車両がいる場合、ステアリング操作やブレーキ操作支援による衝突を事前に抑制
    先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートし、頻繁な踏みかえ操作を軽減
  • パーキングサポートブレーキ(周囲静止物、後方歩行者)
    車両前後方のみならず側方に対しても衝突の危険性がある際は自動ブレーキが作動し、後退時に歩行者と接触する危険性が高い場合にも自動ブレーキも作動

■駐車支援

  • トヨタ チームメイト[アドバンストパーク]
    従来のステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトの全操作を自動で行う駐車機能に、並列駐車時の前向き駐車、前向き出庫、バック出庫機能を追加
  • 安心降車アシスト
    後方から接近する車両や自転車を検知して、降車乗員と衝突する危険性がある場合、ドアミラーインジケーターの点滅、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われる

■運転サポート

  • ロードサインアシスト
    信号が青に変わるとブザー音やディスプレイ表示でお知らせする機能を追加、方向指示器側の信号にも対応

■その他

  • ソフトウェアアップデート
    Toyota Safety Senseに機能の追加や更新があった場合、DCM(通信)でアップデート

 

まず、何と言っても最大の違いが自動ブレーキです。

「カローラクロス」の自動ブレーキは、交差点右左折時に自転車も検知できるだけでなく、交差点の出合い頭時にも対応できるようになっています。

また、車両側方や後退時の歩行者に対しても自動ブレーキが作動するようになっています。

さらに、“衝突する可能性があるかもしれない”という状況を予測してステアリング操作やブレーキ操作を支援する「プロアクティブドライビングアシスト」も先進的で、この機能により事故を“もっと手前で”防いでくれます。

上記のとおり、「カローラクロス」の自動ブレーキ性能は、2023年時点でトップクラスの性能となっています。

一部性能ではスバル「レヴォーグ」すら上回っています。

 

その他、青信号をお知らせする機能、降車乗員と後方から接近する車両や自転車が衝突する危険性を検知してくれる機能、そして自動駐車機能である「アドバンスト パーク」の有無が大きな違いとなっています。

また、地味に大きく異なるのがToyota Safety Senseのソフトウェアアップデート機能の有無です。

これにより、購入後の一部改良などで安全装備が追加されても自動的にアップデートしてくれますので、改良前後での安全装備差が減少することになります。

 

一般的にクラスが上なほど安全性能も優れている傾向にありますが、トヨタの場合は2023年時点で以下となっています。

カローラクロス > RAV4・ハリアー > ヤリスクロス

なぜCセグメントクラスのSUVに採用してDセグメントクラスのSUVに採用しない機能があるのかは謎ですが、開発時期(発売時期)に要因があるのかもしれません。

 

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価格の比較

トヨタ カローラクロス タイヤ ホイール
※カローラクロス:「HYBRID Z」

 

最後は、「カローラクロス」と「RAV4」の価格を比較してみましょう。
※Z(RAV4 PHEV)を除く

カローラクロスのおすすめグレード&価格

「カローラクロス」のおすすめグレードは、ガソリン車なら「Z」で約290万円、ハイブリッド車なら「HYBRID Z」で約325万円です。

 

理由は、本革シート、デザイン性の高いアルミホイール、そしてハンズフリーパワーバックドアを設定できるからです。

上記の装備を必要と考えるか否かで答えは変わってきますが、個人的にはいずれも必要な装備だと考えます。

アルミホイールはデザイン性が大きく異なるため、「HYBRID S」だと走行時や駐車時に一目で安めなグレードだと分かりますし、フロントフォグランプの箇所がフタになっていることも同様に安めなグレードの印になってしまいます。

また、前述のとおりライバル車と比較すると室内の質感は低めなため、本革シートで補いたいところです。

さらに、ハンズフリーパワーバックドアが設定されることで利便性が大きく向上します。

上記の各装備が設定されることでリセールバリューが中間グレードの「HYBRID S」より高めにつくことも期待できるため、価格差が縮まる可能性もあります。

「HYBRID S」は「カローラクロス」を非常にお得に購入できる“いいグレード”であることは間違いないものの、購入後後悔する可能性のある要因がいくつかあるため、それらを考慮すれば「HYBRID Z」が最もおすすめのグレードだと考えます。

 

オプションに、パノラミックビューモニターなど安全装備のセットオプション、アクセサリーコンセント(ハイブリッド車のみ)、ディスプレイオーディオPlus、アームレスト(スライドタイプ)、マット代等を約30万円足すと、「Z」は約317万円「HYBRID Z」は約355万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。

 

【新型カローラクロス オプション】最新おすすめオプション5選
2023年10月18日に一部改良が行われた新型トヨタ「カローラクロス」のおすすめオプションを「カローラツーリング」オーナーが徹底検証!必要なオプションとは?

 

RAV4のおすすめグレード&価格

「RAV4」のおすすめグレードは、ガソリン車なら「X」(2WD/5人乗り)で約294万円、ハイブリッド車なら「HYBRID X」(2WD/5人乗り)で約354万円です。

理由は、唯一2WD車を選択できるグレードであり、何と言っても“安い”からです。

中間グレードとは“価格が約70万円”も異なります。

 

ただし、その分以下の装備は設定できません。
※「X」と中間グレード「G」との装備差

  • シルバー塗装スキッドプレート(フロント、リヤ)
  • バックドアガーニッシュ(高輝度シルバー塗装)
  • パノラミックビューモニター
  • 自動防眩インナーミラー
  • 本革巻ステアリングホイール
  • 本革巻シフトノブ
  • ステアリングヒーター
  • 12.3インチのカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ(Xは7.0インチ+オプティトロンメーター)
  • 10.5インチのディスプレイオーディオ(Xは8インチ)
  • 合成皮革シート(Xはファブリック)
  • 運転席8ウェイパワーシート
  • 運転席シートポジションメモリー機能
  • 電動ランバーサポート
  • 快適温熱シート
  • ドアトリム、オープントレイ、インサイトドアグリップ内側などのソフトパッド
  • 合成皮革巻センターコンソールボックス
  • 足元、オープントレイなどの照明
  • ハンズフリーパワーバックドア

 

価格差は70万円と大きいですが、「X」には革巻装備など質感を向上させる装備、パワーシートやハンズフリーパワーバックドアなどの快適装備が設定されず、特にパノラミックビューモニターを設定できない点が大きいでしょう。

ボディサイズが大きい「RAV4」には“付けておきたい装備”だけに、運転が苦手な方には特に痛い設定といえます。

とはいえ、“70万円追加で払ってまで欲しい装備”ではないと筆者は考えます。

 

メーカーオプションのパーキングサポートブレーキ(後方接近車両)、ディスプレイオーディオPlus等を約9.7万円足すと、「X」は約303万円「HYBRID X」は約363万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。

 

【最新!新型RAV4 オプション】おすすめオプション7選!
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2022年10月4日にマイナーチェンジ(一部改良)が行われた新型トヨタ「RAV4」のおすすめオプションを徹底検証してみました。 果たして、新型「RAV4」に必要なオプションとは!?

 

価格比較 結果

上記の価格を比較すると、ハイブリッド車は「カローラクロス」の方が10万円程度安いものの、ガソリン車は「RAV4」の方が10万円程度安いが分かります。

要因は「カローラクロス」の方がオプション総額が高いことにあります。

安全装備の代金はほとんどを占めているため、安全性能差分高いといえます。

ガソリン車は車両本体価格差がほとんどないことから、「RAV4」の方が安くなっています。

ただ、「RAV4」の「X」にはパノラミックビューモニターや運転席8ウェイパワーシート、ハンズフリーパワーバックドアなどの快適装備、本革巻ステアリングホイールや本革巻シフトノブ、シート表皮など質感を向上させる装備が設定できないなどの装備差を考慮すると、「カローラクロス」の方がお得だといえるでしょう。

前述の通りハイブリッド車なら「カローラクロス」の方が維持費が安いため、維持費を含めると価格差は拡大するでしょう。

 

1番安くなるのは!?

「カローラクロス」のガソリン車とハイブリッド車の価格差は35万円程度ですが、購入時の諸費用の減税により価格差は25万円程度まで縮まります。

 

燃費性能が圧倒的に異なるため、年間走行距離が1万kmであれば5年程度でハイブリッド車とガソリン車の価格差はなくなります。

年間走行距離が5千kmであれば、5年で12万円程度ガソリン車の方が安く、10年でハイブリッド車とガソリン車の価格差はなくなります。
※燃料代140円で計算した場合

そのため、走行距離が短く、かつ早めに乗り換えることを検討している方はガソリン車を、走行距離が多い方、または10年乗り続けることを考えている方はハイブリッド車を選択した方がお得になる可能性が高くなります。

 

リセールバリューや静粛性などを考慮すれば、ハイブリッド車がおすすめだと考えます。

「カローラクロス」のハイブリッド車には災害時などに役立つアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)が設定可能な点でもメリットがあります。

 

一方、「カローラクロス」や「RAV4」に限った話ではありませんが、深刻な納期待ちが発生しており、半年で買えれば早い方といった異常事態に陥っています。

「RAV4 PHEV」に限っては1年以上の納期待ちになることもあるでしょう。

そのため、今「カローラクロス」や「RAV4」を購入するなら、納期待ちがほとんどない中古車が非常におすすめです。

「カローラクロス」や「RAV4」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。

 

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車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。

しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。

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上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!

また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。

 

■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。

ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。

 

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中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。

さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。

  • 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
  • 納車後、100日以内であれば返品可能
  • ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)

ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。

特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。

その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。

 

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中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。

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ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。

 

 

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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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まとめ

今回は、トヨタ「カローラクロス」とトヨタ「RAV4」の違いを徹底比較してみました。

 

「カローラクロス」と「RAV4」の比較結果を以下にまとめてみました。

  • エクステリアやインテリアの質感:「RAV4」が上質
  • 運転のしやすさ:取り回しが良いのは「カローラクロス」
  • 室内の広さ:後部座席やラゲッジスペースが広いのは「RAV4」
  • 快適装備:「RAV4」が豊富
  • 燃費性能:「カローラクロス」が優秀
  • 加速性能:「RAV4 PHEV」、「RAV4」のハイブリッド車が速い
  • 走行性能:悪路走破性は「RAV4」の圧勝
  • 乗り心地:引き分け
  • 安全性能:「カローラクロス」が先進的で優秀
  • 価格の安さ:「カローラクロス」が10万円程度安い

 

上記のとおり、取り回しの良さ・燃費性能・安全性能・価格の安さの項目では「カローラクロス」が、質感・室内の広さ・快適装備・加速性能・悪路走破性の項目では「RAV4」が優秀でした。

 

どの項目を重視するかによりますが、個人的には「カローラクロス」がおすすめだと考えます。

「カローラクロス」の欠点として室内の一部質感や加速性能、後部座席の足元スペースの狭さなどがありますが、いずれもユーザーによっては大きな問題とはならない項目ばかりで、何と言っても「RAV4」よりコスト面で大きく安くなることが最大の理由です。

「RAV4」の「X」グレードと比較すると装備差の面でも魅力的で、「RAV4」の中間グレード以上と比較した場合は価格差が拡大することで、よりコスト面で「カローラクロス」の方が魅力的になるといえます。

そのため、コスパの高さでは「カローラクロス」の方が優秀だと考えます。

また、「RAV4」だと大きすぎると感じる方は、必然的に「カローラクロス」の方が安心です。

購入後、運転しにくくクルマを傷だらけにしてしまうようでは、まさに後悔してしまうことになるでしょう。

 

一方、性能を重視するなら「RAV4」がおすすめです。

室内の質感や広さ、加速性能や悪路走破性は「RAV4」の方が優れているため、幅広いシーンでより長く乗り続けられることができる魅力があります。

「RAV4」は、「カローラクロス」とは違い本格派SUVであるため、各種性能では「カローラクロス」には負けません。

 

上記のとおり、ユーザーによってどちらが良いかは異なります。

クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。

SUVが流行っているから何となくSUVにした、燃費性能が良いから何となくハイブリッド車にした、などの安易なクルマ選びをしない様にしましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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