こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2019年3月28日にフルモデルチェンジが行われた新型日産「デイズ」&三菱「eK」と、同じ軽トールワゴンクラスのダイハツ「ムーヴ」、スズキ「ワゴンR」をエンジン性能・燃費性能・車内の広さ・安全性能・価格など、徹底比較&評価(レビュー)いたします。
日産「デイズ」&三菱「eK」とは
デイズ&eKの歴史
日産「デイズ」は、2013年6月から販売されている軽トールワゴン型の車で、日産と三菱の合弁会社NMKVが開発し、三菱が製造しています。
三菱「eK」は、2001年10月から販売されている軽トールワゴン型の車で、2006年9月にフルモデルチェンジが行われ2代目となり、2013年6月から日産と三菱の合弁会社NMKVが開発した3代目となっています。
2019年3月28日、約6年ぶりに行われたフルモデルチェンジにより、「デイズ」は2代目に、「eK」は4代目となりました。
デイズ&eK フルモデルチェンジ最大のポイントは先進装備と”顔”
フルモデルチェンジによる最大の変更点は、やはり先進安全装備が豊富に設定された点と、カスタムモデル(ハイウェイスター、eKクロス)の”特徴的な顔”でしょう。
特に「eK」のカスタムモデル「eKクロス」の顔は、マイナーチェンジ後の「デリカ D:5」とそっくりで、かなり”イカツイ顔”となっています。
先進安全装備としての注目点は、やはり「プロパイロット」&「MI-PILOT」の搭載です。
「プロパイロット」&「MI-PILOT」のスゴいところは渋滞追従機能が搭載されている点です。これにより、渋滞時に車両が停止したとしても3秒以内なら自動的に再スタート、3秒後でもステアリングスイッチかアクセルペダルを踏むと再スタートすることができます。
さらに、事故や急病の際に警察や消防へ連絡できる「SOSコール」の搭載、「電動パーキングブレーキ」や「オートブレーキホールド」の搭載、軽自動車で初めて9インチの大型ナビゲーションを搭載など、かなり先進的な車へと生まれ変わっています。
先進安全装備が豊富に設定された点は本当に素晴らしいですが、個人的には、サイドエアバッグとカーテンエアバッグが全車標準装備としている点も素晴らしいと感じます。オプション装備や上位グレードであれば標準装備という車が多い中で、最廉価グレードから装備している点は素敵です。
その他、マイルドハイブリッドシステムの搭載なども行われています。
フルモデルチェンジによる変更点の詳細は、以下の記事にまとめています。
新型「デイズ」と「eK」の違い
新型「デイズ」&「eK」は、日産と三菱の合弁会社NMKVが開発した軽自動車ですので、基本的な造りは全く同じです。しかし、「デイズ」と「eK」にも多少違いが存在します。
新型「デイズ」と「eK」の違いを以下にまとめてみました。
- エクステリアのデザイン
- 「デイズ」のみ「自動防眩式ルームミラー」、「eK」のみ「デジタルルームミラー」が装備されている
- 「デイズ」には「SOSコール」が装備されている
- 「eKクロス」には「グリップコントロール」作動時に制御状態を表示する「グリップコントロール表示」機能が搭載されている
- 「eK」には「アラウンドモニター」や「MI-PILOT」が全てオプション装備なため「デイズ」より高い
エクステリアのデザインは書くまでもないですが、その他で最大の違いは、やはり価格でしょう。
「アラウンドモニター」や「MI-PILOT」がメーカーオプションとなっているため、必然的に約16万円ほど「eK」の方が高くなってしまいます。
16万円の価値を「eKクロス」の顔やSUVテイストなデザイン、「グリップコントロール表示」に感じられるかどうかがポイントかと思います。そうでないなら「デイズ」を選択した方が安くなるでしょう。
新型「デイズ」&「eK」のおすすめグレード
新型「デイズ」&「eK」のおすすめグレードは、「デイズ」なら先進装備は全て搭載されているターボ付きの「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」でしょう。
先進装備が全て標準装備なため、オプションはナビとETC程度で十分です。
「eK」なら間違いなく「eKクロス」の「T」でしょう。
「eKクロス」の顔を気に入るか気に入らないかは人によって分かれると思いますが、気に入らないなら「デイズ」ではなく「eK」を選択する必要性をあまり感じません。
デイズ&eK 販売台数状況
新型「デイズ」の月間の販売台数は13,000台程度、新型「eK」は4,500台程度となっています。
※この数値は「デイズルークス」や「eKスペース」との合算値です。
ダイハツ ムーヴとは
ムーヴの歴史
ダイハツ「ムーブ」は、スズキ「ワゴンR」に対抗して開発された軽自動車で、1995年8月から販売されています。
2014年12月にフルモデルチェンジが行われ、現行モデルの6代目「ムーヴ」となります。
2017年8月のマイナーチェンジにより、「衝突回避支援ブレーキ機能」に歩行者検知機能が追加された「スマートアシストⅢ」へとアップグレードされています。さらに「パノラマモニター」も採用されるなど、安全性能が強化されています。
上記により、中古車を検討する場合は2017年8月以降のモデルがおすすめです。
スタンダードモデルとカスタムモデルの違い
スタンダードモデルとカスタムモデル(ムーブ カスタム)は、外観や内装の装備差以外に以下の違いがあります。
- アイドリングストップ中でも冷たい風を送る「スマートクール(蓄冷エバポレータ)」
- パノラマモニター
上記の何れも絶対必要な装備ということではないかもしれませんが、あると便利です。特に「パノラマモニター」は左右の四角なども確認できますので、おすすめです。
また、外観や内装の質感も向上するため、個人的にはカスタムモデルの方がおすすめです。
グレードの違い
まず、安全装備「スマートアシストⅢ」は必須だと思いますので、「“SA Ⅲ”」と付いているグレードから選択しましょう。
スタンダードモデルのノンターボ車なら特別仕様車「X“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」が最もおすすめです。ベース車の「X”SA III”」より2万円程度安いにも関わらず、革巻きステアリングホイールになったり、ステアリングスイッチやバックカメラやスピーカーが追加された、”超お得”グレードです。
スタンダードモデルのターボ車は「Xターボ“SA Ⅲ”」の一択ですね。
カスタムモデルのノンターボ車もパノラマモニターが特別装備されるのにも関わらず、価格が同じという”超お得”な特別仕様車「X“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」一択ですね。
ターボ車も同じ理由で特別仕様車「RS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ”」一択です。
「ムーヴ」はグレードの選択に迷いようがなくて良いですね!
ダイハツは全体的に特別仕様車がお得すぎます!!
ムーヴ おすすめグレード
価格を重視するなら「X“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」、走りを重視するなら「Xターボ“SA Ⅲ”」、質感を重視するなら「カスタムX“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」、質感・走りともに重視するなら「カスタムRS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ”」の4択で選ぶのが良いかと思います。
筆者のおすすめグレードは、カスタムモデル(ムーブ カスタム)でターボ付きである「カスタムRS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ”」です。
ムーヴ 販売台数状況
「ムーヴ」の月間の販売台数は、11,000台程度です。
※この数値は「ムーヴ キャンバス」との合算値です。
スズキ ワゴンRとは
ワゴンRの歴史
スズキ「ワゴンR」は、1993年から販売している軽自動車です。
2017年2月にフルモデルチェンジが行われ、現行モデルの6代目「ワゴンR」となります。
2018年9月に特別仕様車である「25週年記念車」が発売されています。
2020年1月20日には安全性能と走りが強化されています。
スタンダードモデルとカスタムモデルの違い
スタンダードモデルとカスタムモデル(ワゴンRスティングレー)は外観や内装の装備差以外に以下の違いがあります。
- フロントシートSRSサイドエアバッグ
- SRSカーテンエアバッグ
- LEDポジションランプ
- LEDフォグランプ
- クルーズコントロールシステム ※「HYBRID T」のみ
- パドルシフト ※「HYBRID T」のみ
- ターボ ※「HYBRID T」のみ
ダイハツ「ムーヴ」よりも装備差がある印象ですね。
クルーズコントロールシステムとパドルシフトが装備される点は、とても好印象です。
特に特徴的なのは、「ムーヴ」と異なり、ターボ車がカスタムモデルにしか設定されていない点です。また、サイドエアバッグやカーテンエアバッグがカスタムモデルでないと装備できないのも痛いですね。
さらに個人的に気になったのはカスタムモデルの”顔”です。よくある、カスタムモデルの方がキリッとしていて格好良いというのとは違って、「ワゴンR」の場合はスタンダードモデルの「HYBRID FZ」が最もキリッとしている様に感じます。スタンダードモデルの中で”顔”が違うのも珍しいです。
筆者はカスタムモデルをおすすめすることが多いのですが、「ワゴンR」についてはスタンダードモデルの方が”顔”は良いかもと思っています。ただ、ターボ車の設定がない点と装備差が少し気になります・・・
グレードの違い
■スタンダードモデル
スタンダードモデルの「HYBRID FX」と「HYBRID FZ」の違いは、以下のとおりです。
- LEDヘッドランプ
- フロント2ツイーター&リヤ2スピーカー
- 本革巻きステアリングホイール
- チルトステアリング
- 助手席バニティミラー
- シルバーインサイドドアハンドル
- 運転席シートリフター
- フロントバンパーなどエアロパーツ
- LEDサイドターンランプ付ドアミラー
- IRカット機能付フロントガラス
- プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)
- 14インチアルミホイール
結構装備差があります。”顔”の違いもありますので「HYBRID FZ」がおすすめです。
最廉価グレード「FA」の場合、さらにマイルドハイブリッドシステム、アイドリングストップシステム、エコクール、キーレスプッシュスタートシステムなどもありません。今どきキーレスプッシュスタートがなく、燃費性能も低下するため最もおすすめできません。
■カスタムモデル(ワゴンRスティングレー)
カスタムモデルは、ターボ orノンターボであること以外で以下の装備差があります。
- フロントシートSRSサイドエアバッグ
- SRSカーテンエアバッグ
- フロントディスクブレーキ(ベンチレーテッド)
- クルーズコントロールシステム
- 電動格納式リモコンドアミラー(リモート格納)
- パドルシフト
- 15インチアルミホイール
ターボ付きであることももちろんですが、クルーズコントロールシステムやパドルシフトが装備されている「HYBRID T」がおすすめです。
ワゴンR おすすめグレード
おすすめグレードは、ターボ付きであるカスタムモデル(ワゴンRスティングレー)の「HYBRID T」です。
ノンターボなら、”顔”がキリッとしているスタンダードモデルの「HYBRID FZ」がおすすめです。
ワゴンR 販売台数状況
「ワゴンR」の月間の販売台数は、8,500台程度です。
「デイズ」&「eK」・「ムーヴ」・「ワゴンR」の比較
燃費性能の比較
燃費性能は、JC08モード、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
・デイズ&eK
・660cc+モーター ※2WD
→29.8km/L(JC08モード)
→21.2km/L(WLTCモード)
→20.77km/L(e燃費より)
・660ccターボ+モーター ※2WD
→25.2km/L(JC08モード)
→19.2km/L(WLTCモード)
→18.01km/L(e燃費より)
・ムーヴ
・660cc ※2WD
→31.0km/L(JC08モード)
→21.56km/L(e燃費より)
・660ccターボ ※2WD
→27.4km/L(JC08モード)
→19.20km/L(e燃費より)
・ワゴンR
・660cc+モーター ※2WD
→31.0km/L(JC08モード)
→25.2km/L(WLTCモード)
→22.74km/L(e燃費より)
・660ccターボ+モーター ※2WD
→23.4km/L(WLTCモード)
→19.89km/L(e燃費より)
燃費性能を比較すると、「ワゴンR」が最も優秀です。ターボ車の燃費性能を比較しても「ワゴンR」が最も優秀です。
「ムーヴ」は、マイルドハイブリッドシステムを搭載している「デイズ」&「eK」より燃費性能が優れていますね。素晴らしい!
ただ、実燃費は何れも18.0km/L~22.0km/Lの間の数値となるかと思いますので、各車優秀です。
エンジン性能の比較
エンジン性能について、比較していきます。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・デイズ&eK
・660cc+モーター
エンジン
→最高出力 38kW〈52PS〉/6,400rpm
→最大トルク 60N・m〈6.1kgf・m〉/3,600rpm
モーター
→最高出力 2.0kW〈3.0PS〉/1,200rpm
→最大トルク 40N・m〈4.1kgf・m〉/100rpm
・660ccターボ+モーター
エンジン
→最高出力 47kW〈64PS〉/5,600rpm
→最大トルク 100N・m〈10.2kgf・m〉/2,400~4,000rpm
モーター
→最高出力 2.0kW〈3.0PS〉/1,200rpm
→最大トルク 40N・m〈4.1kgf・m〉/100rpm
・ムーヴ
・660cc
→最高出力 38kW〈52PS〉/6,800rpm
→最大トルク 60N・m〈6.1kgf・m〉/5,200rpm
・660ccターボ
→最高出力 47kW〈64PS〉/6,400rpm
→最大トルク 92N・m〈9.4kgf・m〉/3,200rpm
・ワゴンR
・660cc+モーター
エンジン
→最高出力 36kW〈49PS〉/6,500rpm
→最大トルク 58N・m〈5.9kgf・m〉/5,000rpm
モーター
→最高出力 1.9kW〈2.6PS〉/1,500rpm
→最大トルク 40N・m〈4.1kgf・m〉/100rpm
・660ccターボ+モーター
エンジン
→最高出力 47kW〈64PS〉/6,000rpm
→最大トルク 98N・m〈10.0kgf・m〉/3,000rpm
モーター
→最高出力 2.3kW〈3.1PS〉/1,000rpm
→最大トルク 50N・m〈5.1kgf・m〉/100rpm
まずノンターボ車で比較すると、「ワゴンR」の最高出力と最大トルクが最もスペック的に劣っていることが分かります。
「デイズ」&「eK」は比較的低回転域から最大トルクが発生する様になっており、モーターのパワーも「ワゴンR」より高くなっているため、ノンターボ車では「デイズ」が優れているといえるでしょう。
ターボ車も比較的低回転域から最大トルクが発生する点で「デイズ」は優れていますが、モーターのパワーは「ワゴンR」が最も優れていることが分かります。
ノンターボとターボの違い
軽自動車はパワーがありませんが、ターボ付きにすることによりコンパクトカーの1.3Lガソリン車くらいの走りにすることはできます。
0-100km/h加速で比較すると、15秒前後から12秒前後と3秒程度違いがあり、結構な差があります。
※0-100km/h加速は使用条件により異なりますので、参考程度としてください。
高速道路はあまり乗らないし、加速性能なんて全くどうでもいいということであれば、安いノンターボでも良いと思いますが、少しでも走りを良くしたいなら、ターボ付きモデルを選択することをおすすめします。
「デイズ」&「eK」や「ワゴンR」の場合、マイルドハイブリッドシステムが設定されているので、モーターによるアシストも加わります。ただ、劇的に加速性能が良くなるわけではありません。
車内の広さ、収納スペースの比較
車内の広さについて、比較していきます。
日産「デイズ」&三菱「eK」の室内長は2,065mm
ダイハツ「ムーヴ」の室内長は2,080mm
スズキ「ワゴンR」の室内長は2,450mm
室内長は「ワゴンR」が最も広くなっています。「デイズ」&「eK」より38.5cm広く、「ムーヴ」より37cm広くなっています。「ワゴンR」の広さは、トヨタ「ルーミー」やホンダ「フリード」の2列シート車よりも広く、トヨタ「シエンタ」の3列シート車並の広さです。
室内高で比較すると、「デイズ」&「eK」が1,270mm、「ムーヴ」が1,280mm、「ワゴンR」が1,265mmとなっていますので、頭上スペースは僅かに「ムーヴ」」が広くなっています。
「デイズ」&「eK」には「9インチの大型ナビゲーション」、「電動パーキングブレーキ」、「オートブレーキホールド」が搭載されています。
「電動パーキングブレーキ」の便利なところは、パーキングブレーキの場所をとらないだけでなく、パーキングブレーキをほぼ操作する必要がなくなる点です。シフト操作やアクセル操作で自動作動及び自動解除されるため、”パーキングブレーキのかけ忘れ”や”解除し忘れ”が発生しなくなります。
また、「オートブレーキホールド」が装備されたことで、停車時には自動的にブレーキ状態がキープされます。それにより、ブレーキペダルを踏みっぱなしにする必要がなくなります。これは本当に便利です。
「ムーヴ」や「ワゴンR」は足踏式のパーキングブレーキとなっています。
その他の収納スペースや快適装備はほぼ同じ内容ですが、「ワゴンR」には後席ドアの内側に濡れた傘を格納できる「アンブレラホルダー」が装備されています。傘についた雨水は車外に排出される構造になっているとのこと。これは便利そうです!
また、「デイズ」&「eK」は後席スライドが左右一体式となっており、左右別にスライドすることはできません。後席を前に倒した際にフラットにならず、段差ができる点も気になります。つまり、後席の使い勝手は「ムーヴ」や「ワゴンR」に軍配が上がりそうです。
安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
デイズ&eK | ムーヴ | ワゴンR |
インテリジェント エマージェンシーブレーキ | 衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能 | デュアルセンサーブレーキサポート |
低速衝突軽減ブレーキ機能(後退時) | - | 後退時ブレーキサポート |
低速加速抑制機能(前進時) | 誤発進抑制制御機能(前方) | 誤発進抑制機能 |
低速加速抑制機能(後退時) | 誤発進抑制制御機能(後方) | 後方誤発進抑制機能 |
LDW(車線逸脱警報) | 車線逸脱警報機能 | 車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能 |
インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム) | - | - |
プロパイロット | - | クルーズコントロール |
ハイビームアシスト | オートハイビーム | ハイビームアシスト |
- | 先行車発進お知らせ機能 | 先行車発進お知らせ機能 |
- | - | ヘッドアップディスプレイ |
インテリジェントアラウンドモニター | パノラマモニター | 全方位モニター用カメラ |
自動防眩式ルームミラー ※デイズのみ | - | - |
デジタルルームミラー ※eKのみ | - | - |
SOSコール ※デイズのみ | - | - |
安全機能で比較すると、「デイズ」&「eK」が先進的で優秀でしょう。
「デイズ」&「eK」が優秀な点は、以下のとおりです。
- 高速道路上では”ほぼ自動運転”となる「プロパイロット」が搭載されている点
- 車線逸脱防止支援システムが搭載されている点
- 後続車のライトの眩しさを防止する「自動防眩式ルームミラー」が搭載されている点(デイズのみ)
- 「デジタルルームミラー」が搭載されている点(eKのみ)
- 「SRSエアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグ」が全車標準装備されている点
- 「SOSコール」が搭載されている点(デイズのみ)
「デイズ」&「eK」の先進安全装備の内容は、最新のCセグメント車やSUV並みの内容となっているため、「ムーヴ」や「ワゴンR」と比較すると、圧倒的な差があります。
「ワゴンR」は「フロントガラス投影式のヘッドアップディスプレイ」が装備されており、ドライバーの視線移動を減らし安全運転に貢献します。この機能はコンパクトカーはもちろん、Cセグメント車やSUVでも、まだあまり装備されていないので、先進的です。
価格の比較
価格について、比較します。
デイズのおすすめグレード&価格
「デイズ」のおすすめグレードは、ノンターボなら「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」で約160万円、ターボ付きなら「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」で約168万円です。
メーカーオプションの「SOSコール」(約3万円)、ディーラーオプションのナビ(約22万円)とETC(約3万円)を装備すると、「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」 は約188万円、「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」は約196万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。
eKのおすすめグレード&価格
「eK」のおすすめグレードは、ノンターボなら「G」(eKクロス)で約158万円、ターボ付きなら「T」(eKクロス)で約167万円です。
メーカーオプションの「先進安全パッケージ」(約9万円)と「先進快適パッケージ」(約7万円)、ディーラーオプションのナビ(約22万円)とETC(約3万円)を装備すると、「G」 は約198万円、「T」は約208万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。
ムーヴのおすすめグレード&価格
「ムーヴ」のおすすめグレードは、ノンターボなら特別仕様車「X“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」(ムーブ カスタム)で約152万円、ターボ付きなら特別仕様車「RS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ” 」(ムーブ カスタム)で約166万円です。
ディーラーオプションのナビ(約15万円)、ETC(約3万円)を装備すると、「X“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」 は約169万円、「RS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ” 」は約183万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。
ワゴンRのおすすめグレード&価格
「ワゴンR」のおすすめグレードは、ノンターボなら「HYBRID FZ」(ワゴンR)で約142万円、ターボ付きなら「HYBRID T」(ワゴンRスティングレー)で約165万円です。
メーカーオプションの「全方位モニター用カメラパッケージ」(約7万円)とディーラーオプションのナビ(約17万円)とETC(約2万円)を装備すると、「HYBRID FZ」 は約168万円、「HYBRID T」は約191万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。
価格比較 結果
上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。
上記金額を比較すると、お得な特別仕様車が設定されている「ムーヴ」が最も安く、次いで「ワゴンR」、「デイズ」、「eK」という価格順になります。
※概ね同様の装備となるグレード、オプションを選択しての比較です。
「デイズ」&「eK」は先進装備が豊富に設定されているため10~20万円程度高くなっています。しかし、装備内容を考えれば妥当な価格差だと感じます。
上記は初期購入時の税金を足していませんが、「デイズ」&「eK」のターボ車以外は諸費用が減税されます。
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リセールバリューを考えるとカスタムモデルの方が人気があるので、次回車を買い替えるときに高く売りたいなら、カスタムモデルを購入しておくと無難ですね。
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私のような後悔をしないためにも楽天Car車買取に出品して、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう。
【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より50万円以上安い!
車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より50万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、日産「デイズ」&三菱「eK」、ダイハツ「ムーブ」、スズキ「ワゴンR」の違いを比較しながらご紹介しました。
個人的には、先進装備が豊富で安全性能が圧倒的に優秀な「デイズ」または「eK」がおすすめです。「eKクロス」のデザインは攻めすぎな気もするので、「デイズ ハイウェイスター」が特におすすめです。
しかし、燃費性能や車内の広さなどに優れた「ワゴンR」にも大きな魅力がありますし、特別仕様車がお得で見た目もスタイリッシュな「ムーヴ」もコスパは高いです。
車を購入する優先順位やこだわりによって、どの車が良いかは変わってくると思います。
あなたが最も欲しいと思った車を購入する様にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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