こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2019年11月26日に発表(2020年1月23日に発売)されたスバル「フォレスター」の特別仕様車「X-Edition」と他グレードとの違い、おすすめな理由をまとめてみました。
また、2.5Lガソリン車「X-BREAK」とe-BOXER搭載車「Advance」を共にがっつり試乗した上で、両車の違いや最もお得なグレードも徹底検証してみました。
スバル フォレスター特別仕様車「X-Edition」の特別装備
まずは、2019年11月26日に発表(2020年1月23日に発売)されたスバル「フォレスター」の特別仕様車「X-Edition」の特別装備をまとめてみました。
■ベース車
- Premium
■安全装備
- アイサイトセイフティプラス(視界拡張)
■エクステリア
- 18インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)
- フロントグリル&フロントフォグランプカバー(無塗装ブラック+ダークメッキ加飾)
- フロント六連星オーナメント(ダークメッキ)
■インテリア
- 撥水ファブリック/合成皮革シート(シルバーステッチ)
- LEDカーゴルームランプ(リヤゲート連動)
- LEDリヤゲートランプ(リヤゲート連動)
- 撥水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付)
■価格
- 約318万円
「X-Edition」はPremiumとX-BREAKを足したグレード!
特別仕様車「X-Edition」の特別装備は、撥水ファブリックシートや撥水カーゴフロアボードなど「X-BREAK」にしか設定できない装備ばかりです。
つまり、特別仕様車「X-Edition」は2.5Lガソリン車で最も上質な「Premium」とアクティブな「X-BREAK」を足したグレードであるといえます!
「Premium」との価格差は+3.3万円!特別装備分お得!
特別仕様車「X-Edition」はアイサイトセイフティプラス(視界拡張)が標準装備されていますが、「Premium」にオプション設定した場合の価格(約315万円)より3.3万円高い価格となります。
各特別装備に3.3万円分の価値を感じるかどうかは人によって異なると思いますが、上記のとおり「X-BREAK」にしか設定できない装備ばかりですので、お得感はあるでしょう。
「X-BREAK」との価格差は-2万円!最大の違いはタイヤ!
ちなみに、「X-BREAK」にアイサイトセイフティプラス(運転支援、視界拡張)をオプション設定した場合の価格(約320万円)は、特別仕様車「X-Edition」より約2万円高い価格となります。
特別仕様車「X-Edition」にあって「X-BREAK」に設定できない装備は以下のとおりです。
- 18インチサマータイヤ
- アルミパッド付スポーツペダル
- 2連ダイヤルタイプフルオートエアコン(シルバー加飾付)
- 3段階温度調整機能付運転席+助手席シートヒーター
特別仕様車「X-Edition」は「X-BREAK」より利便性も向上されますが、最大の違いはタイヤでしょう。
降雪地帯にお住まいでない方、信頼性の高さから冬はスタッドレスタイヤを使用される方は、オールシーズンタイヤが標準装備ということはあまり嬉しくないでしょう。
ルーフレールが不要な方も価格が高くなるデメリットもあります。
「X-Edition」はPremiumとX-BREAKで悩んでいた方におすすめ!
上記より、特別仕様車「X-Edition」は「Premium」と「X-BREAK」で悩んでいた方におすすめなグレードといえます。
ただ、特別仕様車「X-Edition」は「X-BREAK」にある以下の装備が設定できません。
- フロント&リヤバンパーガード(樹脂製)
- ロープホール付きルーフレール
- ステアリングホイール等のレッドオレンジステッチ、レッドオレンジ加飾
- X-BREAK用ロゴやオーナメント
「X-BREAK」の特徴でもある前後のバンパーガード、「X-BREAK」と「Advance」にしか設定できないロープホール付きルーフレールは特別仕様車「X-Edition」に設定できませんので注意が必要です。
※通常のルーフレールは5.5万円でオプション設定可能
【フォレスター試乗記】2.5Lガソリン車とe-BOXER搭載車の違い
「フォレスター」のグレード別販売構成比では、e-BOXER搭載車「Advance」が最も高く、全体の約半数を占めている人気グレードとなっている様です。
そこで、2.5Lガソリン車「X-BREAK」とe-BOXER搭載車「Advance」を全く同じ道でどれくらい走りの違いがあるか、試乗にて試してみました!
結論から言うと、2.5Lガソリン車とe-BOXER搭載車の最大の違いは「走り」です。
モーターによるアシストがあるとはいえ、間違いなく2.5Lガソリン車の方が走りは面白いです。
発進時の加速性能はホンダ「CR-V」の1.5L VTEC TURBOエンジンに負けているかもしれませんが、伸びのある加速は同等だと感じました。時速100km以上となると「フォレスター」の2.5Lガソリン車の方が上かもしれません。
e-BOXER搭載車は2.5Lガソリン車と比べて100kg以上重くなっているため、正直走りも重く感じ、面白いという感覚は感じられませんでした。「スポーツモード(S)」にすることで、回転数が上がり加速性能は向上しますが、それでも2.5Lガソリン車には及びません。
また、走行時の静粛性はあまり差がない様に感じましたが、停車する直前にe-BOXER搭載車はエンジンを停止させモーターだけで走行するため、2.5Lガソリン車より静かです。発進時も緩くアクセルを踏み込めばモーター走行できるため同様に静かですが、モーター走行は数秒程度しかできず短かめです。
上記のため、あまりモーターによるアシストを期待しているとがっかりするかもしれません。
e-BOXER搭載車の加速性能は、日産「エクストレイル」やミニバンの2.0Lガソリン車に近い印象でした。
その他、エクステリアやインテリアの違いはメッキ加飾やシルバー加飾、ステッチ程度で大きな違いはありません。装備の最大の違いは、「フォレスター」から装備された先進装備「ドライバーモニタリングシステム」はe-BOXER搭載車「Advance」でないと設定できないことでしょう。
燃費性能は、2.5Lガソリン車の実燃費が10.5km/L前後、e-BOXER搭載車の実燃費が12.0km/L前後で、あまり燃費性能差はありません。ディーラーさんも言っていましたが、高速道路などではむしろ2.5Lガソリン車の方が燃費性能は良くなります。車両本体価格もあまり差はないため、維持費も含めて金額差はほとんどないでしょう。
走りで選ぶなら2.5Lガソリン車、燃費性能で選ぶならe-BOXER搭載車、と言いたいところですが、燃費性能差はあまりないため、個人的には2.5Lガソリン車の方がおすすめです。
最新!「フォレスター」で最もお得なグレードは!?
「フォレスター」で最もお得なグレードは、2.5Lガソリン車の「Touring」です。
「Touring」は最廉価グレードながら装備は充実しており、「Premium」に装備されるLEDフロントフォグランプやアルミパッド付スポーツペダルなどはないものの、「キーレスアクセス」や「アイサイトセイフティプラス」を「Touring」にオプション装備させた方が「Premium」より5万円程度安く購入することができます。
上記より、少しでも安く購入したい場合は「Touring」が最もおすすめです。
ただ、街乗りが多く、先進装備「ドライバーモニタリングシステム」が絶対欲しいということであれば「Advance」という選択肢もありだと思います。
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■中古車のメリット、デメリット
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
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気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、スバル「フォレスター」の特別仕様車「X-Edition」と他グレードとの違い、おすすめな理由をまとめてみました。
昨今、ライバル車の安全性能も向上しており、スバル「EyeSight」がダントツで安全性能が高いという状況ではなくなったものの、依然トップクラスの安全性能を誇ります。
そんな「フォレスター」は、以下のメリットがあると筆者は考えます。
- 視界が広く、運転しやすい
- 車内が広いため、ファミリー向け
- 安全性能はトップクラス
- 全車速域で作動する車線中央維持+ACCの「ツーリングアシスト」があり、長距離運転時に楽
- 悪路走破性が高い
個人的には、特に1と2が地味ではありますが素晴らしいと感じています。
SUVを検討されている方は、トヨタ「RAV4」も素晴らしいですが、これを機に「フォレスター」も検討してみては如何でしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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