こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、スバル インプレッサスポーツ・マツダ アクセラスポーツ・トヨタ オーリスの違いについて、徹底比較・評価(レビュー)します。
私の愛車はインプレッサスポーツですが、インプレッサスポーツ購入前にアクセラスポーツ、オーリスも何度も試乗しました。そんな試乗した際の所感も合わせてご紹介します。
ボディーサイズの比較
アクセラスポーツ、オーリス、インプレッサスポーツ、それぞれのボディーサイズを比較します。
・アクセラスポーツ
全長(mm):4,470
全幅(mm):1,795
全高(mm):1,470
ホイールベース(mm):2,700
車両重量(kg):1,260~1,510
最小回転半径(m):5.3
・オーリス
全長(mm):4,330
全幅(mm):1,760
全高(mm):1,480
ホイールベース(mm):2,700
車両重量(kg):1,220~1,400
最小回転半径(m):5.2 ※(「G Package」、「RS Package」は5.4)
・インプレッサスポーツ
全長(mm):4,460
全幅(mm):1,775
全高(mm):1,480
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,300~1,400
最小回転半径(m):5.3
一見すると、各車似たようなボディーサイズですが、微妙に異なります。
全長や全幅が一番大きいのは、アクセラスポーツです。逆に一番小さいのは、オーリス。
車両重量は、2WDであるかAWDであるかによっても各車ことなりますが、2WDで一番重いのはインプレッサです。逆に一番軽いのは、オーリスです。
最小回転半径も一番小さいのは、オーリスですね。
運転のしやすさ、視界の良さの比較
先程の数値だけ見ると、オーリスが一番運転しやすそうにみえます。
しかし、数値だけでは、十分には分かりません。私が試乗した感想も含めて、説明します。
ちなみに、私はインプレッサスポーツを購入する前は、軽自動車に乗っていました。
当時は、免許取りたてで、運転もそこまで上手くなかったので、「運転しやすい」ということにも重点を置いていました。軽自動車からの買い替えを検討中の方、運転が苦手な方は、特に参考にしてみてください。
・アクセラスポーツ
インプレッサスポーツの次に試乗したのですが、正直最も運転しにくいと感じました。
原因は、フロントノーズ(ボンネット)が3車の中で最も長いためです。車幅も3車の中で最も大きく、軽自動車乗りだった当時の第一印象としては、最も悪い評価となりました。
正直慣れの問題だとは思いますが、運転しやすい車にこだわる方であれば、アクセラスポーツはおすすめできません。
・オーリス
マイナーチェンジ後にすぐ試乗しました。
オーリスは、他の2車と比べて、フロントノーズ(ボンネット)が短く、車幅も若干小さいため、感覚をつかみやすいです。試乗中にリアの視認性までは、確認できませんでした。
同ディーラーにヴィッツも置いてあったので、ヴィッツと比較しましたが、ヴィッツよりは、若干見にくいです。
※オーリス試乗後に乗車したので、「ヴィッツ見やす!」と驚きました(笑)
・インプレッサスポーツ
フロントノーズ(ボンネット)は、オーリスに比べて長いものの、フロントガラスの傾斜具合やピラーの位置などは気にならず、圧迫感もなく、かなり見やすいと感じました。購入後も、見にくいと感じたことはありません。
リアについては、基本的にバックカメラを使いますが、見にくいと感じたことはありません。
スバルが「0次安全」と言って主張しているだけあって、視界は良いです。
「運転のしやすさ、視界の良さ」については、インプレッサスポーツが◎、オーリスが○、アクセラスポーツが△です。
デザイン(エクステリア、インテリア)の比較
デザイン(エクステリア、インテリア)は、人によって完全に意見が分かれるところだと思います。
・アクセラスポーツ
・オーリス
・インプレッサスポーツ
デザイン(エクステリア、インテリア)については、やはりマツダ アクセラスポーツが同クラスの中で最も質感が高いと感じましたし、そういった意見が多いです。
ただし、インプレッサスポーツも2016年のフルモデルチェンジで、質感はかなり向上しました。
しかし、デザイン(エクステリア、インテリア)は本当に人によって好みが分かれるところなので、購入される方の主観で決めていただくのが1番だと思います。
自分が最もカッコイイと思った車を購入するようにしてください。
燃費性能の比較
燃費性能について、比較していきます。同グレードの中で、最も燃費性能の高いもので比較します。
・アクセラスポーツ
・1.5Lガソリン(「15S PROACTIVE」他)
→20.4km/L(※2WD AT車)
・1.5Lディーゼル(「15XD PROACTIVE」他)
→21.6km/L
・オーリス
・1.2Lターボ(「120T」)
→19.4km/L
・1.5Lガソリン(150X」)
→19.2km/L(※2WD アイドリングストップ機能装着車)
・1.8Lハイブリッド(「HYBRID」)
→30.4km/L
・インプレッサスポーツ
・1.6Lガソリン(「1.6i-L EyeSight」)
→18.2km/L(※2WD車)
「燃費性能」については、ガソリン車で比較するとアクセラスポーツが◎、オーリスが○、インプレッサスポーツが△です。
また、アクセラスポーツには、高トルクで燃費性能も良いディーゼル車、オーリスにはガソリン車の約1.5倍の燃費性能であるハイブリッド車があり、ラインナップは豊富です。
エンジン性能の比較
エンジン性能について、比較していきます。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・アクセラスポーツ
・1.5Lガソリン(「15S L Package」等)
→最高出力 82kW〈111PS〉/6,000rpm
→最大トルク 144N・m〈14.7kgf・m〉/3,500rpm
・1.5Lディーゼル(「15XD L Package」等)
→最高出力 77kW〈105PS〉/4,000rpm
→最大トルク 270N・m〈27.5kgf・m〉/1,600~2,500rpm
・2.2Lディーゼル(「22XD L Package」等)
→最高出力 129kW〈175PS〉/4,500rpm
→最大トルク 420N・m〈42.8kgf・m〉/2,000rpm
・オーリス
・1.5Lガソリン(「150X」 ※2WDの値)
→最高出力 80kW〈108PS〉/6,000rpm
→最大トルク 136N・m〈13.9kgf・m〉/4,800rpm
・1.8Lガソリン(「180S」 ※RSは若干数値が異なります。)
→最高出力 105kW〈143PS〉/6,200rpm
→最大トルク 173N・m〈17.6kgf・m〉/4,000rpm
・1.2Lターボ(「120T」)
→最高出力 85kW〈116PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉/1,500~4,000rpm
・1.8Lハイブリッド(「HYBRID」)
エンジン
→最高出力 73kW〈93PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 60kW〈82PS〉
→最大トルク 207N・m〈21.1kgf・m〉
・インプレッサスポーツ
・1.6Lガソリン(「1.6i-L EyeSight」)
→最高出力 85kW〈115PS〉/6,200rpm
→最大トルク 148N・m〈15.1kgf・m〉/3,600rpm
・2.0Lガソリン(「2.0i-L EyeSight」、「2.0i-S EyeSight」)
→最高出力 113kW〈154PS〉/6,000rpm
→最大トルク 196N・m〈20.0kgf・m〉/4,000rpm
「エンジン性能」について、1.5Lガソリン車(インプレッサスポーツは1.6L)試乗時の感想としては、インプレッサスポーツが最も加速が滑らかで、走っていて楽しいと感じました。
インプレッサスポーツだけ1.6Lなので、ある意味当然かもしれませんが、個人的にはスバルのリニアトロニックが大変気に入りました。
オーリスについては、最も普通だと感じました。1.2Lターボ車やハイブリッド車もありますが、価格も高く、「その金額を出すなら、インプレッサスポーツの2.0L車を買いたい!」という印象です。
アクセラスポーツには、高トルクで燃費性能も良いクリーンディーゼルエンジンモデルがあり、これは大変魅力的だと思います。ただし、当然価格も高くなるため、加速性能にお金をかけられる方には、アクセラスポーツは大変おすすめです。
ラゲッジスペースの比較
ラゲッジスペースについて、比較します。
各車6:4分割可倒となっていますが、積載できる荷物の容量が異なります。
アクセラスポーツが「364L」、オーリスが「360L」、インプレッサスポーツが「385L」となっています。
ラゲッジスペースの広さは、インプレッサスポーツが最も広いということですね。
居住性、後部座席の比較
車の居住性、後部座席の広さについて、比較します。
まず室内長で比較すると、アクセラスポーツが「1,845mm」、オーリスが「1,830mm」、インプレッサスポーツが「2,085mm」となっています。
また、実際試乗した際の感想としても、インプレッサスポーツが最も後部座席にゆとりがありました。
逆にアクセラスポーツが最も後部座席が狭く、天井も低いため、圧迫感を感じました。
居住性、後部座席の広さは、インプレッサスポーツが最も広いということですね。
安全性能の比較
安全性能を比較します。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
アクセラスポーツ | オーリス | インプレッサスポーツ |
アダプティブ・LED・ヘッドライト | - | - |
ハイ・ビーム・コントロールシステム | オートマチックハイビーム | ハイビームアシスト |
車線逸脱警報システム | レーンディパーチャーアラート | 車線逸脱警報&先行車発進お知らせ機能 |
レーンキープ・アシスト・システム | - | アクティブレーンキープ(車線中央維持・車線逸脱抑制) |
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート | プリクラッシュセーフティシステム | プリクラッシュブレーキ |
AT誤発進抑制制御[前進時][後退時] | - | AT誤発進(後進)抑制制御 |
スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時] | - | 後退時ブレーキアシスト |
ブラインド・スポット・モニタリング&リア・クロス・トラフィック・アラート | - | スバルリヤビークルディテクション |
360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー | - | サイドビューモニター |
交通標識認識システム | - | - |
ドライバー・アテンション・アラート | - | ふらつき警報 |
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール | クルーズコントロール | 全車速追従機能付クルーズコントロール |
自動防眩ルームミラー | - | - |
- | - | ステアリング連動ヘッドランプ |
・アクセラスポーツ
アクセラスポーツのみある機能がとてもたくさあります。
特に「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」(左右4ブロックずつのLEDを個別に自動点灯・消灯)は他車でも中々ない機能で、先進的です。
・オーリス
オーリスは、そもそも機能が少なく、衝突回避機能も歩行者を認識できない等、明らかにアクセラスポーツ、インプレッサスポーツよりも劣ります。
また、インプレッサスポーツやアクセラスポーツはカーテン&サイドエアバッグを標準装備しているなかで、オーリスはオプションです。このあたりも、標準にすべきだと思います。
・インプレッサスポーツ
インプレッサスポーツは、「全車速追従機能付クルーズコントロール」が「0km/h~」から行えるところ、アイサイトの衝突回避機能の高さ、信頼性の高さが優れています。
さらに自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)で比較すると、インプレッサスポーツだけ自転車や夜の歩行者も検知可能なため優秀です。また、歩行者保護エアバッグを標準装備するなど、他車にはない装備もあります。
安全性能は、マツダ アクセラスポーツ、スバル インプレッサスポーツが◎、オーリスが△です。
価格の比較(アクセラ、オーリスおすすめグレード)
価格について、比較します。
※下記の価格は新車販売当時(消費税8%)の価格です。
※下記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されます。
アクセラスポーツのおすすめグレード&価格
アクセラスポーツのおすすめグレードは、最も走りが良く、安全機能も全て搭載できる「22XD PROACTIVE」で約280万円、「スマート・ブレーキ・サポート」や「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」を加えると約300万円となります。
この価格になると、スバルだとレヴォーグ、トヨタだとプリウス等が競合(ライバル)となってきますので、比較対象からは外します。
2.2Lディーゼル車に次いで走りが良くて、安全機能もオプションで全て搭載できる「15XD PROACTIVE」(約245万円)、ガソリン車で安全機能もオプションで全て搭載できる「15S PROACTIVE」(約215万円)もおすすめです。
「スマート・ブレーキ・サポート」や「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」を加えると「15XD PROACTIVE」は約258万円、「15S PROACTIVE」は約229万円となります。
オーリスのおすすめグレード&価格
オーリスは、アクセラと同じ理由で高価なターボ車とハイブリッド車を比較対象から外すと、ガソリン車の「180S」(約238万円)、「150X S Package」(約209万円)がおすすめです。
「Toyota Safety Sense C」、「アイドリングストップ機能」、「カーテンエアバッグ」等を加えると、「180S」が約262万円、「150X S Package」が約244万円となります。
インプレッサスポーツのおすすめグレード&価格
インプレッサスポーツのおすすめグレードは、「1.6i-L EyeSight」(約195万円)、「2.0i-L EyeSight」(約218万円)です。
全ての安全性能、本革巻き等のオプションを加えると、「1.6i-L EyeSight」が約238万円、「2.0i-L EyeSight」が約255万円となります。
価格比較 結果
上記の価格を比較すると、アクセラスポーツとインプレッサスポーツが安めなことがわかります。
長く使用することを考慮すると、購入時の諸費用が減税となり、燃費性能が優秀で燃料代が安いアクセラスポーツの1.5Lディーゼル車が最も安くなるでしょう。
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さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
乗車人数が少なく、加速性能や維持費の安さを重要視するなら「アクセラスポーツ」がおすすめ、車内の広さ(居住性)や安全性能、運転のしやすさを重視するなら「インプレッサスポーツ」がおすすめ、という結果になりました。
ただ、車購入の最終的な判断基準は、購入される方の好みが最も大事だと考えます。
今回の記事を参考にしていただき、自分が1番ピンときた車を購入するようにしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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