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【最新モデル】ダイハツ「ムーヴ」とスズキ「ワゴンR」の違いを徹底比較してみた

車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、ダイハツ「ムーブ」とスズキ「ワゴンR」どう違うのか?!

エンジン性能・燃費性能・車内の広さ・安全性能・価格など、試乗した上で徹底比較&評価(レビュー)してみました。

まず最初に「なぜムーブやワゴンRがおすすめなのか!?」をご紹介します。

私は1度、軽自動車を購入して後悔することになったので、是非参考にしてみてください。

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なぜムーヴやワゴンRがおすすめなのか!?

スズキ「ワゴンR」公式HPより

現在、筆者はスバル「インプレッサスポーツ」のオーナーなのですが、以前はスズキ「スペーシアカスタム」のオーナーでした。また、点検などの際に代車としてスズキ「ワゴンR」も良く乗っていました。

そこで、各車軽自動車のメリットとデメリットを以下にまとめました。

 

各種軽自動車のメリットとデメリット

「スペーシア」などの「軽スーパーハイトワゴン」のメリット、デメリット

  • 【良】室内高が高いため、運転中に背伸びができたり、小さい子どもなら立つこともできる
  • 【良】スライドドアが便利で、開口部が高いので小さい子どもの乗り降りがしやすい
  • 【悪】風の抵抗を受けやすく、高速道路では結構振られる
  • 【悪】空気抵抗が多いので、速度が出にくい

 

「ワゴンR」などの「軽トールワゴン」のメリット、デメリット

  • 【良】室内長は「軽スーパーハイトワゴン」より広い!コンパクトカーやSUVより広い!
  • 【良】空気抵抗が比較的少ないので、速度が出やすい
  • 【悪】「軽スーパーハイトワゴン」より室内高は低く、スライドドアもないので、子育て中は不便

 

まとめ

他にもあるかもしれませんが、私が両方使用していた上で感じたメリット、デメリットは以上です。

つまり、子育てがしやすい車が良い方はホンダ「N-BOX」や「スペーシア」などの「軽スーパーハイトワゴン」の方がおすすめです。

【最新】N-BOX・タント・スペーシアの違いを比較した結果【2022年版】
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しかし、お子さんがいない、またはお子さんがある程度大きい場合は、比較的走りが良くなるダイハツ「ムーブ」や「ワゴンR」の方がおすすめです。

 

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「スペーシア」、「ワゴンR」体験記

子どもが産まれたばかりの頃は「スペーシア」のスライドドアや開口部が高さにとても助けられました。

チャイルドシートはかなり座面が高くなるため、開口部が低いと子どもの頭をゴンゴンぶつけてしまいますが、「スペーシア」ならその心配もなかったですし、隣に車が止めてある様なスペースがない場所でもスライドドアのためドアの開閉に気を使う必要もありませんでした。

しかし、一方で”走り”には凄まじい不満を感じており、背が高いため空気抵抗を受けやすく、街乗りではあまり差はありませんが、高速道路だとスピードは出にくいし、横風に振られて怖いという体験をよくしました。

 

その点、「ワゴンR」なら空気抵抗を受けにくいため、同じエンジンを積んでいても走行安定性の差は歴然でした。普通車と違い全幅が短いため、横風で全く振られないわけではありませんが、「スペーシア」ほどではありませんし、何よりスピードが出やすいです。

もちろん、軽自動車の中でも最も小さい部類に入るダイハツ「ミライース」やスズキ「アルト」などのタイプであれば、より軽く、より低くなっているので、走りの面では有利になっていますが、狭くなりますし、装備面でもかなり廉価になってしまいます。

 

「ムーブ」や「ワゴンR」は”ちょうどいい”

つまり「ムーブ」や「ワゴンR」などの「軽トールワゴン」は、中間的なボディサイズであり、ちょうどいいんです。

軽自動車の中でどの車にするか検討されている方で、「売れているからN-BOXにしようかなぁ」とか「広いからスペーシアにしようかなぁ」というだけの理由で「軽スーパーハイトワゴン」を選択すると後悔することになるかもしれません。

前述の通り、子育て世代の方やスライドドアである必要がある方は「軽スーパーハイトワゴン」の方がおすすめですが、そうでない方には”ちょうどいい”サイズの「ムーブ」や「ワゴンR」などの「軽トールワゴン」がおすすめです!

 

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【補足】軽自動車にしようか悩んでいる方向け

補足ですが、軽自動車、コンパクトカー、コンパクトSUVなど、ボディタイプで悩まれている方は、以下を参考にしてみてください。

 

軽自動車の車内は広い!

「軽自動車って狭いんでしょ」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、逆です。軽自動車の方が広い場合が多いです。

ボディサイズ的には、コンパクトカーやコンパクトSUVの方が大きいですが、コンパクトカーやコンパクトSUVはラゲッジスペースを大きく確保しています。そのため、室内長は軽自動車の方が広いケースが多いです。
※スズキ「ソリオ」などのタイプのコンパクトカーを除く

室内高も、「ムーブ」や「ワゴンR」などの「軽トールワゴン」はコンパクトカーなどと同程度、「N-BOX」や「スペーシア」などの「軽スーパーハイトワゴン」の方が高い場合がほとんどです。

軽自動車の方が狭いのは、ラゲッジスペースです。ラゲッジスペースに多く荷物を収納したい方は、コンパクトカーやコンパクトSUV、さらに大きいCセグメント車やミドルサイズSUVを選択することをおすすめします。

 

最近の軽自動車は予防安全性能も高い!一部コンパクトカーよりも高い!

「軽自動車って安全性能低いんでしょ」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。

最近の軽自動車は安全装備も充実しており、衝突安全性は普通車に勝てなくても、予防安全性は同程度のレベルです。

むしろ、「N-BOX」に付いていてホンダ「フィット」やホンダ「ヴェゼル」に付いていない安全装備があるなど、逆転状態になっていたりします。

 

軽自動車の最大の欠点はパワーがないこと!私はこれで軽自動車を売った

軽自動車はパワーがないことは当たり前ですが、実際乗ってみると本当に痛感します。

すごく細かい話ですが、最近の軽自動車は止まる前(速度が10km/h以下等)にアイドリングストップとなります。燃費を良くするための機能ですが、私はこれは嫌でした。

なぜなら、止まりそうだけど止まらなかった時は再加速が必要なのですが、軽自動車のためトルクが弱く、やたらとエンジンをうならせる必要があったからです。

このパワーのなさが強調される場面が多発することも、私が軽自動車を買い替えた理由の1つとなりました。

なので、車を購入する優先順位で”走り”を重視している方には、軽自動車はあまり向かないかもしれません。

 

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ダイハツ ムーヴとは


ダイハツ「ムーヴ」公式HPより

ムーヴの歴史

ダイハツ「ムーブ」は、スズキ「ワゴンR」に対抗して開発された軽自動車で、1995年8月から販売されています。

2014年12月にフルモデルチェンジが行われ、現行モデルの6代目「ムーヴ」となります。

2017年8月のマイナーチェンジにより、「衝突回避支援ブレーキ機能」に歩行者検知機能が追加された「スマートアシストⅢ」へとアップグレードされています。さらに「パノラマモニター」も採用されるなど、安全性能が強化されています。

上記により、中古車を検討する場合は2017年8月以降のモデルがおすすめです。

 

スタンダードモデルとカスタムモデルの違い

スタンダードモデルとカスタムモデル(ムーブ カスタム)は、外観や内装の装備差以外に以下の違いがあります。

  • アイドリングストップ中でも冷たい風を送る「スマートクール(蓄冷エバポレータ)」
  • パノラマモニター

上記の何れも絶対必要な装備ということではないかもしれませんが、あると便利です。特に「パノラマモニター」は左右の四角なども確認できますので、おすすめです。

また、外観や内装の質感も向上するため、個人的にはカスタムモデルの方がおすすめです。

 

グレードの違い

まず、安全装備「スマートアシストⅢ」は必須だと思いますので、「“SA Ⅲ”」と付いているグレードから選択しましょう。

スタンダードモデルのノンターボ車なら特別仕様車「X“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」が最もおすすめです。ベース車の「X”SA III”」より2万円程度安いにも関わらず、革巻きステアリングホイールになったり、ステアリングスイッチやバックカメラやスピーカーが追加された、”超お得”グレードです。

スタンダードモデルのターボ車は「Xターボ“SA Ⅲ”」の一択ですね。

カスタムモデルのノンターボ車もパノラマモニターが特別装備されるのにも関わらず、価格が同じという”超お得”な特別仕様車「X“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」一択ですね。

ターボ車も同じ理由で特別仕様車「RS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ”」一択です。

 

「ムーヴ」はグレードの選択に迷いようがなくて良いですね!

ダイハツは全体的に特別仕様車がお得すぎます!!

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ムーヴ おすすめグレード

価格を重視するなら「X“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」、走りを重視するなら「Xターボ“SA Ⅲ”」、質感を重視するなら「カスタムX“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」、質感・走りともに重視するなら「カスタムRS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ”」の4択で選ぶのが良いかと思います。

筆者のおすすめグレードは、カスタムモデル(ムーブ カスタム)でターボ付きである「カスタムRS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ”」です。

 

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スズキ ワゴンRとは


スズキ「ワゴンR」25週年記念車 公式HPより

ワゴンRの歴史

スズキ「ワゴンR」は、1993年から販売している軽自動車です。

2017年2月にフルモデルチェンジが行われ、現行(2019年時点)モデルの6代目「ワゴンR」となります。

2018年9月に特別仕様車である「25週年記念車」が発売されています。

2020年1月20日には安全性能と走りが強化されています。

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スタンダードモデルとカスタムモデルの違い

スタンダードモデルとカスタムモデル(ワゴンRスティングレー)は外観や内装の装備差以外に以下の違いがあります。

  • フロントシートSRSサイドエアバッグ
  • SRSカーテンエアバッグ
  • LEDポジションランプ
  • LEDフォグランプ
  • クルーズコントロールシステム ※「HYBRID T」のみ
  • パドルシフト ※「HYBRID T」のみ
  • ターボ ※「HYBRID T」のみ

ダイハツ「ムーヴ」よりも装備差がある印象ですね。

 

クルーズコントロールシステムとパドルシフトが装備される点は、とても好印象です。

特に特徴的なのは、「ムーヴ」と異なり、ターボ車がカスタムモデルにしか設定されていない点です。また、サイドエアバッグやカーテンエアバッグがカスタムモデルでないと装備できないのも痛いですね。

さらに個人的に気になったのはカスタムモデルの”顔”です。よくある、カスタムモデルの方がキリッとしていて格好良いというのとは違って、「ワゴンR」の場合はスタンダードモデルの「HYBRID FZ」が最もキリッとしている様に感じます。スタンダードモデルの中で”顔”が違うのも珍しいです。

筆者はカスタムモデルをおすすめすることが多いのですが、「ワゴンR」についてはスタンダードモデルの方が”顔”は良いかもと思っています。ただ、ターボ車の設定がない点と装備差が少し気になります・・・

 

グレードの違い

■スタンダードモデル
スタンダードモデルの「HYBRID FX」と「HYBRID FZ」の違いは、以下のとおりです。

  • LEDヘッドランプ
  • フロント2ツイーター&リヤ2スピーカー
  • 本革巻きステアリングホイール
  • チルトステアリング
  • 助手席バニティミラー
  • シルバーインサイドドアハンドル
  • 運転席シートリフター
  • フロントバンパーなどエアロパーツ
  • LEDサイドターンランプ付ドアミラー
  • IRカット機能付フロントガラス
  • プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)
  • 14インチアルミホイール

結構装備差があります。”顔”の違いもありますので「HYBRID FZ」がおすすめです。

最廉価グレード「FA」の場合、さらにマイルドハイブリッドシステム、アイドリングストップシステム、エコクール、キーレスプッシュスタートシステムなどもありません。今どきキーレスプッシュスタートがなく、燃費性能も低下するため最もおすすめできません。

 

■カスタムモデル(ワゴンRスティングレー)
カスタムモデルは、ターボ orノンターボであること以外で以下の装備差があります。

  • フロントシートSRSサイドエアバッグ
  • SRSカーテンエアバッグ
  • クルーズコントロールシステム
  • パドルシフト
  • 15インチアルミホイール

ターボ付きであることももちろんですが、クルーズコントロールシステムやパドルシフトが装備されている「HYBRID T」がおすすめです。

 

ワゴンR おすすめグレード

おすすめグレードは、ターボ付きであるカスタムモデル(ワゴンRスティングレー)の「HYBRID T」です。

ノンターボなら、”顔”がキリッとしているスタンダードモデルの「HYBRID FZ」がおすすめです。

 

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「ムーヴ」・「ワゴンR」の比較

燃費性能の比較

スズキ「ワゴンR」公式HPより

燃費性能は、JC08モード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。

 

・ムーヴ

・660cc ※2WD
→31.0km/L(JC08モード)
→21.56km/L(e燃費より)

・660ccターボ ※2WD
→27.4km/L(JC08モード)
→19.20km/L(e燃費より)

 

・ワゴンR

・660cc+モーター ※2WD
→31.0km/L(JC08モード)
→25.2km/L(WLTCモード)
22.74km/Le燃費より)

・660ccターボ+モーター ※2WD
→23.4km/L(WLTCモード)
19.89km/Le燃費より)

 

燃費性能を比較すると、マイルドハイブリッドシステムを搭載している「ワゴンR」が優秀です。

ターボ車の燃費性能を比較しても、「ワゴンR」が優秀です。

しかし、ほとんど差はなく、両車ともに優秀です。

 

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エンジン性能の比較

スズキ「ワゴンRスティングレー」公式HPより

エンジン性能について、比較していきます。

その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。

  • 出力:クルマの速さ
  • トルク:クルマの加速力

簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。

 

・ムーヴ

・660cc
→最高出力 38kW〈52PS〉/6,800rpm
→最大トルク 60N・m〈6.1kgf・m〉/5,200rpm

・660ccターボ
→最高出力 47kW〈64PS〉/6,400rpm
→最大トルク 92N・m〈9.4kgf・m〉/3,200rpm

 

・ワゴンR

・660cc+モーター
エンジン
→最高出力 36kW〈49PS〉/6,500rpm
→最大トルク 58N・m〈5.9kgf・m〉/5,000rpm
モーター
→最高出力 1.9kW〈2.6PS〉/1,500rpm
→最大トルク 40N・m〈4.1kgf・m〉/100rpm

・660ccターボ+モーター
エンジン
→最高出力 47kW〈64PS〉/6,000rpm
→最大トルク 98N・m〈10.0kgf・m〉/3,000rpm
モーター
→最高出力 2.3kW〈3.1PS〉/1,000rpm
→最大トルク 50N・m〈5.1kgf・m〉/100rpm

 

ノンターボ車で比較すると、モーターによるアシストがある点で「ワゴンR」が僅かに有利ですが、「ムーヴ」の方が最高出力と最大トルクともに高く設定されています。

ターボ車で比較すると、エンジン性能も「ワゴンR」の方が高く設定されており、モーターによるアシストもあるため有利でしょう。

車両重量も30~50kg程度「ワゴンR」の方が軽いため、重量的にも有利です。

 

ノンターボとターボの違い

軽自動車はパワーがありませんが、ターボ付きにすることによりコンパクトカーの1.3Lガソリン車くらいの走りにすることはできます。

0-100km/h加速で比較すると、15秒前後から12秒前後と3秒程度違いがあり、結構な差があります。
※0-100km/h加速は使用条件により異なりますので、参考程度としてください。

高速道路はあまり乗らないし、加速性能なんて全くどうでもいいということであれば、安いノンターボでも良いと思いますが、少しでも走りを良くしたいなら、ターボ付きモデルを選択することをおすすめします。

「ワゴンR」の場合、マイルドハイブリッドシステムが設定されているので、モーターによるアシストも加わります。ただ、劇的に加速性能が良くなるわけではありません。

 

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車内の広さ、収納スペースの比較


スズキ「ワゴンRスティングレー」公式HPより

車内の広さについて、比較していきます。

ダイハツ「ムーヴ」の室内長は2,080mm
スズキ「ワゴンR」の室内長は2,450mm

室内長は「ワゴンR」の方が37cm広くなっています。

室内高で比較すると、「ムーヴ」が1,280mm、「ワゴンR」が1,265mmとなっていますので、頭上スペースは僅かに「ムーヴ」」の方が広くなっています。

 

収納スペースや快適装備は、ほぼ同じ内容ですが、「ワゴンR」には後席ドアの内側に濡れた傘を格納できる「アンブレラホルダー」が装備されています。傘についた雨水は車外に排出される構造になっているとのこと。これは便利そうです!

 

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安全性能の比較


ダイハツ「ムーヴ」公式HPより

安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。

 

ムーヴワゴンR
衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能デュアルセンサーブレーキサポート
後退時ブレーキサポート
誤発進抑制制御機能(前方)誤発進抑制機能
誤発進抑制制御機能(後方)後方誤発進抑制機能
車線逸脱警報機能車線逸脱警報機能
ふらつき警報機能
クルーズコントロール
オートハイビームハイビームアシスト
先行車発進お知らせ機能先行車発進お知らせ機能
ヘッドアップディスプレイ
パノラマモニター全方位モニター用カメラ

安全機能を比較すると、「ワゴンR」が優秀でしょう。

「ワゴンR」は、「後退時ブレーキサポート」があるため後退時の安全性能が高くなっています。

また、「クルーズコントロール」が装備されているので長距離運転時の負担は軽減されます。「ふらつき警報機能」が装備されており、居眠り運転の防止に役立ちます。

さらに、「フロントガラス投影式のヘッドアップディスプレイ」が装備されており、ドライバーの視線移動を減らし安全運転に貢献します。この機能はコンパクトカーはもちろん、Cセグメント車やSUVでも、まだあまり装備されていないので、先進的です。

 

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価格の比較

ダイハツ「ムーヴ カスタム」公式HPより

価格について、比較します。

 

ムーヴのおすすめグレード&価格

「ムーヴ」のおすすめグレードは、ノンターボなら特別仕様車「X“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」(ムーブ カスタム)で約152万円、ターボ付きなら特別仕様車「RS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ” 」(ムーブ カスタム)で約166万円です。

ディーラーオプションのナビ(約15万円)、ETC(約3万円)を装備すると、「X“リミテッドⅡ SA Ⅲ” 」 は約169万円「RS“ハイパーリミテッド SA Ⅲ”  」は約183万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。

 

ワゴンRのおすすめグレード&価格

「ワゴンR」のおすすめグレードは、ノンターボなら「HYBRID FZ」(ワゴンR)で約142万円、ターボ付きなら「HYBRID T」(ワゴンRスティングレー)で約165万円です。

メーカーオプションの「全方位モニター用カメラパッケージ」(約7万円)とディーラーオプションのナビ(約17万円)とETC(約2万円)を装備すると、「HYBRID FZ」 は約168万円「HYBRID T」は約191万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。

 

価格比較 結果

上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。

上記金額を比較すると、ノンターボならほぼ同じ金額、ターボ付きなら「ムーヴ」の方が約8万円安いことが分かりました。
※概ね同様の装備となるグレード、オプションを選択しての比較です。

 

さらに、安く購入したい方は中古車も検討してみましょう。”新車同様の中古車”であれば30万円以上安く購入できるクルマもたくさんあるので、よりお得に購入したい方にはおすすめです。

リセールバリューを考えるとカスタムモデルの方が人気があるので、次回車を買い替えるときに高く売りたいなら、カスタムモデルを購入しておくと無難ですね。

 

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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

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  • 納車後、100日以内であれば返品可能
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ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。

特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。

その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。

 

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まとめ

今回は、ダイハツ「ムーブ」とスズキ「ワゴンR」の違いを比較しながらご紹介しました

 

燃費性能や車内の広さなど「ワゴンR」の方が優れている点が多くあった印象です。2020年の改良により安全性能の差が大きくなったため、安全性能で選ぶなら「ワゴンR」の方が良いでしょう

ただ、そこまで大きな性能差はなく、価格差もほとんどありませんでしたので、もう見た目の好みで選んでもいいくらいです。

個人的にはターボ車の方が良いと考えており、ターボ車で比較すると「ワゴンR」より見た目がスタイリッシュな「ムーヴ」の方が良いかと思います。

しかし、車を購入する優先順位やこだわりによって、どの車が良いかは変わってくると思います。

あなたが最も欲しいと思った車を購入する様にしてください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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