こんにちは！青空ひつじ(♂)です。
今回は、2020年12月24日に行われたホンダ「N-BOX」のマイナーチェンジによる変更点をまとめてみました。
今回の改良による最大の変更点は、エクステリア（外装）のデザイン変更ですが、改良前と比較してどう変わったのか！？
また、最新の「N-BOX」の中古車価格もご紹介します。
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「N-BOX」マイナーチェンジ（商品改良）による変更点
■N-BOX
■N-BOX Custom
「N-BOX」マイナーチェンジによる変更点
2020年12月24日に行われたホンダ「N-BOX」のマイナーチェンジによる変更点は、以下のとおりです。
■エクステリア、インテリアデザインの変更
- 【N-BOX】ヘッドライトとグリルの形状変更、メッキバーをロアグリルに追加
- 【N-BOX】インテリアカラーをダークブラウンに変更
- 【N-BOX Custom】アッパーグリルのメッキを立体化するなどフロント回りのデザインを変更、ナンバープレートの配置を中央に変更、リアバンパーにメッキバーを追加、アルミホイールのデザイン変更
- 【N-BOX Custom】インテリアのマルチブラック塗装の加飾を刷新
■安全性能の向上
- ソナーセンサーを4個に増加し、後方の障害物の接近を検知する「パーキングセンサーシステム」を追加
- 車線維持支援システム（LKAS）や路外逸脱抑制機能の対応速度が65～100km/hから65～120km/hに改良
- 「Honda SENSING」非装備仕様の廃止
■グレードの変更
- 上記に伴い、各グレード名から「Honda SENSING」の文言削除
- 「L」・「L・ターボ」・「L・スロープ」をベースとした新グレード「コーディネートスタイル」を追加
【N-BOX】2トーンのルーフカラーをブラウンに変更、クロームメッキのドアハンドルを設定、ブラウン×シルバーのディッシュホイールを設定、インテリアはブラウン色調の塗装加飾とシート表皮に変更
【N-BOX Custom】ダークメッキ加飾に加えたアルミホイール、ボディカラーはホンダの軽自動車として初となるプレミアムクリスタルレッド・メタリックを設定、インテリアはマルチボルドー塗装の加飾、ホンダの軽自動車としては初となるフル合皮シートを設定
■ボディカラーの変更
- 【N-BOX】プレミアムサンライトホワイト・パールを追加
- 【N-BOX】プレミアムアイボリー・パールII、ブリリアントスポーティブルー・メタリック、モーニングミストブルー・メタリックを廃止
- 【N-BOX Custom】ブリリアントスポーティブルー・メタリックをミッドナイトブルービーム・メタリックに変更
今回の改良による最大の変更点は、「N-BOX Custom」のエクステリアデザインが変更されたことでしょう。
「N-BOX」もフロントグリルなどが多少変更されていますが、大きくは変更されていません。一方の「N-BOX Custom」はフロントデザインが大きく変更されており、改良前より”カッコよくなった”印象です。
その他、インテリアデザインの変更や安全装備の変更、グレードの変更などが行われていますが、「N-BOX Custom」のエクステリアデザインの変更ほど、大きな変更はありません。
あまり話題にはなっていませんが、車線維持支援システム（LKAS）や路外逸脱抑制機能の対応速度が120km/hまでに改良されており、これは一部高速道路で最高速度が120km/hになることに対応したものと思われます。
ホンダ「N-WGN」やホンダ「フィット」もフルモデルチェンジ時に対応しています。
今回の改良で、車両本体価格は2万円前後上昇しています。
「N-BOX」マイナーチェンジ前後のエクステリアを比較！
では、今回の改良による最大の変更点でもあるエクステリアデザインを、改良前と改良後で比較してみましょう。
■改良前
■改良後
上の画像を見て分かるとおり、「N-BOX」が大きな変更はありません。フロントグリルのホンダエンブレム周辺が少し変わった程度です。
一方の「N-BOX Custom」は、フロントフェイスが大きく変更されていることが分かります。
立体的になっており、キリッとした印象やメカメカしい印象があります。
デザインの好みは人それぞれ異なりますが、非常にカッコよくなったと個人的には感じました。
ミニバンなどの箱型車はオラオラ顔になりがちですが、そうならなかったところも個人的には良かったと感じています。
今回の改良でカッコよくなった「N-BOX Custom」は、また一段と売れそうな予感です！
今回のマイナーチェンジでの電動パーキングブレーキ導入は見送り！
何と言っても今回のマイナーチェンジで最も期待されていたのは、「N-BOX」に電動パーキングブレーキが設定されることだったでしょう。
一部のメディアで、今年のマイナーチェンジで電動パーキングブレーキが設定されると記載されていたため、一気に期待が高まっていたはずです。
普通車の新型車への電動パーキングブレーキの採用は、トヨタ「ヤリス」やトヨタ「ライズ」、スズキ「ソリオ」などのコンパクトカーを除くと”ほぼ100％”で、2020年ではトヨタ「ルーミー」がマイナーチェンジの際に電動パーキングブレーキが採用されたことも話題になりました。
一方、軽自動車ではまだまだ採用実績が少ないため、「N-BOX」に電動パーキングブレーキが採用されれば、ダイハツ「タント」やスズキ「スペーシア」をさらに突き放す形になったかもしれません。
ホンダは、「ヴェゼル」などに他社に先駆けて電子制御パーキングブレーキを採用しており、近年ではホンダ「フィット」、軽自動車のホンダ「N-WGN」やホンダ「N-ONE」にも採用されていたため、「N-BOX」への搭載は必然といった形でした。
それだけに、今回の電動パーキングブレーキ導入見送りは残念でなりませんね。
電動パーキングブレーキのメリットや電動パーキングブレーキを採用されている軽自動車一覧は、以下の記事にまとめています。
【最新】「N-BOX」の中古車価格帯は！？
今回、エクステリア（外装）のデザイン変更などが行われた「N-BOX」ですが、人気グレードの最新中古車価格帯を調査してみました。
何れも、走行距離が1,000km以下で修復歴なしの未使用車です。
※2020年12月調査
- N-BOX EX（2WD、定価約166万円）
→約120万円 - N-BOX EX・ターボ（2WD、定価約181万円）
→約155万円 - N-BOX Custom EX（2WD、定価約188万円）
→約140万円 - N-BOX Custom EX・ターボ（2WD、定価約202万円）
→約172万円
「N-BOX」も「N-BOX Custom」も「EX・ターボ」はマイナス30万円程度ですが、「EX」はマイナス46～48万円程度と”約50万円安い”いう衝撃の結果でした。
中古車は1台限りのものですし、時期によって価格は異なってきますが、30万円以上安いとなれば値引きでは実現しにくくなる金額ですので、中古車は非常に魅力的であるといえるでしょう。
特に価格が非常に安くなる「N-BOX」のEXグレードは間違いなく中古車がおすすめだと考えます。
ノンターボ車を安く購入できれば、ターボ車よりも燃費性能が優れているため「N-BOX」を最も賢く購入できるといえるでしょう。
上記より、賢く、お得に購入したい方は、”新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
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ガリバーによると、修復歴車の約4割（39.4％）の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、ホンダ「N-BOX」のマイナーチェンジによる変更点、最新の中古車価格をご紹介しました。
「N-BOX」は、ライバルであるダイハツ「タント」やスズキ「スペーシア」と比較して走行性能や質感が高い車となっており、装備内容や質感はコンパクトカーと比較しても勝るレベルです。
走行性能や質感だけでなく、使い勝手も非常に優れており、子育て期のママたちが他のママにも推薦したい商品としてマザーズセレクション大賞2020を受賞するなど、高い評価を受けています。
「N-BOX」は本当に欠点が少なく、燃費性能（スペーシア）や先進安全装備（タント）など一部でライバル車に負けている部分はあるものの、総合力が高い車であるといえます。
軽自動車だけでなくコンパクトカーなどを検討している方は、この機会に「N-BOX」も検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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