こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2019年8月29日に3代目となったBMW「1シリーズ」のフルモデルチェンジによる変更点をまとめてみました。
また、「1シリーズ」と同じCセグメントに属するライバル、メルセデス・ベンツ「Aクラス」と、ボディサイズ・エンジン性能・安全性能・価格の各項目で徹底比較いたします!
【BMW 1シリーズ 新型】フルモデルチェンジ2019による変更点
2019年8月29日に3代目となったBMW「1シリーズ」のフルモデルチェンジによる主な変更点は、以下のとおりです。
■エクステリア・インテリア
- 大型化し中央部が連結した新デザインのキドニーグリルの採用
- 4灯ヘキサゴナルLEDヘッドライトの採用
- 新デザインのL字型テールライトの採用
- 駆動方式をFFに変更したことにより、後部座席の足元スペースが約40mm拡大
- ラゲッジスペースの容量が20Lアップの380Lに拡大
- 10.25インチのメーター・パネルと10.25インチのコントロール・ディスプレイによる「BMWライブ・コックピット」の採用
※新旧比較:新型「1シリーズ」
※新旧比較:旧型「1シリーズ」
■エンジン、駆動装置
- 直列6気筒3.0Lターボモデルの廃止
- 駆動方式をFRからFFに変更
- 直列3気筒1.5Lターボモデルは8速ATから7速DCTに変更
- ガソリン車としては初のARB(アクチュエーター連続ホイールスリップ制御)を採用
※DSC機能と連携し、FFで発生しやすいアンダーステアを大幅に減少させる機能
■安全装備
- 「レーン・チェンジ・ウォーニング」の採用
※他社のブラインドスポットモニターと同機能 - 「後部衝突警告機能」の採用
※後続車に接近しすぎを警告する機能 - 「クロス・トラフィック・ウォーニング」の採用
※他社のリアクロストラフィックアラートと同機能 - 「トラフィック・サイン・アシスト」の採用
※速度標識認識機能 - 「リバース・アシスト」の採用
※直近50mのドライビング・ルートを記録し、ステアリングを自動的に操作し後退できる機能
■コネクティビティ
- 会話のみで車両の操作などが可能となる「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」の搭載
- SOSコールや遠隔ドアロックなどが行えるリモートサービス
エクステリアについては、そこまで大きく変更されていませんが、上記のとおり全く別の車へと生まれ変わっています。
最大の変更点は、駆動方式がFRからFFに変更された点、「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」などのコネクティビティ技術の搭載、そして先進安全装備の搭載でしょう。
グレードは、直列3気筒 1.5Lガソリンターボの「118i Standard」(約334万円)、「118i Play」(約375万円)、「118i M Sport」(約413万円)、直列4気筒 2.0Lガソリンターボの「M135i xDrive」(約630万円)の計4種です。「M135i xDrive」のみ4輪駆動です。
2018年10月に発売された新型メルセデス・ベンツ「Aクラス」は、「ハイ、メルセデス!」で起動する「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」が搭載されたことでも話題になりましたが、「1シリーズ」の「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」は「OK BMW!」で起動します。
上記の他、SOSコールなどのリモートサービス、スマートフォンのワイヤレスチャージング、10.25インチの大型デジタルディスプレイ2つ、ヘッドアップディスプレイなど、先進装備は両車似た内容となっています。
「BMW 1シリーズ」vs「メルセデス・ベンツ Aクラス」
では、新型BMW「1シリーズ」と、2018年10月に新型となったメルセデス・ベンツ「Aクラス」を比較してみましょう。合わせて、旧型「1シリーズ」との比較も行います。
ボディサイズの比較
ボディサイズについて、比較していきます。
■旧型1シリーズ
・全長(mm):4,340
・全幅(mm):1,765
・全高(mm):1,430~1,440
・ホイールベース(mm):2,690
・最小回転半径(m):5.1
・ラゲッジスペース(L):360
■新型1シリーズ
・全長(mm):4,335(「118i M Sport」と「M135i xDrive」は4,355)
・全幅(mm):1,800
・全高(mm):1,465
・ホイールベース(mm):2,670
・最小回転半径(m):5.7
・ラゲッジスペース(L):380
■Aクラス
・全長(mm):4,420
・全幅(mm):1,800
・全高(mm):1,420
・ホイールベース(mm):2,730
・最小回転半径(m):5.0
・ラゲッジスペース(L):370
「Aクラス」より「1シリーズ」の方が僅かにコンパクトなのが特徴的ですが、新型「1シリーズ」の最小回転半径が大きすぎる様に感じます。
ラゲッジスペースは、新型「1シリーズ」が「Aクラス」より僅かに広くなっています。後部座席は、両車ともに40:20:40の分割可倒式となっています。
パワートレイン・エンジン性能の比較
パワートレイン・エンジン性能について、比較していきます。
■旧型1シリーズ
・直列3気筒 1.5Lガソリンターボ(8速AT、FR)
→最高出力 100kW〈136PS〉/4,400rpm
→最大トルク 220N・m〈22.4kgf・m〉/1,250~4,300rpm
・直列4気筒 2.0Lディーゼルターボ(8速AT、FR)
→最高出力 110kW〈150PS〉/5,500rpm
→最大トルク 320N・m〈32.6kgf・m〉/1,500~3,000rpm
・直列4気筒 2.0Lガソリンターボ(8速AT、FR)
→最高出力 135kW〈184PS〉/5,000rpm
→最大トルク 270N・m〈27.5kgf・m〉/1,350~4,600rpm
・直列6気筒 3.0Lガソリンターボ(8速AT、FR)
→最高出力 250kW〈340PS〉/5,500rpm
→最大トルク 500N・m〈51.0kgf・m〉/1,520~4,500rpm
■新型1シリーズ
・直列3気筒 1.5Lガソリンターボ(7速DCT、FF)
→最高出力 103kW〈140PS〉/4,600~6,500rpm
→最大トルク 220N・m〈22.4kgf・m〉/1,480~4,200rpm
・直列4気筒 2.0Lガソリンターボ(8速AT、AWD)
→最高出力 225kW〈306PS〉/5,000~6,250rpm
→最大トルク 450N・m〈45.9kgf・m〉/1,750~4,500rpm
■Aクラス
・直列4気筒 1.4Lガソリンターボ(7速DCT、FF)
→最高出力 100kW〈136PS〉/5,500rpm
→最大トルク 200N・m〈20.4kgf・m〉/1,460~4,000rpm
・直列4気筒 2.0Lディーゼルターボ(8速AT、FF)
→最高出力 110kW〈150PS〉/3,400~4,400rpm
→最大トルク 320N・m〈32.6kgf・m〉/1,400~3,200rpm
ディーゼル車がラインナップされている「Aクラス」も魅力的ですが、加速性能という意味では「1シリーズ」の2.0Lターボ車に軍配が上がるでしょう。新型「1シリーズ」の2.0Lターボ車は、旧型と比較して1.5倍程パワーアップしています。
あくまで参考値ですが、1.5Lターボ車の0-100km/h加速は8.7秒、2.0Lディーゼル車の0-100km/h加速は8.2秒、2.0Lターボ車の0-100km/h加速は5.2秒となっています。
新型「1シリーズ」の2.0Lターボ車は、600万円以上する高価なグレードですが、”走り”は絶対的でしょう。
ただ、維持費も含めて考えると、「Aクラス」のディーゼル車が最も魅力的ですね。
安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
1シリーズ | Aクラス |
アダプティブLEDヘッドライト、ハイビーム・アシスタント | アダプティブハイビームアシスト・プラス |
衝突回避・被害軽減ブレーキ、前車接近警告機能 | アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付) |
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付) | アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付) |
- | アクティブステアリングアシスト、アクティブレーンチェンジングアシスト |
レーン・ディパーチャー・ウォーニング | アクティブレーンキーピングアシスト |
レーン・チェンジ・ウォーニング | アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付) |
クロス・トラフィック・ウォーニング | - |
後部衝突警告機能 | PRE-SAFE プラス(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)、PRE-SAFE、PRE-SAFE サウンド |
- | 渋滞時緊急ブレーキ機能 |
- | 緊急回避補助システム |
トラフィック・サイン・アシスト | - |
自動防眩ルームミラー&ドア・ミラー | 自動防眩ルームミラー&ドア・ミラー |
パーキング・アシスト | アクティブパーキングアシスト&360°カメラシステム |
リバース・アシスト | - |
以下の装備が搭載されている点で「Aクラス」の方が先進的でしょう。
- 対向車や前走車の部分のみを自動遮光する先進ライト(アダプティブハイビームアシスト・プラス)
- 渋滞時などの低速走行中でも作動する車線維持支援システム(アクティブステアリングアシスト)
- ウィンカー操作による自動車線変更(アクティブレーンチェンジングアシスト)
簡単に言えば(厳密には違いますが)、「1シリーズ」には「プロパイロット」がなく、「Aクラス」には「プロパイロット」があるという差ですね。
上記の他に、衝突被害を軽減するための安全装備が豊富に設定されている点でも「Aクラス」の方が優秀であるといえます。
新型「1シリーズ」には、「リバース・アシスト」、「クロス・トラフィック・ウォーニング」、「トラフィック・サイン・アシスト」など「Aクラス」にはない装備が搭載されているものの、上記の自動運転装備などと比較すると、重要性(必要性)という意味ではそこまで高くないように思えます。
価格の比較
価格について、比較します。
1シリーズの価格
安全装備が全て搭載可能な中間グレード「118i Play」(約375万円)で計算します。
BMWライブ・コックピット、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントなどのナビゲーションパッケージ(約22万円)、アクティブ・クルーズ・コントロールなどのコンフォートパッケージ(約19万円)、ハイビーム・アシスタントなどのビジョンパッケージ(約27万円)、ETC(約7万円)を含めると、「118i Play」は約450万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+25万円程度の価格になります。
Aクラスの価格
安全装備が全て搭載可能な中間グレード「A 180 Style」(約376万円)、「A 200 d」(約406万円)で計算します。
安全装備のレーダーセーフティパッケージ(約25万円)、ナビゲーションパッケージ(約18.7万円)、アダプティブハイビームアシスト・プラスなどのAMGライン(約26万円)、360°カメラシステムなどのアドバンスドパッケージ(約20.8万円)、ETC(約2.8万円)を含めると、「A 180 Style」は約470万円、「A 200 d」は約500万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
価格比較 結果
ライバル車だけあって、「1シリーズ」の1.5Lターボ車と「Aクラス」の1.4Lターボ車は同価格帯となりそうです。
「Aクラス」のディーゼル車はターボ車よりも30万円程高いですが、燃費性能や燃料代の差は考慮すると、間違いなく最も安くなるでしょう。年間走行距離が1万km程度であれば、5年程度で価格差が埋まる可能性もあります。
そのため、お得に購入したいのであれば「Aクラス」のディーゼル車が最もおすすめです。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
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気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型BMW「1シリーズ」のフルモデルチェンジによる変更点、メルセデス・ベンツ「Aクラス」と徹底比較いたしました。
新型「1シリーズ」は非常に魅力的な車です。
個人的には、デザインや走りで選ぶなら「1シリーズ」の方が良いかと考えますが、先進の自動運転技術を搭載しディーゼル車を選択できる「Aクラス」の方が”買い”かと考えます。
しかし、どの点を重視するかによって、どちらが良いかは変わってくるでしょう。
あなたが最も欲しいと思った車を購入する様にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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