こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2019年9月17日に発売されたトヨタ「カローラ」と「カローラツーリング」のフルモデルチェンジによる主な変更点についてまとめてみました。
また、「カローラ」、「カローラツーリング」、「カローラスポーツ」3車の違いを、各種装備・ボディサイズ・エンジン性能・燃費性能・安全性能・価格など、徹底比較いたします。
■2020年4月12日追記
筆者はついにスバル「インプレッサスポーツ」からトヨタ「カローラツーリング」に乗り換えました!
「カローラツーリング」の良い点や気になる点、実燃費や価格、各装備の使用感などを大量の写真とともに紹介していますの。是非参考にしてみてください。
新型トヨタ「カローラ」&「カローラツーリング」の主な変更点
2019年9月17日に発売されたトヨタ「カローラ」と「カローラツーリング」のフルモデルチェンジによる主な変更点は、以下のとおりです。
■ボディサイズ、エクステリア、インテリア
- TNGAプラットフォームの採用
- エクステリアはかなりスタイリッシュに変更
- 全長や全幅は拡大され、3ナンバーサイズに
- 上記に伴い、室内幅は拡大されたものの、室内長やラゲッジスペースは狭くなった
- トランクスルーが可能な6:4分割可倒式を新規採用(カローラ)
- リバーシブルデッキボードを新たに設定し、荷室床面の高さを2段階に調節可(カローラツーリング)
- 樹脂性のバックドアを採用(カローラツーリング)
■エンジン
- ハイブリッド車とガソリン車は、1.5Lから1.8Lに変更
- ガソリン車(MT車)に1.2Lターボを新設定
■走行性能、乗り心地
- 電動パーキングブレーキ、ブレーキホールドを採用
- ハイブリッド車にはE-Four(電気式4WDシステム)を新設定
- リヤサスペンションにダブルウィッシュボーン式を採用するなど、乗り心地を向上
- コーナリングをアシストするACA制御を採用し走行性能を向上
■コネクティッドサービス
- スマートフォンとの連携などが可能な国内トヨタ初のディスプレイオーディオを搭載
- 「カローラスポーツ」同様のコネクティッドサービスが使用可能に
■安全性能
- 自転車や夜間歩行者検知が可能な自動ブレーキなど、トップクラスの先進安全装備を搭載
- 「レーントレーシングアシスト」と「レーダークルーズコントロール」の搭載により、トップクラスの自動運転技術を搭載
主な変更点は、2018年に発売された「カローラスポーツ」と同様の装備内容へと変更されたことでしょう。
そのため、安全性能はトップクラスへと進化し、乗り心地や走行性能の大幅な向上、自動運転やコネクティッドサービスなど先進装備が豊富に搭載されています。
ただ、新型「カローラ」及び「カローラツーリング」の発売に伴い、ディスプレイオーディオが新たに搭載された点は従来の「カローラスポーツ」と大きく異なります。「カローラスポーツ」も同日に行われた一部改良によりディスプレイオーディオが搭載されています。
ディスプレイオーディオが搭載されたことにより、「SmartDeviceLink」、「Apple CarPlay」、「Android Auto」などが使用できるため、スマートフォンと連携し音声操作やナビアプリを使用でき、従来のナビを追加で設定する必要がないというメリットがあります。もちろん、従来のナビ機能も設定可能です。
簡単に言えば、ナビが標準装備されたということです(※スマホのアプリを使用した場合)。
ディスプレイオーディオの詳細や「カローラスポーツ」の一部改良による変更点は、以下の記事にまとめています。
月販目標台数は、「カローラ」1,700台、「カローラツーリング」5,400台、「カローラスポーツ」2,300台となっています。
「カローラ」・「ツーリング」・「スポーツ」の違い
ボディサイズ・エクステリアの比較
ボディサイズ
・カローラ
全長(mm):4,495
全幅(mm):1,745
全高(mm):1,435
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,250~1,440
最小回転半径(m):5.0~5.3
最低地上高(mm):130
・カローラツーリング
全長(mm):4,495
全幅(mm):1,745
全高(mm):1,460
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,290~1,450
最小回転半径(m):5.0~5.3
最低地上高(mm):130
・カローラスポーツ
全長(mm):4,375
全幅(mm):1,790
全高(mm):1,460
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,310~1,400
最小回転半径(m):5.1~5.3
最低地上高(mm):135
全長は「カローラスポーツ」より「カローラ」及び「カローラツーリング」の方が12cm長くなっています。
全幅は「カローラ」及び「カローラツーリング」より「カローラスポーツ」の方が4.5cm大きくなっています。
全高は「カローラツーリング」及び「カローラスポーツ」より「カローラ」の方が2.5cm低くなっています。
最小回転半径は各車同じ様な感じですが、最廉価グレードだと5.0mとなっている「カローラ」及び「カローラツーリング」の方が小回りがききます。中間グレードだと5.1mとなっている「カローラスポーツ」の方が小回りがききます。
「カローラ」及び「カローラツーリング」は、全長が4.5mに近いサイズとなっていますが、運転のしやすさについては「カローラスポーツ」と大きな差はないでしょう。むしろ、全幅は「カローラスポーツ」より小さいため、「カローラ」及び「カローラツーリング」の方が運転のしやすいと感じる人もいるでしょう。
エクステリア
パッと見3車とも同じフロントデザインに見えますが、「カローラ」及び「カローラツーリング」は「カローラスポーツ」と異なりフロントサイドが立体的なデザインとなっています。
「カローラツーリング」はルーフレールをオプション設定することが可能で、「カローラスポーツ」はツートーンカラーを選択できます。
「カローラスポーツ」は、ドアウィンドゥフレームモールディングにメッキ加飾があり、センターピラーやリヤバンパーが艶有り塗装となっていますので、その点では「カローラスポーツ」の方が質感が高いといえます。
フロントフォグランプについては各車上位グレードでないと標準装備されませんが、「カローラスポーツ」と異なり、「カローラ」及び「カローラツーリング」の下位グレードは”穴を塞いだ”デザインとならない点が個人的には好印象です。
3車ともに、上位グレードであればドアミラーやアルミホイールがダークグレーメタリック塗装となります。
見た目は好みがあると思いますが、個人的には「カローラツーリング」が最も好きです。横から見た印象がスバル「レヴォーグ」の様にスポーティな印象でカッコいいです。
インテリア・居住性・ラゲッジスペースの比較
居住性・ラゲッジスペース
・カローラ
室内長(mm):1,830
室内幅(mm):1,510
室内高(mm):1,160
ラゲッジスペース(L):429
・カローラツーリング
室内長(mm):1,795
室内幅(mm):1,510
室内高(mm):1,160
ラゲッジスペース(L):392
・カローラスポーツ
室内長(mm):1,795
室内幅(mm):1,510
室内高(mm):1,155
ラゲッジスペース(L):352
室内長は「カローラ」が最も広く、室内高は「カローラスポーツ」が最も低くなっています。
ラゲッジスペースは「カローラ」が最も広く、「カローラスポーツ」が最も狭くなっています。背の高い荷物を積める点を考慮すると、「カローラツーリング」が最も積載能力が高いといえるでしょう。
また、「カローラツーリング」だけラゲッジ側面にレバーが設置されてあり、レバーを引けば後部座席が倒れる仕組みになっています。二段式のリバーシブルデッキボードも標準装備されており、より背の高い荷物を搭載可能となっています。これらの点でも「カローラツーリング」は使い勝手が良いといえます。
インテリア
インテリアについては、最上位グレードであれば合成皮革+レザテックとなる「カローラ」及び「カローラツーリング」の方が質感が高いといえます。「カローラ」と「カローラツーリング」で差はありません。
「カローラスポーツ」はオプション設定で本革+ウルトラスエードを設定できますが、価格は約18万円と安いとはいえないため、比較的価格を抑えて質感を求めるなら「カローラ」及び「カローラツーリング」の方が良さそうです。
中間グレードとは、インパネ、ドアアームレスト、ドアトリム、センターコンソールボックスなど、結構質感が異なるため、マツダ「MAZDA3(マツダ3)」などと質感を同等にしたい場合は、最上位グレードがおすすめです。
ちなみに、「カローラスポーツ」の試乗時に気になった安っぽいインサイドドアハンドルは、「カローラ」及び「カローラツーリング」でも同じ設定となっています。この点は少し残念ですね。ちなみにトヨタ「RAV4」も同じインサイドドアハンドルです。
快適装備の比較
以下に快適装備の違いをまとめてみました。
・カローラ&カローラツーリング
- ナノイー(オプション設定)
- エアクリーンモニター(オプション設定)
- 充電用USB端子3個(下位グレードは1個、カローラスポーツは1個、別途オプションで増設可)
・カローラスポーツ
- 左右独立温度コントロールフルオートエアコン(カローラ及びカローラツーリングはシングル)
- パドルシフト(1.2LターボCVT車のみ)
- AVS(オプション設定)
エアコン設定、USB端子、そしてドライビング装備で差があります。
USB端子が最も豊富に標準装備されているのは「カローラツーリング」です。
パドルシフトやAVSなど、ドライビング装備は「カローラスポーツ」が最も充実しています。
■AVS(Adaptive Variable Suspension system)
「AVS」について、試乗で「COMFORT」や「SPORT S +」も試してみましたが、サスペンションやステアリング制御の違いを通常の一般道で体感することは難しいと感じました。ディーラーさんも言っていましたが、中々違いを感じにくいです。通常のサスペンションもかなり良いため、約11万円と高い「AVS」は個人的に不要だと思いました。
燃費性能の比較
燃費性能は、JC08モード、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・カローラ
・1.8Lガソリン
→14.6km/L(WLTCモード)
→-(e燃費より)
・1.8Lハイブリッド ※2WD
→35.0km/L(JC08モード)
→29.0km/L(WLTCモード)
→-(e燃費より)
・カローラツーリング
・1.8Lガソリン
→14.6km/L(WLTCモード)
→-(e燃費より)
・1.8Lハイブリッド ※2WD
→35.0km/L(JC08モード)
→29.0km/L(WLTCモード)
→-(e燃費より)
・カローラスポーツ
・1.2Lターボ ※2WD、CVT
→19.6km/L(JC08モード)
→16.4km/L(WLTCモード)
→13.44km/L(e燃費より)
・1.8Lハイブリッド
→34.2km/L(JC08モード)
→30.0km/L(WLTCモード)
→24.74km/L(e燃費より)
ガソリン車(2WD、CVT車)で比較すると、1.8Lより低排気量な1.2Lターボの「カローラスポーツ」が最も優秀です。同じ1.2Lターボ(MT車)で比較すると、3車全く同じです。
1.8Lハイブリッドで比較すると、JC08モードでは「カローラ」及び「カローラツーリング」の方が0.8km/L優秀ですが、WLTCモードだと「カローラスポーツ」の方が1.0km/L優秀になっています。おそらく、3車とも実燃費22.0km/L~24.0km/L程度いくものかと思われます。
何れにしても、ハイブリッド車はトップクラスの燃費性能となっていますので、どの車を選択しても燃費性能に不満がでることはないでしょう。
エンジン性能の比較
エンジン性能について、比較していきます。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・カローラ
・1.2Lターボ
→最高出力 85kW〈116PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉/1,500~4,000rpm
・1.8Lガソリン
→最高出力 103kW〈140PS〉/6,200rpm
→最大トルク 170N・m〈17.3kgf・m〉/3,900rpm
・1.8Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
フロントモーター
→最高出力 53kW〈72.0PS〉
→最大トルク 163N・m〈16.6kgf・m〉
リアモーター
→最高出力 5.3kW〈7.2PS〉
→最大トルク 55N・m〈5.6kgf・m〉
→システム最高出力 90kW〈122PS〉
・カローラツーリング
・1.2Lターボ
→最高出力 85kW〈116PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉/1,500~4,000rpm
・1.8Lガソリン
→最高出力 103kW〈140PS〉/6,200rpm
→最大トルク 170N・m〈17.3kgf・m〉/3,900rpm
・1.8Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
フロントモーター
→最高出力 53kW〈72.0PS〉
→最大トルク 163N・m〈16.6kgf・m〉
リアモーター
→最高出力 5.3kW〈7.2PS〉
→最大トルク 55N・m〈5.6kgf・m〉
→システム最高出力 90kW〈122PS〉
・カローラスポーツ
・1.2Lターボ
→最高出力 85kW〈116PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉/1,500~4,000rpm
・1.8Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
モーター
→最高出力 53kW〈72.0PS〉
→最大トルク 163N・m〈16.6kgf・m〉
→システム最高出力 90kW〈122PS〉
エンジン性能のスペック差はありません。3車の違いは、以下の3点です。
- 「カローラ」及び「カローラツーリング」には1.8Lガソリンの設定がある
- 「カローラ」及び「カローラツーリング」にはハイブリッド車に4WD(E-Four)設定がある
- 「カローラスポーツ」には1.2LターボにSuper CVT-i(10速スポーツシーケンシャルシフトマチック付)の設定がある
加速性能に大きな差はありませんが、1.2Lターボ車で走りを楽しみたい場合は「カローラスポーツ」を、積雪地帯などでハイブリッド車を購入する場合は「カローラ」または「カローラツーリング」を選択した方が良いといえそうです。
あくまで参考値ですが、各パワートレインの0-100km/h加速は何れも10秒~11秒前後といったイメージです。
ハイブリッド車とガソリン車の加速性能を比較すると、発進時の加速性能はハイブリッド車の方が滑らかな印象があります。モーターのアシストにより加速性能が向上しているものかと思います。
ただ、その後の加速感は1.2Lターボ車の方が特有の面白さがある様に感じましたが、それほど大きな差は感じにくく、燃費性能の圧倒的な違いに勝るほどの差はない様に感じました。
安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
カローラ | カローラツーリング | カローラスポーツ |
オートマチックハイビーム | オートマチックハイビーム | オートマチックハイビーム |
プリクラッシュセーフティ[歩行者夜、自転車] | プリクラッシュセーフティ[歩行者夜、自転車] | プリクラッシュセーフティ[歩行者夜、自転車] |
レーントレーシングアシスト | レーントレーシングアシスト | レーントレーシングアシスト |
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) | レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) | レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) |
ドライブスタートコントロール | ドライブスタートコントロール | ドライブスタートコントロール |
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ) | インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ) | インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ) |
ブラインドスポットモニター | ブラインドスポットモニター | ブラインドスポットモニター |
リヤクロストラフィックオートブレーキ | リヤクロストラフィックオートブレーキ | リヤクロストラフィックオートブレーキ |
ロードサインアシスト | ロードサインアシスト | ロードサインアシスト |
先行車発進告知機能 | 先行車発進告知機能 | 先行車発進告知機能 |
防眩インナーミラー | 防眩インナーミラー | 自動防眩インナーミラー |
3車の違いは、「カローラスポーツ」のみ「自動防眩インナーミラー」が搭載されていることです。その他の装備は全く同じです。
何れにしても、安全性能は3車ともトップクラスです。
自動ブレーキは、夜間歩行者及び自転車検知機能が付いており、「レーントレーシングアシスト」は車線中央維持支援機能が全車速域に対応しているため優秀です。スバル「レヴォーグ」などに搭載されている「ツーリングアシスト」、日産の「プロパイロット」と同様の機能を有してことになります。
後側方から接近する車両に対して自動ブレーキが作動する「リヤクロストラフィックオートブレーキ」なども装備されています。
あとは、360°カメラ、オートハイビームより先進的な対向車の部分のみを自動遮光するアダプティブヘッドライト、ドライバーをカメラで監視し居眠りなどを防止するドライバーモニタリングシステム、などが搭載されればライバル車に引けを取りません。
価格の比較
価格について、比較します。
カローラのおすすめグレード&価格
「カローラ」のおすすめグレードは、1.8Lガソリン車なら「W×B」(約232万円)、ハイブリッド車なら「HYBRID W×B」(約275万円)です。
メーカーオプションの9インチディスプレイ、ブラインドスポットモニターなどの安全装備、ディーラーオプションのナビキット、ETC代を加えると、「W×B」が約254万円、「HYBRID W×B」が約297万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
カローラツーリングのおすすめグレード&価格
「カローラツーリング」のおすすめグレードは、1.8Lガソリン車なら「W×B」(約237万円)、ハイブリッド車なら「HYBRID W×B」(約280万円)です。
メーカーオプションの9インチディスプレイ、ブラインドスポットモニターなどの安全装備、ディーラーオプションのナビキット、ETC代を加えると、「W×B」が約259万円、「HYBRID W×B」が約302万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
カローラスポーツのおすすめグレード&価格
「カローラスポーツ」のおすすめグレードは、1.2Lターボ車なら「G“Z”」(約257万円)、ハイブリッド車なら「HYBRID G“Z”」(約284万円)です。
メーカーオプションの9インチディスプレイ、ブラインドスポットモニターなどの安全装備、ディーラーオプションのナビキット、ETC代を加えると、「G“Z”」が約279万円、「HYBRID G“Z”」が約306万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
値引き額をディーラーで確認したところ、20万円程度でした。
価格比較 結果
上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。
ガソリン車もハイブリッド車も「カローラ」<「カローラツーリング」<「カローラスポーツ」という結果になりました。
特にガソリン車の価格差は大きく20万円程差がでるため、「カローラ」または「カローラツーリング」を選択した方が安くなるでしょう。
ただ、維持費を含めて最も安くなるのは、当然ハイブリッド車です。
「カローラ」や「カローラツーリング」の場合、ガソリン車とハイブリッド車の価格差が40万円程度ありますが、ハイブリッド車は税金関係で10万円程度お得になるため、実質価格差は30万円程度に縮まります。
燃費性能が倍くらい違いますので、年間走行距離が1万km程度であれば5年で差がなくなり、10年で逆に30万円ほどハイブリッド車の方が安くなります。逆に5千km未満であればガソリン車の方が安くなるでしょう。
※燃料代を140円で計算した場合
リセールバリュー(愛車を売る際の価格)を考えても、ハイブリッド車は人気で価格が下がりにくいため、総合的に考えてハイブリッド車がおすすめです。
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しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、「カローラ」、「カローラツーリング」、「カローラスポーツ」3車の違いを徹底比較してみました。
ボディサイズ、エクステリア、インテリア、装備などで差はありましたが、最大の違いはエクステリアと使い勝手、ドライビング装備ではないかと筆者は考えます。
1.2Lターボ車を選択する場合は「カローラスポーツ」が良いかと考えますが、ハイブリッド車の場合は「カローラツーリング」がおすすめです。個人的に見た目が最も好印象だということもありますが、使い勝手が最も優れているからです。
ただ、どの車を選択しても、優れた乗り心地と圧倒的な燃費性能、先進的なコネクティッドサービスやトップクラスの安全性能が搭載されていますので、「カローラ」・「カローラツーリング」・「カローラスポーツ」何れもおすすめです!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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