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トヨタ カローラツーリング・カローラフィールダーの違いをまとめてみた~フルモデルチェンジの変更点

モデルチェンジ情報

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2019年9月17日にフルモデルチェンジされた新型トヨタ「カローラツーリング」と、旧モデルの「カローラフィールダー」の違いを徹底比較してみました。

フルモデルチェンジで一体どれだけ進化を遂げたのか!?

改悪されたところはないのか!?

 

■2020年4月12日追記
筆者はついにスバル「インプレッサスポーツ」からトヨタ「カローラツーリング」に乗り換えました!

「カローラツーリング」の良い点や気になる点、実燃費や価格、各装備の使用感などを大量の写真とともに紹介していますの。是非参考にしてみてください。

【カローラツーリング購入記】インプレッサから乗り換えてみた~価格や値引き額、後部座席や荷室の広さ、乗り心地等を徹底評価!【Cセグメント おすすめ】
「インプレッサ」から「カローラツーリング」に乗り換えて良かったことや気になったこと、使用感などをご紹介します。写真も大量に掲載しています。購入検討中の方は必見!

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【ボディサイズの比較】ボディサイズは拡大!だけど室内は・・・


トヨタ「カローラツーリング」公式サイトより


トヨタ「カローラフィールダー」公式サイトより

新型「カローラツーリング」と「カローラフィールダー」の各ボディサイズは以下のとおりです。

 

・カローラツーリング
全長(mm):4,495
全幅(mm):1,745
全高(mm):1,460
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,290~1,450
最小回転半径(m):5.0~5.3
最低地上高(mm):130
プラットフォーム:GA-Cプラットフォーム

室内長(mm):1,795
室内幅(mm):1,510
室内高(mm):1,160
ラゲッジスペース(L):392

 

・カローラフィールダー
全長(mm):4,400(”W×B”は4,410)
全幅(mm):1,695
全高(mm):1,465~1,535
ホイールベース(mm):2,600
車両重量(kg):1,110~1,200
最小回転半径(m):4.9(”W×B”は5.5)
最低地上高(mm):135~155
プラットフォーム:トヨタ・Bプラットフォーム

室内長(mm):1,945
室内幅(mm):1,430
室内高(mm):1,200
ラゲッジスペース(L):407

 

上記のとおり、新型「カローラツーリング」となり全長や全幅は拡大され3ナンバーサイズとなっていますが、室内長(-150mm)や室内高(-40mm)、ラゲッジスペース(-15L)は狭くなっています。これは、小さいボディサイズで広い車内を実現するトヨタ「ヴィッツ」などに採用されていたプラットフォームからCセグメント用のプラットフォームに変更されたことに起因している様です。

その他、車両重量は200kg前後重くなり、最低地上高も低くなっています。

見た目は好みがあるかと思いますが、新型「カローラツーリング」となったことで、かなりスタイリッシュになりました。タイヤサイズは「W×B」が16インチから17インチに拡大されています。

 

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【エンジン性能の比較】搭載エンジンは1.5Lから1.8Lへ


トヨタ「カローラツーリング」公式サイトより

パワートレインは、「カローラフィールダー」が1.5Lガソリン、1.8Lガソリン、1.5Lハイブリッドだったのに対して、新型「カローラツーリング」は1.2Lターボ、1.8Lガソリン、1.8Lハイブリッドへと変更されています。

また、新型「カローラツーリング」はハイブリッド車に4WD(E-Four)が設定されています。

では、エンジン性能を比較してみましょう。

 

・カローラツーリング

・1.2Lターボ
→最高出力 85kW〈116PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉/1,500~4,000rpm

・1.8Lガソリン
→最高出力 103kW〈140PS〉/6,200rpm
→最大トルク 170N・m〈17.3kgf・m〉/3,900rpm

・1.8Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
フロントモーター
→最高出力 53kW〈72.0PS〉
→最大トルク 163N・m〈16.6kgf・m〉
リアモーター
→最高出力 5.3kW〈7.2PS〉
→最大トルク 55N・m〈5.6kgf・m〉

→システム最高出力 90kW〈122PS〉

 

・カローラフィールダー

・1.5Lガソリン
→最高出力 80kW〈109PS〉/6,000rpm
→最大トルク 136N・m〈13.9kgf・m〉/4,400rpm

・1.8Lガソリン
→最高出力 103kW〈140PS〉/6,200rpm
→最大トルク 172N・m〈17.5kgf・m〉/4,000rpm

・1.5Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 52kW〈74PS〉/4,800rpm
→最大トルク 111N・m〈11.3kgf・m〉/3,600~4,400rpm
モーター
→最高出力 45kW〈61.0PS〉
→最大トルク 169N・m〈17.2kgf・m〉

→システム最高出力 73kW〈100PS〉

 

上記のとおり、「カローラフィールダー」の1.5Lガソリンより新型「カローラツーリング」の1.2Lターボの方がスペックは上で、当然ですが「カローラフィールダー」の1.5Lハイブリッドより新型「カローラツーリング」の1.8Lハイブリッドの方がスペックは上です。

1.8Lガソリンは同じ2ZR-FAEエンジンを搭載していますが、新型「カローラツーリング」となり最大トルクが僅かに低下しています。

車両重量が200kg前後重くなっているため、パワートレインを強化していることが分かります。

そのため、0-100km/h加速も10~11秒程度とそこまで差はないものかと思われます。

 

乗り心地は、ダブルウィッシュボーン式リヤサスペンションが搭載されるなど、「カローラツーリング」となったことで大幅に進化しています。コーナリングをアシストするACA制御を採用し走行性能も向上しています。

 

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【燃費性能の比較】排気量は拡大されたが、燃費性能はアップ!


トヨタ「カローラツーリング」公式サイトより

前述の通り、排気量は新型「カローラツーリング」となり拡大されていますが、燃費性能はどう違うのか!?

燃費性能は、JC08モード、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。

※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。

  • WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
  • 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
  • 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
  • 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定

 

・カローラツーリング

・1.2Lターボ
→15.8km/L(WLTCモード)
→-(e燃費より)

・1.8Lガソリン
→14.6km/L(WLTCモード)
→-(e燃費より)

・1.8Lハイブリッド ※2WD
→35.0km/L(JC08モード)
→29.0km/L(WLTCモード)
→-(e燃費より)

 

・カローラフィールダー

・1.5Lガソリン ※2WD
→23.0km/L(JC08モード)
→15.53km/L(e燃費より)

・1.8Lガソリン
→16.6km/L(JC08モード)
→11.29km/L(e燃費より)

・1.5Lハイブリッド
→34.4km/L(JC08モード)
→21.41km/L(e燃費より)

 

ガソリン車で比較すると、燃費性能の良い1.5Lガソリン車の設定がある「カローラフィールダー」の方が優秀です。

ハイブリッド車で比較すると、排気量は拡大されていますが、JC08モードで新型「カローラツーリング」の方が僅かに優秀な値となっています。同じプラットフォーム、パワートレインを搭載している「カローラスポーツ」の実燃費が22.0km/L~24.0km/L程度となっていますので、「カローラフィールダー」と同レベルか新型「カローラツーリング」の方が優秀といえるでしょう。

ただ、自動車税は新型「カローラツーリング」の方が5,500円高くなってしまうため、実質維持費は高くなったといえるでしょう。

 

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【快適装備・先進装備の比較】ツーリングは先進装備が満載!


トヨタ「カローラツーリング」公式サイトより

快適装備や先進装備を比較してみましょう。

以下に、一方のみにある装備をまとめてみました。

 

・カローラツーリング

  • 電動パーキングブレーキ
  • ブレーキホールド
  • ステアリングヒーター
  • ドライブモードセレクト
  • カラーヘッドアップディスプレイ
  • エアクリーンモニター
  • リバーシブルデッキボード
  • アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)
  • 充電用USB端子3個(フィールダーもオプションで1個設定可)
  • おくだけ充電
  • 6スピーカー
  • スマートフォンとの連携、ドアロックなどのリモート操作が可能なコネクティッドサービス

 

・カローラフィールダー

  • リバース連動機能付ドアミラー
  • リヤシートリクライニング機構

 

最大の違いは、新型「カローラツーリング」には各種コネクティッドサービスや「SmartDeviceLink」、「Apple CarPlay」、「Android Auto」が使用可能な「ディスプレイオーディオ」が標準装備されていることでしょう。

リモート確認やリモート操作も便利ですし、スマートフォンと連携してナビゲーションや音声操作も可能で、従来の様に追加でナビをオプション設定する必要がないということもコスト的に大きな魅力です。

スマートフォンを充電する装備が豊富に設定されている点も、時代を感じますね。

その他、電動パーキングブレーキ、ブレーキホールドはめちゃくちゃ便利です。

 

ただ、「カローラフィールダー」に設定されているリバース連動機能付ドアミラー、リヤシートリクライニング機構は、「カローラツーリング」にも設定してほしかったところです。

 

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【安全性能の比較】ツーリングは自動運転技術が満載!


トヨタ「カローラツーリング」公式サイトより

安全性能を比較してみましょう。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。

 

カローラツーリングカローラフィールダー
オートマチックハイビームオートマチックハイビーム
プリクラッシュセーフティ[歩行者夜、自転車]プリクラッシュセーフティ
レーントレーシングアシストレーンディパーチャーアラート
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)クルーズコントロール
ドライブスタートコントロールドライブスタートコントロール
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)
ブラインドスポットモニター
リヤクロストラフィックオートブレーキ
ロードサインアシスト
先行車発進告知機能先行車発進告知機能
防眩インナーミラー防眩インナーミラー

安全性能は、圧倒的に新型「カローラツーリング」の方が先進的で優秀です。

以下に新型「カローラツーリング」が優秀な点をまとめてみました。

  • 夜間歩行者及び自転車の検知が可能な自動ブレーキ
  • 全車速域で作動する車線維持支援機能及びアダプティブクルーズコントロールにより”ほぼ自動運転”
  • 後側方の車両を検知し、警告するだけでなく自動ブレーキも作動

 

まず、自動ブレーキの性能が全く異なります。後側方の車両を警告するだけの機能なら多くの車に搭載されつつありますが、自動ブレーキが作動するシステムが搭載されている車はまだまだ少ないため、新型「カローラツーリング」は先進的であるといえます。

そして、「レーントレーシングアシスト」と「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」により、高速道路上では”ほぼ自動運転”となります。これはスバルの「ツーリングアシスト」や日産の「プロパイロット」と同様の機能です。

 

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【価格の比較】ハイブリッド車のみ価格上昇!


トヨタ「カローラツーリング」公式サイトより

価格について、比較します。

 

カローラツーリングのおすすめグレード&価格

「カローラツーリング」のおすすめグレードは、1.8Lガソリン車なら「W×B」(約237万円)、ハイブリッド車なら「HYBRID W×B」(約280万円)です。

メーカーオプションの9インチディスプレイ、ブラインドスポットモニターなどの安全装備、ディーラーオプションのナビキット、ETC代を加えると、「W×B」が約259万円「HYBRID W×B」が約302万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。

 

カローラフィールダーのおすすめグレード&価格

「カローラフィールダー」のおすすめグレードは、1.5Lガソリン車なら「1.5G”W×B”」(約217万円)、1.8Lガソリン車なら「1.8S”W×B”」(約234万円)、ハイブリッド車なら「HYBRID G”W×B”」(約254万円)です。

メーカーオプションのインテリジェントクリアランスソナー、ディーラーオプションのナビ、バックガイドモニター、ETC代を加えると、「1.5G”W×B”」が約245万円「1.8S”W×B”」が約262万円「HYBRID G”W×B”」が約281万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
上記の価格は新車販売当時(消費税8%)の価格です。

 

価格比較 結果

上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。

ハイブリッド車はパワートレインが変更されたこともあり、新型「カローラツーリング」の方が15万円程度高くなっていますが、1.8Lガソリン車は逆に新型「カローラツーリング」の方が僅かに安くなっています

これは、車両本体価格がそもそも安いこともありますが、「ディスプレイオーディオ」が標準装備されているなど、オプション価格の総額が安くなっていることも大きな要因となっています。9インチディスプレイへの拡大やナビキットを省けば、さらに14万円程度価格を下げることも可能です。

コネクティッドなどの先進装備や各種安全装備が搭載されたことを考慮すると、新型「カローラツーリング」はお得であるといえます。

 

年間走行距離が1万km程度であれば、維持費を含めて最も安くなる可能性が高いのは「カローラフィールダー」の1.5Lガソリン車でしょう。比較的燃費性能も優秀で、初期費用が安いため、ハイブリッド車との価格差を埋めるには10年程度かかります。

もっと年間走行距離が多い場合や、もっと長く乗り続ける場合はハイブリッド車の方が安くなるでしょう。
※燃料代140円で計算した場合

リセールバリュー(愛車を売る際の価格)を考えても、ハイブリッド車は人気で価格が下がりにくいため、総合的に考えてハイブリッド車がおすすめです。

 

「カローラフィールダー」を購入したい方、さらに安くお得に購入したい方は、”新車同様の中古車”を検討してみましょう。

 

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■中古車のメリット、デメリット
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。

 

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さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。

  • 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
  • 納車後、100日以内であれば返品可能
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ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。

特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。

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ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。

 

 

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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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まとめ

今回は、新型トヨタ「カローラツーリング」と「カローラフィールダー」の違いを徹底比較してみました。

 

ボディサイズの拡大や車内が狭くなるなど、全てが良くなったわけではありませんが、コネクティッドサービスや先進安全装備の搭載など、利便性や安全性を考えれば間違いなく「カローラツーリング」はおすすめです。

乗り心地や走行性能なども改良され、価格はそれほど上昇していない点も魅力的です。

新型「カローラ」や「カローラスポーツ」と比較しても、個人的に見た目が最も好印象で、使い勝手も優れているため、「カローラツーリング」が最もおすすめです!

トヨタ カローラ・カローラツーリング・カローラスポーツの違いを徹底比較してみた
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2019年9月17日に発売されたトヨタ「カローラ」と「カローラツーリング」のフルモデルチェンジによる主な変更点についてまとめてみました。 また、「カローラ」、「カローラツーリング」、「カローラスポ...

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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