こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2023年10月25日のマイナーチェンジ(年次改良)にてD型となったスバル「レヴォーグ」と、2023年8月24日のマイナーチェンジ(年次改良)にてF型となったスバル「フォレスター」の違いを、ボディサイズ・運転のしやすさ・室内の広さ・加速性能・燃費性能・乗り心地・安全性能・価格など、各項目を徹底比較いたします。
果たしてどれほどの性能差があり、どっちがおすすめなのか!?
※TOPの「レヴォーグ」の写真は「GT-H EX」(クリスタルホワイト・パール)のLEDアクセサリーライナー装着車です。
ボディサイズ・運転のしやすさの比較
両車のボディサイズを比較します。
・レヴォーグ
全長(mm):4,755
全幅(mm):1,795
全高(mm):1,500
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,570~1,640
最小回転半径(m):5.5
最低地上高(mm):145
・フォレスター
全長(mm):4,640
全幅(mm):1,815
全高(mm):1,715(X-BREAKは1,730)
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,570~1,660
最小回転半径(m):5.4
最低地上高(mm):220
■運転のしやすさは僅かに「レヴォーグ」に軍配!
「レヴォーグ」と「フォレスター」のボディサイズを比較すると、全長は「レヴォーグ」が+13cm、全幅は「フォレスター」が+2cm、全高は「フォレスター」が最大+23cm、最小回転半径は「レヴォーグ」が+10cm大きくなっています。
最低地上高は「フォレスター」の方が+7.5cmも高くなっているため、悪路や災害時だけでなく、段差を乗り上げる際なども安心です。
最小回転半径は「フォレスター」の方が小さいため、小回りは僅かに「フォレスター」の方が優れていますが、全幅が小さい「レヴォーグ」の方が車両感覚をつかみやすく、狭い道路でも運転しやすいと感じました。
とはいえ、「フォレスター」も同クラスSUVのトヨタ「RAV4」やホンダ「CR-V」などと比較すると圧倒的に運転しやすくなっています。
■ボディサイズが大きいクルマでも運転しやすいのは、視界が良いから!
そもそも、スバル車は視界性能が非常に優れているため、「レヴォーグ」や「フォレスター」など比較的大きなクルマでも、全長や車幅の感覚をつかみやすいため、運転しやすくなっています。
スバルが「0次安全」と掲げているだけあって、スバル車はアイポイントが高く、フロントウィンドウとリヤウィンドウの面積が広いことが特徴的です。
そのため死角が少なく、そもそもヒヤリとする瞬間が少なくなる様に設計されていると感じます。
昨今、デザイン優先でリヤウィンドウの面積が小さくなるなど視界性能が低いクルマも少なくありませんが、一方でスバル車は視界性能にこだわり続けているところは、非常に評価すべき点だと考えます。
■エクステリアの質感は僅かに「レヴォーグ」が上!
エクステリアの質感は、全グレードで各ピラーに艶あり塗装が施されている点で「レヴォーグ」の方が僅かに上ですが、そこまで大きくは違いません。
エクステリアデザインは、ヘッドライドやリヤコンビランプ、フロントグリルがよりシャープで”いかにも速い”印象の「レヴォーグ」に対して、「フォレスター」は無骨でアウトドアな印象です。
「レヴォーグ」はディーラーオプションのLEDアクセサリーライナーを装着すると、よりオシャレな顔つきになりますので、おすすめです。
室内の広さ・荷室の広さ・使い勝手の比較
室内の広さ・荷室の広さを比較
両車の室内の広さ・荷室の広さを比較します。
室内長の比較
スバル「レヴォーグ」:1,900mm
スバル「フォレスター」:2,140mm(「Advance」、「SPORT」、「STI Sport」は2,130mm)
「フォレスター」の方が+14.0cm広い
室内幅の比較
スバル「レヴォーグ」:1,515mm
スバル「フォレスター」:1,545mm
「フォレスター」の方が+3.0cm広い
室内高の比較
スバル「レヴォーグ」:1,205mm
スバル「フォレスター」:1,275mm
「フォレスター」の方が+7.0cm高い
荷室(ラゲッジスペース)の比較
スバル「レヴォーグ」:561ℓ
スバル「フォレスター」:520ℓ(e-BOXER搭載車は509ℓ)
「レヴォーグ」の方が+41~52ℓ広い
室内の広さ比較 まとめ
車内の広さは上記の数値のとおり、室内は「フォレスター」の方が広く、荷室(ラゲッジスペース)は「レヴォーグ」の方が広くなっています。
全長が大きい「レヴォーグ」ですが、その恩恵はほとんど荷室(ラゲッジスペース)が受けている状態です。
後部座席の足元スペースや頭上スペースの広さは「フォレスター」の方が広くなっているため、後部座席に乗車する機会は多い場合や、チャイルドシートを設置する場合などは「フォレスター」の方が適しているといえるでしょう。
両車ともに、後席用のエアコン吹出口やリヤシートリクライニング、後席用シートヒーターが設定されているため、後席の快適装備に差はありません。
「レヴォーグ」のリヤシートリクライニングは、シート横のレバーで操作できる様になっているため、操作性が良いなっています。
インテリアデザインは、何と言っても「レヴォーグ」には12.3インチフル液晶デジタルメーター、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイが採用されている点が最大の違いでしょう。
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイによりエアコン操作パネルがなくなり、ナビ画面とインフォメーションディスプレイが一体化したことにより、従来の”3画面構造”から”2画面構造”になっています。
また、12.3インチフル液晶メーターはメーター内にナビ画面を表示できるため、ナビ使用時でも視線を移動する範囲が「フォレスター」より少なくすむメリットがあります。
その他、インテリアの質感に大きな差はない印象です。
使い勝手の比較
使い勝手を比較します。
「パワーリヤゲート」は「レヴォーグ」が先進的で優秀!
「レヴォーグ」には”肘で開けられる”新しい「ハンズフリーオープンパワーリヤゲート」が設定されています。
この装備は”肘で開けられる”だけでなく、「フォレスター」の「パワーリヤゲート」より開閉スピードが僅かに早くなっています。
実際試してみると、肘だと反応しづらく、手の平の方が反応しやすい感じでした。
また、エンブレムと手が近すぎると反応しない様になっているため、少し離れた方が反応しやすいようです。
上記のとおり、少しコツがいる装備となっていますが、手がふさがった状態でもリヤゲートの開閉ができるメリットは大きいでしょう。
ただ、「フォレスター」の「パワーリヤゲート」も「レヴォーグ」同様、車内のスイッチやアクセスキーのボタンでリヤゲートを開けられたり、メモリー機能により開度を設定できたり、リヤゲートを閉めると同時に全ドアを施錠できることが可能なため、利便性は大きく変わらないでしょう。
荷室(ラゲッジスペース)の使い勝手は互角!
「レヴォーグ」の方が荷室(ラゲッジスペース)が広いことは前述の通りですが、さらにカーゴフロアボード下のサブトランクが広く深くなっており、サブトランクも含めた荷室高は1,105mmもあるため、背の高い荷物を積載することが可能になっています。
また、カーゴフロアボードをリヤゲート上部に引っかけることもできるため荷物を積載する際に便利ですし、標準装備のトノカバーをサブトランクに格納することもできます。
一方の「フォレスター」も、サブトランクを含めない場合の荷室高は「レヴォーグ」の771mmより高い884mmとなっており、荷室幅は「レヴォーグ」の1,120mmより圧倒的に広い1,300mmと、荷室高と荷室幅は「レヴォーグ」以上に広くなっています。
また、カーゴフックの数も「レヴォーグ」以上に設定されているため、荷物を固定する際に便利です。
上記より、ラゲッジスペースの使い勝手は互角といえるでしょう。
先進装備は新型の「レヴォーグ」が1歩リード!
「レヴォーグ」は「フォレスター」と異なり、センターインフォメーションディスプレイでナビゲーションだけでなく、アイサイトやドライブモードなどの車両設定・オーディオ設定・エアコン設定・シートヒーター設定・コネクティッドサービス・スマホ連携など、ほとんどの操作を行える様になっています。
センターインフォメーションディスプレイでエアコン操作を行える様になっているため、音声操作でエアコンの操作を行うことが可能となっています。
一方「フォレスター」も、「レヴォーグ」同様「ドライバーモニタリングシステム」が採用されており、登録しておけば乗車時にドアを開けると運転席のシートが自動後退する機能が搭載されています。
これにより乗車がスムーズになるメリットがあります。
また、ドライバーの顔を認証してシートポジションやドアミラー角度、前回イグニッションOFFした際のメーターディスプレイ表示、エアコン設定などを自動的に再現する機能も搭載されているため、非常に先進的で利便性が高くなっています。
さらに、2021年8月19日のD型改良にて「ジェスチャーコントロール機能」が追加され、エアコンの設定温度を「パー」なら上げて、「グー」なら下げられるなど、ジェスチャーで調整できるようになっています。
「フォレスター」のフルモデルチェンジ時はその装備の先進ぶりに驚愕しましたが、新型である「レヴォーグ」はさらに先進装備満載となっています。
燃費性能の比較
燃費性能は、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・レヴォーグ
・1.8Lターボ
→13.5km/L(WLTCモード)
→11.43km/L(e燃費より)
・2.4Lターボ ※STI Sport R
→11.0km/L(WLTCモード)
→9.99km/L(e燃費より)
・フォレスター
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-BOXER)
→14.0km/L(WLTCモード)
→11.91km/L(e燃費より)
・1.8Lターボ
→13.6km/L(WLTCモード)
→10.55km/L(e燃費より)
上記のとおり、燃費性能は「フォレスター」の方が僅かに優れています。
ただし、その差は本当に僅かで、全パワートレイン間で1.0km/L未満の違いしかありません。
そのため、加速性能と合わせて考えれば、e-BOXER搭載車のメリットは少ないといえるでしょう。
※加速性能については後述しています。
維持費はいずれも年間走行距離8,000km、ガソリン代140円の場合で年10万円前後となります。
何れにしても、燃費性能はスバル車全体の弱点であり欠点であることは間違いありません。
他社のハイブリッド車と比較すると、実燃費は倍以上の違いがあります。当然、維持費も倍以上変わってきます。
今後、より電動車が主体となり、燃費・環境基準もより厳しくなる中で、電動化や燃費・環境性能の向上はスバルの喫緊の課題といえるでしょう。
加速性能の比較
加速性能を比較します。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・レヴォーグ
・1.8Lターボ
→最高出力 130kW〈177PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 300N・m〈30.6kgf・m〉/1,600~3,600rpm
・2.4Lターボ
→最高出力 202kW〈275PS〉/5,600rpm
→最大トルク 375N・m〈38.2kgf・m〉/2,000~4,800rpm
・フォレスター
・2.0Lマイルドハイブリッド
エンジン
→最高出力 107kW〈145PS〉/6,000rpm
→最大トルク 188N・m〈19.2kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 10kW〈13.6PS〉
→最大トルク 65N・m〈6.6kgf・m〉
・1.8Lターボ
→最高出力 130kW〈177PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 300N・m〈30.6kgf・m〉/1,600~3,600rpm
上記のとおり、1.8Lターボ車のスペックは全く同じで、その加速性能はほぼ互角でしょう。
「SI-DRIVE」のスポーツモードにすると、アクセルレスポンスが良くなりエンジンが高回転になりやすいため、加速力がさらに高まります。
もちろん、加速性能が最も優れているのは、「レヴォーグ」の2.4Lターボ車です。
あくまで参考値ですが、0-100km/h加速は2.4Lターボ車が7秒前後、1.8Lターボ車が8秒前後、e-BOXER搭載車が11秒前後となっています。
1.8Lターボ車は、低回転域で最大トルクが発生するため、踏み込んだ瞬間に鋭い加速力があります。あまりの加速力に筆者は試乗時の一踏み目で非常に驚きました。
そのため、e-BOXER搭載車と同様の感覚でアクセル操作を行うとスピードが出過ぎてしまいます。
急な坂道や追い越し時でも、e-BOXER搭載車なら2,000回転、またはそれ以上エンジンを回す必要があるところを1.8Lターボ車なら1,100回転程度で走行できる程パワーに余裕があります。
e-BOXER搭載車だと、発進時や追い越し時、坂道などでパワー不足を感じることが”ちょこちょこ”ありますが、1.8Lターボ車ならそういったストレスは一切ないでしょう。
e-BOXER搭載車はモーターによるアシストが加わりますが、加速性能的には一般的な2.0Lガソリン車と大きく変わらないため、1,600kgを超える「フォレスター」にはパワー不足で、加速は重い印象があります。
走行性能・乗り心地の比較
走行性能の比較
走行性能を比較します。
走行安定性や旋回性能の高さは「レヴォーグ」の方が優れているでしょう。
さらに「STI Sport」に搭載されている「ドライブモードセレクト」は、旋回性能やステアリングフィール、電子制御ダンパーにより乗り心地も変更できるため、「GT-H」などより”よりクイック”に曲がれる印象があります。
「GT-H」などに搭載されているアクセルレスポンスを高めるだけの「SI-DRIVE」とは全く異なります。
ただし、トヨタ「カローラスポーツ」のAVSの様に、よほどの”通”でなければ体感しにくいもので、特に試乗コースで走る一般道では中々体感することは難しいでしょう。
一方、悪路走破性は雪道・砂利道・深雪・ぬかるみなど路面の状況によって4輪の駆動力などを変更できる「X-MODE」、「ヒルディセントコントロール」が搭載されており、最低地上高は圧倒的に高い「フォレスター」の方が優れています。
乗り心地の比較
乗り心地を比較します。
「レヴォーグ」の乗り心地は、非常になめらかで凹凸をキレイにいなしてくれるため、他車だとホンダ「シビック」やトヨタ「カローラ」の様な乗り心地となっています。
「フォレスター」もしなやかな乗り心地となっていますが、「レヴォーグ」の方が優れているでしょう。
乗り心地の良さを各モードで比較すると、「SI-DRIVE」のインテリジェントモードは、「ドライブモードセレクト」のコンフォート(Comfort)とノーマル(Normal)の中間くらいといった印象です。
コンフォート(Comfort)が最もしなやかな乗り心地になり、凹凸の多い道路だとその違いは明らかです。
ただ、一般道だとインテリジェントモードとの違いはそこまで大きくない印象で、前述の通りよほどの”通”でなければ体感することは難しいでしょう。
乗り心地だけでなく加速性能や走行性能もそうですが、通常状態の「レヴォーグ」が非常に優れているため、エントリーグレードから”いいクルマ”であるといえます。
安全性能の比較
「レヴォーグ」と「フォレスター」の安全性能の違い
安全性能を比較します。
■アイサイトX
レヴォーグ | フォレスター |
渋滞時ハンズオフアシスト | - |
渋滞時発進アシスト | - |
アクティブレーンチェンジアシスト | - |
カーブ前速度制御 | - |
料金所前速度制御 | - |
ドライバー異常時対応システム | - |
■アイサイト
レヴォーグ | フォレスター |
アレイ式アダプティブドライビングビーム | アレイ式アダプティブドライビングビーム |
ステアリング連動ヘッドランプ | ステアリング連動ヘッドランプ |
プリクラッシュブレーキ | プリクラッシュブレーキ |
前側方プリクラッシュブレーキ | - |
緊急時プリクラッシュステアリング | 緊急時プリクラッシュステアリング |
後退時ブレーキアシスト | 後退時ブレーキアシスト |
AT誤発進(後進)抑制制御 | AT誤発進(後進)抑制制御 |
ツーリングアシスト | ツーリングアシスト |
全車速追従機能付クルーズコントロール | 全車速追従機能付クルーズコントロール |
車線逸脱抑制 | 車線逸脱抑制 |
車線逸脱警報 | 車線逸脱警報 |
ふらつき警報 | ふらつき警報 |
先行車発進お知らせ機能 | 先行車発進お知らせ機能 |
青信号お知らせ機能 | 青信号お知らせ機能 |
スバルリヤビークルディテクション | スバルリヤビークルディテクション |
エマージェンシーレーンキープアシスト | エマージェンシーレーンキープアシスト |
前側方警戒アシスト | - |
デジタルマルチビューモニター(フロント/サイド/リヤ) | フロント&サイドビューモニター |
スマートリヤビューミラー | スマートリヤビューミラー |
自動防眩ルームミラー | 自動防眩ルームミラー |
ドライバーモニタリングシステム | ドライバーモニタリングシステム(ジェスチャーコントロール機能付) |
コネクティッドサービス[SUBARU STARLINK] | - |
エアバッグ(サイド・カーテン・ニー・シートクッション) | エアバッグ(サイド・カーテン・ニー) |
アクティブ・トルク・ベクタリング | アクティブ・トルク・ベクタリング |
「フォレスター」は、2021年8月19日のD型改良にて「レヴォーグ」と同じ新世代アイサイトが搭載され、アイサイトXを除く「レヴォーグ」との性能差は一時的に減少していました。
しかし、2023年10月25日に行われた「レヴォーグ」のD型改良により、ステレオカメラに加えて広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトの採用、デジタルマルチビューモニター機能に「3Dビュー」表示や、車速15km/h未満時に自動でフロントビューとトップビューを表示するAUTOモードを追加されたことにより、性能差が再び拡大しています。
上の表のとおり「フォレスター」にはアイサイトXが搭載されていないだけでなく、「レヴォーグ」のアイサイトに搭載されている機能の1部も搭載されていません。
そもそも、アイサイトXが搭載されていることで注目されている「レヴォーグ」ですが、アイサイトXがなくても「レヴォーグ」の安全性能はトップクラスの性能となっています。
アイサイトXの機能は、主に高速道路上でクルーズコントロール使用中に動作するものが基本で、アイサイトに含まれている自動ブレーキなどの性能が高いことが「レヴォーグ」の安全性能の中心です。
つまり、アイサイトXがない「フォレスター」の安全性能もトップクラスの性能といえます。
何と言っても最大の魅力は自動ブレーキの性能でしょう。
スバルの自動ブレーキの性能は、2023年時点で国産車トップクラスの性能となっています。
自動ブレーキが右左折時の歩行者や自転車、自動二輪車に対しても作動可能なのはスバル車や、2022年以降に発売された新型トヨタ「ノア」・「ヴォクシー」、「プリウス」など、まだまだ多くはありません。
つまり、自動ブレーキの性能だけでもスバル車はかなり優秀なことがわかります。
自動ブレーキ以外だと、「青信号お知らせ機能」も他車だと採用例の少ない先進的な機能です。
先行車発進お知らせ機能は各車搭載が当たり前になっていますが、青信号をカメラで検知してお知らせする機能は新型「レヴォーグ」が初めての搭載となります。
この機能のおかげで、青信号に気づかず後続車からクラクションを鳴らされることもなくなるでしょう。
そもそもスバルのクルーズコントロールには従来より赤信号を検知し、加速を緩やかにする機能が搭載されていましたので、新型「レヴォーグ」発売以前からカメラの検知能力は他社より優れていたといえるでしょう。
唯一「フォレスター」が「レヴォーグ」に勝っているのが、2021年のD型改良で新たに搭載された「ジェスチャーコントロール機能付ドライバーモニタリングシステム」です。
ただ、「レヴォーグ」に勝っているのは利便性の機能で、安全性では「レヴォーグ」との違いはありません。
上記のとおり、非常に優れた安全性能となっている両車ですが、どちらが優れているか問われれば間違いなく「レヴォーグ」です。
「レヴォーグ」の安全性能は、2023年時点で国産車トップクラスの安全性能となっています。
以下に、「レヴォーグ」が優れている点をまとめてみました。
「レヴォーグ」の安全性能が優秀な点~アイサイト編
まずは、アイサイトの機能で「フォレスター」より優れている点を、以下にまとめてみました。
- 新型「クロストレック」から採用されている広角眼カメラの採用により、「フォレスター」より低速走行時の二輪車/歩行者に対するプリクラッシュブレーキ対応シチュエーションが広い
- 自動ブレーキが出会い頭車両に対しても作動可能(前側方プリクラッシュブレーキ)
- フロントビューモニターを表示中、左右から接近する車両をお知らせしてくれる(前側方警戒アシスト)
- エアバッグ展開時、またはスイッチにより緊急車両を手配できる(コネクティッドサービス)
- 車両周辺360度をカメラ確認できる(デジタルマルチビューモニター)
- 助手席乗員の胸部や腹部への衝撃をやわらげるエアバッグの搭載(シートクッションエアバッグ)
上記のとおり、ドライバーからは見えない前側方部分から接近する車両に対する安全性が高くなっています。
何と言っても最大の違いは「前側方プリクラッシュブレーキ」の搭載です。
この装備により、出会い頭車両に対しても自動ブレーキが作動可能になっています。
ただ、出会い頭車両に対して作動する自動ブレーキは他車にはないスゴイ機能ながら、作動車速が20km/h以下、2輪車や歩行者の検知はできないなど、まだ性能的に発展途上な面も残っています。
※警報は60km/h以下で作動します。
「レヴォーグ」の安全性能が優秀な点~アイサイトX編
次は、「レヴォーグ」の”最大の売り”であるアイサイトXの各機能について、以下にまとめてみました。
- 自動車専用道路を0 km/h~約50 km/hで走行時、ハンドルから手を放しても車線中央維持機能が作動(渋滞時ハンズオフアシスト)
- 停車してから約10分以内であれば、運転者の操作なしで先行車に追従して再発進(渋滞時発進アシスト)
- 自動車専用道路を約70 km/h~約120 km/hで走行時、方向指示器のレバーにより車線変更を行うハンドル操作をアシスト(アクティブレーンチェンジアシスト)
- 自動車専用道路を走行時、カーブ曲率に合わせた適切な速度に制御(カーブ前速度制御)
- 自動車専用道路を走行時、ETCゲート通過に適した速度に制御(料金所前速度制御)
- 車線中央維持機能作動中に手を放した場合、システムが渋滞時ハンズオフアシストを継続できないと判断した場合に警告を行い、それでもハンドル操作が検知できない場合に減速やハザードランプの点滅、クラクションを鳴らすなど、周囲の車両へ運転者の異常を知らせ停車(ドライバー異常時対応システム)
アイサイトXの機能は主に高速道路上でクルーズコントロール使用中に動作するものが基本となっています。
上記の中でも「渋滞時ハンズオフアシスト」が最も有名な機能でしょう。
この機能と「渋滞時発進アシスト」により、渋滞時はまさに”何もしなくてよい”わけですから、渋滞に巻き込まれた際は非常に楽になるでしょう。
楽すぎて眠ってしまいそうですね。
※眠ってしまった場合「ドライバー異常時対応システム」により機能が解除されますので注意が必要です。
ただし、上記の中で使用頻度が最も高いのは「アクティブレーンチェンジアシスト」、「カーブ前・料金所前速度制御」でしょう。
「アクティブレーンチェンジアシスト」は、ハンズオフで使用できる機能ではないため自動車線変更機能ではありませんが、車線中央維持機能の様な形でハンドル操作をアシストしてくれます。
隣接車線の安全を確保できたタイミングで作動するため、車線変更時の安全性は非常に高いといえるでしょう。
また、筆者が最も活躍する機能だと考えるのは「カーブ前・料金所前速度制御」です。
多くのアダプティブクルーズコントロール(ACC)は、カーブ時や料金所前でも減速せず、そのままのスピードで突っ込むため、ブレーキを踏むなどしてアダプティブクルーズコントロール(ACC)を解除する場面が度々でてきます。
しかし、「カーブ前・料金所前速度制御」により速度が自動で制御されるため、高速道路の出口までアダプティブクルーズコントロール(ACC)を解除する必要性がありません。
この機能により、従来のアダプティブクルーズコントロール(ACC)よりも、さらに気を使う必要がなくなるため、長距離ドライブでのさらなる負担軽減となることは間違いありません。
これだけ”高速道路上での自動化”が進んでいるだけに、急病など”もしも”の時の対応が心配になりますが、「ドライバー異常時対応システム」が搭載されているため、後続車や周辺車両への警告、停車までシステムが行ってくれるため、安心です。
アイサイトXがなくても「レヴォーグ」の安全性能はトップクラスの性能となっていますが、この非常に便利で先進的な「アイサイトX」が「レヴォーグ」の最大の魅力であり、搭載すべき装備だといえるでしょう。
2023年のマイナーチェンジでアイサイトXなし(EXなし)グレードは廃止されましたが、中古車を検討している方はアイサイトXなし(EXなし)グレードを選択するメリットはありませんので、注意しましょう。
非常に先進的なアイサイトXですが、1つ注意点があります。
「レヴォーグ」には地図データが2種類設定されており、1つはナビ用の地図データ、そしてもう1つはアイサイトXに使用する3D高精度地図データです。
この3D高精度地図データにより、自車のタイヤの位置をセンチ単位で正確に把握することができ、それにより「渋滞時ハンズオフアシスト」などが行えるわけです。
そんなスゴイ3D高精度地図データは、年4回有料の更新が必要となっており、更新しないとアイサイトXを使用できる範囲が狭まる可能性があります。
例えば、使用する高速道路の形状が工事などで変わった場合、アイサイトXが使用できなくなるわけです。
とはいえ価格は1回4,000円程度と安く、毎回更新しなくても上記の様なタイミングをみて更新しても良いため、大きな負担になるわけではありません。
ナビの地図データは自分でできる一方、3D高精度地図データはディーラーでないとできなため、点検などと合わせて更新を行うと良いでしょう。
ちなみに、ナビの地図データは3年間は更新無料となっています。
コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」とは!?
「フォレスター」には設定されていない装備の1つとして、「レヴォーグ」には国産スバル車として初めてコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」が搭載されています。
では、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」には一体どんな機能があるのか!?
以下にまとめてみました。
- エアバッグ展開時にコールセンターにつながり、緊急車両を手配する「ヘルプネット」
- ”SOS”ボタンを押すことによりコールセンターにつながり、緊急車両を手配する「SUBARU SOSコール」
- ”i”ボタンを押すことによりコールセンターにつながり、ロードサービスの手配する「SUBARU iコール」
- 故障などでクルマの警告灯が点灯したとき、盗難警報装置作動時にアプリやEメールでお知らせ「故障診断アラート&セキュリティアラート」
- リコール情報の表示、車載通信機を自動的にアップデート「リコールお知らせ機能/ソフトウェア更新」
さらに、2023年のマイナーチェンジで、以下のサービスが追加されています。
- スマホでドアロックなどが確認・操作できるリモート確認やリモート操作
- 自車の位置をスマホで確認できるマイカー検索
- 車内がWi-Fi環境になる
- スマホで設定したドライブプランをナビに送信できる
- スマホでエアコンを始動できるリモートエアコン
など
発売当初はサービス内容が乏しく、あまりメリットがありませんでしたが、2023年のマイナーチェンジで一気にサービスが拡充しています。
ただし、気になるのは価格設定です。
ヘルプネットは5年間無料、6年目以降は月190円となっており、SOSコールなどは1年間無料、各種リモートサービスも1年間無料、2年目以降はSOSコールなどが月280円、各種リモートサービスが月460円となっています。
1年目こそ車内Wi-Fiを除き無料ですが、2年目は年8,880円、6年目は年11,160円と、かなり高い価格設定となっています。
※SOSコールや各種リモートサービスを全て使用した場合
ホンダや日産も高い価格設定がネックですが、トヨタのような価格設定にしてほしいところです。
価格の比較
価格を比較します。
レヴォーグのおすすめグレード&価格
「レヴォーグ」のおすすめグレードは「Smart Edition EX」で約363万円となります。
理由は、上位グレード「GT-H EX」(約380万円)との価格差は約17万円ありますが、その主な違いは以下の快適装備のみで、価格差ほどの魅力はないと考えるからです。
- リバース連動ドアミラー
- ドアミラーメモリー&オート格納機能
- ハンズフリーオープンパワーリヤゲート
- アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能
- 運転席シート自動後退機能
- 後席左右シートヒーター
オプションに、LEDアクセサリーライナー(約6万円)、ETC車載器(約2万円)とマット(約3.7万円)を設定すると、「Smart Edition EX」が約378万円となります。
※上記は値引き額が20万円程度だった場合の全込み価格です。
フォレスターのおすすめグレード&価格
「フォレスター」のおすすめグレードは、「SPORT」(約347万円)です。
「SPORT」がおすすめな理由は、e-BOXER搭載車よりも加速性能が圧倒的に優れており、「STI Sport」より価格が27.5万円安いからです。
アイサイトセイフティプラス、ナビ、ETC車載器、リアカメラ、マット代を加えると、「SPORT」が約382万円となります。
ちなみに、「フォレスター」を最もお得に購入できる「Touring」に同オプションを設定した場合、約362万円となります。
※上記は値引き額が20万円程度だった場合の全込み価格です。
価格比較 結果
上記の価格を比較すると、「レヴォーグ」の方が5万円程度安いことがわかります。
元々の車両本体価格は「レヴォーグ」の方が高かったものの、「フォレスター」にはナビやリアカメラを設定する必要があり、結果的に価格が逆転しています。
とはいえ、「レヴォーグ Smart Edition EX」には運転席シート自動後退機能や後席シートヒーターが設定されていませんので、快適装備は「フォレスター SPORT」の方が豊富に設定されています。
上記の装備を「レヴォーグ」に設定した場合(「GT-H EX」を選択した場合)、「レヴォーグ」の方が10万円程度高くなります。
ちなみに、「フォレスター Touring」なら、さらに20万円程度安く購入できますが、前述の通り加速性能が全く異なるため、個人的にはあまりおすすめできません。
普通に見積もりをお願いすると両車ともに400万円を超す価格になることが多く、「レヴォーグ」の「STI Sport EX」なら500万円近い価格を提示されることになるでしょう。
ディーラーに言われるがままの条件で購入すると、不要なオプションを付けられたり、値引き額が少ないままの価格となってしまうため、少しでも安くクルマを購入できる様に工夫しましょう。
「レヴォーグ」や「フォレスター」は高すぎる!ということであれば、“新車同様の中古車”を検討するのも賢い選択だと考えます。
“新車同様の中古車”なら、年式2022年、走行距離10km未満、修復歴なしと好条件の「レヴォーグ GT-H EX」が約340万円で、「フォレスター SPORT」なら約330万円で買えるクルマもありますよ!
欲しいクルマを少しでも安く、お得にを購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、スバル「レヴォーグ」とスバル「フォレスター」を比較しながらご紹介しました。
「レヴォーグ」と「フォレスター」の比較結果を以下にまとめてみました。
- 運転のしやすさ:僅かに「レヴォーグ」が運転しやすい
- 室内の広さ:後部座席が広いのは「フォレスター」、荷室が広いのは「レヴォーグ」
- 使い勝手の良さ:先進装備は豊富な「レヴォーグ」が優秀
- 燃費性能:「フォレスター」が僅かに優秀
- 加速性能:引き分け(「フォレスター」の1.8Lターボ車と比較した場合)
- 走行性能:旋回性能は「レヴォーグ」、悪路走破性は「フォレスター」が優秀
- 乗り心地:「レヴォーグ」が優秀
- 安全性能:「レヴォーグ」が圧倒的に優秀
- 価格の安さ:1.8Lターボ車なら価格差はほとんどない
先進装備による使い勝手の良さ、乗り心地、安全性能では「レヴォーグ」が、最低地上高の高さや悪路走破性、後部座席の広さでは「フォレスター」が優れていました。
どの点を重視するかによってどちらが良いかは異なりますが、価格や維持費(燃費性能)に差がないなら「レヴォーグ」がおすすめだと考えます。
何と言っても決め手は先進安全装備で、国産車トップクラスの安全性能を誇るクルマを購入できるメリットは大きいでしょう。
一方、SUVスタイルであることや悪路走破性、後部座席が広いことを重視する場合は「フォレスター」の方がおすすめです。
加速性能を全く重視しない場合は、e-BOXER搭載車を選択することで安く購入できるメリットもあります。
クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。
ハイブリッド車だから何となく選んだ、人気だから何となくSUVにした、などの安易なクルマ選びをしない様にしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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