こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、近年ミニバン市場の中で日産「セレナ」やトヨタ「ヴォクシー」と並ぶ人気を誇る、コンパクトミニバンのトヨタ「シエンタ」とホンダ「フリード」を、運転のしやすさ・燃費性能・加速性能・室内の広さ・使い勝手・安全性能・価格など、各項目で徹底比較いたします。
コンパクトミニバンといえば、ミドルサイズミニバンであるトヨタ「ヴォクシー」やホンダ「ステップワゴン」に近い車内の広さを持ちながら、ミドルサイズミニバンよりも70万円程度安く購入できるというメリットがあり、とても経済的で実用的です。
そんなコンパクトミニバンのライバル車である「シエンタ」と「フリード」がどう違うのか!?
トヨタ シエンタとは
シエンタの歴史
トヨタ「シエンタ」は、2003年から販売されているコンパクトミニバンです。
初代「シエンタ」は1.5Lガソリン車のみのラインナップでした。
2015年7月にフルモデルチェンジが行われ2代目「シエンタ」となります。2代目「シエンタ」からは1.5Lハイブリッド車もラインナップに加わり、「Toyota Safety Sense」の採用など安全性能も強化されています。
2018年9月にはマイナーチェンジが行われ、5人乗り2列シート車が追加されました。その他、主な変更点は以下のとおりです。
- 5人乗り2列シート車を追加
- 外観のデザインが一部変更され、全長は35mm延長(4,260mm)
- ボディカラーの設定が変更され、ツートーンカラーを設定
- 安全装備「Toyota Safety Sense」の「プリクラッシュセーフティ」に昼間の歩行者検知機能を追加
- 安全装備「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ[静止物])」を採用
- 車両を上から見たような映像をナビ画面に表示する「パノラミックビューモニター」を採用
- スライドドアが閉まりきる前に施錠を予約できる「パワースライドドア予約ロック機能」を採用
- 後席への荷物の置き忘れを通知する「リヤシートリマインダー」を日本初採用。
- ハイブリッド車の燃費性能を向上
最大の変更点は5人乗り2列シート車が追加されたことかと思います。
しかし、安全装備や快適装備がかなり追加されているところもポイントです。
特に安全装備では、衝突被害軽減ブレーキ(「プリクラッシュセーフティ」)に歩行者検知機能が追加され、踏み間違い時のエンジン出力抑制や自動ブレーキ機能(「インテリジェントクリアランスソナー」)などが追加されています。
上記のため、「シエンタ」の中古車を検討されている方は、2018年9月のマイナーチェンジ以降のモデルをおすすめします。
2020年6月の一部改良により、2列シート車のグレードが追加されています。詳細は以下の記事に記載しています。
グレード間の装備差
最廉価グレードの「FUNBASE X」と「X」は、スマートエントリー&プッシュスタートシステムがなかったり、マニュアルエアコンだったり、アームレストがなかったり、クルーズコントロールがなかったり、社用車の様な装備内容となっています。あまりおすすめできません。
「FUNBASE G」と「G」となれば上記は全て装備されます。また、ステアリングホイールやシフトノブも本革巻きとなり、シート表皮が上級ファブリックとなるなど質感も向上されています。
さらに「G Cuero」となれば、LEDヘッドランプやLEDフロントフォグランプ、コンライトが装備され、シート表皮は合成皮革×スエード調となり、4スピーカーから6スピーカーとなります。
シエンタ おすすめグレード
「シエンタ」のおすすめグレードは、最上位グレードの「G Cuero」がおすすめです。売れ筋グレードも「G Cuero」です。
ただ、中間グレードの「G」も装備は比較的充実しており、「G Cuero」より約15万円安く購入できるため、安く購入できる「G」も良いと思います。ただし、「インテリジェントクリアランスソナー」や「LEDランプパッケージ」をオプション装備させれば、価格差は約6万円に縮まります。
ガソリン車かハイブリッド車か、ということについては、10年間使用することを想定すると、購入時の減税や維持費(燃費性能)の差から、ほぼ同額程度になると思われます。
※ガソリン代140円、年間走行距離が1万kmの場合
ただ、「シエンタ」の場合、加速性能についてはハイブリッド車にあまり優位性がないため、加速性能や年間走行距離が1万kmよりもっと少ない場合は、ガソリン車を選択した方が良いと思います。
■5人乗り2列シート車について
個人的には、5人乗り2列シート車を選択するなら、走りや安全性能が高いコンパクトカーやCセグメントクラスの車を購入した方が良いと考えています。価格帯も同じで車内の広さもあまり変わりません。
コンパクトミニバンである「シエンタ」を選択するメリットは、「ヴォクシー」などのミドルサイズミニバンより車内は狭いものの、70万円程度安く購入できるということにあると思います。3列目が不要であるならば、あまり選択するメリットが少ない様に思います。
販売台数状況
「シエンタ」の月間の販売台数は6,500台前後です。
ホンダ フリードとは
フリードの歴史
ホンダ「フリード」は、2008年から販売されているコンパクトミニバンです。
当初は1.5Lガソリン車のみのラインナップでしたが、2011年から1.5Lハイブリッド車もラインナップに加わっています。
2016年9月にフルモデルチェンジが行われ2代目「フリード」となります。2代目「フリード」からは、5人乗り2列シート車も加わり、「Honda SENSING」の採用など安全性能も強化されています。
パワートレインは、1.5Lガソリンエンジンは直噴化され、1.5Lハイブリッドはパワーや燃費性能が向上された「SPORT HYBRID i-DCD」が採用されています。
2019年10月にマイナーチェンジが行われ、「Honda SENSING」の全車標準装備化、「後方誤発進抑制機能」の追加、クロスオーバースタイルの新グレード「CROSSTAR(クロスター)」の追加などが行われています。
グレード間の装備差
ガソリン車の場合、最廉価グレード「B」が設定されていますが、ハロゲンヘッドライト、2スピーカー、サイドエアバッグシステムが設定できないなど、かなり廉価な装備内容となっているためおすすめできません。
標準グレードとなる「G」ですが、ナビ装着用スペシャルパッケージ、コンビシートや15インチアルミホイールなどのSパッケージを設定すると、「CROSSTAR」との価格差は11万円程度に縮まります。
※「HYBRID G」はナビ装着用スペシャルパッケージが標準装備されているため、価格差は15万円程度
10~15万円程度の価格差に、LEDフォグライトの搭載やクロスオーバースタイルなデザインにどこまで魅力を感じるかによりますが、筆者的には「CROSSTAR」がおすすめです。お得に購入したい方は「G」がおすすめです。
7人乗りモデルが良い場合は、「G」1択であるといえます。
フリード おすすめグレード
「フリード」のおすすめグレードは、「CROSSTAR」または「G」がおすすめです。
理由は、前述の通りです。
ガソリン車かハイブリッド車か、ということについては、10年間使用することを想定すると、購入時の減税や維持費(燃費性能)の差から、ほぼ同額程度になると思われます。
※ガソリン代140円、年間走行距離が1万kmの場合
そのため、燃費性能だけでなく加速性能でも優秀なハイブリッド車の方がおすすめです。年間走行距離が1万kmよりもっと少ない場合や走りにこだわりがない場合は、ガソリン車でも良いと思います。
燃費性能や加速性能についての詳細は後述しております。
販売台数状況
「フリード」の月間の販売台数は6,500台前後です。
シエンタ、フリードの比較
ボディサイズの比較
ボディサイズについて、比較していきます。
・シエンタ
全長(mm):4,260
全幅(mm):1,695
全高(mm):1,675(4WD車は1,695)
ホイールベース(mm):2,750
車両重量(kg):1,320~1,380
最小回転半径(m):5.2
・フリード
全長(mm):4,265(フリード+のFF車だけ4,295)
全幅(mm):1,695
全高(mm):1,710(4WD車は1,735)
ホイールベース(mm):2,740
車両重量(kg):1,340~1,500
最小回転半径(m):5.2
ボディサイズはかなり酷似しています。まるで照らし合わせたかの様に似ていますね。
「シエンタ」、「フリード」ともに運転しやすいと思いますが、試乗した際の印象では「シエンタ」の方が視界は広いかなぁという印象です。
燃費性能の比較
燃費性能は、JC08モード、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・シエンタ
・1.5Lガソリン(「G Cuero」、「FUNBASE G」 他)※2WD
→20.2km/L(JC08モード)
→13.39km/L(e燃費より)
・1.5Lハイブリッド(「G Cuero」、「FUNBASE G」 他)
→28.8km/L(JC08モード)
→22.8km/L(WLTCモード)
→17.54km/L(e燃費より)
・フリード
・1.5Lガソリン(「G Honda SENSING」他)※FF
→19.0km/L(JC08モード)
→17.0km/L(WLTCモード)
→13.58km/L(e燃費より)
・1.5Lハイブリッド(「HYBRID G Honda SENSING」)※FF、6人乗りモデル
→27.2km/L(JC08モード)
→20.8km/L(WLTCモード)
→17.34km/L(e燃費より)
燃費性能を比較すると、カタログ燃費だと僅かに「シエンタ」の方が優秀です。
しかし、実燃費(e燃費)で比較するとほとんど差がなく、ガソリン車に至ってはむしろ「フリード」の方が良い数値となっています。使用環境やサンプル数による誤差の範囲だと思いますが、何れにしも燃費性能差はほとんどないでしょう。
エンジン性能の比較
エンジン性能について、比較していきます。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・シエンタ
・1.5Lガソリン(「G Cuero」、「FUNBASE G」 他)
→最高出力 80kW〈109PS〉/6,000rpm
→最大トルク 136N・m〈13.9kgf・m〉/4,400rpm
・1.5Lハイブリッド(「G Cuero」、「FUNBASE G」 他)
エンジン
→最高出力 54kW〈74PS〉/4,800rpm
→最大トルク 111N・m〈11.3kgf・m〉/3,600~4,400rpm
モーター
→最高出力 45kW〈61PS〉
→最大トルク 169N・m〈17.2kgf・m〉
→システム最高出力 73kW〈100PS〉
・フリード
・1.5Lガソリン(「G Honda SENSING」他)
→最高出力 95kW〈129PS〉/6,600rpm
→最大トルク 153N・m〈15.6kgf・m〉/4,600rpm
・1.5Lハイブリッド(「HYBRID G Honda SENSING」他)
エンジン
→最高出力 81kW〈110PS〉/6,000rpm
→最大トルク 134N・m〈13.7kgf・m〉/5,000rpm
モーター
→最高出力 22kW〈29.5PS〉/1,313~2,000rpm
→最大トルク 160N・m〈16.3kgf・m〉/0~1,313rpm
「エンジン性能」を比較すると、間違いなく「フリード」の方が優秀です。
0-100km/h加速で比較すると、「フリード」のハイブリッド車が9秒前後、「フリード」のガソリン車が10秒前後、「シエンタ」のガソリン車が11秒前後、「シエンタ」のハイブリッド車が12秒前後で到達するというデータがあります。
上記はあくまで参考程度ですが、何れにしも「フリード」の方が加速性能が高いことは間違いありません。
”走り”と”燃費性能”を両立させたいということであれば、「フリード」のハイブリッド車が良いでしょう。
また、ハイブリッド車で4WDを選択できるというメリットも「フリード」にはあります。
居住性(後部座席、使い勝手)の比較
居住性について、比較していきます。
トヨタ「シエンタ」の室内長は2,535mm(2列シート車は1,900m)
ホンダ「フリード」の室内長は3,045mm(2列シート車は2,310m)
上記の数値のとおり、「フリード」の方が広いでしょう。
「フリード」の室内長については、ミドルサイズミニバンである日産「セレナ」(3,240mm)やホンダ「ステップワゴン」(3,220mm)には及ばないものの、トヨタ「ヴォクシー」(2,930mm)よりも広いのです。これはスゴイですよね!価格は「フリード」の方が70万円程度安いわけですから、とても魅力的です。
室内高で比較すると、「シエンタ」が1,280mm、「フリード」が1,285mm(ハイブリッド車は1,275mm)となっていますので、頭上スペースにあまり差はありません。
ちなみに、頭上スペースをミドルサイズミニバンと比較すると、「セレナ」が1,400mm、「ヴォクシー」が1,400mm、「ステップワゴン」が1,425mmとなっていますので、10cm以上差がありますね。
■快適装備(使い勝手)の比較
快適装備(使い勝手)について、比較していきます。
「シエンタ」のみにある快適装備は、以下のとおりです。
- 事前に設定しておけば近づくだけでスライドドアが自動でオープンする「ウェルカムパワースライドドア」
- スライドドアが閉まりきる前に施錠を予約できる「パワースライドドア予約ロック機能」
- 後席への荷物の置き忘れを通知する「リヤシートリマインダー」
- 充電用USB端子(2個/センターロアパネル)
「フリード」のみにある快適装備は、以下のとおりです。
- 足先をかざすとスライドドアが自動で開閉できる「ハンズフリースライドドア」※オプション
- プラズマクラスター技術搭載エアコン
- ロールサンシェイド(スライドドア両側)
- センターテーブル(インストルメントパネル内蔵型)
- ハーフシェイド・フロントウインドウ
- 急速充電も可能なUSBチャージャー(2個/インパネトレイ、1個/運転席シート後ろ)※オプション
どの機能が必要で不必要かは人によって変わってくるかとは思います。USB端子の数はミドルサイズミニバン(特に「セレナ」)と比較すると少なめですかね。「セレナ」は各列2個ずつ計6個装備されています。
個人的には、「フリード」の、というかホンダ車に多く装備されている「ハーフシェイド・フロントウインドウ」は、日中の眩しさを低減してくれるため非常に好印象です。
しかし、2車ともに収納スペースはとても多くなっていますし、フロントシートウォークスルーもできますのでとても便利です。
安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
シエンタ | フリード |
プリクラッシュセーフティ | 衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉 |
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ[静止物])、ドライブスタートコントロール | 誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能 |
- | 歩行者事故低減ステアリング |
レーンディパーチャーアラート | 路外逸脱抑制機能 |
クルーズコントロール | ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉 |
- | LKAS〈車線維持支援システム〉 |
オートマチックハイビーム | - |
- | LEDアクティブコーナリングライト |
先行車発進告知機能 | 先行車発進お知らせ機能 |
- | 標識認識機能 |
パノラミックビューモニター | リアカメラ de あんしんプラス2(ダブルビュー) ※オプション |
防眩インナーミラー | 防眩ルームミラー |
電子インナーミラー ※オプション | アドバンスドルームミラー ※オプション |
安全性能を比較すると、それぞれ一長一短あります。
長距離ドライブ時の負担軽減(車線内維持)という意味では、「ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉」と「LKAS〈車線維持支援システム〉」が装備されている「フリード」の方が優秀です。
後方への衝突被害軽減という意味では、後退時の自動ブレーキ機能もある「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」が装備されている「シエンタ」の方が優秀です。
その他、歩行者との衝突回避を支援する「歩行者事故低減ステアリング」、「LEDアクティブコーナリングライト」が装備されている点で「フリード」の方が優秀ですが、オートハイビーム機能(オートマチックハイビーム)、360°カメラ(パノラミックビューモニター)が装備されている点で「シエンタ」の方が優秀です。
今どき、オートハイビーム機能や360°カメラの設定がない軽自動車やミニバンはほぼありませんので、今後の改良で装備してほしいところです。
「シエンタ」は、車間調整などができない「クルーズコントロール」しか装備されていない点、車線維持支援システムが装備されていない点で「フリード」に負けています。コンパクトカーや軽自動車にも搭載されつつある装備なので、是非今後のマイナーチェンジで装備してほしいところです。
価格の比較
価格について、比較します。
同様の装備となるようにオプションを選択した上で比較します。
シエンタのおすすめグレード&価格
「シエンタ」のおすすめグレードは「G Cuero」で、ガソリン車が約221万円、ハイブリッド車が約258万円です。
アルミホイール、SRSサイドエアバッグ、スーパーUVカット&シートヒーターパッケージ、カーナビ、バックガイドモニター、ETC代等を32万円ほどを足すと、「G Cuero」(ガソリン車)の価格が約254万円、「G Cuero」(ハイブリッド車)の価格が約290万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
フリードのおすすめグレード&価格
「フリード」のおすすめグレードは、ガソリン車が「G・Honda SENSING」で約218万円、ハイブリッド車が「HYBRID G・Honda SENSING」で約258万円です。
※比較のため、FF/7人乗りモデルを選択しています。
本革巻きステアリングホイールなどがセットのSパッケージ、サイドエアバッグ+サイドカーテンエアバッグ、カーナビ代等を34万円ほどを足すと、「G・Honda SENSING」の価格が約264万円、「HYBRID G・Honda SENSING」の価格が約292万円となります。
※ガソリン車はナビ装着用スペシャルパッケージも装備するため、オプション総額約46万円
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
価格比較 結果
上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。ハイブリッド車は購入時の諸費用が減税となります。
上記金額を比較すると、ガソリン車は約10万円、ハイブリッド車は約2万円「フリード」の方が高くなっています。
2019年10月のマイナーチェンジ前までは、ほとんど価格差はなかったものの、マイナーチェンジ後は一部オプションがセット装着となったため、価格上昇した印象です。
維持費(燃費性能)も差はなかったため、「シエンタ」の方が安くなりそうです。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
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気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、コンパクトミニバンのトヨタ「シエンタ」とホンダ「フリード」の違いを比較しながらご紹介しました。
- 運転のしやすさ、後方への自動ブレーキが装備されている点で優れていたトヨタ「シエンタ」
- 加速性能や車内の広さ、長距離ドライブ時の快適さで優れていたホンダ「フリード」
個人的には、加速性能や長距離ドライブ時の快適性を重視しているので「フリード」の方が良いかと思いますが、車を購入する優先順位やこだわりによって、どの車が良いかは変わってくると思います。
あなたが最も欲しいと思った車を購入する様にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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