こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2023年9月7日に行われたスバル「レガシィ アウトバック」のマイナーチェンジ(D型年次改良)による変更点をまとめてみました。
また、最新の乗り出し価格についても、ご紹介します。
新型スバル「アウトバック(D型)」マイナーチェンジによる変更点
2023年9月7日に行われたスバル「レガシィ アウトバック」のマイナーチェンジ(D型年次改良)による変更点は、以下のとおりです。
- ステレオカメラに広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトを採用
- シャークフィンアンテナにカメラを内蔵した新しいスマートリヤビューミラーを採用
- アルミホイールのデザインを変更
- 「Limited EX」の本革シート装着車にシートベンチレーション(運転席・助手席)/クッション長調整機構(運転席)を追加
- コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」に新サービスを追加
- Apple Carplayのワイヤレス接続対応
- 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイのApple Carplay/Android Auto表示画面の拡張
- 特別仕様車「Limited EX “Active × Black”」の追加
- 全グレードの価格上昇
今回の改良による最大の変更点は、新世代アイサイトの採用など安全装備の先進化、コネクティッドサービスのサービス拡張、そして価格上昇となるでしょう。
新世代アイサイトについては、2022年にフルモデルチェンジが行われたスバル「クロストレック」から採用が始まった広角眼カメラにより、従来より低速走行時の二輪車/歩行者に対するプリクラッシュブレーキ対応シチュエーションが広くなっています。
また、シャークフィンアンテナにカメラを内蔵した新しいスマートリヤビューミラーも採用されており、この装備については「レガシィ アウトバック」が日本初採用となります。
コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」については、以下のサービスが追加されています。
- スマホでクルマのエアコンを始動できる
- スマホでドアロックなどが確認・操作できるリモート確認やリモート操作
- 自車の位置をスマホで確認できるマイカー検索
- 車内がWi-Fi環境になる
- スマホで設定したドライブプランをナビに送信できる
など
コネクティッドサービスについても「クロストレック」や新型「インプレッサ」から採用された内容と概ね同じですが、スマホでクルマのエアコンを始動できるリモートエアコン機能については、「レガシィ アウトバック」から採用されたサービスとなっています。
その他、今回の改良で追加された特別仕様車「Limited EX “Active × Black”」は、「Limited EX」をベースに以下の特別装備が追加されています。
- フロントグリル(ブラック塗装+ラスターブラック塗装)
- フロントフォグランプカバー(ブラック塗装加飾付)
- ドアミラー(ブラック塗装)
- カラードドアハンドル
- フロント&リヤバンパーガード(ブラック塗装)
- 撥水ポリウレタンシート[ブラック(シルバーステッチ)]
- インパネトリム&ドアトリム ブラック表皮巻(シルバーステッチ)
- 18インチアルミホイール(スーパーブラックハイラスター塗装)
- ルーフレール(クロスバービルトインタイプ、ブラック塗装)
- OUTBACK/シンメトリカルAWDリヤオーナメント(ラスターブラック塗装)
「Limited EX」をベースにしているものの、ドアミラーは「X-BREAK EX」と同じブラック塗装、ドアミラーも同様に「X-BREAK EX」と同じカラード、フロントグリルも「X-BREAK EX」と同じ、シート表皮も材質は「X-BREAK EX」と同じ撥水ポリウレタンを使用しているなど、「Limited EX」と「X-BREAK EX」を掛け合わせたような特別仕様車となっています。
価格は「X-BREAK EX」より約25万円高く、「Limited EX」より11万円高い約451万円となっています。
一方で気になるのは価格設定の上昇です。
「X-BREAK EX」、「Limited EX」ともに11万円程度価格が上昇しています。
新世代アイサイトの採用、新スマートリヤビューミラーの採用など、装備内容は進化しているものの、価格上昇幅が大きい印象は否めません。
新型スバル「レガシィ アウトバック(D型)」の最新乗り出し価格
ここからは、新型スバル「レガシィ アウトバック(D型)」の最新の見積り額をみていきましょう。
- X-BREAK EX:約446万円
- Limited EX:約453万円
- 特別仕様車Limited EX “Active × Black”:約464万円
上記の価格は、ハンズフリーオープンパワーリヤゲート、ETC車載器、マット、ボディコーティングをオプション設定し、値引き額30万円だった場合の価格です。
その他、メンテパックを別途設定していますが、メンテパックは点検代を“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
1クラス下の同スバルSUVの「フォレスター」と比較すると、同じ「X-BREAK」グレードで80万円程度「レガシィ アウトバック」の方が高くなっています。
さらに、「フォレスター」で最も高い「STI-Sport」と「レガシィ アウトバック」で最も安い「X-BREAK EX」を比較しても、「レガシィ アウトバック」の方が40万円程度高くなっています。
乗り心地や安全性能など、「レガシィ アウトバック」の方が優れている点は多くあるものの、手が出しにくい価格設定であることは間違いないでしょう。
全込み400万円以上、グレードやオプション設定によっては500万円に近い価格となりますので、決して安いクルマではありません。
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まとめ
今回は、スバル「レガシィ アウトバック」のマイナーチェンジ(D型年次改良)による変更点、最新の乗り出し価格をご紹介しました。
新型「レガシィ アウトバック」は、優れた安全性能と乗り心地を備えたワゴンスタイルのSUVという唯一無二のクルマとなっています。
Dセグメントクラスに属するため、後部座席の足元スペースが広く、リヤドアの開閉度が広いため、居住性が高く、乗り降りしやすいというメリットもあります。
これらのメリットは地味ではありますが、長くクルマを使う上では非常に重要なポイントです。
SUVの購入を検討されている方は、新型「レガシィ アウトバック」も検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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