こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2023年9月7日のマイナーチェンジ(年次改良)にてD型となったスバル「レガシィ アウトバック」と、2023年8月24日のマイナーチェンジ(年次改良)にてF型となったスバル「フォレスター」の違いを、ボディサイズ・運転のしやすさ・室内の広さ・加速性能・燃費性能・乗り心地・安全性能・価格など、各項目を徹底比較いたします。
果たしてどれほどの性能差があり、どっちがおすすめなのか!?
ボディサイズ・運転のしやすさの比較
両車のボディサイズを比較します。
・レガシィ アウトバック
全長(mm):4,870
全幅(mm):1,875
全高(mm):1,670(Limited EX)、1,675(X-BREAK EX)
ホイールベース(mm):2,745
車両重量(kg):1,680~1,720
最小回転半径(m):5.5
最低地上高(mm):213
・フォレスター
全長(mm):4,640
全幅(mm):1,815
全高(mm):1,715(X-BREAKは1,730)
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,570~1,660
最小回転半径(m):5.4
最低地上高(mm):220
■運転のしやすさは僅かに「フォレスター」に軍配!
「レガシィ アウトバック」と「フォレスター」のボディサイズを比較すると、全長は「レガシィ アウトバック」が+23cm、全幅は「レガシィ アウトバック」が+6cm、全高は「フォレスター」が最大+6cm、最小回転半径は「レガシィ アウトバック」が+10cm大きくなっています。
運転のしやすさに大きな影響を与える全長や全幅、そして最小回転半径のいずれも「レガシィ アウトバック」の方が大きくなっているため、「フォレスター」の方が車両感覚をつかみやすく、狭い道路でも運転しやすいと感じました。
さらに、「フォレスター」は運転席の着座位置が高くなっているため、視界が広くなっているメリットもあります。
「レガシィ アウトバック」は全長が約4.9m、全幅が約1.9mとかなり大きい部類に入るため、狭い道路での運転に自信がない方にはあまりおすすめできません。
一方、「レガシィ アウトバック」は、着座位置が「フォレスター」より20mmほど低くなっているため、乗り込みやすくなっています。
■ボディサイズが大きいクルマでも運転しやすいのは、視界が良いから!
そもそも、スバル車は視界性能が非常に優れているため、「レガシィ アウトバック」や「フォレスター」など比較的大きなクルマでも、全長や車幅の感覚をつかみやすいため、運転しやすくなっています。
スバルが「0次安全」と掲げているだけあって、スバル車はアイポイントが高く、フロントウィンドウとリヤウィンドウの面積が広いことが特徴的です。
そのため死角が少なく、そもそもヒヤリとする瞬間が少なくなる様に設計されていると感じます。
昨今、デザイン優先でリヤウィンドウの面積が小さくなるなど視界性能が低いクルマも少なくありませんが、一方でスバル車は視界性能にこだわり続けているところは、非常に評価すべき点だと考えます。
■エクステリアの質感は僅かに「レガシィ アウトバック」が上!
エクステリアの質感は、全グレードで各ピラーに艶あり塗装が施されている点で「レガシィ アウトバック」の方が僅かに上ですが、そこまで大きくは違いません。
エクステリアデザインは、ステーションワゴンに近い見た目ながらSUVらしいデザインとなっている「レガシィ アウトバック」に対して、「フォレスター」はより無骨でアウトドアな印象です。
エクステリアデザインは好みが分かれるところでしょう。特に「フォレスター」は2021年8月19日に行われたD型改良で小型化され「レヴォーグ」と似た形状となったヘッドライトに賛否が分かれる形となっています。
室内の広さ・荷室の広さ・使い勝手の比較
室内の広さ・荷室の広さを比較
両車の室内の広さ・荷室の広さを比較します。
室内長の比較
スバル「レガシィ アウトバック」:1,840mm
スバル「フォレスター」:2,140mm(「Advance」、「SPORT」、「STI Sport」は2,130mm)
「フォレスター」の方が+20.0cm広い
室内幅の比較
スバル「レガシィ アウトバック」:1,545mm
スバル「フォレスター」:1,545mm
室内幅に差はない
室内高の比較
スバル「レガシィ アウトバック」:1,245mm
スバル「フォレスター」:1,275mm
「フォレスター」の方が+3.0cm高い
荷室(ラゲッジスペース)の比較
スバル「レガシィ アウトバック」:561ℓ
スバル「フォレスター」:520ℓ(e-BOXER搭載車は509ℓ)
「レガシィ アウトバック」の方が+41~52ℓ広い
室内の広さ比較 まとめ
室内長は上記の数値のとおり、「フォレスター」の方が広くなっていますが、後部座席足元スペースは「レガシィ アウトバック」の方が3cm程度広くなっています。
一方、頭上スペースは「フォレスター」の方が3cm高くなっていますので、「フォレスター」の方が開放感があります。
いずれにしても、両車ともに他社のSUVよりも後部座席は広めになっているためファミリー向きで、チャイルドシートも設置しやすくなっています。
両車ともに、後席用のエアコン吹出口やリヤシートリクライニング、後席用シートヒーターが設定されているため、後席の快適装備に差はありません。
「レガシィ アウトバック」の場合、リヤシートリクライニングがシート横のレバーで操作できる様になっているため、さらに操作性が優れています。
ラゲッジスペースは「レガシィ アウトバック」の方が広く、特に荷室長が長くなっています。
後部座席を倒した際の荷室長が「フォレスター」の908mmに対して、「レガシィ アウトバック」は1,086mmと約18cmも長くなっています。
一方、荷室高と荷室幅は「フォレスター」の方が広くなっています。
※詳細は後述しています。
インテリアデザインは、何と言っても「レガシィ アウトバック」には12.3インチフル液晶デジタルメーター、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイが採用されている点が最大の違いでしょう。
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイによりエアコン操作パネルがなくなり、ナビ画面とインフォメーションディスプレイが一体化したことにより、従来の“3画面構造”から“2画面構造”になっています。
また、12.3インチフル液晶メーターはメーター内にナビ画面を表示できるため、ナビ使用時でも視線を移動する範囲が「フォレスター」より少なくすむメリットがあります。
その他、インテリアの質感に大きな差はない印象です。
使い勝手の比較
使い勝手を比較します。
「パワーリヤゲート」は「レガシィ アウトバック」が先進的で優秀!
「レガシィ アウトバック」には「レヴォーグ」から搭載されている“肘で開けられる”新しい「ハンズフリーオープンパワーリヤゲート」が設定されています。
この装備は“肘で開けられる”だけでなく、「フォレスター」の「パワーリヤゲート」より開閉スピードが僅かに早くなっています。
実際試してみると、肘だと反応しづらく、手の平の方が反応しやすい感じでした。
また、エンブレムと手が近すぎると反応しない様になっているため、少し離れた方が反応しやすいようです。
上記のとおり、少しコツがいる装備となっていますが、手がふさがった状態でもリヤゲートの開閉ができるメリットは大きいでしょう。
ただ、「フォレスター」の「パワーリヤゲート」も「レガシィ アウトバック」同様、車内のスイッチやアクセスキーのボタンでリヤゲートを開けられたり、メモリー機能により開度を設定できたり、リヤゲートを閉めると同時に全ドアを施錠できることが可能なため、利便性は大きく変わらないでしょう。
荷室(ラゲッジスペース)の使い勝手は互角!
「レガシィ アウトバック」の方が荷室(ラゲッジスペース)が広いことは前述の通りですが、国内スバル車で初採用となる後端部を軽く押し下げるだけでカバーが跳ね上がるポップアップ式トノカバーが標準装備されていることも魅力です。
一方の「フォレスター」は、広さでは「レガシィ アウトバック」より劣るものの、荷室高は「レガシィ アウトバック」の815mmより高い884mmとなっており、荷室幅は「レガシィ アウトバック」の1,149mmより圧倒的に広い1,300mmと、荷室高と荷室幅は「レガシィ アウトバック」以上に広くなっています。
また、カーゴフックの数も「レガシィ アウトバック」以上に設定されているため、荷物を固定する際に便利です。
上記より、ラゲッジスペースの使い勝手は互角といえるでしょう。
ルーフレールは標準装備で2タイプある「レガシィ アウトバック」が魅力!
「レガシィ アウトバック」は全グレードでルーフレールが標準装備となっていることが魅力で、性能もグレードで大きく異なります。
「Limited EX」はサーフボードやカヌーなどを搭載しやすいクロスバータイプが採用されており、前後部分に穴を開けることで、ロープを通して固定しやすいようになっています。
また、荷物を積まないときには収納することによって、風切り音が低減されるようになっています。
一方の「X-BREAK EX」はラダータイプが採用されており、クロスバータイプのルーフレールより最大積載荷重を168kgから318kgに向上することで、さまざまな荷物を積載できるようになっています。
また、グリーンカラーのアクセントを配した部分の裏側に、ロープフックをかけられる構造を採用して、多彩な使い方ができるようなっています。
もちろん、「フォレスター」にもルーフレールは設定可能ですが、上記のとおり使い勝手では「レガシィ アウトバック」が勝るでしょう。
先進装備は新型の「レガシィ アウトバック」が1歩リード!
「レガシィ アウトバック」は「フォレスター」と異なり、センターインフォメーションディスプレイでナビゲーションだけでなく、アイサイトやドライブモードなどの車両設定・オーディオ設定・エアコン設定・シートヒーター設定・コネクティッドサービス・スマホ連携など、ほとんどの操作を行える様になっています。
センターインフォメーションディスプレイでエアコン操作を行える様になっているため、音声操作でエアコンの操作を行うことが可能となっています。
さらに、「レヴォーグ」にはない11スピーカー(フロント6+リヤ4+ウーファー)となるハーマンカードンサウンドシステムを設定できることも大きな魅力でしょう。
価格は13.2万円と高価なスピーカーではありますが、その分標準の6スピーカーとは全く異なる“臨場感のある音”を楽しむことができます。
一方「フォレスター」も、「レガシィ アウトバック」同様「ドライバーモニタリングシステム」が採用されており、登録しておけば乗車時にドアを開けると運転席のシートが自動後退する機能が搭載されています。
これにより乗車がスムーズになるメリットがあります。
また、ドライバーの顔を認証してシートポジションやドアミラー角度、前回イグニッションOFFした際のメーターディスプレイ表示、エアコン設定などを自動的に再現する機能も搭載されているため、非常に先進的で利便性が高くなっています。
さらに、2021年8月19日のD型改良にて「ジェスチャーコントロール機能」が追加され、エアコンの設定温度を「パー」なら上げて、「グー」なら下げられるなど、ジェスチャーで調整できるようになっています。
「フォレスター」のフルモデルチェンジ時はその装備の先進ぶりに驚愕しましたが、新型である「レガシィ アウトバック」はさらに先進装備満載となっています。
燃費性能の比較
燃費性能は、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・レガシィ アウトバック
・1.8Lターボ
→13.0km/L(WLTCモード)
→11.43km/L(e燃費より)
・フォレスター
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-BOXER)
→14.0km/L(WLTCモード)
→11.91km/L(e燃費より)
・1.8Lターボ
→13.6km/L(WLTCモード)
→10.55km/L(e燃費より)
上記のとおり、燃費性能は「フォレスター」が僅かに優れています。
ただし、その差は本当に僅かで、全パワートレイン間で1.0km/L未満の違いしかありません。
そのため、加速性能と合わせて考えれば、e-BOXER搭載車のメリットは少ないといえるでしょう。
※加速性能については後述しています。
維持費はいずれも年間走行距離8,000km、ガソリン代140円の場合で年10万円前後となります。
何れにしても、燃費性能はスバル車全体の弱点であり欠点であることは間違いありません。
他社のハイブリッド車と比較すると、実燃費は倍以上の違いがあります。当然、維持費も倍以上変わってきます。
今後、より電動車が主体となり、燃費・環境基準もより厳しくなる中で、電動化や燃費・環境性能の向上はスバルの喫緊の課題といえるでしょう。
加速性能の比較
加速性能を比較します。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・レガシィ アウトバック
・1.8Lターボ
→最高出力 130kW〈177PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 300N・m〈30.6kgf・m〉/1,600~3,600rpm
・フォレスター
・2.0Lマイルドハイブリッド
エンジン
→最高出力 107kW〈145PS〉/6,000rpm
→最大トルク 188N・m〈19.2kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 10kW〈13.6PS〉
→最大トルク 65N・m〈6.6kgf・m〉
・1.8Lターボ
→最高出力 130kW〈177PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 300N・m〈30.6kgf・m〉/1,600~3,600rpm
上記のとおり、1.8Lターボ車のスペックは全く同じで、その加速性能はほぼ互角でしょう。
「SI-DRIVE」のスポーツモードにすると、アクセルレスポンスが良くなりエンジンが高回転になりやすいため、加速力がさらに高まります。
「レガシィ アウトバック」には「フォレスター」にはない「スポーツ・シャープモード」が選択できることも大きな魅力です。
あくまで参考値ですが、0-100km/h加速は1.8Lターボ車が8秒前後、e-BOXER搭載車が11秒前後となっています。
1.8Lターボ車は、低回転域で最大トルクが発生するため、踏み込んだ瞬間に鋭い加速力があります。あまりの加速力に筆者は試乗時の一踏み目で非常に驚きました。
そのため、e-BOXER搭載車と同様の感覚でアクセル操作を行うとスピードが出過ぎてしまいます。
急な坂道や追い越し時でも、e-BOXER搭載車なら2,000回転、またはそれ以上エンジンを回す必要があるところを1.8Lターボ車なら1,100回転程度で走行できる程パワーに余裕があります。
e-BOXER搭載車だと、発進時や追い越し時、坂道などでパワー不足を感じることが“ちょこちょこ”ありますが、1.8Lターボ車ならそういったストレスは一切ないでしょう。
e-BOXER搭載車はモーターによるアシストが加わりますが、加速性能的には一般的な2.0Lガソリン車と大きく変わらないため、1,600kgを超える「フォレスター」にはパワー不足で、加速は重い印象があります。
走行性能の比較
走行性能を比較します。
ロードクリアランスは、以下のとおり「フォレスター」の方が優れているでしょう。
- 最低地上高:「フォレスター」220mm、「レガシィ アウトバック」213mm
- アプローチアングル:「フォレスター」21.4°、「レガシィ アウトバック」19.7°
- ランプブレークオーバーアングル:「フォレスター」21.1°、「レガシィ アウトバック」21.0°
- ディパーチャーアングル::「フォレスター」25.8°、「レガシィ アウトバック」22.9°
ただし、悪路走破性を高める「X-MODE」や「ヒルディセントコントロール」はいずれも標準装備されており、両車ともに悪路走破性は高くなっています。
※「レガシィ アウトバック」の「Limited EX」は2モードではなく1モードのみ
また、走行安定性や旋回性能の高さは「レガシィ アウトバック」の方が優れているでしょう。
乗り心地の比較
乗り心地を比較します。
「レガシィ アウトバック」の乗り心地は、非常になめらかで凹凸をキレイにいなしてくれるため、他車だとホンダ「シビック」やトヨタ「カローラ」の様な乗り心地となっています。
「フォレスター」もしなやかな乗り心地となっていますが、「レガシィ アウトバック」の方が優れているでしょう。
静粛性についても同様に「レガシィ アウトバック」の方が優れており、スバルのフラッグシップモデルらしい上質な車内空間となっています。
安全性能の比較
「レガシィ アウトバック」と「フォレスター」の安全性能の違い
安全性能を比較します。
■アイサイトX
レガシィ アウトバック | フォレスター |
渋滞時ハンズオフアシスト | - |
渋滞時発進アシスト | - |
アクティブレーンチェンジアシスト | - |
カーブ前速度制御 | - |
料金所前速度制御 | - |
ドライバー異常時対応システム | - |
■アイサイト
レガシィ アウトバック | フォレスター |
アレイ式アダプティブドライビングビーム | アレイ式アダプティブドライビングビーム |
ステアリング連動ヘッドランプ | ステアリング連動ヘッドランプ |
プリクラッシュブレーキ | プリクラッシュブレーキ |
前側方プリクラッシュブレーキ | - |
緊急時プリクラッシュステアリング | 緊急時プリクラッシュステアリング |
後退時ブレーキアシスト | 後退時ブレーキアシスト |
AT誤発進(後進)抑制制御 | AT誤発進(後進)抑制制御 |
ツーリングアシスト | ツーリングアシスト |
全車速追従機能付クルーズコントロール | 全車速追従機能付クルーズコントロール |
車線逸脱抑制 | 車線逸脱抑制 |
車線逸脱警報 | 車線逸脱警報 |
ふらつき警報 | ふらつき警報 |
先行車発進お知らせ機能 | 先行車発進お知らせ機能 |
青信号お知らせ機能 | 青信号お知らせ機能 |
スバルリヤビークルディテクション | スバルリヤビークルディテクション |
エマージェンシーレーンキープアシスト | エマージェンシーレーンキープアシスト |
前側方警戒アシスト | - |
デジタルマルチビューモニター(フロント/サイド/リヤ) | フロント&サイドビューモニター |
スマートリヤビューミラー | スマートリヤビューミラー |
自動防眩ルームミラー | 自動防眩ルームミラー |
ドライバーモニタリングシステム | ドライバーモニタリングシステム(ジェスチャーコントロール機能付) |
コネクティッドサービス[SUBARU STARLINK] | - |
エアバッグ(サイド・カーテン・ニー・シートクッション) | エアバッグ(サイド・カーテン・ニー) |
アクティブ・トルク・ベクタリング | アクティブ・トルク・ベクタリング |
「フォレスター」は、2021年8月19日のD型改良にて「レガシィ アウトバック」と同じ新世代アイサイトが搭載されたため、アイサイトXを除く「レガシィ アウトバック」との性能差は減少しています。
ただし、上の表のとおり「フォレスター」にはアイサイトXが搭載されていないだけでなく、「レガシィ アウトバック」のアイサイトに搭載されている機能の1部も搭載されていません。
また、2023年9月7日の改良で「クロストレック」から採用されている広角眼カメラにより、従来より低速走行時の二輪車/歩行者に対するプリクラッシュブレーキ対応シチュエーションが広くなっています。
そもそも、アイサイトXが搭載されていることで注目されている「レガシィ アウトバック」ですが、アイサイトXがなくても「レガシィ アウトバック」の安全性能はトップクラスの性能となっています。
アイサイトXの機能は、主に高速道路上でクルーズコントロール使用中に動作するものが基本で、アイサイトに含まれている自動ブレーキなどの性能が高いことが「レガシィ アウトバック」の安全性能の中心です。
何と言っても最大の魅力は自動ブレーキの性能でしょう。
自動ブレーキが右左折時の歩行者や自転車、自動二輪車に対しても作動可能なのはスバル車や、2022年以降に発売された新型トヨタ「ノア」・「ヴォクシー」、「プリウス」など、まだまだ多くはありません。
つまり、自動ブレーキの性能だけでもスバル車はかなり優秀なことがわかります。
自動ブレーキ以外だと、「青信号お知らせ機能」も他車だと採用例の少ない先進的な機能です。
先行車発進お知らせ機能は各車搭載が当たり前になっていますが、青信号をカメラで検知してお知らせする機能は新型「レヴォーグ」が初めての搭載となります。
この機能のおかげで、青信号に気づかず後続車からクラクションを鳴らされることもなくなるでしょう。
そもそもスバルのクルーズコントロールには従来より赤信号を検知し、加速を緩やかにする機能が搭載されていましたので、新型「レヴォーグ」発売以前からカメラの検知能力は他社より優れていたといえるでしょう。
その他、「ドライバーモニタリングシステム」も先進的な機能でしょう。
「フォレスター」から搭載された「ドライバーモニタリングシステム」は、居眠りや脇見を検知し注意を促してくれるため、疲労が溜まりやすい長距離ドライブ時などで安心です。
そして、唯一「フォレスター」が「レガシィ アウトバック」に勝っているのが、2021年のD型改良で新たに搭載された「ジェスチャーコントロール機能付ドライバーモニタリングシステム」です。
ただ、「レガシィ アウトバック」に勝っているのは利便性の機能で、安全性では「レガシィ アウトバック」との違いはありません。
上記のとおり、非常に優れた安全性能となっている両車ですが、どちらが優れているか問われれば間違いなく「レガシィ アウトバック」です。
「レガシィ アウトバック」の安全性能は、2023年時点で国産車トップクラスの安全性能となっています。
以下に、「レガシィ アウトバック」が優れている点をまとめてみました。
「レガシィ アウトバック」の安全性能が優秀な点~アイサイト編
まずは、アイサイトの機能で「フォレスター」より優れている点を、以下にまとめてみました。
- 新型「クロストレック」から採用されている広角眼カメラの採用により、従来より低速走行時の二輪車/歩行者に対するプリクラッシュブレーキ対応シチュエーションが広い(プリクラッシュブレーキ)
- 自動ブレーキが出会い頭車両に対しても作動可能(前側方プリクラッシュブレーキ)
- フロントビューモニターを表示中、左右から接近する車両をお知らせしてくれる(前側方警戒アシスト)
- エアバッグ展開時、またはスイッチにより緊急車両を手配できる(コネクティッドサービス)
- 助手席乗員の胸部や腹部への衝撃をやわらげるエアバッグの搭載(シートクッションエアバッグ)
上記のとおり、ドライバーからは見えない前側方部分から接近する車両に対する安全性が高くなっています。
何と言っても最大の違いは「前側方プリクラッシュブレーキ」の搭載です。
この装備により、出会い頭車両に対しても自動ブレーキが作動可能になっています。
ただ、出会い頭車両に対して作動する自動ブレーキは他車にはないスゴイ機能ながら、作動車速が20km/h以下、2輪車や歩行者の検知はできないなど、まだ性能的に発展途上な面も残っています。
※警報は60km/h以下で作動します。
「レガシィ アウトバック」の安全性能が優秀な点~アイサイトX編
次は、「レガシィ アウトバック」の“最大の売り”であるアイサイトXの各機能について、以下にまとめてみました。
- 自動車専用道路を0 km/h~約50 km/hで走行時、ハンドルから手を放しても車線中央維持機能が作動(渋滞時ハンズオフアシスト)
- 停車してから約10分以内であれば、運転者の操作なしで先行車に追従して再発進(渋滞時発進アシスト)
- 自動車専用道路を約70 km/h~約120 km/hで走行時、方向指示器のレバーにより車線変更を行うハンドル操作をアシスト(アクティブレーンチェンジアシスト)
- 自動車専用道路を走行時、カーブ曲率に合わせた適切な速度に制御(カーブ前速度制御)
- 自動車専用道路を走行時、ETCゲート通過に適した速度に制御(料金所前速度制御)
- 車線中央維持機能作動中に手を放した場合、システムが渋滞時ハンズオフアシストを継続できないと判断した場合に警告を行い、それでもハンドル操作が検知できない場合に減速やハザードランプの点滅、クラクションを鳴らすなど、周囲の車両へ運転者の異常を知らせ停車(ドライバー異常時対応システム)
アイサイトXの機能は主に高速道路上でクルーズコントロール使用中に動作するものが基本となっています。
上記の中でも「渋滞時ハンズオフアシスト」が最も有名な機能でしょう。
この機能と「渋滞時発進アシスト」により、渋滞時はまさに“何もしなくてよい”わけですから、渋滞に巻き込まれた際は非常に楽になるでしょう。
楽すぎて眠ってしまいそうですね。
※眠ってしまった場合「ドライバー異常時対応システム」により機能が解除されますので注意が必要です。
ただし、上記の中で使用頻度が最も高いのは「アクティブレーンチェンジアシスト」、「カーブ前・料金所前速度制御」でしょう。
「アクティブレーンチェンジアシスト」は、ハンズオフで使用できる機能ではないため自動車線変更機能ではありませんが、車線中央維持機能の様な形でハンドル操作をアシストしてくれます。
隣接車線の安全を確保できたタイミングで作動するため、車線変更時の安全性は非常に高いといえるでしょう。
また、筆者が最も活躍する機能だと考えるのは「カーブ前・料金所前速度制御」です。
多くのアダプティブクルーズコントロール(ACC)は、カーブ時や料金所前でも減速せず、そのままのスピードで突っ込むため、ブレーキを踏むなどしてアダプティブクルーズコントロール(ACC)を解除する場面が度々でてきます。
しかし、「カーブ前・料金所前速度制御」により速度が自動で制御されるため、高速道路の出口までアダプティブクルーズコントロール(ACC)を解除する必要性がありません。
この機能により、従来のアダプティブクルーズコントロール(ACC)よりも、さらに気を使う必要がなくなるため、長距離ドライブでのさらなる負担軽減となることは間違いありません。
これだけ“高速道路上での自動化”が進んでいるだけに、急病など“もしも”の時の対応が心配になりますが、「ドライバー異常時対応システム」が搭載されているため、後続車や周辺車両への警告、停車までシステムが行ってくれるため、安心です。
アイサイトXがなくても「レガシィ アウトバック」の安全性能はトップクラスの性能となっていますが、この非常に便利で先進的な「アイサイトX」が「レガシィ アウトバック」の最大の魅力であり、搭載すべき装備だといえるでしょう。
非常に先進的なアイサイトXですが、1つ注意点があります。
「レガシィ アウトバック」には地図データが2種類設定されており、1つはナビ用の地図データ、そしてもう1つはアイサイトXに使用する3D高精度地図データです。
この3D高精度地図データにより、自車のタイヤの位置をセンチ単位で正確に把握することができ、それにより「渋滞時ハンズオフアシスト」などが行えるわけです。
そんなスゴイ3D高精度地図データは、年4回有料の更新が必要となっており、更新しないとアイサイトXを使用できる範囲が狭まる可能性があります。
例えば、使用する高速道路の形状が工事などで変わった場合、アイサイトXが使用できなくなるわけです。
とはいえ価格は1回4,000円程度と安く、毎回更新しなくても上記の様なタイミングをみて更新しても良いため、大きな負担になるわけではありません。
ナビの地図データは自分でできる一方、3D高精度地図データはディーラーでないとできなため、点検などと合わせて更新を行うと良いでしょう。
ちなみに、ナビの地図データは3年間は更新無料となっています。
コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」とは!?
「フォレスター」には設定されていない装備の1つとして、「レガシィ アウトバック」にはコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」が搭載されています。
では、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」には一体どんな機能があるのか!?
以下にまとめてみました。
- エアバッグ展開時にコールセンターにつながり、緊急車両を手配する
- “SOS”ボタンを押すことによりコールセンターにつながり、緊急車両を手配する
- “i”ボタンを押すことによりコールセンターにつながり、ロードサービスの手配する
- 故障などでクルマの警告灯が点灯したとき、盗難警報装置作動時にアプリやEメールでお知らせ
- リコール情報の表示、車載通信機を自動的にアップデート
- スマホでクルマのエアコンを始動できる
- スマホでドアロックなどが確認・操作できるリモート確認やリモート操作
- 自車の位置をスマホで確認できるマイカー検索
- 車内がWi-Fi環境になる
- スマホで設定したドライブプランをナビに送信できる
など
何と言ってもヘルプネットやSOSコールがあるため、事故や急病時などの際に「フォレスター」より安心です。
その他、スマホでクルマのドアロックやエアコンなどを操作できたり、車内Wi-Fiが使用できるため、利便性の点でも「フォレスター」より優れています。
価格の比較
価格を比較します。
レガシィ アウトバックのおすすめグレード&価格
「レガシィ アウトバック」のおすすめグレードは「Limited EX」で約440万円となります。
理由は、「Limited EX」の方がシックで高級感のあるデザインとなっているからです。
一方、アウトドアスタイルなエクステリア、インテリアが好みで、撥水性ポリウレタンシート表皮や悪路走破性を高めた2モードのX-MODEが装備される「X-BREAK EX」もおすすめです。
ハンズフリーオープンパワーリヤゲートを設定しても「Limited EX」より価格が6.6万円安くなることも魅力です。
マット、ETC車載器代を加えると、「Limited EX」が約446万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+20万円程度の価格になります。
フォレスターのおすすめグレード&価格
「フォレスター」のおすすめグレードは、「SPORT」(約347万円)です。
「SPORT」がおすすめな理由は、e-BOXER搭載車よりも加速性能が圧倒的に優れており、「STI Sport」より価格が27.5万円安いからです。
アイサイトセイフティプラス、ナビ、ETC車載器、リアカメラ、マット代を加えると、「SPORT」が約377万円となります。
ちなみに、「フォレスター」を最もお得に購入できる「Touring」に同オプションを設定した場合、約357万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+20万円程度の価格になります。
価格比較 結果
上記の価格を比較すると、「フォレスター」の方が約70万円安いことがわかります。
車両本体価格差が90万円程度あることを考慮すると価格差は大きく減少した形にはなりますが、やはり「レガシィ アウトバック」の方が圧倒的に高い結果となっています。
アイサイトXなどの装備差はあるものの、同じアイサイトXが搭載された「レヴォーグ」なら「フォレスター」と同価格帯で購入できるため、「レガシィ アウトバック」は価格設定が高めだといえるでしょう。
この価格設定の高さが最大のネックとなりそうです。
ちなみに、「フォレスター Touring」なら、さらに20万円程度安く購入できますが、前述の通り加速性能が全く異なるため、個人的にはあまりおすすめできません。
普通に見積もりをお願いすると「フォレスター」なら400万円、「レガシィ アウトバック」なら500万円前後の価格を提示されることになるでしょう。
ディーラーに言われるがままの条件で購入すると、不要なオプションを付けられたり、値引き額が少ないままの価格となってしまうため、少しでも安くクルマを購入できる様に工夫しましょう。
新型「レガシィ アウトバック」は高すぎる!という方は、先代「レガシィ アウトバック」の購入を検討するのも賢い選択だと考えます。
安全性能は新型「レガシィ アウトバック」と比較すると落ちますが、他車と比較するとまだまだ優れた性能だといえます。
そのため、コスパ的には先代「レガシィ アウトバック」を購入した方がお得ともいえます。
少しでも安く、お得にクルマを購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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私のような後悔をしないためにも楽天Car車買取に出品して、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう。
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車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、スバル「レガシィ アウトバック」とスバル「フォレスター」を比較しながらご紹介しました。
「レガシィ アウトバック」と「フォレスター」の比較結果を以下にまとめてみました。
- 運転のしやすさ:「フォレスター」が運転しやすい
- 室内の広さ:後部座席が広いのは「フォレスター」、荷室が広いのは「レガシィ アウトバック」
- 使い勝手の良さ:先進装備は豊富な「レガシィ アウトバック」が優秀
- 燃費性能:「フォレスター」が僅かに優秀
- 加速性能:引き分け(「フォレスター」の1.8Lターボ車と比較した場合)
- 走行性能:旋回性能は「レガシィ アウトバック」、悪路走破性は「フォレスター」が優秀
- 乗り心地:「レガシィ アウトバック」が優秀
- 安全性能:「レガシィ アウトバック」が圧倒的に優秀
- 価格の安さ:「フォレスター」が約70万円安い
先進装備による使い勝手の良さ、乗り心地、安全性能では「レガシィ アウトバック」が、悪路走破性、後部座席の広さ、価格の安さでは「フォレスター」が優れていました。
どの点を重視するかによってどちらが良いかは異なりますが、「フォレスター」がおすすめだと考えます。
何と言っても決め手は“価格の安さ”です。
「レガシィ アウトバック」に搭載されている12.3インチフル液晶デジタルメーターや11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ、アイサイトXなどは非常に魅力的ですが、60万円以上多く支払ってまで欲しい装備と考える方は少ないでしょう。
「フォレスター」も2021年8月19日のD型改良にて安全性能が大きく向上、安全性能差が縮まったことも「フォレスター」をおすすめする大きな理由の1つです。
加速性能を重視しない場合は、e-BOXER搭載車を選択することで安く購入できるメリットもあります。
先進装備や安全性能、乗り心地や静粛性など上質さを求める方には「レガシィ アウトバック」がおすすめです。
優れた安全性能による安心感、フラッグシップモデルならではの快適性は「フォレスター」にはない魅力です。
クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。
ハイブリッド車だから何となく選んだ、人気だから何となくSUVにした、などの安易なクルマ選びをしない様にしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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