こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2022年9月に発売された「クラウン クロスオーバー(SUV)」、2023年11月に発売された「クラウン セダン」、「クラウン スポーツ」のボディサイズや室内寸法、乗り出し価格をまとめてみました。
同じ「クラウン」の中で、どれほどの違いがあるのか!?
新型トヨタ「クラウン」とは
※写真上からクロスオーバー(SUV)、スポーツ、セダン
まずは、フルモデルチェンジが行われた新型トヨタ「クラウン」の概要からみていきましょう。
新型「クラウン」は、従来の「セダン」だけでなく、「クロスオーバー(セダン+SUV)」・「スポーツ(ハッチバック)」・「エステート(SUV)」と4タイプのモデルとなっており、2022年にセダンとSUVを融合させた「クロスオーバー」が、2023年に「スポーツ」と「セダン」が発売されました。
各モデルは、エクステリア・インテリアのデザインが異なるだけでなく、パワートレインも異なります。
新型「クラウン」のパワートレインは、どのモデルも共通で2.5Lハイブリッドシステムが採用されています。
さらに、「クラウン クロスオーバー」は2.4Lターボエンジンとリヤの大型モーター「eAxle」を組み合わせた「2.4Lデュアルブーストハイブリッドシステム」を採用、トランスミッションがCVTではなく「Direct Shift-6AT」となっていることも特徴です。
「クラウン スポーツ」はシステム最高出力225KW(306PS)を誇る「2.5Lプラグインハイブリッドシステム」を採用、「クラウン セダン」は水素で走る「FCEV」を採用しています。
「クラウン セダン」は唯一4WD(E-Four)ではなく、従来のFR(後輪駆動)となっています。
【クラウン SUV/スポーツ/セダン】ボディサイズの違いを比較
※写真上からクロスオーバー(SUV)、スポーツ、セダン
では、新型「クラウン クロスオーバー(SUV)」、「クラウン スポーツ」、「クラウン セダン」のボディサイズの違いをみていきましょう。
■クラウン クロスオーバー
- 全長(mm):4,930
- 全幅(mm):1,840
- 全高(mm):1,540
- ホイールベース(mm):2,850
- 最低地上高(mm):145
- 車両重量(kg):1,750~1,920
- 最小回転半径(m):5.4
■クラウン スポーツ
- 全長(mm):4,720
- 全幅(mm):1,880
- 全高(mm):1,565(PHEVは1,570)
- ホイールベース(mm):2,770
- 最低地上高(mm):160(PHEVは165)
- 車両重量(kg):1,810(PHEVは2,030)
- 最小回転半径(m):5.4
■クラウン セダン
- 全長(mm):5,030
- 全幅(mm):1,890
- 全高(mm):1,475
- ホイールベース(mm):3,000
- 最低地上高(mm):130(FCEVは135)
- 車両重量(kg):2,020(FCEVは2,000)
- 最小回転半径(m):5.7(FCEVは5.9)
上記の通り、同じ「クラウン」でもかなりボディサイズに違いがあることがわかります。
全長が最も長いのは「クラウン セダン」で、唯一5mを超えています。
次いで「クラウン クロスオーバー」が長く、「クラウン セダン」との差は100mmとなっています。
先代「クラウン」の全長が4,910mmでしたので、「クラウン クロスオーバー」のサイズが従来の「クラウン」のサイズに最も近いといえます。
最も短いのは「クラウン スポーツ」で、トヨタ車でいうと「ハリアー」に近いサイズ(全長:4,740mm)となっています。
全幅は、全長程の違いはありませんが、先代「クラウン」の全幅が1,800mmとなっていましたので、いずれも大きくなっています。
特に「クラウン セダン」は1.9mに迫るサイズとなっていますので、狭小道路での離合の際などは注意が必要です。
全高が最も高いのは「クラウン クロスオーバー」ではなく「クラウン スポーツ」で、「クラウン スポーツ」の中でもPHEV車が最も高くなっています。
「クラウン クロスオーバー」の全高はレクサス「UX」と全く同じで、「クラウン スポーツ」はそれよりも少し高くなっています。
最も低い「クラウン セダン」は、トヨタ「プリウス(全高:1430mm)」や「カローラスポーツ(全高:1460mm)」より少し大きいサイズ感となっています。
ホイールベースも大きく異なり、最も長い「クラウン セダン」は何と3mもあります。
そのため、「クラウン セダン」の後部座席の足元スペースは圧倒的に広くなっています。
これは「クラウン セダン」の大きな魅力の1つといえます。
「クラウン クロスオーバー」は先代「クラウン」の2,920mmより少し短くなっています。
最も短いのは「クラウン スポーツ」で、トヨタ「シエンタ(ホイールベース:2,750mm)」に近いサイズとなっています。
そのため、後部座席足元スペースは「クラウン スポーツ」が最も狭くなっています。
最低地上高が最も高いのは「クラウン クロスオーバー」ではなく「クラウン スポーツ」で、「クラウン スポーツ」の中でもPHEV車が最も高くなっています。
「クラウン クロスオーバー」は見た目こそSUVっぽくなっていますが、最低地上高が低いだけでなく、ラゲッジ(トランク)などもセダンと同様の形状となっています。
車両重量は、豪華装備がてんこ盛りの「クラウン セダン」が最も重く、2WDながら2トンを超えています。
最も軽いのは装備有無の選択肢が多い(グレードが多い)「クラウン クロスオーバー」となっています。
小回りの良さを示す最小回転半径は、「クラウン クロスオーバー」と「クラウン スポーツ」が最も小さく、「クラウン セダン」が最も大きくなっています。
最小回転半径が5.3mとなっていた先代「クラウン」の2WD車に近い小回りです。
一方の「クラウン セダン」は、最小回転半径が5.7mとなっていた先代「クラウン」の4WD車と全く同じです。
上記の通り、取り回しの良さでは「クラウン クロスオーバー」や「クラウン スポーツ」が勝るでしょう。
同じ「クラウン」でも、「クラウン セダン」は他モデルよりかなり大きいボディサイズとなっています。
【クラウン SUV/スポーツ/セダン】室内寸法の違いを比較
※写真上からクロスオーバー(SUV)、スポーツ、セダン
次は、新型「クラウン クロスオーバー(SUV)」、「クラウン スポーツ」、「クラウン セダン」の室内寸法の違いをみていきましょう。
■クラウン クロスオーバー
- 室内長(mm):1,980
- 室内幅(mm):1,540
- 室内高(mm):1,170
■クラウン スポーツ
- 室内長(mm):1,850(PHEVは1,855)
- 室内幅(mm):1,540
- 室内高(mm):1,175
■クラウン セダン
- 室内長(mm):1,970
- 室内幅(mm):1,595
- 室内高(mm):1,135
上記の通り、同じ「クラウン」でもかなりボディサイズに違いがあることがわかります。
後部座席の足元スペースは、前述の通り「クラウン セダン」が最も広く、「クラウン スポーツ」が最も狭くなっています。
「クラウン セダン」は室内幅も広いため、座席横の間隔も広くなっています。
一方、室内高は「クラウン スポーツ」や「クラウン クロスオーバー」が最も広くなっており、「クラウン セダン」が最も低くなっています。
先代「クラウン」の室内高が1,185mmありましたので、先代と比較すると「クラウン セダン」の室内高はかなり低い印象です。
2023年のフルモデルチェンジで室内高がかなり低くなった「プリウス(室内高:1,130mm)」に近い高さです。
【クラウン SUV/スポーツ/セダン】乗り出し価格の違いを比較
最後に、新型「クラウン クロスオーバー(SUV)」、「クラウン スポーツ」、「クラウン セダン」の見積り額をみていきましょう。
■クラウン クロスオーバー
- 「CROSSOVER X」:約480万円
- 「CROSSOVER G“Advanced”」:約517万円
- 「CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”」:約577万円
- 「CROSSOVER RS“Advanced”」:約706万円
■クラウン スポーツ
- 「SPORT Z」:約595万円
■クラウン セダン
- 「Z」:約735万円
「CROSSOVER X」は、オプションに12.3インチディスプレイオーディオ+ETC2.0車載器+ブラインドスポットモニターなどの安全装備+パノラミックビューモニターのセットオプション、マットを設定した全込み価格です。
セットオプション代が約37.5万円、マット代が約5万円の、オプション総額約42.5万円となります。
「CROSSOVER G“Advanced”」と「CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”」、「SPORT Z」、「Z」は、オプションにマットを設定した全込み価格です。
これらのグレードは必要な装備が概ね標準装備されているため、オプション代はマットの約5万円だけと、非常に安くなっています。
「CROSSOVER RS“Advanced”」には、オプションに「アドバンストパーク」や「アドバンストドライブ」を含む「ドライバーズサポートパッケージ2」、「リクライニングリヤパワーシート」や「後席シートヒーター」、「電動式リヤサンシェード」などを含む「リヤサポートパッケージ」、マットを設定した全込み価格です。
他のグレードには設定できない「ドライバーズサポートパッケージ2」、「リヤサポートパッケージ」を設定していますので、安全性能や後部座席の快適性は「クラウン クロスオーバー」の中で最も高く、後部座席の快適性は「クラウン セダン」に近くなっています。
「ドライバーズサポートパッケージ2」は約24万円、「リヤサポートパッケージ」は約28万円、マット代が約5万円の、オプション総額約56.7万円となります。
上記の他、メンテナンスパックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、メンテナンスパックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
値引き額は約10万円でしたが、時期によってはもっと引き出すことが可能でしょう。
上記の価格を比較すると、何と言っても「クラウン クロスオーバー」の価格の安さが光ります。
「CROSSOVER X」なら500万円以下で、「ハンズフリーパワートランクリッド」や「イージークローザー」が設定された「CROSSOVER G“Advanced”」でも500万円前半で購入できます。
値引き額によって前後してきますが、装備が充実した「クラウン」をこれだけ安い価格で購入できるというは、非常に驚きです。
「クラウン クロスオーバー」はコスパが高すぎると言っても過言ではないでしょう。
「クラウン スポーツ」は、「CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”」にはない「アドバンストパーク」や「アドバンストドライブ」などの安全装備が標準装備されていますので、それらの装備差を考慮すれば「CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”」とほぼ同じ価格といえるでしょう。
豪華装備がてんこ盛りの「クラウン セダン」は700万円以上の価格となるため、購入できるユーザーは限定的でしょう。
最も安い「CROSSOVER X」でも、全込み500万円前後する価格となるため、非常に高価なクルマとなっています。
新車の「クラウン」は高すぎる!ということであれば、中古車を検討するのも賢い選択だと考えます。
新車だと納車を半年以上待たないといけない場合もありますが、中古車なら新車と異なり“すぐに納車される”ことも大きな魅力です。
「クラウン」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
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ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型トヨタ「クラウン クロスオーバー(SUV)」、「クラウン セダン」、「クラウン スポーツ」のボディサイズや室内寸法、乗り出し価格をまとめてみました。
同じ「クラウン」ながら、ボディサイズや室内の広さ、パワートレイン、価格など、大きく異なっていました。
同じ「クラウン」でも、「クラウン クロスオーバー(SUV)」、「クラウン セダン」、「クラウン スポーツ」、それぞれ違った魅力を備えたクルマとなっています。
中でも、グレード数が多く、価格帯が広い「クラウン クロスオーバー」が最も人気のモデルとなっています。
月間販売基準台数をみても、600台の「クラウン セダン」、700台の「クラウン スポーツ」に対して、「クラウン クロスオーバー」は3,200台と、5倍前後の台数となっています。
「クラウン クロスオーバー」は、走行性能や安全性能が非常に優れた高級モデルながら、先代「クラウン」より価格設定が安いことも大きな魅力です。
エントリーグレードの「CROSSOVER X」であれば、500万円以下で購入できるため、トヨタ「ハリアー」や「ヴォクシー」などミドルサイズハイブリッドSUVやミニバン、トヨタ「カムリ」などDセグメントクラスセダンとの価格差は限定的です。
輸入車はもちろん、レクサスのエントリーモデルである「UX」や「LBX」よりも安く購入することも可能です。
個人的にも「クラウン クロスオーバー」が最もおすすめです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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