こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、トヨタのSUV「RAV4」・「C-HR」・「ハリアー」を、加速性能・燃費性能・車内の広さ・安全性能・価格など、各項目をじっくり隅々まで比較いたします。
果たして各車どれほどの性能差があり、本当におすすめなSUVはどの車なのか!?徹底検証いたします。
トヨタ RAV4
「RAV4」のパワートレイン
パワートレインは、以下の2種類です。
- 2.0Lガソリン(直列4気筒「M20A-FAS」型エンジン)
- 2.5Lハイブリッド(直列4気筒「A25A-FXS」型エンジン+「3NM」型モーター+「4NM」型リアモーター)
2.0Lガソリンエンジンは、「2.0Lダイナミックフォースエンジン」と発進用ギアが追加された「Direct Shift-CVT」を組み合わせたものとなっており、ともにトヨタブランド国内初搭載です。
2.5Lハイブリッドは、トヨタ「カムリ」と同じ2.5Lハイブリッドシステムを採用しています。
「RAV4」は最廉価グレードから装備が充実!
ハイブリッド車の最上位グレードとなれば高価ですが、「RAV4」の魅力は最廉価グレード「X」でも装備が充実している点です。
「X」や「HYBRID X」で他グレードより劣る点を以下にまとめました。
- 「ダウンヒルアシストコントロール」が装備できない
- フロントやリヤのスキッドプレートが装備されない
- フォグランプや一部先進安全装備がオプション
- ステアリングホイールやシフトノブが本革ではなくウレタン
- マルチインフォメーションディスプレイが7.0インチ→4.2インチ
- オプティトロンメーター→アナログメーター
- シート表皮が合成皮革→ファブリック
- 運転席8ウェイパワーシート→6ウェイマニュアルシート
- 電動ランバーサポートや温熱シートが装備されない
- ハンズフリーパワーバックドア、パワーバックドアが装備されない
などです。
最廉価グレードでよくある、フルキャップ付きのスチールホイール、ハロゲンヘッドランプ、先進安全装備が一部装備できない、などの様な設定にはなっていません。
「RAV4」のおすすめグレード
上記より、新型トヨタ「RAV4」の最もおすすめなグレードは最廉価グレードの「X」です。
■ガソリン車とハイブリッド車はどちらがお得か!?
ガソリン車とハイブリッド車を比較すると、価格差が60万円程度あり、年間走行距離が1万km程度であれば10年間でも30万円前後しか差は埋まりません。そのため、車両本体価格が安いガソリン車の方がお得になる可能性が高くなります。
ただ、加速性能はもちろんハイブリッド車の方が優秀ですので、加速性能を重視するならハイブリッド車も魅力的です。ハイブリッド車のおすすめグレードは「HYBRID X」です。
「RAV4」の販売台数状況
「RAV4」の月間の販売台数は6,500台程度です。
トヨタ C-HR
「C-HR」のパワートレイン
パワートレインは、以下の2種類です。
- 1.2Lガソリンターボ(直列4気筒1.2Lターボ「8NR-FTS」型エンジン)
- 1.8Lハイブリッド(直列4気筒1.8L「2ZR-FXE」型エンジン+「1NM」型モーター)
2018年6月から発売された「カローラスポーツ」と同じエンジンラインナップとなっています。
「C-HR」のおすすめグレード
おすすめグレードは、安全装備を全て装備できる「G-T」または「G」がおすすめです。
■ガソリン車とハイブリッド車はどちらがお得か!?
ガソリン車とハイブリッド車を比較した場合、”安くしたい”ということであれば、間違いなくハイブリッド車を選択した方が良いです。初期費用が30万円程高くても、購入時の税金や燃費性能を考えるとハイブリッド車を選択した方が安くなる可能性が高いからです。
※1年10,000キロ走行、ガソリン代140円、10年使用した場合
もちろん売れ筋は、圧倒的にハイブリッド車の方が人気です。
「C-HR」の販売台数状況
「C-HR」の月間の販売台数は5,000台程度です。
2017年、2018年と2年連続で日本で最も売れたSUVとなっています。
トヨタ ハリアー
「ハリアー」のパワートレイン
パワートレインは、以下の3種類です。
- 2.0Lガソリン(直列4気筒「3ZR-FAE」型エンジン)
- 2.0Lガソリンターボ(直列4気筒「8AR-FTS」型エンジン)
- 2.5Lハイブリッド(直列4気筒「2AR-FXE」型エンジン+「2JM」型モーター+「2FM」型リアモーター)
2.0Lターボ車のトランスミッションは、CVTではなくスーパーインテリジェント6速AT(6 Super ECT)となっています。
「ハリアー」のおすすめグレード
おすすめグレードは、ガソリン車(2WD)の「ELEGANCE」が最もおすすめです。人気売れ筋グレードも同グレードとなっています。
理由は、「アダプティブハイビームシステム[AHS]」や「パノラミックビューモニター」、ハイビームやコーナリングランプなど各種LEDライト、「自動防眩インナーミラー」、「パワーバックドア」、「ナノイー」などが装備できませんが、最廉価グレードとしては比較的装備が充実しています。そのため、最もお手軽に「ハリアー」を所有できるメリットがあるからです。
上記の装備を設定したい場合は、「パノラミックビューモニター」を除き全て標準装備される中間グレード「PREMIUM」もおすすめです。
■「ガソリン」or「ターボ」or「ハイブリッド」
悩ましいのが「ガソリン」なのか「ターボ」なのか「ハイブリッド」なのかという点ですね。
ガソリン車とハイブリッド車の価格差が84万円程度あり、実燃費(e燃費)もガソリン車が11.61km/Lなのに対して、ハイブリッド車が14.49km/Lとそこまでの差はありません。購入時の税金や維持費を考慮してもハイブリッド車の方が安くなる可能性は低いです。
※1年10,000キロ走行、ガソリン代140円、10年使用した場合
「ハリアー」については、燃費性能目的で「ハイブリッド」を選択するメリットはあまりないかもしれません。
走りが最も良いのは、間違いなくターボ車なので、「ターボ」を選択するというのもありだと思います。ちなみに実燃費(e燃費)は11.09km/Lとガソリン車とほぼ同じですが、唯一ハイオク仕様になっているため、維持費は最も高くなります。
「ハリアー」の販売台数状況
「ハリアー」の月間の販売台数は3,500台程度です。
2018年年間販売台数をみると、トヨタ「C-HR」、ホンダ「ヴェゼル」、日産「エクストレイル」に続いて人気のあるSUVとなっています。
RAV4・C-HR・ハリアーの比較
ボディサイズの比較
ボディサイズについて、比較していきます。
・RAV4
全長(mm):4,600(「Adventure」は4,610mm)
全幅(mm):1,855(「Adventure」は1,865mm)
全高(mm):1,685~1,690
ホイールベース(mm):2,690
車両重量(kg):1,500~1,690
最小回転半径(m):5.5~5.7
最低地上高(mm):190~200
・C-HR
全長(mm):4,385(“GR SPORT”は4,390)
全幅(mm):1,795
全高(mm):1,550(4WDは1,565)
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,390~1,470
最小回転半径(m):5.2
最低地上高(mm):140(4WDは155)
・ハリアー
全長(mm):4,725
全幅(mm):1,835
全高(mm):1,690
ホイールベース(mm):2,660
車両重量(kg):1,580~1,810
最小回転半径(m):5.3~5.7
最低地上高(mm):160~190
■「ハリアー」が大きいのは全長だけ
1クラス上のトヨタ「ハリアー」は、3車の中で全長が最も長くなっています。しかし、全幅やホイールベースは「RAV4」の方が大きくなっています。「RAV4」や「ハリアー」の全幅の大きさは、狭い日本の道路では気になる人もいるかもしれませんね。「RAV4」について、個人的には、全長が4,600mmまでに抑えられたのは良かったのですが、全幅はもう少し抑えてほしかったという印象です。
■小回り(最小回転半径)は圧倒的に「C-HR」が有利!
最小回転半径は、一見「RAV4」より「ハリアー」の方が小さく見えますが、「ハリアー」の方が小さいのはガソリン車とハイブリッド車の最廉価グレードのみ(5.3~5.4m)です。その他のグレードはガソリン車とターボ車は5.6m、ハイブリッド車は5.7mとなっていますので、5.7mとなっている「RAV4」の「G “Z package”」と「Adventure」を除けば「RAV4」の方が5.5mと小さくなります。
何れにしても、コンパクトSUVである「C-HR」が最も小回りが良いです。
■最低地上高は「RAV4」が最も余裕がある!
最低地上高は「RAV4」が最も高く、次いで「ハリアー」のガソリン車(190mm)、ハイブリッド車(175mm)、ターボ車(160mm)と続き、「C-HR」は最大でも155mmと低くなっています。
■オフロード性能はダントツで「RAV4」が優秀!
「RAV4」のガソリン車には、走行状況に応じて後輪トルクを左右独立で制御する世界初の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用されています。また、MUD・SAND・SNOWなど路面状況に応じて駆動力やブレーキなどを制御する「マルチテレインセレクト」も採用されており、ハイブリッド車には「TRAILモード」が採用されています。降坂時の車速を一定に保つ「ダウンヒルアシストコントロール」も設定されています。
上記の様な悪路走破性を持っているのは「RAV4」だけで、3車の中で最もオフロード性能が高くなっています。
燃費性能の比較
燃費性能は、JC08モード、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・RAV4
・2.0Lガソリン(「X」) ※2WD
→15.8km/L(WLTCモード)
→12.72km/L(e燃費より)
・2.5Lハイブリッド(「HYBRID X」) ※2WD
→25.2km/L(JC08モード)
→21.4km/L(WLTCモード)
→18.55km/L(e燃費より)
・C-HR
・1.2Lターボ(「G-T」、「S-T」)※2WD、CVT
→16.4km/L(JC08モード)
→13.90km/L(e燃費より)
・1.8Lハイブリッド(「G」、「S」)
→30.4km/L(JC08モード)
→25.8km/L(WLTCモード)
→21.65km/L(e燃費より)
・ハリアー
・2.0Lガソリン(「ELEGANCE」他) ※2WD
→16.0km/L(JC08モード)
→11.32km/L(e燃費より)
・2.0Lターボ(「ELEGANCE」他) ※2WD
→13.0km/L(JC08モード)
→10.84km/L(e燃費より)
・2.5Lハイブリッド(「ELEGANCE」他)
→21.4km/L(JC08モード)
→13.82km/L(e燃費より)
燃費性能を比較すると、「C-HR」のハイブリッド車が最も優秀です。
次いで優秀なのが「RAV4」で、同クラス他車と比較してもトップクラスの燃費性能です。
そのため、燃費性能は「C-HR」>「RAV4」>「ハリアー」となるでしょう。
エンジン性能の比較
エンジン性能について、比較していきます。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・RAV4
・2.0Lガソリン(「Adventure」、「G」、「X」)
→最高出力 126kW〈171PS〉/6,600rpm
→最大トルク 207N・m〈21.1kgf・m〉/4,800rpm
・2.5Lハイブリッド(「HYBRID G」、「HYBRID X」)
エンジン
→最高出力 131kW〈178PS〉/5,700rpm
→最大トルク 221N・m〈22.5kgf・m〉/3,600~5,200rpm
モーター(フロント)
→最高出力 88kW〈120PS〉
→最大トルク 202N・m〈20.6kgf・m〉
モーター(リア)
→最高出力 40kW〈54PS〉
→最大トルク 121N・m〈12.3kgf・m〉
→システム最高出力 163kW〈222PS〉
・C-HR
・1.2Lターボ(「G-T」、「S-T」)
→最高出力 85kW〈116PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉/1,500~4,000rpm
・1.8Lハイブリッド(「G」、「S」)
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
モーター
→最高出力 53kW〈72PS〉
→最大トルク 163N・m〈16.6kgf・m〉
→システム最高出力 90kW〈122PS〉
・ハリアー
・2.0Lガソリン(「ELEGANCE」他)
→最高出力 111kW〈151PS〉/6,100rpm
→最大トルク 193N・m〈19.7kgf・m〉/3,800rpm
・2.0Lターボ(「ELEGANCE」他
→最高出力 170kW〈231PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 350N・m〈35.7kgf・m〉/1,650~4,000rpm
・2.5Lハイブリッド(「ELEGANCE」他)
エンジン
→最高出力 112kW〈152PS〉/5,700rpm
→最大トルク 206N・m〈21.0kgf・m〉/4,400~4,800rpm
モーター(フロント)
→最高出力 105kW〈143PS〉
→最大トルク 270N・m〈27.5kgf・m〉
モーター(リア)
→最高出力 50kW〈68PS〉
→最大トルク 139N・m〈14.2kgf・m〉
→システム最高出力 145kW〈197PS〉
「エンジン性能」を比較すると、圧倒的に「ハリアー」の2.0Lターボ車が優秀です。
次いで優秀なのが、「RAV4」の2.5Lハイブリッド車と「ハリアー」の2.5Lハイブリッド車でしょう。同じ2.5Lハイブリッドでも使用されているエンジンもモーターも全て異なっており、システム最高出力は「RAV4」の方が上です。しかも、「RAV4」の方が100kg程度軽いため、「RAV4」の方が軽やかに加速してくれるでしょう。
ガソリン車では、最高出力が高い「2.0Lダイナミックフォースエンジン」と発進用ギアが追加された「Direct Shift-CVT」が採用されている「RAV4」が最も優秀で、CVTにありがちな発進時や加速時のもっさり感はなく、レスポンスの良い加速感があります。
あくまで参考値ですが、2.0Lターボ車の0-100km/h加速は6秒前後、2.5Lハイブリッド車の0-100km/h加速は7秒前後、その他は概ね10秒前後となっています。
■”走り”と”燃費”を両立したいなら
上記の通り、「ハリアー」のターボ車が最も走りは面白いですが、ハイオクのため維持費は高くなりますし、正直そこまでのパワーは普段使いとしては不要かと個人的には感じます。
”走り”と”燃費”を両立したいなら、「RAV4」または「ハリアー」の2.5Lハイブリッド車が良いですが、車両本体価格が高く、ガソリン車との差額を回収することはできない可能性が高いです。
そのため、車両本体価格も安く、加速性能や燃費性能が比較的優秀な「RAV4」のガソリン車がおすすめです!価格の比較は後半でまとめていますが、「RAV4」のガソリン車は本当にお得です!
居住性(後部座席、ラゲッジスペース)の比較
居住性について、比較していきます。
室内長の比較
トヨタ「RAV4」:1,890mm
トヨタ「C-HR」:1,800mm
トヨタ「ハリアー」:1,965mm
上記の数値のとおり、室内長は「ハリアー」が最も広いでしょう。
室内幅の比較
トヨタ「RAV4」:1,515mm
トヨタ「C-HR」:1,455mm
トヨタ「ハリアー」:1,480mm
上記の数値のとおり、室内幅は「RAV4」が最も広いでしょう。
室内高の比較
トヨタ「RAV4」:1,230mm
トヨタ「C-HR」:1,210mm
トヨタ「ハリアー」:1,220mm
上記の数値のとおり、「RAV4」が僅かに頭上スペースに余裕があります。
ラゲッジスペースの比較
トヨタ「RAV4」:580ℓ
トヨタ「C-HR」:318ℓ
トヨタ「ハリアー」:599ℓ
上記の数値のとおり、「ハリアー」が最も広いでしょう。しかし、「RAV4」との差は僅かです。
車内の広さ比較 まとめ
車内の広さは、「RAV4」と「ハリアー」が優秀です。
「C-HR」は後部座席が狭いという意見も多く、3人以上乗る機会が多い場合は「RAV4」か「ハリアー」の方が快適でしょう。
快適装備の比較
「RAV4」には、「C-HR」や「ハリアー」にはない快適装備として、足でバックドアを開閉できる「ハンズフリーパワーバックドア」がトヨタブランド国内初搭載されています。
※「ハリアー」にも「パワーバックドア」は装備されています。
また、コンソールボックス後ろには充電用USB端子が2つ設置されており、USB端子は前席用と後席用の合計4つ設置されています。
「ハリアー」には、「RAV4」や「C-HR」にはない快適装備として、エンジンスイッチのオン・オフやシートベルトの脱着により、運転席などが自動スライドしスムーズな乗り降りが可能になる「運転席オートスライドアウェイ」が設定されています。
また、「RAV4」、「ハリアー」ともに、「シートベンチレーション」やコンソールボックス後ろに後部座席用のエアコン吹出口が設置されてあります。
快適装備は、上位モデルである「RAV4」や「ハリアー」が多めに設定されています。
安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
RAV4 | C-HR | ハリアー |
- | - | アダプティブハイビームシステム |
- | - | LEDコーナリングランプ |
オートマチックハイビーム | オートマチックハイビーム | オートマチックハイビーム |
レーントレーシングアシスト(車線中央走行支援) | レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付) | レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付) |
プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付) | プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼]検知機能付) | プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼]検知機能付) |
ドライブスタートコントロール | ドライブスタートコントロール | ドライブスタートコントロール |
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ) | インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ) | インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ) |
リヤクロストラフィックオートブレーキ | リヤクロストラフィックオートブレーキ | - |
ブラインドスポットモニター | ブラインドスポットモニター | - |
ロードサインアシスト | - | - |
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) | レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) | レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) |
先行車発進告知機能 | - | - |
自動防眩インナーミラー | 自動防眩インナーミラー | 自動防眩インナーミラー |
電子インナーミラー | - | - |
- | パノラミックビューモニター | パノラミックビューモニター |
まず自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)で比較すると、「RAV4」だけ自転車や夜の歩行者も検知可能なため優秀です。
さらに「RAV4」には、車線逸脱警報機能と車線逸脱抑制機能だけの「レーンディパーチャーアラート」より先進的で、全車速域に対応した車線中央維持機能が行える「レーントレーシングアシスト」が搭載されています。この「レーントレーシングアシスト」により、スバルの「ツーリングアシスト」と同様の機能を有していることになります。
そのため、「RAV4」が最も安全性能は高いでしょう。
「ハリアー」は、対向車の部分的に遮光できる「アダプティブハイビームシステム」や旋回時に歩行者を照らす「LEDコーナリングランプ」など先進ライトが多く装備されている点で優秀です。
「C-HR」は2019年のマイナーチェンジで、「RAV4」にあった「リヤクロストラフィックオートブレーキ」と、「ハリアー」にあった「パノラミックビューモニター」が採用されているため安全性能は強化されていますが、まだ一歩及ばずといった感じです。
価格の比較
価格について、比較します。
RAV4のおすすめグレード&価格
「RAV4」のおすすめグレードは、ガソリン車なら「X」(2WD/5人乗り)で約266万円、ハイブリッド車なら「HYBRID X」(2WD/5人乗り)で約326万円です。
メーカーオプションの「インテリジェントクリアランスソナー」や「リヤクロストラフィックオートブレーキ」やバックカメラ、ディーラーオプションのナビやETC代等を約30万円足すと、「X」は約296万円、「HYBRID X」は約356万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
値引き額は、発売して間もないので13万円程度でした。
C-HRのおすすめグレード&価格
「C-HR」のおすすめグレードは、ガソリン車なら「G-T」(2WD/5人乗り)で約267万円、ハイブリッド車なら「G」(2WD/5人乗り)で約300万円です。
メーカーオプションのリヤクロストラフィックオートブレーキやパノラミックビューモニターなどの安全装備、ディーラーオプションのナビキット、ETC代等を約20万円足すと、「G-T」は約287万円、「G」は約320万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
ハリアーのおすすめグレード&価格
「ハリアー」のおすすめグレードは、ガソリン車の「ELEGANCE」(2WD/5人乗り)で約300万円です。
メーカーオプションの「インテリジェントクリアランスソナー」、ディーラーオプションのナビやETC代等を約20万円足すと、「ELEGANCE」は約320万円となります。
ちなみにハイブリッド車の「ELEGANCE」(2WD/5人乗り、約384万円)だった場合、同様のオプションを装備して約405万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
価格比較 結果
上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。
上記金額を比較すると、「C-HR」の1.2Lターボ車と「RAV4」のガソリン車はほとんど金額差がなく、「C-HR」のハイブリッド車より「RAV4」のガソリン車の方が安いという結果になりました。
ハイブリッド車は諸費用が減税となりますので、購入時の税金の安さと維持費を考慮すれば、「C-HR」のハイブリッド車が最も安くなるのは間違いありません。
しかし、年間走行距離1万km程度で10年間使用した場合、「C-HR」のハイブリッド車と「RAV4」のガソリン車との差額は30万円程度になります。年間走行距離がもっと少なければ、金額差はさらに少なくなります。
※「RAV4」の実燃費12.0km/L、「C-HR」の実燃費20.0km/L、ガソリン代140円で計算した場合
オフロード性能・加速性能・車内の広さ・安全性能は「RAV4」の方が圧倒的に優秀なため、価格と性能を考えれば「RAV4」のガソリン車が最もお買い得ではないでしょうか。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
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中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
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ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
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まとめ
今回は、トヨタのSUV「RAV4」・「C-HR」・「ハリアー」を徹底比較いたしました。
前述の通り、「RAV4」はオフロード性能・燃費性能・加速性能・車内の広さ・安全性能と全体的に優秀で、価格と性能を考えれば「RAV4」が最もおすすめなSUVだと考えます。
もちろん、小回りの良さや燃費性能を重視すれば「C-HR」が魅力的ですし、質感や走りを重視すれば「ハリアー」が魅力的です。
上記の通り、車を購入する優先順位やこだわりによって、どの車が良いかは変わってきます。
あなたが最も欲しいと思った車を購入する様にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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