こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2019年6月10日に発表されたスバル「フォレスター」のマイナーチェンジ(B型改良モデル)による変更点をまとめてみました。
また、2.5Lガソリン車「X-BREAK」とe-BOXER搭載車「Advance」を共にがっつり試乗した上で、両車の違いやおすすめグレードも徹底検証してみました。
スバル「フォレスター」マイナーチェンジ2019による変更点
2019年6月10日に発表されたスバル「フォレスター」のマイナーチェンジ(B型改良モデル)による変更点は、以下のとおりです。
- 後席への荷物の置き忘れをブザー・画面表示でお知らせする「リヤシートリマインダー」を新たに採用
- 「Advance」のみの装備だった「LEDライセンスランプ」を全車標準装備に変更
- ボディカラーに新色「マグネタイトグレー・メタリック」を採用
昨年(2018年)発売されたばかりの新型車ということもあり、かなり小改良となっています。最大の変更点は、「リヤシートリマインダー」を採用(全車標準装備)したことでしょう。
「リヤシートリマインダー」の仕組みは、後席のドアの開閉により人の乗車や荷物を積載したとシステムが判断、走行後エンジンを切ると警告音とインフォメーションディスプレイに警告表示されるというものです。この機能により、荷物や小さいお子さんの車内置き去り防止に役立つとのこと。実際に人の乗車や荷物の積載をカメラなどで判断しているわけではないので、誤警告になることもありそうですね。
「リヤシートリマインダー」は、トヨタ「シエンタ」が2018年9月のマイナーチェンジで日本初採用していますので、トヨタに続いてスバルも採用したということになります。
新色「マグネタイトグレー・メタリック」については、スバル「レヴォーグ」及びスバル「WRX S4/STI」も同様に2019年の改良にて採用されたボディカラーです。有料色ではありません。
※上の写真は新色「マグネタイトグレー・メタリック」の「フォレスター」
今回の改良による価格の変更はありません。
発売は2019年7月18日(木)からです。発売及びJNCAP衝突安全性能評価大賞受賞記念にともない2019年6月8~16日の期間中に店頭でデビューフェアが行われるとのことです。
【フォレスター試乗記】2.5Lガソリン車とe-BOXER搭載車の違い
「フォレスター」のグレード別販売構成比では、e-BOXER搭載車「Advance」が最も高く、全体の約半数を占めている人気グレードとなっている様です。
そこで、2.5Lガソリン車「X-BREAK」とe-BOXER搭載車「Advance」を全く同じ道でどれくらい走りの違いがあるか、試乗にて試してみました!
結論から言うと、2.5Lガソリン車とe-BOXER搭載車の最大の違いは「走り」です。
モーターによるアシストがあるとはいえ、間違いなく2.5Lガソリン車の方が走りは面白いです。
発進時の加速性能はホンダ「CR-V」の1.5L VTEC TURBOエンジンに負けているかもしれませんが、伸びのある加速は同等だと感じました。時速100km以上となると「フォレスター」の2.5Lガソリン車の方が上かもしれません。
e-BOXER搭載車は2.5Lガソリン車と比べて100kg以上重くなっているため、正直走りも重く感じ、面白いという感覚は感じられませんでした。「スポーツモード(S)」にすることで、回転数が上がり加速性能は向上しますが、それでも2.5Lガソリン車には及びません。
また、走行時の静粛性はあまり差がない様に感じましたが、停車する直前にe-BOXER搭載車はエンジンを停止させモーターだけで走行するため、2.5Lガソリン車より静かです。発進時も緩くアクセルを踏み込めばモーター走行できるため同様に静かですが、モーター走行は数秒程度しかできず短かめです。
上記のため、あまりモーターによるアシストを期待しているとがっかりするかもしれません。
e-BOXER搭載車の加速性能は、日産「エクストレイル」やミニバンの2.0Lガソリン車に近い印象でした。
その他、エクステリアやインテリアの違いはメッキ加飾やシルバー加飾、ステッチ程度で大きな違いはありません。装備の最大の違いは、「フォレスター」から装備された先進装備「ドライバーモニタリングシステム」はe-BOXER搭載車「Advance」でないと設定できないことでしょう。
燃費性能は、2.5Lガソリン車の実燃費が10.5km/L前後、e-BOXER搭載車の実燃費が12.0km/L前後で、あまり燃費性能差はありません。ディーラーさんも言っていましたが、高速道路などではむしろ2.5Lガソリン車の方が燃費性能は良くなります。車両本体価格もあまり差はないため、維持費も含めて金額差はほとんどないでしょう。
走りで選ぶなら2.5Lガソリン車、燃費性能で選ぶならe-BOXER搭載車、と言いたいところですが、燃費性能差はあまりないため、個人的には2.5Lガソリン車の方がおすすめです。
最新!「フォレスター」で最もお得な、おすすめグレードは!?
「フォレスター」のおすすめグレードは、2.5Lガソリン車の「Touring」です。
「Touring」は最廉価グレードながら、装備は充実しており、「Premium」に装備されるLEDフロントフォグランプやアルミパッド付スポーツペダルなどはないものの、「キーレスアクセス」や「アイサイトセイフティプラス」を「Touring」にオプション装備させた方が「Premium」より5万円程度安く購入することができます。
上記より、少しでも安く購入したい場合は「Touring」が最もおすすめです。
ただ、街乗りが多く、先進装備「ドライバーモニタリングシステム」が絶対欲しいということであれば「Advance」という選択肢もありだと思います。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
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- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、スバル「フォレスター」のマイナーチェンジ(B型改良モデル)による変更点、おすすめグレードをご紹介しました。
昨今、ライバル車の安全性能も向上しており、スバル「EyeSight」がダントツで安全性能が高いという状況ではなくなったものの、依然トップクラスの安全性能を誇ります。
そんな「フォレスター」は、以下のメリットがあると筆者は考えます。
- 視界が広く、運転しやすい
- 車内が広いため、ファミリー向け
- 安全性能はトップクラス
- 全車速域で作動する車線中央維持+ACCの「ツーリングアシスト」があり、長距離運転時に楽
- 悪路走破性が高い
個人的には、特に1と2が地味ではありますが素晴らしいと感じています。
SUVを検討されている方は、トヨタ「RAV4」も素晴らしいですが、これを機に「フォレスター」も検討してみては如何でしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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